JPH1032933A - 電池残量表示装置および該装置を用いた携帯電子機器 - Google Patents

電池残量表示装置および該装置を用いた携帯電子機器

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JPH1032933A
JPH1032933A JP8184373A JP18437396A JPH1032933A JP H1032933 A JPH1032933 A JP H1032933A JP 8184373 A JP8184373 A JP 8184373A JP 18437396 A JP18437396 A JP 18437396A JP H1032933 A JPH1032933 A JP H1032933A
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charging
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remaining amount
secondary battery
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JP8184373A
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Toshiharu Aihara
敏治 相原
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電直後において、表示される残存容量と実
動作時の残存容量とを一致させることができる電池残量
表示装置および該装置を用いた携帯電子機器を提供す
る。 【解決手段】 制御部7は、二次電池の充電に際して、
内部のタイマにより、二次電池の充電時間を計時し、充
電終了後、計時した充電時間に基づいて、充電直前に表
示部10に点灯されていた表示セルに対して、増加すべ
きセル数を算出し、該セル数を充電直前の表示セル数に
加えることで、充電後の表示セル数とする。制御部7
は、算出した充電後の表示セル数だけ表示部10の表示
セルを点灯させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再充電可能な二次
電池の電池残量を表示部に表示する電池残量表示装置お
よび該装置を用いた携帯電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話機、PHS(Person
al Handy Phone System)端末、PDA(Personal Digi
tal Assistant)などの携帯電子機器には、携帯した上
で使用できるように、電池が備えられている。電池とし
ては、例えば、二次電池としてリチウム(Li)電池、
ニッケル水素(NiMH)電池、一次電池等がある。リ
チウム電池、ニッケル水素電池等は、その放電特性に優
れ、再充電ができるところから、よく用いられる。一次
電池は、例えば、二次電池を充電する状況にない場合、
緊急用として用いられる。上記携帯電子機器では、二次
電池の残量表示は、機器に内蔵されている電池残量表示
装置によって電池の出力電圧を測定することにより、残
存容量を求め、その値によって残量の表示数を決めてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の電池
残量表示装置では、電池電圧によって残存容量を求めて
いたため、充電直後の電池電圧が高いときには、満充電
状態でなくても、残量表示は、満充電と同等の表示にな
ってしまうという場合があった。例えば、ほとんど空の
電池を充電し始めて、短い時間で充電を止めた場合で
も、充電直後の電池電圧は、図8に示す点線L1のよう
に、すぐに高くなる。したがって、上記携帯電子機器に
おいて、図8に示すように、例えば、電池の残存容量を
5段階表示としている場合、充電直後における残量表示
は、図9に示す残量表示マークが4個〜5個表示される
ことになる。
【0004】しかしながら、このようにして充電された
電池を使用し、端末を動作させると、充電時間に応じ
て、図8に示す実線L2の位置まで電池電圧が低下して
しまうので、例えば、残量表示マークが2個まで減少表
示されることになる。このように、従来の電池残量表示
装置では、充電直後において、表示される残存容量と実
動作時の残存容量とが異なってしまうという問題があっ
た。
【0005】そこで本発明は、充電直後において、表示
される残存容量と実動作時の残存容量とを一致させるこ
とができる電池残量表示装置および該装置を用いた携帯
電子機器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による電池残量表示装置は、再充電可
能な二次電池の電池残量を表示部に表示する電池残量表
