JPH10324450A - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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Publication number
JPH10324450A
JPH10324450A JP15302897A JP15302897A JPH10324450A JP H10324450 A JPH10324450 A JP H10324450A JP 15302897 A JP15302897 A JP 15302897A JP 15302897 A JP15302897 A JP 15302897A JP H10324450 A JPH10324450 A JP H10324450A
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JP
Japan
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post
sheet
processing
tray
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP15302897A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Kubota
和幸 窪田
Hideki Mimura
英樹 三村
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Nisca Corp
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Publication date
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  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1種類の収納部で様々な使用環境への適用を可
能とすることができるシート後処理装置を提供する。 【解決手段】複写機から搬送されてきたシートが後処理
部としての後処理装置本体20によって後処理され、後
処理装置本体20によって後処理されたシートが移送手
段としての第1,第2握持手段によって後処理装置本体
20とは独立した収納部としての集積処理装置本体50
に集積され、各装置本体20,50は連結シャフト12
0によって着脱可能に連結されると共に、集積処理装置
本体50の動力源を後処理部とは独立させて後処理装置
本体20に対する集積処理装置本体50の連結位置を特
定することなく連繋可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成手段から搬送されたシートを後処理するシ
ート後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、画像形成手段として複写
機には、画像形成済のシートを一旦ストックして所定複
数枚毎にステップル綴じを行うものや、同じく画像形成
済みのシートを1枚毎或は上述したステップル綴じと同
様にした束毎にパンチ孔開けを行うもの等の後処理部を
設けたものが知られている。
【0003】尚、このようなステップルモード或はパン
チ孔開けモードは、パンチ孔開けモードの市場の要求性
が低いことから、別々の後処理部、即ち、独立した筺体
ユニットとして複写機に隣接設置される。
【0004】この際、ステップルモード機能を有する後
処理部と、パンチ孔開けモード機能を有する後処理部と
は、その何れか一方(基本的にはパンチ孔開けモード機
能を有する後処理部)を複写機と他方との間に介装され
る。
【0005】一方、このような後処理部には、複写機本
体のシート排出部を利用してシートを受け継いでいるた
め、しかも、後処理後のシートの排出は、ステップル綴
じかパンチ孔開けか或はその両者を併用したものである
かの後処理のモード、後処理されたシートの集積量、両
面複写か片面複写かの画像形成パターンによる反転機
能、などの条件をある程度(市場一般的な使用環境を基
準とするものが多い)満たした状態でオペレータが取り
出し可能となるように、後処理部とは別の収納部に排出
するものが多い。
【0006】従って、例えば、一般的な複写機ユニット
としては、複写機本体に対して一つの後処理部と収納部
とからなるシート後処理装置を一直線上(シートの搬送
方向を基準とする)に隣接して設けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、画像形成
手段(ユニット)としては、現在ではモード機能毎に独
立したブロック(筺体)にして組み合せ機能を複数実現
することは常識となっているものの、現実には、排出載
置の適正実態を実現するためのユニット化ではなかっ
た。
【0008】例えば、後処理部でステップル綴じを行う
場合、そのシートを所定複数枚の束とするための一次ス
トックとして傾斜した処理トレイを設け、この処理トレ
イに搬送されたシートが所定枚数集積されるとステップ
