JPH10328983A - 円筒体の製作方法 - Google Patents

円筒体の製作方法

Info

Publication number
JPH10328983A
JPH10328983A JP10030384A JP3038498A JPH10328983A JP H10328983 A JPH10328983 A JP H10328983A JP 10030384 A JP10030384 A JP 10030384A JP 3038498 A JP3038498 A JP 3038498A JP H10328983 A JPH10328983 A JP H10328983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
spindle
rotating shaft
accuracy
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10030384A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuichi Sato
忠一 佐藤
Shigemi Tsukamoto
茂美 塚本
Yasuhiro Yamashita
安弘 山下
Katsuhisa Tonooka
勝久 殿岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP10030384A priority Critical patent/JPH10328983A/ja
Publication of JPH10328983A publication Critical patent/JPH10328983A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Turning (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて精度の高い円筒体を製作することがで
きる円筒体の製作方法を提供する。 【解決手段】 ワーク3は、チャック7,8を介して、
主軸4a(片持加工の場合)、又は主軸4a及び補助ス
ピンドル軸5a(両持加工の場合)に取り付けられる。
各軸4a,5aは所謂平均化効果によって各当該軸4
a,5aの加工精度よりも優れた精度で回転されるの
で、ワーク3を砥石10を用いて研削加工することによ
って、各軸4a,5aよりも真円度誤差の小さい回転軸
を製作することが可能である。このようにして製作され
た高精度の回転軸を主軸スピンドル4、補助スピンドル
5の各軸4a,5aと取り替える、と云う回転軸の製作
と取り替えの2つの工程を所定回数実行した後、該回転
軸が取り替えられたスピンドル4,5を用いてワーク3
を研削加工することによって、極めて高精度の円筒体
(例えば、真円度誤差が0.05μm以下の円筒体)を
製作することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削盤や旋盤等の
製作機械を用いて極めて精度が高い円筒体を製作するこ
とができる円筒体の製作方法、該製作方法に基づいて円
筒体を製作する円筒体の製作機械、これら製作方法又は
製作機械により製作された円筒体、上記円筒体の製作方
法又は製作機械により製作された円筒体を回転軸として
用いて球体を研磨加工する球体研磨方法、該球体研磨方
法に基づいて球体を研磨加工する球体研磨盤、及びこれ
ら球体研磨方法又は球体研磨盤により製作された球体に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、円筒形状の被
加工物(以下、ワークとも云う)105を研削するため
の研削盤は、ベッド101に載置されたテーブル110
に主軸103と心押軸104とを取り付け、両軸10
3,104の夫々のセンター102a,102bをワー
ク105両端に夫々設けられたセンター穴と係合させて
ワーク105を回転可能に支承して、ワーク105を主
軸駆動モータ106の回転出力により回転駆動する一
方、ベッド101の上に砥石台107をワーク105の
軸方向及び径方向に移動自在に設けて、該砥石台107
に取り付けられた砥石スピンドル108によって円環状
の砥石109を回転駆動しつつ砥石台107を縦横に移
動させることによって、ワーク105の外周面全体を研
削加工するようにしていた。
【0003】また、従来、玉軸受に用いる球体等を研磨
加工する球体研磨盤は、図6に示すように、略平行に配
された第1及び第2の盤体21,22の両対向面夫々の
対向位置に略半円弧形状断面を有する複数の環状溝24
を設けると共に、第1の盤体21を固定する一方、第2
の盤体22を回転させて、コンベア202から供給され
る多数の被研磨球体201を、図7に示すように、対向
する各溝24の間で転がしつつ研磨加工するようにして
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1
に、上記従来の研削盤においては、2つのセンター10
2a,102bとワーク105両端の各センター穴とを
係合させ該係合面を滑らせつつワーク105を回転する
ようにしていたので、上記センター穴の精度(センター
穴の角度、形状及び内周表面の粗さ等の精度)や各セン
ター102a,102bの精度(各センターの角度、形
