JPH10325287A - 脚立等の脚 - Google Patents

脚立等の脚

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JPH10325287A
JPH10325287A JP13492797A JP13492797A JPH10325287A JP H10325287 A JPH10325287 A JP H10325287A JP 13492797 A JP13492797 A JP 13492797A JP 13492797 A JP13492797 A JP 13492797A JP H10325287 A JPH10325287 A JP H10325287A
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JP
Japan
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support shaft
leg
fitting portion
leg member
fitting part
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Application number
JP13492797A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Kinoshita
佳彦 木下
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Hasegawa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Hasegawa Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用される場所に傾斜や凹凸のある場合の滑
り止め部材の接地性を向上させた脚立等の脚を提供す
る。 【解決手段】 滑り止め部材7 の上面に設けられかつ内
面が球面状の凹状嵌合部72と、下部脚部材4 の下端に設
けられかつ凹状嵌合部72に嵌め入れられた球状の凸状嵌
合部78と、凸状嵌合部78に設けられた支持軸挿通孔82に
挿通され両端部が凹状嵌合部72に設けられた支持軸端部
嵌入孔79に嵌め入れられた支持軸83とを備えている。支
持軸挿通孔82が、その長さの中央部から各端部に向かっ
て上下方向に広がるように形成されている。凹状嵌合部
72底面に設けられた凹所81に、凸状嵌合部78を上方に付
勢し凸状嵌合部78の外周面と凹状嵌合部72の底面との間
の摩擦力を低減する弾性部材84が嵌め入れられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、傾斜地、凹凸の
ある地面、屋根、階段等において使用される脚立等の脚
に関し、特に、脚の下端に設けられる滑り止め部材の接
地性を向上させた脚立等の脚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、傾斜地、凹凸のある地面、屋根、
階段等において使用される脚立等では、各脚は、上部脚
部材とこれに摺動自在に嵌め入れられかつ下端に滑り止
め部材が設けられた下部脚部材とを備えており、脚立等
の使用される場所に応じて各脚を所要の長さに伸縮可能
とされている。滑り止め部材は、円盤状の接地部とこれ
に垂直状に設けられた一対の取付部とよりなり、取付部
が水平なピンにより下部脚部材の下端部に回動自在に支
持されることにより、傾斜や凹凸に応じて滑り止め部材
が回動するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の脚立等の脚
では、滑り止め部材は、1つの水平軸回りに回動可能な
だけであり、例えば左右にのびる水平軸回りに回動可能
とされる。この場合、前後に傾斜した面に沿わせること
はできるが、左右に傾斜した面に沿わせることはでき
ず、滑り止め部材をぴったりと接地させるには限界があ
った。
【0004】この発明の目的は、使用される場所に傾斜
や凹凸のある場合の滑り止め部材の接地性を向上させた
脚立等の脚を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】この発
明による脚立等の脚は、上部脚部材とこれに摺動自在に
嵌め入れられかつ下端に滑り止め部材が設けられた下部
