JPH10324392A

JPH10324392A - サイロ

Info

Publication number: JPH10324392A
Application number: JP10140574A
Authority: JP
Inventors: Willi Kuenzel; ウィリークエンゼル，; Klaus Scholz; クラウスショルツ，
Original assignee: Pka Umwelttech & Co KG GmbH; Pka Umwelttechnik & Co KG GmbH
Current assignee: Pka Umwelttech & Co KG GmbH; Pka Umwelttechnik & Co KG GmbH
Priority date: 1997-05-14
Filing date: 1998-05-07
Publication date: 1998-12-08
Also published as: DE19720143A1; EP0878414A1; DE19720143C2

Abstract

(57)【要約】【課題】すべての最適な寸法を備えたサイロ形状での
摩耗のない、間欠的または連続的排出を行うことのでき
るサイロを提供する。【解決手段】不均一な原料寸法を持ち、難流動性で架
橋形成するばら物、特に、ごみ用のサイロ、特に、高度
サイロであり、サイロケースと、サイロの下領域にある
排出装置とを備える。排出装置は少なくとも２つの中央
に下方へ向けて傾斜する振動床を備え、振動床はばね装
置で支持される。少なくとも２つの振動床は、振動床に
装着される１以上の振動装置により振動中に変位され
る。少なくとも２つの振動床は対向する傾斜を有する。
少なくとも２つの振動床は、その内縁が相互に垂直方向
で高さがずれるように配置される。少なくとも２つの振
動床は、その内縁が少なくとも部分的に重なり、また
は、内縁は水平方向で相互に所定の間隔を有する。少な
くとも２つの振動床の下には、原料排出シャフトが装着
され、原料排出シャフト内には排出部材が配置され、排
出部材により分配された原料排出は連続的または間欠的
に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、サイロケース
と、サイロの下領域にある排出装置とを備え、不均一な
原料寸法を持ち、難流動性で架橋形成するばら物、特
に、ごみ用のサイロ、特に、高度サイロに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】一般に、難流動性で架橋形成する原料の
ための従来周知なサイロは、排出装置はスクリューコン
ベアと、回転アームと、サイロ底の上に支持される原料
を動かす駆動体等とから構成される。ここで、原料はサ
イロ底の下にある搬出装置または分配装置内に取り入れ
られる。

【０００３】排出装置の除去具は支持される原料内にあ
るので、作動するためには、サイロ内で支持される原料
全体の圧力や体積を克服しなければならない。これは、
排出装置が対応して大きく、抵抗力のある寸法でなけれ
ばならないことになる。サイロ排出装置のため設けた駆
動装置は、極端に能力のあるものでなければならず、そ
れにより、除去具は、サイロが一杯で、それから生じる
ものすごい圧力の場合も排出できる。

【０００４】サイロ寸法が増加する場合、除去具およ
び、そのために必要な駆動装置は、常により大きい寸法
のものでなければならないので、限定されたサイロ寸法
だけが使用できる。また、サイロ形状は原料内で運動す
る部材により、その形状および大きさに限定される。

【０００５】除去具が原料内にあるので、除去具は非常
に高い摩耗を受ける。このことは、高い維持費、修理費
および消耗費に至る。サイロ、特に、難流動性で架橋形
成するばら物用の高度サイロ内の排出装置は、それ故、
過度に度々故障し、また、非常に度々定期的に手入れを
して検査をしなければならない。

【０００６】除去具の破損の場合には、サイロ内の原料
を、ごみグリッパーを備えたパワーショベルにより時間
をかけてサイロから除去しなければならず、これによっ
て始めて欠陥部分の交換を行うことができる。しかしこ
のような原料内の機械部品の修理のための長い停止期間
およびサイロからの原料の面倒で時間のかかる除去によ
り、設備の生産性は著しく妨げられる。サイロからの原
料の一定の妨げのない排出は、通常運転では不可能であ
る。というのは、排出装置を度々検査しなければなら
ず、それにより通常の運転排出が妨げられるからであ
る。