示装置において、前記二次電池の充電時間を計時する計
時手段と、前記計時手段によって計時された充電時間に
基づいて、充電後の電池残量を算出する電池残量算出手
段とを具備し、前記電池残量算出手段によって算出され
た電池残量を前記表示部に表示することを特徴とする。
また、好ましい態様として、前記電池残量算出手段は、
例えば請求項2記載のように、前記計時手段によって計
時された充電時間に基づいて、充電直前の電池残量に対
する増加量を算出し、該増加量を充電直前の電池残量に
加えることで、前記充電後の電池残量とするようにして
もよい。
【0007】上記目的達成のため、請求項3記載の発明
による電池残量表示装置は、再充電可能な二次電池の電
池残量を表示部に表示する電池残量表示装置において、
前記二次電池によって動作する機器の動作時相当の負荷
と、前記二次電池に対する充電終了直後、前記負荷を二
次電池に接続する接続手段と、前記二次電池の出力電圧
を検出する電池電圧検出手段とを具備し、前記電池電圧
検出手段によって検出された前記二次電池の出力電圧に
応じて、前記表示部に電池残量を表示することを特徴と
する。
【0008】上記目的達成のため、請求項4記載の発明
による携帯電子機器は、再充電可能な二次電池と、該二
次電池の電池残量を表示する表示部とを備える携帯電子
機器において、前記二次電池の充電時間を計時する計時
手段と、前記計時手段によって計時された充電時間に基
づいて、充電後の電池残量を算出する電池残量算出手段
と、前記電池残量算出手段によって算出された前記二次
電池の電池残量に応じて、前記表示部に充電後の電池残
量を表示させる制御手段とを具備することを特徴とす
る。また、好ましい態様として、前記電池残量算出手段
は、例えば請求項5記載のように、前記計時手段によっ
て計時された充電時間に基づいて、充電直前の電池残量
に対する増加量を算出し、該増加量を充電直前の電池残
量に加えることで、前記充電後の電池残量とするように
してもよい。
【0009】上記目的達成のため、請求項6記載の発明
による携帯電子機器は、再充電可能な複数の電池セルか
らなる二次電池と、該二次電池の電池残量を前記複数の
電池セルの個数に対応させた表示セルを点灯させること
で表示する表示部とを備える携帯電子機器において、前
記二次電池の充電時間を計時する計時手段と、前記計時
手段によって計時された充電時間に基づいて、前記計時
手段によって計時された充電時間に基づいて、充電直前
に前記表示部に点灯されていた表示セルに対して、増加
すべきセル数を算出し、該セル数を充電直前の表示セル
数に加えることで、前記充電後の表示セル数とする表示
セル算出手段と、前記表示セル算出手段によって算出さ
れた前記充電後の表示セル数だけ前記表示部の表示セル
を点灯させる制御手段とを具備することを特徴とする。
【0010】上記目的達成のため、請求項7記載の発明
による携帯電子機器は、再充電可能な二次電池と、該二
次電池の電池残量を表示する表示部とを備える携帯電子
機器において、当該携帯電子機器の動作時相当の負荷
と、前記二次電池に対する充電終了直後、前記負荷を二
次電池に接続する接続手段と、前記二次電池の出力電圧
を検出する電池電圧検出手段と、前記電池電圧検出手段
によって検出された前記二次電池の出力電圧に応じて、
前記表示部に電池残量を表示させる制御手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、P
HS端末に適用した一実施例として、図面を参照して説
明する。 A.第1実施例の構成 A−1.PHS端末の構成 図1は本発明の第1実施例によるPHS端末の構成を示
すブロック図である。図において、1は送受信部であ
り、受信部および送信部からなる周波数変換部と、受信
部および送信部からなるモデムとから構成されている。
周波数変換部の受信部は、送信/受信を振り分けるアン
テナスイッチを介して入力される、アンテナANTで受
信した信号を、PLLシンセサイザから出力される所定
周波数の局部発振信号と混合することにより、1.9G
Hz帯から1MHz帯付近のIF(中間周波)信号に周
波数変換する。また、周波数変換部の送信部は、後述す
るモデムから供給されるπ/4シフトQPSKの変調波
をPLLシンセサイザから出力される所定周波数の局部
発振信号と混合することにより、1.9GHz帯に周波
数変換し、アンテナスイッチを介してアンテナANTか
ら輻射する。次に、上述したモデムの受信部は、周波数
変換部からのIF信号を復調し、IQデータに分離して
データ列とし、通信制御部2へ送出する。また、モデム
の送信部では、通信制御部2から供給されるデータから
IQデータを作成して、π/4シフトQPSKの変調を
して、送受信部1の周波数変換部へ送出する。
【0012】次に、通信制御部2は、送信側および受信
