JPH10334296A - 自動車管理システム - Google Patents

自動車管理システム

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JPH10334296A
JPH10334296A JP14686297A JP14686297A JPH10334296A JP H10334296 A JPH10334296 A JP H10334296A JP 14686297 A JP14686297 A JP 14686297A JP 14686297 A JP14686297 A JP 14686297A JP H10334296 A JPH10334296 A JP H10334296A
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JP
Japan
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data
card
vehicle
management system
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JP14686297A
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English (en)
Inventor
Yasuo Miyazawa
保夫 宮澤
Junichi Tanaka
純一 田中
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ORUBISU KK
Original Assignee
ORUBISU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カードの不正使用を防止でき、カードを繰り
返し利用することもでき、パーキングシステムの場合路
上装置を一掃することもできる自動車管理システムを提
供すること。 【解決手段】 読み書き可能なカード11に前払いの駐
車料金データおよび登録データを書き込み、車内装置2
0でカード11の料金データ(残料金)を書き換えるよ
うにするとともに、カード11のデータを車内装置20
から携帯型の車外装置30に電波で送って車外装置30
で表示することができるようにし、さらに車外装置30
から登録データを管理センタ装置40に電波で送って照
合することができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の有料駐車
や、有料道路における課金などを管理する自動車管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車が路上に有料駐車する場合、我が
国においてはパーキングメータが課金および管理のため
に使用されているが、東南アジアの一国においては、パ
ーキングチケットのような方式が採用されている。すな
わち、運転者は事前に大型の紙製のチケットを購入し、
駐車する際は、このチケットに駐車開始の時刻を表示し
た上で、チケットを車のフロントガラス部分に提示して
駐車する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このような
パーキングチケット方式では、使用後、大型の紙製のチ
ケットは不要で捨てられることになるので、紙資源の無
駄となる。さらに、チケットが路上に捨てられたりする
と、町の美観にも影響を与える。さらに、紙製のチケッ
トでは偽造や改ざんが容易で不正使用の原因になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、前払いした料金のデータおよび照合用デ
ータが書き込まれており、データの読み書きが可能なカ
ードと、このカードのデータを読み取って表示部に表示
するとともに、利用状態に応じて前記カ−ドの料金デー
タ(残料金)を書換え、かつ電波で読み取りデータを送
出可能な車内装置と、受信した照合用データを記憶デー
タと照合して、その結果を電波で送出する管理センタ装
置と、前記車内装置からのデータを受信して表示部に表
示することができるとともに、受信した照合用データを
電波で前記管理センタ装置に向けて送出することがで
き、さらに管理センタ装置からの照合結果を受信して表
示部に表示できる車外装置とを具備することを特徴とす
る自動車管理システムとする。
【0005】このような自動車管理システムにおいて、
カードは磁気的手段でデータの読み書きが可能であるよ
うにすることができる。或いは、電気的手段でデータの
読み書きが可能であるようにすることができる。更に
は、電波を使用して非接触でデータの読み書きが可能で
あるようにすることができる。また、カードが電源を必
要する場合、車内装置から接触方式あるいは非接触方式
でカードに電力を供給するようにすることができる。
【0006】また、カードに書き込まれる照合用データ
は登録データとすることができる。この場合、管理セン
タ装置は、受信した登録データと記憶している登録デー
タとを照合する。
【0007】また、車外装置は車内装置をアクセス可能
であり、車内装置は車外装置からアクセスがあったとき
