JPH1032639A - 情報提供又は収集装置、情報提供収集システム、及び方法 - Google Patents
情報提供又は収集装置、情報提供収集システム、及び方法Info
- Publication number
- JPH1032639A JPH1032639A JP8183873A JP18387396A JPH1032639A JP H1032639 A JPH1032639 A JP H1032639A JP 8183873 A JP8183873 A JP 8183873A JP 18387396 A JP18387396 A JP 18387396A JP H1032639 A JPH1032639 A JP H1032639A
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- JP
- Japan
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- incoming
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- line
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザ宛の情報の着信があったことを、ユー
ザ側と情報提供者側の両方の負担を減らしてユーザ側の
端末装置へ通知可能にする。 【解決手段】 通話用の情報チャネルと接続制御用の制
御チャネルとを備えるISDN及びPHSの通信回線を
介して情報提供収集を行うシステムである。サーバ23
は、ISDNのディジタル回線24とのインターフェイ
ス部27と、着信通知情報を生成する着信処理部26
と、情報送受信処理及び制御を行うアプリケーション処
理部25とを有し、着信通知情報を制御チャネルを用い
て送信する。携帯端末装置20は、PHSの基地局21
との間で無線通信によるインターフェイスを行うアンテ
ナ19と、制御チャネルの受信情報の中から着信通知情
報を検出する着信処理部30と、使用者との間のマン−
マシンインターフェイス部31と、情報送受信処理及び
制御を行うプロトコル処理部29とを有する。
ザ側と情報提供者側の両方の負担を減らしてユーザ側の
端末装置へ通知可能にする。 【解決手段】 通話用の情報チャネルと接続制御用の制
御チャネルとを備えるISDN及びPHSの通信回線を
介して情報提供収集を行うシステムである。サーバ23
は、ISDNのディジタル回線24とのインターフェイ
ス部27と、着信通知情報を生成する着信処理部26
と、情報送受信処理及び制御を行うアプリケーション処
理部25とを有し、着信通知情報を制御チャネルを用い
て送信する。携帯端末装置20は、PHSの基地局21
との間で無線通信によるインターフェイスを行うアンテ
ナ19と、制御チャネルの受信情報の中から着信通知情
報を検出する着信処理部30と、使用者との間のマン−
マシンインターフェイス部31と、情報送受信処理及び
制御を行うプロトコル処理部29とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主通信内容の送受
を行うための情報チャネルと接続制御に必要な制御信号
を転送するための制御チャネルとを少なくとも備える通
信回線を介して情報の提供又は収集を行う情報提供又は
収集装置、情報提供収集システム、及び方法に関する。
を行うための情報チャネルと接続制御に必要な制御信号
を転送するための制御チャネルとを少なくとも備える通
信回線を介して情報の提供又は収集を行う情報提供又は
収集装置、情報提供収集システム、及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムを用いて情報の提供を
行う従来の情報提供収集システムの概念図を図19に示
す。
行う従来の情報提供収集システムの概念図を図19に示
す。
【0003】この図19において、指示符号10にて示
す構成要素はサービス情報を蓄積しているデータベース
サーバであり、指示符号11にて示す構成要素は例えば
コンピュータ等のような端末装置であり、指示符号12
て示す構成要素は公衆回線網である。上記データベース
サーバ10と端末装置11は、共に公衆回線網12に接
続されている。
す構成要素はサービス情報を蓄積しているデータベース
サーバであり、指示符号11にて示す構成要素は例えば
コンピュータ等のような端末装置であり、指示符号12
て示す構成要素は公衆回線網である。上記データベース
サーバ10と端末装置11は、共に公衆回線網12に接
続されている。
【0004】上記公衆回線網12は例えば通常の電話回
線である。また、上記データベースサーバ10は、例え
ば映画等のビデオ情報のオンラインによる提供や、いわ
ゆるオンラインショッピングにおける商品情報の提供な
どを行うためのサービス情報を蓄積し、上記端末装置1
1からのアクセスに応じてこれらサービス情報の提供を
行う。当該データベースサーバ10は、情報提供収集シ
ステム加入者(以下、ユーザと呼ぶ)を宛先とした例え
ば電子メール等の情報の着信と保存、及び当該保存した
情報をユーザに提供するサービスをも行う。
線である。また、上記データベースサーバ10は、例え
ば映画等のビデオ情報のオンラインによる提供や、いわ
ゆるオンラインショッピングにおける商品情報の提供な
どを行うためのサービス情報を蓄積し、上記端末装置1
1からのアクセスに応じてこれらサービス情報の提供を
行う。当該データベースサーバ10は、情報提供収集シ
ステム加入者(以下、ユーザと呼ぶ)を宛先とした例え
ば電子メール等の情報の着信と保存、及び当該保存した
情報をユーザに提供するサービスをも行う。
【0005】ここで、上述のように、データベースサー
バ10が上記ユーザを宛先とした情報の着信と保存及び
その情報の提供を行うようなサービス提供機能を有する
場合において、当該データベースサーバ10に上記ユー
ザ宛の情報が保存されているか否かを、上記ユーザが確
認したい場合には、一般的にはユーザが上記端末装置1
1を操作して公衆回線網12との回線接続を行い、イン
バンドチャネルを用いて当該端末装置11から上記デー
タベースサーバ10に対してユーザ宛の情報の有無を確
認するためのアクセスを行うような方法が用いられる。
バ10が上記ユーザを宛先とした情報の着信と保存及び
その情報の提供を行うようなサービス提供機能を有する
場合において、当該データベースサーバ10に上記ユー
ザ宛の情報が保存されているか否かを、上記ユーザが確
認したい場合には、一般的にはユーザが上記端末装置1
1を操作して公衆回線網12との回線接続を行い、イン
バンドチャネルを用いて当該端末装置11から上記デー
タベースサーバ10に対してユーザ宛の情報の有無を確
認するためのアクセスを行うような方法が用いられる。
【0006】また、端末装置11に付加されているソフ
トウェアによっては、ユーザが予め指定した時間間隔
で、当該端末装置11からデータベースサーバ10に自
動的にアクセスし、上記ユーザを宛先とした情報が届い
ているかどうかを調べるような方法も存在する。
トウェアによっては、ユーザが予め指定した時間間隔
で、当該端末装置11からデータベースサーバ10に自
動的にアクセスし、上記ユーザを宛先とした情報が届い
ているかどうかを調べるような方法も存在する。
【0007】或いは、データベースサーバ10側が、ユ
ーザの端末装置11に対して上記ユーザ宛の情報の着信
があったことを通知する機能、すなわち着信通知機能を
備えている場合もある。当該データベースサーバ10が
上記着信通知機能を備えている場合は、データベースサ
ーバ10側から公衆回線網12の回線接続を行い、イン
バンドチャネルを用いてユーザの端末装置11に上記ユ
ーザ宛の情報の着信があった旨の情報を送信することに
なる。
ーザの端末装置11に対して上記ユーザ宛の情報の着信
があったことを通知する機能、すなわち着信通知機能を
備えている場合もある。当該データベースサーバ10が
上記着信通知機能を備えている場合は、データベースサ
ーバ10側から公衆回線網12の回線接続を行い、イン
バンドチャネルを用いてユーザの端末装置11に上記ユ
ーザ宛の情報の着信があった旨の情報を送信することに
なる。
【0008】なお、上記インバンドチャネルとは、主通
信内容の送受を行うための情報チャネル、すなわち通常
の通話やデータ通信が行われるチャネルであり、当該チ
ャネルを用いることにより通信料金がかけられるように
なっている。
信内容の送受を行うための情報チャネル、すなわち通常
の通話やデータ通信が行われるチャネルであり、当該チ
ャネルを用いることにより通信料金がかけられるように
なっている。
【0009】上述のようにして、ユーザ宛の情報着信が
あったことをユーザが確認したとき、必要に応じて、ユ
ーザは上記端末装置11を操作して公衆回線網12と接
続し、上記データベースサーバ10が保存している上記
ユーザ宛の情報を当該データベースサーバ10から取得
する。
あったことをユーザが確認したとき、必要に応じて、ユ
ーザは上記端末装置11を操作して公衆回線網12と接
続し、上記データベースサーバ10が保存している上記
ユーザ宛の情報を当該データベースサーバ10から取得
する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の各情報提供収集システムにおいては、データベース
サーバ10が上記着信通知機能を備えたシステムも一部
には存在するが、当該着信通知機能を備えないシステム
も多く存在することから、ユーザが自分宛の情報が届い
ているかどうかを知りたいときには、その都度、端末装
置11から公衆回線網12を介してデータベースサーバ
10にアクセスしなければならない。
来の各情報提供収集システムにおいては、データベース
サーバ10が上記着信通知機能を備えたシステムも一部
には存在するが、当該着信通知機能を備えないシステム
も多く存在することから、ユーザが自分宛の情報が届い
ているかどうかを知りたいときには、その都度、端末装
置11から公衆回線網12を介してデータベースサーバ
10にアクセスしなければならない。
【0011】言い換えれば、端末装置11からデータベ
ースサーバ10に対して、公衆回線網12のインバンド
チャネルを用いたアクセスを行わない限り、ユーザは自
分宛の情報が届いているかどうかを知ることができな
い。
ースサーバ10に対して、公衆回線網12のインバンド
チャネルを用いたアクセスを行わない限り、ユーザは自
分宛の情報が届いているかどうかを知ることができな
い。
【0012】このように、従来の情報提供収集システム
では、ユーザが自分宛の情報が届いているかどうかを知
るだけのために、公衆回線網12のインバンドチャネル
を用いたアクセスが必要であり、当該アクセスを行う度
に通信料金が加算されることになり、非常に不経済であ
るという問題がある。
では、ユーザが自分宛の情報が届いているかどうかを知
るだけのために、公衆回線網12のインバンドチャネル
を用いたアクセスが必要であり、当該アクセスを行う度
に通信料金が加算されることになり、非常に不経済であ
るという問題がある。
【0013】一方、データベースサーバ10が上記着信
通知機能を備えている情報提供収集システムにおいて
は、データベースサーバ10側からユーザの端末装置1
1に情報の着信を通知するようになされている。
通知機能を備えている情報提供収集システムにおいて
は、データベースサーバ10側からユーザの端末装置1
1に情報の着信を通知するようになされている。
【0014】このため、ユーザ側から見ると通信料金は
かからないが、上記データベースサーバ10から上記端
末装置11への着信通知の際も上記公衆回線網12のイ
ンバンドチャネルが用いられることになるので、当該デ
ータベースサーバ10を運用している情報提供者側から
見ると、上記着信通知を行う度に通信料金が加算される
という問題がある。
かからないが、上記データベースサーバ10から上記端
末装置11への着信通知の際も上記公衆回線網12のイ
ンバンドチャネルが用いられることになるので、当該デ
ータベースサーバ10を運用している情報提供者側から
見ると、上記着信通知を行う度に通信料金が加算される
という問題がある。
【0015】そこで、本発明はこのような状況に鑑みて
なされたものであり、ユーザ宛の情報の着信があったこ
とを、ユーザ側と情報提供者側の両方の負担を減らして
ユーザ側の端末装置へ通知することが可能な情報提供又
は収集装置、情報提供収集システム、及び方法を提供す
ることを目的とする。
なされたものであり、ユーザ宛の情報の着信があったこ
とを、ユーザ側と情報提供者側の両方の負担を減らして
ユーザ側の端末装置へ通知することが可能な情報提供又
は収集装置、情報提供収集システム、及び方法を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の情報提供装置及
び方法は、主通信内容の送受を行うための情報チャネル
と接続制御に必要な制御信号を転送するための制御チャ
ネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報の提供
を行うものであって、所定の情報の着信を通知するため
の着信通知情報を生成し、この着信通知情報を上記制御
チャネルを用いて送信することにより、上述した課題を
解決する。
び方法は、主通信内容の送受を行うための情報チャネル
と接続制御に必要な制御信号を転送するための制御チャ
ネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報の提供
を行うものであって、所定の情報の着信を通知するため
の着信通知情報を生成し、この着信通知情報を上記制御
チャネルを用いて送信することにより、上述した課題を
解決する。
【0017】また、本発明の情報収集装置及び方法は、
主通信内容の送受を行うための情報チャネルと接続制御
に必要な制御信号を転送するための制御チャネルとを少
なくとも備える通信回線を介して提供される情報を収集
するものであって、制御チャネルの受信情報の中から所
定の情報の着信を通知するための着信通知情報を検出
し、使用者に報知することにより、上述した課題を解決
する。
主通信内容の送受を行うための情報チャネルと接続制御
に必要な制御信号を転送するための制御チャネルとを少
なくとも備える通信回線を介して提供される情報を収集
するものであって、制御チャネルの受信情報の中から所
定の情報の着信を通知するための着信通知情報を検出
し、使用者に報知することにより、上述した課題を解決
する。
【0018】さらに、本発明の情報提供収集システム及
び方法は、主通信内容の送受を行うための情報チャネル
と接続制御に必要な制御信号を転送するための制御チャ
ネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報の提供
及び収集を行うものであって、所定の情報の着信を通知
するための着信通知情報を生成し、着信通知情報を上記
制御チャネルを用いて送信し、制御チャネルの受信情報
の中から着信通知情報を検出し、使用者に報知すること
により、上述した課題を解決する。
び方法は、主通信内容の送受を行うための情報チャネル
と接続制御に必要な制御信号を転送するための制御チャ
ネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報の提供
及び収集を行うものであって、所定の情報の着信を通知
するための着信通知情報を生成し、着信通知情報を上記
制御チャネルを用いて送信し、制御チャネルの受信情報
の中から着信通知情報を検出し、使用者に報知すること
により、上述した課題を解決する。
【0019】すなわち、本発明によれば、着信通知情報
を制御チャネル、すなわちアウトバンドチャネルを用い
て送信しているので、使用者側,サーバ側の両方とも通
信料金がかからない。
を制御チャネル、すなわちアウトバンドチャネルを用い
て送信しているので、使用者側,サーバ側の両方とも通
信料金がかからない。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を参照して詳細に説明する。
態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1には、本発明の情報提供又は収集装
置、情報提供収集システム、及び方法が適用される一実
施例としての情報提供収集システムの概略構成を示す。
置、情報提供収集システム、及び方法が適用される一実
施例としての情報提供収集システムの概略構成を示す。
【0022】なお、この情報提供収集システムでは、通
信回線として例えばISDN(integrated services di
gital network:統合サービスディジタル通信網)と無
線通信システムである例えば簡易型携帯電話システムと
を用いた例を挙げている。上記簡易型携帯電話システム
として現在知られているものには、いわゆるPHS(Per
sonal Handyhone System)がある。
信回線として例えばISDN(integrated services di
gital network:統合サービスディジタル通信網)と無
線通信システムである例えば簡易型携帯電話システムと
を用いた例を挙げている。上記簡易型携帯電話システム
として現在知られているものには、いわゆるPHS(Per
sonal Handyhone System)がある。
【0023】また、本発明構成例の情報提供収集システ
ムでは、情報収集装置としてユーザの携帯可能な端末装
置(本構成例ではPHS端末装置としての機能を有する
装置であり、以下、携帯端末装置20と呼ぶ)を例に挙
げ、情報提供装置としては加入ユーザへの情報提供を行
うデータベースサーバ(以下、簡略化してサーバ23と
呼ぶ)を例に挙げている。
ムでは、情報収集装置としてユーザの携帯可能な端末装
置(本構成例ではPHS端末装置としての機能を有する
装置であり、以下、携帯端末装置20と呼ぶ)を例に挙
げ、情報提供装置としては加入ユーザへの情報提供を行
うデータベースサーバ(以下、簡略化してサーバ23と
呼ぶ)を例に挙げている。
【0024】したがって、上記携帯端末装置20が接続
されることになる通信回線は上記PHSの簡易型携帯電
話システム網40となり、一方、上記サーバ23が接続
されることなる通信回線は上記ISDNの通信回線であ
るディジタル回線24となる。もちろん、これらは一例
であり、上記サーバ23と携帯端末装置20との間をI
SDNの通信回線のみで接続するような場合や、逆にP
HSの通信回線のみで接続するようにしても本発明は適
用可能である。すなわち、上記携帯端末装置20はIS
DN端末装置であってもよく、上記サーバ23はPHS
網に接続されるものであってもよい。以下の説明では、
上述のように携帯端末装置20がPHSの通信回線と接
続され、サーバ23がISDNの通信回線と接続される
例を挙げている。
されることになる通信回線は上記PHSの簡易型携帯電
話システム網40となり、一方、上記サーバ23が接続
されることなる通信回線は上記ISDNの通信回線であ
るディジタル回線24となる。もちろん、これらは一例
であり、上記サーバ23と携帯端末装置20との間をI
SDNの通信回線のみで接続するような場合や、逆にP
HSの通信回線のみで接続するようにしても本発明は適
用可能である。すなわち、上記携帯端末装置20はIS
DN端末装置であってもよく、上記サーバ23はPHS
網に接続されるものであってもよい。以下の説明では、
上述のように携帯端末装置20がPHSの通信回線と接
続され、サーバ23がISDNの通信回線と接続される
例を挙げている。
【0025】上記簡易型携帯電話システム網40は、通
常のPHS網であり、主要構成要素として、上記携帯端
末装置20との間の無線回線の設定や制御を行う無線設
備である公衆用基地局(以下、簡略化して基地局21と
呼ぶ)と、当該簡易型携帯電話システム網(PHS網)
40の一部を構成するディジタル網22とを有してなる
ものである。上記ディジタル網22は上記ISDNが適
用されるディジタル回線24と接続されている。
常のPHS網であり、主要構成要素として、上記携帯端
末装置20との間の無線回線の設定や制御を行う無線設
備である公衆用基地局(以下、簡略化して基地局21と
呼ぶ)と、当該簡易型携帯電話システム網(PHS網)
40の一部を構成するディジタル網22とを有してなる
ものである。上記ディジタル網22は上記ISDNが適
用されるディジタル回線24と接続されている。
【0026】上記サーバ23は、主要構成要素として、
アプリケーション処理部25と、着信処理部26と、イ
ンターフェイス部27とを備えてなるものである。な
お、当該サーバ23は、前述したような一般的なデータ
ベースサーバとして構成されているものであるため、図
示は省略しているが大容量の情報蓄積部を備えている。
上記主要構成要素のうち、上記着信処理部26は、所定
の情報の着信として後述する着信情報が当該サーバ23
に到達したときに、この着信情報の到着があったことを
上記携帯端末装置20へ通知するための後述する着信通
知情報を生成すると共に、当該着信通知情報を後述する
制御チャネルに挿入するものである。上記アプリケーシ
ョン処理部25は、上記携帯端末装置20との間で情報
転送処理を行うために、アプリケーションプログラムに
従って各部を制御すると共に、上記着信処理部26にお
ける上記着信通知情報の生成と当該着信通知情報の制御
チャネルへの挿入をも制御するものである。したがっ
て、図1の例のサーバ23の場合、これら着信処理部2
6とアプリケーション処理部25は、本発明の情報提供
装置における着信通知情報生成手段及び制御手段として
の機能をそれぞれが相互に補いながら分担して備えてい
ることになる。上記インターフェイス部27は、上記I
SDNであるディジタル回線24とのインターフェイス
を行うためのものである。
アプリケーション処理部25と、着信処理部26と、イ
ンターフェイス部27とを備えてなるものである。な
お、当該サーバ23は、前述したような一般的なデータ
ベースサーバとして構成されているものであるため、図
示は省略しているが大容量の情報蓄積部を備えている。
上記主要構成要素のうち、上記着信処理部26は、所定
の情報の着信として後述する着信情報が当該サーバ23
に到達したときに、この着信情報の到着があったことを
上記携帯端末装置20へ通知するための後述する着信通
知情報を生成すると共に、当該着信通知情報を後述する
制御チャネルに挿入するものである。上記アプリケーシ
ョン処理部25は、上記携帯端末装置20との間で情報
転送処理を行うために、アプリケーションプログラムに
従って各部を制御すると共に、上記着信処理部26にお
