JPH10325130A - 港湾、河川等の施設に用いられる資材 - Google Patents

港湾、河川等の施設に用いられる資材

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Publication number
JPH10325130A
JPH10325130A JP9170851A JP17085197A JPH10325130A JP H10325130 A JPH10325130 A JP H10325130A JP 9170851 A JP9170851 A JP 9170851A JP 17085197 A JP17085197 A JP 17085197A JP H10325130 A JPH10325130 A JP H10325130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
materials
bulkhead
present
dampers
Prior art date
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Pending
Application number
JP9170851A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Hatano
倫 波多野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Solid Co Ltd
Original Assignee
Nihon Solid Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10325130A publication Critical patent/JPH10325130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

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  • Revetment (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、構造が簡単で且つ強牢な防舷材等
に使用する資材。 【解決手段】 可撓性を有するシート状素材を重層し、
両側部に支持板を設けた緩衝体を支持体に任意の形に配
列したことを特徴とする資材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、港湾、河川等の護
岸等に設置して、防舷材、船の係留材あるいは階段の機
能を持たせた防舷材等種々の用途に使用される資材に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、船が繋船岸に接するとき、船の損
傷を防ぐために繋船岸の前面に木材、ゴム等により棒状
あるいは球形状となした防舷材が取り付けられていた。
しかしながら、従来の棒状の防舷材は、それ自体衝撃力
の吸収が弱く、そのため船の接岸によって防舷材が破損
する欠点があった。一方球状の防舷材は緊船岸に固定し
て設置することが困難であり、もっぱら吊下状態で設置
されていた。このような場合、波浪、風等にあおられて
繋船岸と擦れ合って破損する等の欠点があった。
【0003】本発明者は、先に可撓性を有するシート状
素材を重層し、両側部に支持板を設けた資材について特
許出願を行った(特願平8−116873号)。しかし
ながらこの資材を例えば繋船岸に設ける場合その作業量
が増大する傾向にあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明者は、極
めて簡単な構造で作業性に優れ、且つ製作し易く堅牢で
そして衝撃吸収力の大きい防舷材等について種々検討を
重ねてきた結果本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、可
撓性を有するシート状素材を用い、これを幾重にも重層
し、両端部に支持板を設けた緩衝体を、任意の配列で支
持体に設けた資材を用いることによって本発明の課題を
解決したものである。
【0006】次に本発明について図面を参照しながら説
明するが、本発明は以下の説明のみに限定されるもので
はない。
【0007】図1は本発明の資材に用いる緩衝体の一態
様を示したものの斜視図である。図1に示すように、本
発明の資材に用いる緩衝体は可撓性を有するシート状素
材(以下単にシート状素材という)1を複数枚幾重にも
重ね合わせて重層する。重層されたシート状素材1は、
図2に示すように該シート状素材1の両側部に支持板
2,3を当ててシート状素材を締着状態とするために一
方の支持板2から他方の支持板3にシート状素材1を貫
通させてボルト4を差し込み、ナット5を用いて締め付
ける。
【0008】またシート状素材1を重層締縮する方法と
してはシート状素材1を幾重にも重層し、これを金属性
のバンド等で締着させてもよい。そして締着された状態
のシート状素材1を、型鋼製の支持板によって挟着する
ように固定してもよい。
