JPH1033279A - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JPH1033279A
JPH1033279A JP8214248A JP21424896A JPH1033279A JP H1033279 A JPH1033279 A JP H1033279A JP 8214248 A JP8214248 A JP 8214248A JP 21424896 A JP21424896 A JP 21424896A JP H1033279 A JPH1033279 A JP H1033279A
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JP
Japan
Prior art keywords
drawer
opening
case
main body
storage
Prior art date
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Pending
Application number
JP8214248A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Shimada
日出夫 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIMADA SUTETSUDO KK
Original Assignee
SHIMADA SUTETSUDO KK
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Publication date
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Publication of JPH1033279A publication Critical patent/JPH1033279A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースの専有空間を節約し、多種類の物を効
率良く収納する収納ケースを提供する。 【解決手段】 筒状のケース本体に開口を上下方向に複
数段設け、所要の開口に引出しを設けた収納ケースにお
いて、該開口から奥方向に延ばして引出ガイドを設け、
該引出ガイドに挿脱可能に引出しを載置し、隣接する引
出しの高さはフィボナッチ級数的に下方が順次大きくな
るように変えたことを特徴とする収納ケース。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多種類の物を収納
する収納ケースに関し、より詳細には、家庭や、オフィ
スや、工場等において小物から大きいものまで多種類の
物を効率良く収納する収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多種類の小物を収容するため
の多数の大小の小引出しが複数列に並べて差し込まれる
ようになっている樹脂製又はスチール製のユニットケー
スや小物箪笥等の収納ケースが使用されている。この収
納ケースは多種類の物品を分別して引出しに収納し、こ
れを取り出す際には、それが収納されている引出しを個
々に抜き出して取り出すようにしている。ここで、必要
な物を取り出す場合、それが収容されている引出しを抜
き出して個々に内容を確認しながら取り出す。一度に多
種類の物を必要とする場合でも、その種類に応じて引出
しを抜き出して個々に内容を確認しながら物を取り出
す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記引出し
は、大小はあるが、ほとんどが略同一の高さで形成され
ているので、小物を不必要な高さの引出しに収容するこ
とがあり、空間が無駄であるとともに、多数の引出しを
抜き出しておくとすると広い空間を必要とした。逆に、
引出しの高さが小さくて大きな物品が収納できず、他の
収納ケースを必要とする等の無駄があった。
【0004】そこで、本発明者はこのような問題に鑑
み、種々収納ケースについて研究し、多種類の寸法の引
出しを設けることにより、収納ケースの専有空間を小さ
くすると共に、見栄えを良くすることができることを究
明した。
【0005】本発明は、上述した問題に対処して創案し
たものであって、その目的とする処は、ケースの専有空
間を節約し、多種類の物を効率良く収納する収納ケース
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして、上記目的を達成
するための手段としての本発明の請求項1の収納ケース
は、筒状のケース本体に開口を上下方向に複数段設け、
所要の開口に引出しを設けた収納ケースにおいて、該開
口から奥方向に延ばして引出ガイドを設け、該引出ガイ
ドに挿脱可能に引出しを載置し、隣接する引出しの高さ
はフィボナッチ級数的に下方が順次大きくなるように変
えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2の収納ケースは、前記ケー
ス本体の最上部が上面開放の収納容器であり、その下方
に少なくとも四段の引出しの高さはフィボナッチ級数的
に下方が大きくなるように変えている。また、請求項3
の収納ケースは、前記引出しを挿脱方向が複数方向にな
るように前記開口を位置させている。また、請求項4の
収納ケースは、前記引出しの挿脱方向を前記ケース本体
の上下方向に軸線に沿ってラセン状に変えて位置させて