ル綴じ処理し、そのステップル綴じされたシート束の排
出を収納部の集積トレイに行う場合、その集積トレイの
集積許容量が1000枚〜2000枚程度の量であれ
ば、集積トレイを昇降可能とすることが便利である。
【0009】また、更に大量のシート枚数の処理を可能
とするならば、集積トレイの昇降のみならず水平方向へ
の移動を可能とする多段トレイやベルトコンベア等の処
理を行うことが考えられる。
【0010】このように、収納形態が切替可能であるこ
とは、利用形態が設置後変えられる可能性がある用途に
おいて大変便利である。また、後処理部と収納部とに分
離可能に構成して、且つ、受渡し部を複数方向に切替可
能に構成すれば、設置場所のレイアウト上、収納部を手
前(オペレータ側)に載置したい場合、横に載置したい
場合、或は複写機本体からの排出がオペレータの左側で
はなく右側に出すように設定された複写機本体への対応
など、柔軟なレイアウトを実現する事も可能になる。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、1種類の収納部で様々な使用環境への適用を可
能とすることができるシート後処理装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、画像形成手段から搬送さ
れてきたシートを後処理する後処理部と、該後処理部に
よって後処理されたシートを収納する収納部と、後処理
されたシートを前記後処理部から前記収納部へと移送す
る移送手段とを備えたシート後処理装置において、前記
後処理部と前記収納部とは各々独立した筺体から構成さ
れ、該各筺体は連結部材によって着脱可能に連結される
と共に、前記後処理部に対する前記収納部の連結位置を
特定することなく連繋可能となるように前記収納部の駆
動源を前記後処理部とは独立させたことを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係わるシート後処
理装置の実施の形態を、画像形成手段としての複写機、
及びシート後処理装置としてのステープラ装置に適用
し、図面に基づいて説明する。
【0014】図1乃至図4において、シート後処理装置
1は、各々が独立した筐体からなる後処理装置本体20
及び集積処理装置本体50とを備えている。
【0015】後処理装置本体20は、複写機2から順次
排出された画像形成済みのシートSを、後処理無しの場
合には第1集積トレイ3に、後処理有りの場合には処理
トレイ4とに振り分け可能に搬送する前段搬送手段5
と、処理トレイ4上に受容した複数枚のシートSを整列
させる整列手段6と、整列されたシート束S´を把持し
て搬送する第1把持手段7と、第1把持手段7に保持さ
れたシート束S´をステープル綴じするステープラ8
と、処理トレイ4の上方で且つ前段搬送手段5の下方位
置する補助トレイ13とを備えている。
【0016】また、後処理装置本体20は、処理トレイ
4に対するシートSの収納基準面となる縦壁20aと、
シートSが排出される開口20bと、後述する整列部材
30及び保持部材34の移動を許容するレール溝20
c,20dと、第1把持手段7の移動を許容するレール
溝20eと、第1把持手段7によって把持してのステッ
プル綴じ後のシート束S´の処理トレー4から第2集積
トレイ9への連携移動を許容する開口20fとが形成さ
れている。
【0017】尚、開口20fは、図3に示すように、処
理トレイ4と平行であり且つ第2集積トレイ9とも平行
となっている。従って、シート束S´は処理トレイ4か
ら第2集積トレイ9へと平行移動することとなり、これ
によって第2集積トレイ9へと集積されるシート束S´
の整列性が良好に維持される。
【0018】集積処理装置本体50は、ステープラ8に
よって綴じられた後のシート束S´を集積する昇降可能
な第2集積トレイ9と、第1把持手段7で把持された状
態で第2集積トレイ9に向かって搬送されたシート束S
´を受け継いで把持すると共に第2集積トレイ9上の所
定位置まで搬送する第2把持手段10と、第2集積トレ
イ9上に集積されたシート束S´高さを検出するシート
高さ検出手段11と、第2集積トレイ9を昇降作動させ
るする昇降手段12と、第2集積トレイ9の昇降に連動
するシャッター15とを備えている。
【0019】また、集積処理装置本体50には、第2集
積トレイ9へと搬送されたシート束S´の一辺が当接す
る位置決め整列用の縦壁50aと、第2把持手段10の
水平方向の移動を許容する水平開口50bと、この水平
開口50bに連通して第2把持手段10の垂直方向の回
動を許容する垂直凹部50cと、第2集積トレイ9の昇
降を許容するよう垂直方向に延在された一対の案内溝5
0dとが形成されている。
【0020】第1集積トレイ3は、後処理装置本体20
の外枠上部を傾斜させたもので、その上流側が下方に且
つその下流側が上方に位置している。また、第1集積ト
レイ3の上流側端部からは縦壁3aが形成されており、
この縦壁3aの上部に放出用の開口3bが設けられてい
る。
【0021】前段搬送手段5は、図2に示すように、後
部側の後処理装置本体20の一側面には搬送口21が開
