JPH10324586A - 施釉治具 - Google Patents

施釉治具

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Publication number
JPH10324586A
JPH10324586A JP13062897A JP13062897A JPH10324586A JP H10324586 A JPH10324586 A JP H10324586A JP 13062897 A JP13062897 A JP 13062897A JP 13062897 A JP13062897 A JP 13062897A JP H10324586 A JPH10324586 A JP H10324586A
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JP
Japan
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glaze
glazing
jig
hole
mounting members
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Pending
Application number
JP13062897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatsugu Kamiya
孝嗣 神谷
Yoshihiro Furuhashi
芳弘 古橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritake Co Ltd
Original Assignee
Noritake Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/009After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/50Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
    • C04B41/5022Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials with vitreous materials

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上面に微小貫通穴が設けられ、下面にその微
小貫通穴よりも大きい開口が設けられている中空容器状
の陶磁器の素地に施釉する際に、その微小貫通穴が釉で
詰まったり開口周辺に指の跡が残ったりすることなく施
釉できる施釉治具を提供する。 【解決手段】 素地30の開口34にワーク取付部材1
2が挿入されることによって素地30が保持され、その
状態で素地30を釉泥漿内に浸漬することにより、初心
者でも開口34付近等に指跡を残すことなく容易に施釉
できる。また、素地30の開口34に挿入されたワーク
取付部材12から空気が噴出され、その空気は更に素地
30の微小貫通穴32から噴出されるため、その微小貫
通穴32が釉によって詰まる恐れが無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陶磁器の素地を釉
泥漿内に浸漬して施釉する際に使用する施釉治具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】陶磁器の素地に施釉する手段として、素
地を手で把持して釉泥漿内に浸漬する方法がある。ソル
トやペッパーの容器のように、一端部に微小貫通穴が設
けられているとともに他端部にその微小貫通穴よりも大
きい開口が設けられている中空容器状の陶磁器の素地に
施釉する場合には、図3に示すように施釉指輪40を親
指42に取り付け、その施釉指輪40の先端44を微小
貫通穴に差し込むとともに人指し指または中指を開口に
当てて把持し、釉泥漿内に浸漬しているのが普通であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の施釉方法では、微小貫通穴が釉で詰まったり
開口周辺に指の跡が残ったりする恐れがあった。微小貫
通穴は、その径寸法が小さい程詰まり易くなるため、穴
寸法が制約される。
【0004】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、微小貫通穴が釉で詰
まったり開口周辺に指の跡が残ったりすることなく施釉
できる施釉治具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、第1発明は、微小貫通穴とその微小貫通穴よりも
大きい開口とを有する中空容器状の陶磁器の素地を釉泥
漿内に浸漬して施釉する際に用いられる施釉治具であっ
て、(a) 前記開口に挿入されて前記素地を着脱可能に保
持する筒状のワーク取付部材と、(b) 気体供給源に接続
されて前記ワーク取付部材から気体を噴出させる接続部
材とを有することを特徴とする。
【0006】第2発明は、一端部に微小貫通穴が設けら
れているとともに他端部にその微小貫通穴よりも大きい
開口が設けられている中空容器状の陶磁器の素地を、釉
泥漿内に浸漬して施釉する際に用いられる施釉治具であ
