JP2593683Y2 - 多段式整理棚 - Google Patents

多段式整理棚

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JP2593683Y2
JP2593683Y2 JP1993052454U JP5245493U JP2593683Y2 JP 2593683 Y2 JP2593683 Y2 JP 2593683Y2 JP 1993052454 U JP1993052454 U JP 1993052454U JP 5245493 U JP5245493 U JP 5245493U JP 2593683 Y2 JP2593683 Y2 JP 2593683Y2
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storage box
stage
accessory storage
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JP1993052454U
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JPH0720871U (ja
Inventor
昭太郎 大牧
Original Assignee
不動技研株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、スライド可能な引出部
を上下に複数段設けてなり、引出部内に衣類、小物等を
整理して収納することができる合成樹脂製の多段式整理
棚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多段式整理棚としては、周囲の支
柱にて天板及び複数の仕切板を離間して並行配設し、仕
切板に対して引出部をスライド可能としたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来の多段式
整理棚を部屋の隅に設置し、この天板上面に電話を載置
して使用すると、電話の線に引っ掛かって電話を落下さ
せる等のトラブルが生じたり、また天板上面に鉛筆等の
転がり易い小物を載せておくと、これらの小物が天板上
を転がり、落下して紛失する等の問題点があった。更
に、従来の多段式整理棚では、スライド可能な引出部内
に衣類、小物等を収納することにより整理することのみ
を目的としているので、例えば雑誌等のように手軽に出
し入れするものを補助的に収納しておく箇所があると便
利であり、そのような改良が望まれていた。
【0004】そこで、本考案は、まず天板の上面を有効
に利用して、電話や鉛筆等の転がり易い小物であって
も、落下することなく整理することができ、更に多段式
整理棚の側面或いは背面を有効に利用して、雑誌等のよ
うに手軽に出し入れするものを補助的に収納することが
できる小物収納ボックスを有する多段式整理棚を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、四隅に支柱を立設するとともに、天板及び複数の仕
切板を離間して上下に並行配設し、天板と仕切板の間、
仕切板と仕切板の間に引出部を位置させてスライド可能
とした多段式整理棚において、上下に位置する天板と仕
切板の間又は仕切板と仕切板の間の側面に位置する大き
さに設定した小物収納ボックスを用い、天板又は仕切板
の側面から下方へ折返片を延設し、この折返片に係止し
うる係止片を小物収納ボックスの上面に設け、小物収納
ボックス下面及び仕切板上面に、嵌合しうる支持片及び
嵌合溝を設けることにより、多段式整理棚の側面に小物
収納ボックスを着脱自在としたことを特徴とするもので
ある。
【0006】また、小物収納ボックスの両側面に、支柱
正面に密着しうる固定凹所を設ける方が好ましい。
【0007】更に、天板上面に収納凹部を設ける方がよ
り好ましい。
【0009】
【作用】以上の如く本考案の請求項1記載の多段式整理
棚によれば、衣類や小物等をスライド可能な引出部内に
収納することができ、更に小物収納ボックスの係止片を
上方に位置する仕切板下面の空間内に斜めに挿入すると
ともに、小物収納ボックス下面及び仕切板上面にそれぞ
れ設けた嵌合溝に支持片を嵌入させて、嵌合溝を支持片
に嵌合させるとともに、係止片を仕切板の折返片に凭れ
るように支持させることにより、小物収納ボックスを取
り付けることができる。また、逆に取り外す場合には、
小物収納ボックスを上方に持ち上げて嵌合溝と支持片の
嵌合を解いて、斜め下方に移動させることにより行うこ
とができる。
【0010】 更に、請求項2記載の多段式整理棚によれ
ば、小物収納ボックスの両側面の固定凹所を両支柱表面
に密着させた状態で取り付けることができる。
【0011】 また、請求項3記載の多段式整理棚によれ
ば、天板の収納凹部内に電話を載置したり、或いは鉛筆
等の転がり易い小物を載せることにより収納できる。
【0012】
【実施例】本考案の詳細を更に図示した実施例により説
明する。図1から図4に示したものは、本考案の第1実