状及び表面の粗さ等の精度)によって、ワーク105の
回転精度が決まってしまい、この結果、ワーク105の
加工精度も決まるので、例え主軸103や心押軸104
の回転精度を向上させても、円筒体の加工精度を向上さ
せることは困難であった。
【0005】また、第2に、上記従来の球体研磨盤にお
いては、近年、コンピュータのハードディスクドライブ
の玉軸受に使用する球体として真球度誤差が0.02〜
0.01μm程度の球体を研磨加工することが求められ
ており、このような高精度の球体を研磨加工するために
は、上記第2の盤体22の回転精度を少なくとも0.0
2μm以下に抑える必要がある。
【0006】即ち、図8に示すように、第2の盤体22
にΔxの回転誤差があれば、盤体22が径方向に振動し
て、対向する各環状溝24の間に少なくともΔxのずれ
が生じ得る。このため、各溝24の間で研磨加工される
球体201に局部的な負荷が発生して、球体201の偏
磨耗や変形を引き起こし、球体201を真球に近く研磨
加工することが妨げられる。また、各盤体21,22の
少なくとも一方を砥石としてラップ加工を行った場合や
遊離砥粒を用いてラップ加工をおこなった場合にも第2
の盤体22の回転誤差Δxに応じて各溝24の断面が真
円弧形状からくずれた形状に形成されるので、この場合
にも球体201に同様の局部的な負荷が発生して該球体
201を真球に近く研磨加工することが妨げられる。従
って、真球度誤差が0.02μm以下であるような極め
て精度の高い球体を研磨加工するためには、第2の盤体
22の回転誤差を少なくとも0.02μm以下に抑える
必要があるが、従来、このような極めて高い精度で研磨
用の盤体を回転させることができる球体研磨盤の入手は
困難であった。
【0007】本発明は、上述した問題を解決するために
なされたもので、極めて精度の高い円筒体を製作するこ
とができる円筒体の製作方法を提供することを目的とす
る。
【0008】また、上記円筒体の製作方法により製作さ
れた円筒体を球体研磨用の盤体を支持するための回転軸
として使用することによって、極めて精度の高い球体を
研磨加工することができる球体研磨方法を提供すること
を別の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、被加工物を支持する回転軸
と該回転軸を回転可能に支承する軸受とから構成される
スピンドルを具備した製作機械による円筒体の製作方法
において、前記スピンドルの回転軸に被加工物を取り付
け該被加工物を回転させつつ加工することによって新た
に前記スピンドルの回転軸を製作する軸製作工程と、前
記スピンドルの回転軸を前記軸製作工程により新たに製
作された回転軸と取り替える軸取替工程と、前記軸製作
工程と前記軸取替工程とを所定回数実行した後該所定回
数に亘って新たに回転軸が取り替えられたスピンドルの
回転軸に被加工物を取り付け、該被加工物を回転させつ
つ加工することによって円筒体を製作する円筒体製作工
程とを備えたことを特徴とする。上記構成によれば、所
謂平均化効果により一般に軸受に支承され回転される回
転軸の回転精度は当該回転軸の加工精度よりも良くなる
傾向があるので、スピンドルの回転軸に被加工物を取り
付けることによって、被加工物を回転軸の加工精度より
も優れた精度で回転させることができる。このため、元
のスピンドル回転軸よりも精度の高い回転軸(円筒体)
を製作することが可能となる。こうして、元のスピンド
ルの回転軸よりも精度の高い回転軸が製作されると、該
回転軸を元のスピンドルの回転軸と取り替える。これに
より、スピンドル回転軸の回転精度が向上され、該取り
替えられた回転軸に被加工物を取り付け回転させつつ加
工することによって更に高精度の回転軸(円筒体)を製
作することが可能となる。
【0010】このように、回転軸の製作と取り替えの2
つの工程を所定回数実行して充分にスピンドル回転軸の
回転精度を向上させた後、該スピンドルの回転軸に被加
工物を取り付け回転させつつ加工することによって、真
円度誤差が0.05μm以下であるような極めて高精度
の円筒体を製作することが可能となる。
【0011】また、2つの盤体の間に球体を挟持した状
態で前記2つの盤体の少なくとも一方を回転させて前記
球体を研磨加工する球体研磨方法において、請求項1記
載の円筒体の製作方法により回転軸を製作し、該製作さ
れた回転軸によって前記回転される少なくとも一方の盤
体を支持し、該支持された盤体を回転させて前記球体を
研磨加工するようにしてもよい。
【0012】この構成によれば、球体研磨用の盤体を支
持する回転軸が請求項1記載の円筒体の製作方法により
製作されるので、該製作方法により製作された真円度誤
差が0.05μm以下の円筒体を上記球体研磨用の盤体
を支持・回転させる回転軸として用いて球体を研磨加工
することができる。このため、上記平均化効果を利用し
て上記盤体を0.02μm以下の回転精度で回転させる
ことが可能であるので、真球度誤差が0.02μm以下
であるような高精度の球体を製作することが可能とな
る。
【0013】また、上記円筒体の製作方法において、ス
ピンドル軸受として静圧(流体)軸受を使用すれば、い
わゆる平均化効果がより顕著に表れて、スピンドル回転
軸の回転精度が当該回転軸の加工精度よりも大幅に向上
するので、真円度誤差が0.05μm以下であるような