脚部材とを備えている脚立等の脚において、滑り止め部
材の上面に設けられかつ内面が球面状の凹状嵌合部と、
下部脚部材の下端に設けられかつ凹状嵌合部に嵌め入れ
られた球状の凸状嵌合部と、凸状嵌合部に設けられた支
持軸挿通孔に挿通され両端部が凹状嵌合部に設けられた
支持軸端部嵌入孔に嵌め入れられた支持軸とを備えてお
り、支持軸挿通孔が、その長さの中央部から各端部に向
かって上下方向に広がるように形成されていることを特
徴とするものである。
【0006】凸状嵌合部に設けられた支持軸挿通孔に挿
通され両端部が凹状嵌合部に設けられた支持軸端部嵌入
孔に嵌め入れられた支持軸を備えているので、支持軸を
例えば左右にのびる水平軸とすることにより、凹状嵌合
部は凸状嵌合部に対して左右にのびる水平軸回りに前後
に回動することができる。そして、凸状嵌合部の支持軸
挿通孔が、その長さの中央部から各端部に向かって上下
方向に広がるように形成されているので、支持軸が前後
にのびる水平軸回りに左右に回動することができる。し
たがって、滑り止め部材が、互いに直交する2つの水平
軸に対して回動可能となり、脚立等を設置する場所が前
後に傾斜した面であっても左右に傾斜した面であって
も、滑り止め部材がぴったりと接地する。
【0007】凹状嵌合部底面に設けられた凹所に、凸状
嵌合部を上方に付勢し凸状嵌合部の外周面と凹状嵌合部
の底面との間の摩擦力を低減する弾性部材が嵌め入れら
れていることが好ましい。このようにすると、滑り止め
部材の回動が滑らかになる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を脚立に適
用した場合について、以下図面を参照して説明する。以
下の説明において、前後・左右については、図1を基準
として、同図の左右を左右、紙面表側を前、裏側を後と
いうものとする。また、水平・垂直は、脚が垂直に立て
られたときを基準にしていうものとする。
【0009】図1に示すように、脚立は、左右一対の脚
(2) と、左右の脚(2) の間に渡し止められた天板(5) お
よび踏桟(6) とによってそれぞれ梯子状に組み立てられ
た前側および後側の脚組立体(1) を備えている。図示省
略したが、前側の脚組立体(1) と後側の脚組立体(1) と
は、その天板(5) 同士が互いに回動自在となるように連
結されており、後側の脚組立体(1) を前側の脚組立体
(1) に対して180°回動させることにより梯子として
用いることもできる。
【0010】各脚(2) は、上部脚部材(3) と、これに摺
動自在に嵌め入れられた下部脚部材(4) と、下部脚部材
(4) の下端に継手部(16)を介して接続された円盤状の滑
り止め部材(7) と、上部脚部材(3) の下端部に設けられ
た伸縮装置(8) とを備えている。
【0011】脚の伸縮装置(8) は、下部脚部材(4) が上
下方向いずれにも摺動可能な伸縮両側フリー状態、同部
材(4) が下方にだけ摺動可能な伸び側フリー状態および
同部材(4) が上下方向いずれにも摺動不可能なロック状
態のうちのいずれかの状態を選択可能とするもので、伸
縮両側フリー状態、伸び側フリー状態およびロック状態
のうちのいずれにあるかを表示する表示装置(9) を有し
ている。
【0012】上部脚部材(3) 、下部脚部材(4) 、天板
(5) および踏桟(6) は、すべてアルミニウム合金製形材
である。
【0013】図2から図11までは、左の脚(2) を示し
ている。
【0014】図2に示すように、下から2段目の踏桟
(6) は、ブラケット(11)を介して上部脚部材(3) に固定
されている。上部脚部材(3) は、右方に開口した水平断
面コ字状であり、下部脚部材(4) は、水平断面略方形の
中空状である。
【0015】ブラケット(11)は、水平断面が略H字状の
アルミニウム合金製形材であり、前後壁(12)(13)および
これらの中間同士を連結する連結壁(14)とよりなる。左
半部の前後壁(12a)(13a)間の外法および右半部の前後壁
(12b)(13b)間の内法は、上部脚部材(3) の前後壁間の内
法に等しくされている。そして、上部脚部材(3) の前後
壁間に、ブラケット(11)の左半部の前後壁(12a)(13a)が
差し込まれてリベットで固定され、ブラケット(11)の右
半部の前後壁(12b)(13b)間に、踏桟(6) が挿入されてリ
ベットで固定されることにより、踏桟(6) と上部脚部材
