JPH10325813A - マイクロ波水分計測装置 - Google Patents

マイクロ波水分計測装置

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JPH10325813A
JPH10325813A JP13342597A JP13342597A JPH10325813A JP H10325813 A JPH10325813 A JP H10325813A JP 13342597 A JP13342597 A JP 13342597A JP 13342597 A JP13342597 A JP 13342597A JP H10325813 A JPH10325813 A JP H10325813A
Authority
JP
Japan
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microwave
plate
transmitting antenna
antenna
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP13342597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Miura
健治 三浦
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定量のばらつきを少なくすることができ、
測定誤差を低減することができるマイクロ波水分計測装
置を提供することにある。 【解決手段】 マイクロ波を発信する発信アンテナ
(3)とこの発信されたマイクロ波を受信する受信アン
テナ(4)とを有し、この発信アンテナ(3)と受信ア
ンテナ(4)との間に設けられた板状部材(1)の含水
率を計測するマイクロ波水分計測装置において、少なく
とも上記発信アンテナ(3)側に側方へ広がるマイクロ
波を吸収するマイクロ波吸収体(2)が設けられた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波水分計
測装置に関し、具体的には、建築用板などに利用するの
に有用な板状部材の含水率を計測するマイクロ波水分計
測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロ波水分計測装置として
は、マイクロ波を発信する発信アンテナとこの発信され
たマイクロ波を受信する受信アンテナとを有し、この発
信アンテナと受信アンテナとの間に設けられた板状部材
の含水率を上記マイクロ波の減衰量や同マイクロ波の位
相の変化量から計測するような透過式含水率測定方法と
いわれるものを利用していたものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなマイクロ波水分計測装置においては、発信アンテナ
から発信されたマイクロ波が受信アンテナで受信される
までの間に同マイクロ波の通過するエリア内に金属など
の誘電体などが存在すると、このような誘電体などがア
ンテナの役目を果たし、マイクロ波を過度に減衰させた
り、同マイクロ波を反射させたりして、同マイクロ波の
減衰量や同マイクロ波の位相の変化量が安定化しないた
めに、結果として、板状部材の含水率としては、測定量
のばらつきが多くなり、測定誤差が大きくなるという問
題を生じさせていたものであった。
【0004】本発明は、上記の欠点を除去するためにな
されたもので、その目的とするところは、測定量のばら
つきを少なくすることができ、測定誤差を低減すること
ができるマイクロ波水分計測装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
マイクロ波水分計測装置は、マイクロ波を発信する発信
アンテナ(3)とこの発信されたマイクロ波を受信する
受信アンテナ(4)とを有し、この発信アンテナ(3)
と受信アンテナ(4)との間に設けられた板状部材
(1)の含水率を計測するマイクロ波水分計測装置にお
いて、少なくとも上記発信アンテナ(3)側に側方へ広
がるマイクロ波を吸収するマイクロ波吸収体(2)が設
けられたことを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係るマイクロ波水分計
測装置は、上記板状部材(1)が、一対のコンベアロー
ル(5)にて移送されるものであり、このコンベアロー
ル(5)どうしの間に上記マイクロ波吸収体(2)が位
置したことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3に係るマイクロ波水分計
測装置は、上記板状部材(1)が、グリーンシート
(6)であり、上記コンベアロール(5)どうしの間が
できるだけ狭められたものであることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項4に係るマイクロ波水分計
測装置は、上記発信アンテナ(3)が、上記板状部材
(1)の裏面側に配置されたものであることを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施形態に係るマイク
ロ波水分計測装置を示した概略図である。
【0011】本発明のマイクロ波水分計測装置は、図1