【0009】本発明の緩衝体に用いられるシート状素材
1は、図1に示すように、その上端部6がフラットな面
を構成する形態が一般的であるが、他の態様として図3
に示すように、それぞれ重層されたシート状素材1の上
端部6が凹凸状を呈しているか、あるいは図4に示すよ
うに波形を呈していてもよく、また図7に示すようにシ
ート状素材1の長手方向に波形を呈していてもよい。こ
のように重層されたシート状素材1の上端部が非直線的
に構成されていると船の接岸によって受ける衝撃力を分
散して弱めることができるので好ましい。
【0010】また図5に示すようにシート状素材1の両
側端を円弧状とすることによって斜めからの船等の衝撃
を広い面で吸収することができる。
【0011】本発明の緩衝体に用いられる重層されたシ
ート状素材1の厚みは使用目的に合わせて選択すればよ
い。また緩衝体の長さも支持体の大きさ、設置場所、設
置目的に合わせて適宜の長さに調整すればよい。
【0012】本発明の緩衝体に用いられるシート状素材
1は新しく調製された例えばゴムシートでも良いが、現
在産業廃棄物として問題になっている廃コンベアベル
ト、廃タイヤ等が利用できる。廃タイヤを利用する場合
は、タイヤのサイドリブ部分で切断してサイド部を取り
除き、タイヤのクラウン部およびショルダー部を残して
これをシート状素材1として使用することができる。
【0013】前記したような緩衝体を図8に示すように
板状の支持体7に任適の箇所に複数個設けることによっ
て、本発明の資材が得られる。図8においては、支持体
に緩衝体を直線的に配列した場合を図示したが、千鳥
型、波型等種々の形に配列することができる。また支持
体7に船の係留する器具等を設けることもできる。
【0014】本発明の資材を護岸等に設置する場合図9
に示すように護岸8に支持ロッド9を複数箇所設け、そ
してこの支持ロッド9の箇所にゴム板を1枚または積層
させた緩衝材10を設ける。次に緩衝材10に支持体7
に設けられた任意の数の穴に支持ロッド9を貫入させ、
支持体7が支持ロッド9から脱落しないように適宜の手
段(例えばナット等)で固定する。この緩衝材10は例
えばゴム製ドーナツ状物、バネのようなものも使用する
ことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係る資材は、予め工場等で製作
し、それを現場に搬送して設置することができるので極
めて作業性が向上する。また図7のように護岸に資材を
設置する場合、緩衝材10を介して設けることによって
直接護岸に初期衝撃エネルギーが伝わらず、衝撃が時間
差で各緩衝材10に移ダブルクッション性が得られるの
で船の衝撃力を弱めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の緩衝体の斜視図。
【図2】 本発明の緩衝体の側面図。
【図3】 本発明の緩衝体の側面図。
【図4】 本発明の緩衝体の側面図。
【図5】 本発明の緩衝体の斜視図。
【図6】 本発明の緩衝体の斜視図。
【図7】 本発明の緩衝体の斜視図。
【図8】 本発明の資材の平面図。
【図9】 本発明の資材を護岸に設置したときの側断面
図。
【符号の説明】
1.シート状素材 2.支持板 3.支持板 4.ボルト 5.ナット 6.重層されたシート状素材の上端部 7.支持体 8.護岸 9.支持ロッド 10.緩衝材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するシート状素材を用い、こ
    れを幾重にも重層し、両端部に支持板を設けた緩衝体を
    任意の配列で支持体に設けたことを特徴とする港湾、河
    川等の施設に用いられる資材。
  2. 【請求項2】 可撓性を有するシート状素材を用い、こ
    れを幾重にも重層し、両端部に支持板を設けた緩衝体を
    任意の配列で支持体に設け、該支持体を緩衝装置を介し
    て護岸に設置したことを特徴とする防舷装置。
JP9170851A 1997-05-26 1997-05-26 港湾、河川等の施設に用いられる資材 Pending JPH10325130A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002155522A (ja) * 2000-09-11 2002-05-31 Nippon Solid Co Ltd ダム、湖沼、河川、港湾等の水際施設並びに陸上施設に用いられる衝撃軽減装置
KR101321300B1 (ko) * 2013-05-06 2013-10-28 주식회사 삼안 선박 접안용 펜더장치
GB2514566A (en) * 2012-05-21 2014-12-03 Christopher James Forgan Laminated eco fender - designed and manufactured using recycled tyres
CN114000461A (zh) * 2021-11-01 2022-02-01 常州工学院 一种用于河道护岸的多级复合型消能装置

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