(3) とが結合されている。下部脚部材(4) は、上部脚部
材(3) とブラケット(11)とによって形成された中空部内
に納まる断面形状とされている。したがって、下部脚部
材(4) は、下から2段目の踏桟(6) に干渉することな
く、上部脚部材(3) の上端部近くまで挿入することがで
きる。下から2段目の踏桟(6) とブラケット(11)下端部
との間には、補強材(15)が斜めに渡し止められている。
【0016】図3から図5までに示すように、脚の伸縮
装置(8) は、下部脚部材(4) の右側壁右面に設けられた
ラック(10)と、上部脚部材(3) の下端部に固定された水
平断面H字状のブラケット(21)と、ブラケット(21)に水
平に支持されたストッパ支持軸(22)と、ラック(10)に噛
み合わされている歯(39)を下部に有し上部においてスト
ッパ支持軸(22)に回動自在に支持されているストッパ(2
3)と、ストッパ(23)の歯(39)がラック(10)にかみ合うよ
うにストッパ(23)を付勢するねじりコイルばね(24)と、
ストッパ(23)の右方においてブラケット(21)に上下移動
自在に支持されて伸縮両側フリー位置、伸び側フリー位
置およびロック位置のうちのいずれかに位置させられる
水平スライド軸(25)およびスライド軸(25)に取り付けら
れこれとともに上下移動する逆U字状のスライド軸移動
用把手(26)よりなるスライダ(20)と、ブラケット(21)下
端部に固定された略L字状のスライド軸位置規制部材(2
7)とを備えている。
【0017】ラック(10)には、断面方形の歯が所定のピ
ッチで上下に連続的に設けられている。歯の寸法は、例
えば、高さ1.3mm、幅1.5mm、ピッチが2mm
とされる。
【0018】ブラケット(21)は、水平断面が略H字状の
アルミニウム合金製形材であり、前後壁(28)(29)および
これらの中間同士を連結する連結壁(30)とよりなる。左
半部の前後壁(28a)(29a)間の外法および右半部の前後壁
(28b)(29b)間の内法は、上部脚部材(3) の前後壁間の内
法に等しくされている。右半部の前後壁(28b)(29b)と連
結壁(30)とにより右方に開口したコ字状部(31)が形成さ
れている。コ字状部(31)の前後壁(28b)(29b)の上半部に
は、リベット挿通孔(33)が設けられており、最下段の踏
桟(6) の端部がコ字状部(31)に嵌め入れられてリベット
で固定されるとともに、ブラケット(21)の左半部の前後
壁(28a)(29a)が上部脚部材(3) の前後壁間に差し込まれ
てリベットで固定されることにより、最下段の踏桟(6)
と上部脚部材(3) とが結合されている。コ字状部(31)の
前後壁(28b)(29b)の下半部には、連結壁(30)近くに円形
のストッパ支持軸端部挿通孔(34)が設けられ、開口近く
に縦長方形のスライド軸案内孔(35)がそれぞれ設けられ
ている。ストッパ支持軸端部挿通孔(34)に、ストッパ支
持軸(22)の両端部が嵌め入れられ、スライド軸案内孔(3
5)に、スライド軸(25)の両端部が嵌め入れられている。
スライド軸(25)が上端位置にあるときは、スライド軸(2
5)の軸線がストッパ支持軸(22)の軸線よりも上方にあ
り、スライド軸(25)が下端位置にあるときは、スライド
軸(25)の軸線がストッパ支持軸(22)の軸線よりも下方に
あるように、ストッパ支持軸端部挿通孔(34)の高さが決
められている。
【0019】コ字状部(31)の前後壁(28b)(29b)の右縁部
には、凸条(37)が前後に突出して設けられている。各凸
条(37)には、対向する凸条(37)に向かって開口した水平
断面方形の溝(38)が設けられている。ブラケット(21)の
連結壁の前後縁部には、スライド軸位置規制部材(27)取
付用のねじがねじ込まれるめねじ部とされる水平断面C
字状の溝(32)が設けられている。
【0020】ストッパ(23)は、ストッパ支持軸(22)が挿
通されている水平筒状部(40)と、これの下方に連なるブ
ロック状部(41)とよりなる。歯(39)は、ブロック状部(4
1)の左側面に、計4つ上下に所定間隔をおいて設けられ
ている。
【0021】ブラケット(21)のコ字状部(31)の連結壁(3
0)の下端部には、方形の切欠き(36)が設けられており、
この切欠き(36)を通してラック(10)とストッパ(23)の歯
(39)がかみ合わされている。
