JPH10332314A - 変位計及びそれを用いた歪み測定方法 - Google Patents

変位計及びそれを用いた歪み測定方法

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JPH10332314A
JPH10332314A JP13982597A JP13982597A JPH10332314A JP H10332314 A JPH10332314 A JP H10332314A JP 13982597 A JP13982597 A JP 13982597A JP 13982597 A JP13982597 A JP 13982597A JP H10332314 A JPH10332314 A JP H10332314A
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test piece
strain
equation
displacement meter
testpiece
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JP13982597A
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English (en)
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Kenji Mizukawa
賢司 水川
Takaiku Yoshii
孝育 吉井
Kenji Saito
憲司 斎藤
Shigetoshi Araki
栄敏 荒木
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Measurement Of Force In General (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着性が悪い試験片に対しても直接取り付け
ることができるとともに、小さな歪みから大きな歪みま
でを測定することのできる変位計を提供する。 【解決手段】 弾性体からなる曲がりはり40の両端に
回動自在に取り付けられた一対の固定具50a,50b
を試験片10に固定する。固定具は、試験片10を挟む
ための刃部52a,52bと、固定具の回転を防止する
ために刃部と異なる位置で試験片に接触する当接部55
a,55bと、刃部及び当接部を試験片に対して押圧す
るためのバネ54とを備える。曲がりはりの両面には歪
みゲージ46,47が固定され、歪みゲージ46,47
で測定した曲がりはり40の歪みを試験片10の歪みに
換算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変位計及びその変
位計を用いた歪み測定方法に関し、特に歪みゲージを直
接貼付することが困難な材料のクリープ挙動を評価する
のに好適な変位計及びクリープ試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】クリープ試験においては、試験片に応力
を加えて変形量を測定する必要がある。単軸応力状態に
おけるクリープ挙動の評価、すなわちクリープ歪み曲線
の測定は、試験片に貼付した歪みゲージを用いて行われ
るのが一般的である。しかしながら、高分子材料、特に
ポリエチレンのように接着性の悪い材料の場合、特殊な
表面処理剤を用いて表面処理を行った場合においても、
約1週間程度で歪みゲージが剥離してしまうため、事実
上ポリエチレンのクリープ歪みの測定には歪みゲージを
使用することができない。このため、試験片両端に取り
付けられたチャックに接触型の変位計を取り付け、この
変位計によりクリープ歪みの測定を行っているのが現状
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ポリエ
チレンなど接着性の悪い試験片に対してはクリープ歪み
を測定するための変位計歪みゲージを直接貼付すること
が困難である。そのため、チャック部の変位を測定する
ことで試験片の歪み測定を行っている。しかし、この方
法では、試験片の板厚の減少に応じてチャックが試験片
の伸び方向に移動するとともに、平行部以外の試験片伸
びも含んだ歪みが測定されるため、測定精度に限界があ
る。
【0004】この問題への対処法として、試験片の平行
部両端に変位計端子の受け治具を取り付け、試験片と平
行に配置した2台の変位計を用いて各位置の測定を行う
方法が考えられる。しかしながら、ポリエチレンなど負
荷方向のクリープ変形が極めて大きい試験片の場合に
は、板厚の減少も大きい。従って、変位計端子の受け治
具の固定方法について特別な配慮が必要となる。さら
に、試験片に荷重を作用させた際に、試験片とチャック
との間に残っている僅かな遊びによって試験片の方向が
若干変化し、変位計との平行度が悪くなるという問題も
ある。
【0005】これらの点を考慮すると、ポリエチレンの
ように接着性が悪く、また負荷方向のクリープ変形が大
きな試験片のクリープ歪みを精度良く測定するには、試
験片の平行部に直接取り付けることができ、板厚が減少
し、あるいは試験片の方向が変化したとしても測定が可
能な変位計を開発することが必要である。さらに、この
変位計は、歪みゲージで測定されるような小さな歪みか