口し、この搬送口21は複写機2の排出口(図示せず)
に合致されている。搬送口21の下流側には搬送ローラ
対22に続いてシートSの搬送経路を上方の第1集積ト
レイ3側と下方の処理トレイ4側とに切り換えるフラッ
パ23が配設されている。それぞれの搬送経路はガイド
板24と搬送ローラ対25で形成される。
【0022】処理トレイ4は、第1集積トレイ3の下方
に位置しこの第1集積トレイ3と平行に傾斜している。
処理トレイ4にはステープラ8で綴じるために一連のシ
ートSが搬送ローラ対22から略直線状の経路の終端の
排出ローラ対26によって排出方向Aに順次搬送され
る。この処理トレイ4は、傾斜した下端部がトレイ面と
直交する方向に立ち上がって形成され、その内面が排出
方向Aと直交する前後方向に延びるシートSの一辺が当
接する縦壁20aとなる。
【0023】整列手段6は、処理トレイ4上に収納した
複数枚のシート束S´を揃えるについて、その排出方向
前後は処理トレイ4の基準面4aに当接することで整列
が行われ、その排出方向左右は処理トレイ4の両幅位置
する整列部材30並びに昇降移動可能なシャッター式の
基準板31によって整列される。
【0024】整列部材30の移動機構は、処理トレイ4
の下部に幅方向に延びるレール32が設けられ、このレ
ール32の内側に円錐ローラ33によって走行可能に整
列部材30を支持する保持部材34が配置され、さら
に、プーリ35間にベルト36が掛けられ、このベルト
36の途中に保持部材34の一部が固着されている。そ
して、一方のプーリ35が整合モータ37(図15参
照)によって駆動されて整列部材30が移動する。
【0025】これにより、シートSが順次排出方向Aに
搬送されている間は、整列部材30は後退した開いた位
置にあり、所定枚数のシートSを受容した後に前進して
基準板31に押し付けて整列を行う。
【0026】基準板31は、図12に示すように、後処
理装置本体20の内壁に固定される固定プレート311
と、固定プレート311に保持されたシャッタソレノイ
ド312と、シャッタソレノイド312の先端に設けら
れた連結プレート313と、連結プレート313に一端
が連結された一対のアーム314と、固定プレート31
1に形成された案内溝315によってアーム314の回
動運動を直線運動に変換する連結ピン316,317を
介してアーム314の他端に連結されたシャッタプレー
ト318とを備えている。尚、シャッタソレノイド31
2は、一つのシート束S´が処理トレイ4から第2集積
トレイ9へと搬送される過程において次のシート束S´
の基となるシートSが処理トレイ4上に排紙されてきた
際には、その基となるシートSの整合を可能とするため
にシャッタプレート318が搬送過程にあるシート束S
´の上面に当接するようにアーム314を回動させる。
【0027】第1把持手段7は、処理トレイ4上に整列
されたシート束S´の後端部を上下方向から挟持して排
出方向Aと直交する搬送方向Bに搬送する。また、第1
把持手段7には、図6に示すように、移動枠40に開閉
作動する上下の挟持レバー41が設けられ、詳細機構は
示していないが、束押さえソレノイド43の作動に伴っ
てシート束S´の一辺を把持する。尚、挟持レバー41
の進退動は挟持レバーモータ42の駆動によって行われ
る。
【0028】処理トレイ4の上方には搬送モータ19の
駆動によって回転する排出ローラ対26との間に、図
2、図9に示すような平板状の補助トレイ13が配置さ
れている。この補助トレイ13は、処理トレイ4より長
さが短く、幅も狭く、処理トレイ4の基準位置側に進退
動可能に設けられている。即ち、補助トレイ13の両端
部が上下のガイドローラ45によってスライド可能に支
持され、中央部のラック46にピニオンギヤ47が噛合
され、補助トレイモータ48の駆動に連動するピニオン
ギヤ47の駆動によりスライド駆動される。尚、図示の
状態は補助トレイ13が進出移動している状態である。
【0029】補助トレイ13は、一連のシート束S´が
処理トレイ4上に排出されている状態でシート束S´の
整列が行われている間に、次の一連のシートSが搬送さ
れる以前に進出作動して、この次のシートSを受け取る
ことで搬送中(ステップル綴じ中)のシート束S´とを
分離する。
【0030】また、補助トレイ13には、図10に示す
ように、この補助トレイ13上にシートSが載置された
とき、シートSを排出方向Aと逆の戻し方向Cに搬送す
る戻し機能を有する。この戻し機能は、排出ローラ対2
6と、排出ローラ対26に弾接する下ローラ26aとを
有する。尚、下ローラ26aの径は、排出ローラ対26
よりも大きく且つ軟質材料で形成され、その外周面が補
助トレイ13上のシートSに軽く接触することでシート
Sの先端が当て板20aに当接する戻し方向Cに送り出
ようになっている。
【0031】尚、補助トレイ13上には、1〜2枚程度
のシートSが載置されるだけであるからシートSの厚さ
変化に対応する機構は不要である。また、補助トレイ1
3の進退動のタイミングは、排出手段としての排出ロー
ラ対26によるシートSの排出方向上流側に配置され且
つ排出ローラ対26によって排出されるシートの先端が