【０００７】振動床を備えた従来周知なサイロは、小さ
い原料寸法で、架橋形成の傾向がない乾燥した流動性の
あるばら物の排出だけに適する。振動床を備えたこの排
出装置は、それ故、最小のサイロ内にだけ組み込むこと
ができる。振動床を備えた排出装置に使用できる可能な
サイロ形状は、それ故、著しく限定される。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】それ故、この発明は、
不均一な原料寸法を持つ難流動性で架橋形成するばら物
のためのサイロ、特に、高度サイロの排出装置を提供す
ることを課題としており、排出装置は、すべての最適な
寸法を備えたサイロ形状での摩耗のない、間欠的または
連続的排出を保証し、排出装置は不必要に大きい寸法に
しなくてよい。

【０００９】

【課題を解決するための手段】この課題は、この発明に
よると、特定請求項の特徴付けられる特徴部分により解
決される。

【００１０】１以上の振動装置により振動に変換される
少なくとも２つの振動床により、振動床の対向する傾斜
に基づき、不均一な原料寸法の難流動性で架橋形成する
ばら物でさえ、運動できる。振動床の傾斜および振動床
の垂直で、必要に応じて水平な間隔により、サイロ内で
支持された原料は、少量づつ振動床の下に装着された原
料排出装置へ送られる。

【００１１】振動床の配置により、サイロ内で積層され
た原料は直接排出シャフト内に落下するのが回避され
る。原料排出シャフト内に配置された排出部材は、サイ
ロの連続的または間欠的排出を可能にする。排出部材は
排出のため直接予定される原料だけにより負荷を受け
る。

【００１２】排出部材はサイロ内にある全原料により負
荷を受けないので、排出部材の寸法は、それに応じたも
のとすることができる。また、排出部材の駆動のため設
けた装置は、従来必須である駆動装置に比べて出力の弱
いものを設計できる。サイロ寸法およびサイロ形状の従
来必須の限定は、同様になくなる。というのは、支持さ
れる原料は排出装置と関係なく、もはや障害とならない
からである。排出装置は、もはや原料内にないので、高
い消耗は克服され、すなわち、維持費、保守費および消
耗費は最小に減少する。排出装置の破損の危険はほぼ排
除される。それにより、全体の生産がサイロの排出装置
の故障により停止状態になるという危険が極端に減少す
る。

【００１３】振動床の垂直で必要ならば水平の相互に離
れた間隔により、任意の大きい原料を送りことができ
る。振動床間の間隔は、水平方向でも、垂直方向でも、
支持される原料に応じて個々に調整できる。

【００１４】振動床により支持される原料から排出装置
の分離により、さらに、原料を保護し、エネルギー節約
をする排出が達成される。

【００１５】この発明によると、さらに、振動床の領域
に、少なくとも１つの空気砲が設けられ、空気砲は原料
の淀みの場合、振動床を介して空気衝撃を螺旋供給ホッ
パーに及ぼすように設けることができる。

【００１６】空気砲を備えた振動床の構成により、自ら
は排出の処理が極度に難しい原料の排出が可能となる。
空気砲の目標に合う使用により、さらに、特別にエネル
ギーを節約する原料排出が保証される。それで、場合に
より生じる原料の淀みは、空気圧衝撃により簡単に除去
できる。

【００１７】さらに、この発明の具体的な構成では、振
動床および空気砲の制御は充填状態測定計により行うよ
うにできる。

【００１８】充填状態測定計は、空気砲および振動中に
振動床を変位する振動装置の最適制御を可能にする。充
填状態測定計は、原料排出シャフトの充填状態を検出
し、必要に応じて振動装置に制御命令を与える。原料の
淀みの場合、さらに、充填状態測定計は空気砲に制御命
令を与え、空気砲は、それから、空気圧衝撃により原料
の淀みを解消する。なお、この発明の有利な実施例は、
従属請求項に記載されている。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図１は排出装置を備
えたサイロの側面図である。この図１から分かるよう
に、不均一な原料寸法を持ち、難流動性で架橋形成する
ばら物、特に、ごみ用のサイロ、特に、高度サイロの排
出装置は、２つの振動床１から成る。両方の振動床１
は、弾性装置としての鋼製ばね、または、ゴムばね２で
支持される。振動床１は、ゴムばね２を介して下部構造
体３によりサイロの床に固定されている。

【００２０】振動床１は、図１によるとアンバランス振
動機４として構成される振動装置により振動中に変位さ
れる。アンバランス振動機４により、サイロ内で支持さ
れた原料は、螺旋供給ホッパー５として構成される原料
排出シャフトの方向へ送られる。螺旋供給ホッパー５内
には、分配スクリュー６として構成される排出部材と、
充填状態表示器７が配置される。