高精度の円筒体をより容易に製作することができる。
【0014】また、上記球体研磨用の盤体を支持する回
転軸を静圧軸受によって支承すれば、同様に平均化効果
が顕著に表れて、該回転軸の回転精度が向上するので、
真球度誤差が0.02μm以下であるような極めて高精
度の球体をより容易に製作することができる。
【0015】また、本発明は、上述した円筒体の製作方
法に基づいて円筒体を製作する円筒体の製作機械であっ
てもよいし、上述した球体研磨方法に基づいて球体を研
磨加工する球体研磨盤であってもよい。
【0016】また、前記円筒体の製作機械は被加工物を
加工部分の両側で支持する両持構造であってもよいし、
被加工物を加工部分の片側でのみ支持する片持構造であ
ってもよい。
【0017】また、前記円筒体の製作機械は被加工物を
砥石により研削加工する研削盤であってもよいし、バイ
トにより切削加工する旋盤であってもよい。
【0018】また、本発明は、上述した円筒体の製作方
法又は製作機械のいずれかにより製作された円筒体その
ものであってもよいし、上述した球体研磨方法又は球体
研磨盤により研磨加工された球体そのものであってもよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る円筒体の製作方法を実施するための研削盤の概
略構成を示す平面図である。
【0020】研削盤100のベッド1上にはテーブル2
が固定して載置されており、該テーブル2には、被加工
物(以下、ワークとも云う)3を支持する主軸スピンド
ル4及び補助スピンドル5と、ワーク3を回転駆動する
ための回転出力を発生する主軸駆動モータ6とが取り付
けられている。
【0021】主軸スピンドル4はチャック7を介してワ
ーク3の一端が取り付けられる主軸4aと、該主軸4a
を回転可能に支承する第1の静圧流体軸受4bとから主
に構成されており、該軸受4bの一端には第1の軸受キ
ャップ4cが複数の第1のキャップボルト4dにより係
止されている。また、軸受4bの内周面には複数の静圧
ポケット4gが設けられており、この静圧ポケット4g
を介して供給される空気又は油等の流体によって主軸4
aは軸受4bの内周面と非接触に径方向に支承されてい
る。主軸スピンドル4は、被加工物を加工部分の両側で
支持する両持支持及び加工部分の片側でのみ支持する片
持支持のいずれの方法においても被加工物を支持できる
ように構成されている。
【0022】また、軸受4b及び軸受キャップ4cの対
向する各端面には夫々少なくとも1つの円環状の静圧ポ
ケット4f,4f’が設けられており、これに対応して
主軸4aの外周には第1のスラストカラー4eが設けら
れている。主軸4aは静圧ポケット4f,4f’を介し
て供給される空気又は油等の流体によってスラストカラ
ー4eを介して軸受4b及び軸受キャップ4cの各端面
と非接触に軸方向に支承されている。
【0023】更にまた、主軸4aは一端面に第1のチャ
ック7を取り付けるための第1の突起4hを有すると共
に、他端面に第2の突起4iを有しており、該第2の突
起4iに連結されたカップリング9を介して主軸駆動モ
ータ6の出力軸と接続されている。
【0024】また、ワーク3を両持加工するときに用い
る補助スピンドル5は、第2のチャック8を介してワー
ク3の他端が取り付けられる補助スピンドル軸5aと、
該補助スピンドル軸5aを回転可能に支承する第2の静
圧流体軸受5bとから主に構成されている。該軸受5b
の一端には第2の軸受キャップ5cが複数の第2のキャ
ップボルト5dにより係止されており、また、軸受5b
の内周には複数の静圧ポケット5gが設けられている。
補助スピンドル軸5aは静圧ポケット5gを介して供給
される流体によって軸受5bの内周面と非接触に径方向
に支承されている。
【0025】また、軸受5b及び軸受キャップ5cの対
向する各端面には夫々少なくとも1つの円環状の静圧ポ
ケット5f,5f’が設けられており、これに対応して
補助スピンドル軸5aの外周には第2のスラストカラー
5eが設けられている。補助スピンドル軸5aは静圧ポ
ケット5f,5f’を介して供給される流体によりスラ
ストカラー5eを介して軸受5b及び軸受キャップ5c
の各端面と非接触に軸方向に支承されている。また、補
助スピンドル軸5aは一端面に第2のチャック8を取り
付けるための第3の突起5hを有している。
【0026】また、ベッド1上には砥石台12がワーク
3の軸方向及び径方向に移動自在に設けられており、該
砥石台12には砥石10を回転自在に支持する砥石スピ
ンドル11が取り付けられている。この砥石台12をベ
ッド1上で縦横に移動させることによって、砥石10を
ワーク3の径方向に所定幅で切り込み送りすると共に、
ワーク3の軸方向に所定幅でトラバースする。尚、本実
施の形態においては、主軸スピンドル4及び補助スピン
ドル5の両方にスラスト静圧軸受(4f,4f’,5
f,5f’)を設ける構成を説明したが、これに限られ
るものではなく、両持加工の場合は各スピンドル4,5
のいずれか一方でのみワーク3を軸方向に支承するよう
にしてもよい。例えば、主軸スピンドル4側にのみ静圧
ポケット4f,4f’を設けると共に、主軸4aにスラ
ストカラー4eを設けることによって、ワーク3を主軸
スピンドル4側でのみ軸方向に支承する構成としてもワ
ーク3を軸方向にずれないように保持することが充分に