処理トレイ13上若しくは処理トレイ13上に集積され
た先のシートS上に到達することを検知する検知センサ
17の検知結果に基づいて行われる。
【0032】即ち、処理トレイ4には、複数のレール溝
20c,20d,20eがシートSの搬送方向と直行す
る方向に延在されている。従って、処理トレイ4上にシ
ートSが集積されていない場合には、その最初のシート
Sが処理トレイ4に直接排出されると、処理トレイ4の
高さに伴うシートSの先端の座屈、或いは、上述したレ
ール溝20c,20d,20eへの引っ掛かり等が発生
する虞がある。また、処理トレイ4上にシートSが集積
されている状態であっても次のシートSの先端が先のシ
ートSに当接して座屈する虞がある。さらに、上述した
シート束S´と次のシートSとを分離しなければならな
い。
【0033】そこで、検知センサ17によってシートS
の先端を検出することで補助トレイ13を進出させ、検
知センサ17によってシートSの後端を検出することで
補助トレイ13を退避させることで上述した問題が解決
される。
【0034】この際、シートSは、一組のシート束S´
に複数のシートサイズが混在することが考えられる。こ
のため、複写機2から出力されたシートサイズ情報及び
検知センサ17によるシート検知結果に基づいて補助ト
レイモータ48による補助トレイ13の退避タイミング
を、複写機2から出力されたシートサイズ情報が大きい
シートサイズである程、早くすることでシートサイズに
応じた座屈防止とすることができる。尚、シートサイズ
が混在していない場合でも、任意のシートサイズ(例え
ば、A4横長)を基準としてそれよりも大きいサイズと
なる程退避タイミングを早くしてもよい。
【0035】そして、下側の処理トレイ4上のシート束
S´が第2集積トレイ9側に搬送されている場合には、
その第2集積トレイ9への搬送完了と略同時期に補助ト
レイ13は没入作動されて、補助トレイ13上のシート
Sが処理トレイ4上へと落とし込まれる。
【0036】図9においては、比較的サイズの大きいシ
ートSが処理トレイ4に搬送されている状態を示し、こ
の場合の補助トレイ13上のシートSは、補助トレイ1
3から処理トレイ4上に垂れるように支持されている。
また、小さいサイズのシートSが搬送された場合には、
補助トレイ13のみによって載置可能である。
【0037】図11は戻し機能の他の実施の形態を示
し、この例では排出ローラ対26の斜め下方に延長した
部分に戻しローラ27が設置されている。この戻しロー
ラ27は軟質材料で形成され、その外周部が補助トレイ
13上のシートSに軽く接触して、図10の場合と同様
に、このシートSを先端の当て板20aに当接する戻し
方向Cに送るように設けられている。
【0038】ステープラ8は、シート束S´の端辺近傍
をステープル(綴じ針)によって綴じるものであり、処
理トレイ4の縦壁20aの第2集積トレイ9側の前端部
近傍に配設されている。
【0039】ステープラ8によって綴じるシート束S´
の綴じ位置及び綴じ数は、第1把持手段7及び第2把持
手段10の搬送に伴って行う。すなわち、1カ所で綴じ
る場合には、第1把持手段7で把持し、所定位置をステ
ープラ8に合せて搬送した状態で停止して綴じる。2箇
所綴じる場合には、第1把持手段7によって把持し搬送
し、第1の位置をステープラ8に合せて綴じた後には、
第2把持手段10に持ち替えた後に、第2の位置をステ
ープラ8に合せて綴じるものである。なお、このステー
プラ8は排出方向Aに沿って移動可能に設けて、ステー
プルによって綴じる位置が可変となるようにしてもよ
い。
【0040】第2集積トレイ9は、処理トレイ4の前方
すなわち排出方向Aと直交する方向にずれて平行に配置
され、上面の測縁部には取り出し用の凹部9aが形成さ
れている。
【0041】この第2集積トレイ9は、図5及び図6に
示すように、集積処理装置本体50に昇降作動するよう
に設けられ、この集積処理装置本体50の縦壁50aが
集積基準面となっている。この集積基準面の位置は、処
理トレイ4における縦壁4aの位置よりも排出方向Aに
距離d(図5参照)ずれて設定されている。
【0042】第2集積トレイ9の集積処理装置本体50
側の前後両端部が、集積処理装置本体50のカバーから
突出した昇降枠52に固着支持され、この昇降枠52は
両側のローラ53が内枠の縦溝54に沿って上下動可能
に案内されている。
【0043】また、前後方向に延びる上下の軸55にそ
れぞれプーリ56が固着され、上下のプーリ56間には
ベルト57が掛けられ、上軸55の端部に固着された従
動ギヤ58が集積トレイモータ60の駆動ギヤ59と噛
合して上プーリ56が回転駆動される。ベルト57の途
中に昇降枠52が固定具52aによって固着され、ベル
ト57の走行に伴って上下動するようになっている。
【0044】また、縦溝54には昇降枠52より下方に
補助昇降枠62のローラ63が係合されて昇降移動可能
に案内され、この補助昇降枠62の上部のピン64との
間にスプリング65が取り付けられている。この補助昇
降枠62は、第2集積トレイ9上にシート束S´が順次
積み重ねられて、この処理トレイ4が下降作動された際
