JPH10331810A - 流体圧シリンダ装置 - Google Patents
流体圧シリンダ装置Info
- Publication number
- JPH10331810A JPH10331810A JP13803997A JP13803997A JPH10331810A JP H10331810 A JPH10331810 A JP H10331810A JP 13803997 A JP13803997 A JP 13803997A JP 13803997 A JP13803997 A JP 13803997A JP H10331810 A JPH10331810 A JP H10331810A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder body
- fluid pressure
- time
- cylinder
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 流体圧シリンダの作動時間の調整を容易かつ
迅速に行う。 【解決手段】 シリンダ本体３の流体流入口に接続さ
れ、単位時間当たりの流体の流量を調節かつ表示可能な
流量計６と、シリンダ本体３内を往復移動するピストン
９の移動範囲内に設けられてその位置を検知する１対の
センサー１０、１１と、この１対のセンサー１０、１１
間に接続され、前記ピストン９の移動時間を測定するタ
イマー１２とを設ける。
迅速に行う。 【解決手段】 シリンダ本体３の流体流入口に接続さ
れ、単位時間当たりの流体の流量を調節かつ表示可能な
流量計６と、シリンダ本体３内を往復移動するピストン
９の移動範囲内に設けられてその位置を検知する１対の
センサー１０、１１と、この１対のセンサー１０、１１
間に接続され、前記ピストン９の移動時間を測定するタ
イマー１２とを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、作動時間（速度）
を任意に調整可能な流体圧シリンダ装置に関する。
を任意に調整可能な流体圧シリンダ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】流体圧シリンダは、各種の装置類を往復
移動又は回動させるアクチュエータとして、種々の形態
で使用されている。それらの使用形態の内、作動時間が
厳しく管理された下で使用される流体圧シリンダがあ
る。このような流体圧シリンダの一例として、工作機械
等のサイクルタイムに合わせて、それにワークをタイム
リーに供給する装置の駆動用として用いられるものがあ
る。
移動又は回動させるアクチュエータとして、種々の形態
で使用されている。それらの使用形態の内、作動時間が
厳しく管理された下で使用される流体圧シリンダがあ
る。このような流体圧シリンダの一例として、工作機械
等のサイクルタイムに合わせて、それにワークをタイム
リーに供給する装置の駆動用として用いられるものがあ
る。
【０００３】この従来の流体圧シリンダは、流体の流入
口と吐出口との少なくとも一方に設けた流量調節弁によ
って、流体の流量を調節し、シリンダの作動時間を調整
するようにしている。
口と吐出口との少なくとも一方に設けた流量調節弁によ
って、流体の流量を調節し、シリンダの作動時間を調整
するようにしている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述のような流量調節
弁のみによる調整では、作動時間の微調整が困難であ
る。また、作動時間の設定を変えるような場合、その調
整が面倒で時間がかかり過ぎるという問題もある。
弁のみによる調整では、作動時間の微調整が困難であ
る。また、作動時間の設定を変えるような場合、その調
整が面倒で時間がかかり過ぎるという問題もある。
【０００５】本発明は、従来の流体圧シリンダが有する
上記の問題点に鑑み、作動時間の調節が容易に、かつ正
確に行いうるようにした流体圧シリンダ装置を提供する
ことを目的とする。
上記の問題点に鑑み、作動時間の調節が容易に、かつ正
確に行いうるようにした流体圧シリンダ装置を提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、シリンダ本体の流体流入口に接続され、単位時間
当たりの流体の流量を調節かつ表示可能な流量計と、シ
リンダ本体内を往復移動するピストンの移動範囲内に設
けられてその位置を検知する１対のセンサーと、この１
対のセンサー間に接続され、前記ピストンの移動時間を
測定するタイマーとを備えることにより解決される。
題は、シリンダ本体の流体流入口に接続され、単位時間
当たりの流体の流量を調節かつ表示可能な流量計と、シ
リンダ本体内を往復移動するピストンの移動範囲内に設
けられてその位置を検知する１対のセンサーと、この１
対のセンサー間に接続され、前記ピストンの移動時間を
測定するタイマーとを備えることにより解決される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
１に基づいて説明する。なお、本発明を、流体圧シリン
ダの１つである復動式のエアシリンダ(１)に適用した例
について説明する。