可能である。
【0027】またこのようなスラスト軸受として静圧軸
受の代わりに転がり軸受を用いてもワーク3の加工精度
に影響を与えない。
【0028】更にまた、上記実施の形態においては、被
加工物の両持加工が可能なように、研削盤100が主軸
スピンドル4及び補助スピンドル5を有する構成とした
が、主軸スピンドル4のみを設ける構成としてもよい。
また、主軸スピンドル4と補助スピンドル5の両方を設
けた場合にも、補助スピンドル5をテーブル2の上で軸
方向に移動可能に設けて、ワーク3の加工時に補助スピ
ンドル5を図1の右方向に移動させることによって、ワ
ーク3を主軸スピンドル4のみにより片持加工すること
も可能である。また、補助スピンドル5をテーブル2か
ら取り外し可能に設けてもよい。
【0029】次に、図2及び図3を参照して、本実施の
形態の円筒体の製作方法を具体的に説明する。図2は被
加工物を加工部分の片側で支持する片持支持により出願
人が実際に円筒体を研削加工した一例におけるスピンド
ル回転軸の真円度誤差と、当該回転軸の回転精度と、該
回転軸に取り付けて加工された円筒体の加工精度とを示
すチャート図である。図3は被加工物を加工部分の両側
で支持する両持支持により出願人が実際に円筒体を研削
加工した一例におけるスピンドル回転軸の加工精度と、
当該回転軸の回転精度と、該回転軸に取り付けて加工さ
れた円筒体の加工精度とを示すチャート図である。
【0030】一般に、回転軸及び該回転軸を支承する軸
受から構成されるスピンドル構造においては、平均化効
果によって回転精度が当該回転軸の加工精度よりも向上
するが、特に軸受として静圧(流体)軸受を用いた場合
には、軸や軸受の加工精度よりもはるかに優れた回転精
度が得られることが経験的に知られている(例えば、矢
部寛「静圧気体ジャーナル軸受の回転精度特性に関する
基礎的研究」、日本機械学会論文集(C編)58巻54
8号(1992−4)、第176頁、論文No.91−
1225A)。これは、静圧軸受が流体膜を介して回転
軸を非接触に拘束する構造であるため、いわゆる平均化
効果が顕著に表れて、回転軸の回転精度が軸の加工精度
そのものよりも大幅に向上するからである(例えば、杉
山和久「静圧形油軸受の最近の技術動向」、雑誌「設計
・製図」、Vol.25,No.11(1990年11
月))。
【0031】また、静圧軸受における部品精度と静的回
転精度の関係を検討した一つの研究では、軸受の形状誤
差が軸の静的回転精度(軸の回転振れ)に余り影響を与
えないのに対して、軸の加工精度は軸の静的回転精度に
大きく影響すると共に、軸の回転精度は軸の真円度誤差
の概ね1/5に減少すると報告されている(上記杉山和
久「静圧形油軸受の最近の技術動向」)。
【0032】本実施の形態の円筒体の製作方法は、上述
した平均化効果によりスピンドル回転軸の回転精度が当
該軸の加工精度よりも向上することを利用して、高精度
の円筒体を製作するものである。即ち、被加工物を両持
支持又は片持支持のいずれかの態様で回転軸に取り付け
ることによって、被加工物を回転軸と同程度の回転精度
で回転させる。こうして回転される被加工物を研削加工
することによって、元のスピンドル回転軸よりも優れた
加工精度の回転軸を製作することが可能であり、該製作
された高精度の回転軸と元の回転軸とを取り替えること
によってスピンドル回転軸の回転精度を向上させる、と
云う工程を所定回数実行する。このように、回転軸の製
作と取り替えとを所定回数実行することによって、スピ
ンドル回転軸の回転精度を充分に高めた後、該回転軸に
被加工物を取り付け研削加工することによって、最終的
に真円度誤差が0.05μm以下であるような極めて精
度の高い円筒体を製作することを可能とするものであ
る。以下、実際の工程を両持加工による場合と片持加工
による場合とに分けて具体的に説明する。
【0033】先ず、主軸スピンドル4のみによって被加
工物を片持支持して研削加工する場合は、ワーク3をチ
ャック7を介して主軸4a(この時の主軸4aを円筒体
N0とする)に取り付ける。主軸4aは上述した平均化
効果によって当該軸4aの加工精度よりも優れた回転精
度で回転されるので、ワーク3を主軸4aに取り付ける
ことによって、ワーク3は主軸4aの加工精度よりも優
れた回転精度で回転される。このため、砥石10の回転
及び切り込みの精度を充分に高めることによって、ワー
ク3を回転軸4aよりも加工精度の高い、即ち真円度誤
差の小さい回転軸(円筒体)に研削加工することが可能
となる。
【0034】このようにして、主軸4aよりも高精度の
回転軸を製作した後(この製作された回転軸を円筒体N
1とする)、主軸スピンドル4の軸受キャップ4cを取
り外し、主軸4a(円筒体N0)を上記製作された回転
軸(円筒体N1)と取り替えて、軸受キャップ4cを軸
受4bに取り付ける。
【0035】こうして、新たな回転軸(円筒体N1)を
組み込んだ主軸スピンドル4に被加工物を取り付け回転
させつつ加工することによって、更に真円度誤差が小さ
い回転軸(これを円筒体N2とする)を製作することが
可能となる。
【0036】このように、スピンドル回転軸の製作と取
り替えとを繰り返すことによって、スピンドル回転軸の
回転精度を限りなく「0」に近づけていくことが可能で
あり、後で具体的に説明するように、真円度誤差が0.
