JPH10325010A - 頭部装着具 - Google Patents

頭部装着具

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JPH10325010A
JPH10325010A JP9134086A JP13408697A JPH10325010A JP H10325010 A JPH10325010 A JP H10325010A JP 9134086 A JP9134086 A JP 9134086A JP 13408697 A JP13408697 A JP 13408697A JP H10325010 A JPH10325010 A JP H10325010A
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JP
Japan
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hat
head
cooling
sheet
attached
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Application number
JP9134086A
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English (en)
Inventor
Kenji Shibahara
憲司 芝原
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Challenge Five KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部を冷却することのできる主として使い捨
て用等に使用される帽子等の簡易な構成の頭部装着具の
改良に関し、頭部に着用することによって頭部を好適に
冷却することができ、しかも簡易な構造で製造コストが
安く、使い捨て用としての使用に適した頭部装着具を提
供することを課題とする。 【解決手段】 非繊維素材からなる頭部装着具本体1の
内面側に、冷却用シート10を着脱自在に取り付けるため
の着脱部を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、頭部装着具、さら
に詳しくは、頭部を冷却することのできる主として使い
捨て用等に使用される帽子等の簡易な構成の頭部装着具
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、帽子は日除け等を目的として使
用されるが、特に日差しの強い場合、たとえばスポーツ
観戦時等においては、単に帽子を着用しているだけでは
頭部の暑さを到底解消できない。
【0003】そこで、このような点に着目して頭部を冷
却する機能を有する帽子の発明もなされており、たとえ
ば実開昭61−187328号のように冷却剤を収容する隔壁を
形成したもの、実開昭59−129835号のように化学反応型
の冷却パックを利用したもの、実開昭59−149928号のよ
うに半導体による冷却機能を具備させたもの、実用新案
登録3016580 号のように吸水性樹脂による気化潜熱を利
用したもの等、種々の発明がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、隔壁を形成し
た帽子や半導体による冷却機能を具備させた帽子は、帽
子としての構造自体が複雑であり、帽子としての実用性
に乏しいものである。
【0005】また、化学反応型の冷却パックはそれ自体
が決して安価なものではなく、しかも使用時に化学反応
を生じさせなければ冷却せず、取扱いが不便である。
【0006】さらに、吸水性樹脂を用いたものは、水を
吸収させることによってその水の気化による潜熱を利用
したものであるため、水を浸透する布で帽子本体が構成
されることとなり、使い捨てを意図した安価な帽子には
不適である。
【0007】いずれにしても、上記のような冷却を意図
して発明された帽子は、構造の面で或いはコストの面で
到底実用には供し難いものであった。
【0008】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、頭部に着用することによって頭
部を好適に冷却することができ、しかも簡易な構造で製
造コストが安く、使い捨て用としての使用に適した頭部
装着具を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するためになされたもので、その課題を解決す
るための手段は、非繊維素材からなる頭部装着具本体1
の内面側に、冷却用シート10を着脱自在に取り付けるた
めの着脱部が設けられていることにある。