に、昇降枠52の下端が補助昇降枠62上に当接して共
に下降作動するようになり、スプリング65の付勢力に
よって上方への担持力を得て、処理トレイ4上のシート
束S´の重量が集積トレイモータ60に過大に作用しな
いような軽減機構となっている。
【0045】第2把持手段10は、図7及び図8に示す
ように、第1把持手段7で保持され処理トレイ4から第
2集積トレイ9上に押し出されるように搬送される。ま
た、第2把持手段10は、シート束S´の上面と下面と
を平面的に押圧して挟持する上下挟持レバー71,72
を有し、開閉機構によってシート束S´の把持・解放を
行うと共に、保持したシート束S´を搬送機構によって
排出方向Aと直交する搬送方向Bに搬送する。さらに傾
斜状態で把持したシート束S´の把持部分を揺動機構に
よって水平状態に揺動すると同時に、第2集積トレイ9
側に若干移動するように構成されている。
【0046】まず、上挟持レバー71は、揺動フレーム
73に対して基端部が第1軸74によって回動自在に枢
支され、下挟持レバー72は第2軸75によって揺動フ
レーム73に回動自在に枢支されている。第1軸74に
は第1アーム76が部分ギヤ77と一体に回動するよう
に枢支され、第1アーム76の先端ピン76aが上挟持
レバー71の溝71aに係合して開閉作動する。同様に
第2軸75には第2アーム78が枢支され、その先端ピ
ン78aが下挟持レバー72の溝72aに係合して開閉
作動すると共に、第2アーム78の枢支部にはギヤ部7
9が設けられ、このギヤ部79が第1アーム76の部分
ギヤ77に噛合し、両アーム76、78が連係して回動
するのに伴って、上挟持レバー71と下挟持レバー72
を回動するように設けられている。
【0047】部分ギヤ77の他部には、揺動フレーム7
3に支持されたピニオンギヤ80が噛合し、このピニオ
ンギヤ80と一体に回転する中間ギヤ81に、揺動フレ
ーム73が取り付けられた開閉モータ83の駆動ギヤ8
2が噛合して、開閉駆動機構が構成されている。なお、
上下挟持レバー71、72の開閉状態は、上挟持レバー
71と一体に回動する作動片84が図示しないセンサに
よって検出される。
【0048】第2把持手段10の開閉作動時には、上挟
持レバー71の部分ギヤ77の径が大きく、下挟持レバ
ー72のギヤ部79の径が小さいことで両者の開角度が
異なり、上挟持レバー71は30°程度開くのに対し
て、下挟持レバー72は90°程度下方に開くようにな
る(図8参照)。
【0049】揺動フレーム73は、下端部が揺動軸85
によって移動フレーム87に揺動自在に枢支されてい
る。移動フレーム87には揺動軸85と平行な軸88に
回転ギヤ89が支持され、回転ギヤ89の偏心位置と揺
動フレーム73の揺動軸85より上方の後部とがリンク
90によって連結され、回転ギヤ89の回転に伴いリン
ク90を介して揺動フレーム73が図7の後退位置と、
図8の突出位置とに揺動される。
【0050】回転ギヤ89の外周ギヤ部には、移動フレ
ーム87に揺動軸85とは直交する方向に枢支されたピ
ニオンギヤ91が噛合し、このピニオンギヤ91と一体
の中間ギヤ92に移動フレーム87に取り付けられた揺
動モータ94の駆動ギヤ93が噛合して揺動機構が構成
されている。
【0051】移動フレーム87の搬送機構は、移動フレ
ーム87の前後に左右に突出する走行部材95が、本体
側に固着されたガイドフレーム100に形成された前後
方向に延びるガイド溝(図示省略)に係合され、移動フ
レーム87が前後方向(搬送方向B)に移動可能に支持
されている。
【0052】ガイドフレーム100の内部には前後にプ
ーリ102がプーリ軸101(一方は図示していない)
によって枢支され、ベルト103が掛けられている。ベ
ルト103の一部にクランプ部材104によって移動フ
レーム87が固着され、一方のプーリ軸101の端部に
従動プーリ105が固着され、ガイドフレーム100の
下部に取り付けられた搬送モータ108の駆動軸の駆動
プーリ107との間に駆動ベルト106が掛けられてい
る。
【0053】そして、搬送モータ108の正転または逆
転駆動により、移動フレーム87は第2把持手段10と
共に搬送方向Bに前進または後退移動する。第2把持手
段10の初期位置(ホームポジション)は、処理トレイ
4側に寄った受取位置で、この受取位置とステープラ8
で綴じる中間停止位置と、最前進した放出位置とに移動
される。初期位置及び放出位置で第2把持手段10の開
閉作動が行われ、放出位置で揺動が行われる。
【0054】また、このような搬送機構及び第2把持手
段10の開閉機構、揺動機構が集積処理装置本体50の
カバー内に配置され、移動範囲が覆われ、カバーの上部
にスリット状の水平開口50bが開口され、この水平開
口50bに沿って第2把持手段10がシート束S´を保
持したまま移動すると共に、放出端部において揺動した
上下挟持レバー71、72が突出するものである。
【0055】シート高さ検出手段11は、図3,図4に
示すように、固定部分のフレームには、円弧状の先端部
を有する回動検出体110が枢支され、この回動検出体
110がアクチュエータ112の作動に伴ってスプリン