【００２１】螺旋供給ホッパー５内で相互に傾斜し、高
さがずれて配置された振動床１により送られる原料は、
分配スクリュー６によりサイロから排出される。両方の
振動床の下には、空気砲８があり、空気砲の吹出方向は
振動床１および振動床上にある原料に向けられる。この
空気砲８により原料の淀みを除去できる。空気砲８およ
びアンバランス振動機４は充填状態測定計７により制御
される。

【００２２】充填状態測定計７は螺旋供給ホッパー５の
充満高さを検出し、この情報に基づいて、振動機４に制
御命令を与える。充填状態測定計７により材料の淀みが
識別され、充填状態測定計は対応する制御パルスを空気
砲８に送る。

【００２３】図１で分かるように、両方の振動床１は外
からサイロの中央に向けて下方へ傾斜され、振動床の内
縁１ａ、１ｂは相互に高さがずれている。図で右方に示
す振動床１は、内縁１ｂがサイロ中央まで及ぶ一方、左
方に示す振動床１は、内縁１ａがサイロ中央から変位し
ている。このようにして、振動床１の間の領域には垂直
および水平の間隔が生じる。それで、サイロ内で支持さ
れる原料が螺旋供給ホッパー５内へ送られるように、供
給ホッパーの形状の中間室が生じる。振動床の垂直間隔
は任意に調整できる。それにより、異なるサイズの原料
が問題なく処理できることをが保障される。

【００２４】図示の実施例では、振動床１の両方の内縁
１ａ、１ｂの間には、水平方向でみて、わずかな間隔が
ある。というのは、左方に示す振動床１は中央まで至ら
ないからである。しかしながら、必要に応じて、振動床
１の両方の内縁１ａ、１ｂは、サイロ中央まで導き、さ
らに、両方の内縁の一方の内縁をわずかに越えて延長
し、重なりを生じさせることもできる。このようにし
て、サイロ内にある原料が排出部材上で原料の重さをか
けないように、なお強力に確実に調整される。それにも
かかわらず、原料排出シャフト５内への原料取り入れの
ための十分に大きい中間室が与えられる。

【００２５】さらに、図２から分かるように、サイロは
断面が円形に構成される。それに対応して両方の振動床
１は、サイロ形状に適合し、このことは、振動床がそぜ
ぞれ、サイロ中央軸に対して延びる内縁１ａ、１ｂを備
えた半球形状を有することを意味する。その際、明らか
なように、少なくとも、右方に示す振動床の内縁１ｂは
は、サイロの中央軸とほぼ重なる。明らかに、サイロの
断面を任意の他の形状に構成することもでき、その際、
振動床１は対応する外郭形状を得る。

【００２６】振動床１は空気砲８の使用により別々に独
立して駆動できる。振動床１は、さらに、連続的または
間隔をおいて使用できる。

【００２７】振動床１は、同一または異なる形状および
寸法を有することができる。図２は、さらに原料をサイ
ロから排出できる分配スクリュー６を示す。振動床１は
サイロの中央軸で重なることができるか、図２で示すよ
うに、水平方向で相互に所定間隔を有することができ
る。水平間隔は垂直間隔と同様に任意に調整できる。

【００２８】図１で分かるように、サイロはサイロケー
ス９を有し、サイロケースの内側には、振動床１の外縁
の上でわずかな間隔でそらせ板１０が配置される。図３
から分かるように、そらせ板１０と振動床１の間には外
シールスリーブ１１が配置される。この外シールスリー
ブ１１と、そらせ板１０とにより、原料がサイロから、
振動床とサイロケース９とで形成される中間室へ落下す
るのを防ぐ。そらせ板１０と外シールスリーブ１１とに
より、振動床１はサイロケース９に対してシールされる
が、振動床は振動運動を行うことができる。

【００２９】図４から分かるように、内側では、内シー
ルスリーブ１２により、振動床１と螺旋供給シャフト５
との間でシールが行われる。この内シールスリーブ１２
により、振動床から来る原料が、もっぱら、螺旋供給シ
ャフト５へ落下でき、それを通して分配スクリュー６へ
送られる。螺旋供給シャフト５と両方の振動床１との間
のシールは、ほこりの立つごみ物も許容する。