に示すごとく、マイクロ波を発信する発信アンテナ
(3)とこの発信されたマイクロ波を受信する受信アン
テナ(4)とを有し、この発信アンテナ(3)と受信ア
ンテナ(4)との間に設けられた板状部材(1)の含水
率を計測するマイクロ波水分計測装置において、少なく
とも上記発信アンテナ(3)側に側方へ広がるマイクロ
波を吸収するマイクロ波吸収体(2)が設けられている
ものである。
【0012】上記発信アンテナ(3)は、波長が1cm
〜1mぐらいの電波で赤外線などに比べて波長の長いマ
イクロ波を発信するものである。この発信アンテナ
(3)としては、マイクロ波を発信することができるも
のであれば、形態や形状、大きさなどが特に問われるも
のではないものである。
【0013】上記受信アンテナ(4)は、上記発信され
たマイクロ波を受信するものである。この受信アンテナ
(4)としても、マイクロ波を受信することができるも
のであれば、形態や形状、大きさなどが上記発信アンテ
ナ(3)の場合と同様に、特に問われるものではないも
のである。
【0014】本発明のマイクロ波水分計測装置は、図1
に示す矢印(A)のごとく、上記マイクロ波が移動し、
上記発信アンテナ(3)と上記受信アンテナ(4)との
間に設けられた板状部材(1)の含水率を上記マイクロ
波の減衰量や同マイクロ波の位相の変化量から計測する
ような、いわゆる、透過式含水率測定方法といわれるも
のを利用して計測するものである。
【0015】そして、上記板状部材(1)の含水率とし
ては、例えば、下記の原理式(数1)にて得られるもの
である。この(数1)におけるA、B、Cは、マイクロ
波水分計測装置に応じた固有の係数であり、適宜設定さ
れるものである。また、(数1)における減衰量と位相
の変化量は、上記マイクロ波の減衰量と同マイクロ波の
位相の変化量とをそれぞれさしているものであり、同
(数1)における密度と厚さは、上記板状部材(1)の
密度と同板状部材(1)の厚さとをそれぞれさしている
ものである。
【0016】
【数1】
【0017】上記マイクロ波吸収体(2)は、図1に示
すごとく、少なくとも上記発信アンテナ(3)側に設け
られ、側方へ広がるマイクロ波を吸収するものである。
このマイクロ波吸収体(2)としては、例えば、同図の
ごとく、上記発信アンテナ(3)の両側に同発信アンテ
ナ(3)を包むようにして置いてあるものであり、マイ
クロ波を吸収することができるものであれば、形態や形
状、大きさなどが特に問われるものではないものであ
る。このマイクロ波吸収体(2)は、上記発信アンテナ
(3)から上記受信アンテナ(4)に向かって移動する
以外のマイクロ波、すなわち、側方へ広がるマイクロ波
を吸収するものである。
【0018】本発明は、このような構成をとることによ
って、発信アンテナ(3)から発信されたマイクロ波が
受信アンテナ(4)で受信されるまでの間に、直に発信
アンテナ(3)から受信アンテナ(4)へ向かわずに、
側方へ広がって過度に減衰したり、反射したりするよう
な、いわゆる、測定量のばらつきや測定誤差を招くマイ
クロ波をマイクロ波吸収体(2)にて吸収するために、
同マイクロ波の減衰量や同マイクロ波の位相の変化量が
安定化して、結果として、板状部材(1)の含水率とし
ては、測定量のばらつきが抑えられ、測定誤差を小さく
することができるものである。
【0019】すなわち、本発明は、測定量のばらつきを
少なくすることができ、測定誤差を低減することができ
るものである。
【0020】そして、図1に示すごとく、上記板状部材
(1)が、一対のコンベアロール(5)にて移送される
ものであり、このコンベアロール(5)どうしの間に上
記マイクロ波吸収体(2)が位置したものであると、一
対のコンベアロール(5)にて移送されることで板状部
材(1)の含水率を連続的に各部位計測することができ
るとともに、多量の枚数の板状部材(1)の含水率を短
時間で計測することができるようになるものである。ま
た、一対のコンベアロール(5)の間にマイクロ波吸収
体(2)があるために、コンベアロール(5)の方へマ
イクロ波が広がるまでにマイクロ波吸収体(2)にて吸
収されて、発信アンテナ(3)から発信されたマイクロ
波が受信アンテナ(4)で受信されるまでの間に、側方
へ広がった同マイクロ波をより一層効果的に吸収するこ
とができ、結果として、同マイクロ波の減衰量や同マイ
クロ波の位相の変化量としては、より一層安定化して、
ひいては、測定量のばらつきがより一層抑えられ、測定
誤差をより一層小さくすることができるものである。
【0021】なお、上記板状部材(1)の移送方向とし
ては、特に限定されるものではないが、例えば、図1の
矢印(B)に示すごとく、マイクロ波が移動する矢印
(A)の方向に対して直交するようになっているもので
ある。
【0022】また、図1に示すごとく、上記板状部材
(1)が、グリーンシート(6)であり、上記コンベア
ロール(5)どうしの間ができるだけ狭められたもので
あると、グリーンシート(6)のように柔らかくて、コ
ンベアロール(5)どうしの間で通常下方へ撓んだり、
ちぎれたりしやすい板状物も、撓みやちぎれを起こすこ
となく、容易にコンベアロール(5)にて移送されるも
のであり、グリーンシート(6)の含水率のように従
来、載置固定にて不連続で、かつ、時間のかかっていた