05μm以下の円筒体を製作することが可能となる。
【0037】尚、上述した回転軸の製作と取り替えを何
回繰り返すかは、例えば軸受のリング(レース)や製作
すべき円筒体に要求される精度を考慮して、最も採算性
が高くなるように回数を設定すればよい。
【0038】図2(a)は、公知の真円度測定機で主軸
4a(円筒体N0:軸長が約400mmで直径が約10
0mmである)の真円度誤差を測定し、その測定結果を示
した図である。同図において、実線A及び実線Bは上記
測定された真円度誤差を夫々図示のスケールバーの縮尺
で示したものであり、図示例においては、測定された真
円度誤差の平均値は1.4μmであった。
【0039】同図(b)は、主軸4a(円筒体N0)を
回転軸として主軸スピンドル4に組込んで軸受4bによ
り支承して回転させたときの先端の回転振れ(回転精
度)を公知の手法により測定し、その測定結果を実線C
により図示のスケールバーの縮尺で表示した図である。
同図に示すように、真円度誤差が1.4μmの主軸4a
の回転振れは平均で0.115μmであり、スピンドル
4の主軸4aの回転精度が該軸4aの真円度誤差よりも
格段に向上していることが分かる。
【0040】また、同図(c)は、上述した回転軸(円
筒体N0)を主軸4aとして組込んだスピンドル4によ
りワーク3を片持加工して回転軸(円筒体N1)を製作
し、該回転軸の真円度誤差を上述した真円度測定機によ
り測定して、該測定結果を実線Dにより図示のスケール
バーの縮尺で示した図である。同図に示すように、スピ
ンドル4の主軸4a(円筒体N0)の回転精度が平均で
0.115μmであるのに対して、製作された回転軸
(円筒体N1)の真円度誤差は平均で0.119μmで
あり、元の回転軸(円筒体N0)の真円度誤差と比較し
て加工精度が格段に向上し、静圧軸受の平均化効果によ
って、加工を行う毎に製作された回転軸の加工精度が元
の主軸4aの加工精度よりも格段に向上していることが
分かる。
【0041】次に、ワーク3を主軸スピンドル4と補助
スピンドル5とを用いて両持加工する場合を説明する。
尚、ワーク3を主軸スピンドル4に取り付け、取り外す
手順は片持加工による場合と同様であるので省略する。
【0042】先ず、ワーク3の他端をチャック8を介し
て補助スピンドル軸5aに取り付ける(この時の軸5a
も主軸4aと同様円筒体N0とする)。こうして、主軸
スピンドル4と補助スピンドル5とを用いてワーク3を
両持加工し、主軸4a又は補助スピンドル軸5aよりも
高精度の回転軸を2本製作する(これらの回転軸を円筒
体N1とする)。その後、主軸スピンドル4と同様に補
助スピンドル5の軸受キャップ5cを取り外し、補助ス
ピンドル軸5a(円筒体N0)と上記製作された回転軸
(円筒体N1)とを取り替えて、軸受キャップ5cを軸
受5bに取り付ける。
【0043】こうして、新たな回転軸(円筒体N1)を
組み込んだ主軸スピンドル4及び補助スピンドル5に被
加工物を取り付け回転させつつ加工することによって、
更に真円度誤差が小さい回転軸(これを円筒体N2とす
る)を製作することが可能となる。
【0044】図3(a)は、ワーク3を主軸スピンドル
4と補助スピンドル5とを用いて両持加工して回転軸を
製作したときの、該製作された回転軸(円筒体N1)の
真円度誤差を上述した真円度測定機で測定し、該測定結
果を実線Eにより図示のスケールバーの縮尺で示した図
である。同図に示すように、両持加工により製作された
円筒体の真円度誤差は平均で0.68μmであり、上述
した片持加工による場合の円筒体N1よりも加工精度は
低下しているものの(図2(c)参照)、主軸4a(補
助スピンドル軸5a)よりも加工精度が向上しているこ
とが分かる。このように、片持加工の場合と比較して加
工後の円筒体N1の精度が悪化しているのは両スピンド
ルのアラインメントの影響を受けたものと思われる。
尚、主軸4a又は補助スピンドル軸5aの加工精度及び
回転精度は図2(a)及び(b)に示したものと同様で
あるので省略する。
【0045】同図(b)は、上記製作された回転軸(円
筒体N1)を主軸スピンドル4と補助スピンドル5とに
組み込んで、その合成のスピンドル回転精度を上述した
手法により測定した測定結果を実線Fにより図示のスケ
ールバーの縮尺で示した図である。同図に示すように、
真円度誤差が0.68μmの回転軸4a,5aの合成の
回転精度は0.054μmであった。
【0046】同図(c)は、主軸スピンドル4及び補助
スピンドル5の各回転軸4a,5a(円筒体N0)を上
記製作された回転軸(円筒体N1)と取り替えて、更に
ワーク3を両持加工して製作された回転軸(円筒体N
2)の加工精度を示す図である。同図においては、円筒
体N2の真円度誤差は実線Gにより図示のスケールバー
の縮尺で示すとおり平均で0.19μmであり、元のス
ピンドル回転軸(円筒体N1)よりも加工精度が向上し
ていることが分かる。
【0047】また、同図(d)は、この製作された回転
軸(円筒体N2)を主軸スピンドル4と補助スピンドル