【００３０】外シールスリーブ１１および内シールスリ
ーブ１２により、排出装置およびそれと一体のサイロの
手入れの少ない運転ができる。というのは、清掃や誤っ
て導かれた原料の障害が排除されるからである。

【００３１】図５による実施例では、振動装置４は、振
動床１が振動中に変位するクランク駆動装置として構成
される。クランク駆動装置４は、それぞれ、駆動モータ
１３と、偏心円板１４および振動床１に配置された連結
ロッド１８とを備える。明らかに、クランク駆動装置４
は他の周知な装置から構成できるが、その際、常に偏心
円板１４を備える。

【００３２】駆動モータ１３および偏心円板１４は、そ
の際、サイロ外部、または、図示しない実施例におい
て、サイロ内部で保持装置１６の上に配置され、ベルト
１７を介して相互に連結される。連結ロッド１８は片側
が偏心円板１４と連結され、他側が固定ピストン１５を
介して振動床１と連結される。

【００３３】クランク駆動装置４によりエネルギー節約
が達成され、小さいサイロ直径の場合、外にある駆動モ
ータ１３および偏心円板１４により、組立、分解および
修理、待機運動が簡単化される。特に、小さいサイロの
場合、簡単で迅速な仕上げも生じる。

【００３４】さらに、図５において、サイロケース９の
内部には、サイロの上側から振動床１まで延びる実質的
に垂直に向く中間壁１９が示される。それにより、２種
または多数の中間壁の使用の場合には多数の異なる種類
の原料をサイロ内で支持し、または、間に貯蔵すること
ができる。それで、サイロは多数のサイロの機能を引き
受けることができる。

【００３５】図６は図５で示すサイロの断面を示し、分
配スクリュー６は、この場合、２つの異なる直径を備え
る。それにより、中間壁１９の両側にある異なる原料を
排出できる。直径の変更、螺旋勾配の変更および分配ス
クリュー６の回転数の変更により、排出される材料の異
なる粒度を達成できる。明らかに、サイロ内に多数の中
間壁１９を収容でき、それに応じて分配スクリュー６を
区分けできる。

【００３６】図７はシール体２０による振動床１に対す
る中間壁１９のシールを示す。シールはＬ形状ゴム片２
０として構成され、中間壁１９にねじ止めされ、振動床
１上に緩く載せられる。

【００３７】図８は、図５に示す実施例に類似したサイ
ロの別の例を示し、中間壁１９は振動床１を越えて分配
スクリュー６まで下方へ延びる。その理由は図９から分
かり、側壁１９の両側には、それぞれ分配スクリュー６
が配置される。それにより、側壁１９の両側にある原料
の混合は完全に妨げられ、それらの原料を相互に分離し
て処理できる。またこの際、両側の相互に独立して駆動
できる分配スクリュー６は、図９で示すものとは異なる
螺旋勾配または直径を備えることができる。

【００３８】分配スクリュー６に関連して、図示しない
搬送装置を配置でき、搬送装置により、分配スクリュー
６から排出された材料が共に、または、分離して搬送で
きる。それで、必要に応じて、２種類の材料または、多
数の中間壁１９の使用の場合、多種類の材料の非常に正
確な分配または混合ができる。その際、振動床１に対す
る中間壁１９のシールは、図７で示すのと同様にしてシ
ール装置２０により行うことができる。

【００３９】

【発明の効果】これまで説明したように請求項に記載の
本発明によれば、すべての最適な寸法を備えたサイロ形
状での摩耗のない、間欠的または連続的排出を行うこと
ができ、また排出装置を不必要に大きい寸法にする必要
がない。

【図面の簡単な説明】

【図１】排出装置を備えたサイロの側面図である。

【図２】サイロの振動床および排出装置の平面図であ
る。

【図３】図１のＸの拡大図である。

【図４】図１のＹの拡大図である。

【図５】排出装置、中間壁および振動床用の外にある振
動装置を備えたサイロの側面図である。

【図６】図５の線VI−VIによる断面図である。

【図７】図６のＺの拡大図である。

【図８】他の実施形態での排出装置、中間壁および振動
床用の外にある振動装置を備えたサイロの側面図であ
る。

【図９】図８の線IX−IXの断面図である。

【符号の説明】

１振動床２ゴムばね３下部構造体４振動装置５螺旋供給ホッパー６分配スクリュー７充填状態測定計８空気砲９サイロケース１０そらせ板１１外シールスリーブ１２内シールスリーブ１３駆動モータ１４偏心円板１５固定ピボット１６保持装置１７ベルト１８連結ロッド１９中間壁