【0022】ストッパ(23)の水平筒状部(40)の上端部に
は、スライド軸(25)が上端位置にあるときにこれと係合
して、ストッパ(23)を歯(39)がラックから外れる方向に
回動させるレバー部(42)が右方張出し状に設けられてい
る。また、ブロック状部(41)の右側面は、スライド軸(2
5)が下端位置にあるときにこれに当接するように形成さ
れた当接面(43)と、スライド軸(25)が上下の中間位置に
あるときにこれとの間に所定間隙を置くように形成され
た凹面(44)とを有している。これにより、スライド軸(2
5)が下端位置にあるときには、歯(39)がラックから外れ
る方向へのストッパ(23)の回動が阻止され、スライド軸
(25)が上下の中間位置にあるときには、歯(39)がラック
から外れる方向へのストッパ(23)の回動が許容される。
こうして、スライド軸(25)の上端位置、中間位置および
下端位置と脚(2) の伸縮の両側フリー状態、伸び側フリ
ー状態およびロック状態とがそれぞれ対応させられてい
る。
【0023】ねじりコイルばね(24)は、両端部がそれぞ
れストッパ支持軸(22)の端部に巻かれてその端がブラケ
ット(21)のコ字状部(31)の連結壁(30)に当接させられて
おり、中央部分が逆U字状とされてその逆U字状部分の
頂部(24a) がストッパ(23)のレバー部(42)に上方から当
接させられている。これにより、ストッパ(23)は、レバ
ー部(42)を押し下げる方向、すなわち、歯(39)がラック
(10)にかみ合う方向に付勢されている。
【0024】スライド軸移動用把手(26)は、合成樹脂製
であり、ブラケット(21)のコ字状部(31)の前後壁(28b)
(29b)を前後両側から挟んでいる前後壁(26a)(26b)と、
スライダ(20)が下端位置にあるときにブラケット(21)の
上端部に上方から当接する頂壁(26c) とを有している。
スライド軸(25)は、十字孔付きの頭部(45)および先端お
ねじ部(46)を有しており、把手(26)の前壁(26a) には、
スライド軸(25)の頭部(45)を納める座ぐりを有する貫通
孔(48)が設けられ、同後壁(26b) には、スライド軸(25)
の先端おねじ部(46)を挿通する貫通孔(49)が設けられて
いる。把手(26)の前後壁(26a)(26b)には、さらに、ブラ
ケット(21)のコ字状部(31)の前後壁(28b)(29b)の右縁部
に設けられた凸条(37)に嵌まり合う溝(50)と、ストッパ
支持軸(22)端部との干渉を避けるための上下にのびる溝
(51)とが設けられている。そして、スライド軸(25)が、
把手(26)の前壁(26a) の座ぐり付き貫通孔(48)、ブラケ
ット(21)のコ字状部(31)の前後壁(28b)(29b)のスライド
軸案内孔(35)および把手(26)の後壁(26b) の貫通孔(49)
に挿通され、その先端おねじ部(46)にナット(47)がねじ
合わされている。これにより、スライド軸(25)および把
手(26)よりなるスライダ(20)がブラケット(21)に上下移
動自在に支持され、把手(26)を上下移動させることによ
り、スライド軸(25)が上下移動する。
【0025】スライド軸位置規制部材(27)は、合成樹脂
製であり、水平壁(52)およびこれの右縁に連なる垂直壁
(53)よりなる。水平壁(52)は、下部脚部材(4) の横断面
形状に対応した形状の貫通孔(54)を有している。垂直壁
(53)は、ブラケット(21)の右縁部の凸条(37)に設けられ
た溝(38)に嵌め入れられている水平断面方形状の突出縁
部(55)を有している。垂直壁(53)の中央部には、略方形
の切欠き(56)が設けられ、この切欠き(56)の上縁部に、
下方にのびる弾性変形部(57)が設けられている。弾性変
形部(57)は、中程が左方に屈曲している垂直断面略く字
状とされ、屈曲位置より上は垂直断面右に凸の円弧状
に、屈曲位置より下は垂直断面左方に凸の円弧状に湾曲
している。弾性変形部(57)は、スライド軸位置規制部材
(27)成形時に一体に設けられているもので、薄板状であ
り、したがって弾性を有している。弾性変形部(57)は、
後述するように、その弾性によって、スライド軸(25)の
伸び側フリー状態からロック状態への移動およびこの逆
の移動を抑制している。水平壁(52)の貫通孔(54)に下部
脚部材(4) の下端部が嵌め入れられ、垂直壁(53)の突出