グ111を介して出没回動可能に設けられている。この
回動検出体110の先端部は第2集積トレイ9上のシー
ト束S´上面に接触可能であり、その回動量で処理トレ
イ4上のシート束S´上面位置を検出し、処理トレイ4
の昇降移動を制御する。
【0056】各機構の作動は、コントロールユニットで
連係制御され、その制御パネルにおいてシート数、セッ
ト数、ステープルの有無、ステープル位置等がオペレー
タによって設定され、この設定に基づいて各部の駆動が
制御される。
【0057】シャッター15は、第2集積トレイ9が上
昇している際、第2集積トレイ9の傾斜に伴って第2集
積トレイ9上のシート束S´が水平開口50bに引っ掛
かることを防止するもので、水平開口50bを閉成する
シャッタプレート15aと、このシャッタプレート15
aを昇降させる駆動部15bとを備えている。
【0058】ところで、後処理装置本体50と集積処理
装置本体50とは、図13,図14に示すように、その
配置関係を逆にすることができる。即ち、後処理装置本
体20は共通でよいが集積処理装置本体50の集積の形
態や更なる後処理(例えば、パンチ穴開け)を後続する
場合や、本実施の形態のように処理トレイ4に搬送した
シートSを集積してステップル処理し、シート束S´の
排出を第2集積トレイ9に行うのとは異なり(第2集積
トレイ9の集積量が1000から2000枚程度の量で
あれば上述した昇降式の第2集積トレイ9の形態が便
利)、更に大量の処理を可能にするために昇降のみなら
ず水平にも移動可能な多段のトレイによって(或いはベ
ルトコンベアのように)処理する場合など、各種の用途
を考慮すると、収納形態が切替可能であることは、利用
形態が設置後変えられる可能性がある用途において大変
便利である。
【0059】そこで、後処理装置本体20と集積処理装
置本体50とを分離可能で対象駆動可能に構成し、且つ
これら両者の受渡し部を複数方向に切替可能に構成すれ
ば、設置場所のレイアウト上、後処理装置本体20を手
前(複写機2の操作部側)に載置したい場合や横に載置
したい場合、あるいは後処理装置本体20からのシート
束S´の排出を逆に排出する機種への対応など、柔軟な
レイアウトを実現する事も可能になる。
【0060】尚、図14において、120は後処理装置
本体20と集積処理装置本体50とを連結する連結シャ
フト、121は後処理装置本体20と集積処理装置本体
50との電気的接続をするケーブル、122,123は
そのケーブル121を接続するためのコネクタである。
【0061】ところで、上述した各種駆動系は、図15
に示すように、CPU150、ROMやRAM等の記憶
手段151からの入出力信号によってパラレルI/O1
52が駆動制御する。
【0062】次に、シートSの後処理工程を図16乃至
図19を参照しつつ説明する。尚、一連の後処理工程を
示す図16及び図17のフローチャート及び、図18の
タイミングチャートでは、シートSを2枚(同一サイ
ズ)でシート束S´としてステープル綴じした後に集積
するものとしている。また、図中の符号Mに添えた数字
は各部の動作区分又はその動作時間を示している。
【0063】フローチャートにおいて、初期設定とし
て、画像形成装置2から排出されたシートの搬送枚数N
=0とし、そしてここで先に搬送されたシートが整合完
了しているものとしてシート整合フラグを、F0=0
(整合完了)とする(S1、S2)。シートSは、画像
形成装置2から順次排出され(S3)、このとき補助ト
レイ13が突出されてここに搬送されてNが増進され、
一連の複数枚(2枚)のシートSが重ねられ(S4、S
5、S6)、次の搬送のためN=0とおく(S7)。シ
ートが整合完了しているものとすると(S8)、補助ト
レイ13が没入してシート束S´が処理トレイ4上に落
下して収容され(S9、S10)、その傾斜下方の一辺
が収納端面の基準面4aに当接して左右方向が揃えられ
る(M1:図示しない排紙センサーと搬送モータの動
作)。続いて整列部材30が移動して、シートS後辺を
押して前辺を基準板31に押しつけてシートSの前後方
向を整列(整合)させる(S11、M2:整合)。補助
トレイ13は、当該シートSの整合中(F0=1)の、
次の一連のシートSが搬入される際に突出作動して(M
3)、このシートSを、下方において整列・搬送中のシ
ートSと分離するために保持する(S11〜S14)。
なお、タイミングチャートの中のバドルの説明は省略す
る。
【0064】図19はシート束S´が処理トレイ4上か
ら集積トレイ9(同図の左方向)に向けて移送される際
のシート束S´が第1把持手段7から第2把持手段10
に受け継がれるまでの行程を示している。同図の
(a)、(b)、(c)にはシート束S´の搬送が順次
進行していく状態をそれぞれ示し、第2把持手段10と
ステープラ8は、当該移動行程中に亘って固定位置にあ
る。
【0065】整合が行われると、第1把持手段7は初期
位置(図5の実線で示す)へ移動する(S15、M
4)。また、この時点で第2把持手段10は初期位置
(図5の実線で示す)にある(S16)。ここでシート
束S´が移送中か否かを示すフラグを、F1=0(非移
送中)とおく(S17)。上記整列状態でシート束S´