いる。また、請求項5の収納ケースは、前記ケース本体
下部にキャスターを設けている。
【0008】
【発明の効果】本発明の請求項1の収納箱は、筒状のケ
ース本体に開口を上下方向に複数段設け、所要の開口に
引出しを設けた収納ケースにおいて、該開口から奥方向
に延ばして引出ガイドを設け、該引出ガイドに挿脱可能
に引出しを載置し、隣接する引出しの高さはフィボナッ
チ級数的に下方が順次大きくなるように変えたので、ケ
ースの専有空間を節約し、多種類の物を効率良く収納す
ることができる。
【0009】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の収納ケースにおいて、前記ケース本体の最上部が上面
開放の収納容器であり、その下方に少なくとも四段の引
出しの高さはフィボナッチ級数的に下方が大きくなるよ
うに変えているので、さらに、見栄えがよく、収納ケー
スを安定して置くことができる。また、請求項3の発明
によれば、前記引出しを挿脱方向が複数方向になるよう
に前記開口を位置させているので、他の引出しに遮られ
ることなく、引出しを出したまま中の収納物品を確認で
きる。また、請求項4の発明によれば、前記引出しの挿
脱方向を前記ケース本体の上下方向に軸線に沿ってラセ
ン状に位置させているので、一層出しを出したまま中の
収納物品を確認が容易にできる。また、請求項5の発明
によれば、前記ケース本体下部にキャスターを設けてい
るので、運搬が容易にでき、使いやすくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明を具体化した実施の形態について説明する。ここに、
図1〜図5は本発明の一実施形態を示し、図1は本発明
に係る収納ケースの斜視図、図2は収納ケースの縦断面
図、図3はケース本体の分解斜視図、図4は引出ガイド
の斜視図、図5は引出しの斜視図である。
【0011】本実施形態の収納ケースは、四角筒状のケ
ース本体1に、上から順次、第一開口2a,第二開口2
b,第三開口2c,第四開口2dを設けて複数段に形成
し、各開口にそれぞれ引出ガイド3a,3b,3c,3
dを設け、各開口2a,2b,2c,2dに第一引出し
4,第二引出し5,第三引出し6,第四引出し7をそれ
ぞれ挿脱可能に載置して構成している。ケース本体1
は、その最上段には天井板9を上端からやや下方に設け
てその上方に頂部収容部8を形成し、最下端の引出しガ
イド3dを底板とし、全体を箱状の四角筒容器に形成
し、底板3dの下面の四隅にそれぞれキャスター10を
設け、楽に移動ができるようにしている。そして、各引
出しの高さは、フィボナッチ級数的に下方が大きくなる
ように変えている。
【0012】ケース本体1は、木材の板を組んで、第一
面1a,第二面1b,第三面1c,第四面1dからなる
四角筒に形成し、各面には、それぞれ第一開口2a,第
二開口2b,第三開口2c,第四開口2dを設けてい
る。図3に示すように、第一面1aは、板材11aと板
材12aで形成し、これらの板材11a,12a間に第
一開口2aを設けている。第二面1bは、板材11bと
板材12bで形成し、これらの板材11b,12b間に
第二開口2bを設けている。同様にして、第三面2c
は、板材11cと板材12cで形成し、これらの板材1
1c,12c間に第三開口2cを設けている。第四面1
dは、板材11dで形成し、この板材11dの下に第四
開口2dを形成している。各開口は、第一面から第四面
にそれぞれ設けることにより、隣接する面で向きを順次
変え、ラセン状に位置させるように変えている。そし
て、各開口2a,2b,2c,2dで段を形成し、各段
は引出ガイド3a,3b,3cと天井板9で区画してい
る。板を組んで固着してケース本体1を形成することに
より強固に固着している。
【0013】引出ガイド3aは、図4に示すように、矩
形の木製の板からなり、ケース本体1の第一面1a,第
二面1b,第三面1c,第四面1dからなる四角筒内を
横断して第一開口2aの下部に嵌められ、固着され、第
一引出し4を支持するようになっている。同様にして、
引出ガイド3b,3c,3dは、各開口の下部に固着さ
れ、第二引出し6、第三引出し7、第四引出し8をそれ
ぞれ支持する。
【0014】第一引出し4は、第一開口2aに装着した
とき、ケース本体1内に嵌合するように前面板21は、
ほぼ第一開口2aの大きさに形成されている。また、こ
の奥行方向の外形寸法は、第二面1bの内側寸法と略等
しくされ、第一開口2aに挿入して装着したとき、外へ
出っ張らないように形成されている。図5に示すよう
に、第一引出し4は、前面板21と、この板の左右端部
から前後に延びた側板22と、側板22,22の端部を
固着する奥板23と底板24とから箱状に形成され、前
面板21に引出しを引っ張るときに、手の先を引っ掛け
る凹溝25を設けている。第二引出し5、第三引出し
6、第四引出し7も高さ寸法をほぼフィボナッチ級数的
に大きくして、第一引出し4と同様の構造に形成してい
る。例えば、収納ケースの外側を300×300mm,
高さ1200mmとし、それぞれ内寸法で、幅×奥行き
×高さmmで、第一引出し4は260×270×80、
第二引出し5は260×270×180、第三引出し6
は260×270×280、第四引出し7は260×2
70×480とする。
【0015】ケース本体1の頂部には、頂部収容部8を
設け、複数の横板26,26と縦板27,27とで、碁
盤目状に形成している。このように露出させて小仕切り
の収容部を設けることにより、それだけ多種類の小物を
収容することができ、便利である。