縁部(55)がブラケット(21)の右縁部の凸条(37)の溝(38)
に嵌め入れられ、水平壁(52)の下側からブラケット(21)
に設けられたねじ孔付きの溝(32)にねじがねじ込まれる
ことにより、スライド軸位置規制部材(27)がブラケット
(21)に固定されている。
【0026】上記の脚の伸縮装置(8) では、これを構成
するストッパ支持軸(22)、ストッパ(23)、ねじりコイル
ばね(24)およびスライド軸(25)がブラケット(21)のコ字
状部(31)の下部内に収められ、把手(26)およびスライド
軸位置規制部材(27)がブラケット(21)を覆うようにブラ
ケット(21)に取り付けられる。そして、ブラケット(21)
は、上部脚部材(3) と踏桟(6) との結合用部材を兼ねて
いる。したがって、脚の伸縮装置(8) を設置するのに伴
うスペースの増加はわずかであり、脚の伸縮装置(8) を
上部脚部材(3) の下端部にコンパクトに配置することが
できる。
【0027】図5から図7までに示すように、フリーま
たはロック状態を表示する表示装置(9) は、上部脚部材
(3) に固定された表示ラベル(61)付きの固定板(58)と、
固定板(58)表面に摺動自在に取り付けられたスライド板
(59)と、固定板(58)上端部に固定されたキャップ(60)と
よりなる。
【0028】表示ラベル(61)には、上下フリー(61a) 、
伸び側フリー(61b) およびロック(61c) の文字がこの順
に上から表示されている。上下フリー(61a) は赤地に
白、伸び側フリー(61b) は黄地に黒、ロック(61c) は青
地に白で表示されている。したがって、近くからは、文
字および地の色により、遠くからは、地の色により、い
ずれの状態にあるかが識別できる。
【0029】固定板(58)は、左方に突出する前後一対の
突出壁部(62)を有しており、これが上部脚部材(3) の前
後壁間に差し込まれてリベットで固定されている。
【0030】スライド板(59)の両側縁部には、水平断面
方形の突出部(64)が設けられ、固定板(58)には、この突
出部(64)を案内する案内溝(63)が設けられている。案内
溝(63)の下端部には、スライド板(59)の下方への移動を
規制する段部(63a) が設けられている。スライド板(59)
下端部には、3つの方形の嵌合孔(65)が設けられてお
り、これらの嵌合孔(65)に、スライダ(20)の把手(26)に
設けられた3つの突起(58)がそれぞれ嵌め入れられてい
る。これにより、把手(26)の上下移動に伴って、スライ
ド板(59)が固定板(58)に対して上下移動させられる。ス
ライド板(59)の上方への移動は、キャップ(60)により規
制されている。
【0031】スライド板(59)は、透明な合成樹脂製であ
り、その上下の中間部分には、スライダ(20)の現在位置
を示す表示ラベル(61)の記号(61a)(61b)(61c) を読み取
るための窓(66)が設けられている。この窓(66)は、透明
な合成樹脂製板の表裏両面が共に平坦とされることによ
り形成されたもので、窓(66)の表面(66a) は、上に行く
ほど右方に張り出すように傾斜した平坦面とされ、窓(6
6)の裏面(66b) は、垂直平坦面とされている。スライド
板(59)の窓(66)より上側の部分(59a) および下側の部分
(59b) には、裏面に凹凸面(67)が形成されている。凹凸
面(67)は、図7に示すように、垂直断面が直角三角形の
凹部を、その斜辺部分(67a) が裏から表に向かって斜め
上方に傾斜するようにして連続して設けることにより形
成されている。凹部の寸法は、例えば、開口の幅が1m
m、深さが0.5mmとされ、斜辺(67a) と垂直線との
なす角は、15°〜30°程度とされる。
【0032】図7に示すように、Aで示した斜め上方か
ら窓(66)を通して表示ラベル(61)を見た場合、窓(66)を
通過する光はその表面(66a) で屈折するが、この表面(6
6a)が平坦面であるため、表示ラベル(61)の地の色がは
っきり見える。また、表面(66a) が上に行くほど右に張
り出すように傾斜しているため、表面が垂直平坦面であ
るものに比べて屈折光が水平に近くなり、水平から見た
場合とほぼ同じように見える。すなわち、伸び側フリー
(61b) が表示されているのに、斜め上方から見るとロッ
ク(61c) の表示記号が見えるというようなことは起こら