ける上記着信通知情報の生成と当該着信通知情報の制御
チャネルへの挿入をも制御するものである。したがっ
て、図1の例のサーバ23の場合、これら着信処理部2
6とアプリケーション処理部25は、本発明の情報提供
装置における着信通知情報生成手段及び制御手段として
の機能をそれぞれが相互に補いながら分担して備えてい
ることになる。上記インターフェイス部27は、上記I
SDNであるディジタル回線24とのインターフェイス
を行うためのものである。
【0027】ここで、上記着信情報とは、上記携帯端末
装置20の使用者であるユーザを宛先とする電子メール
やニュース速報等のような情報であり、この着信情報が
外部から上記サーバ23に到着したときに、当該到着し
た旨をユーザに通知すべきことを、予め当該ユーザから
の要求によって登録している情報である。また、上記着
信通知情報とは、前述したような電子メールやニュース
速報等の上記着信情報が、サーバ23に到着したことを
上記携帯端末装置20に知らせるための情報である。
装置20の使用者であるユーザを宛先とする電子メール
やニュース速報等のような情報であり、この着信情報が
外部から上記サーバ23に到着したときに、当該到着し
た旨をユーザに通知すべきことを、予め当該ユーザから
の要求によって登録している情報である。また、上記着
信通知情報とは、前述したような電子メールやニュース
速報等の上記着信情報が、サーバ23に到着したことを
上記携帯端末装置20に知らせるための情報である。
【0028】上記携帯端末装置20は、主要構成要素と
して、アンテナ19と、表示部28と、プロトコル処理
部29と、着信処理部30と、マン−マシンインターフ
ェイス部31とを有してなるものである。上記アンテナ
19は、上記基地局21との間で無線通信によるインタ
ーフェイスを行うためのものである。また、上記表示部
28は、例えば文字や記号、静止画さらには動画なども
含むマルチメディア情報を表示するためのものであり、
例えば液晶表示装置等の小型軽量な表示手段からなるも
のである。上記着信処理部30は、前記サーバ23から
後述する制御チャネルに挿入されて送信されてくる着信
通知情報を検出し、当該検出した着信通知情報に基づい
てマン−マシンインターフェイス部31を動作させる。
また、上記プロトコル処理部29は、上記PHSにおい
て適用されているプロトコル全てを物理的または論理的
に処理すると共に、上記着信処理部30における上記着
信通知情報の検出制御、及び当該検出した着信通知情報
に基づくマン−マシンインターフェイス部31の動作制
御をも行う。したがって、図1の例の携帯端末装置20
の場合、これら着信処理部30とプロトコル処理部29
は、本発明の情報収集装置における前記着信通知情報検
出手段及び制御手段としての機能をそれぞれが相互に補
いながら分担して備えていることになる。上記マン−マ
シンインターフェイス部31は、上記着信処理部30か
らの信号に応じて、上記表示部28に文字や記号を表示
させるための信号を生成したり、音を発生させるための
信号を生成したり、端末装置自体を振動させるための信
号を生成したりすること等によって、上記サーバ23か
ら着信通知情報が送られてきたことをユーザに知らせる
ことを可能にし、逆にユーザからの入力については携帯
端末装置内で処理できる信号に変換するためのものであ
る。また、上記音を発生させる具体的な手段としては、
上記携帯端末装置20がPHS端末装置の場合は受話部
に通常設けられているスピーカや当該受話部以外に別に
設けるスピーカ等を挙げることができ、上記端末装置2
0自体を振動させる具体的な手段としてはバイブレータ
等を挙げることができる。なお、上述の説明では、上記
マン−マシンインターフェイス部31が上記表示のため
の信号や音を発生するための信号などを発生する狭義の
マン−マシンインターフェイス手段として動作する例を
挙げているが、広義のマン−マシンインターフェイス手
段として上記表示部28やスピーカ等をも含ませてもよ
い。
して、アンテナ19と、表示部28と、プロトコル処理
部29と、着信処理部30と、マン−マシンインターフ
ェイス部31とを有してなるものである。上記アンテナ
19は、上記基地局21との間で無線通信によるインタ
ーフェイスを行うためのものである。また、上記表示部
28は、例えば文字や記号、静止画さらには動画なども
含むマルチメディア情報を表示するためのものであり、
例えば液晶表示装置等の小型軽量な表示手段からなるも
のである。上記着信処理部30は、前記サーバ23から
後述する制御チャネルに挿入されて送信されてくる着信
通知情報を検出し、当該検出した着信通知情報に基づい
てマン−マシンインターフェイス部31を動作させる。
また、上記プロトコル処理部29は、上記PHSにおい
て適用されているプロトコル全てを物理的または論理的
に処理すると共に、上記着信処理部30における上記着
信通知情報の検出制御、及び当該検出した着信通知情報
に基づくマン−マシンインターフェイス部31の動作制
御をも行う。したがって、図1の例の携帯端末装置20
の場合、これら着信処理部30とプロトコル処理部29
は、本発明の情報収集装置における前記着信通知情報検
出手段及び制御手段としての機能をそれぞれが相互に補
いながら分担して備えていることになる。上記マン−マ
シンインターフェイス部31は、上記着信処理部30か
らの信号に応じて、上記表示部28に文字や記号を表示
させるための信号を生成したり、音を発生させるための
信号を生成したり、端末装置自体を振動させるための信
号を生成したりすること等によって、上記サーバ23か
ら着信通知情報が送られてきたことをユーザに知らせる
ことを可能にし、逆にユーザからの入力については携帯
端末装置内で処理できる信号に変換するためのものであ
る。また、上記音を発生させる具体的な手段としては、
上記携帯端末装置20がPHS端末装置の場合は受話部
に通常設けられているスピーカや当該受話部以外に別に
設けるスピーカ等を挙げることができ、上記端末装置2
0自体を振動させる具体的な手段としてはバイブレータ
等を挙げることができる。なお、上述の説明では、上記
マン−マシンインターフェイス部31が上記表示のため
の信号や音を発生するための信号などを発生する狭義の
マン−マシンインターフェイス手段として動作する例を
挙げているが、広義のマン−マシンインターフェイス手
段として上記表示部28やスピーカ等をも含ませてもよ
い。
【0029】上記携帯端末装置20は、必要であれば上
記サーバ23に到着した着信情報の閲覧要求を当該サー
バ23に対して送信し、このサーバ23からの着信情報
の提供を受けて前記表示部28上に表示することができ
る。
記サーバ23に到着した着信情報の閲覧要求を当該サー
バ23に対して送信し、このサーバ23からの着信情報
の提供を受けて前記表示部28上に表示することができ
る。
【0030】ここで、本発明構成例の情報提供収集シス
テムの詳細な構成、及び動作内容の説明を行う前に、本
発明構成例の情報提供収集システムにおける情報提供収
集動作と、通常のPHSにおける一般的な通話、或いは
データ通信動作との差異を明らかにするため、先ず、通
常のPHS端末装置と例えばISDN端末装置との間に
おける一般的な通話或いはデータ通信動作シーケンスに
ついて説明する。
テムの詳細な構成、及び動作内容の説明を行う前に、本
発明構成例の情報提供収集システムにおける情報提供収
集動作と、通常のPHSにおける一般的な通話、或いは
データ通信動作との差異を明らかにするため、先ず、通
常のPHS端末装置と例えばISDN端末装置との間に
おける一般的な通話或いはデータ通信動作シーケンスに
ついて説明する。
【0031】図2及び図3には、通常のPHS端末装置
における一般的な通話動作シーケンスを示す。なお、図
2には通常のPHS端末装置側から発信する場合のシー
ケンスを示し、図3には通常のPHS端末装置への着信
がある場合のシーケンスを示す。また、この図2及び図
3の例では当該PHS端末装置との間で通話動作を行う
相手方の端末装置としては、ISDN端末装置を例に挙
げている。
における一般的な通話動作シーケンスを示す。なお、図
2には通常のPHS端末装置側から発信する場合のシー
ケンスを示し、図3には通常のPHS端末装置への着信
がある場合のシーケンスを示す。また、この図2及び図
3の例では当該PHS端末装置との間で通話動作を行う
相手方の端末装置としては、ISDN端末装置を例に挙
げている。
【0032】通常のPHS端末装置側から発信する場合
のシーケンスを示す図2において、PHS端末装置の電
源がオンされており且つ基地局との間で電波の受信が可
能な状態であるとき、PHS端末装置は最初に基地局に
対して無線チャネル確立要求メッセージを送信し、これ
により基地局とPHS端末装置との間でリンクチャネル
確立処理100がなされる。
のシーケンスを示す図2において、PHS端末装置の電
源がオンされており且つ基地局との間で電波の受信が可
能な状態であるとき、PHS端末装置は最初に基地局に
対して無線チャネル確立要求メッセージを送信し、これ
により基地局とPHS端末装置との間でリンクチャネル
確立処理100がなされる。
【0033】次に、PHS端末装置は基地局に対して呼
設定メッセージ101を発信し、基地局は当該呼設定メ
ッセージ101を受信すると、ISDN端末装置に呼設
定メッセージ102を発信する。当該呼設定メッセージ
102を受信したISDN端末装置は呼設定受付メッセ
ージ103を基地局に発信し、基地局は当該呼設定受付
メッセージ103を受信するとPHS端末装置に呼設定
受付メッセージ104を発信する。次にPHS端末装置
と基地局との間では、PHS固有のシーケンス105と
してPHS固有の無線処理や秘話のための秘匿鍵の交
換、また必要であれば位置登録が行われる。
設定メッセージ101を発信し、基地局は当該呼設定メ
ッセージ101を受信すると、ISDN端末装置に呼設
定メッセージ102を発信する。当該呼設定メッセージ
102を受信したISDN端末装置は呼設定受付メッセ
ージ103を基地局に発信し、基地局は当該呼設定受付
メッセージ103を受信するとPHS端末装置に呼設定
受付メッセージ104を発信する。次にPHS端末装置
と基地局との間では、PHS固有のシーケンス105と
してPHS固有の無線処理や秘話のための秘匿鍵の交
換、また必要であれば位置登録が行われる。
【0034】その後、ISDN端末装置からは、呼出メ
ッセージ106が基地局に送信される。基地局は、呼出
メッセージ106を受信すると、PHS端末装置に対し
て呼出メッセージ107を送信した後、リングバックト
ーン(RBT)信号108を送信する。さらに、ISD
N端末装置は使用者(この場合の使用者はISDN端末
装置の使用者である)のオフフックを検出すると、応答
メッセージ109を基地局に送信し、基地局は当該応答
メッセージ109を受信するとPHS端末装置に対して
応答メッセージ110を送信する。
ッセージ106が基地局に送信される。基地局は、呼出
メッセージ106を受信すると、PHS端末装置に対し
て呼出メッセージ107を送信した後、リングバックト
ーン(RBT)信号108を送信する。さらに、ISD
N端末装置は使用者(この場合の使用者はISDN端末
装置の使用者である)のオフフックを検出すると、応答
メッセージ109を基地局に送信し、基地局は当該応答
メッセージ109を受信するとPHS端末装置に対して
応答メッセージ110を送信する。
【0035】これにより、PHS端末装置とISDN端
末装置との間の回線が接続され、通話111が可能とな
る。なお、この図2において、実際の通話が開始される
以前に、上記PHS端末装置とISDN端末装置との間
で送受される呼設定メッセージや呼出メッセージ,応答
メッセージ等は、接続制御に必要な制御新であり、これ
ら制御信号は制御チャネル、すなわちアウトバンドチャ
ネルを用いて転送される。このアウトバンドチャネルを
用いて情報転送には通信料金がかからないようになって
いる。これに対して、主通信内容である実際の通話11
1は、情報チャネルすなわちインバンドチャネルを用い
て行われ、このインバンドチャネルを用いた通話には通
信料金がかかる。
末装置との間の回線が接続され、通話111が可能とな
る。なお、この図2において、実際の通話が開始される
以前に、上記PHS端末装置とISDN端末装置との間
で送受される呼設定メッセージや呼出メッセージ,応答
メッセージ等は、接続制御に必要な制御新であり、これ
ら制御信号は制御チャネル、すなわちアウトバンドチャ
ネルを用いて転送される。このアウトバンドチャネルを
用いて情報転送には通信料金がかからないようになって
いる。これに対して、主通信内容である実際の通話11
1は、情報チャネルすなわちインバンドチャネルを用い
て行われ、このインバンドチャネルを用いた通話には通
信料金がかかる。
【0036】次に、通常のPHS端末装置側へ着信があ
る場合のシーケンスを示す図3において、ISDN端末
装置は、最初に基地局に対して呼設定メッセージ120
を送信する。当該呼設定メッセージ120を受信する
と、上記基地局はページングチャネル(PCH:Paging
Channel)を使って、一斉呼出エリア(単一セル或いは
複数セルの広いエリア)に同一の着呼メッセージ121
を送信する。なお、上記ページングチャネル(PCH)
は、通常、PHSにおける着信のための一斉呼出チャネ
ルとして用いるものであり、PHSの電話番号等が放送
されるチャネルである。
る場合のシーケンスを示す図3において、ISDN端末
装置は、最初に基地局に対して呼設定メッセージ120
を送信する。当該呼設定メッセージ120を受信する
と、上記基地局はページングチャネル(PCH:Paging
Channel)を使って、一斉呼出エリア(単一セル或いは
複数セルの広いエリア)に同一の着呼メッセージ121
を送信する。なお、上記ページングチャネル(PCH)
は、通常、PHSにおける着信のための一斉呼出チャネ
ルとして用いるものであり、PHSの電話番号等が放送
されるチャネルである。
【0037】ここで、例えば上記PHS端末装置の電源
がオンされており且つ基地局との間で電波の受信が可能
な状態であるとき、当該PHS端末装置が上記着呼メッ
セージ121を受信すると、無線チャネル確立要求メッ
セージを基地局に送信し、これによりPHS端末装置と
基地局との間ではリンクチャネル確立処理122が行わ
れる。
がオンされており且つ基地局との間で電波の受信が可能
な状態であるとき、当該PHS端末装置が上記着呼メッ
セージ121を受信すると、無線チャネル確立要求メッ
セージを基地局に送信し、これによりPHS端末装置と
基地局との間ではリンクチャネル確立処理122が行わ
れる。
【0038】次に、基地局は、PHS端末装置に対して
呼設定メッセージ123を発信し、PHS端末装置は当
該呼設定メッセージ123を受信すると呼設定受付メッ
セージ124を基地局に発信する。当該呼設定受付メッ
セージ124を受信した基地局は、ISDN端末装置に
対して呼設定受付メッセージ125を発信する。次に基
地局とPHS端末装置との間では、PHS固有のシーケ
ンス126としてPHS固有の無線処理や秘話のための
秘匿鍵の交換、また必要であれば位置登録が行われる。
呼設定メッセージ123を発信し、PHS端末装置は当
該呼設定メッセージ123を受信すると呼設定受付メッ
セージ124を基地局に発信する。当該呼設定受付メッ
セージ124を受信した基地局は、ISDN端末装置に
対して呼設定受付メッセージ125を発信する。次に基
地局とPHS端末装置との間では、PHS固有のシーケ
ンス126としてPHS固有の無線処理や秘話のための
秘匿鍵の交換、また必要であれば位置登録が行われる。
【0039】その後、PHS端末装置は、基地局に対し
て呼出メッセージ127を発信し、リンガが鳴動する。
基地局は、上記呼出メッセージ127を受信すると、I
SDN端末装置に対して呼出メッセージ128を送信し
た後、リングバックトーン(RBT)信号129を送信
する。
て呼出メッセージ127を発信し、リンガが鳴動する。
基地局は、上記呼出メッセージ127を受信すると、I
SDN端末装置に対して呼出メッセージ128を送信し
た後、リングバックトーン(RBT)信号129を送信
する。
【0040】さらに、PHS端末装置は使用者のオフフ
ックを検出すると応答メッセージ130を基地局に送信
し、基地局は当該応答メッセージ130を受信するとI
SDN端末装置に対して応答メッセージ131を送信す
る。
ックを検出すると応答メッセージ130を基地局に送信
し、基地局は当該応答メッセージ130を受信するとI
SDN端末装置に対して応答メッセージ131を送信す
る。
【0041】これにより、上記ISDN端末装置とPH
S端末装置との間の回線が接続され、通話132が可能
となる。なお、この図3においても、実際の通話が開始
される以前に、上記PHS端末装置とISDN端末装置
との間で送受される呼設定メッセージや呼出メッセー
ジ,応答メッセージ等は、アウトバンドチャネルを用い
て伝達されるものであり、一方、実際の通話はインバン
ドチャネルを用いて行われる。
S端末装置との間の回線が接続され、通話132が可能
となる。なお、この図3においても、実際の通話が開始
される以前に、上記PHS端末装置とISDN端末装置
との間で送受される呼設定メッセージや呼出メッセー
ジ,応答メッセージ等は、アウトバンドチャネルを用い
て伝達されるものであり、一方、実際の通話はインバン
ドチャネルを用いて行われる。
【0042】ところで、上記ISDNの規格において
は、ISDN端末装置の呼処理の中で用いられる呼設定
メッセージや呼設定受付メッセージのパラメータの一つ
として、サブアドレスと呼ばれるものが規定されてい
る。
は、ISDN端末装置の呼処理の中で用いられる呼設定
メッセージや呼設定受付メッセージのパラメータの一つ
として、サブアドレスと呼ばれるものが規定されてい
る。
【0043】例えばN−ISDN(通称INSネット6
4)では一つのISDN回線(宅内データ回線終端装置
(Digital Signal Unit:DSU))で最大8個の端末
装置を接続可能であり、上記サブアドレスとは当該8個
の端末装置を識別するための番号である。すなわち通常
はISDNの一回線に対して一つの電話番号しか付与さ
れないが、上記サブアドレスを用いることによって上記
最大8個の端末装置の識別を可能にしている。なお、I
SDN端末装置の電話番号自体は自アドレスにて示され
る。また、上記サブアドレスには、発サブアドレスと着
サブアドレスがあり、上記発サブアドレスとは発信側端
末装置のサブアドレスであり、着サブアドレスとは着信
側端末装置のサブアドレスである。このように、当該サ
ブアドレスは、例えばISDN端末装置間で通信を行う
際に、これら端末装置にサブアドレスが付与されている
場合にのみ用いられる。
4)では一つのISDN回線(宅内データ回線終端装置
(Digital Signal Unit:DSU))で最大8個の端末
装置を接続可能であり、上記サブアドレスとは当該8個
の端末装置を識別するための番号である。すなわち通常
はISDNの一回線に対して一つの電話番号しか付与さ
れないが、上記サブアドレスを用いることによって上記
最大8個の端末装置の識別を可能にしている。なお、I
SDN端末装置の電話番号自体は自アドレスにて示され
る。また、上記サブアドレスには、発サブアドレスと着
サブアドレスがあり、上記発サブアドレスとは発信側端
末装置のサブアドレスであり、着サブアドレスとは着信
側端末装置のサブアドレスである。このように、当該サ
ブアドレスは、例えばISDN端末装置間で通信を行う
際に、これら端末装置にサブアドレスが付与されている
場合にのみ用いられる。
【0044】上記呼設定メッセージや呼設定受付メッセ
ージ内において上記サブアドレスが配されるサブアドレ
スフィールドの仕様は、具体的には図4及び図5に示さ
れるようになされている。なお、図4には発サブアドレ
スフィールドの仕様を、図5には着サブアドレスフィー
ルドの仕様を示している。
ージ内において上記サブアドレスが配されるサブアドレ
スフィールドの仕様は、具体的には図4及び図5に示さ
れるようになされている。なお、図4には発サブアドレ
スフィールドの仕様を、図5には着サブアドレスフィー
ルドの仕様を示している。
【0045】図4において、発サブアドレスフィールド
は、それぞれが8ビットの情報転送単位で構成される第
1オクテット〜第23オクテットからなる。
は、それぞれが8ビットの情報転送単位で構成される第
1オクテット〜第23オクテットからなる。
【0046】第1オクテットは、第8ビットに”0”が
配され第7〜第1ビットに情報要素識別子として”11
01101”の各値が配される。第2オクテットは、8
ビット分で表される発サブアドレス内容長(オクテット
長)情報が配される。第3オクテットは、第8ビット
に”1”が配され、第7ビットから第5ビットにサブア
ドレス種別情報が、第4ビットに偶奇表示情報が、第3
ビットから第1ビットまでに予約情報が配される。上記
サブアドレス種別は、NSAP(Network ServiceAccess
Point)アドレスの”000”に設定する。このように
上記サブアドレス種別がNSAPアドレスの”000”
の場合は、上記偶奇表示情報は意味を持たない。
配され第7〜第1ビットに情報要素識別子として”11
01101”の各値が配される。第2オクテットは、8
ビット分で表される発サブアドレス内容長(オクテット
長)情報が配される。第3オクテットは、第8ビット
に”1”が配され、第7ビットから第5ビットにサブア
ドレス種別情報が、第4ビットに偶奇表示情報が、第3
ビットから第1ビットまでに予約情報が配される。上記
サブアドレス種別は、NSAP(Network ServiceAccess
Point)アドレスの”000”に設定する。このように
上記サブアドレス種別がNSAPアドレスの”000”
の場合は、上記偶奇表示情報は意味を持たない。
【0047】第4オクテットから第23オクテットまで
はオプションとしてサブアドレス情報が配され、第4オ
クテットにはサブアドレス情報(図中ではサブアドレス
情報*1にて示す)としてフォーマット識別情報(AF
I:Authority and Formal ID)として”010100
00”の各値が挿入され、第5オクテットから第23オ
クテットにはサブアドレス情報(図中ではサブアドレス
情報*2にて示す)としてIA5キャラクタ情報が挿入
される。なお、上記IA5キャラクタ情報とは、CCI
TT(International Telegraph and Telephone Consul
tative Committee:国際電信電話諮問委員会)勧告T.