計測も、連続的に各部位容易に計測することができるよ
うになるとともに、多量の枚数のグリーンシート(6)
の含水率を短時間で計測することができるようになるも
のである。しかも、コンベアロール(5)どうしの間が
できるだけ狭められたことで、同コンベアロール(5)
どうしの間に設置されるマイクロ波吸収体(2)にてマ
イクロ波がより一層側方へ広がり難くなり、同マイクロ
波の減衰量や同マイクロ波の位相の変化量としては、よ
り一層安定化して、結果として、板状部材(1)の含水
率としては、測定量のばらつきがより一層抑えられ、測
定誤差をより一層小さくすることができるものである。
【0023】さらに、図1に示すごとく、上記発信アン
テナ(3)が、上記板状部材(1)の裏面側に配置され
たものであると、板状部材(1)の表面側が化粧や模様
などによって、比較的凹凸が多いのに対して、同板状部
材(1)の裏面側が平らな面であるために、発信アンテ
ナ(3)から発信されたマイクロ波が同板状部材(1)
の裏面から屈折することなく直進するように透過しやす
いものであり、同マイクロ波の減衰量や同マイクロ波の
位相の変化量としては、より一層安定化して、結果とし
て、板状部材(1)の含水率としては、測定量のばらつ
きがより一層抑えられ、測定誤差をより一層小さくする
ことができるものである。
【0024】本発明のマイクロ波水分計測装置による
と、図1に示すごとく、マイクロ波を発信する発信アン
テナ(3)とこの発信されたマイクロ波を受信する受信
アンテナ(4)とを有し、この発信アンテナ(3)と受
信アンテナ(4)との間に設けられた板状部材(1)の
含水率を計測するマイクロ波水分計測装置において、少
なくとも上記発信アンテナ(3)側に側方へ広がるマイ
クロ波を吸収するマイクロ波吸収体(2)が設けられた
ので、発信アンテナ(3)から発信されたマイクロ波が
受信アンテナ(4)で受信されるまでの間に、直に発信
アンテナ(3)から受信アンテナ(4)へ向かわずに、
側方へ広がって過度に減衰したり、反射したりするよう
な、いわゆる、測定量のばらつきや測定誤差を招くマイ
クロ波をマイクロ波吸収体(2)にて吸収するために、
同マイクロ波の減衰量や同マイクロ波の位相の変化量が
安定化して、結果として、板状部材(1)の含水率とし
ては、測定量のばらつきが抑えられ、測定誤差を小さく
することができるものである。
【0025】すなわち、本発明は、測定量のばらつきを
少なくすることができ、測定誤差を低減することができ
るものである。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げる。
【0027】実施例1 図1に示すごとく、マイクロ波を発信する発信アンテナ
(3)を下方に設けるとともに、この発信されたマイク
ロ波を受信する受信アンテナ(4)を発信アンテナ
(3)に対して上方に設け、さらに、この発信アンテナ
(3)側にマイクロ波吸収体(2)を一対、同図のごと
く設けて、その後、上記発信アンテナ(3)と受信アン
テナ(4)との間に一対のコンベアロール(5)を設け
て、このコンベアロール(5)上に外装材である板状部
材(1)を載せて、複数の同板状部材(1)をコンベア
ロール(5)にて移送するとともに、発信アンテナ
(3)からマイクロ波を飛ばした。その結果、マイクロ
波の減衰量のばらつきは、0.01であり、マイクロ波
の位相の変化量のばらつきは、0.05であった。
【0028】なお、マイクロ波の減衰量のばらつきは、
測定された減衰量の平均値を1とした際の標準偏差であ
り、マイクロ波の位相の変化量のばらつきは、測定され
た位相の変化量の平均値を1とした際の標準偏差であ
る。
【0029】比較例1 マイクロ波吸収体(2)を設けなかった以外は、実施例
1と同様にして、発信アンテナ(3)からマイクロ波を
飛ばした。その結果、マイクロ波の減衰量のばらつき
は、0.10であり、マイクロ波の位相の変化量のばら
つきは、0.09であった。
【0030】上述した実施例1のものと比較例1のもの
を比べてわかるように、マイクロ波の減衰量、マイクロ
波の位相の変化量ともに、実施例1のものの方が比較例
1のものよりもばらつきが小さくなっており、実施例1
のもののように、少なくとも発信アンテナ(3)側に側
方へ広がるマイクロ波を吸収するマイクロ波吸収体
(2)を設置すると、発信アンテナ(3)から発信され
たマイクロ波が受信アンテナ(4)で受信されるまでの
間に、直に発信アンテナ(3)から受信アンテナ(4)
へ向かわずに、側方へ広がって過度に減衰したり、反射
したりするような、いわゆる、測定量のばらつきや測定
誤差を招くマイクロ波をマイクロ波吸収体(2)にて吸
収するために、同マイクロ波の減衰量や同マイクロ波の
位相の変化量が安定化して、結果として、板状部材
(1)の含水率としては、測定量のばらつきが抑えら
れ、測定誤差を小さくすることができるものであるとい
える。
【0031】すなわち、本発明は、測定量のばらつきを
少なくすることができ、測定誤差を低減することができ
るものであるといえる。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るマイクロ波水分
計測装置によると、発信アンテナ(3)から発信された
マイクロ波が受信アンテナ(4)で受信されるまでの間
に、直に発信アンテナ(3)から受信アンテナ(4)へ