5とに組み込んで回転させたときの合成の回転精度を示
す図である。同図に示すように、この回転軸(円筒体N
2)の合成の回転精度の平均値は0.022μmであ
り、当該軸の加工精度よりも回転精度が向上しているこ
とが分かる。
【0048】上述した通り、本実施の形態の円筒体の製
作方法によれば、主軸スピンドル4のみによる片持加
工、又は主軸スピンドル4と補助スピンドル5とによる
両持加工のいずれの加工方法においても、ワーク3は当
該軸4a,5aの加工精度よりも優れた精度で回転され
るので、ワーク3を研削加工して、各軸4a,5aより
も真円度誤差の小さい回転軸を製作することが可能であ
る。このようにして製作された回転軸を主軸4a、又は
主軸4a及び補助スピンドル軸5aと取り替えると云う
手順を所定回数実行した後、該所定回数に亘って回転軸
が取り替えられたスピンドルを用いてワーク3を研削加
工することによって、極めて高精度の円筒体(例えば、
真円度誤差が0.05μm以下の円筒体)を製作するこ
とが可能となる。
【0049】以上説明したように、本実施の形態の円筒
体の加工方法は、片持支持でも両持支持でも実施可能で
あると共に、主軸スピンドル4の回転軸4aのみを取り
替えても、主軸スピンドル4と補助スピンドル5の両方
の回転軸4a,5aを取り替えても、いずれの場合にも
スピンドルの回転精度の向上及び加工円筒体の精度の向
上を達成することにおいて同様の結果を得られる。
【0050】尚、上記実施の形態においては、本発明の
円筒体の製作方法を研削盤により実施する場合を説明し
たが、これに限られるものではなく、砥石10、砥石ス
ピンドル11、及び砥石台12に代えて、バイトおよび
該バイトを支持するための公知の機構をベッド1上に設
けた旋盤により上記実施の形態と同様に本発明の円筒体
の製作方法を実施してもよい。また、主軸スピンドル4
及び補助スピンドル5の各軸受は必ずしも静圧(流体)
軸受である必要はなく、動圧軸受や転がり軸受を用いて
も本発明の円筒体の製作方法を実施することができる。
【0051】次に、図4を参照して、本発明の第2の実
施の形態を説明する。図4は本発明の第2の実施の形態
に係る球体研磨方法を実施するための球体研磨盤の概略
構成を示す側面図である。
【0052】球体研磨盤20は略平行に配された第1及
び第2の球体研磨用盤体21,22を有しており、これ
ら2つの盤体の内、第1の盤体21は支持台35を介し
てベッド40に取り付けられており、また、第2の盤体
22は補助盤体32を介して回転軸26に取り付けられ
ている。
【0053】また、第1及び第2の盤体21,22の各
対向面には複数の環状溝24が設けられている。各溝2
4は略円弧形状断面を有し、各々が他方の盤体の各溝2
4と正確に対向している。回転軸26は静圧軸受27に
よって軸方向及び径方向に支承されると共に、スプライ
ン軸28及びプーリ29等の回転力伝達機構を介して不
図示の電動機により回転駆動される。
【0054】また、静圧軸受27はベット40の一端に
設けられた支持機構50によって、複数の液圧シリンダ
30の出力軸を介して軸方向に移動自在に支持されると
共に、上記スプライン軸28は該支持機構50に設けら
れた軸受(符号なし)によって回転可能に支承されてい
る。
【0055】また、静圧軸受27は円筒形状の2つのメ
タル27a,27bから構成されている。各メタル27
a,27bは夫々内周面に少なくとも1つの静圧ポケッ
ト31aが設けられていると共に、各々の対向する端面
に少なくとも1つの円環状の静圧ポケット31bが設け
られている。回転軸26は、上記内周面の静圧ポケット
31aを介して供給される空気や油等の流体によって各
メタル27a,27bの内周面と非接触に軸方向に支承
されると共に、両メタル27a,27bの各対抗端面の
静圧ポケット31bを介して供給される空気や油等の流
体によって上記各端面と非接触にスラストカラー26a
を介して軸方向に支承されている。
【0056】次に、図4、図6及び図7を参照して、本
実施の形態の球体研磨盤の動作を説明する。図6は、球
体研磨盤20に被研磨球体201を供給する球体供給機
構の概略構成を示す斜視図である。図7は、球体201
が2つの盤体21,22の各溝24の間で研磨加工され
る様子を示す説明図である。
【0057】図6に示すように、被研磨球体201はコ
ンベア202によって第1及び第2の盤体21,22の
各対向する環状溝24の間に供給される。各被研磨球体
201は、図7に示すように、一対の環状溝24の間で
第2の盤体22の回転に伴って転がりつつ研磨加工され
る。被研磨球体201は環状溝24を略一周すると、再
びコンベア202に戻される。このような工程を所定時
間に亘って繰り返すことによって多数の被研磨球体20
1が所望の加工精度で研磨加工される。
【0058】本実施の形態の球体研磨盤の回転軸26は
上記第1の実施の形態の円筒体の製作方法により製作さ
れる。前述した通り、真球度誤差が0.02μm以下の
球体を研磨加工するためには、回転軸26の回転精度を