50にて規定されているものである。当該IA5キャラ
クタ情報は7ビットで構成されており、8ビット目を”
0”にしたアスキーコードと略々同じものである。これ
らサブアドレス情報の送信はオプションであり、通常は
使用されていない。
はオプションとしてサブアドレス情報が配され、第4オ
クテットにはサブアドレス情報(図中ではサブアドレス
情報*1にて示す)としてフォーマット識別情報(AF
I:Authority and Formal ID)として”010100
00”の各値が挿入され、第5オクテットから第23オ
クテットにはサブアドレス情報(図中ではサブアドレス
情報*2にて示す)としてIA5キャラクタ情報が挿入
される。なお、上記IA5キャラクタ情報とは、CCI
TT(International Telegraph and Telephone Consul
tative Committee:国際電信電話諮問委員会)勧告T.
50にて規定されているものである。当該IA5キャラ
クタ情報は7ビットで構成されており、8ビット目を”
0”にしたアスキーコードと略々同じものである。これ
らサブアドレス情報の送信はオプションであり、通常は
使用されていない。
【0048】また、図5において、着サブアドレスフィ
ールドも、発サブアドレスフィールドと同様に、それぞ
れが8ビットの情報転送単位で構成される第1オクテッ
ト〜第23オクテットからなる。
ールドも、発サブアドレスフィールドと同様に、それぞ
れが8ビットの情報転送単位で構成される第1オクテッ
ト〜第23オクテットからなる。
【0049】第1オクテットは、第8ビットに”0”が
配され第7〜第1ビットに情報要素識別子として”11
10001”の各値が配される。第2オクテットには、
発サブアドレス内容長(オクテット長)情報が配され
る。第3オクテットは、第8ビットに”1”が配され、
第7ビットから第5ビットにサブアドレス種別情報が、
第4ビットに偶奇表示情報が、第3ビットから第1ビッ
トまでに予約情報が配される。なお、上記サブアドレス
種別はNSAPアドレスとして”000”を設定し、偶
奇表示情報は意味を持たない。
配され第7〜第1ビットに情報要素識別子として”11
10001”の各値が配される。第2オクテットには、
発サブアドレス内容長(オクテット長)情報が配され
る。第3オクテットは、第8ビットに”1”が配され、
第7ビットから第5ビットにサブアドレス種別情報が、
第4ビットに偶奇表示情報が、第3ビットから第1ビッ
トまでに予約情報が配される。なお、上記サブアドレス
種別はNSAPアドレスとして”000”を設定し、偶
奇表示情報は意味を持たない。
【0050】第4オクテットから第23オクテットまで
はオプションとしてサブアドレス情報が配され、第4オ
クテットにはサブアドレス情報(図中ではサブアドレス
情報*1にて示す)としてフォーマット識別情報(AF
I)に”01010000”の各値が挿入され、第5オ
クテットから第23オクテットにはサブアドレス情報
(図中ではサブアドレス情報*2にて示す)としてIA
5キャラクタ情報が挿入される。例えば着サブアドレス
が10進数の100の場合、サブアドレス情報*2は、
「0x31」、「0x30」、「0x30」となる。こ
れらサブアドレス情報の送信はオプションであり、通常
は使用されていない。
はオプションとしてサブアドレス情報が配され、第4オ
クテットにはサブアドレス情報(図中ではサブアドレス
情報*1にて示す)としてフォーマット識別情報(AF
I)に”01010000”の各値が挿入され、第5オ
クテットから第23オクテットにはサブアドレス情報
(図中ではサブアドレス情報*2にて示す)としてIA
5キャラクタ情報が挿入される。例えば着サブアドレス
が10進数の100の場合、サブアドレス情報*2は、
「0x31」、「0x30」、「0x30」となる。こ
れらサブアドレス情報の送信はオプションであり、通常
は使用されていない。
【0051】上記図4及び図5に示したサブアドレスフ
ィールドはISDNにおいて規定されているものであ
り、図2及び図3の例ではISDN端末装置と基地局と
の間の呼設定メッセージや呼設定受付メッセージ内に配
されるものであるが、上記PHSにおいても同様なサブ
アドレスを用いることが可能となされている。すなわ
ち、図2及び図3の基地局とPHS端末装置との間の呼
設定メッセージや呼設定受付メッセージ内には、上記図
4及び図5に示したものと同様のサブアドレスフィール
ドが配置可能となされている。
ィールドはISDNにおいて規定されているものであ
り、図2及び図3の例ではISDN端末装置と基地局と
の間の呼設定メッセージや呼設定受付メッセージ内に配
されるものであるが、上記PHSにおいても同様なサブ
アドレスを用いることが可能となされている。すなわ
ち、図2及び図3の基地局とPHS端末装置との間の呼
設定メッセージや呼設定受付メッセージ内には、上記図
4及び図5に示したものと同様のサブアドレスフィール
ドが配置可能となされている。
【0052】ここで、上記図4及び図5の説明の部分で
述べたように、上記サブアドレス情報の送信はオプショ
ンとなされており、通常は使用されていないが、上記図
4及び図5に示したサブアドレスフィールドのサブアド
レス種別情報を、ユーザ特有であることを示す”01
0”に設定すると、上記サブアドレス情報の自由なコー
ディングが可能となる。
述べたように、上記サブアドレス情報の送信はオプショ
ンとなされており、通常は使用されていないが、上記図
4及び図5に示したサブアドレスフィールドのサブアド
レス種別情報を、ユーザ特有であることを示す”01
0”に設定すると、上記サブアドレス情報の自由なコー
ディングが可能となる。
【0053】このようなことから、本発明構成例の情報
提供収集システムでは、上記ISDN及びPHSにおけ
る上記サブアドレスフィールドの上記サブアドレス種別
情報を、ユーザ特有であることを示す上記”010”に
設定すると共に、当該サブアドレスフィールドのサブア
ドレス情報が配される領域(以下アドレス情報領域と呼
ぶ)に、ユーザ特有のサブアドレス情報として前記着信
通知情報を挿入することにより、エンド−エンド(図1
の例ではサーバ23と携帯端末装置20との間)での着
信通知機能を実現している。
提供収集システムでは、上記ISDN及びPHSにおけ
る上記サブアドレスフィールドの上記サブアドレス種別
情報を、ユーザ特有であることを示す上記”010”に
設定すると共に、当該サブアドレスフィールドのサブア
ドレス情報が配される領域(以下アドレス情報領域と呼
ぶ)に、ユーザ特有のサブアドレス情報として前記着信
通知情報を挿入することにより、エンド−エンド(図1
の例ではサーバ23と携帯端末装置20との間)での着
信通知機能を実現している。
【0054】すなわち、図1に示す情報提供収集システ
ムにおいて、例えば電子メールやニュース速報等のよう
な前記着信情報がサーバ23に到着すると、当該サーバ
23は上記着信情報の到着を通知するための着信通知情
報を生成してISDNのサブアドレスフィールドの上記
サブアドレス情報領域に挿入し、当該サブアドレスフィ
ールドを配した呼設定メッセージを基地局21に伝送す
る。基地局21は、上記ISDNのサブアドレスフィー
ルドの上記サブアドレス情報領域に挿入された着信通知
情報を、PHSのサブアドレスフィールドの上記サブア
ドレス情報領域に挿入し、当該サブアドレスフィールド
を配した呼設定メッセージを携帯端末装置20に伝送す
る。これにより、図1に示す情報提供収集システムにお
いては、エンド−エンド(サーバ23と携帯端末装置2
0との間)での着信通知機能を実現している。
ムにおいて、例えば電子メールやニュース速報等のよう
な前記着信情報がサーバ23に到着すると、当該サーバ
23は上記着信情報の到着を通知するための着信通知情
報を生成してISDNのサブアドレスフィールドの上記
サブアドレス情報領域に挿入し、当該サブアドレスフィ
ールドを配した呼設定メッセージを基地局21に伝送す
る。基地局21は、上記ISDNのサブアドレスフィー
ルドの上記サブアドレス情報領域に挿入された着信通知
情報を、PHSのサブアドレスフィールドの上記サブア
ドレス情報領域に挿入し、当該サブアドレスフィールド
を配した呼設定メッセージを携帯端末装置20に伝送す
る。これにより、図1に示す情報提供収集システムにお
いては、エンド−エンド(サーバ23と携帯端末装置2
0との間)での着信通知機能を実現している。
【0055】さらに、本構成例の情報提供収集システム
において、ISDN及びPHSで上記着信通知情報を伝
達する呼設定メッセージは、前述したようにアウトバン
ドチャネルを用いているため、通信料金がかからないこ
とになる。
において、ISDN及びPHSで上記着信通知情報を伝
達する呼設定メッセージは、前述したようにアウトバン
ドチャネルを用いているため、通信料金がかからないこ
とになる。
【0056】なお、上記サブアドレス情報領域に入れる
上記着信通知情報の情報量が例えば少ない場合には、上
記発サブアドレスまたは着サブアドレスのいずれか一つ
のみを用いればよい。逆に、上記着信通知情報の情報量
が多いような場合には、発サブアドレスと着サブアドレ
スの両方を用いるようにすれば、多くの情報を伝達する
ことが可能となる。
上記着信通知情報の情報量が例えば少ない場合には、上
記発サブアドレスまたは着サブアドレスのいずれか一つ
のみを用いればよい。逆に、上記着信通知情報の情報量
が多いような場合には、発サブアドレスと着サブアドレ
スの両方を用いるようにすれば、多くの情報を伝達する
ことが可能となる。
【0057】ここで、上述した着信通知機能を実現する
ためのユーザ特有のサブアドレス情報、すなわち着信通
知情報の具体例としては、例えば図6及び図7に示すよ
うなものが挙げられる。なお、図6及び図7には上記着
信通知情報であるユーザ特有のサブアドレス情報が配さ
れるサブアドレスフィールドの仕様を示している。ま
た、図6にはユーザ特有の発サブアドレスフィールドの
仕様を示し、図7には着サブアドレスフィールドの仕様
を示す。
ためのユーザ特有のサブアドレス情報、すなわち着信通
知情報の具体例としては、例えば図6及び図7に示すよ
うなものが挙げられる。なお、図6及び図7には上記着
信通知情報であるユーザ特有のサブアドレス情報が配さ
れるサブアドレスフィールドの仕様を示している。ま
た、図6にはユーザ特有の発サブアドレスフィールドの
仕様を示し、図7には着サブアドレスフィールドの仕様
を示す。
【0058】図6において、上記着信通知機能を実現す
るための発サブアドレスフィールドは、それぞれが8ビ
ットの情報転送単位で構成される第1オクテット〜第2
3オクテットからなる。
るための発サブアドレスフィールドは、それぞれが8ビ
ットの情報転送単位で構成される第1オクテット〜第2
3オクテットからなる。
【0059】第1オクテット及び第2オクテットは上記
図4の例と同様であり、第1オクテットには第8ビット
に”0”を、第7〜第1ビットに情報要素識別子とし
て”1101101”の各値を配し、第2オクテットに
は8ビット分で表される発サブアドレス内容長(オクテ
ット長)情報を配する。
図4の例と同様であり、第1オクテットには第8ビット
に”0”を、第7〜第1ビットに情報要素識別子とし
て”1101101”の各値を配し、第2オクテットに
は8ビット分で表される発サブアドレス内容長(オクテ
ット長)情報を配する。
【0060】一方、この図6の例の第3オクテットにお
いては、第8ビットに”1”を配し、第3ビットから第
1ビットまでには予約情報を配するが、第7ビットから
第5ビットにはサブアドレス種別情報として、上記サブ
アドレス情報領域のコーディングがユーザ特有であるこ
とを示す”010”を挿入し、第4ビットには偶奇表示
情報としてサブアドレス情報が偶数個であることを示
す”0”を配する。サブアドレス情報が奇数個であると
きには”1”となる。
いては、第8ビットに”1”を配し、第3ビットから第
1ビットまでには予約情報を配するが、第7ビットから
第5ビットにはサブアドレス種別情報として、上記サブ
アドレス情報領域のコーディングがユーザ特有であるこ
とを示す”010”を挿入し、第4ビットには偶奇表示
情報としてサブアドレス情報が偶数個であることを示
す”0”を配する。サブアドレス情報が奇数個であると
きには”1”となる。
【0061】なお、上述の第1オクテットから第3オク
テットまでは、国際電気通信連合の電気通信標準化部門
であるITU−T(International Telecommunication U
nion−Telecommunication sector)で定められているコ
ーディング基準を満足している。
テットまでは、国際電気通信連合の電気通信標準化部門
であるITU−T(International Telecommunication U
nion−Telecommunication sector)で定められているコ
ーディング基準を満足している。
【0062】また、第4オクテットから第23オクテッ
トまでの20個のオクテットには、上記着信通知機能を
実現するユーザ特有のサブアドレス情報として、着信通
知情報を挿入する。すなわち、当該着信通知情報とし
て、例えば第4オクテットには情報提供固有ID情報を
挿入し、第5オクテットには着信情報種別の情報を、第
6オクテットには着信情報数及び/又は情報固有IDの
情報を、第7オクテットにはオプション情報を、第8オ
クテットから第23オクテットには文字,記号等のキャ
ラクタデータを挿入する。例えば「ABCDEF」の文
字を入れる場合、上記キャラクタデータは0x41,0
x42,0x43,0x44,0x45,0x46とな
る。
トまでの20個のオクテットには、上記着信通知機能を
実現するユーザ特有のサブアドレス情報として、着信通
知情報を挿入する。すなわち、当該着信通知情報とし
て、例えば第4オクテットには情報提供固有ID情報を
挿入し、第5オクテットには着信情報種別の情報を、第
6オクテットには着信情報数及び/又は情報固有IDの
情報を、第7オクテットにはオプション情報を、第8オ
クテットから第23オクテットには文字,記号等のキャ
ラクタデータを挿入する。例えば「ABCDEF」の文
字を入れる場合、上記キャラクタデータは0x41,0
x42,0x43,0x44,0x45,0x46とな
る。
【0063】ここで、上記第4オクテットに挿入する情
報提供固有ID情報は、情報提供側(サーバ23側)の
固有のID情報であり、例えば「0x77」というよう
にフィックスした情報を用いる。
報提供固有ID情報は、情報提供側(サーバ23側)の
固有のID情報であり、例えば「0x77」というよう
にフィックスした情報を用いる。
【0064】上記第5オクテットに挿入する着信情報種
別は、サーバ23に到着した前記着信情報が何であるか
を示すものであり、着信情報が例えば電子メール等の情
報であるならば例えば「0x01」というように、また
例えばニュース速報であるならば例えば「0x02」と
いうように、着信情報の種別によって決まるものであ
る。
別は、サーバ23に到着した前記着信情報が何であるか
を示すものであり、着信情報が例えば電子メール等の情
報であるならば例えば「0x01」というように、また
例えばニュース速報であるならば例えば「0x02」と
いうように、着信情報の種別によって決まるものであ
る。
【0065】上記第6オクテットに挿入する着信数情報
は、上記着信情報の数を表し、この着信情報が例えば前
記電子メールのように着信数を示した方がよいものであ
るときに挿入されるものである。また、当該第6オクテ
ットに挿入する情報固有IDは、上記着信情報の固有の
ID番号を表している。すなわち上記情報固有IDは、
着信情報が例えば前記ニュース速報のように時事刻々と
変化するものであるときに、ユーザはこの情報を既に一
度受け取っている可能性があるので、そのニュース速報
自体のID番号として挿入することにより、同じ情報を
再度受け取るようなことを防止できるようにするための
ものである。なお、この第6オクテットには、上記着信
情報数と情報固有IDの何れか一方又は両方を挿入する
ことができる。
は、上記着信情報の数を表し、この着信情報が例えば前
記電子メールのように着信数を示した方がよいものであ
るときに挿入されるものである。また、当該第6オクテ
ットに挿入する情報固有IDは、上記着信情報の固有の
ID番号を表している。すなわち上記情報固有IDは、
着信情報が例えば前記ニュース速報のように時事刻々と
変化するものであるときに、ユーザはこの情報を既に一
度受け取っている可能性があるので、そのニュース速報
自体のID番号として挿入することにより、同じ情報を
再度受け取るようなことを防止できるようにするための
ものである。なお、この第6オクテットには、上記着信
情報数と情報固有IDの何れか一方又は両方を挿入する
ことができる。
【0066】上記第7オクテットに挿入されるオプショ
ン情報は、上記着信情報のプライオリティ(優先度)等
を指示する情報であり、このオプション情報自体もオプ
ションとなっている。
ン情報は、上記着信情報のプライオリティ(優先度)等
を指示する情報であり、このオプション情報自体もオプ
ションとなっている。
【0067】上記第8オクテットから第23オクテット
に挿入されるキャラクタデータは、文字や記号のデータ
であり、例えば文字情報が半角カナであるならば1オク
テットにつき1文字として、日本語ならば2オクテット
につき1文字として使用できるものである。
に挿入されるキャラクタデータは、文字や記号のデータ
であり、例えば文字情報が半角カナであるならば1オク
テットにつき1文字として、日本語ならば2オクテット
につき1文字として使用できるものである。
【0068】次に、図7において、上記着信通知機能を
実現するための着サブアドレスフィールドも、それぞれ
が8ビットの情報転送単位で構成される第1オクテット
〜第23オクテットからなる。
実現するための着サブアドレスフィールドも、それぞれ
が8ビットの情報転送単位で構成される第1オクテット
〜第23オクテットからなる。
【0069】この図7の着サブアドレスフィールドの第
1オクテットには、第8ビットに”0”が配され第7〜
第1ビットに情報要素識別子として”1110001”
の各値が配され、第2オクテットには、着サブアドレス
内容長(オクテット長)情報が配される。以下の第3オ
プション以降は、上記図6と同じであるためここでは説
明を省略する。なお、この着サブアドレスフィールドに
おいては、第4オクテットから第23オクテットまでの
20オクテットを、必要ならばキャラクタフィールドと
して用いることが可能である。
1オクテットには、第8ビットに”0”が配され第7〜
第1ビットに情報要素識別子として”1110001”
の各値が配され、第2オクテットには、着サブアドレス
内容長(オクテット長)情報が配される。以下の第3オ
プション以降は、上記図6と同じであるためここでは説
明を省略する。なお、この着サブアドレスフィールドに
おいては、第4オクテットから第23オクテットまでの
20オクテットを、必要ならばキャラクタフィールドと
して用いることが可能である。
【0070】次に、図8及び図9を用いて、本発明構成
例の情報提供収集システムにおける着信通知動作のシー
ケンスについて説明する。なお、図8には、例えば携帯
端末装置20の電源がオンされており且つ基地局21と
の間が電波受信可能状態である場合の着信通知シーケン
ス、すなわち正常に着信が行われる場合のシーケンスを
示している。また、図9には、例えば携帯端末装置20
の電源がオフしているか、或いは、基地局21との間で
電波受信が不可能な状態となっている場合の着信通知シ
ーケンス、すなわち着信が正常に行われない場合のシー
ケンスを示している。
例の情報提供収集システムにおける着信通知動作のシー
ケンスについて説明する。なお、図8には、例えば携帯
端末装置20の電源がオンされており且つ基地局21と
の間が電波受信可能状態である場合の着信通知シーケン
ス、すなわち正常に着信が行われる場合のシーケンスを
示している。また、図9には、例えば携帯端末装置20
の電源がオフしているか、或いは、基地局21との間で
電波受信が不可能な状態となっている場合の着信通知シ
ーケンス、すなわち着信が正常に行われない場合のシー
ケンスを示している。
【0071】先ず、携帯端末装置20の電源がオンし、
且つ基地局21との間が電波受信可能状態である場合の
図8のシーケンスから説明する。
且つ基地局21との間が電波受信可能状態である場合の
図8のシーケンスから説明する。
【0072】この図8のシーケンスにおいて、前記電子
メールやニュース速報等の着信情報がサーバ23に届く
と、当該サーバ23は当該着信情報の到着を携帯端末装
置20に知らせるための前述した着信通知情報を生成
し、当該着信通知情報を前記ISDNのサブアドレスフ
ィールドのサブアドレス情報領域に挿入した呼設定メッ
セージ200を発信する。このサーバ23から発信され
た呼設定メッセージ200は、ISDNのディジタル回
線24を介して、上記着信通知情報を送るべき携帯端末
装置20の位置登録がなされているエリアの基地局21
にルーティングされる。
メールやニュース速報等の着信情報がサーバ23に届く
と、当該サーバ23は当該着信情報の到着を携帯端末装
置20に知らせるための前述した着信通知情報を生成
し、当該着信通知情報を前記ISDNのサブアドレスフ
ィールドのサブアドレス情報領域に挿入した呼設定メッ
セージ200を発信する。このサーバ23から発信され
た呼設定メッセージ200は、ISDNのディジタル回
線24を介して、上記着信通知情報を送るべき携帯端末
装置20の位置登録がなされているエリアの基地局21
にルーティングされる。
【0073】基地局21は、上記サーバ23からの呼設
定メッセージ200を受信すると、着呼メッセージ20
1を携帯端末装置20に送信する。すなわち上記呼設定
メッセージ200を受信すると、基地局21はページン
グチャネル(PCH)を使って、一斉呼出エリア(単一
セル或いは複数セルの広いエリア)に同一の着呼メッセ
ージ201を送信する。
定メッセージ200を受信すると、着呼メッセージ20
1を携帯端末装置20に送信する。すなわち上記呼設定
メッセージ200を受信すると、基地局21はページン
グチャネル(PCH)を使って、一斉呼出エリア(単一
セル或いは複数セルの広いエリア)に同一の着呼メッセ
ージ201を送信する。
【0074】上記携帯端末装置20が上記着呼メッセー
ジ201を受信すると、当該携帯端末装置20は、無線
チャネル確立要求メッセージを送信し、これにより当該
携帯端末装置20と上記基地局21との間ではリンクチ
ャネル確立処理202が行われる。
ジ201を受信すると、当該携帯端末装置20は、無線
チャネル確立要求メッセージを送信し、これにより当該
携帯端末装置20と上記基地局21との間ではリンクチ