【0010】着脱部としては、両面テープ9等を使用す
ることが可能である。
【0011】また、他の手段は、非繊維素材からなる頭
部装着具本体1の内面側に、冷却用シート10が着脱自在
に取付けられてなることにある。
【0012】この場合、冷却シート10の表面側に不織布
等の通気性シート18を添着することも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に従って説明する。
【0014】図1乃至図3において、1は不織布からな
る帽子本体で、正背面が略弓形状に形成され、正背面間
の中央部に図3に示すようにガゼット2が形成されてい
る。
【0015】そして、この帽子本体1は、所望の色に着
色されている。
【0016】3,3は、前記帽子本体1の下縁を裏面側
に折り返して形成された折返片で、その折返片3の側縁
4は、略垂直に形成されている。
【0017】また、帽子本体1の上縁5は略水平に形成
され、その上縁5と前記折返片3の側縁4間には、それ
ぞれ水平線とのなす角度の異なる3対の斜縁6a,6b 、7
a,7b、8a,8b が連続して形成されている。
【0018】より具体的には、折返片3の側縁4と連続
する斜縁6a,6b は水平線とのなす角度αが43°に形成さ
れ、その斜縁6a,6b に連続する斜縁7a,7b は水平線との
なす角度βが33°に形成され、さらにその斜縁7a,7b に
連続する斜縁8a,8b は水平線とのなす角度γが20°に形
成されている。
【0019】すなわち、3種類の斜縁6a,6b 、7a,7b 、
8a,8b は、上縁5に近づくほど角度が緩やかに形成され
ているのである。
【0020】11は、合成紙からなる略弓形状の鍔部で、
前記帽子本体1の正面側の下縁に熱シールされている。
そして、この鍔部11を構成する合成紙は、帽子本体1を
構成する不織布に含有されている合成樹脂と同素材の合
成樹脂からなる。
【0021】この鍔部11の下縁の幅は、前記帽子本体1
の下縁の幅よりも短く形成されている一方、鍔部11の縦
の寸法は、帽子本体1の縦の寸法よりも長く形成されて
いる。
【0022】また、帽子本体1と鍔部11とが熱シールさ
れた縁部12は、頭部に沿わせることを容易にするため
に、緩やかな円弧状に形成されている。
【0023】9は、後述する冷却用シート10を着脱自在
に取り付ける着脱部となる細長長方形状の両面テープ
で、帽子本体1の内面の前面部側に取付けられている。
【0024】この両面テープ9は、基材21の両面に接着
剤22,22 が塗着された構成からなり、一方の接着剤22の
表面側に離型材23が添着されている。
【0025】そして、このような構成からなる帽子13を
使用する場合には、別途準備された冷却用シート10を、
帽子本体1の内面側の両面テープ9の部分に貼着する。
【0026】これをより具体的に説明すると、冷却用シ
ート10は、図4に示すように、不織布からなる基材14に
ゲル状の冷却剤15を塗着した構成からなるもので、その
冷却剤15の上面側に合成樹脂製の離型材16が添着され、
さらに保冷性のある包装袋17内に収納されている。
【0027】そして、使用時には包装袋17を開封し、離
型材16を剥離して図5に示すように冷却用シート10の基
材14を両面テープ9に貼着する。
【0028】この場合、両面テープ9の表面側に添着さ
れている離型材23は予め剥離し、その表面側に裸出した
接着剤22を介して冷却用シート10が両面テープ9に貼着
されることとなるのである。
【0029】さらに、その冷却用シート10の冷却剤15の
上面側に、不織布からなる通気性シート18を添着する。
【0030】そして、帽子13を着用する場合には、図7
に示すようにガゼット2を拡げることにより、頭部に装
着することが可能となる。
【0031】この場合において、上記のような冷却用シ
ート10が帽子本体1の内面の前面部側に取り付けられて
いるため、帽子13を着用すると、冷却用シート10が自動
的に額に接触することとなる。
【0032】従って、額が好適に冷却されることとな
り、たとえばスポーツ観戦をする場合等においては、使
用者に清涼感を付与することができるのである。
【0033】また、両面テープ9を介して帽子本体1の
内面側に貼着するだけで冷却用シート10を取り付けるこ
とが可能であるため、その取付けの作業も非常に容易で
あり、スポーツ観戦やその他の屋外での使用の便にも供
することができる。
【0034】さらに、帽子本体1は、ガゼット2を介し
て折り畳み可能であるため、不使用時においては、折り
畳んだ状態で容易に携帯することが可能である。
【0035】さらに、折り畳まれた帽子13を、上記のよ
うな包装袋17に収納された冷却用シート10とともに、別