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】サイロケースと、サイロの下領域にある
排出装置とを備え、不均一な原料寸法を持ち、難流動性
で架橋形成するサイロにおいて、排出装置は、ばね装置で支持され、下方へ中央まで傾斜
した少なくとも２つの振動床を備え、少なくとも２つの振動床は、振動床に装着される１以上の振動装置により振動中に変
位され、対向する傾斜を有し、それらの内縁が垂直方向で高さが相互にずれており、か
つ、内縁が少なくとも部分的に重なるか、水平方向で相互に
所定間隔を有し、少なくとも２つの振動床の下には、原料排出シャフトが
装着され、原料排出ホッパー内には排出部材が配置さ
れ、排出部材により、分配された原料排出が連続的また
は間欠駆動で行われることを特徴とするサイロ。
【請求項２】上記振動装置はアンバランス振動機とし
て構成されることを特徴とする上記請求項１に記載のサ
イロ。
【請求項３】２つの振動床を備え、振動床は同一か異
なる形状および寸法を備えることを特徴とする上記請求
項１又は２に記載のサイロ。
【請求項４】原料排出シャフトは螺旋供給ホッパーと
して構成され、排出部材は分配スクリューとして構成さ
れることを特徴とする上記請求項１乃至３のいずれか１
項に記載のサイロ。
【請求項５】振動床は、下部構造体を介してサイロ内
の底またはサイロの下方に取り付けられることを特徴と
する上記請求項１乃至４のいずれか１項に記載のサイ
ロ。
【請求項６】振動床とサイロケースとの間で流れる原
料をシールするため、そらせ板と外シールスリーブが設
られることを特徴とする上記請求項１乃至５のいずれか
１項に記載のサイロ。
【請求項７】振動床の領域内に少なくとも１つの空気
砲が配置され、空気砲は原料の淀みの際に、空気圧衝撃
を振動床を介して螺旋供給ホッパーの方向に及ぼし、振
動床および空気砲の制御は、螺旋供給ホッパー内に配置
される充填状態測定計を介して行われることを特徴とす
る上記請求項１乃至６のいずれか１項に記載のサイロ。
【請求項８】振動床は、空気砲の使用とは別々に独立
して駆動できるか、間欠使用で駆動できることを特徴と
する上記請求項１乃至７のいずれか１項に記載のサイ
ロ。
【請求項９】サイロケースは断面が円形であり、両方
の振動床は、前記断面に適合する半球形状を備えること
を特徴とする上記請求項１乃至８のいずれか１項に記載
のサイロ。
【請求項１０】振動装置はクランク駆動装置として構
成されることを特徴とする上記請求項１に記載のサイ
ロ。
【請求項１１】クランク駆動装置は、それぞれ、サイ
ロケースの内方または外方に配置される保持装置を備
え、保持装置の上には、駆動モータと、偏心円板とが配
置され、駆動装置は連結ロッドを備え、連結ロッドは偏
心円板と連結され、固定ピボットを介して振動床と連結
され、駆動モータはベルトを介して転向ローラと連結さ
れることを特徴とする上記請求項１０に記載のサイロ。
【請求項１２】サイロケースの内部には、少なくとも
１つの実質的に垂直な中間壁が配置され、中間壁は少な
くとも、サイロのほぼ上側から振動床まで延びることを
特徴とする上記請求項１乃至１１のいずれか１項に記載
のサイロ。
【請求項１３】分配スクリューは異なる直径および／
または螺旋勾配を備えることを特徴とする上記請求項１
２に記載のサイロ。
【請求項１４】サイロケースの内部には、少なくとも
１つの実質的に垂直を向く中間壁が配置され、中間壁は
少なくとも、サイロのほぼ上側から分配スクリューまで
延びることを特徴とする上記請求項１乃至１１のいずれ
か１項に記載のサイロ。
【請求項１５】中間壁の両側には、それぞれ分配スク
リューが配置されることを特徴とする上記請求項１４に
記載のサイロ。