に読み取りデータを電波で送出するようにすると好まし
い。
【0008】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる自動車管理システムの実施の形態を詳細に説明す
る。図1は本発明の自動車管理システムの実施の形態を
示すブロック図で、本発明の自動車管理システムをパー
キングシステムに応用した場合である。この図のよう
に、このパーキングシステムは、カード11と、車内装
置20と、車外装置30と、管理センタ装置40とによ
り構成される。
【0009】カード11は、名刺サイズの長方形のプラ
スチック薄板からなり、表面あるいは裏面の一部には磁
気テープが貼着され、データを磁気的に読み書きするこ
とができる。このカード11には、前払いした駐車料金
のデータおよび照合用データが書き込まれる。照合用デ
ータとしては、ここでは登録データが書き込まれる。登
録データは、駐車のための登録時に所轄官庁などに登録
したデータであり、より具体的には登録番号のみ、ある
いは登録番号とその他必要なデータから構成される。
【0010】車内装置20は、カード読み書き装置21
と、表示部22と、CPU(中央処理装置)23と、送
受信部24と、アンテナ25とで構成され、CPU23
の制御の下、カード読み書き装置21で前記カード11
のデータを読み取って表示部22に表示することができ
る。また、カード11がこの車内装置20に挿入される
と、CPU23のタイマが駐車時間の計時を開始して、
駐車時間を表示部22に表示できるとともに、駐車時間
に対応した駐車料金をCPU23が算出し、この料金を
カード11の料金データから減算して、カード11の料
金データ(残料金)をカード読み書き装置21で書き換
えることができる。さらに、車外装置30からアクセス
があると、前記カード11から読み取ったデータおよび
駐車時間データを送受信部24およびアンテナ25によ
って電波で送出することができる。
【0011】図2は、車内装置20の構造的外観を示
す。この車内装置20は、高さH=12cm、幅W=
7.5cm、奥行きD=3cm程度の小型の直方体箱状
に形成され、前面の上部には、LEDで構成される表示
部22が設けられ、側面の下部にはカード挿入口26が
形成される。CPU23などの電子回路は、直方体箱状
のケース27内に収容される。この車内装置20は、自
動車の車内に運転の邪魔にならないように設置される。
【0012】図1に示すように、車外装置30は、第1
アンテナ31と、第1送受信部32と、CPU33と、
キー入力部34と、表示部35と、第2送受信部36
と、第2アンテナ37とにより構成されており、キー入
力部34のアクセスキーを押すと、車内装置20をアク
セスするための電波をCPU33の制御の下、第1送受
信部32および第1アンテナ31により送出することが
できる。また、このアクセスにより車内装置20から送
出された電波(カード11の読み取りデータおよび駐車
時間データ)を第1アンテナ31で受信すると、該デー
タを第1送受信部32およびCPU33を経て表示部3
5に表示することができる。また、キー入力部34の照
会キーを押すと、車内装置20から得られた読み取りデ
ータのうち登録データを第2送受信部36および第2ア
ンテナ37により照会のために電波で管理センタ装置4
0に向けて送出することができる。そして、このデータ
の照会に対する応答データ(電波)が第2アンテナ37
で受信されると、そのデータを第2送受信部36および
CPU33を介して表示部35に表示することができ
る。
【0013】図3は、車外装置30の構造的外観を示
す。この車外装置30は、頭部301の幅W1=8c
m、頭部301 の長さL1=7cm、胴部302 の長さ
L2=13cm、胴部302 の幅W2=6cm、厚さT
=5cm程度の小型T形板状に携帯型として作られてい
る。そして、胴部302 の上面にはキー入力部34が設
けられ、頭部301 の上面には表示部35が設けられて
おり、頭部301 の先端部側面には、第1、第2アンテ
ナ31,37が1本のアンテナとして折り畳み自在に取
り付けられている。CPU33などの電子回路はT形ケ
ース38内に収容されている。このような車外装置30
は、監視地域を巡回する監視員が携帯する。
【0014】図1に示す管理センタ装置40は各所の設
けた管理センタ内に設置されるもので、登録データを記
憶する記憶装置41と、CPU42と、送受信部43
と、アンテナ44とで構成され、車外装置30から登録
データの照会があると、その電波をアンテナ44で受信
してCPU42で登録データを記憶装置41に記憶され
た登録データと照合し、照合結果を送受信部43および
アンテナ44により応答データとして電波で車外装置3
0に送出する。
【0015】このように構成されたパーキングシステム
の使用法について説明する。運転者は、事前に、前払い
の駐車料金データと登録データが書き込まれたカード1
1を用意しておく。そして、駐車するときは、前記カー
ド11を車内装置20のカード挿入口26に挿入する。
すると、カード11に書き込まれている料金データと登
録データが車内装置20のカード読み書き装置21で読