の包装袋に収納することによって、セット物としての販
売も容易に行うことができ、また、そのセット物として
の包装状態のままで携帯も容易となる。
【0036】さらに、冷却用シート10の冷却剤15の表面
側に通気性シート18が添着されているため、ゲル状の冷
却剤15が額に直接接触することがなく、べたつきによる
不快感が生ずることもない。
【0037】このように、本実施形態においては、冷却
効果に優れ、取扱いや携帯が簡単であり、使用感に優れ
た帽子を提供することができた。
【0038】尚、上記実施形態では、冷却用シート10を
別途包装袋17に収納し、使用時にその包装袋17を開封し
て帽子本体1に取り付けるようにしたが、冷却用シート
10は最初から帽子本体1に取り付けていてもよい。
【0039】ただし、保冷効果の観点からは、使用直前
までは袋等で保存されていることが好ましく、従って、
冷却用シート10を最初から帽子本体1に取り付ける場合
には、その冷却用シート10を取り付けた帽子本体1を、
たとえばアルミ蒸着等を施した合成樹脂製の包装袋に収
納して密封し、使用時にその包装袋を開封して頭部に着
用すれば、保冷効果が損なわれることもない。
【0040】このように帽子本体1を包装袋19に収納す
る場合にも、たとえば図8に示すように、鍔部11をその
ままの状態に保持し、帽子本体1の側片を内側に折り曲
げることによって、容易に包装することが可能となるの
である。
【0041】このように帽子本体1の側片を内側に折り
曲げる包装形態は、最初に冷却用シート10を帽子に取り
付けておく場合のみならず、冷却用シート10のみを別途
包装袋17に収納しておく場合にも適用できる。
【0042】また、上記実施形態では、冷却用シート10
の冷却剤15の表面側に通気性シート18を添着したため、
ゲル状の冷却剤15が額に直接接触することがなく、べた
つきによる不快感が生ずることもないという好ましい効
果が得られたが、このような通気性シート18を添着する
ことは本発明に必須の条件ではない。
【0043】さらに、上記実施形態では、不織布からな
る基材14にゲル状の冷却剤15を設けて冷却用シート10が
構成されていたが、冷却用シート10の構造はこれに限定
されるものではなく、要はシート状に形成されたもので
あればよい。
【0044】さらに、上記実施形態では、冷却用シート
10を取り付けるための着脱部として両面粘着テープ9を
用いたが、このような両面粘着テープ9以外のものを着
脱部として使用することも可能である。
【0045】要は、冷却用シート10を着脱自在としうる
ものであればよい。
【0046】さらに、このような着脱部を設ける位置も
上記実施形態のように帽子本体1の内面の正面側に限ら
ず、側面側や背面側であってもよく、さらには上面側す
なわち頭頂部と接触する位置であってもよい。
【0047】さらに、上記実施形態では、帽子本体1が
不織布で構成されていたため、通気性が良好であるとい
う好ましい効果が得られたが、帽子本体1の材質は不織
布に限定されるものではなく、たとえば軟質の合成樹脂
製シートで構成することも可能である。
【0048】合成樹脂の種類としては、コストの低廉化
や熱シールの容易さなどの観点からポリエチレンやポリ
プロピレンが好ましいが、その種類も特に限定されるも
のではない。
【0049】合成樹脂製である場合には、不織布に比べ
て通気性は劣るものの、帽子本体1に印刷や着色を容易
に行うことができ、また蛍光塗料の塗着により発光させ
て使用者の存在を明確にし、さらに素材の選定により紫
外線を阻止しうる等の種々の効果が得られる。
【0050】尚、帽子本体1の素材が軟質の合成樹脂製
シートであっても、多数の小孔を穿設し、或いは合成樹
脂製シートの素材として通気性の合成樹脂を用いた場合
には、合成樹脂製であるにもかかわらず帽子の通気性を
良好にすることも可能である。
【0051】さらに、帽子本体1の素材としては、アル
ミ蒸着フィルムやアルミ箔に合成樹脂をコーティング或
いはラミネートしたようなものを用いることも可能であ
る。この場合には、保冷効果が良好になるという利点が
ある。
【0052】いずれにしても、帽子本体1の素材として
は、非繊維素材が用いられていればよいのである。
【0053】また、帽子本体1の形状も該実施例のよう
な略弓形に限定されるものではなく、要は頭部に装着し
うるような形状であればよい。
【0054】さらに、上記実施例では、帽子本体1の下
縁を表面側に折り返して側縁4が略垂直な折返片3を形
成したが、このような折返片3を形成することは本発明
に必須の条件ではない。
【0055】ただし、側縁4が略垂直な折返片3を形成
すれば、頭部への着用時に帽子の形態が不体裁にならな
いという利点がある。
【0056】さらに、上記実施例では、折返片3の側縁