ない。他方、スライド板(59)の窓(66)より上側の部分(5
9a) および下側の部分(59b) に対して斜め上方から入射
した光は、スライド板(59)の表面で屈折し、凹凸面(67)
の斜辺部分(67a) に対して大きい入射角で入射する。こ
の結果、屈折光は、凹凸面(67)の斜辺部分(67a) で全反
射され、スライド板(59)を透過することができなくな
る。したがって、例えば脚立での作業中に、この表示装
置(9) を斜め上方から見た場合には、透明な窓(66)を通
してスライダ(20)がロック位置、伸び側フリー位置およ
び上下フリー位置のいずれにあるかが確認できるが、ス
ライド板(59)の窓(66)より上側および下側の部分(59a)
(59b)は白く見えるだけで、残りの2つの位置を表示す
る表示ラベル(61)の地の色を確認することはできず、ス
ライダ(20)の位置の表示を見誤ることがない。
【0033】また、表示装置(9) を正面からかつ近くで
見た場合には、凹凸面(67)の影響は少なく、スライド板
(59)を通してロック、伸び側フリーおよび伸縮両側フリ
ーを示す記号がすべて確認でき、しかも、窓(66)を通し
てスライダ(20)がロック位置、伸び側フリー位置および
上下フリー位置のいずれにあるかが確認でき、スライダ
(20)をどの方向に移動させればよいかが容易に識別でき
る。
【0034】なお、スライド板(59)の凹凸面(67)は、表
面に設けるようにしてもよく、また、凹部の垂直断面
も、上記のものに限られるものではなく、正面から見た
場合には確認可能であるが、斜め上方からの光を透過さ
せにくいという範囲で種々変更できる。
【0035】次いで、伸縮装置(8) の伸び側フリー状
態、両側フリー状態およびロック状態のそれぞれについ
て、図8から図10を参照して説明する。
【0036】図8は、伸び側フリー状態を示している。
この状態では、スライド軸(25)は、縦長のスライド軸案
内孔(35)の中程に位置し、スライド軸位置規制部材(27)
の弾性変形部(57)の屈曲位置よりも上の部分により受け
止められている。ストッパ(20)が、ラック(10)に噛み合
わされている歯(39)を下部に有しかつ上部において上部
脚部材(3) に支持されているので、ストッパ支持軸(22)
の中心からストッパ(23)の歯(39)に向かう線は、水平よ
りも下方に傾斜している。そのため、下部脚部材(4) の
伸び側への移動に対しては、ストッパ(23)が回動して、
この移動が許容される。したがって、ねじりコイルばね
(24)の弾性力よりも大きい力で下部脚部材(4) を下方に
引っ張れば、同図に示すように、歯(39)がラック(10)か
ら離れる方向へストッパ(23)が回動し、下部脚部材(4)
を下方に引き出すことができる。下部脚部材(4) を引き
出す操作を中止すれば、ねじりコイルばね(24)の弾性力
により、ストッパ(23)の歯(39)はラック(10)とかみ合わ
される。歯(39)がラック(10)に食い込む方向へのストッ
パ(23)の回動は不可能であるから、下部脚部材(4)の縮
み側への移動に対しては、ストッパ(23)が回動せず、こ
の移動が阻止される。したがって、伸び側フリー状態の
ときに、下部脚部材(4) を上方に移動させようとして
も、すなわち、踏桟(6) または天板(5) の上に人が乗っ
たとしても、脚(2) は縮まない。
【0037】図9は、伸縮両側フリー状態を示してい
る。この状態は、伸び側フリー状態からねじりコイルば
ね(24)の弾性力に抗して把手(26)を手で上方に移動さ
せ、スライド軸(25)をスライド軸案内孔(35)の上端に位
置させることにより得られる。これにより、ストッパー
(23)のレバー部(42)がスライド軸(25)によって押し上げ
られ、ストッパー(23)の歯(39)がラック(10)から外れ
る。したがって、下部脚部材(4) は上下いずれにも移動
可能となる。そこで、脚立を立てた状態で、片方の手で
把手(26)を持ち、もう片方の手で上部脚部材(3) を持
ち、上部脚部材(3) を下部脚部材(4) に対して下方に移
動させることにより、脚(2) を縮めることができる。伸
縮両側フリー状態で手を離すと、ねじりコイルばね(24)
の弾性力によって、スライド軸(25)は押し下げられ、伸
び側フリー状態に復帰する。
【0038】図10は、ロック状態を示している。この
状態は、伸び側フリー状態から把手(26)を手で下方に移