み取られて、表示部22に表示される。同時に、車内装
置20のCPU23は駐車時間の計時を開始し、駐車時
間に対応する駐車料金を算出し、その駐車料金をカード
11の料金データから減算してカード11の料金データ
(残料金)を書き換える。カード11の残料金が書き換
えられると、その書き換えられた残料金が表示部22に
表示される。表示部22には、残料金の外、駐車時間も
表示される。
【0016】車外装置30は巡回監視員が携帯してい
る。監視員は、駐車している自動車のカードの残料金な
どをチェックした方がよいと認めたときなどに、車外装
置30のキー入力部34のアクセスキーを操作する。す
ると、車外装置30からアクセス電波が自動車の車内装
置20に送られ、車内装置20はカードの残料金データ
や登録データさらには駐車時間データを車外装置30に
電波で送り返してくる。この送り返された残料金データ
や登録データならびに駐車時間データは車外装置30の
表示部35に表示され、この表示から監視員は残料金の
充足、不足などを確認できる。
【0017】この確認から、監視員がカードの不正使用
などを管理センタに照会した方がよいと判断したとき
は、監視員は、車外装置30のキー入力部34の照会キ
ーを操作する。すると、登録データが車外装置30から
管理センタ装置40に電波で送られる。管理センタ装置
40は、受信した登録データを、記憶装置41に記憶し
ている登録データと照合し、照合結果を電波で車外装置
30に送り返す。送り返された照合結果は、車外装置3
0の表示部35に表示され、この表示から監視員はカー
ドが不正使用か、正しいものであるかを確認することが
できる。
【0018】そして、このようなパーキングシステムに
よれば、磁気的にデータを読み書きできるカード自体も
紙製のチケットなどに比較して偽造、改ざんの不正使用
が困難であるし、もし、偽造や改ざんが行われたとして
も、カードのデータを車外装置30で確認することと、
更には登録データを管理センタ装置40で照合すること
により不正使用を初期段階で発見することができ、料金
徴収不能の被害を軽微なものに抑えることができる。ま
た、カードの残料金が零になったときは、再び料金を支
払ってカードの料金データを書き換えてもれえば、カー
ド自体は同一のカードを使用できるので、資源の有効利
用を図ることができ、かつカードが路上に捨てられるこ
ともないので、町の美観を損なうこともなくなる。さら
に、課金装置(車内装置20)を自動車の車内に設置す
ることにより、パーキングメータのような路上装置は一
掃できるので、システム導入時の費用を安くすることが
できるとともに、保守点検も容易になり、町の美観も向
上する。
【0019】なお、このようなパーキングシステムにお
いて、車内装置20と車外装置30間の通信に使用され
る電波は微弱なものとして、2〜3m程度の距離しか届
かないようにすることにより、縦列駐車している他の自
動車の車内装置20に影響を与えることなく、目的の自
動車の車内装置20と車外装置30間でデータの授受を
行うことができる。また、車内装置20から電波として
送出されるデータは、カードからの読み取りデータのみ
とし、駐車時間データは省略することもできる。また、
上記の例では、磁気的手段でデータの読み書きが可能な
カードを使用したが、このカードとして、電気的手段で
データの読み書きが行われるICカードやマイコンカー
ドなどを使用することもできる。その場合、カードには
電源が必要であるが、電源用の電力の供給には車内装置
20から接触方式や非接触方式で供給することができ
る。ここで、接触方式は、車内装置20とカードに接点
を設けて、該接点の接触により電力を供給する通常の方
式である。非接触方式としては、微弱な電波を使用し
て、カード側のコイルに電圧を発生させる方式などを使
用することができる。また、カードは、微弱な電波を使
用してデータの読み書きを行うようにすることもでき
る。
【0020】また、上記の実施の形態は、本発明の自動
車管理システムをパーキングシステムに応用した場合で
あるが、本発明の自動車管理システムは、有料道路にお
ける課金などに対しても応用可能である。その場合、車
外装置を料金徴収所に設置し、自動車が料金徴収所を通
過する時、車外装置から車内装置をアクセスして、該車
内装置でカードの残料金を書き換えるようにするとよ
い。このアクセスにより車内装置から車外装置にデータ
が電波で送られて、データを車外装置で確認できること
はパーキングシステムと同様である。
【0021】さらに、本発明の自動車管理システムは、
有料路上駐車の外、遊園地やスーパーマーケット、デパ
ート等の有料駐車場における管理システムとしても利用
できる。さらに、本発明の自動車管理システムは、駐車
場の外、同様の管理を要する場合に制限なく広く利用す
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の自動車管理システ
ムによれば、カード自体も紙製のチケットなどに比較し
て偽造、改ざんの不正使用が困難であるし、もし、偽造
や改ざんが行われたとしても、車外装置によるカードデ
ータの確認、さらには管理センタ装置でのデータの照合
により不正使用を初期段階で発見することができ、被害