ら、長時間経過した後に生じる大きな歪みまで測定でき
るものでなければならない。
【0006】本発明は、このような検討のもとになされ
たもので、接着性が悪い試験片に対しても直接取り付け
ることができるとともに、小さな歪みから大きな歪みま
でを測定することのできる変位計を提供することを目的
とする。また、本発明は、接着性が悪く歪みゲージを貼
付することが困難な試験片に対しても試験を実施するこ
とのできるクリープ試験方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、接着
性の悪い試験片に対しても直接取り付けることができる
曲がりはりを用いた変位計を開発することで前記目的を
達成する。曲がりはりの歪みを測定し、それを試験片の
歪みに換算することにより、間接的に歪みを測定する。
【0008】すなわち、本発明による変位計は、弾性体
からなる曲がりはりと、試験片を挟んで固定するために
曲がりはりの両端に回動自在に取り付けられた一対の固
定具と、曲がりはりの両面に固定された歪みゲージとを
備えることを特徴とする。前記固定具は、試験片を挟む
ための刃部と、固定具の回転を防止するために刃部と異
なる位置で試験片に接触する当接部と、刃部及び当接部
を試験片に対して押圧するためのバネとを備えることを
特徴とする。
【0009】また、本発明による歪み測定方法は、応力
が加えられている試験片の歪みを測定する歪み測定方法
において、試験片の変形方向の2カ所を前記した変位計
の一対の固定具で挟んで固定し、曲がりはりに固定され
た歪みゲージによって測定される曲がりはりの歪みを試
験片の歪みに換算することを特徴とする。曲がりはりの
歪みは、曲がりはりの両面に固定された歪みゲージをブ
リッジ回路に組み込んだ周知の構成の測定回路を用いて
評価することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。ここでは、ポリエチレン材料のク
リープ試験を例にとって説明する。図1は、ポリエチレ
ン板材を機械加工して作成された試験片の平面図であ
る。試験片10の形状はJISのプラスチック引張試験
方法K7133の2号試験片に準じ、これを約2倍に拡
大したものである。試験片10は、平行部11の両端に
チャック部12a,12bを有し、チャック部12a,
12bにはピン孔13a,13bが設けられている。
【0011】図2はクリープ試験機の概略図、図3は試
験片と試験機チャック部の詳細を示す図である。クリー
プ試験機は、試験片10が入れられる恒温槽21、及び
試験片10に荷重をかけるためのおもりを備える。恒温
槽21には加熱装置22及び冷却装置23が取り付けら
れている。恒温槽21内で、試験片10の下端は試験機
に固定された固定チャック24に取り付けられ、試験片
10の上端はチェーン26の一端に固定された可動チャ
ック25に取り付けられる。チェーン26は第1のチェ
ーンホイール27と第2のチェーンホイール28の間に
掛け渡され、第2のチェーンホイール28にはおもり2
9が吊される。
【0012】クリープ試験片10はくさび形の部材3
1,32で左右から挟み込まれた後、図3に示すように
固定チャック24と可動チャック25の間に取り付けら
れる。くさび型部材31,32と試験片10は、図3の
左右方向からピン33,34で止められるが、上下方向
(試験片の伸び縮み方向)についてはある程度の移動を
許容するようになっている。これは、クリープ変形が極
めて大きくなり、試験片10の板厚が減じた後において
も確実に試験片を保持する必要があるためである。
【0013】試験片への負荷は、チェーン26の一端で
あるB部に吊されたおもり29の死加重が2つのチェー
ンホイール27,28を介して試験片10に伝達される
ことで印加される。また、チャック24,25の重量や
チェーン26の長さの不均衡の故に、試験片10を装着
した時点では試験片側の方が重く、チェーン26やチャ
ック24,25と試験片10との間に遊びが生じる。こ
の遊びを是正するために、A部に予荷重のためのおもり
をのせた。ポリエチレンの力学特性は顕著な温度依存性
を示すため、自動温度調節器を用いて加熱装置22及び
冷却装置23を制御して、恒温槽内21の温度を20℃
に保持した。
【0014】図4及び図5を用いて、本発明による変位
計を説明する。図4は試験片に取り付けられた状態の変
位計を示す正面図であり、図5は図4のB矢視方向図で
ある。また、図4中の右側のハッチング部は、図5のA
A′断面である。曲がりはり40の両端にはシャフト4
1a,41bが溶接されている。シャフト41a,41
bは、ベアリングを介して左右の固定具50a,50b
に回動自在にベースに取り付けられている。左右の固定
具50a,50bは同じ構造を有するため、以下では一
方の固定具50aについてのみ、その構造を説明する。
固定具50aは、曲がりはり40が溶接されたシャフト
41aが回動自在に取り付けられている上ベース51a
と、上ベース51aに対して並進可能な下ベース51b
を備える。上下のベース51a,51bには刃52a,
52bが取り付けられており、固定具は試験片10を表
裏からこの刃先で挟み込み、ネジ部53に取り付けられ
たバネ54の反力によって試験片10に固定される。こ
れにより、試験片10の板厚が減少した場合においても
変位計は試験片10に確実に固定される。
