JPH10327745A - 肉類チョッパーの材料供給装置 - Google Patents

肉類チョッパーの材料供給装置

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JPH10327745A
JPH10327745A JP15784997A JP15784997A JPH10327745A JP H10327745 A JPH10327745 A JP H10327745A JP 15784997 A JP15784997 A JP 15784997A JP 15784997 A JP15784997 A JP 15784997A JP H10327745 A JPH10327745 A JP H10327745A
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meat
chopper
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hopper
supply
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Hitoshi Nakano
整 仲野
Hiroki Yanagida
広記 柳田
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Nippon Career Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトで小規模な魚・肉類をミンチ肉とす
る肉類チョッパーにおいて、材料肉の供給の能率化、安
全化を図る。 【解決手段】 撹拌羽根１軸２を軸装した撹拌ホッパ
ー、この撹拌ホッパー３から供給される材料を受けて押
出す押出螺旋４とこれをミンチ肉にするチョッパー５と
を有する押出筒６、及びこれら撹拌羽根１や押出し螺旋
４を駆動するモータ７等を収容する機箱８の上側面に、
該撹拌ホッパー３を一隅寄りに形成した盆形状の供給漏
斗９を設け、該撹拌ホッパー３部の上側には、該供給漏
斗９部との間に供給口１０を形成して開閉可能のカバー
１１を設けてなる肉類チョッパーの材料供給装置の構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、魚・肉類のよう
な材料を撹拌混練りしてミンチ肉とする肉類チョッパー
の材料供給装置に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】小形、小規模の肉類チ
ョッパーでは、材料肉の供給装置として機械化乃至自動
化し難く、大容量のホッパー等の構成も不経済であり、
又、安全対策にも十分な注意を要する。
【０００３】
【課題を解決するための手段】この発明は、撹拌羽根１
軸２を軸装した撹拌ホッパー３、この撹拌ホッパー３か
ら供給される材料を受けて押出す押出螺旋４とこれをミ
ンチ肉にするチョッパー５とを有する押出樋６、及びこ
れら撹拌羽根１や押出螺旋４を駆動するモータ７等を収
容する機箱８の上側面に、該撹拌ホッパー３を一隅寄り
に形成した盆形状の供給漏斗９を設け、該撹拌ホッパー
３部の上側には、該供給漏斗９部との間に供給口１０を
形成して開閉可能のカバー１１を設けてなる肉類チョッ
パーの材料供給装置の構成とする。
【０００４】
【発明の効果】モータ７の駆動で撹拌ホッパー３内では
撹拌羽根１軸２が回転され、押出樋６では押出螺旋４と
チョッパー５が回転される。供給漏斗９の撹拌ホッパー
３部に供給された材料は、撹拌羽根１の回転によって撹
拌混練りされながら下部の押出樋６へ送り込まれて、押
出螺旋４により押出されながらチョッパー５の処理を受
けてミンチ肉として外部へ押出される。
【０００５】前記撹拌ホッパー３部への材料供給は、カ
バー１１を開いた状態で行われる。このとき供給材料を
多目にして周囲の供給漏斗９部に亘って盛るように載せ
ておくことにより、作業を能率よく行わせることができ
る。カバー１１を閉鎖した状態として撹拌羽根１の回転
によるミンチ加工作用中であっても、このカバー１１と
供給漏斗９との間の供給口１０部から、この供給漏斗９
上の材料を撹拌ホッパー３内側へ押込補給することがで
きる。
【０００６】このため、機箱８が小形で、撹拌ホッパー
が狭く、低い供給漏斗９の姿勢であっても、この撹拌ホ
ッパー３から周囲の供給漏斗９に亘る材料肉の供給量を
多くすることができ、能率的で安全な材料供給作業を行
うことができる。又、撹拌ホッパー３上のカバー１１を
閉鎖した状態であっても、撹拌ホッパー３と供給口１０
は、供給漏斗９の一隅寄りに形成され、しかも供給漏斗
９の材料受面積を広くして、材料を載せ易くし、円滑な
供給口１０への補給を行うことができる。
【０００７】
【実施例】機箱８は、ステンレス板金製で、内部の底板
１４上に押出樋６やチョッパー筒２１、伝動軸受１５、
及びモータ７等を支持固定する。この底板１４の下面四
隅部には適宜高さの支脚１６を設けて、機箱８上面部の
適宜深さの盆形供給漏斗９部が、魚・肉類の材料の供給
の行い易い高さになるように設定される。
【０００８】前記供給漏斗９は、盆形状で、この一隅部
に形成の撹拌ホッパー３、及び押出樋６等と、ステンレ
ス板金製で一体成形されて、上面を該撹拌ホッパー３に
向けて下り勾配に形成し、外周部１７は適宜高さに設定
して、所定幅の頂上面からこの上端外周縁部１２に亘っ
て断面門形状に屈曲して、剛性を持たせる構成としてい
る。この外周縁部１２の内周には適宜の嵌込間隔部１８