動させ、スライド軸(25)をスライド軸案内孔(35)の下端
に位置させることにより得られる。スライド軸(25)の下
方への移動中には、スライド軸位置規制部材(27)の弾性
変形部(57)は、一旦右方に移動させられ、スライド軸(2
5)がスライド軸案内孔(35)の下端に到達した時点で元に
復帰する。これにより、スライド軸(25)の上方への移動
は、弾性変形部(57)により抑制される。したがって、物
が当たったりしてもスライド軸(25)が伸び側フリー位置
へ移動することはない。そして、スライド軸(25)がスト
ッパ(23)の右側面の当接面(43)に係合し、ストッパー(2
3)のラック(10)から離れる方向への回動が阻止される。
したがって、下部脚部材(4) の縮み側への移動だけでな
く、伸び側への移動も不可能となる。ロック状態から、
把手(26)を手で上方に移動させると、スライド軸(25)が
弾性変形部(57)が、一旦右方に移動させられてスライド
軸(25)がスライド軸案内孔(35)の中程に到達した時点で
元に復帰し、伸縮装置(8) は伸び側フリー状態に復帰す
る。
【0039】この脚の伸縮装置(8) によると、上記のよ
うに、スライダ(20)の上下移動だけで、スライダ(20)を
ロック位置、伸び側フリー位置および伸縮両側フリー位
置のいずれかに位置させることができるので、脚(2) の
伸縮時の操作が極めて容易である。
【0040】図11から図13までは、下部脚部材(4)
と滑り止め部材(7) との間に設けられた滑り止め部材用
継手部(16)の詳細を示している。
【0041】同図に示すように、滑り止め部材(7) は、
合成樹脂製の円盤状本体(71)と、本体上面に一体に設け
られかつ内面が球面状の凹状嵌合部(72)と、本体(71)下
面に設けられたゴム製の底(73)とよりなる。また、下部
脚部材(4) の下端部には、これの下端開口を塞ぐ下端カ
バー(74)が設けられている。下端カバー(74)は、合成樹
脂製であり、下部脚部材(4) の下端内部に挿入されてボ
ルト・ナットにより下部脚部材(4) に固定された挿入部
(75)と、挿入部(75)の下端に設けられて下部脚部材(4)
の下端開口を塞ぐフランジ部(76)と、フランジ部(76)の
下面に設けられた円柱状下方突出部(77)と、下方突出部
(77)のさらに下端に連なる球状の凸状嵌合部(78)とより
なる。
【0042】滑り止め部材用継手部(16)は、凹状嵌合部
(72)と、これに嵌め入れられた凸状嵌合部(78)と、凸状
嵌合部(78)に設けられた支持軸挿通孔(82)にゆるく挿通
され両端部が凹状嵌合部(72)に設けられた支持軸端部嵌
入孔(79)に嵌め入れられた左右にのびる支持軸(83)と、
凹状嵌合部(72)の底面に設けられた凹所(81)に嵌め入れ
られており凸状嵌合部(78)を上方に付勢する圧縮コイル
ばね(84)とにより構成されている。
【0043】凹状嵌合部(72)の外周面は、円筒状であ
り、凹状嵌合部(72)の周壁には、支持軸端部嵌入孔(79)
より90°ずれた位置に、上方に開口した切欠き(80)が
設けられている。
【0044】支持軸(83)は、スプリングピンよりなり、
その両端部は、凹状嵌合部(72)の支持軸端部嵌入孔(79)
にきつく嵌め入れられている。これにより、凹状嵌合部
(72)は、凸状嵌合部(78)に対して支持軸(83)の軸線すな
わち左右にのびる軸線を中心として前後に回動すること
ができる。凹状嵌合部(72)の周壁の切欠き(80)は、この
回動時に下端カバー(74)の円柱状下方突出部(77)が凹状
嵌合部(72)の周壁に干渉しないように形成されており、
凹状嵌合部(72)は、凸状嵌合部(78)に対して前後方向に
それぞれ90°ずつ回動することができる。
【0045】凸状嵌合部(78)の支持軸挿通孔(82)は、そ
の長さの中央部の径が支持軸(83)の径に等しくかつ長さ
の中央部から各端部に向かって上下方向に広がるように
形成されている。すなわち、図13に示すように、前側
から見た支持軸挿通孔(82)の断面形状が、中心角60°
の扇形を対称状に向かい合わせたような形状とされてお
り、これにより、支持軸(83)の中央部を通りかつ前後に
のびる軸線を中心にして支持軸(83)が凸状嵌合部(78)に
対して左右に30°ずつ回動することを可能とする空間
(S) が、支持軸挿通孔(82)に形成されている。
【0046】継手部(16)が上記のように構成されている