１に基づいて説明する。なお、本発明を、流体圧シリン
ダの１つである復動式のエアシリンダ(１)に適用した例
について説明する。
【０００８】エアシリンダ(１)におけるシリンダ本体
(３)の両端のエア流出入口に取付けられたニップル(４)
には、エアパイプ(５)がそれぞれ接続され、各エアパイ
プ(５)の途中には、シリンダ本体(３)内に流出入するエ
アの単位時間当たりの流量をデジタル式に設定しうる公
知の流量計(６)が接続されている。
(３)の両端のエア流出入口に取付けられたニップル(４)
には、エアパイプ(５)がそれぞれ接続され、各エアパイ
プ(５)の途中には、シリンダ本体(３)内に流出入するエ
アの単位時間当たりの流量をデジタル式に設定しうる公
知の流量計(６)が接続されている。
【０００９】シリンダ本体(３)の外周面におけるピスト
ン(９)の移動範囲内の両端部には、ピストン(９)の位置
を検知する１対のセンサー(10)(11)が、ベルト(14)によ
り取付けられ、これら１対のセンサー(10)(11)間には、
ピストン(９)の移動時間を測定するタイマー(12)が電気
的に接続されている。
ン(９)の移動範囲内の両端部には、ピストン(９)の位置
を検知する１対のセンサー(10)(11)が、ベルト(14)によ
り取付けられ、これら１対のセンサー(10)(11)間には、
ピストン(９)の移動時間を測定するタイマー(12)が電気
的に接続されている。
【００１０】センサー(10)(11)は、リードスイッチを内
蔵し、ピストン(９)に設けられたリング状の磁石(13)に
よって作動させられるようになっている。センサー(10)
(11)は、ベルト(14)を緩めると、取付け位置を変更する
ことができる。
蔵し、ピストン(９)に設けられたリング状の磁石(13)に
よって作動させられるようになっている。センサー(10)
(11)は、ベルト(14)を緩めると、取付け位置を変更する
ことができる。
【００１１】シリンダ本体(３)は、磁石(13)により磁化
されて、センサー(10)(11)が誤動作しないように、アル
ミニウム、又は硬質合成樹脂等の非磁性材により形成さ
れている。
されて、センサー(10)(11)が誤動作しないように、アル
ミニウム、又は硬質合成樹脂等の非磁性材により形成さ
れている。
【００１２】流量計(６)は、その上面の操作部(6a)を操
作することにより、内部の絞り弁を電気的に作動させ、
そのときの単位時間当たりの流量をデジタル表示するこ
とができる。
作することにより、内部の絞り弁を電気的に作動させ、
そのときの単位時間当たりの流量をデジタル表示するこ
とができる。
【００１３】次に、作動時間の調整要領について説明す
る。ピストンロッド(２)を突出させるべく、エアを矢印
Ａ方向に流すと、ピストン(９)は、図１の矢印Ｂ方向へ
移動する。ピストン(９)が、シリンダ本体(３)の右限か
ら左限に移動する間に、１対のセンサー(10)(11)が作動
し、それより発せられる信号により、タイマー(12)が作
動させられて、ピストン(９)の往動時の作動時間が測定
され、デジタル表示される。
る。ピストンロッド(２)を突出させるべく、エアを矢印
Ａ方向に流すと、ピストン(９)は、図１の矢印Ｂ方向へ
移動する。ピストン(９)が、シリンダ本体(３)の右限か
ら左限に移動する間に、１対のセンサー(10)(11)が作動
し、それより発せられる信号により、タイマー(12)が作
動させられて、ピストン(９)の往動時の作動時間が測定
され、デジタル表示される。
【００１４】ピストンロッド(２)を縮退させるべく、エ
アを矢印Ｃ方向に流すと、ピストン(９)は、矢印Ｄ方向
へ移動する。この際のピストン(９)の復動時の作動時間
も、上記と同様、タイマー(12)によって測定され、デジ
タル表示される。タイマー(12)に表示された往動又は復
動時の作動時間が、例えば本実施例の装置を工作機械等
へのワーク供給用として用いる際、そのサイクルタイム
と一致しないときには、各流量計(６)の操作部(6a)を操
作して、シリンダ本体(３)に流出入するエアの流量を調
節すればよい。
アを矢印Ｃ方向に流すと、ピストン(９)は、矢印Ｄ方向
へ移動する。この際のピストン(９)の復動時の作動時間
も、上記と同様、タイマー(12)によって測定され、デジ
タル表示される。タイマー(12)に表示された往動又は復
動時の作動時間が、例えば本実施例の装置を工作機械等
へのワーク供給用として用いる際、そのサイクルタイム
と一致しないときには、各流量計(６)の操作部(6a)を操
作して、シリンダ本体(３)に流出入するエアの流量を調
節すればよい。
【００１５】ピストン(９)の作動時間を、工作機械等の
サイクルタイムと合うように調整したときの、流量計
(６)の表示数値を控えておけば、他の工作機械のサイク
ルタイムに調整した後、再度、元のサイクルタイムに戻
す際、速やかに設定し直すことができる。すなわち、本
発明によると、種々の工作機械等のサイクルタイムに対
応して速やかに設定することができる。
サイクルタイムと合うように調整したときの、流量計
(６)の表示数値を控えておけば、他の工作機械のサイク
ルタイムに調整した後、再度、元のサイクルタイムに戻
す際、速やかに設定し直すことができる。すなわち、本