側とで構成されており、フレーム同期およびスロットの
データフォーマット処理を行う。上記受信側は、送受信
部1のモデムから供給される受信データから所定のタイ
ミングで1スロット分のデータを取り出し、このデータ
の中からユニークワード(同期信号)を抽出してフレー
ム同期信号を生成し、かつ、制御データ部および音声デ
ータ部のスクランブル等を解除した後、制御データを制
御部7へ送出し、音声データを音声処理部3へ送出す
る。また、上記送信側は、音声処理部3から供給される
音声データに制御データ等を付加するとともに、スクラ
ンブル等を付与した後にユニークワード等を付加して、
1スロット分の送信データを作成し、所定タイミングで
フレーム内の所定スロットに挿入して送受信部1のモデ
ムに送出する。
【0013】次に、上述した音声処理部3は、スピーチ
コーディックおよびPCMコーディックで構成されてい
る。上記スピーチコーディックは、デジタルデータの圧
縮/伸張処理を行うものであり、受信側および送信側と
で構成されている。受信側は、通信制御部2から供給さ
れるADPCM音声信号(4ビット×8KHz=32K
bps)をPCM音声信号(8ビット×8KHz=64
Kbps)に復号化することにより伸張してPSMコー
ディックに出力する。送信側は、PCMコーディックか
ら供給されるPCM音声信号をADPCM音声信号に符
号化することにより圧縮して通信制御部2へ送出する。
上述したPCMコーディックは、アナログ/デジタル変
換処理を行うものであり、受信側は、スピーチコーディ
ックから供給されるPCM音声信号をD/A変換により
アナログ音声信号へ変換し、スピーカ4から発音させ、
送信側はマイク5から入力されたアナログ音声信号をA
/D変換によりPCM信号に変換し、スピーチコーディ
ックに送出する。
【0014】次に、キー入力部6は、相手先の電話番号
を入力する数値キーや、オンフック/オフフックを行う
スイッチ、音声出力を変えるボリュームスイッチ等から
構成される。これらキーやスイッチの状態は制御部7に
供給される。次に、制御部7は、所定のプログラムに従
って装置全体を制御する。特に、制御部7は、後述する
電源部12の電池パックの電圧を検出し、電池残量を表
示部10に表示するとともに、充電時間を内部カウンタ
により計時し、該充電時間に応じて、充電された電池パ
ックの電池残量を表示部10に表示する。ROM8には
上記制御部7で実行されるプログラムや、種々のパラメ
ータ等が格納されている。また、RAM9は、上記制御
部7の制御に伴って生成されるデータが格納されたり、
ワーキングエリアとして用いられる。次に、表示部10
は、動作モードや、各種データ等を表示する液晶表示器
や、スイッチ等のオン/オフ等を示すLEDから構成さ
れており、上記制御部の制御の下、各種データを表示す
る。
【0015】また、電源部11は、充電可能な複数のセ
ルからなる電池パック(例えば、ニッケル水素電池、リ
チウム電池等、以下、電池という)と、電池の出力電圧
を検出し、該電池電圧を制御部7に供給する電池電圧検
出回路とを有し、外部(充電台)から供給される定電流
および定電圧によって電池を充電する。また、電池は、
各部へ電源を供給する。
【0016】A−2.PHS端末の外観構成 次に、図2(a)は上述したPHS端末の外観構成を示
す正面図、図2(b)は同PHS端末の側面図である。
図2(a)において、19は液晶表示器であり、動作状
態や、電話番号、通話時間等を表示する。次に、20
は、テンキー、文字、および記号等を入力するダイヤル
ボタンである。21は通話ボタンであり、この通話ボタ
ンを押下することによりオフフックとなる。22は切ボ
タンであり、通話ボタンを押下してオフフックとした
後、この切ボタンを押下することでオンフックとなる。
23はトランシーバ/内線ボタンであり、PHS端末同
士で直接会話する場合に用いられる。24は応答/保留
ボタンである。25は、予め登録しておいた電話番号の
データベースである電話帳を呼び出したり、リダイヤル
や、短縮番号の登録・削除、通話時間の計測等を行う各
種機能ボタンである。また、26は上記電話帳での前後
サーチや、音量調整に用いる音量ボタンである。また、
図2(b)において、30は、当該PHS端末の電源、
およびトランシーバ、電話機のいずれかで用いるかを切
り換えるスライドスイッチである。31は当該PHS端
末に装着された電池を内部に収めるための電池収納器で
ある。前述した電池は、上記PHS端末を図示しない充
電台に載置した際に、電池収納器の外部に配設された端
子を介して、充電台から供給される定電流および定電圧
によって充電される。
【0017】A−3.表示部のレイアウト 次に、図3は、上述した表示部10の表示レイアウトを
示す模式図である。図において、10aは、公衆基地局
の電波を受信しているときに表示されるアンテナマーク