4と帽子本体の上縁5との間に、水平線とのなす角度が
それぞれ43°,33°,20°である3対の斜縁6a,6b 、7
a,7b、8a,8b が形成されているため、ガゼット2の展開
後に頭部の形状に沿って体裁よく頭部に着用しうるとい
う好ましい効果が得られたが、斜縁6a,6b 、7a,7b 、8
a,8b の水平線とのなす角度は上記実施例に限定される
ものではなく、また斜縁の数も3対に限定されるもので
はない。
【0057】ただし、折返片3の側縁4に連続する斜縁
6a,6b と水平線とのなす角度は、頭部への着用時に外観
体裁を損なわないようにする観点からは45°以下である
ことが好ましく、またその斜縁6a,6b に連続する斜縁7
a,7b …と水平線とのなす角度は順次小さくなることが
好ましい。
【0058】さらに、上記実施例では帽子本体1の上縁
5を略水平に形成したが、必ずしも略水平に形成する必
要はなく、たとえば緩やかな円弧状に形成することも可
能であり、この場合でも頭部に体裁良く着用することが
できる。
【0059】さらに、上記実施例では、熱シールによっ
て鍔部11を帽子本体1にシールして取り付けたが、熱シ
ール以外のシール手段、たとえば超音波シールやインパ
ルスシールによってシールすることも可能である。
【0060】また、シール以外の手段で鍔部11を帽子本
体1に取り付けてもよく、要は非縫製手段で鍔部11が帽
子本体1に取り付けられていればよい。
【0061】ただし、熱シール等のシール手段を採用す
る場合には、鍔部11の帽子本体1への取付けを、容易且
つ自動的に行うことができるという効果がある。
【0062】さらに、上記実施例では鍔部11が合成紙で
構成されていたが、鍔部11の材質もこれに限定されるも
のではなく、要は非繊維素材で構成されていればよい。
【0063】ただし、熱シールによって鍔部11を帽子本
体1に取り付ける場合には、相互に溶着が可能となるよ
う、鍔部11と帽子本体1とが合成樹脂系の同素材で構成
されていることが好ましい。
【0064】たとえば帽子本体1が不織布である場合に
は、その不織布に含有されている合成樹脂と同素材の合
成樹脂で鍔部11が構成されていることが好ましく、また
帽子本体1が合成樹脂製シートである場合には、その合
成樹脂と同素材で鍔部11が構成されていることが好まし
い。
【0065】また、鍔部11が上記実施例の合成紙のよう
に腰のある素材で構成されれば、帽子に保形性が生ずる
という効果があるが、腰のある素材で鍔部11を構成する
ことは本発明に必須の条件ではない。
【0066】さらに、上記実施例では帽子本体1にガゼ
ット2を形成したため、頭部に沿って容易に着用しうる
という好ましい効果が得られたが、ガゼット2を形成す
ることは本発明に必須の条件ではない。
【0067】さらに、上記実施例では、鍔部11の縦の寸
法を帽子本体1の縦の寸法より長く形成したため、たと
えば屋外での使用に際しては日差しを防ぐ等の効果を奏
するが、鍔部11の縦の寸法は、必ずしも帽子本体1の縦
の寸法より長く形成する必要はなく、たとえば食品工場
等の工場内部で着用する場合等、用途によっては帽子本
体1の縦の寸法より短く形成してもよい。
【0068】さらに、帽子の形態も、上記実施形態のよ
うに帽子本体1に鍔部11を取り付けたような形態のもの
に限らず、鍔部11のない帽子に本発明を適用することも
可能である。
【0069】このような帽子13の用途としては、屋外で
の着用、たとえばスポーツ観戦時における着用の他、食
品工場や調理場等において着用する場合や、外食産業で
店員が着用する場合等に適用することも可能である。
【0070】さらに、上記実施形態では頭部装着具を帽
子として使用したが、頭部に装着する用途に使用するも
のであれば帽子以外の物であってもよく、例えばヘルメ
ットの下に装着する頭部装着具として使用することもで
き、このような場合には作業現場での暑さに有効利用で
きる他、使い捨てすることができるため、ヘルメット等
を不特定多数の人間で共用する場合に衛生的であるとい
う利点がある。
【0071】また、サンバイザーとして使用することも
可能である。
【0072】サンバイザーの具体的な構成としては、た
とえば図9に示すように両端部19a,19b を結び合わせる
ことができるように構成されたベルト部19と、該ベルト
部19の正面に取り付けられているつば部20とで構成され
たものである。
【0073】また、該つば部20の両端部20a,20b は、ベ
ルト部19の下端部よりもやや突出するように凸状に形成
されている。
【0074】このつば部20は、上記帽子の実施形態と同
様に、ベルト部19の正面側の下縁に円弧状のヒートシー
ル部21を介して取り付けられている。