施例の多段式整理棚Aである。
【0013】 多段式整理棚Aは、図1に示すように、天
板1、仕切板2、底面にキャスター3を有する支柱4、
引出部5、マガジンラックとして使用する小物収納ボッ
クス6で構成され、四角形の仕切板2の四隅に設けた支
柱部4aと中間支柱4bを嵌合させることにより、4個
の仕切板2を離間して並行配設し、上部の仕切板2の支
柱部4aと天板1の角部1aを中間支柱4bを介して嵌
合させるとともに、下部の仕切板2の支柱部4aとキャ
スター3を嵌合させて骨組を組み立てることができ、仕
切板2に対して引出部5をスライド可能に取り付け、小
物収納ボックス6を上から2段目と3段目の引出部5の
側面に着脱自在に取り付けたものであり、合成樹脂にて
それぞれの部材を一体成形しており、特に引出部5全体
を透明或いは半透明として内部の収納物を確認できるよ
うにし、正面に不透明である別部材の把手7を設けたも
のである。また、図した多段式整理棚Aでは、上下に4
段設けた引出部5のうち1番上の引出部5を、他の引出
部5に比べて深さの浅いものとしている。
【0014】 更に、図1及び図3のように多段式整理棚
Aにおける天板1上面の前方寄りに収納凹部8を設ける
ことにより、この収納凹部8内に電話を載置したり、或
いは鉛筆等の転がり易い小物を収納凹部8内に収納して
使用することができるのである。尚、収納凹部8は天板
1の適所に設けることができ、全面に設けることも可能
である。
【0015】 小物収納ボックス6は、マガジンラックと
して使用するものであり、図1及び図4に示すように、
多段式整理棚Aにおける両側の支柱4と支柱4の間及び
上下に位置する仕切板2と仕切板2の間に位置する大き
さとするとともに、上面を開放し、両側壁6aにスリッ
ト9を穿設しており、更に中間支柱4b表面に密着させ
るために内側に湾曲させた固定凹所10を内側の角部に
設け、内側の側壁6a上面の両端から係止片11を上方
に延設し、底面に嵌合溝12を設けたものである。尚、
上述した小物収納ボックス6はマガジンラックとして使
用するものであるが、さまざまな形状に成形できるとと
もに、他に手軽に出し入れするさまざな小物を収納する
ことができる。
【0016】 仕切板2は、図4のように中央に貫通口1
3を有するとともに、該貫通口13の両側線に沿って、
引出部5下面の突出部を案内する案内段部2a,2aを
設け、前記小物収納ボックス6の係止片11を位置させ
る空間14を有するように周囲から下方に折返片2bを
延設したものである。ここで、前記貫通口13を設ける
ことにより、引出部5内部収納物に対する通気性を良好
となしている。更に、上から2段目と3段目の仕切板2
上面には、小物収納ボックス6の嵌合溝12に嵌合可能
な支持片15を立設している。
【0017】 そして、小物収納ボックス6を多段式整理
棚Aの側面に取り付ける場合には、図4に示すように小
物収納ボックス6の係止片11,11を上方に位置する
仕切板2下面の空間14内に斜めに挿入するとともに、
底面の嵌合溝12に下方に位置する仕切板2上面の支持
片15を嵌入させて、図5(a)のように小物収納ボッ
クス6の嵌合溝12を支持片15に嵌合させるととも
に、係止片11,11を仕切板2の折返片2bに凭れる
ように支持させることにより、小物収納ボックス6を取
り付けることができるのである。また、逆に取り外す場
合には、小物収納ボックス6を上方に持ち上げて嵌合溝
12と支持片15の嵌合を解いて、斜め下方に移動させ
ることにより行うことができる。このように、多段式整
理棚Aに対して小物収納ボックス6を着脱自在に取り付
けることができる。
【0018】 尚、上述した多段式整理棚Aは、引出部5
を4段とし、上から2段と3段目の右側面に小物収納ボ
ックス6を設けているが、小物収納ボックス6の取り付
け位置は任意に選択することができ、また多段式整理棚
Aの右側面に限らず、左側面、両側面或いは同様にして
背面に設けることも可能である。更に、引出部5の数を
適当な段数にしたり、2列や3列等とすることも可能で
ある。加えて、上述した多段式整理棚Aのように四隅に
支柱4を設ける他に、間に支柱4を増やすこともでき、
それに合わせて小物収納ボックス6の取り付けを行うこ
とができる。
【0019】 また、図6に示すものは第2実施例の多段
式整理棚Aであり、引出部5の大きさを一定にして3段
設けるとともに、上から1段と2段目の引出部5の側面
に小物収納ボックス6を設けたものである。
【0020】 更に、小物収納ボックス6の取り付け方と
しては、図5(b)のように、小物収納ボックス6の上
面及び下面に支持片15を立設し、上方の仕切板2下面
及び下方の仕切板2下面に嵌合溝12を設けることによ
り、小物収納ボックス6を着脱自在とすることも可能で
あり、他にもさまざまな嵌合関係を利用して小物収納ボ
ックス6を着脱自在にすることもでき、或いはフック等
を用いて仕切板2側面に設けることも可能である。更に
付言するならば、磁石や面ファスナーを用いて着脱自在
としたり、或いは特に着脱自在とせずに小物収納ボック