と、その電界強度を3段階で表示するバーとからなる電
界強度表示部である。なお、公衆圏外時には、アンテナ
マークのみが表示される。次に、10bは、公衆基地局
の電波を受信しているときに表示される。10cは、家
庭機(親機)の電波を受信しているときに表示される。
【0018】10dは、電池の残存容量を5段階で表示
する残量表示マークである。なお、電池残量がないとき
には、図示のマークの外枠のみが表示される。10e
は、個人情報を記憶するIDチップの挿入時に表示され
るIDチップマークである。次に、10fは、電話帳の
登録や検索時にシークレットモードであることを表示す
るシークレットマークである。10gは、料金分計を起
動しているときに表示され、10hは、留守番モードを
起動しているときに表示される。次に、10iは、文字
入力時に入力される文字種を示し、文字入力時に文字ボ
タン押下により切り替えられる。そして、10jは、電
話帳、リダイヤル/リコール、機能モード時に、後述す
るデータ表示部におけるデータのスクロール方向を示す
カーソルマークである。10kは、1セル当たり15×
7ドット、12桁2行のデータ表示部である。
【0019】B.第1実施例の動作 次に、上述した第1実施例の動作について説明する。図
4は、第1実施例によるPHS端末の動作を説明するた
めのフローチャートである。なお、以下の説明では、通
話に伴う各部の動作については通常のPHS端末の動作
と同様であるので説明を省略する。まず、ステップS1
0で、電源部12の電池電圧検出回路によって電池電圧
を検出し、残存容量を測定する。次に、ステップS12
で、上記残存容量に基づいて電池不足か否かを判断し、
電池不足でなければ、当該処理を終了する。一方、電池
不足であれば、ステップS14に進み、使用者に対して
所定の警告を発する警告処理を行うとともに、充電台に
PHS端末を載置して充電するように充電要求表示を行
う。警告処理としては、例えば、「充電台に置いて下さ
い」という音声データをスピーカ4により発音したり、
表示部10に警告内容(例えば、上記音声と同じもの)
を表示したりして、現在、充電電圧が十分でないことを
指示する。
【0020】次に、ステップS16で、PHS端末が充
電台に載置されたか否かを判断する。そして、使用者
が、ステップS14のメッセージに従って、PHS端末
を充電台へ載置すると、ステップS16における判断結
果は「YES」となり、ステップS18へ進む。ステッ
プS18では、内部のカウンタによって充電時間の計時
をスタートさせる。次に、ステップS20で、満充電あ
るいはPHS端末が取り外され充電が終了したか否かを
判断し、終了していなければ、当該ステップS20を繰
り返し実行する。
【0021】一方、充電が終了すると、ステップS22
に進み、上記カウンタによる計時を停止し、ステップS
24で、計時された充電時間を読み込み、表示部10に
おける残量表示マークの表示個数を決定する。ここで、
残量表示マークの表示個数の決定方法について図5を参
照して説明する。本第1実施例では、充電時において
は、充電前に表示されている残量表示マークの表示個数
に、充電時間に応じて決定される表示個数だけ追加点灯
させることで残量表示を行う。図5において、充電時間
がTより短い場合には、充電前に表示されている残量表
示マークの表示個数のままとし、T〜2Tの場合には、
充電前に表示されている残量表示マークの表示個数に1
個追加点灯させ、2T〜3Tの場合には、充電前に表示
されている残量表示マークの表示個数に2個追加点灯さ
せる。以下同様に、3T〜4Tの場合には、3個追加点
灯させ、4T〜5Tの場合には、4個追加点灯させ、さ
らに、5T以上の場合には、5個追加点灯させる。な
お、単位時間Tは、図8に示すように、ある表示個数が
維持される充電時間に対応している。
【0022】そして、ステップS26で、上記決定した
表示個数に従って、表示部10の残量表示マークを表示
する。したがって、例えば、充電前の残量表示マークの
表示個数が1個の場合、充電時間が2T〜3Tの間のと
きには、電池電圧が満充電であるVcとなったとして
も、2個追加点灯させ、合計3個点灯させる。これは、
図8において、充電前の残量表示マークが1個点灯され
ている状態で、残量表示マークを3個点灯させるのに十
分な電池電圧となった時点で、充電が終了した場合であ
り(図8の参照)、適切な表示であることが分かる。
【0023】また、別の例では、充電前の残量表示マー
クの表示個数が2個の場合、充電時間がT〜2Tの間の
ときには、電池電圧が満充電であるVcとなったとして
も、2個追加点灯させ、合計4個点灯させる。これは、
図8において、充電前の残量表示マークが2個点灯され
ている状態で、残量表示マークを4個点灯させるのに十
分な電池電圧となった時点で充電が終了した場合であり
(図8の参照)、やはり適切な表示であることが分か