【0075】この場合、つば部2が取り付けられるベル
ト部19の幅が、上記帽子の実施形態の場合の帽子本体1
よりかなり狭いため、確実につば部20を取り付けるため
には帽子本体1に取り付ける場合よりもやや太めのヒー
トシール幅に形成することが好ましい。
【0076】このようなサンバイザーの場合には、帽子
本体1に相当するベルト部19の形態より、冷却用シート
10を取り付ける両面テープ9はベルト部19の正面側に取
り付けるのが好ましい。
【0077】また、つば部20の両端部20a,20b がベルト
部19の端縁部から突出するように設けられているため、
つば部20が額の曲面に沿って良好に装着できるととも
に、顔の両側のより後方側からつば部20が突出すること
になり、日除けとしての効果を高めることができる。
【0078】
【発明の効果】叙上のように、本発明は、非繊維素材か
らなる頭部装着具本体の内面側に、冷却用シートを着脱
自在に取り付けるための着脱部が設けられたものである
ため、別途準備した冷却シートを帽子の着用時にその着
脱部に取り付けるだけの簡易な作業で、冷却剤を帽子に
設置することができる。
【0079】また、予め着脱部に冷却用シートを取り付
けた場合にも、保冷用の包装袋等で包装し、使用時にそ
の袋を開封することで、容易に使用することができる。
【0080】また、不織布や合成樹脂等の非繊維素材か
らなるため、コンパクトに折り畳むことも可能であり、
着用しない不使用時においても携帯も容易となる利点が
ある。
【0081】従って、いずれにしても、従来の発明に比
べると、構造が簡易で取扱いが簡単であり、しかも携帯
に便利な冷却用の帽子であって、スポーツ観戦時等のよ
うな屋外での使用に適したきわめて実用的な冷却用の帽
子等の頭部装着具を提供することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態としての帽子の正面図。
【図2】同背面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】冷却用シートを包装袋に包装した状態の断面
図。
【図5】冷却用シートを帽子に取り付けた状態の断面
図。
【図6】冷却用シートに通気性シートを添着した状態の
断面図。
【図7】帽子を展開した状態の断面図。
【図8】他の実施形態の帽子の包装状態の正面図。
【図9】頭部装着具の他の実施形態であるサンバイザー
の正面図。
【図10】同背面図。
【符号の説明】
1…帽子本体 9…両面テープ 10…冷却用シート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非繊維素材からなる頭部装着具本体(1)
    の内面側に、冷却用シート(10)を着脱自在に取り付ける
    ための着脱部が設けられていることを特徴とする頭部装
    着具。
  2. 【請求項2】 前記着脱部が、両面テープ(9) である請
    求項1記載の頭部装着具。
  3. 【請求項3】 非繊維素材からなる頭部装着具本体(1)
    の内面側に、冷却用シート(10)が着脱自在に取付けられ
    てなることを特徴とする頭部装着具。
  4. 【請求項4】 前記冷却用シート(10)の表面側に通気性
    シート(18)が添着されてなる請求項3記載の頭部装着
    具。
  5. 【請求項5】 前記通気性シート(18)が不織布である請
    求項4記載の頭部装着具。
  6. 【請求項6】 頭部装着具本体(1) が不織布からなる請
    求項1乃至5のいずれかに記載の頭部装着具。
JP9134086A 1997-05-23 1997-05-23 頭部装着具 Pending JPH10325010A (ja)

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JP9134086A JPH10325010A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 頭部装着具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018044275A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 ダイヤ製薬株式会社 頭部冷却用具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018044275A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 ダイヤ製薬株式会社 頭部冷却用具

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