を形成して案内板１９を設け、この嵌込間隔部１８を前
記機箱８の上端外周縁部１３に嵌合させる。
【０００９】又、前記供給漏斗９を機箱８内に嵌合させ
て、この供給漏斗９の上端外周縁部１２を機箱８の上端
外周縁部１３に接合する構成では、この供給漏斗９と一
体形成の撹拌ホッパー３及び押出樋６の構成が簡潔であ
り、組付けが簡単であり、機箱８の外周面と供給漏斗９
の上端外周縁部１２とが、これら機体の外周面側で接合
されるため、嵌合による接合や、溶接による接合等に拘
らず、洗滌水等が機箱８内に浸入し難い構成とすること
ができる。
【００１０】このような供給漏斗９、撹拌ホッパー３、
及び押出樋６等の構成を溶接による一体形成、乃至一枚
板での折曲形成とする場合は、撹拌羽根軸２や折出螺旋
軸２０等軸受部、チョッパー筒２１の接合部等を除け
ば、ボルト締め等による別部材の合せ目を少くすること
ができ、とくに、該供給漏斗９と、撹拌ホッパー３と、
押出樋６との間には合せ目がないから、加工材料の圧力
を受けても隙間等を生じ難く、摩擦抵抗を少なくでき、
又機器洗滌を行い易くする。
【００１１】撹拌ホッパー３は、底部に押出樋６を形成
し、撹拌羽根１を有した撹拌羽根軸２を軸装し、押出樋
６には押出螺旋４の螺旋軸２０を軸装する。
【００１２】この螺旋筒６の前端にはチョッパー５を内
装するチョッパー筒２１をボルト２２締めで連接し、該
押出螺旋４の先端部を嵌合すると共に、この押出螺旋４
の先端部にチョッパーナイフ２３を設け、チョッパー筒
２１の先端部には押出孔を配置したチョッパーディスク
２４を固定して、チョッパー５を構成する。２５は口金
である。
【００１３】前記供給漏斗９は、撹拌ホッパー３の上周
部の二辺部に亘って形成されるが、この撹拌ホッパー３
部上の外周部１７頂上面にヒンジ２６回りに開閉自在の
カバー１１を設ける。このカバーには透視穴２７を設け
て、閉鎖時でも撹拌ホッパー３内の材料を透視できる。
このカバー１１を閉鎖した状態では、該供給漏斗９面と
の間に適宜間隔の供給口１０が形成される。このため、
カバー１１の閉鎖位置は、ヒンジ２６近くの供給漏斗９
外周部１７がストッパーとしてカバー１１の閉鎖位置を
係止する。
【００１４】又、この供給漏斗９の供給口１０が高い場
合には、格子杆２８を設けて、作業者の指先が入らない
ように安全を図るもよい。２９はセフティスイッチで、
カバー１１を開けることによって、このセフティスイッ
チ２９を切りにして、モータ７の伝動を切りにする。
【００１５】前記モータ７や、撹拌羽根軸２、押出螺旋
４を伝動する伝動機構等は、撹拌ホッパー３および押出
樋６の一側で供給漏斗９部の下方部に配置される。撹拌
羽根軸２は撹拌ホッパー３側部に一体の軸受３０，３１
に軸承され、押出螺旋４の軸２０の一端は、押出樋６の
側部に一体の伝動軸受１５で軸承される。これらの撹拌
軸２や押出螺旋軸４等は、モータ７との間をベルト、又
はチエン等の伝動機構３２を介して伝動される。３３は
モータ７のスイッチ操作を行うスイッチボックスであ
る。
【００１６】魚・肉類の材料を、カバー１１を開けて撹
拌ホッパー３内に供給する。このとき撹拌ホッパー３に
入りきれない部分は、周りの供給漏斗９内に供給してお
き、カバー１１を閉める。スイッチボックス３３のスイ
ッチをＯＮすると、モータ７が電動されて、撹拌羽根軸
２や押出螺旋４等が駆動される。
【００１７】撹拌羽根１の回転によって撹拌ホッパー３
内の材料が、粉砕撹拌されながら下側の押出樋６へ送り
込まれる。この押出樋６では、押出螺旋４の回転により
材料が混練りされながら前方のチョッパー２１へ押し込
まれ、ナイフ２３の作用を受けて、ミンチ肉としてチョ
ッパーディスク２４の押出孔から前方に押し出される。
この押し出されるミンチ肉は、トレイ等の容器で受け
る。
【００１８】又、撹拌ホッパー３内の材料が少なくなれ
ば、供給漏斗９上の材料をカバー１１下の供給口１０か
ら押し込むことによってミンチ作用を継続できる。カバ
ー１１を開くとセフティスイッチ２９が作動されて、モ
ータ７が停止し、撹拌羽根１及び押出螺旋４が止まる。
前記伝動機構３２の配置される側の機箱８には開閉可能
のカバーパネル３４が設けられ、着脱によってメンテナ
ンスの容易化を図る。
【図面の簡単な説明】
【図１】側面図。
【図２】正面図。
【図３】平面図。
【図４】撹拌羽根部の側面図と、その正面図。
【図５】全体の斜視図。
【符号の説明】
１ 撹拌羽根 ２ 撹拌羽根軸 ３ 撹拌ホッパー ４ 押出螺旋 ５ チョッパー ６ 押出筒 ７ モータ ８ 機箱 ９ 供給漏斗 １０ 供給口 １１ カバー １２ 外周縁部 １３ 外周縁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】撹拌羽根１軸２を軸装した撹拌ホッパー
    ３、この撹拌ホッパー３から供給される材料を受けて押
    出す押出螺旋４とこれをミンチ肉にするチョッパー５と
    を有する押出樋６、及びこれら撹拌羽根１や押出螺旋４
    を駆動するモータ７等を収容する機箱８の上側面に、該
    撹拌ホッパー３を一隅寄りに形成した盆形状の供給漏斗
    ９を設け、該撹拌ホッパー３部の上側には、該供給漏斗
    ９部との間に供給口１０を形成して開閉可能のカバー１
    １を設けてなる肉類チョッパーの材料供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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