る。
【0024】また、充電前の残量表示マークの表示個数
が2個の場合、充電時間がT〜2Tの間のときには、電
池電圧が満充電であるVcとなったとしても、1個追加
点灯させ、合計3個点灯させる。これは、図8におい
て、充電前の残量表示マークが2個点灯されている状態
で残量表示マークを3個点灯させるのに十分な電池電圧
となった時点で、充電が終了した場合であり(図8の
参照)、やはり適切な表示であることが分かる。
【0025】また、通常使用時には、電源部11の電池
電圧検出回路によって、所定のタイミングで、電池の出
力電圧が検出される。制御部7は、該出力電圧の値に応
じて、すなわち、図6に示すラインL3に従って、表示
部10の残量表示マークの点灯個数を決定し、該決定さ
れた点灯個数分だけ残量表示マークを点灯する。なお、
電池の出力電圧が使用時間に対して直線的に低下するよ
うな場合には、使用時間を所定のタイマで累計し、該使
用時間に基づいて、表示部10の残量表示マークの点灯
個数を決定し、該決定された点灯個数分だけ残量表示マ
ークを点灯するようにしてもよい。
【0026】C.第2実施例 次に、本発明の第2実施例について説明する。なお、本
第2実施例によるPHS端末の基本的な構成は、前述し
た図1に示すものと同一であるので、説明を省略する。
【0027】C−1.第2実施例による電源部の構成 図7は、本第2実施例による電源部の構成を示すブロッ
ク図である。図において、電源部20は、充電可能な複
数のセルからなる電池パック(例えば、ニッケル水素電
池、リチウム電池等、以下、電池という)20aと、該
電池の出力電圧を検出し、該電池電圧を制御部7に供給
する電池電圧検出回路20bと、端末の動作時相当の負
荷20cと、該負荷を充電終了直後の電池20aに接続
するスイッチSWとを有する。スイッチSWは、充電終
了直後に、制御部7によってオンとなるように制御され
る。
【0028】C−2.第2実施例の動作 制御部7は、充電終了直後以外には、スイッチSWをオ
フにする。電池電圧検出回路20bは、通常使用時に
は、所定のタイミングで、電池20aの出力電圧を検出
する。制御部7は、該出力電圧の値に応じて、すなわ
ち、前述した図6に示すラインL3に従って、表示部1
0の残量表示マークの点灯個数を決定し、該決定された
点灯個数分だけ残量表示マークを点灯する。
【0029】一方、上記残存容量に基づいて電池不足か
否かを判断し、電池不足であれば、使用者に対して所定
の警告を発する警告処理を行うとともに、充電台にPH
S端末を載置して充電するように充電要求表示を行う。
そして、PHS端末が充電台に載置され、充電が終了す
ると、制御部7はスイッチSWをオンにする。この結
果、端末の動作時相当の負荷20cが電池20aに接続
されるので、電池の出力電圧は、実際の充電電圧まで低
下することになる。電池電圧検出回路20bは、上記状
態で、電池20aの出力電圧を検出する。制御部7は、
該出力電圧の値に応じて、すなわち、図8の実線L2で
示す出力電圧に応じて、表示部10の残量表示マークの
点灯個数を決定し、該決定された点灯個数分だけ残量表
示マークを点灯する。
【0030】このように、本第2実施例によれば、充電
終了時に端末動作時相当の負荷20cを電池20aにか
けることで、充電終了直後であっても、実動作負荷状態
での電池電圧を検出でき、より正確な残量表示を行うこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1、4、6記載の発明では、二次
電池の充電に際して、計時手段によって、二次電池の充
電時間を計時し、充電終了後、電池残量算出手段によっ
て、計時手段によって計時された充電時間に基づいて、
充電後の電池残量を算出し、該算出された電池残量を表
示部に表示するようにしたので、充電直後において、表
示される残存容量と実動作時の残存容量とを一致させる
ことができるという利点が得られる。
【0032】請求項3、7記載の発明では、二次電池に
対する充電終了直後、接続手段によって負荷を二次電池
に接続し、この時の二次電池の出力電圧を電池電圧検出
手段によって検出し、該検出された二次電池の出力電圧
に応じて、表示部に電池残量を表示するようにしたの
で、充電直後において、表示される残存容量と実動作時
の残存容量とを一致させることができるという利点が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるPHS端末の構成を
示すブロック図である。
【図2】本第1実施例のPHS端末の外観構成を示す模
式図である。
【図3】表示部10の表示レイアウトを示す模式図であ
る。
【図4】第1実施例のPHS端末の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図5】充電終了直後における残量表示マークの表示個