【0015】また、曲がりはり40の反力によって固定
具50a,50bの上下ベース51a,51b部が刃5
2a,52bの刃先を中心として傾くおそれがあるた
め、ベース51a,51bの後部に刃先と同じ高さの試
験片当接部55a,55bを設け、固定具50a,50
bが試験片10に対して回転するのを防止した。試験片
当接部55a,55bと試験片10との間には、摩擦を
軽減するためにポリエチレンシート45を挿入した。
【0016】試験片10の伸び方向に見て、刃52a,
52bの刃先の位置はシャフト41aの中心と一致する
ように配置されており、これにより刃先の移動距離は曲
がりはり40両端の移動距離と等しくなる。曲がりはり
40の中央部の両面には歪みゲージ46,47が貼付さ
れている。歪みゲージ46,47は周知のブリッジ回路
に組み込まれ、ブリッジ回路の出力から曲がりはり40
の歪みが求められる。この曲がりはりの歪みは、以下に
説明するように、計算式あるいは実験式によって試験片
10の歪みに換算することができる。
【0017】次に、図6及び図7を用いて、曲がりはり
を用いた本発明の変位計による歪み測定の原理について
説明する。図6は、棒材60に曲がりはり62が取り付
けられ、棒材60の両端から荷重Pが作用している状態
を示したものである。曲がりはり62の板厚をh0、軸
線の曲率半径をaとし、中心角を2αとする。また、曲
がりはり62の両端A,C点は回転自由とし、その中央
部をB点とする。
【0018】左右の対称性から、図7に示すように、曲
がりはり62の右側部分だけを取り出す。B点を基準と
し、負荷方向にx軸、円弧の中心方向にz軸をとり、C
点の座標を(x0,z0)、z軸から角度ψの曲がりはり
上の任意の点Qの座標を(x,z)とすると、点Qにお
ける曲げモーメントMと角ひずみωは、それぞれ次の
〔数1〕で与えられる。ここで、EIは曲がりはりの曲
げ剛性である。
【0019】
【数1】
【0020】また、次の〔数2〕の関係から、C点のx
方向の変位をuCとすると、uCは〔数3〕で与えられ
る。
【0021】
【数2】
【0022】
【数3】
【0023】図4におけるAC間の距離の変化をδとす
ると、δ=2uCであるため、〔数4〕を得る。
【0024】
【数4】
【0025】従って、棒材に生じる歪みεsは次の〔数
5〕で与えられる。
【0026】
【数5】
【0027】B点に生じる曲げ応力をσとすると、σは
〔数1〕を用いて次の〔数6〕のように表すことができ
る。ここで、εaは曲がりはりのB点に生じる歪みであ
る。
【0028】
【数6】
【0029】これより、荷重Pは、次の〔数7〕で表さ
れる。
【0030】
【数7】
【0031】前記〔数7〕を〔数5〕に代入すると、歪
みεsは〔数8〕で表される。
【0032】
【数8】
【0033】また、幾何学的な関係より弧長をm0とす
ると、aα=m0/2であるため、〔数8〕は次の〔数
9〕のようになる。
【0034】
【数9】
【0035】前記〔数9〕を用いることによって、曲が
りはりB点に生じる歪みεaを棒材の歪み εsに換算す
ることができるが、これにはさらにαを決定しなければ
ならない。図6に示したように、αは棒材の伸びにつれ
て変化するため、これを考慮する必要がある。棒材が延
びる前のAC間の距離をl0、伸びた後のAC間の距離
をlとすると、εs=(l−l0)/l0であり、また、
幾何学的関係よりasinα=l/2であるため、次の
〔数10〕の関係式が成り立つ。
【0036】
【数10】
【0037】前記〔数10〕に〔数9〕を代入すること
により、最終的にαに関する関係式は次の〔数11〕と
なる。
【0038】
【数11】
【0039】従って、曲がりはりB点に生じるひずみε
aを用いて〔数11〕よりαを求め、得られたαを〔数
9〕に代入することによってεaを棒材の歪みεSに換算
できる。〔数11〕は陽に解くことが困難であるが、ニ
ュートン法を用いた数値計算によって解くことができ
る。測定とデータ処理の流れは以下の通りである。ク
リープ試験を行い、時々刻々のεaを測定する。データ
は、時間とその時のεaの値である。各εaの値に対し
て〔数11〕をニュートン法で解くことによって各αの
値を求める。前記で求めたαの値とεaの値を用い
て〔数9〕よりεSを計算する。これにより、データは
時間とεSの値となる。一点一点のデータεaに対する前
記との処理は予め用意されたソフトウエアによって
行われる。
【0040】次に、本発明の変位計の試作例について説
明する。曲がりはりには、板厚h0が0.27mm、板
幅8.0mm、長さ(弧長m0)70.43mmのバネ
鋼(SK9)を、曲率半径約55mmの円弧に加工した
ものを用いた。また、曲がりはりの中央部の両面には、
汎用箔歪みゲージ(共和電業製、KFG−10−12
0、ゲージ率2.11、歪み限界5%)を貼付した。さ
らに、クリープ試験に際しては刃先間距離、すなわち曲
がりはりの初期弦長l0を約50mmにとり、変位計装
着後改めて刃先間距離を測定した。
【0041】このようにして作製した変位計の精度と測
定限界を評価した。変位計の精度の検定に際しては、長
さ200mm、幅15mm、厚さ3mmのアルミニウム
の平板を検定用試験片として用いた。試験片の標点間距
離は約50mmとし、試験片中央両面に汎用箔歪みゲー
ジ(共和電業製、KFG−30−120、ゲージ率2.