ので、滑り止め部材(7) は、その接地面が下部脚部材
(4) の長さ方向に直角な状態から平行となるまで前後方
向にそれぞれ90°回動することができ(図12参
照)、さらに、その接地面が下部脚部材(4) の長さ方向
に直角な状態から前後にのびる水平軸を基準として左右
方向にそれぞれ30°ずつ回動することができる。した
がって、脚立等を設置する場所が前後に傾斜した面であ
っても左右に傾斜した面であっても、滑り止め部材(7)
がぴったりと接地する。また、圧縮コイルばね(84)が凸
状嵌合部(78)を上方に付勢しているので、凸状嵌合部(7
8)の外周面と凹状嵌合部(72)の底面との間の摩擦力が低
減されており、滑り止め部材(7) の回動は前後方向・左
右方向ともに滑らかに行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による脚を備えた脚立の一例を概略的
に示す正面図である。
【図2】図1のII-II 線に沿う断面図である。
【図3】脚の伸縮装置を示す分解斜視図である。
【図4】図1のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】図1のV-V 線に沿う断面図である。
【図6】脚の伸縮のフリーまたはロック状態を示す表示
装置の分解斜視図である。
【図7】同前側から見た拡大断面図である。
【図8】脚の伸縮装置の伸び側フリー状態を示す垂直断
面図である。
【図9】同伸縮両側フリー状態を示す垂直断面図であ
る。
【図10】同伸縮両側ロック状態を示す垂直断面図であ
る。
【図11】この発明の脚の特徴部分を示す分解斜視図で
ある。
【図12】同右側から見た断面図である。
【図13】同前側から見た断面図である。
【符号の説明】 (2) 脚 (3) 上部脚部材 (4) 下部脚部材 (7) 滑り止め部材 (72) 凹状嵌合部 (78) 凸状嵌合部 (79) 支持軸端部嵌入孔 (82) 支持軸挿通孔 (83) 支持軸 (84) 圧縮コイルばね(弾性部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部脚部材(3) とこれに摺動自在に嵌め
    入れられかつ下端に滑り止め部材(7) が設けられた下部
    脚部材(4) とを備えている脚立等の脚において、滑り止
    め部材(7) の上面に設けられかつ内面が球面状の凹状嵌
    合部(72)と、下部脚部材(4) の下端に設けられかつ凹状
    嵌合部(72)に嵌め入れられた球状の凸状嵌合部(78)と、
    凸状嵌合部(78)に設けられた支持軸挿通孔(82)に挿通さ
    れ両端部が凹状嵌合部(72)に設けられた支持軸端部嵌入
    孔(79)に嵌め入れられた支持軸(83)とを備えており、支
    持軸挿通孔(82)が、その長さの中央部から各端部に向か
    って上下方向に広がるように形成されていることを特徴
    とする脚立等の脚。
  2. 【請求項2】 凹状嵌合部(72)底面に設けられた凹所(8
    1)に、凸状嵌合部(78)を上方に付勢し凸状嵌合部(78)の
    外周面と凹状嵌合部(72)の底面との間の摩擦力を低減す
    る弾性部材(84)が嵌め入れられている請求項1の脚立等
    の脚。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU739582B2 (en) * 1997-09-18 2001-10-18 Robin William Minogue Stabilising foot
JP2008231755A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Alinco Inc 脚立等の支柱の自在脚
JP2011032758A (ja) * 2009-08-03 2011-02-17 Alinco Inc 梯子立て掛け用の端具装置

Cited By (3)

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JP2008231755A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Alinco Inc 脚立等の支柱の自在脚
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