0.02μm以下に抑える必要がある。この点、図2に
示した例によれば、真円度誤差が1.4μmの回転軸の
回転精度が0.115μm(真円度誤差1.4μmの
0.08倍)であることから、回転軸の真円度誤差を
0.25μm以下にすれば回転精度を0.02μm以下
にすることができるものと推測できる。このため、例え
ば図2(c)に示した真円度誤差が0.119μmの円
筒体を回転軸26として用いれば、回転精度を0.02
μm(真円度誤差の0.17倍)以下に抑えることが充
分に可能である。
【0059】このことは、両持加工の場合においても、
図3に示した通り回転軸4a,5aの回転精度(例え
ば、0.054μm)が当該軸の加工精度(例えば、
0.68μm)の0.08倍程度であることから、図3
(d)に示すように、回転精度を0.02μm程度に抑
えることが充分に可能である。
【0060】上述した通り、本実施の形態の球体研磨盤
によれば、上記第1の実施の形態の円筒体の製作方法に
より、回転精度が0.02μm以下となるような真円度
誤差の小さい回転軸(例えば、真円度誤差が0.25μ
m以下の回転軸)を製作し、該回転軸を球体研磨用の第
2の盤体22を支持する回転軸26として使用すること
によって、真球度誤差が0.02μm以下であるような
高精度球体を研磨加工することができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の円筒体の製作方法によれ
ば、所謂平均化効果を利用して元のスピンドル回転軸よ
りも高精度の回転軸を製作し、該高精度の回転軸と元の
スピンドルの回転軸とを取り替える、と云う各工程を所
定回数実行して充分にスピンドル回転軸の回転精度を向
上させる。この様にして回転精度が充分に高められたス
ピンドルの回転軸に被加工物を取り付け該被加工物を回
転させつつ加工することによって、真円度誤差が0.0
5μm以下であるような極めて高精度の円筒体を製作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る円筒体の製作
方法を実施するための研削盤の概略構成を示す平面図で
ある。
【図2】同円筒体の製作方法を片持加工方法により実施
して、実際に円筒体を製作した一例における回転軸の加
工精度、当該軸の回転精度、及び製作された円筒体の加
工精度を示すチャート図である。
【図3】同円筒体の製作方法を両持加工方法により実施
して、実際に円筒体を製作した一例における回転軸の加
工精度、当該軸の回転精度、及び製作された円筒体の加
工精度を示すチャート図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る球体研磨方法
を実施するための球体研磨盤の概略構成を示す平面図で
ある。
【図5】従来の研削盤の概略構成を示す平面図である。
【図6】図4の球体研磨盤の被研磨球体供給装置の概略
構成を示す平面図である。
【図7】同球体研磨盤により球体を研磨加工するときの
様子を示す説明図である。
【図8】同球体研磨盤により球体を研磨加工するときの
様子を示す説明図である。
【符号の説明】
100 研削盤 3 ワーク 4 主軸スピンドル 4a 主軸 4b 第1の静圧軸受 5 補助スピンドル 5a 補助スピンドル軸 5b 第2の静圧軸受 7,8 チャック 21 第1の盤体 22 第2の盤体 26 回転軸 27 静圧軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 殿岡 勝久 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を支持する回転軸と該回転軸を
    回転可能に支承する軸受とから構成されたスピンドルを
    具備した製作機械による円筒体の製作方法において、前
    記スピンドルの回転軸に被加工物を取り付け該被加工物
    を回転させつつ加工することによって新たに前記スピン
    ドルの回転軸を製作する軸製作工程と、前記スピンドル
    の回転軸と前記軸製作工程により新たに製作された回転
    軸とを取り替える軸取替工程と、前記軸製作工程と前記
    軸取替工程とを所定回数実行した後該所定回数に亘って
    新たに回転軸が取り替えられたスピンドルの回転軸に被
    加工物を取り付け該被加工物を回転させつつ加工するこ
    とによって円筒体を製作する円筒体製作工程とを備えた
    ことを特徴とする円筒体の製作方法。
JP10030384A 1997-03-25 1998-01-29 円筒体の製作方法 Pending JPH10328983A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10030384A JPH10328983A (ja) 1997-03-25 1998-01-29 円筒体の製作方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8869197 1997-03-25