向かわずに、側方へ広がって過度に減衰したり、反射し
たりするような、いわゆる、測定量のばらつきや測定誤
差を招くマイクロ波をマイクロ波吸収体(2)にて吸収
するために、同マイクロ波の減衰量や同マイクロ波の位
相の変化量が安定化して、結果として、板状部材(1)
の含水率としては、測定量のばらつきが抑えられ、測定
誤差を小さくすることができるものである。
【0033】すなわち、本発明は、測定量のばらつきを
少なくすることができ、測定誤差を低減することができ
るものである。
【0034】本発明の請求項2に係るマイクロ波水分計
測装置によると、請求項1記載の場合に加えて、一対の
コンベアロール(5)にて移送されることで板状部材
(1)の含水率を連続的に各部位計測することができる
とともに、多量の枚数の板状部材(1)の含水率を短時
間で計測することができるようになるものである。ま
た、一対のコンベアロール(5)の間にマイクロ波吸収
体(2)があるために、コンベアロール(5)の方へマ
イクロ波が広がるまでにマイクロ波吸収体(2)にて吸
収されて、発信アンテナ(3)から発信されたマイクロ
波が受信アンテナ(4)で受信されるまでの間に、側方
へ広がった同マイクロ波をより一層効果的に吸収するこ
とができ、結果として、同マイクロ波の減衰量や同マイ
クロ波の位相の変化量としては、より一層安定化して、
ひいては、測定量のばらつきがより一層抑えられ、測定
誤差をより一層小さくすることができるものである。
【0035】本発明の請求項3に係るマイクロ波水分計
測装置によると、請求項2記載の場合に加えて、グリー
ンシート(6)のように柔らかくて、コンベアロール
(5)どうしの間で通常下方へ撓んだり、ちぎれたりし
やすい板状物も、撓みやちぎれを起こすことなく、容易
にコンベアロール(5)にて移送されるものであり、グ
リーンシート(6)の含水率のように従来、載置固定に
て不連続で、かつ、時間のかかっていた計測も、連続的
に各部位容易に計測することができるようになるととも
に、多量の枚数のグリーンシート(6)の含水率を短時
間で計測することができるようになるものである。しか
も、コンベアロール(5)どうしの間ができるだけ狭め
られたことで、同コンベアロール(5)どうしの間に設
置されるマイクロ波吸収体(2)にてマイクロ波がより
一層側方へ広がり難くなり、同マイクロ波の減衰量や同
マイクロ波の位相の変化量としては、より一層安定化し
て、結果として、板状部材(1)の含水率としては、測
定量のばらつきがより一層抑えられ、測定誤差をより一
層小さくすることができるものである。
【0036】本発明の請求項4に係るマイクロ波水分計
測装置によると、請求項1ないし請求項3何れか記載の
場合に加えて、板状部材(1)の表面側が化粧や模様な
どによって、比較的凹凸が多いのに対して、同板状部材
(1)の裏面側が平らな面であるために、発信アンテナ
(3)から発信されたマイクロ波が同板状部材(1)の
裏面から屈折することなく直進するように透過しやすい
ものであり、同マイクロ波の減衰量や同マイクロ波の位
相の変化量としては、より一層安定化して、結果とし
て、板状部材(1)の含水率としては、測定量のばらつ
きがより一層抑えられ、測定誤差をより一層小さくする
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るマイクロ波水分計測
装置を示した概略図である。
【符号の説明】
1 板状部材 2 マイクロ波吸収体 3 発信アンテナ 4 受信アンテナ 5 コンベアロール 6 グリーンシート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波を発信する発信アンテナとこ
    の発信されたマイクロ波を受信する受信アンテナとを有
    し、この発信アンテナと受信アンテナとの間に設けられ
    た板状部材の含水率を計測するマイクロ波水分計測装置
    において、少なくとも上記発信アンテナ側に側方へ広が
    るマイクロ波を吸収するマイクロ波吸収体が設けられた
    ことを特徴とするマイクロ波水分計測装置。
  2. 【請求項2】 上記板状部材が、一対のコンベアロール
    にて移送されるものであり、このコンベアロールどうし
    の間に上記マイクロ波吸収体が位置したことを特徴とす
    る請求項1記載のマイクロ波水分計測装置。
  3. 【請求項3】 上記板状部材が、グリーンシートであ
    り、上記コンベアロールどうしの間ができるだけ狭めら
    れたものであることを特徴とする請求項2記載のマイク
    ロ波水分計測装置。
  4. 【請求項4】 上記発信アンテナが、上記板状部材の裏
    面側に配置されたものであることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3何れか記載のマイクロ波水分計測装置。
JP13342597A 1997-05-23 1997-05-23 マイクロ波水分計測装置 Pending JPH10325813A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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