ャネル確立処理202が行われる。
【0075】上記リンクチャネル確立処理202が行わ
れると、上記基地局21は、上記サーバ23から送られ
てきた着信通知情報を前記PHSのサブアドレスフィー
ルドのサブアドレス情報領域に挿入した呼設定メッセー
ジ203を発信する。これにより、携帯端末装置20
は、サーバ23に着信情報が到着していることを知るこ
とができる。
れると、上記基地局21は、上記サーバ23から送られ
てきた着信通知情報を前記PHSのサブアドレスフィー
ルドのサブアドレス情報領域に挿入した呼設定メッセー
ジ203を発信する。これにより、携帯端末装置20
は、サーバ23に着信情報が到着していることを知るこ
とができる。
【0076】上記呼設定メッセージ203を受信した携
帯端末20は、上記呼設定メッセージ203を受け取っ
たことを示す呼設定受付メッセージ204を、基地局2
1に返送する。基地局21は、上記呼設定受付メッセー
ジ204を受信すると、サーバ23に対して呼設定受付
メッセージ205を送信する。さらに、基地局21と携
帯端末装置20との間では、制御チャネルを使用してP
HS固有のシーケンス206としてPHS固有の無線処
理や秘話のための秘匿鍵の交換、また必要であれば位置
登録が行われる。
帯端末20は、上記呼設定メッセージ203を受け取っ
たことを示す呼設定受付メッセージ204を、基地局2
1に返送する。基地局21は、上記呼設定受付メッセー
ジ204を受信すると、サーバ23に対して呼設定受付
メッセージ205を送信する。さらに、基地局21と携
帯端末装置20との間では、制御チャネルを使用してP
HS固有のシーケンス206としてPHS固有の無線処
理や秘話のための秘匿鍵の交換、また必要であれば位置
登録が行われる。
【0077】その後、携帯端末装置20は、基地局21
に対して呼出メッセージ207を発信する。基地局21
は、上記呼出メッセージ207を受信すると、サーバ2
3に対して呼出メッセージ208を送信する。これによ
り、当該呼出メッセージ208を受信したサーバ23
は、携帯端末装置20に対して送信すべき着信通知情報
が当該携帯端末装置20に無事到達したと推測できる。
に対して呼出メッセージ207を発信する。基地局21
は、上記呼出メッセージ207を受信すると、サーバ2
3に対して呼出メッセージ208を送信する。これによ
り、当該呼出メッセージ208を受信したサーバ23
は、携帯端末装置20に対して送信すべき着信通知情報
が当該携帯端末装置20に無事到達したと推測できる。
【0078】次に、サーバ23は、通話回線の接続が行
われないようにするために、切断メッセージ209を基
地局21に送信する。当該切断メッセージ209を受信
した基地局21は、携帯端末装置20に対して切断メッ
セージ210を送信する。これにより、携帯端末装置2
0とサーバ23との間が切断される。なお、このときの
携帯端末装置20は、上記着信通知情報を既に受け取っ
ているため、当該携帯端末装置20側から切断処理を行
うようにすることも可能である。
われないようにするために、切断メッセージ209を基
地局21に送信する。当該切断メッセージ209を受信
した基地局21は、携帯端末装置20に対して切断メッ
セージ210を送信する。これにより、携帯端末装置2
0とサーバ23との間が切断される。なお、このときの
携帯端末装置20は、上記着信通知情報を既に受け取っ
ているため、当該携帯端末装置20側から切断処理を行
うようにすることも可能である。
【0079】上述のようにして着信通知情報を受け取る
と、携帯端末装置20の着信処理部30は、上記着信通
知情報を処理して、マン−マシンインターフェイス部3
1を動作させるための前述したような信号を生成する。
すなわちマン−マシンインターフェイス部31は、上記
着信処理部30からの信号に応じて、上記表示部28に
文字や記号を表示させるための信号を生成したり、音を
発生させるための信号を生成したり、端末装置自体を振
動させるための信号を生成したりすること等によって、
上記サーバ23から着信通知情報が送られてきたことを
ユーザに知らせることを可能にする。
と、携帯端末装置20の着信処理部30は、上記着信通
知情報を処理して、マン−マシンインターフェイス部3
1を動作させるための前述したような信号を生成する。
すなわちマン−マシンインターフェイス部31は、上記
着信処理部30からの信号に応じて、上記表示部28に
文字や記号を表示させるための信号を生成したり、音を
発生させるための信号を生成したり、端末装置自体を振
動させるための信号を生成したりすること等によって、
上記サーバ23から着信通知情報が送られてきたことを
ユーザに知らせることを可能にする。
【0080】なお、携帯端末装置20においてマン−マ
シンインターフェイス部31によって使用者へ着信通知
情報を受けたことを知らせるタイミングとしては、上記
呼設定メッセージ203を受け取った直後、または、当
該呼設定メッセージ203を受け取った後で切断処理2
10までの間、或いは切断処理210の後のいずれの時
点であっても良い。
シンインターフェイス部31によって使用者へ着信通知
情報を受けたことを知らせるタイミングとしては、上記
呼設定メッセージ203を受け取った直後、または、当
該呼設定メッセージ203を受け取った後で切断処理2
10までの間、或いは切断処理210の後のいずれの時
点であっても良い。
【0081】上述したように、図8のシーケンスによれ
ば、着信通知情報をサーバ23から基地局21を介して
携帯端末装置20に送ることができる。また、上記着信
通知情報は、サーバ23と基地局21との間では呼設定
メッセージ200を用い、基地局21と携帯端末装置2
0との間では呼設定メッセージ203を用いて伝送さ
れ、これら呼設定メッセージはアウトバンドチャネルで
伝送されるものであり、さらに実際の通話回線の接続も
行わないようにしているため、サーバ23及び携帯端末
装置20の両方とも通信料金はかからない。
ば、着信通知情報をサーバ23から基地局21を介して
携帯端末装置20に送ることができる。また、上記着信
通知情報は、サーバ23と基地局21との間では呼設定
メッセージ200を用い、基地局21と携帯端末装置2
0との間では呼設定メッセージ203を用いて伝送さ
れ、これら呼設定メッセージはアウトバンドチャネルで
伝送されるものであり、さらに実際の通話回線の接続も
行わないようにしているため、サーバ23及び携帯端末
装置20の両方とも通信料金はかからない。
【0082】なお、上記携帯端末装置20において、上
記サーバ23に到着した着信情報を例えば前記表示部2
8上に表示するような場合、すなわちサーバ23から着
信情報の提供を受けるようにする場合には、当該携帯端
末装置20から前記サーバ23に対して上記着信情報を
要求し、ISDN及びPHSのデータ通信を用いて上記
着信情報を受け取るようにする。すなわちこの場合、前
記図2に示したように、通常のPHSの発信シーケンス
によって携帯端末装置20とサーバ23とをインバンド
チャネルを用いて回線接続し、通常の通信料金を支払っ
て着信情報の提供を受けるようにする。
記サーバ23に到着した着信情報を例えば前記表示部2
8上に表示するような場合、すなわちサーバ23から着
信情報の提供を受けるようにする場合には、当該携帯端
末装置20から前記サーバ23に対して上記着信情報を
要求し、ISDN及びPHSのデータ通信を用いて上記
着信情報を受け取るようにする。すなわちこの場合、前
記図2に示したように、通常のPHSの発信シーケンス
によって携帯端末装置20とサーバ23とをインバンド
チャネルを用いて回線接続し、通常の通信料金を支払っ
て着信情報の提供を受けるようにする。
【0083】次に、携帯端末装置20の電源がオフして
いるか、或いは、基地局21との間で電波受信が不可能
な状態となっている場合の図9に示す着信通知シーケン
スについて説明する。
いるか、或いは、基地局21との間で電波受信が不可能
な状態となっている場合の図9に示す着信通知シーケン
スについて説明する。
【0084】この図9において、前記着信情報がサーバ
23に届くと、当該サーバ23は前記着信通知情報を前
記ISDNのサブアドレスフィールドのサブアドレス情
報領域に挿入した呼設定メッセージ220を発信する。
このサーバ23から発信された呼設定メッセージ220
は、ISDNのディジタル回線24を介して、上記着信
通知情報を送るべき携帯端末装置20の位置登録がなさ
れているはずのエリアの基地局21にルーティングされ
る。
23に届くと、当該サーバ23は前記着信通知情報を前
記ISDNのサブアドレスフィールドのサブアドレス情
報領域に挿入した呼設定メッセージ220を発信する。
このサーバ23から発信された呼設定メッセージ220
は、ISDNのディジタル回線24を介して、上記着信
通知情報を送るべき携帯端末装置20の位置登録がなさ
れているはずのエリアの基地局21にルーティングされ
る。
【0085】上記サーバ23からの呼設定メッセージ2
20を受信すると、基地局21はページングチャネル
(PCH)を使って、一斉呼出エリア(単一セル或いは
複数セルの広いエリア)に同一の着呼メッセージ201
を送信する。
20を受信すると、基地局21はページングチャネル
(PCH)を使って、一斉呼出エリア(単一セル或いは
複数セルの広いエリア)に同一の着呼メッセージ201
を送信する。
【0086】ここで、当該図9の例では、上述したよう
に携帯端末装置20の電源がオフしているか、或いは、
基地局21との間で電波受信が不可能な状態となってい
るので、上記簡易型携帯電話システム網40内のオペレ
ータは、携帯端末装置20への送信が不可能であること
を示す情報を含む呼設定受付メッセージ223を基地局
21に送信する。当該呼設定受付メッセージ223を受
信した基地局21は、サーバ23に対して同様の呼設定
受付メッセージ224を送信する。さらに、オペレータ
は、基地局21に対して切断メッセージ225を送信
し、当該切断メッセージ225を受信した基地局21は
サーバ23に対して切断メッセージ226を送信する。
に携帯端末装置20の電源がオフしているか、或いは、
基地局21との間で電波受信が不可能な状態となってい
るので、上記簡易型携帯電話システム網40内のオペレ
ータは、携帯端末装置20への送信が不可能であること
を示す情報を含む呼設定受付メッセージ223を基地局
21に送信する。当該呼設定受付メッセージ223を受
信した基地局21は、サーバ23に対して同様の呼設定
受付メッセージ224を送信する。さらに、オペレータ
は、基地局21に対して切断メッセージ225を送信
し、当該切断メッセージ225を受信した基地局21は
サーバ23に対して切断メッセージ226を送信する。
【0087】これにより、サーバ23は、上記着信通知
情報が目的の携帯端末装置20に届いていないことを認
識し、その後、オペレータとサーバ23との間では切断
処理がなされる。
情報が目的の携帯端末装置20に届いていないことを認
識し、その後、オペレータとサーバ23との間では切断
処理がなされる。
【0088】このように、着信通知情報が目的の携帯端
末装置20に届いていないことを認識した場合、上記サ
ーバ23は、上記携帯端末装置20にアクセスできるま
で上述したような着信通知情報の発信処理を繰り返すこ
とができる。なお、当該着信通知情報の発信処理の繰り
返しは、一定の時間間隔で行うことができる。その後、
上記携帯端末装置20にアクセスできた場合には、前述
したような図8のシーケンスによりサーバ23から携帯
端末装置20に対して着信通知情報を送るようにする。
末装置20に届いていないことを認識した場合、上記サ
ーバ23は、上記携帯端末装置20にアクセスできるま
で上述したような着信通知情報の発信処理を繰り返すこ
とができる。なお、当該着信通知情報の発信処理の繰り
返しは、一定の時間間隔で行うことができる。その後、
上記携帯端末装置20にアクセスできた場合には、前述
したような図8のシーケンスによりサーバ23から携帯
端末装置20に対して着信通知情報を送るようにする。
【0089】上述の図8及び図9の説明では、サーバ2
3から携帯端末装置20に対してアクセスする例を述べ
たが、携帯端末装置20側からサーバ23に対して着信
情報が到達していないかどうかを確認する着信通知要求
のアクセスを行うことも可能である。
3から携帯端末装置20に対してアクセスする例を述べ
たが、携帯端末装置20側からサーバ23に対して着信
情報が到達していないかどうかを確認する着信通知要求
のアクセスを行うことも可能である。
【0090】このような携帯端末装置20側からサーバ
23へアクセスを行う着信通知要求機能も、前述同様に
通信料金がかからないアウトバンドチャネルを用いて実
現することができる。
23へアクセスを行う着信通知要求機能も、前述同様に
通信料金がかからないアウトバンドチャネルを用いて実
現することができる。
【0091】上記携帯端末装置20側からの着信通知要
求アクセスを行う場合のシーケンスを図10に示す。こ
の図10に示す着信要求通知シーケンスでは、携帯端末
装置20がサーバ23に対して前記着信通知情報を要求
するための着信通知要求情報を生成し、さらにPHSの
サブアドレスフィールドのサブアドレス情報領域に当該
着信通知要求情報を挿入した呼設定メッセージを基地局
21に送り、基地局21からは当該着信通知要求情報を
ISDNのサブアドレスフィールドのサブアドレス情報
領域に挿入した呼設定メッセージがサーバ23に送られ
る。当該着信通知要求情報を受け取ったサーバ23は、
着信通知情報をISDNのサブアドレスフィールドのサ
ブアドレス情報領域に挿入した呼設定受付メッセージを
基地局21に送り、基地局21はPHSのサブアドレス
フィールドのサブアドレス情報領域に上記着信通知情報
を挿入した呼設定受付メッセージを携帯端末装置20に
送るようにしている。
求アクセスを行う場合のシーケンスを図10に示す。こ
の図10に示す着信要求通知シーケンスでは、携帯端末
装置20がサーバ23に対して前記着信通知情報を要求
するための着信通知要求情報を生成し、さらにPHSの
サブアドレスフィールドのサブアドレス情報領域に当該
着信通知要求情報を挿入した呼設定メッセージを基地局
21に送り、基地局21からは当該着信通知要求情報を
ISDNのサブアドレスフィールドのサブアドレス情報
領域に挿入した呼設定メッセージがサーバ23に送られ
る。当該着信通知要求情報を受け取ったサーバ23は、
着信通知情報をISDNのサブアドレスフィールドのサ
ブアドレス情報領域に挿入した呼設定受付メッセージを
基地局21に送り、基地局21はPHSのサブアドレス
フィールドのサブアドレス情報領域に上記着信通知情報
を挿入した呼設定受付メッセージを携帯端末装置20に
送るようにしている。
【0092】ただし、この場合の携帯端末装置20の着
信処理部30では、上記着信通知要求情報を生成すると
共に、前述同様に制御チャネルに挿入することになる。
また、上記プロトコル処理部29では上記着信処理部2
6における上記着信通知要求情報の生成と当該着信通知
要求情報の制御チャネルへの挿入をも制御することにな
る。一方、上記サーバ23の着信処理部26では、上記
携帯端末装置20から制御チャネルに挿入されて送信さ
れてくる着信通知要求情報を検出し、上記アプリケーシ
ョン処理部25では、上記着信処理部26における上記
着信通知要求情報の検出制御、及び当該検出した着信通
知要求情報に対応する着信通知情報の生成と送信などの
を行うことになる。
信処理部30では、上記着信通知要求情報を生成すると
共に、前述同様に制御チャネルに挿入することになる。
また、上記プロトコル処理部29では上記着信処理部2
6における上記着信通知要求情報の生成と当該着信通知
要求情報の制御チャネルへの挿入をも制御することにな
る。一方、上記サーバ23の着信処理部26では、上記
携帯端末装置20から制御チャネルに挿入されて送信さ
れてくる着信通知要求情報を検出し、上記アプリケーシ
ョン処理部25では、上記着信処理部26における上記
着信通知要求情報の検出制御、及び当該検出した着信通
知要求情報に対応する着信通知情報の生成と送信などの
を行うことになる。
【0093】すなわち図10において、携帯端末装置2
0の電源がオンされており、且つ基地局21との間で電
波受信可能状態であるとき、当該携帯端末装置20から
は、先ず、サーバ23へ発呼処理を行うべく、最寄りの
基地局21に対して無線チャネル確立要求メッセージを
送信し、これにより携帯端末装置20と基地局21との
間ではリンクチャネル確立処理230が行われる。
0の電源がオンされており、且つ基地局21との間で電
波受信可能状態であるとき、当該携帯端末装置20から
は、先ず、サーバ23へ発呼処理を行うべく、最寄りの
基地局21に対して無線チャネル確立要求メッセージを
送信し、これにより携帯端末装置20と基地局21との
間ではリンクチャネル確立処理230が行われる。
【0094】次に、携帯端末装置20は、サーバ23に
対して前記着信通知情報を要求するための着信通知要求
情報を生成し、PHSのサブアドレスフィールドのサブ
アドレス情報領域に当該着信通知要求情報を挿入した呼
設定メッセージ231を発信する。基地局21は、当該
呼設定メッセージ231を受信すると、上記着信通知要
求情報をISDNのサブアドレスフィールドのサブアド
レス情報領域に挿入した呼設定メッセージ232を、I
SDNのディジタル回線24を介して上記サーバ23に
送信する。
対して前記着信通知情報を要求するための着信通知要求
情報を生成し、PHSのサブアドレスフィールドのサブ
アドレス情報領域に当該着信通知要求情報を挿入した呼
設定メッセージ231を発信する。基地局21は、当該
呼設定メッセージ231を受信すると、上記着信通知要
求情報をISDNのサブアドレスフィールドのサブアド
レス情報領域に挿入した呼設定メッセージ232を、I
SDNのディジタル回線24を介して上記サーバ23に
送信する。
【0095】当該呼設定メッセージ232を受信したサ
ーバ23は、呼設定受付メッセージ233を基地局21
に返送する。このとき、サーバ23は、前記着信情報が
届いている場合にはその旨を示す前述同様の着信通知情
報を生成し、当該着信通知情報をISDNのサブアドレ
スフィールドのサブアドレス情報領域に挿入した呼設定
受付メッセージ233を基地局21に送信する。
ーバ23は、呼設定受付メッセージ233を基地局21
に返送する。このとき、サーバ23は、前記着信情報が
届いている場合にはその旨を示す前述同様の着信通知情
報を生成し、当該着信通知情報をISDNのサブアドレ
スフィールドのサブアドレス情報領域に挿入した呼設定
受付メッセージ233を基地局21に送信する。
【0096】基地局21は、上記サーバ23からの呼設
定受付メッセージ233を受け取ると、PHSのサブア
ドレスフィールドのサブアドレス情報領域に上記着信通
知情報を挿入した呼設定受付メッセージ234を携帯端
末装置20に送信する。
定受付メッセージ233を受け取ると、PHSのサブア
ドレスフィールドのサブアドレス情報領域に上記着信通
知情報を挿入した呼設定受付メッセージ234を携帯端
末装置20に送信する。
【0097】これにより、携帯端末装置20はサーバ2
3に着信情報が到達していることを知ることができる。
3に着信情報が到達していることを知ることができる。
【0098】次に、携帯端末装置20と基地局21との
間では、PHS固有のシーケンス235としてPHS固
有の無線処理や秘話のための秘匿鍵の交換、また必要で
あれば位置登録が行われる。
間では、PHS固有のシーケンス235としてPHS固
有の無線処理や秘話のための秘匿鍵の交換、また必要で
あれば位置登録が行われる。
【0099】その後、サーバ23からは、呼出メッセー
ジ236が基地局21に送信される。基地局21は、呼
出メッセージ236を受信すると、携帯端末装置20に
対して呼出メッセージ237を送信する。
ジ236が基地局21に送信される。基地局21は、呼
出メッセージ236を受信すると、携帯端末装置20に
対して呼出メッセージ237を送信する。
【0100】当該呼出メッセージ237を受信した携帯
端末装置20は、既にサーバ23から着信情報を取得し
ているので、切断メッセージ238を送信する。当該切
断メッセージ238を受信した基地局21は、サーバ2
3に対して切断メッセージ239を送信する。これによ
り、携帯端末装置20とサーバ23との間の通信は切断
される。
端末装置20は、既にサーバ23から着信情報を取得し
ているので、切断メッセージ238を送信する。当該切
断メッセージ238を受信した基地局21は、サーバ2
3に対して切断メッセージ239を送信する。これによ
り、携帯端末装置20とサーバ23との間の通信は切断
される。
【0101】なお、上述したような携帯端末装置20側
からサーバ23に対して行う着信通知要求アクセスは、
例えば当該携帯端末装置20が自動的に一定の時刻或い
は一定の時間間隔にて行う場合や、当該携帯端末装置2
0の使用者が着信通知要求アクセスを直接指示する場合
のいずれであってもよい。なお、上記携帯端末装置20
が自動的に着信通知要求アクセスを行う場合には、当該
自動的な着信通知要求アクセスが行われたことを使用者
に知らせなくても、また知らせるようにしてもよい。
からサーバ23に対して行う着信通知要求アクセスは、
例えば当該携帯端末装置20が自動的に一定の時刻或い
は一定の時間間隔にて行う場合や、当該携帯端末装置2
0の使用者が着信通知要求アクセスを直接指示する場合
のいずれであってもよい。なお、上記携帯端末装置20
が自動的に着信通知要求アクセスを行う場合には、当該
自動的な着信通知要求アクセスが行われたことを使用者
に知らせなくても、また知らせるようにしてもよい。
【0102】また、携帯端末装置20からサーバ23に
対して着信通知要求のアクセスを行った場合において、
サーバ23に未だ着信情報が到達していないとき、上記
サーバ23からの携帯端末装置20側に送られる呼設定
受付メッセージには、例えば、上記着信通知情報が挿入
されないか、若しくは、着信情報が未だ到着していない
ことを示す情報が挿入されることになる。なお、上記着
信情報が未だ到着していないことを示す情報の一例とし
ては、例えば、前記図6や図7に示した着信通知情報に
おいて、第5オクテットの着信情報種別を例えば着信情
報が無いことを示す情報にし、第6オクテットの着信情
報数を0個であることを示す情報に、情報固有IDを意
味の無い情報とし、さらに、第7オクテットのオプショ
ン情報を例えばプライオリティとしては最も低いことを
示す情報や、或いは意味を持たない情報となし、第8オ
クテット〜第23オクテットのキャラクタデータは例え
ば着信情報は存在しいなことを示す文字等を表すデータ
とするようなことが考えられる。
対して着信通知要求のアクセスを行った場合において、
サーバ23に未だ着信情報が到達していないとき、上記
