JPH10324462A - ボビン装着安全装置 - Google Patents
ボビン装着安全装置Info
- Publication number
- JPH10324462A JPH10324462A JP15291997A JP15291997A JPH10324462A JP H10324462 A JPH10324462 A JP H10324462A JP 15291997 A JP15291997 A JP 15291997A JP 15291997 A JP15291997 A JP 15291997A JP H10324462 A JPH10324462 A JP H10324462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- mounting
- machine
- switch
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 撚線機や集合機においてボビンの固定を忘れ
たための事故を防ぐ。 【解決手段】 撚線機または集合機等のボビン装着機械
における単数または複数のボビン５のための各装着用ハ
ンドル６をボビンの支持軸２に取付け固定する取付けボ
ルト７にスィッチ励起軸部７１を設けるとともに、ボビ
ン装着機械の駆動モータ１１を回転させる駆動電気回路
の中にこのスィッチ励起軸部７１によって励起されるボ
ルトスィッチ８の全てを直列接続の状態で含ませて成る
ボビン装着安全装置である。
たための事故を防ぐ。 【解決手段】 撚線機または集合機等のボビン装着機械
における単数または複数のボビン５のための各装着用ハ
ンドル６をボビンの支持軸２に取付け固定する取付けボ
ルト７にスィッチ励起軸部７１を設けるとともに、ボビ
ン装着機械の駆動モータ１１を回転させる駆動電気回路
の中にこのスィッチ励起軸部７１によって励起されるボ
ルトスィッチ８の全てを直列接続の状態で含ませて成る
ボビン装着安全装置である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はボビン装着安全装
置、さらに詳しく言えば運転中に装着したボビンが脱落
する事故を皆無にするためのボビン装着安全装置に関す
るものである。
置、さらに詳しく言えば運転中に装着したボビンが脱落
する事故を皆無にするためのボビン装着安全装置に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】撚線機または集合機等のボビン装着機械
においては、使用するボビンはボビン支持軸の上に嵌め
られ、装着後に装着用ハンドルを当ててこれをボルトに
よって締めて固定する方法が取られている。
においては、使用するボビンはボビン支持軸の上に嵌め
られ、装着後に装着用ハンドルを当ててこれをボルトに
よって締めて固定する方法が取られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特に多数
のボビンを同時に取り付けて運転する例えばプラネタリ
ー型のボビン装着部を有する機械においては、時として
ボビンを押さえ固定する装着用ハンドルを止めるボルト
の付け忘れ等によって、その装着用ハンドルが外れてボ
ビンが脱落するという事故が起きるおそれがあった。ま
たボビンの脱落までには至らぬまでも装着用ハンドルの
緩みによって当該機械を損傷させるボルト付け忘れ事故
はかなり頻繁に起こっていた。
のボビンを同時に取り付けて運転する例えばプラネタリ
ー型のボビン装着部を有する機械においては、時として
ボビンを押さえ固定する装着用ハンドルを止めるボルト
の付け忘れ等によって、その装着用ハンドルが外れてボ
ビンが脱落するという事故が起きるおそれがあった。ま
たボビンの脱落までには至らぬまでも装着用ハンドルの
緩みによって当該機械を損傷させるボルト付け忘れ事故
はかなり頻繁に起こっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は上述の課題を
解決するためになされたものであって、請求項１の発明
によるその解決手段は、撚線機または集合機等のボビン
装着機械における単数または複数のボビンのための各装
着用ハンドルをボビンの支持軸に取付け固定する取付け
ボルトにスィッチ励起軸部を設けるとともに、前記ボビ
ン装着機械の駆動モータを回転させる駆動電気回路の中
に前記スィッチ励起軸部によって励起されるボルトスィ
ッチの全てを直列接続の状態で含ませて成るボビン装着
安全装置である。
解決するためになされたものであって、請求項１の発明
によるその解決手段は、撚線機または集合機等のボビン
装着機械における単数または複数のボビンのための各装
着用ハンドルをボビンの支持軸に取付け固定する取付け
ボルトにスィッチ励起軸部を設けるとともに、前記ボビ
ン装着機械の駆動モータを回転させる駆動電気回路の中
に前記スィッチ励起軸部によって励起されるボルトスィ