って、(a) 下側から前記開口に挿入されて前記微小貫通
穴が上向きとなる姿勢で前記素地を着脱可能に保持する
複数の筒状のワーク取付部材と、(b) 気体供給源に接続
される単一の接続部材と、(c) 分岐部を有して前記接続
部材と前記複数のワーク取付部材とを連通させ、その接
続部材に供給された気体をその複数のワーク取付部材か
ら噴出させる連通部材とを有することを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】第1発明の施釉治具によれば、素地の開
口にワーク取付部材が挿入されることによって素地が着
脱可能に保持されるため、その状態で素地を釉泥漿内に
浸漬することにより、初心者でも開口付近等に指跡を残
すことなく容易に施釉できる。また、素地の開口に挿入
されたワーク取付部材から気体が噴出され、その気体は
更に素地の微小貫通穴から噴出されるため、その微小貫
通穴が釉によって詰まる恐れがないとともに、微小貫通
穴の径寸法を小さくできる。
【0008】第2発明の施釉治具は実質的に第1発明の
一実施態様で、第1発明と同様の作用効果が得られる。
加えて、素地は微小貫通穴が上向きとなる姿勢で保持さ
れるため、素地への施釉状態が均一となるとともに、複
数のワーク取付部材が設けられているため、一度に複数
の素地に施釉を行うことが可能で作業能率が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の施釉治具は、ソルトやペ
ッパーの容器のように、一端部に多数の微小貫通穴が設
けられているとともに他端部にその微小貫通穴よりも大
きい開口、すなわち収容物を充填するための開口が設け
られている陶磁器の素地に施釉する場合に好適に用いら
れるが、微小貫通穴とその微小貫通穴よりも大きい開口
とを有する中空容器状の他の陶磁器の施釉に適用するこ
とも可能である。
【0010】また、施釉治具は、例えばワーク取付部材
に保持された素地が釉泥漿内に浸漬される状態でその釉
泥漿よりも上方に突き出る取手部材を有し、作業者が釉
泥漿内に手を入れることなく取手部材を把持して施釉作
業を行うことができるように構成される。勿論、施釉治
具をロボットなどで上下移動させて施釉作業が自動的に
行われるようにすることも可能である。
【0011】接続部材は、可撓性を有するホースなどを
介して位置固定の気体供給源に接続されるものでも良い
が、気体供給源として小型のエアポンプ等を接続部材に
取り付けるようにしても良い。供給気体としては空気
(大気)が望ましい。
【0012】ワーク取付部材や接続部材、連通部材とし
ては、塩化ビニル等の合成樹脂製パイプが好適に用いら
れ、分岐部や折れ曲がり部にはT型管継手やL型管継手
などを利用できる。
【0013】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明が適用された施釉治具1
0の正面図である。図1において、施釉治具10は一対
のワーク取付部材12と連通部材14と接続部材16と
から構成されている。ワーク取付部材12は汎用の塩化
ビニル製パイプで構成され、外周面がテーパ状に削られ
た先端部12aを有している。
【0014】前記連通部材14は、分岐部として機能す
るT型管継手20および一対のL型管継手18を備えて
おり、T型管継手20の縦棒部分が上向きとなる姿勢で
横棒部分の両端に連結管22を介してL型管継手18が
それぞれ上方へ折れ曲がる姿勢で一体的に連結されてい
る。連結管22は、それらのT型管継手20やL型管継
手18の内径寸法と略等しい外径寸法の塩化ビニル製パ
イプで、それらのT型管継手20、L型管継手18に挿
入(嵌合)され、接着剤などで一体的に固設されてい
る。なお、T型管継手20およびL型管継手18も塩化
ビニル製である。
【0015】一対のL型管継手18のそれぞれの他端、
すなわち上向きに延びている端部には、それぞれ連結管
23を介して前記ワーク取付部材12の後端部、すなわ
ち前記テーパ形状の先端部12aと反対側の端部が一体
的に連結されている。また、T型管継手20の上方へ延
び出す縦棒部分には、長手管24を介して取手部材26
が一体的に連結されており、その取手部材26の上端に
前記接続部材16が一体的に連結されている。連結管2
3、長手管24、および接続部材16は前記連結管22
と同じ径寸法の塩化ビニル製パイプで、取手部材26
は、L型管継手18やT型管継手20と同じ内径の塩化
ビニル製パイプであり、連結管23、長手管24、接続
部材16は、L型管継手18やT型管継手20、取手部
材26に挿入(嵌合)され、接着剤などで一体的に固設
されている。なお、必要に応じて嵌合部にねじを形成
し、強固にねじ結合するようにしても良い。
【0016】そして、上記接続部材16には、気体供給
源として機能する図示しないエアポンプ、工業用エア配
管などから延長された可撓性のホース28が接続され、
圧力エアが供給されるようになっている。
【0017】図2は、例えばソルトやペッパー等の容器
として用いられる陶磁器の素地30の断面図である。こ
の素地30は中空容器状を成しており、上面に多数の微
小貫通穴32を有すると共に、下面にその微小貫通穴3
2よりも大きい開口34を有している。この開口34
は、容器内にソルトやペッパー等の収容物を充填するた