サーバ23からの携帯端末装置20側に送られる呼設定
受付メッセージには、例えば、上記着信通知情報が挿入
されないか、若しくは、着信情報が未だ到着していない
ことを示す情報が挿入されることになる。なお、上記着
信情報が未だ到着していないことを示す情報の一例とし
ては、例えば、前記図6や図7に示した着信通知情報に
おいて、第5オクテットの着信情報種別を例えば着信情
報が無いことを示す情報にし、第6オクテットの着信情
報数を0個であることを示す情報に、情報固有IDを意
味の無い情報とし、さらに、第7オクテットのオプショ
ン情報を例えばプライオリティとしては最も低いことを
示す情報や、或いは意味を持たない情報となし、第8オ
クテット〜第23オクテットのキャラクタデータは例え
ば着信情報は存在しいなことを示す文字等を表すデータ
とするようなことが考えられる。
【0103】上述したように、携帯端末装置20から着
信通知要求アクセスを行った場合に、サーバ23に未だ
着信情報が到達していないとき、上記サーバ23からの
携帯端末装置20側に送られる上記呼設定受付メッセー
ジに着信通知情報を挿入しないか、若しくは、着信情報
が未だ到着していないことを示す情報を挿入するような
ことを行えば、携帯端末装置20はサーバ23に着信情
報が到着していないことを知ることができる。このよう
にサーバ23に着信情報が到着していないことを認識し
た携帯端末装置20は、その旨を使用者に対して特に知
らせることはしないが、必要であれば使用者に対してそ
の旨を知らせるようにすることも可能である。
信通知要求アクセスを行った場合に、サーバ23に未だ
着信情報が到達していないとき、上記サーバ23からの
携帯端末装置20側に送られる上記呼設定受付メッセー
ジに着信通知情報を挿入しないか、若しくは、着信情報
が未だ到着していないことを示す情報を挿入するような
ことを行えば、携帯端末装置20はサーバ23に着信情
報が到着していないことを知ることができる。このよう
にサーバ23に着信情報が到着していないことを認識し
た携帯端末装置20は、その旨を使用者に対して特に知
らせることはしないが、必要であれば使用者に対してそ
の旨を知らせるようにすることも可能である。
【0104】ここで、上記携帯端末装置20からサーバ
23に対して着信通知要求アクセスを行う場合に、当該
携帯端末装置20からサーバ23側に送られる呼設定メ
ッセージのサブアドレスフィールドに挿入する上記着信
通知要求情報は、例えば図11に示すような情報が考え
られる。なお、この図11にはサブアドレスフィールド
の全体の仕様を示している。
23に対して着信通知要求アクセスを行う場合に、当該
携帯端末装置20からサーバ23側に送られる呼設定メ
ッセージのサブアドレスフィールドに挿入する上記着信
通知要求情報は、例えば図11に示すような情報が考え
られる。なお、この図11にはサブアドレスフィールド
の全体の仕様を示している。
【0105】この図11において、上述したような着信
通知情報の要求機能を実現するためのサブアドレスフィ
ールドは、それぞれが8ビットの情報転送単位で構成さ
れる第1オクテット〜第7オクテットからなる。
通知情報の要求機能を実現するためのサブアドレスフィ
ールドは、それぞれが8ビットの情報転送単位で構成さ
れる第1オクテット〜第7オクテットからなる。
【0106】第1オクテットから第4オクテットまで
は、前述した図6及び図7と同様であり、その説明につ
いては省略する。
は、前述した図6及び図7と同様であり、その説明につ
いては省略する。
【0107】これに対して、第5オクテットには、携帯
端末装置20固有のIDであるユーザIDの情報が配置
される。また、第6オクテット及び第7オクテットには
それぞれオプション情報を配する。この場合のオプショ
ン情報は、前記図6や図7の第7オクテットのオプショ
ン情報と同様のクライオリティを示す情報とすることも
可能であり、また、別の任意の情報とすることもでき
る。当該オプション情報を上記クライオリティを示す情
報とした場合、当該オプション情報は、サーバ23に到
達している着信情報のうち、いずれの着信情報の有無を
要求するかを示す着信通知要求の優先順位を指定するこ
とになり、このときのサーバ23はその優先順位に対応
した着信情報の有無を着信通知情報に含めて(前記図6
や図7のオプション情報として)返送することになる。
端末装置20固有のIDであるユーザIDの情報が配置
される。また、第6オクテット及び第7オクテットには
それぞれオプション情報を配する。この場合のオプショ
ン情報は、前記図6や図7の第7オクテットのオプショ
ン情報と同様のクライオリティを示す情報とすることも
可能であり、また、別の任意の情報とすることもでき
る。当該オプション情報を上記クライオリティを示す情
報とした場合、当該オプション情報は、サーバ23に到
達している着信情報のうち、いずれの着信情報の有無を
要求するかを示す着信通知要求の優先順位を指定するこ
とになり、このときのサーバ23はその優先順位に対応
した着信情報の有無を着信通知情報に含めて(前記図6
や図7のオプション情報として)返送することになる。
【0108】なお、上記図11のサブアドレスフィール
ドは、前述した図6や図7の例とは異なり、全体で7つ
のオクテットとなっている。このように7つのオクテッ
トとしたのは、これら7つのオクテットが有れば少なく
とも上記着信通知要求情報を送信することが可能だから
であり、また、7つのオクテットからなる構成はサブア
ドレスの最小単位であり、通信負荷も軽くすることがで
きるからである。ただし、上記着信通知要求情報とし
て、より多くの情報を伝送したい場合には、前記図6や
図7と同様に、全体で23個のオクテットからなるもの
とすることも可能である。
ドは、前述した図6や図7の例とは異なり、全体で7つ
のオクテットとなっている。このように7つのオクテッ
トとしたのは、これら7つのオクテットが有れば少なく
とも上記着信通知要求情報を送信することが可能だから
であり、また、7つのオクテットからなる構成はサブア
ドレスの最小単位であり、通信負荷も軽くすることがで
きるからである。ただし、上記着信通知要求情報とし
て、より多くの情報を伝送したい場合には、前記図6や
図7と同様に、全体で23個のオクテットからなるもの
とすることも可能である。
【0109】次に、上述した本発明構成例の情報提供収
集システムでは、上記サーバ23から基地局21へ伝達
される上記着信通知情報や上記基地局21からサーバ2
3へ伝達される着信通知要求情報を、ISDNにおける
サブアドレスフィールドのサブアドレス情報領域に挿入
する例について説明してきたが、これら着信通知情報や
着信通知要求情報を例えばISDNにて規定されている
ユーザユーザデータ(UUD)フィールド内に挿入して
伝達することも可能である。なお、上記ユーザユーザデ
ータフィールドは、ユーザが自由に設定でき且つ使用可
能なバイト数が多いフィールドであり、サーバ23と基
地局21との間の呼設定メッセージや呼設定受付メッセ
ージに含めることができるものである。ただし、携帯端
末装置20と基地局21との間に適用される上記PHS
では、上記ユーザユーザデータのようなフィールドは設
定されていないため、上記サーバ23と基地局21との
間の情報伝達に上記ISDNのユーザユーザデータフィ
ールドを用いるようにした場合でも、上記携帯端末装置
20と基地局21との間における着信通知情報や着信通
知要求情報の伝達には前記同様のサブアドレスフィール
ドを用いるようにする。
集システムでは、上記サーバ23から基地局21へ伝達
される上記着信通知情報や上記基地局21からサーバ2
3へ伝達される着信通知要求情報を、ISDNにおける
サブアドレスフィールドのサブアドレス情報領域に挿入
する例について説明してきたが、これら着信通知情報や
着信通知要求情報を例えばISDNにて規定されている
ユーザユーザデータ(UUD)フィールド内に挿入して
伝達することも可能である。なお、上記ユーザユーザデ
ータフィールドは、ユーザが自由に設定でき且つ使用可
能なバイト数が多いフィールドであり、サーバ23と基
地局21との間の呼設定メッセージや呼設定受付メッセ
ージに含めることができるものである。ただし、携帯端
末装置20と基地局21との間に適用される上記PHS
では、上記ユーザユーザデータのようなフィールドは設
定されていないため、上記サーバ23と基地局21との
間の情報伝達に上記ISDNのユーザユーザデータフィ
ールドを用いるようにした場合でも、上記携帯端末装置
20と基地局21との間における着信通知情報や着信通
知要求情報の伝達には前記同様のサブアドレスフィール
ドを用いるようにする。
【0110】図12には、上記サーバ23から基地局2
1へ伝達される上記着信通知情報を挿入したユーザユー
ザデータフィールドのコーディング例を示す。
1へ伝達される上記着信通知情報を挿入したユーザユー
ザデータフィールドのコーディング例を示す。
【0111】この図12において、上記ユーザユーザデ
ータフィールドは、それぞれが8ビットの情報転送単位
で構成される第1オクテット〜第23オクテットからな
る。
ータフィールドは、それぞれが8ビットの情報転送単位
で構成される第1オクテット〜第23オクテットからな
る。
【0112】第1オクテットは、第8ビットに”0”が
配され第7〜第1ビットに情報要素識別子として”11
11110”の各値が配される。第2オクテットは、8
ビット分で表されるユーザユーザデータ内容長(オクテ
ット長)情報が配される。
配され第7〜第1ビットに情報要素識別子として”11
11110”の各値が配される。第2オクテットは、8
ビット分で表されるユーザユーザデータ内容長(オクテ
ット長)情報が配される。
【0113】第3オクテットには、プロトコル識別子が
配される。当該ユーザユーザデータフィールドにおける
プロトコル識別子は、ユーザ特有のプロトコルを示す識
別子として”00000000”にセットされる。
配される。当該ユーザユーザデータフィールドにおける
プロトコル識別子は、ユーザ特有のプロトコルを示す識
別子として”00000000”にセットされる。
【0114】第4オクテットから第23オクテットまで
の20個のオクテットには、着信通知情報として、例え
ば第4オクテットには情報提供固有ID情報を挿入し、
第5オクテットには着信情報種別の情報を、第6オクテ
ットには着信情報数及び/又は情報固有IDの情報を、
第7オクテットにはオプション情報を、第8オクテット
から第23オクテットには文字,記号等のキャラクタデ
ータを挿入する。これら第4オクテットから第23オク
テットに挿入される着信通知情報は、前記図6や図7の
サブアドレス情報領域に挿入されたものと同じ情報であ
る。
の20個のオクテットには、着信通知情報として、例え
ば第4オクテットには情報提供固有ID情報を挿入し、
第5オクテットには着信情報種別の情報を、第6オクテ
ットには着信情報数及び/又は情報固有IDの情報を、
第7オクテットにはオプション情報を、第8オクテット
から第23オクテットには文字,記号等のキャラクタデ
ータを挿入する。これら第4オクテットから第23オク
テットに挿入される着信通知情報は、前記図6や図7の
サブアドレス情報領域に挿入されたものと同じ情報であ
る。
【0115】図13には、上記基地局21からサーバ2
3へ伝達される上記着信通知要求情報を挿入したユーザ
ユーザデータフィールドのコーディング例を示す。
3へ伝達される上記着信通知要求情報を挿入したユーザ
ユーザデータフィールドのコーディング例を示す。
【0116】この図13において、上記ユーザユーザデ
ータフィールドは、それぞれが8ビットの情報転送単位
で構成される第1オクテット〜第7オクテットからな
り、第1オクテットから第4オクテットまでは、上記図
12と同様である。
ータフィールドは、それぞれが8ビットの情報転送単位
で構成される第1オクテット〜第7オクテットからな
り、第1オクテットから第4オクテットまでは、上記図
12と同様である。
【0117】これに対して、第5オクテットには、携帯
端末装置20固有のIDであるユーザIDの情報が配置
される。また、第6オクテット及び第7オクテットには
それぞれオプション情報を配する。これら第4オクテッ
トから第7オクテットに挿入される着信通知要求情報
は、前記図11のサブアドレス情報領域に挿入されたも
のと同じものである。
端末装置20固有のIDであるユーザIDの情報が配置
される。また、第6オクテット及び第7オクテットには
それぞれオプション情報を配する。これら第4オクテッ
トから第7オクテットに挿入される着信通知要求情報
は、前記図11のサブアドレス情報領域に挿入されたも
のと同じものである。
【0118】なお、この図13のコーディング例でも、
全体で7つのオクテットから構成されており、通信負荷
を軽減することを可能としているが、上記着信通知要求
情報として、より多くの情報を伝送したい場合には、上
記図12と同様に全体で23個のオクテットからなるも
のとすることも可能である。
全体で7つのオクテットから構成されており、通信負荷
を軽減することを可能としているが、上記着信通知要求
情報として、より多くの情報を伝送したい場合には、上
記図12と同様に全体で23個のオクテットからなるも
のとすることも可能である。
【0119】上述したように、上記サーバ23と基地局
21との間で伝達される上記着信通知情報や着信通知要
求情報は、ISDNにて規定されているユーザユーザデ
ータ(UUD)フィールドを用いても伝達することがで
き、当該ユーザユーザデータフィールドは、アウトバン
ドチャネルを用いる呼設定メッセージ或いは呼設定受付
メッセージに含まれるものであるため、通信料金がかか
らない。
21との間で伝達される上記着信通知情報や着信通知要
求情報は、ISDNにて規定されているユーザユーザデ
ータ(UUD)フィールドを用いても伝達することがで
き、当該ユーザユーザデータフィールドは、アウトバン
ドチャネルを用いる呼設定メッセージ或いは呼設定受付
メッセージに含まれるものであるため、通信料金がかか
らない。
【0120】上述した説明では、着信通知機能を携帯端
末装置20と基地局21との間の呼処理や基地局21と
サーバ23との間の呼処理の際に実現している例につい
て述べたが、特に、基地局21から携帯端末装置20へ
の着信通知機能については、ページングチャネル(PC
H)とオプション制御チャネルを用いて実現すること、
或いはページングチャネル(PCH)とLCCH(Link
Control CHannel)スーパーフレーム等の制御用の通信
チャネルを用いて実現することも可能である。なお、こ
れらの場合も、サーバ23から基地局21への着信通知
機能については、前述同様に呼処理の際に実現する。
末装置20と基地局21との間の呼処理や基地局21と
サーバ23との間の呼処理の際に実現している例につい
て述べたが、特に、基地局21から携帯端末装置20へ
の着信通知機能については、ページングチャネル(PC
H)とオプション制御チャネルを用いて実現すること、
或いはページングチャネル(PCH)とLCCH(Link
Control CHannel)スーパーフレーム等の制御用の通信
チャネルを用いて実現することも可能である。なお、こ
れらの場合も、サーバ23から基地局21への着信通知
機能については、前述同様に呼処理の際に実現する。
【0121】先ず、上記基地局21から携帯端末装置2
0への着信通知機能を、ページングチャネル(PCH)
とオプション制御チャネルを用いて実現する場合につい
て説明する。
0への着信通知機能を、ページングチャネル(PCH)
とオプション制御チャネルを用いて実現する場合につい
て説明する。
【0122】上記ページングチャネル(PCH)、すな
わち一斉呼出チャネルのフィールドは、図14に示すよ
うなものとなされている。
わち一斉呼出チャネルのフィールドは、図14に示すよ
うなものとなされている。
【0123】この図14において、当該ページングチャ
ネル(PCH)のフィールドは、それぞれが8ビットの
情報転送単位で構成される第1オクテット〜第8オクテ
ットからなる。
ネル(PCH)のフィールドは、それぞれが8ビットの
情報転送単位で構成される第1オクテット〜第8オクテ
ットからなる。
【0124】第1オクテットは、第8ビットに予約情報
が配され、第7〜第5ビットに呼出サービス種別情報が
配され、第4ビットから第1ビットにはPS(Personal
Station)番号の第1数字が配される。
が配され、第7〜第5ビットに呼出サービス種別情報が
配され、第4ビットから第1ビットにはPS(Personal
Station)番号の第1数字が配される。
【0125】第2オクテットは、第8ビットから第5ビ
ットにPS番号の第2数字が配され、第4ビットから第
1ビットにPS番号の第3数字が配される。以下同様
に、第3オクテットの第8ビットから第5ビットにはP
S番号の第4数字が配され、第4ビットから第1ビット
にはPS番号の第5数字が配される。第4オクテットの
第8ビットから第5ビットにはPS番号の第6数字が配
され、第4ビットから第1ビットにはPS番号の第7数
字が配される。第5オクテットの第8ビットから第5ビ
ットにはPS番号の第8数字が配され、第4ビットから
第1ビットにはPS番号の第9数字が配される。第6オ
クテットの第8ビットから第5ビットにはPS番号の第
10数字が配され、第4ビットから第1ビットにはPS
番号の第11数字が配される。第7オクテットの第8ビ
ットから第5ビットにはPS番号の第12数字が配さ
れ、第4ビットから第1ビットにはPS番号の第13数
字または拡張呼出サービス種別の情報が配される。
ットにPS番号の第2数字が配され、第4ビットから第
1ビットにPS番号の第3数字が配される。以下同様
に、第3オクテットの第8ビットから第5ビットにはP
S番号の第4数字が配され、第4ビットから第1ビット
にはPS番号の第5数字が配される。第4オクテットの
第8ビットから第5ビットにはPS番号の第6数字が配
され、第4ビットから第1ビットにはPS番号の第7数
字が配される。第5オクテットの第8ビットから第5ビ
ットにはPS番号の第8数字が配され、第4ビットから
第1ビットにはPS番号の第9数字が配される。第6オ
クテットの第8ビットから第5ビットにはPS番号の第
10数字が配され、第4ビットから第1ビットにはPS
番号の第11数字が配される。第7オクテットの第8ビ
ットから第5ビットにはPS番号の第12数字が配さ
れ、第4ビットから第1ビットにはPS番号の第13数
字または拡張呼出サービス種別の情報が配される。
【0126】第8オクテットには、第8ビット及び第7
ビットが不定で、第6ビットから第1ビットに報知受信
指示情報が配される。
ビットが不定で、第6ビットから第1ビットに報知受信
指示情報が配される。
【0127】上述した図14の上記ページングチャネル
(PCH)のフィールドにおいて、上記呼出サービス種
別情報は、通常はBCD(Binary-Coded Decimal)の1
3桁以下のPS番号による呼出サービスであることを示
す”001”に設定されており、この設定がなされてい
るときには当該ページングチャネルが通常のPHSの着
信を示す一斉呼出チャネルとして利用される。なお、上
記呼出サービス種別情報を”110”または”111”
にコーディングすると、当該ページングチャネルはオプ
ション制御チャネルとなる。
(PCH)のフィールドにおいて、上記呼出サービス種
別情報は、通常はBCD(Binary-Coded Decimal)の1
3桁以下のPS番号による呼出サービスであることを示
す”001”に設定されており、この設定がなされてい
るときには当該ページングチャネルが通常のPHSの着
信を示す一斉呼出チャネルとして利用される。なお、上
記呼出サービス種別情報を”110”または”111”
にコーディングすると、当該ページングチャネルはオプ
ション制御チャネルとなる。
【0128】また、上記ページングチャネルフィールド
の上記報知受信指示を”000101”にコーディング
すると、PHS端末装置側すなわち携帯端末装置20に
対してオプション制御チャネルのオプション情報の報知
受信指示を与えることになる。すなわち、上記ページン
グチャネルフィールドの呼出サービス種別情報が”00
1”で且つ上記報知受信指示が”000101”となっ
ている場合、当該ページングチャネル(一斉呼出チャネ
ル)フィールドのPS番号にて指定される電話番号を有
する携帯端末装置20は、オプション制御チャネルのオ
プション情報報知メッセージを受信する。
の上記報知受信指示を”000101”にコーディング
すると、PHS端末装置側すなわち携帯端末装置20に
対してオプション制御チャネルのオプション情報の報知
受信指示を与えることになる。すなわち、上記ページン
グチャネルフィールドの呼出サービス種別情報が”00
1”で且つ上記報知受信指示が”000101”となっ
ている場合、当該ページングチャネル(一斉呼出チャネ
ル)フィールドのPS番号にて指定される電話番号を有
する携帯端末装置20は、オプション制御チャネルのオ
プション情報報知メッセージを受信する。
【0129】当該オプション制御チャネルのオプション
情報報知メッセージは、図10に示すようにコーディン
グされるものである。
情報報知メッセージは、図10に示すようにコーディン
グされるものである。
【0130】当該図10において、当該オプション情報
報知メッセージは、それぞれが8ビットの情報転送単位
で構成される第1オクテット〜第8オクテットからな
る。
報知メッセージは、それぞれが8ビットの情報転送単位
で構成される第1オクテット〜第8オクテットからな
る。
【0131】第1オクテットは、第8ビットに予約情報
が配され、第7〜第1ビットにメッセージ識別情報とし
て”0001111”の各値が配される。
が配され、第7〜第1ビットにメッセージ識別情報とし
て”0001111”の各値が配される。
【0132】第2オクテットから第6オクテットの5つ
のオクテットにオプション情報を配置可能となる。
のオクテットにオプション情報を配置可能となる。
【0133】第7オクテットは、第8ビット及び第7ビ
ットに絶対スロット番号が配され、第6ビットから第4
ビットに報知メッセージ状態番号が配され、第3ビット
から第1ビットにはオプション情報を配置可能となって
いる。上記絶対スロット番号とは、当該オプション情報
報知メッセージがTDMA(Time Division MultipleAcc
ess :時分割多元接続)の何番目のスロットで送信され
たのかを示すものであり、報知メッセージ状態番号は当
該オプション情報報知メッセージの更新を示すものであ
る。なお、PHSでは、放送方式として4チャネル多重
TDMA−TDD(Time Division Duplex:時分割デュ
ープレックス)方式が採用されている。上記TDMAと
は、1フレームの中で一つの無線周波数を使用する時間