の後辺を第1把持手段7によって把持(ニップ)し(S
18、S19、M5、図14の(a)に鎖線で示す)。
【0066】基準板31(シャッター)を上昇させて
(S20、M6)、シート束S´の新たな移送を待ちに
して(F1=1、S21)、シート束S´を搬送方向B
に移動可能にした後、第1把持手段7を前進駆動させて
所定量だけ前方に移動させ、シート束S´を排出方向A
と交差する集積トレイ9の方向に1カ所目のステープル
位置まで移動させて(S22、M7、図19の(a)に
実線で示す)、ステープラ8によって1カ所目を綴じる
(S23、M8)。なお、基準板31は上昇するとシー
ト束S´が入り込むのを待って直に下降するが、この下
降状態で当該シート束S´を軽く押さえるようにしてい
て、その通過を可能にしている。
【0067】続いて、第1把持手段7がさらに前方に移
動して2カ所目のステープル位置で停止する(S24、
M9、図19の(b)、図1の実線の状態)。このとき
第2把持手段10は処理トレイ4側の初期位置(図5、
図6の実線位置)に停止して、図7の後退位置に揺動し
ていて、第1把持手段7の停止を待って、当該第2把持
手段10が傾斜状態のシート束S´の基準位置側の一辺
を、その停止した状態の姿勢のまま受け継いで把持する
(S25、M10)。
【0068】第2把持手段10による上記の把持を行っ
た後に、第1把持手段7の把持が開放されて(S26、
M11、図19の(c))、第1把持手段7は次のシート
束S´を挟持するために、挟持位置(図2の実線で示
す)へ移動し(S27)、次のシート束S´の移送を可
能にする(S28)。そしてステープラ8によって2カ
所目を綴じる(S29、M12)。上記の各ステープル位
置は、オペレータの指示に基づいて、第1把持手段7に
対してその移送量が設定される。
【0069】続いて第2把持手段10が前方の放出位置
(図5、図6の鎖線位置)にまで移動し、搬送Bへの搬
送を終了して停止する(S30、M13)。この放出位置
で第2把持手段10は、図7に示す後退揺動位置から図
8に示す突出位置に揺動されて、第2把持手段10によ
る把持状態は、水平状態となると共に、搬送方向Bと直
交方向に移動される(S31、M14)。
【0070】すなわち処理トレイ4上の基準位置と合致
する端部位置を第2把持手段10によって図7のように
把持して搬送し、図8に示す状態に揺動すると把持した
シート束S´の端部は集積トレイ9側に移動される。こ
の移動された位置は集積トレイ9における基準面50a
に略一致させている。この移動と共に把持されているシ
ート端部は水平となり(M14)、上下挟持レバー71、
72が鎖線で示すように開放作動されて(S32、M1
5)、把持されていたシート束S´はそのまま下方に落
下放出され、集積トレイ9上に既に集積されたシート束
S´上に積み重なる。
【0071】その際、シート束S´の端部は下方に集積
されているシート束S´の端部から大きくずれることな
く、落下するシート束S´の端部が下方のシート束S´
のステープル位置に係止することもなく積み重なる。
【0072】第2把持手段10が開放作動した状態で揺
動フレーム73が後退作動し(S33、M16)、続いて
第2把持手段10が初期状態に戻るように、搬送方向B
に沿って後方に向かって移動される(S34、M17)。
その際、次のシート束S´が送り出されていても、上挟
持レバー71、72が十分に開いているので、シート束
S´は上挟持レバー71、72に干渉することはなく、
引き続き初期位置において、閉作動して次のシート束S
´を把持することが可能になる。
【0073】上記のように第2把持手段10が水平状態
に揺動されると(M14)、アクチュエータ(束押さえソ
レノイド)112が作動して、回転検出体110がシー
ト束押さえ状態となって(S35)シート高さが検出さ
れ(S36)、引き続きアクチュエータ112の作動が
解除されて、該押さえ状態が開放される(S37、M1
8)。所定位置より高い場合には、集積トレイ9は、昇
降手段12の作動で所定レベルまで下降作動する(S3
8、M19)。また、途中で集積したシート束S´がオペ
レータにより取り出されたときには、その検出に伴い上
昇作動される。
【0074】第2把持手段10は、前後方向への搬送時
にはカバー内で移動動作されるので、第2把持手段10
及びその搬送機構が、集積トレイ9上のシート束S´を
取り出そうとするオペレータと干渉することはない。ま
た、シート束S´は把持した状態で搬送されるので、搬
送中にシート束S´の整列状態が乱れることもない。
【0075】なお、上記実施の形態では、第1把持手段
7及び第2把持手段10は、平面状に押圧保持する挟持
レバーで構成しているが、ローラ状その他のもので上下
から押圧して保持するようにしてもよい。各部の搬送機
構は可変可能であり、アクチュエータも公知の機構に変
更可能である。
【0076】シート束S´を移動させる場合には、集積
トレイ9の端部はこの実施の形態のように左側にずらせ
て、第2把持手段10及び搬送機構を集積トレイ9の外
側に配置することができ、よって搬送機構をカバーで覆
う構造に成し得て安全性が確保される。