数の決定方法を説明するための概念図である。
【図6】通常使用時における残量表示マークの表示個数
の決定方法を説明するための概念図である。
【図7】本発明の第2実施例による電源部の構成を示す
ブロック図である。
【図8】充電時および充電終了後の端末動作時における
電池電圧の変化および残量表示マークの表示個数を説明
するための概念図である。
【図9】残量表示マークを説明するための模式図であ
る。
【符号の説明】
1 送受信部 2 通信制御部 3 音声処理部 4 スピーカ 5 マイクロフォン 6 キー入力部 7 制御部(計時手段、電池残量算出手段、制御手段) 8 ROM 9 RAM 10 表示部 11,20 電源部 20a 電池パック(二次電池) 20b 電池電圧検出回路(電池電圧検出手段) 20c 負荷 SW スイッチ(接続手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再充電可能な二次電池の電池残量を表示
    部に表示する電池残量表示装置において、 前記二次電池の充電時間を計時する計時手段と、 前記計時手段によって計時された充電時間に基づいて、
    充電後の電池残量を算出する電池残量算出手段とを具備
    し、 前記電池残量算出手段によって算出された電池残量を前
    記表示部に表示することを特徴とする電池残量表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電池残量算出手段は、前記計時手段
    によって計時された充電時間に基づいて、充電直前の電
    池残量に対する増加量を算出し、該増加量を充電直前の
    電池残量に加えることで、前記充電後の電池残量とする
    ことを特徴とする請求項1記載の電池残量表示装置。
  3. 【請求項3】 再充電可能な二次電池の電池残量を表示
    部に表示する電池残量表示装置において、 前記二次電池によって動作する機器の動作時相当の負荷
    と、 前記二次電池に対する充電終了直後、前記負荷を二次電
    池に接続する接続手段と、 前記二次電池の出力電圧を検出する電池電圧検出手段と
    を具備し、 前記電池電圧検出手段によって検出された前記二次電池
    の出力電圧に応じて、前記表示部に電池残量を表示する
    ことを特徴とする電池残量表示装置。
  4. 【請求項4】 再充電可能な二次電池と、該二次電池の
    電池残量を表示する表示部とを備える携帯電子機器にお
    いて、 前記二次電池の充電時間を計時する計時手段と、 前記計時手段によって計時された充電時間に基づいて、
    充電後の電池残量を算出する電池残量算出手段と、 前記電池残量算出手段によって算出された前記二次電池
    の電池残量に応じて、前記表示部に充電後の電池残量を
    表示させる制御手段とを具備することを特徴とする携帯
    電子機器。
  5. 【請求項5】 前記電池残量算出手段は、前記計時手段
    によって計時された充電時間に基づいて、充電直前の電
    池残量に対する増加量を算出し、該増加量を充電直前の
    電池残量に加えることで、前記充電後の電池残量とする
    ことを特徴とする請求項4記載の携帯電子機器。
  6. 【請求項6】 再充電可能な複数の電池セルからなる二
    次電池と、該二次電池の電池残量を前記複数の電池セル
    の個数に対応させた表示セルを点灯させることで表示す
    る表示部とを備える携帯電子機器において、 前記二次電池の充電時間を計時する計時手段と、 前記計時手段によって計時された充電時間に基づいて、
    前記計時手段によって計時された充電時間に基づいて、
    充電直前に前記表示部に点灯されていた表示セルに対し
    て、増加すべきセル数を算出し、該セル数を充電直前の
    表示セル数に加えることで、前記充電後の表示セル数と
    する表示セル算出手段と、 前記表示セル算出手段によって算出された前記充電後の
    表示セル数だけ前記表示部の表示セルを点灯させる制御
    手段とを具備することを特徴とする携帯電子機器。
  7. 【請求項7】 再充電可能な二次電池と、該二次電池の
    電池残量を表示する表示部とを備える携帯電子機器にお
    いて、 当該携帯電子機器の動作時相当の負荷と、 前記二次電池に対する充電終了直後、前記負荷を二次電
    池に接続する接続手段と、 前記二次電池の出力電圧を検出する電池電圧検出手段
    と、 前記電池電圧検出手段によって検出された前記二次電池
    の出力電圧に応じて、前記表示部に電池残量を表示させ
    る制御手段とを具備することを特徴とする携帯電子機
    器。
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