を軽微なものとすることができる。さらにカードの繰り
返し利用が可能であるから、資源の有効利用を図ること
ができ、かつカードが路上に捨てられることもないの
で、町の美観を損なうこともなくなる。さらに、課金装
置を自動車の車内に設置することにより、パーキングメ
ータのような路上装置を一掃できるので、システム導入
時の費用を安くすることができるとともに、保守点検も
容易になり、町の美観も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車管理システムの実施の形態
を示すブロック図。
【図2】図1の実施の形態で使用される車内装置の外観
を示す斜視図。
【図3】図1の実施の形態で使用される車外装置の外観
を示す斜視図。
【符号の説明】
11 カード 20 車内装置 30 車外装置 40 管理センタ装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前払いした料金のデータおよび照合用デ
    ータが書き込まれており、データの読み書きが可能なカ
    ードと、 前記カードのデータを読み取って表示部に表示するとと
    もに、利用状態に応じて前記カ−ドの料金データ(残料
    金)を書換え、かつ電波で読み取りデータを送出可能な
    車内装置と、 受信した照合用データを記憶データと照合して、その結
    果を電波で送出する管理センタ装置と、 前記車内装置からのデータを受信して表示部に表示する
    ことができるとともに、受信した照合用データを電波で
    前記管理センタ装置に向けて送出することができ、さら
    に管理センタ装置からの照合結果を受信して表示部に表
    示できる車外装置とを具備することを特徴とする自動車
    管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動車管理システムにお
    いて、カードは磁気的手段でデータの読み書きが可能で
    あることを特徴とする自動車管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動車管理システムにお
    いて、カードは電気的手段でデータの読み書きが可能で
    あることを特徴とする自動車管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動車管理システムにお
    いて、カードは電波を使用して非接触でデータの読み書
    きが可能であることを特徴とする自動車管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の自動車管理システムにお
    いて、カードが電源を必要する場合、車内装置から接触
    方式あるいは非接触方式でカードに電力が供給されるこ
    とを特徴とする自動車管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の自
    動車管理システムにおいて、カードに書き込まれる照合
    用データは登録データであることを特徴とする自動車管
    理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の自動車管理システムにお
    いて、管理センタ装置は、受信した登録データと記憶し
    ている登録データとを照合することを特徴する自動車管
    理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の自
    動車管理システムにおいて、車外装置は車内装置をアク
    セス可能であり、車内装置は車外装置からアクセスがあ
    ったときに読み取りデータを電波で送出することを特徴
    とする自動車管理システム。
JP14686297A 1997-06-04 1997-06-04 自動車管理システム Pending JPH10334296A (ja)

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JP14686297A JPH10334296A (ja) 1997-06-04 1997-06-04 自動車管理システム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2806818A1 (fr) * 2000-03-27 2001-09-28 Epark Procede pour acquitter et attribuer les taxes de stationnement en voirie et dispositif embarque permettant de mettre en oeuvre le procede
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FR2835340A1 (fr) * 2002-01-31 2003-08-01 Funes Olivier De Horodateur individuel

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