を幾つかのタイムスロットに分割し、各ユーザがそれぞ
れ異なるタイムスロットを使用することで、複数のユー
ザが一つの無線チャネルを使用可能とするものである。
上記4チャネル多重TDMAでは、無線チャネルとして
四つのチャネルが使用される。また、上記TDDとは、
同一周波数を時間で分離する方式のことである。上記P
HSにて採用する4チャネル多重TDMA−TDD方式
では、TDMA−TDDの1フレームが5msであり、
当該1フレームにチャネルの送受信スロットが635μ
sずつ設定されている。したがって、基地局からは4台
のPHS端末装置に対して5ms間の情報が625μs
でバースト信号として送信される。また、PHS端末装
置は基地局からの信号を受信した時間から2.5ms後
に自分の送信情報を625μsに圧縮して、バースト的
に送信する。
ットに絶対スロット番号が配され、第6ビットから第4
ビットに報知メッセージ状態番号が配され、第3ビット
から第1ビットにはオプション情報を配置可能となって
いる。上記絶対スロット番号とは、当該オプション情報
報知メッセージがTDMA(Time Division MultipleAcc
ess :時分割多元接続)の何番目のスロットで送信され
たのかを示すものであり、報知メッセージ状態番号は当
該オプション情報報知メッセージの更新を示すものであ
る。なお、PHSでは、放送方式として4チャネル多重
TDMA−TDD(Time Division Duplex:時分割デュ
ープレックス)方式が採用されている。上記TDMAと
は、1フレームの中で一つの無線周波数を使用する時間
を幾つかのタイムスロットに分割し、各ユーザがそれぞ
れ異なるタイムスロットを使用することで、複数のユー
ザが一つの無線チャネルを使用可能とするものである。
上記4チャネル多重TDMAでは、無線チャネルとして
四つのチャネルが使用される。また、上記TDDとは、
同一周波数を時間で分離する方式のことである。上記P
HSにて採用する4チャネル多重TDMA−TDD方式
では、TDMA−TDDの1フレームが5msであり、
当該1フレームにチャネルの送受信スロットが635μ
sずつ設定されている。したがって、基地局からは4台
のPHS端末装置に対して5ms間の情報が625μs
でバースト信号として送信される。また、PHS端末装
置は基地局からの信号を受信した時間から2.5ms後
に自分の送信情報を625μsに圧縮して、バースト的
に送信する。
【0134】第8オクテットは、上記図14の第8オク
テットと同じであり、第8ビット及び第7ビットが不定
で、第6ビットから第1ビットに報知受信指示情報が配
され、当該報知受信指示情報はオプション情報の報知受
信指示を示す”000101”に設定される。
テットと同じであり、第8ビット及び第7ビットが不定
で、第6ビットから第1ビットに報知受信指示情報が配
され、当該報知受信指示情報はオプション情報の報知受
信指示を示す”000101”に設定される。
【0135】上記図15のオプション情報報知メッセー
ジにおいて、第2オクテットから第6オクテットまでの
5つのオクテットに、オプション情報として上記着信通
知情報を挿入することができる。ただし、前述したサブ
アドレス情報領域は20バイト〜40バイトの情報を挿
入可能であったが、当該オプション情報報知メッセージ
では上記5つのオクテット分の合計40ビット分しか使
用できないので、ここには上記着信通知情報として少な
くとも情報提供固有IDと着信情報種別と着信情報数又
は情報固有IDを挿入する。これら情報提供固有ID,
着信情報種別,着信情報数,情報固有IDは前述のサブ
アドレス情報領域に挿入されるものと同様のものであ
る。
ジにおいて、第2オクテットから第6オクテットまでの
5つのオクテットに、オプション情報として上記着信通
知情報を挿入することができる。ただし、前述したサブ
アドレス情報領域は20バイト〜40バイトの情報を挿
入可能であったが、当該オプション情報報知メッセージ
では上記5つのオクテット分の合計40ビット分しか使
用できないので、ここには上記着信通知情報として少な
くとも情報提供固有IDと着信情報種別と着信情報数又
は情報固有IDを挿入する。これら情報提供固有ID,
着信情報種別,着信情報数,情報固有IDは前述のサブ
アドレス情報領域に挿入されるものと同様のものであ
る。
【0136】これにより、ページングチャネルとオプシ
ョン制御チャネルを用いた上記基地局21から携帯端末
装置20への着信通知機能が実現される。
ョン制御チャネルを用いた上記基地局21から携帯端末
装置20への着信通知機能が実現される。
【0137】次に、ページングチャネル(PCH)とL
CCHスーパーフレーム等の制御用の通信チャネルを用
いて、基地局21から携帯端末装置20への着信通知機
能を実現する場合について説明する。
CCHスーパーフレーム等の制御用の通信チャネルを用
いて、基地局21から携帯端末装置20への着信通知機
能を実現する場合について説明する。
【0138】ここで、前述したように、PHSでは放送
方式として4チャネル多重TDMA−TDD方式を採用
しており、TDMAの多重数は4チャネルであるため、
通常の基地局では最大4通話が可能である。しかしなが
ら、これら4チャネルの1フレーム内の各スロットのう
ち、1つのスロットはLCCHスーパーフレーム等の制
御用のスロット(制御用の情報を放送しているスロット
のこと)となされている。このため、1フレーム内での
実質通話チャネルは3チャネルとなっている。ただし、
上記制御用のスロットは、間欠送信されるものであるた
め、殆どの時間が通信量無しとなっている。したがっ
て、当該制御用のスロットの用いられていない時間を使
って、すなわち当該制御用のスロットのうち通信量が無
いスロットを使って前記着信通知情報を基地局21から
携帯端末装置20に送信することが可能となる。この場
合の着信通知情報については、前述したサブアドレスフ
ィールドで説明したものと全く同じものを使用すること
ができる。
方式として4チャネル多重TDMA−TDD方式を採用
しており、TDMAの多重数は4チャネルであるため、
通常の基地局では最大4通話が可能である。しかしなが
ら、これら4チャネルの1フレーム内の各スロットのう
ち、1つのスロットはLCCHスーパーフレーム等の制
御用のスロット(制御用の情報を放送しているスロット
のこと)となされている。このため、1フレーム内での
実質通話チャネルは3チャネルとなっている。ただし、
上記制御用のスロットは、間欠送信されるものであるた
め、殆どの時間が通信量無しとなっている。したがっ
て、当該制御用のスロットの用いられていない時間を使
って、すなわち当該制御用のスロットのうち通信量が無
いスロットを使って前記着信通知情報を基地局21から
携帯端末装置20に送信することが可能となる。この場
合の着信通知情報については、前述したサブアドレスフ
ィールドで説明したものと全く同じものを使用すること
ができる。
【0139】図16を用いて、上述したページングチャ
ネル(PCH)とLCCHスーパーフレームの制御用ス
ロット用いて着信通知機能を実現する場合のシーケンス
を説明する。
ネル(PCH)とLCCHスーパーフレームの制御用ス
ロット用いて着信通知機能を実現する場合のシーケンス
を説明する。
【0140】当該図16において、前記着信情報を受け
取ったサーバ23は、前述したようなサブアドレスフィ
ールド或いはユーザユーザデータフィールドに着信通知
情報を挿入した呼設定メッセージ250を、携帯端末装
置20が位置登録されているエリアの基地局21に送信
する。当該基地局21が上記呼設定メッセージ250を
受信した後、サーバ23と基地局21との間では切断処
理252がなされる。これは基地局21が上記着信通知
情報を含む呼設定メッセージ250を受け取った後は回
線を接続しておく必要がないからである。
取ったサーバ23は、前述したようなサブアドレスフィ
ールド或いはユーザユーザデータフィールドに着信通知
情報を挿入した呼設定メッセージ250を、携帯端末装
置20が位置登録されているエリアの基地局21に送信
する。当該基地局21が上記呼設定メッセージ250を
受信した後、サーバ23と基地局21との間では切断処
理252がなされる。これは基地局21が上記着信通知
情報を含む呼設定メッセージ250を受け取った後は回
線を接続しておく必要がないからである。
【0141】上記基地局21は、上記呼設定メッセージ
250を受け取ると、ページングチャネルを使って着呼
メッセージ251を送信する。このとき基地局21は、
ページングチャネルのフィールドの前記呼出サービス種
別情報を”110”又は”111”とコーディングして
放送する。
250を受け取ると、ページングチャネルを使って着呼
メッセージ251を送信する。このとき基地局21は、
ページングチャネルのフィールドの前記呼出サービス種
別情報を”110”又は”111”とコーディングして
放送する。
【0142】上記呼出サービス種別情報が”110”又
は”111”になされたページングチャネルの着呼メッ
セージ251を上記携帯端末装置20が受信すると、当
該携帯端末装置20は無線チャネル確立要求メッセージ
を基地局21へ送信し、これにより当該携帯端末装置2
0と上記基地局21との間ではリンクチャネル確立処理
253が行われる。
は”111”になされたページングチャネルの着呼メッ
セージ251を上記携帯端末装置20が受信すると、当
該携帯端末装置20は無線チャネル確立要求メッセージ
を基地局21へ送信し、これにより当該携帯端末装置2
0と上記基地局21との間ではリンクチャネル確立処理
253が行われる。
【0143】上記リンクチャネルが確立すると基地局2
1と携帯端末装置20との間では、ISO(Internatio
al Organization for Standardization :国際標準化機
構)のOSI(Open Systems Interconnection:開放形
システム間相互接続)モデルに準拠したレイヤ2(L
2)確立処理254が行われる。なお、レイヤ2では、
リンクアクセス手順(LAPDC:Link Access Proced
ure for Digital Cordless)の適切な動作のためのフレ
ーム構成,手順の要素,フィールドのフォーマット及び
手順についての規定がなされている。
1と携帯端末装置20との間では、ISO(Internatio
al Organization for Standardization :国際標準化機
構)のOSI(Open Systems Interconnection:開放形
システム間相互接続)モデルに準拠したレイヤ2(L
2)確立処理254が行われる。なお、レイヤ2では、
リンクアクセス手順(LAPDC:Link Access Proced
ure for Digital Cordless)の適切な動作のためのフレ
ーム構成,手順の要素,フィールドのフォーマット及び
手順についての規定がなされている。
【0144】上記リンクチャネル確立処理253と上記
レイヤ2確立処理254が行われると、基地局21と携
帯端末装置20との間では、SACCH(slow associat
ed control channel:低速付随制御チャネル)とFACC
H(fast associated controlchannel:高速付随制御チャ
ネル)をマルチフレーム確認形に設定し、前述したよう
に制御用スロットを用いた独自のシーケンスにより着信
通知情報の獲得処理を行う。なお、上記SACCHとF
ACCHは、ACCH(associated controlchannel:付
随制御チャネル)を構成するチャネルであり、上記SA
CCHは、音声などのユーザ情報の転送を中断すること
なく、低速の制御情報を転送するためのチャネルであ
り、無線チャネルの品質を監視するための情報も転送す
る。また、FACCHは、ユーザ情報の転送を一時中断
して制御情報を転送する必要がある場合に、中断時間を
短くするために制御情報を高速転送できるように設けた
チャネルである。
レイヤ2確立処理254が行われると、基地局21と携
帯端末装置20との間では、SACCH(slow associat
ed control channel:低速付随制御チャネル)とFACC
H(fast associated controlchannel:高速付随制御チャ
ネル)をマルチフレーム確認形に設定し、前述したよう
に制御用スロットを用いた独自のシーケンスにより着信
通知情報の獲得処理を行う。なお、上記SACCHとF
ACCHは、ACCH(associated controlchannel:付
随制御チャネル)を構成するチャネルであり、上記SA
CCHは、音声などのユーザ情報の転送を中断すること
なく、低速の制御情報を転送するためのチャネルであ
り、無線チャネルの品質を監視するための情報も転送す
る。また、FACCHは、ユーザ情報の転送を一時中断
して制御情報を転送する必要がある場合に、中断時間を
短くするために制御情報を高速転送できるように設けた
チャネルである。
【0145】上記リンクチャネル確立処理253と上記
レイヤ2確立処理254が行われた後の上記独自のシー
ケンスによる着信通知情報の獲得処理として、携帯端末
装置20からは情報獲得要求メッセージ255が送信さ
れる。当該情報獲得要求メッセージ255を受信した基
地局21は、着信通知情報転送処理256を行う。この
ときの着信獲得要求メッセージ255の内容は、前述し
た図11同様の情報提供固有ID情報やユーザID情報
を含むものとし、また、着信通知情報転送処理256に
おいて基地局21から携帯端末装置20に送られる着信
通知情報は前述したサブアドレスフィールドにて使用し
たものと全く同じものを用いることができる。
レイヤ2確立処理254が行われた後の上記独自のシー
ケンスによる着信通知情報の獲得処理として、携帯端末
装置20からは情報獲得要求メッセージ255が送信さ
れる。当該情報獲得要求メッセージ255を受信した基
地局21は、着信通知情報転送処理256を行う。この
ときの着信獲得要求メッセージ255の内容は、前述し
た図11同様の情報提供固有ID情報やユーザID情報
を含むものとし、また、着信通知情報転送処理256に
おいて基地局21から携帯端末装置20に送られる着信
通知情報は前述したサブアドレスフィールドにて使用し
たものと全く同じものを用いることができる。
【0146】その後、基地局21と携帯端末装置20と
の間では切断処理257がなされて切断される。また、
サーバ23と携帯端末装置20との間も切断されてい
る。
の間では切断処理257がなされて切断される。また、
サーバ23と携帯端末装置20との間も切断されてい
る。
【0147】上述したようなことから、ページングチャ
ネルとLCCHスーパーフレーム等の制御用スロットを
用いた上記基地局21から携帯端末装置20への着信通
知機能が実現される。
ネルとLCCHスーパーフレーム等の制御用スロットを
用いた上記基地局21から携帯端末装置20への着信通
知機能が実現される。
【0148】なお、上述した説明では、着信通知をサブ
アドレス等にて実現する例を挙げているが、例えば発電
話番号を用いて着信通知を実現することも可能である。
すなわち、複数の発電話番号とこれら各発電話番号がそ
れぞれ示す各種着信通知の内容とを予め対応付けておく
ようにし、携帯端末装置20に着信した発電話番号が、
これら着信通知を行うための発電話番号のうちの何れか
であるときには、携帯端末装置20にて当該発電話番号
に対応する着信通知内容を前記表示部に表示する等のこ
とを行うようにする。例えば、電子メールの着信通知と
「0354483365」の電話番号とを対応付け、フ
ァクシミリ受信の着信通知と「0354484413」
の電話番号とを対応付けるようなことを行っておけば、
上記携帯端末装置20へ着信した発電話番号が例えば上
記0354483365となっているときには前記サー
バ23に上記電子メールの着信があったことを当該携帯
端末装置20にて認識することができ、同じく、上記携
帯端末装置20へ着信した発電話番号が上記03544
84413となっているときにはファクシミリ受信の着
信があったことを認識できる。このような発電話番号に
よる着信通知を実現するためには、例えば、上記携帯端
末装置20に設けられるROM(リード・オンリー・メ
モリ)内に、上記着信通知に用いられる複数の発電話番
号とこれら各発電話番号が示す各種着信通知の内容とを
対応付ける対応表の情報、或いは、上記複数の発電話番
号とこれら発電話番号に対応する上記各種着信通知の内
容を前記表示部28に表示するための情報とを記憶して
おくようにする。なお、上記ROMに上記対応表の情報
を記憶するようにした場合には、上記各種着信通知の内
容を前記表示部28に表示するための情報は別のROM
等の記憶手段に記憶することになる。
アドレス等にて実現する例を挙げているが、例えば発電
話番号を用いて着信通知を実現することも可能である。
すなわち、複数の発電話番号とこれら各発電話番号がそ
れぞれ示す各種着信通知の内容とを予め対応付けておく
ようにし、携帯端末装置20に着信した発電話番号が、
これら着信通知を行うための発電話番号のうちの何れか
であるときには、携帯端末装置20にて当該発電話番号
に対応する着信通知内容を前記表示部に表示する等のこ
とを行うようにする。例えば、電子メールの着信通知と
「0354483365」の電話番号とを対応付け、フ
ァクシミリ受信の着信通知と「0354484413」
の電話番号とを対応付けるようなことを行っておけば、
上記携帯端末装置20へ着信した発電話番号が例えば上
記0354483365となっているときには前記サー
バ23に上記電子メールの着信があったことを当該携帯
端末装置20にて認識することができ、同じく、上記携
帯端末装置20へ着信した発電話番号が上記03544
84413となっているときにはファクシミリ受信の着
信があったことを認識できる。このような発電話番号に
よる着信通知を実現するためには、例えば、上記携帯端
末装置20に設けられるROM(リード・オンリー・メ
モリ)内に、上記着信通知に用いられる複数の発電話番
号とこれら各発電話番号が示す各種着信通知の内容とを
対応付ける対応表の情報、或いは、上記複数の発電話番
号とこれら発電話番号に対応する上記各種着信通知の内
容を前記表示部28に表示するための情報とを記憶して
おくようにする。なお、上記ROMに上記対応表の情報
を記憶するようにした場合には、上記各種着信通知の内
容を前記表示部28に表示するための情報は別のROM
等の記憶手段に記憶することになる。
【0149】その他、上述の説明では、携帯端末装置2
0としてPHS端末装置の機能を有するものを例に挙げ
たが、図17に示すように、携帯端末装置50として無
線呼出システムの受信機(すなわちいわゆるポケットベ
ル受信機)の受信機能を有するPHS端末装置を用いる
ことも可能である。なお、図17には、上記ポケットベ
ル受信機の受信機能を有する携帯端末装置が適用される
情報提供収集システムの全体的な構成を示している。
0としてPHS端末装置の機能を有するものを例に挙げ
たが、図17に示すように、携帯端末装置50として無
線呼出システムの受信機(すなわちいわゆるポケットベ
ル受信機)の受信機能を有するPHS端末装置を用いる
ことも可能である。なお、図17には、上記ポケットベ
ル受信機の受信機能を有する携帯端末装置が適用される
情報提供収集システムの全体的な構成を示している。
【0150】この図17に示す情報提供収集システム
は、ユーザ側の端末装置として携帯可能でかつPHS端
末装置としての機能とポケットベル受信機の受信機能と
を有する携帯端末装置50と、前述の図1同様のPHS
の簡易型携帯電話システム網40と、加入ユーザへの情
報提供を行うサーバ23と、ポケットベル受信機に対し
て情報を放送する放送手段60とからなるシステムであ
る。
は、ユーザ側の端末装置として携帯可能でかつPHS端
末装置としての機能とポケットベル受信機の受信機能と
を有する携帯端末装置50と、前述の図1同様のPHS
の簡易型携帯電話システム網40と、加入ユーザへの情
報提供を行うサーバ23と、ポケットベル受信機に対し
て情報を放送する放送手段60とからなるシステムであ
る。
【0151】上記簡易型携帯電話システム網40は、前
記図1と同様であり、詳細な説明は省略する。ただし、
この図17の簡易型携帯電話システム網40のディジタ
ル網22は、放送手段60にも接続されている。
記図1と同様であり、詳細な説明は省略する。ただし、
この図17の簡易型携帯電話システム網40のディジタ
ル網22は、放送手段60にも接続されている。
【0152】サーバ23も前述の図1と同様であり、前
記ISDNのディジタル回線24を介して上記ディジタ
ル網22と接続されるものである。なお、この図17の
例では、情報蓄積手段としてのデータベース29をも図
示しており、このデータベース29がサーバ23である
コンピュータに接続されている。
記ISDNのディジタル回線24を介して上記ディジタ
ル網22と接続されるものである。なお、この図17の
例では、情報蓄積手段としてのデータベース29をも図
示しており、このデータベース29がサーバ23である
コンピュータに接続されている。
【0153】上記放送手段60は、ポケットベル受信機
に情報を放送するための放送設備である。また、上記サ
ーバ23からディジタル網22を介して送られてきた着
信通知情報を放送するものである。
に情報を放送するための放送設備である。また、上記サ
ーバ23からディジタル網22を介して送られてきた着
信通知情報を放送するものである。
【0154】携帯端末装置50は、前記図1の携帯端末
装置20とアンテナ19や表示部28等を有するものて
あり、PHS端末装置としての機能とポケットベル受信
機の受信機能とを有するものである。
装置20とアンテナ19や表示部28等を有するものて
あり、PHS端末装置としての機能とポケットベル受信
機の受信機能とを有するものである。
【0155】ここで、上記図17の情報提供収集システ
ムにおける着信通知情報の提供のシーケンスは、図18
に示すようになる。
ムにおける着信通知情報の提供のシーケンスは、図18
に示すようになる。
【0156】この図18において、前記電子メールやニ
ュース速報等の着信情報がサーバ23に届くと、当該サ
ーバ23は前述同様の着信通知情報を生成し、当該着信
通知情報を前記ISDNにおけるサブアドレスフィール
ド或いはユーザユーザデータフィールドに挿入した着信
通知情報送信メッセージ270を、放送手段60に送
る。
ュース速報等の着信情報がサーバ23に届くと、当該サ
ーバ23は前述同様の着信通知情報を生成し、当該着信
通知情報を前記ISDNにおけるサブアドレスフィール
ド或いはユーザユーザデータフィールドに挿入した着信
通知情報送信メッセージ270を、放送手段60に送
る。
【0157】当該放送手段60は上記着信通知情報メッ