めのもので、製品状態ではプラスチックキャップ等が着
脱可能に配設されて封鎖される。
【0018】次に、施釉治具10の使い方を説明する。
先ず、一対のワーク取付部材12の先端部12aにそれ
ぞれ素地30の開口34を微小貫通穴32が上向きとな
る姿勢で挿入して保持させる。ワーク取付部材12の先
端部12aの外径寸法やテーパ角度は、開口34がテー
パ形状の途中で係合するように定められている。続い
て、ホース28により圧力エアを導入してワーク取付部
材12から噴出させながら、取手部材26を把持して桶
等に入れられた釉泥漿内に素地30を浸漬した後に引き
上げる。これにより、2つの素地30に同時に施釉作業
が行われる。前記長手管24は、素地30を釉泥漿内に
完全に浸漬した状態で取手部材26が釉泥漿から上方へ
突き出す長さ寸法に設定されている。
【0019】上述のように本実施例の施釉治具10を用
いれば、素地30の開口34にワーク取付部材12が挿
入されることによって素地30が着脱可能に保持され、
その状態で素地30を釉泥漿内に浸漬するだけで良いた
め、初心者でも開口34付近等に指跡を残すことなく容
易に施釉できる。また、素地30の開口34に挿入され
たワーク取付部材12から空気が噴出され、その空気は
更に素地30の微小貫通穴32から噴出されるため、そ
の微小貫通穴32が釉によって詰まる恐れがないととも
に、微小貫通穴32の径寸法を小さくできる。
【0020】また、本実施例によれば、素地30は微小
貫通穴32が上向きとなる姿勢で保持されるため、素地
30への施釉状態が均一となるとともに、2つのワーク
取付部材12が設けられているため、一度に2つの素地
30に同時に施釉を行うことが可能で作業能率が向上す
る。
【0021】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適
用され得るものである。
【0022】例えば、前述の実施例においては、連通部
材14は二股に枝分かれし、2つのワーク取付部材12
に接続されていたが、連通部材14は更に多数に枝分か
れし、多数のワーク取付部材12に接続されていても構
わない。作業性や機械的強度を損なわない限り接続され
るワーク取付部材12の個数を増やす程作業能率は一層
向上させられる。
【0023】また、前述の実施例においては、ワーク取
付部材12と接続部材16の間に分岐部として機能する
T型管継手20を有する連通部材14が配設されていた
が、単一のワーク取付部材12のみを使用し分岐部を特
に必要としない場合にはワーク取付部材12に直接接続
部材16を接続しても構わない。勿論、その場合には全
体構造は理想的な形状に変更される。
【0024】本発明はその主旨を逸脱しない範囲におい
て、その他種々の変更が加えられる得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された施釉治具の正面図である。
【図2】図1に示される素地の断面図である。
【図3】従来の施釉作業に用いられていた施釉指輪を示
す図である。
【符号の説明】 10:施釉治具 12:ワーク取付部材 14:連通部材 16:接続部材 30:素地 32:微小貫通穴 34:開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微小貫通穴と該微小貫通穴よりも大きい
    開口とを有する中空容器状の陶磁器の素地を釉泥漿内に
    浸漬して施釉する際に用いられる施釉治具であって、 前記開口に挿入されて前記素地を着脱可能に保持する筒
    状のワーク取付部材と、 気体供給源に接続されて前記ワーク取付部材から気体を
    噴出させる接続部材とを有することを特徴とする施釉治
    具。
  2. 【請求項2】 一端部に微小貫通穴が設けられていると
    ともに他端部に該微小貫通穴よりも大きい開口が設けら
    れている中空容器状の陶磁器の素地を、釉泥漿内に浸漬
    して施釉する際に用いられる施釉治具であって、 下側から前記開口に挿入されて前記微小貫通穴が上向き
    となる姿勢で前記素地を着脱可能に保持する複数の筒状
    のワーク取付部材と、 気体供給源に接続される単一の接続部材と、 分岐部を有して前記接続部材と前記複数のワーク取付部
    材とを連通させ、該接続部材に供給された気体を該複数
    のワーク取付部材から噴出させる連通部材とを有するこ
    とを特徴とする施釉治具。
JP13062897A 1997-05-21 1997-05-21 施釉治具 Pending JPH10324586A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107696250A (zh) * 2017-10-13 2018-02-16 合江县华艺陶瓷制品有限公司 内釉系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107696250A (zh) * 2017-10-13 2018-02-16 合江县华艺陶瓷制品有限公司 内釉系统
CN107696250B (zh) * 2017-10-13 2023-02-24 合江县华艺陶瓷制品有限公司 内釉系统

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