11、歪み限界5%)を貼付した。検定試験は、引張試
験機を用い、引張速度0.5mm/minで行った。変
位計及び試験片の歪みゲージの出力は、いずれもブリッ
ジ回路を経て動歪み計(共和電業製、DPM−603、
応答周波数10kHz)により増幅し、デジタルレコー
ダにてAD変換した後、記録した。変位計の歪みは、前
記〔数9〕と〔数11〕を用いて試験片の歪みに換算し
た。換算後の歪みをεsとし、直接試験片に貼付したゲ
ージの出力をεgageとする。
【0042】図8に、5本の試験片に対する測定結果を
示す。図より、いずれの試験片においてもとεgageは極
めて良い線形関係にあることが分かる。下記の表1は、
各結果に対して直線回帰を行って求めた換算率εs/ε
gageと相関係数rを示したものである。表1より、相関
係数はいずれも0.9999以上であり、εs/εgage
の値は試験片により多少のバラツキはあるものの、これ
らの標準偏差が0.049と小さいため、今の場合、そ
の平均値1.241を換算計数として用いることは妥当
であると考えられる。
【0043】
【表1】
【0044】次に、変位計の測定限界を求めるために、
前記〔数9〕を用いて曲がりはりの歪みεaと試験片歪
みεsの関係を求めた。図9に、その結果を示す。図よ
り、曲がりはりに用いたバネ鋼の降伏歪みを0.2%、
すなわち2000μmとすると、このときに試験片に生
じる歪みは約170000μm(17%)であり、これ
がここで試作した変位計の測定限界である。
【0045】図10は、ポリエチレン試験片を用い、ク
リープ荷重が30kgf,45kgf,47.5kgf
の場合に対して測定した全歪み−時間曲線である。縦軸
は全歪み、横軸は負荷時間である。各クリープ加重によ
る試験片への作用応力の大きさは、順に6.16,8.
78,9.19MPaである。このように、本発明の変
位計を用いることにより、接着性が悪く歪みゲージを直
接貼付することができない試験片に対しても長期間にわ
たるクリープ試験を行うことができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によると、接着性が悪い試験片に
対しても直接取り付けることができ、小さな歪みから大
きな歪みまでを精度良く測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】試験片の形状を示す図。
【図2】クリープ試験機の概略図。
【図3】チャック部の詳細図。
【図4】本発明による変位計の正面図。
【図5】図4のB矢視方向図。
【図6】棒材に取り付けられた曲がりはりを示す図。
【図7】曲がりはりの右側部分の図。
【図8】換算歪みεsとゲージ出力の関係を示す図。
【図9】曲がりはりの歪みと試験片歪みの関係を示す
図。
【図10】本発明の変位計を用いて測定した全歪み−時
間曲線の一例を示す図。
【符号の説明】
10…試験片、11…平行部、12a,12b…チャッ
ク部、13a,13b…ピン孔、21…恒温槽、22…
加熱装置、23…冷却装置、24…固定チャック、25
…可動チャック、26…チェーン、27,28…チェー
ンホイール、29…おもり、31,32…くさび形部
材、33,34…ピン、40…曲がりはり,41a,4
1b…シャフト、45…ポリエチレンシート、46,4
7…歪みゲージ、50a,50b…固定具、51a…上
ベース、51b…下ベース、52a,52b…刃、53
…ネジ部、54…バネ、55a,55b…試験片当接
部、60…棒材、62…曲がりはり

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性体からなる曲がりはりと、試験片を
    挟んで固定するために前記曲がりはりの両端に回動自在
    に取り付けられた一対の固定具と、前記曲がりはりの両
    面に固定された歪みゲージとを備えることを特徴とする
    変位計。
  2. 【請求項2】 前記固定具は、試験片を挟むための刃部
    と、固定具の回転を防止するために前記刃部と異なる位
    置で試験片に接触する当接部と、前記刃部及び当接部を
    試験片に対して押圧するためのバネとを備えることを特
    徴とする請求項1記載の変位計。
  3. 【請求項3】 応力が加えられている試験片の歪みを測
    定する歪み測定方法において、試験片の変形方向の2カ
    所を請求項1又は2記載の変位計の前記一対の固定具で
    挟んで固定し、前記歪みゲージによって測定される前記
    曲がりはりの歪みを試験片の歪みに換算することを特徴
    とする歪み測定方法。
JP13982597A 1997-05-29 1997-05-29 変位計及びそれを用いた歪み測定方法 Pending JPH10332314A (ja)

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