JP9-88691 1997-03-25
JP10030384A JPH10328983A (ja) 1997-03-25 1998-01-29 円筒体の製作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10328983A true JPH10328983A (ja) 1998-12-15

Family

ID=26368713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10030384A Pending JPH10328983A (ja) 1997-03-25 1998-01-29 円筒体の製作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10328983A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336756A (ja) * 2001-05-15 2002-11-26 Toshiba Mach Co Ltd コーティングロール装置の製作方法およびコーティングロール装置ならびにそのコーティング装置を使ったコーティング方法。
JP2008188692A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Toshiba Mach Co Ltd ロール加工装置
CN111702617A (zh) * 2020-06-16 2020-09-25 江阴市航勤特种电机有限公司 一种中频无刷同步发电机生产用转子抛光装置
CN112428033A (zh) * 2020-11-16 2021-03-02 施启明 一种自动检测磨砂轮形变程度的轴承磨削机

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002336756A (ja) * 2001-05-15 2002-11-26 Toshiba Mach Co Ltd コーティングロール装置の製作方法およびコーティングロール装置ならびにそのコーティング装置を使ったコーティング方法。
JP2008188692A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Toshiba Mach Co Ltd ロール加工装置
CN111702617A (zh) * 2020-06-16 2020-09-25 江阴市航勤特种电机有限公司 一种中频无刷同步发电机生产用转子抛光装置
CN112428033A (zh) * 2020-11-16 2021-03-02 施启明 一种自动检测磨砂轮形变程度的轴承磨削机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5339523A (en) Method of machining sleeve bearing
EP2108480B1 (en) Grinding machine and grinding method
CN102205516A (zh) 圆板状工件的外周加工装置
JP2019025612A (ja) 内面研削装置
KR20000076987A (ko) 피가공물 연삭방법 및 장치
JPH0493169A (ja) 研磨スピンドル
JP2004358627A (ja) 3軸制御型の平面加工装置
JPH10328983A (ja) 円筒体の製作方法
TW537941B (en) Centering device and machine tool using the same
CN210938276U (zh) 超精加工时用于支撑轴承内圈的定心轴
JPH10296631A (ja) 研削ホイール用超精密ツルーイング装置
JP2506129Y2 (ja) スピンドルヘッド
JP5523438B2 (ja) 軸受体及び研削装置
JP4041225B2 (ja) 研磨装置
JP5283344B2 (ja) 複列転走面の同時超仕上げ加工装置
CN114434227B (zh) 一种以内孔为基准提高零件外圆柱面精度的镗研装置
KR100298809B1 (ko) 원통연삭기
JP2000161360A (ja) 静圧軸受スピンドルの回転振れ精度の予測方法
JP4788132B2 (ja) 砥石車装置及びこれを備えた研削盤
JP2000126938A (ja) 放電加工機の主軸装置
US20240217066A1 (en) Method of manufacturing chamfering wheel, chamfering wheel, and method of adjusting chamfering wheel before use
JPS59219152A (ja) 研磨加工機
JPH10118903A (ja) 研削盤ライン並設設備
JP3539090B2 (ja) 研削装置
JPS6328744B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term