セージ270を受け取ると、ポケットベル受信機にて受
信可能な放送電波に上記着信通知情報を含ませて、着信
通知情報放送271を行う。
セージ270を受け取ると、ポケットベル受信機にて受
信可能な放送電波に上記着信通知情報を含ませて、着信
通知情報放送271を行う。
【0158】携帯端末装置50は、上記着信通知情報放
送271を受信することで、例えば表示部28上にサー
バ23が前記着信情報を受け取っている旨の文字等によ
る表示を行う。勿論、前述したように音や振動等によっ
て使用者に着信情報の通知を知らせることも可能であ
る。
送271を受信することで、例えば表示部28上にサー
バ23が前記着信情報を受け取っている旨の文字等によ
る表示を行う。勿論、前述したように音や振動等によっ
て使用者に着信情報の通知を知らせることも可能であ
る。
【0159】ここで、上述したようにして着信通知情報
を受け取った携帯端末装置30において、上記サーバ2
3に到着した着信情報の提供を受けるようにする場合に
は、前述同様に、サーバ23との間で通常のPHSの発
信シーケンスも用いて上記着信情報の提供を受けるよう
にする。
を受け取った携帯端末装置30において、上記サーバ2
3に到着した着信情報の提供を受けるようにする場合に
は、前述同様に、サーバ23との間で通常のPHSの発
信シーケンスも用いて上記着信情報の提供を受けるよう
にする。
【0160】すなわち、図18の例では、先ず、当該携
帯端末装置30から最寄りの基地局21に対して無線チ
ャネル確立要求メッセージを送信する。これにより、当
該携帯端末装置50と基地局21との間ではリンクチャ
ネル確立処理272が行われる。
帯端末装置30から最寄りの基地局21に対して無線チ
ャネル確立要求メッセージを送信する。これにより、当
該携帯端末装置50と基地局21との間ではリンクチャ
ネル確立処理272が行われる。
【0161】上記リンクチャネル確立処理272が行わ
れると、上記携帯端末装置50は基地局21に対して呼
設定メッセージ273を送信する。当該呼設定メッセー
ジ273を受け取った基地局21はサーバ23に対して
呼設定メッセージ274を送ると共に、携帯端末装置5
0へは呼設定受付メッセージ275を送信する。また、
上記呼設定メッセージ274を受け取ったサーバ23
は、基地局21に対して呼設定受付メッセージ276を
返送する。
れると、上記携帯端末装置50は基地局21に対して呼
設定メッセージ273を送信する。当該呼設定メッセー
ジ273を受け取った基地局21はサーバ23に対して
呼設定メッセージ274を送ると共に、携帯端末装置5
0へは呼設定受付メッセージ275を送信する。また、
上記呼設定メッセージ274を受け取ったサーバ23
は、基地局21に対して呼設定受付メッセージ276を
返送する。
【0162】次に、基地局21と携帯端末装置50との
間では、制御用チャネルを使用してPHS固有のシーケ
ンス206としてPHS固有の無線処理や秘話のための
秘匿鍵の交換、また必要であれば位置登録が行われる。
間では、制御用チャネルを使用してPHS固有のシーケ
ンス206としてPHS固有の無線処理や秘話のための
秘匿鍵の交換、また必要であれば位置登録が行われる。
【0163】その後、上記サーバ23からは基地局21
に対して呼出メッセージ279を送信し、また、上記基
地局21からは携帯端末装置50に対して呼出メッセー
ジ278を送信する。さらに、上記サーバ23は基地局
21に対して応答メッセージ280を送信し、基地局2
1は携帯端末装置50に対して応答メッセージ281を
送信する。これにより、サーバ23と携帯端末装置50
との回線が接続され、インバンドチャネルを用いたデー
タ通信が可能となる。サーバ23からは当該回線接続が
なされると、前記着信情報を携帯端末装置50に送信す
る。そして、携帯端末装置50では、上記着信情報を表
示部28上に文字等にて表示する。
に対して呼出メッセージ279を送信し、また、上記基
地局21からは携帯端末装置50に対して呼出メッセー
ジ278を送信する。さらに、上記サーバ23は基地局
21に対して応答メッセージ280を送信し、基地局2
1は携帯端末装置50に対して応答メッセージ281を
送信する。これにより、サーバ23と携帯端末装置50
との回線が接続され、インバンドチャネルを用いたデー
タ通信が可能となる。サーバ23からは当該回線接続が
なされると、前記着信情報を携帯端末装置50に送信す
る。そして、携帯端末装置50では、上記着信情報を表
示部28上に文字等にて表示する。
【0164】なお、上記図17の例では、上記放送手段
60からポケットベル受信機用の放送を行ったが、例え
ばテレビジョン放送方式やFM放送方式で前記着信通知
情報の放送を行うことも可能である。この場合、携帯端
末装置にはテレビジョン放送の受信機能やFM放送の受
信機能を設けることになる。これらテレビジョン放送や
FM放送にて着信通知を行う場合も、携帯端末装置がP
HS端末装置の機能を備えることで、前述同様にサーバ
に到着した着信情報の提供を受けることが可能となる。
60からポケットベル受信機用の放送を行ったが、例え
ばテレビジョン放送方式やFM放送方式で前記着信通知
情報の放送を行うことも可能である。この場合、携帯端
末装置にはテレビジョン放送の受信機能やFM放送の受
信機能を設けることになる。これらテレビジョン放送や
FM放送にて着信通知を行う場合も、携帯端末装置がP
HS端末装置の機能を備えることで、前述同様にサーバ
に到着した着信情報の提供を受けることが可能となる。
【0165】上述したように、本発明構成例の情報提供
収集システムによれば、アウトバンドチャネルを用いて
着信通知情報を携帯端末装置へ転送するようにしている
ため、通信料金がかからず、経済的である。また、仮に
携帯端末装置が電波の届かないエリアにいたとしても、
その後に電波の届くエリアに入った携帯端末装置側から
アウトバンドチャネルを用いてサーバへ着信情報がある
かどうかの確認を行うことにより、携帯端末装置への着
信情報通知の配信が効率よく経済的に行える。すなわち
本発明構成例によれば、ユーザ宛の情報の着信があった
ことを、ユーザ側と情報提供者側の両方の負担を減らし
てユーザ側の携帯端末装置へ通知することが可能であ
る。
収集システムによれば、アウトバンドチャネルを用いて
着信通知情報を携帯端末装置へ転送するようにしている
ため、通信料金がかからず、経済的である。また、仮に
携帯端末装置が電波の届かないエリアにいたとしても、
その後に電波の届くエリアに入った携帯端末装置側から
アウトバンドチャネルを用いてサーバへ着信情報がある
かどうかの確認を行うことにより、携帯端末装置への着
信情報通知の配信が効率よく経済的に行える。すなわち
本発明構成例によれば、ユーザ宛の情報の着信があった
ことを、ユーザ側と情報提供者側の両方の負担を減らし
てユーザ側の携帯端末装置へ通知することが可能であ
る。
【0166】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
おいては、主通信内容の送受を行うための情報チャネル
と接続制御に必要な制御信号を転送するための制御チャ
ネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報の提供
又は収集を行う際に、所定の情報の着信を通知するため
の着信通知情報を生成し、この着信通知情報を制御チャ
ネルを用いて送信することにより、また、当該制御チャ
ネルを用いて送信された着信通知情報を受信して使用者
に報知することにより、使用者宛の情報の着信があった
ことを、使用者側と情報提供者側の両方の負担を減らし
て、使用者側の端末装置へ通知することが可能となる。
また、通信回線に簡易型携帯電話システムを適用すれ
ば、使用者は何時でも何処でも情報提供者側に情報が着
信していることを知ることができると共に、当該着信情
報の提供を受けることができる。
おいては、主通信内容の送受を行うための情報チャネル
と接続制御に必要な制御信号を転送するための制御チャ
ネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報の提供
又は収集を行う際に、所定の情報の着信を通知するため
の着信通知情報を生成し、この着信通知情報を制御チャ
ネルを用いて送信することにより、また、当該制御チャ
ネルを用いて送信された着信通知情報を受信して使用者
に報知することにより、使用者宛の情報の着信があった
ことを、使用者側と情報提供者側の両方の負担を減らし
て、使用者側の端末装置へ通知することが可能となる。
また、通信回線に簡易型携帯電話システムを適用すれ
ば、使用者は何時でも何処でも情報提供者側に情報が着
信していることを知ることができると共に、当該着信情
報の提供を受けることができる。
【図1】本発明の実施の形態の簡易型携帯電話システム
を用いた情報提供収集システムの構成を示すブロック回
路図である。
を用いた情報提供収集システムの構成を示すブロック回
路図である。
【図2】通常のPHSにおける発信シーケンスを示す図
である。
である。
【図3】通常のPHSにおける着信シーケンスを示す図
である。
である。
【図4】通常のISDN及びPHSの発サブアドレスフ
ィールドの仕様を示す図である。
ィールドの仕様を示す図である。
【図5】通常のISDN及びPHSの着サブアドレスフ
ィールドの仕様を示す図である。
ィールドの仕様を示す図である。
【図6】本発明構成例において着信通知情報を挿入した
発サブアドレスフィールドの仕様を示す図である。
発サブアドレスフィールドの仕様を示す図である。
【図7】本発明構成例において着信通知情報を挿入した
着サブアドレスフィールドの仕様を示す図である。
着サブアドレスフィールドの仕様を示す図である。
【図8】本発明構成例システムにおいて着信通知情報を
正常に送信できる場合のシーケンスを示す図である。
正常に送信できる場合のシーケンスを示す図である。
【図9】本発明構成例システムにおいて着信通知情報を
正常に送信できない場合のシーケンスを示す図である。
正常に送信できない場合のシーケンスを示す図である。
【図10】本発明構成例システムにおいて携帯端末装置
側から着信通知情報を要求する場合のシーケンスを示す
図である。
側から着信通知情報を要求する場合のシーケンスを示す
図である。
【図11】本発明構成例システムにおいて携帯端末装置
側から着信通知情報を要求する場合のサブアドレスフィ
ールドのコーディング例を示す図である。
側から着信通知情報を要求する場合のサブアドレスフィ
ールドのコーディング例を示す図である。
【図12】着信通知を実現するユーザユーザデータフィ
ールドのコーディング例を示す図である。
ールドのコーディング例を示す図である。
【図13】着信通知を要求する場合のユーザユーザデー
タフィールドのコーディング例を示す図である。
タフィールドのコーディング例を示す図である。
【図14】ページングチャネル(PCH)フィールドの
仕様を示す図である。
仕様を示す図である。
【図15】オプション情報報知メッセージの仕様を示す
図である。
図である。
【図16】LCCHスーパーフレームを用いて着信通知
情報を送信する場合のシーケンスを示す図である。
情報を送信する場合のシーケンスを示す図である。
【図17】放送手段を用いて着信通知情報を放送する場
合のシステム構成を示す図である。
合のシステム構成を示す図である。
【図18】放送手段を用いて着信通知情報を放送し、着
信情報の提供を受ける場合のシーケンスを示す図であ
る。
信情報の提供を受ける場合のシーケンスを示す図であ
る。
【図19】従来の情報提供収集システムの構成を示す図
である。
である。
20 携帯端末装置、 21 基地局、 22 ディジ
タル網、 23 サーバ、 24 ISDNディジタル
回線、 25 アプリケーション処理部、 26 着信
処理部、 27 インターフェイス部、 28 表示
部、 29 プロトコル処理部29、 30 着信処理
部、 31 マン−マシンインターフェイス部31、
40 PHSの簡易型携帯電話システム網
タル網、 23 サーバ、 24 ISDNディジタル
回線、 25 アプリケーション処理部、 26 着信
処理部、 27 インターフェイス部、 28 表示
部、 29 プロトコル処理部29、 30 着信処理
部、 31 マン−マシンインターフェイス部31、
40 PHSの簡易型携帯電話システム網
Claims (90)
- 【請求項1】 主通信内容の送受を行うための情報チャ
ネルと接続制御に必要な制御信号を転送するための制御
チャネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報の
提供を行う情報提供装置であって、 上記通信回線とのインターフェイスを行うインターフェ
イス手段と、 所定の情報の着信を通知するための着信通知情報を生成
する着信通知情報生成手段と、 情報送受信処理及び制御を行う制御手段とを有し、 上記着信通知情報を上記制御チャネルを用いて送信する
ことを特徴とする情報提供装置。 - 【請求項2】 上記通信回線は統合サービスディジタル
通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上
記制御手段は、上記制御チャネルを用いた呼処理の中で
用いられるメッセージのパラメータであるサブアドレス
情報に代えて上記着信通知情報を送信することを特徴と
する請求項1記載の情報提供装置。 - 【請求項3】 上記通信回線は統合サービスディジタル
通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上
記制御手段は、上記制御チャネルを用いた呼処理の中で
用いられるユーザユーザデータフィールド内に上記着信
通知情報を挿入して送信することを特徴とする請求項1
記載の情報提供装置。 - 【請求項4】 上記通信回線は簡易型携帯電話システム
網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記制
御手段は、上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用い
られるメッセージのパラメータであるサブアドレス情報
に代えて上記着信通知情報を送信することを特徴とする
請求項1記載の情報提供装置。 - 【請求項5】 上記通信回線は複数チャネル多重の時分
割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の回
線であり、上記制御手段は、上記複数チャネルのうち制
御チャネルとして用いられているチャネルの空き時間を
使って上記着信通知情報を送信することを特徴とする請
求項1記載の情報提供装置。 - 【請求項6】 上記通信回線は簡易型携帯電話システム
網の回線であり、上記制御手段は、オプションとして用
意されている制御チャネルを用いて、上記着信通知情報
を送信することを特徴とする請求項1記載の情報提供装
置。 - 【請求項7】 上記制御チャネルの受信情報の中から、
上記着信通知情報の送信を要求する着信通知要求情報を
検出する着信通知要求情報検出手段を設けることを特徴
とする請求項1記載の情報提供装置。 - 【請求項8】 上記通信回線は統合サービスディジタル
通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上
記着信通知要求情報検出手段は、上記制御チャネルを用
いた呼処理の中で用いられるメッセージのパラメータで
あるサブアドレス情報に代えて挿入された上記着信通知
要求情報を検出することを特徴とする請求項7記載の情
報提供装置。 - 【請求項9】 上記通信回線は統合サービスディジタル
通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上
記着信通知要求情報検出手段は、上記制御チャネルを用
いた呼処理の中で用いられるユーザユーザデータフィー
ルド内に挿入された上記着信通知要求情報を検出するこ
とを特徴とする請求項7記載の情報提供装置。 - 【請求項10】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
着信通知要求情報検出手段は、上記制御チャネルを用い
た呼処理の中で用いられるメッセージのパラメータであ
るサブアドレス情報に代えて挿入された上記着信通知要
求情報を検出することを特徴とする請求項7記載の情報
提供装置。 - 【請求項11】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記着信通知要求情報検出手段は、上記複
数チャネルのうち制御チャネルとして用いられているチ
ャネルの空き時間に送信された上記着信通知要求情報を
検出することを特徴とする請求項7記載の情報提供装
置。 - 【請求項12】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、上記着信通知要求情報検出手段は、
オプションとして用意されている制御チャネルを用いて
送信された上記着信通知要求情報を検出することを特徴
とする請求項7記載の情報提供装置。 - 【請求項13】 上記制御手段は、上記制御チャネルを
用いた上記着信通知情報の送信完了後に、回線切断要求
を上記通信回線に送信することを特徴とする請求項1記
載の情報提供装置。 - 【請求項14】 上記制御手段は、上記所定の情報の閲
覧要求に応じて当該所定の情報を送信することを特徴と
する請求項1記載の情報提供装置。 - 【請求項15】 主通信内容の送受を行うための情報チ
ャネルと接続制御に必要な制御信号を転送するための制
御チャネルとを少なくとも備える通信回線を介して提供
される情報を収集する情報収集装置であって、 上記通信回線とのインターフェイスを行うインターフェ
イス手段と、 上記制御チャネルの受信情報の中から、所定の情報の着
信を通知するための着信通知情報を検出する着信通知情
報検出手段と、 使用者との間のインターフェイスを行うマン−マシンイ
ンターフェイス手段と情報送受信処理及び制御を行う制
御手段とを有し、 上記着信通知情報の検出を使用者に報知することを特徴
とする情報収集装置。 - 【請求項16】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記着信通知情報検出手段は、上記制御チャネルを用い
た呼処理の中で用いられるメッセージのパラメータであ
るサブアドレス情報に代えて挿入された上記着信通知情
報を検出することを特徴とする請求項15記載の情報収
集装置。 - 【請求項17】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記着信通知情報検出手段は、上記制御チャネルを用い
た呼処理の中で用いられるユーザユーザデータフィール
ド内に挿入された上記着信通知情報を検出することを特
徴とする請求項15記載の情報収集装置。 - 【請求項18】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
着信通知情報検出手段は、上記制御チャネルを用いた呼
処理の中で用いられるメッセージのパラメータであるサ
ブアドレス情報に代えて挿入された上記着信通知情報を
検出することを特徴とする請求項15記載の情報収集装
置。 - 【請求項19】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記着信通知情報検出手段は、上記複数チ
ャネルのうち制御チャネルとして用いられているチャネ
ルの空き時間に送信された上記着信通知情報を検出する
ことを特徴とする請求項15記載の情報収集装置。 - 【請求項20】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、上記着信通知情報検出手段は、オプ
ションとして用意されている制御チャネルを用いて送信
された上記着信通知情報を検出することを特徴とする請
求項15記載の情報収集装置。 - 【請求項21】 上記着信通知情報の送信を要求する着
信通知要求情報を生成する着信通知要求情報生成手段を
設け、 当該着信通知要求情報を上記制御チャネルを用いて送信
することを特徴とする請求項15記載の情報収集装置。 - 【請求項22】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御手段は、上記制御チャネルを用いた呼処理の中
で用いられるメッセージのパラメータであるサブアドレ
ス情報に代えて上記着信通知要求情報を送信することを
特徴とする請求項21記載の情報収集装置。 - 【請求項23】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御手段は、上記制御チャネルを用いた呼処理の中
で用いられるユーザユーザデータフィールド内に上記着
信通知要求情報を挿入して送信することを特徴とする請
求項21記載の情報収集装置。 - 【請求項24】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
制御手段は、上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用
いられるメッセージのパラメータであるサブアドレス情
報に代えて上記着信通知要求情報を送信することを特徴
とする請求項21記載の情報収集装置。 - 【請求項25】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記制御手段は、上記複数チャネルのうち
制御チャネルとして用いられているチャネルの空き時間
を使って上記着信通知要求情報を送信することを特徴と
する請求項21記載の情報収集装置。 - 【請求項26】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、上記制御手段は、オプションとして
用意されている制御チャネルを用いて、上記着信通知要
求情報を送信することを特徴とする請求項21記載の情
報収集装置。 - 【請求項27】 上記制御手段は、上記制御チャネルを
用いた上記着信通知情報の受信完了後に、回線切断要求
を上記通信回線に送信することを特徴とする請求項15
記載の情報収集装置。 - 【請求項28】 上記制御手段は、上記所定の情報の閲
覧要求を送信することを特徴とする請求項15記載の情
報収集装置。 - 【請求項29】 マン−マシンインターフェイス手段
は、表示手段を含むことを特徴とする請求項15記載の
情報収集装置。 - 【請求項30】 主通信内容の送受を行うための情報チ
ャネルと接続制御に必要な制御信号を転送するための制
御チャネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報
の提供及び収集を行う情報提供収集システムであって、 上記通信回線とのインターフェイスを行うインターフェ