ッチの全てを直列接続の状態で含ませて成るボビン装着
安全装置である。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１ないし図３を参照してこの発
明の一実施例をプラネタリー型のボビン装着部を持つ機
械について説明する。図１において符号１はフライヤフ
レームを示しこのフレーム１に中空部２１を備えた中空
のボビン支持軸２が固定される。
明の一実施例をプラネタリー型のボビン装着部を持つ機
械について説明する。図１において符号１はフライヤフ
レームを示しこのフレーム１に中空部２１を備えた中空
のボビン支持軸２が固定される。
【０００６】ボビン支持軸２の一端側にはボビン５を支
えるボス部３１を有する駆動用プーリー３が適宜の軸受
を介して回転可能に取り付けられ、また反対側端部には
同様の回転支持用のボス部を備えたボビン押さえ４が嵌
め込まれる。しかしてこのボビン押さえ４の外側から、
これの脱出を防ぐためのボビン装着用ハンドル６のアセ
ンブリーが取り付けられる。
えるボス部３１を有する駆動用プーリー３が適宜の軸受
を介して回転可能に取り付けられ、また反対側端部には
同様の回転支持用のボス部を備えたボビン押さえ４が嵌
め込まれる。しかしてこのボビン押さえ４の外側から、
これの脱出を防ぐためのボビン装着用ハンドル６のアセ
ンブリーが取り付けられる。
【０００７】ボビン装着用ハンドル６のアセンブリーの
構造は図１に見る通りであるが、図中符号６１はキー６
２によってボビン支持軸２に相対回転なく固定される回
転止め板、同６３はこの回転止め板６１の外周部に穿設
された孔のいずれかに挿入されて回転止めの役目を果た
すロックピン、また同６４はそのロックピン６３の抜け
出しを抑える抑えばねを示す。
構造は図１に見る通りであるが、図中符号６１はキー６
２によってボビン支持軸２に相対回転なく固定される回
転止め板、同６３はこの回転止め板６１の外周部に穿設
された孔のいずれかに挿入されて回転止めの役目を果た
すロックピン、また同６４はそのロックピン６３の抜け
出しを抑える抑えばねを示す。
【０００８】しかしてこのボビン装着用ハンドル６は取
付けボルト７によってボルト支持軸２に固着され、ボル
ト５が運転中に正規の位置に安定位置する役目をするわ
けである。
付けボルト７によってボルト支持軸２に固着され、ボル
ト５が運転中に正規の位置に安定位置する役目をするわ
けである。
【０００９】この発明においてはこの取付けボルト７
に、図示の例ではその端部にスィッチ励起軸部７１を設
ける。これは後述するボルトスィッチ８を励起させるた
めの突起部である。
に、図示の例ではその端部にスィッチ励起軸部７１を設
ける。これは後述するボルトスィッチ８を励起させるた
めの突起部である。
【００１０】ボルトスィッチ８の例として図２に２つの
例を挙げる。その一例は同図（ａ）に示すように一種の
遮光型の光電スィッチ８１である。すなわち、適宜の発
光素子８１Ａと受光素子８１Ｂとを対向配置し、この両
素子間にスィッチ励起軸部７１が入り込んで両者間で受
け渡しされている光を遮ることによって該スィッチが励
起される形式のスィッチである。
例を挙げる。その一例は同図（ａ）に示すように一種の
遮光型の光電スィッチ８１である。すなわち、適宜の発
光素子８１Ａと受光素子８１Ｂとを対向配置し、この両
素子間にスィッチ励起軸部７１が入り込んで両者間で受
け渡しされている光を遮ることによって該スィッチが励
起される形式のスィッチである。
【００１１】もう一つの例は同図（ｂ）に示すように端
子板８２Ａ、８２Ｂが対向配置される普通の形式のスィ
ッチ８２であって、その一方の端子板８２Ａが回動可能
にされており、スィッチ励起軸部７１によって押されて
他方の端子板８２Ｂに接触することによって励起される
わけである。
子板８２Ａ、８２Ｂが対向配置される普通の形式のスィ
ッチ８２であって、その一方の端子板８２Ａが回動可能
にされており、スィッチ励起軸部７１によって押されて
他方の端子板８２Ｂに接触することによって励起される
わけである。
【００１２】符号８１，８２にによって例示したボルト
スィッチ８からは信号用配線９がボビン支持軸２の中空
部２１を延びている。全ての取付けボルト７についてこ
のスィッチ励起軸部７１が設けられ、そしてそれに対応
してボルトスィッチ８が備えられているわけであるが、
これらの全てのボルトスィッチ８は図３に例示する適宜
の回路として組み立てられる。
スィッチ８からは信号用配線９がボビン支持軸２の中空
部２１を延びている。全ての取付けボルト７についてこ
のスィッチ励起軸部７１が設けられ、そしてそれに対応
してボルトスィッチ８が備えられているわけであるが、
これらの全てのボルトスィッチ８は図３に例示する適宜
の回路として組み立てられる。
【００１３】図３にその一例を示すように、全てのボル
トスィッチ８を直列に接続してこれをたとえば電磁開閉
器１０のマグネットに接続する。つまり全てのボルトス