ス6を多段式整理棚Aに固着したものであってもよい。
【0021】 そして、第1及び第2実施例の多段式整理
棚Aによれば、衣類や小物等をスライド可能な引出部5
内に収納することができ、更に天板1の収納凹部8内に
電話を載置したり、或いは鉛筆等の転がり易い小物を載
せることにより収納でき、また多段式整理棚Aの側面に
設けた小物収納ボックス6を利用して雑誌等を収納して
マガジンラックとして使用できる。必要に応じて小物収
納ボックス6を取り外して使用することも可能である。
【0022】 このように第1及び第2実施例の多段式整
理棚Aによれば、天板1の収納凹部8内には電話を載置
したり、或いは鉛筆等の転がり易い小物を載せることに
より収納できるので、電話や鉛筆等の転がり易い小物で
あっても、収納凹部8内の段部に引っかかって落下する
ことなく収納することができ、天板の上面を積極的に有
効に利用でき、また多段式整理棚Aの側面に設けた小物
収納ボックス6を利用して雑誌等を収納するマガジンラ
ックとして使用できるので、雑誌等の出し入れが簡単に
行え、多段式整理棚Aの側面を有効に利用することがで
きるのである。また、固定凹所10,10内面を中間支
柱4b外面に密着させた状態で、小物収納ボックス6を
多段式整理棚Aを取り付けるので、多段式整理棚A全体
を強度的にも強いものとすることができるのである。
【0023】
【考案の効果】本考案は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。 請求項1の多段式整
理棚によれば、小物収納ボックスの係止片を上方に位置
する仕切板下面の空間内に斜めに挿入し、小物収納ボッ
クス下面及び仕切板上面にそれぞれ設けた嵌合溝に支持
片を嵌入させて、嵌合溝を支持片に嵌合させるととも
に、係止片を仕切板の折返片に凭れるように支持させる
ことにより、小物収納ボックスを取り付けることができ
るので、多段式整理棚に対して小物収納ボックスを容易
に且つワンタッチで着脱を行うことができる。そして、
多段式整理棚の側面に設けた小物収納ボックスを利用し
て雑誌等を収納してマガジンラックとし て使用できるの
で、雑誌等の出し入れが簡単に行え、多段式整理棚の側
面を有効に利用することができる。
【0024】 請求項2の多段式整理棚によれば、小物収
納ボックスの両側面の固定凹所を両支柱表面に密着させ
た状態で取り付けることができるので、左右のがたつき
がなく、全体を強固に固定することができる。
【0025】 請求項3の多段式整理棚によれば、天板の
収納凹部内に電話を載置したり、或いは鉛筆等の転がり
易い小物を載せることにより収納できるので、電話や鉛
筆等の転がり易い小物であっても、収納凹部内の段部に
引っかかって落下することなく収納することができ、天
板の上面を積極的に有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の多段式整理棚の分解斜視図
【図2】第1実施例の多段式整理棚の側面図
【図3】第1実施例の多段式整理棚の縦断面図
【図4】第1実施例の多段式整理棚の要部を示す縦断面
【図5】(a)第1実施例の多段式整理棚におけるマガ
ジンラックの取り付け状態を示す説明断面図 (b)他の実施例のマガジンラックの取り付け状態を示
す説明断面図
【図6】第2実施例の多段式整理棚の側面図
【符号の説明】
A 多段式整理棚 1 天板 2 仕切板 3 キャスター 4 支柱 5 引出部 6 小物収納ボックス 7 把手 8 収納凹部 9 スリット 10 固定凹所 11 係止片 12 嵌合溝 13 貫通口 14 空間 15 支持片

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅に支柱を立設するとともに、天板及
    び複数の仕切板を離間して上下に並行配設し、天板と仕
    切板の間、仕切板と仕切板の間に引出部を位置させてス
    ライド可能とした多段式整理棚において、上下に位置す
    る天板と仕切板の間又は仕切板と仕切板の間の側面に位
    置する大きさに設定した小物収納ボックスを用い、天板
    又は仕切板の側面から下方へ折返片を延設し、この折返
    片に係止しうる係止片を小物収納ボックスの上面に設
    け、小物収納ボックス下面及び仕切板上面に、嵌合しう
    る支持片及び嵌合溝を設けることにより、多段式整理棚
    の側面に小物収納ボックスを着脱自在としたことを特徴
    とする多段式整理棚。
  2. 【請求項2】 小物収納ボックスの両側面に、支柱正面
    に密着しうる固定凹所を設けてなる請求項1記載の多段
    式整理棚。
  3. 【請求項3】 天板上面に収納凹部を設けた請求項1又
    は2記載の多段式整理棚。
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JPH0720871U JPH0720871U (ja) 1995-04-18
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