イス手段と、所定の情報の着信を通知するための着信通
知情報を生成する着信通知情報生成手段と、情報送受信
処理及び制御を行う制御手段とを有し、上記着信通知情
報を上記制御チャネルを用いて送信する情報提供装置
と、 上記通信回線とのインターフェイスを行うインターフェ
イス手段と、上記制御チャネルの受信情報の中から上記
着信通知情報を検出する着信通知情報検出手段と、使用
者との間のインターフェイスを行うマン−マシンインタ
ーフェイス手段と、情報送受信処理及び制御を行う制御
手段とを有し、上記着信通知情報の検出を使用者に報知
する情報収集装置とからなることを特徴とする情報提供
収集システム。 - 【請求項31】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記情報提供装置は上記制御チャネルを用いた呼処理の
中で用いられるメッセージのパラメータであるサブアド
レス情報に代えて上記着信通知情報を送信し、上記情報
収集装置は当該着信通知情報を検出することを特徴とす
る請求項30記載の情報提供収集システム。 - 【請求項32】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記情報提供装置は上記制御チャネルを用いた呼処理の
中で用いられるユーザユーザデータフィールド内に上記
着信通知情報を挿入して送信し、上記情報収集装置は当
該着信通知情報を検出することを特徴とする請求項30
記載の情報提供収集システム。 - 【請求項33】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
情報提供装置は上記制御チャネルを用いた呼処理の中で
用いられるメッセージのパラメータであるサブアドレス
情報に代えて上記着信通知情報を送信し、上記情報収集
装置は当該着信通知情報を検出することを特徴とする請
求項30記載の情報提供収集システム。 - 【請求項34】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記情報提供装置は上記複数チャネルのう
ち制御チャネルとして用いられているチャネルの空き時
間を使って上記着信通知情報を送信し、上記情報収集装
置は当該着信通知情報を検出することを特徴とする請求
項30記載の情報提供収集システム。 - 【請求項35】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、上記情報提供装置はオプションとし
て用意されている制御チャネルを用いて上記着信通知情
報を送信し、上記情報収集装置は当該着信通知情報を検
出することを特徴とする請求項30記載の情報提供収集
システム。 - 【請求項36】 上記情報収集装置は、上記情報提供装
置に対して上記着信通知情報の送信を要求する着信通知
要求情報を生成する着信通知要求情報生成手段を備え、
当該着信通知要求情報を上記制御チャネルを用いて送信
し、 上記情報提供装置は、上記制御チャネルの受信情報の中
から上記着信通知要求情報を検出する着信通知要求情報
検出手段を備えることを特徴とする請求項30記載の情
報提供収集システム。 - 【請求項37】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記情報収集装置は上記制御チャネルを用いた呼処理の
中で用いられるメッセージのパラメータであるサブアド
レス情報に代えて上記着信通知要求情報を送信し、上記
情報提供装置は当該着信通知要求情報を検出することを
特徴とする請求項36記載の情報提供収集システム。 - 【請求項38】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記情報収集装置は上記制御チャネルを用いた呼処理の
中で用いられるユーザユーザデータフィールド内に上記
着信通知要求情報を挿入して送信し、上記情報提供装置
は当該着信通知要求情報を検出することを特徴とする請
求項36記載の情報提供収集システム。 - 【請求項39】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
情報収集装置は上記制御チャネルを用いた呼処理の中で
用いられるメッセージのパラメータであるサブアドレス
情報に代えて上記着信通知要求情報を送信し、上記情報
提供装置は当該着信通知要求情報を受信することを特徴
とする請求項36記載の情報提供収集システム。 - 【請求項40】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記情報収集装置は上記複数チャネルのう
ち制御チャネルとして用いられているチャネルの空き時
間を使って上記着信通知要求情報を送信し、上記情報提
供装置は当該着信通知要求情報を検出することを特徴と
する請求項36記載の情報提供収集システム。 - 【請求項41】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、上記情報収集装置はオプションとし
て用意されている制御チャネルを用いて上記着信通知要
求情報を送信し、上記情報提供装置は当該着信通知要求
情報を検出することを特徴とする請求項36記載の情報
提供収集システム。 - 【請求項42】 上記情報提供装置は、上記制御チャネ
ルを用いた上記着信通知情報の送信完了後に、回線切断
要求を上記通信回線に送信することを特徴とする請求項
30記載の情報提供収集システム。 - 【請求項43】 上記情報収集装置は上記所定の情報の
閲覧要求を送信し、上記情報提供装置は当該閲覧要求に
応じて上記所定の情報を送信することを特徴とする請求
項30記載の情報提供収集システム。 - 【請求項44】 上記情報収集装置は、上記制御チャネ
ルを用いた上記着信通知情報の受信完了後に、回線切断
要求を上記通信回線に送信することを特徴とする請求項
30記載の情報提供収集システム。 - 【請求項45】 上記情報収集装置は、表示手段を備え
ることを特徴とする請求項30記載の情報提供収集シス
テム。 - 【請求項46】 主通信内容の送受を行うための情報チ
ャネルと接続制御に必要な制御信号を転送するための制
御チャネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報
の提供を行う情報提供方法であって、 所定の情報の着信を通知するための着信通知情報を生成
し、 当該着信通知情報を上記制御チャネルを用いて送信する
ことを特徴とする情報提供方法。 - 【請求項47】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッ
セージのパラメータであるサブアドレス情報に代えて上
記着信通知情報を送信することを特徴とする請求項46
記載の情報提供方法。 - 【請求項48】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるユー
ザユーザデータフィールド内に上記着信通知情報を挿入
して送信することを特徴とする請求項46記載の情報提
供方法。 - 【請求項49】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッセー
ジのパラメータであるサブアドレス情報に代えて上記着
信通知情報を送信することを特徴とする請求項46記載
の情報提供方法。 - 【請求項50】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記複数チャネルのうち制御チャネルとし
て用いられているチャネルの空き時間を使って上記着信
通知情報を送信することを特徴とする請求項46記載の
情報提供方法。 - 【請求項51】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、オプションとして用意されている制
御チャネルを用いて、上記着信通知情報を送信すること
を特徴とする請求項46記載の情報提供方法。 - 【請求項52】 上記制御チャネルの受信情報の中か
ら、上記着信通知情報の送信を要求する着信通知要求情
報を検出することを特徴とする請求項46記載の情報提
供方法。 - 【請求項53】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッ
セージのパラメータであるサブアドレス情報に代えて挿
入された上記着信通知要求情報を検出することを特徴と
する請求項52記載の情報提供方法。 - 【請求項54】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるユー
ザユーザデータフィールド内に挿入された上記着信通知
要求情報を検出することを特徴とする請求項52記載の
情報提供方法。 - 【請求項55】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッセー
ジのパラメータであるサブアドレス情報に代えて挿入さ
れた上記着信通知要求情報を検出することを特徴とする
請求項52記載の情報提供方法。 - 【請求項56】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記複数チャネルのうち制御チャネルとし
て用いられているチャネルの空き時間に送信された上記
着信通知要求情報を検出することを特徴とする請求項5
2記載の情報提供方法。 - 【請求項57】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、オプションとして用意されている制
御チャネルを用いて送信された上記着信通知要求情報を
検出することを特徴とする請求項52記載の情報提供方
法。 - 【請求項58】 上記制御チャネルを用いた上記着信通
知情報の送信完了後に、回線切断要求を上記通信回線に
送信することを特徴とする請求項46記載の情報提供方
法。 - 【請求項59】 上記所定の情報の閲覧要求に応じて当
該所定の情報を送信することを特徴とする請求項46記
載の情報提供方法。 - 【請求項60】 主通信内容の送受を行うための情報チ
ャネルと接続制御に必要な制御信号を転送するための制
御チャネルとを少なくとも備える通信回線を介して提供
される情報を収集する情報収集方法であって、 上記制御チャネルの受信情報の中から、所定の情報の着
信を通知するための着信通知情報を検出し、 上記着信通知情報の検出を使用者に報知することを特徴
とする情報収集方法。 - 【請求項61】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッ
セージのパラメータであるサブアドレス情報に代えて挿
入された上記着信通知情報を検出することを特徴とする
請求項60記載の情報収集方法。 - 【請求項62】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるユー
ザユーザデータフィールド内に挿入された上記着信通知
情報を検出することを特徴とする請求項60記載の情報
収集方法。 - 【請求項63】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッセー
ジのパラメータであるサブアドレス情報に代えて挿入さ
れた上記着信通知情報を検出することを特徴とする請求
項60記載の情報収集方法。 - 【請求項64】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記複数チャネルのうち制御チャネルとし
て用いられているチャネルの空き時間に送信された上記
着信通知情報を検出することを特徴とする請求項60記
載の情報収集方法。 - 【請求項65】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、オプションとして用意されている制
御チャネルを用いて送信された上記着信通知情報を検出
することを特徴とする請求項60記載の情報収集方法。 - 【請求項66】 上記着信通知情報の送信を要求する着
信通知要求情報を生成し、 当該着信通知要求情報を上記制御チャネルを用いて送信
することを特徴とする請求項60記載の情報収集方法。 - 【請求項67】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッ
セージのパラメータであるサブアドレス情報に代えて上
記着信通知要求情報を送信することを特徴とする請求項
66記載の情報収集方法。 - 【請求項68】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるユー
ザユーザデータフィールド内に上記着信通知要求情報を
挿入して送信することを特徴とする請求項66記載の情
報収集方法。 - 【請求項69】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッセー
ジのパラメータであるサブアドレス情報に代えて上記着
信通知要求情報を送信することを特徴とする請求項66
記載の情報収集方法。 - 【請求項70】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記複数チャネルのうち制御チャネルとし
て用いられているチャネルの空き時間を使って上記着信
通知要求情報を送信することを特徴とする請求項66記
載の情報収集方法。 - 【請求項71】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、オプションとして用意されている制
御チャネルを用いて、上記着信通知要求情報を送信する
ことを特徴とする請求項66記載の情報収集方法。 - 【請求項72】 上記制御チャネルを用いた上記着信通
知情報の受信完了後に、回線切断要求を上記通信回線に
送信することを特徴とする請求項60記載の情報収集方
法。 - 【請求項73】 上記所定の情報の閲覧要求を送信する
ことを特徴とする請求項60記載の情報収集方法。 - 【請求項74】 上記着信通知情報の受信に伴い、当該
着信通知情報の受信を使用者に報知するための表示を行
うことを特徴とする請求項60記載の情報収集方法。 - 【請求項75】 主通信内容の送受を行うための情報チ
ャネルと接続制御に必要な制御信号を転送するための制
御チャネルとを少なくとも備える通信回線を介して情報
の提供及び収集を行う情報提供収集方法であって、 所定の情報の着信を通知するための着信通知情報を生成
し、 上記着信通知情報を上記制御チャネルを用いて送信し、 上記制御チャネルの受信情報の中から上記着信通知情報
を検出し、 上記着信通知情報の検出を使用者に報知することを特徴
とする情報提供収集方法。 - 【請求項76】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッ
セージのパラメータであるサブアドレス情報に代えて上
記着信通知情報を送信し、当該着信通知情報を検出する
ことを特徴とする請求項75記載の情報提供収集方法。 - 【請求項77】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるユー
ザユーザデータフィールド内に上記着信通知情報を挿入
して送信し、当該着信通知情報を検出することを特徴と
する請求項75記載の情報提供収集方法。 - 【請求項78】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッセー
ジのパラメータであるサブアドレス情報に代えて上記着
信通知情報を送信し、当該着信通知情報を検出すること
を特徴とする請求項75記載の情報提供収集方法。 - 【請求項79】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記複数チャネルのうち制御チャネルとし
て用いられているチャネルの空き時間を使って上記着信
通知情報を送信し、当該着信通知情報を検出することを
特徴とする請求項75記載の情報提供収集方法。 - 【請求項80】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、オプションとして用意されている制
御チャネルを用いて上記着信通知情報を送信し、当該着
信通知情報を検出することを特徴とする請求項75記載
の情報提供収集方法。 - 【請求項81】 上記情報提供装置に対して上記着信通
知情報の送信を要求する着信通知要求情報を生成し、 当該着信通知要求情報を上記制御チャネルを用いて送信
し、 上記制御チャネルの受信情報の中から上記着信通知要求
情報を検出することを特徴とする請求項75記載の情報
提供収集方法。 - 【請求項82】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッ
セージのパラメータであるサブアドレス情報に代えて上
記着信通知要求情報を送信し、当該着信通知要求情報を
検出することを特徴とする請求項81記載の情報提供収
集方法。 - 【請求項83】 上記通信回線は統合サービスディジタ
ル通信網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、
上記制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるユー
ザユーザデータフィールド内に上記着信通知要求情報を
挿入して送信し、当該着信通知要求情報を検出すること
を特徴とする請求項81記載の情報提供収集方法。 - 【請求項84】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、当該通信回線の回線接続時に、上記
制御チャネルを用いた呼処理の中で用いられるメッセー
ジのパラメータであるサブアドレス情報に代えて上記着
信通知要求情報を送信し、当該着信通知要求情報を受信
することを特徴とする請求項81記載の情報提供収集方
法。 - 【請求項85】 上記通信回線は複数チャネル多重の時
分割多元接続方式を用いた簡易型携帯電話システム網の
回線であり、上記複数チャネルのうち制御チャネルとし
て用いられているチャネルの空き時間を使って上記着信
通知要求情報を送信し、当該着信通知要求情報を検出す
ることを特徴とする請求項81記載の情報提供収集方
法。 - 【請求項86】 上記通信回線は簡易型携帯電話システ
ム網の回線であり、オプションとして用意されている制
御チャネルを用いて上記着信通知要求情報を送信し、当
該着信通知要求情報を検出することを特徴とする請求項
81記載の情報提供収集方法。 - 【請求項87】 上記制御チャネルを用いた上記着信通
知情報の送信完了後に、回線切断要求を上記通信回線に
送信することを特徴とする請求項75記載の情報提供収
集方法。 - 【請求項88】 上記所定の情報の閲覧要求を送信し、
当該閲覧要求に応じて上記所定の情報を送信することを
特徴とする請求項75記載の情報提供収集方法。 - 【請求項89】 上記制御チャネルを用いた上記着信通
知情報の受信完了後に、回線切断要求を上記通信回線に
送信することを特徴とする請求項75記載の情報提供収
集方法。 - 【請求項90】 上記着信通知情報の受信に伴い、当該
着信通知情報の受信を使用者に報知するための表示を行
うことを特徴とする請求項75記載の情報提供収集方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183873A JPH1032639A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 情報提供又は収集装置、情報提供収集システム、及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8183873A JPH1032639A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 情報提供又は収集装置、情報提供収集システム、及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1032639A true JPH1032639A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16143328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8183873A Pending JPH1032639A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 情報提供又は収集装置、情報提供収集システム、及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1032639A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006304273A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Sanden Corp | 通信システム、ネットワークルータ、ネットワーク接続方法 |
JP2010278556A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Fujitsu Ltd | パケット送受信装置およびパケット送受信方法 |
US8260878B2 (en) | 1998-08-27 | 2012-09-04 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP8183873A patent/JPH1032639A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8260878B2 (en) | 1998-08-27 | 2012-09-04 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
US8326940B2 (en) | 1998-08-27 | 2012-12-04 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
US8423614B2 (en) | 1998-08-27 | 2013-04-16 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
US8949319B2 (en) | 1998-08-27 | 2015-02-03 | Ntt Docomo, Inc. | Transfer device |
JP2006304273A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Sanden Corp | 通信システム、ネットワークルータ、ネットワーク接続方法 |
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