発明によると、種々の工作機械等のサイクルタイムに対
応して速やかに設定することができる。
【００１６】また、長期間の使用によるピストン(９)等
の摩耗により、シリンダ本体(３)の左右の圧力室(3a)(3
b)の密閉度が低下してエア洩れが発生したり、ピストン
ロッド(２)に加わる負荷が変動したりすると、流量計
(６)の表示数値が変化するので、不具合を容易に発見す
ることができる。
の摩耗により、シリンダ本体(３)の左右の圧力室(3a)(3
b)の密閉度が低下してエア洩れが発生したり、ピストン
ロッド(２)に加わる負荷が変動したりすると、流量計
(６)の表示数値が変化するので、不具合を容易に発見す
ることができる。
【００１７】本発明は、上記復動式のエアシリンダ(１)
の外、ピストン(９)の一方を圧力室とし、他方にリター
ンばねを収容してなる単動式のエアシリンダにも適用し
うる。この際は、エアの流出入口が１つであるため、１
個の流量計を設ければよい。
の外、ピストン(９)の一方を圧力室とし、他方にリター
ンばねを収容してなる単動式のエアシリンダにも適用し
うる。この際は、エアの流出入口が１つであるため、１
個の流量計を設ければよい。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、作動時間の調整や変更
が容易、かつ速やかに行なうことができるとともに、シ
リンダ自体の不具合やシリンダに作用する負荷変動を容
易に検知することができる。
が容易、かつ速やかに行なうことができるとともに、シ
リンダ自体の不具合やシリンダに作用する負荷変動を容
易に検知することができる。
【図１】本発明の一実施の形態を示す一部切欠正面図で
ある。
ある。
(１)エアシリンダ（流体圧シリンダ） (２)ピストンロッド (３)シリンダ本体 (3a)(3b)圧力室 (４)ニップル (５)エアパイプ (６)流量計 (6a)操作部 (９)ピストン (10)(11)センサー (12)タイマー (13)磁石 (14)ベルト
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダ本体の流体流入口に接続され、
単位時間当たりの流体の流量を調節かつ表示可能な流量
計と、シリンダ本体内を往復移動するピストンの移動範
囲内に設けられてその位置を検知する１対のセンサー
と、この１対のセンサー間に接続され、前記ピストンの
移動時間を測定するタイマーとを備えることを特徴とす
る流体圧シリンダ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13803997A JPH10331810A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 流体圧シリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13803997A JPH10331810A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 流体圧シリンダ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10331810A true JPH10331810A (ja) | 1998-12-15 |
Family
ID=15212605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13803997A Pending JPH10331810A (ja) | 1997-05-28 | 1997-05-28 | 流体圧シリンダ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10331810A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009213708A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Koito Ind Ltd | リクライニング機構付き椅子、レッグレスト装置およびこれを備えた椅子 |
| IT202000022138A1 (it) * | 2020-09-18 | 2022-03-18 | Matteo Sprega | Dispositivo fluidodinamico |
-
1997
- 1997-05-28 JP JP13803997A patent/JPH10331810A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009213708A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Koito Ind Ltd | リクライニング機構付き椅子、レッグレスト装置およびこれを備えた椅子 |
| IT202000022138A1 (it) * | 2020-09-18 | 2022-03-18 | Matteo Sprega | Dispositivo fluidodinamico |
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