ィッチ８が励起してはじめて電磁開閉器１０が閉じ、こ
うして本機の駆動モータ１１が励起されることになる仕
組みである。もちろんこの電磁開閉器１０は作業員が自
分の意思で左右できる手動のメインスィッチとは別のも
のであって、どこか一箇所でも取付けボルト７の締め忘
れがあれば、手動のメインスィッチを入れても機械は動
かないのである。
トスィッチ８を直列に接続してこれをたとえば電磁開閉
器１０のマグネットに接続する。つまり全てのボルトス
ィッチ８が励起してはじめて電磁開閉器１０が閉じ、こ
うして本機の駆動モータ１１が励起されることになる仕
組みである。もちろんこの電磁開閉器１０は作業員が自
分の意思で左右できる手動のメインスィッチとは別のも
のであって、どこか一箇所でも取付けボルト７の締め忘
れがあれば、手動のメインスィッチを入れても機械は動
かないのである。
【００１４】
【発明の効果】この発明によれば、ボビンを押さえるた
めのボビン装着用ハンドルを固定する取付けボルトの中
に、どの一つでも締め忘れがあ場合は機械が動かない構
成になるわけであるから、運転中にボビンが脱落した
り、ボビン装着用ハンドルが緩んだりする事故を完全に
防止できる効果がある。
めのボビン装着用ハンドルを固定する取付けボルトの中
に、どの一つでも締め忘れがあ場合は機械が動かない構
成になるわけであるから、運転中にボビンが脱落した
り、ボビン装着用ハンドルが緩んだりする事故を完全に
防止できる効果がある。
【図１】この発明の一実施例装置を示す側断面図であ
る。
る。
【図２】この発明に使用するボルトスィッチの２種を示
す簡略側面図である。
す簡略側面図である。
【図３】この発明のボルトスィッチを含む制御回路の一
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
１ フライヤフレーム ２ ボビン支持軸 ２１ 中空部 ３ 駆動用プーリー ４ ボビン押さえ ５ ボビン ６ ボビン装着用ハンドル ７ 取付けボビン ７１ スィッチ励起軸部 ８ ボルトスィッチ ９ 信号用配線 １０ 電磁開閉器 １１ 駆動モータ
Claims (1)
- 【請求項１】 撚線機または集合機等のボビン装着機械
における単数または複数のボビン（５）のための各装着
用ハンドル（６）をボビンの支持軸（２）に取付け固定
する取付けボルト（７）にスィッチ励起軸部（７１）を
設けるとともに、前記ボビン装着機械の駆動モータ（１
１）を回転させる駆動電気回路の中に前記スィッチ励起
軸部（７１）によって励起されるボルトスィッチ（８）
の全てを直列接続の状態で含ませて成るボビン装着安全
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15291997A JPH10324462A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ボビン装着安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15291997A JPH10324462A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ボビン装着安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10324462A true JPH10324462A (ja) | 1998-12-08 |
Family
ID=15551025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15291997A Pending JPH10324462A (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | ボビン装着安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10324462A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104960993A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-10-07 | 安徽天正电子有限公司 | 一种电动式小型电缆线绕线装置 |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP15291997A patent/JPH10324462A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104960993A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-10-07 | 安徽天正电子有限公司 | 一种电动式小型电缆线绕线装置 |
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