【0077】尚、上記実施の形態では、画像形成手段と
して複写機2に適用した例を示したが、この複写機2に
はデジタル方式及びアナログ方式の両方式に適用される
他、印刷機(レーザープリンタを含む)やファクシミリ
等の各種画像形成手段(画像記録装置)に適用すること
ができることは勿論である。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート後
処理装置にあっては、後処理部と収納部とは各々独立し
た筺体から構成され、各筺体は連結部材によって着脱可
能に連結されると共に、後処理部に対する収納部の連結
位置を特定することなく連繋可能となるように収納部の
動力源を後処理部とは独立させたことにより、1種類の
収納部で様々な使用環境への適用を可能とすることがで
きる。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるシート後処理装置を示し、シー
ト後処理装置の一部を破断した外観斜視図である。
【図2】同じく、後処理装置本体の一部を破断した側面
図である。
【図3】同じく、集積処理装置本体の縦断面図である。
【図4】同じく、集積処理装置本体の内部構造を示す斜
視図である。
【図5】同じく、シート後処理装置の平面方向から見た
断面図である。
【図6】同じく、シート後処理装置の概略正面図であ
る。
【図7】同じく、第2把持手段の初期状態の要部拡大断
面図である。
【図8】同じく、第2把持手段のシート束落とし込み状
態の要部拡大断面図である。
【図9】同じく、補助トレイの斜視図である。
【図10】同じく、補助トレイの作用を示す説明図であ
る。
【図11】同じく、補助トレイの他の作用を示す説明図
である。
【図12】同じく、基準板の拡大正面図である。
【図13】同じく、(A)は後処理装置本体と集積処理
装置本体とを分離した状態の斜視図、(B)は図1で示
した状態と異なった組み合わせのシート後処理装置の斜
視図である。
【図14】同じく、シート後処理装置の分解斜視図であ
る。
【図15】同じく、シート後処理装置の制御系のブロッ
ク図である。
【図16】同じく、シート処理装置の後処理工程を示す
前半のフローチャートである。
【図17】同じく、シート処理装置の後処理工程を示す
後半のフローチャートである。
【図18】同じく、シート処理装置の後処理工程を示す
タイミングチャートである。
【図19】同じく、(a)〜(c)はシート処理装置の
後処理工程におけるシート束の処理トレイから集積トレ
イに移送される工程を時系列で示した説明図である。
【符号の説明】
S…シート 1…シート後処理装置 2…複写機(画像形成手段) 7…第1把持手段(移送手段) 10…第2把持手段(移送手段) 20…後処理装置本体(後処理部) 50…集積処理装置本体(収納部) 120…連結シャフト(連結手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成手段から搬送されてきたシート
    を後処理する後処理部と、該後処理部によって後処理さ
    れたシートを収納する収納部と、後処理されたシートを
    前記後処理部から前記収納部へと移送する移送手段とを
    備えたシート後処理装置において、 前記後処理部と前記収納部とは各々独立した筺体から構
    成され、該各筺体は連結部材によって着脱可能に連結さ
    れると共に、前記後処理部に対する前記収納部の連結位
    置を特定することなく連繋可能となるように前記収納部
    の動力源を前記後処理部とは独立させたことを特徴とす
    るシート後処理装置。
  2. 【請求項2】 前記移送手段は着脱可能とされると共
    に、前記後処理部に複数の着脱箇所を設けて共通の移送
    手段を設置可能としたことを特徴とする請求項1に記載
    のシート後処理装置。
  3. 【請求項3】 前記後処理部と前記収納部とは別の後処
    理部が連結可能であると共に、それぞれの連結パターン
    を特定することなく連経可能となるように前記後処理部
    と前記収納部と前記別の後処理部とは各々独立した動力
    源を有することを特徴とする請求項1に記載のシート後
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記移送手段による後処理されたシート
    の移送方向が前記画像形成手段から搬送されるシートの
    搬送方向と平面方向で交差していることを特徴とする請
    求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のシート後処理
    装置。
  5. 【請求項5】 前記収納部は、後処理のモード、後処理
    されたシートの集積量、画像形成パターン、などの条件
    に応じて収納形態を切替可能としたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のシート後処理
    装置。
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