【0016】上述のように本実施形態の収納ケースは、
引出しの高さをフィボナッチ級数[Fibonacci数列(Fibo
nacci sequence)]的に下方が大きくなるように形成して
いるから、空間を有効に利用することができ、空間を無
駄にすることが少ない。また、引出しの向き隣接する面
で変え、全体でラセン状にしているので、見栄えを良く
することができる。
【0017】上述のように形成した収納ケースを使用す
る場合、上方から下方へ順次小物から大物と寸法変えて
引出しに収納する。そして、収納ケース物品を探して使
う場合には、引出しを引いて、その収納物品が求めてい
る物かどうか確認して、求めているものを捜し出して使
用する。複数の物品を使用する場合には、引出しをあけ
たままで、どの中の物品が本当に必要とする物かどうか
見て確認しながら探すことができる。
【0018】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものでなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で
変形実施できるものを含む。因みに、上述においては、
ケース本体を四角筒状に形成した例で説明したが、三角
形でも良いし、五、六、七、八等の他の多角形であって
もよく、さらに円筒状に形成してもよい。また、木製で
形成しているが、材質はプラスチックでもよいし、金属
でもよい。開口、引出しの挿脱方向を順次異なる方向へ
ずらしているが、同一面に開口を設けてもよい。この場
合は、引き出す方向のみに空間を置けばよいから、ラセ
ン状に引出しを設ける場合に比べてスペースが少ない場
所に設置できる。また、引出ガイドを板材で、ケース本
体内の全面を覆うように形成しているが、引出しの左右
の側部のみを支持するように、棒状に形成してもよい。
このように形成すると、重量を軽くでき、摩擦を減らす
ことが容易となる。また、キャスターを設けて、容易に
移動させることができるようにしているが、キャスター
なしで静置形式としてもよい。また、ケース本体の上部
に頂部収容部を碁盤目状に形成しているが、他の形状で
あってもよし、頂部収容部を無くして天井板のままであ
ってもよい。要は、安定性、使い勝手の良さから 引出
しの寸法を上からフィボナッチ級数的に下方が大きくな
るように形成すること、すなわち、引出しの高さ寸法を
上方の引出しから下方の引出しにかけて、順次、大きく
なるように形成することが肝要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る収納ケースの斜視図である。
【図2】 図1のAーA線に沿う縦断面図である。
【図3】 ケース本体の分解斜視図である。
【図4】 引出ガイドの斜視図である。
【図5】 引出しの斜視図である。
【符号の説明】
1・・・ケース本体、2a・・・第一開口,2b・・・
第二開口、2c・・・第三開口、2d・・・第四開口、
3a,3b,3c,3d・・・引出ガイド、4・・・第
一引出し、5・・・第二引出し、6・・・第三引出し、
7・・・第四引出し、8・・・頂部収容部、9・・・天
井板、10・・・キャスター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のケース本体に開口を上下方向に複
    数段設け、所要の開口に引出しを設けた収納ケースにお
    いて、該開口から奥方向に延ばして引出ガイドを設け、
    該引出ガイドに挿脱可能に引出しを載置し、隣接する引
    出しの高さはフィボナッチ級数的に下方が順次大きくな
    るように変えたことを特徴とする収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記ケース本体の最上部が上面開放の収
    納容器であり、その下方に少なくとも四段の引出しの高
    さはフィボナッチ級数的に下方が大きくなるように変え
    ている請求項1の収納ケース。
  3. 【請求項3】 前記引出しを挿脱方向が複数方向になる
    ように前記開口を位置させている請求項1または2に記
    載の収納ケース。
  4. 【請求項4】 前記引出しの挿脱方向を前記ケース本体
    の上下方向に軸線に沿ってラセン状に変えて位置させて
    いる請求項1〜3いずれかに記載の収納ケース。
  5. 【請求項5】 前記ケース本体下部にキャスターを設け
    ている請求項1〜4のいずれかに記載の収納ケース。
JP8214248A 1996-07-24 1996-07-24 収納ケース Pending JPH1033279A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103815674A (zh) * 2014-01-26 2014-05-28 平湖市陈达仓储办公设备有限公司 抽屉式工具柜
EP2815679A1 (de) * 2013-06-21 2014-12-24 RWK Einbauküchen R. & W. Kuhlmann GmbH Schrankmöbel

Cited By (3)

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EP2815679A1 (de) * 2013-06-21 2014-12-24 RWK Einbauküchen R. & W. Kuhlmann GmbH Schrankmöbel
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