JPH10324342A - 液体収納容器 - Google Patents
液体収納容器Info
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- JPH10324342A JPH10324342A JP15026297A JP15026297A JPH10324342A JP H10324342 A JPH10324342 A JP H10324342A JP 15026297 A JP15026297 A JP 15026297A JP 15026297 A JP15026297 A JP 15026297A JP H10324342 A JPH10324342 A JP H10324342A
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- case
- container
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Abstract
長期使用の観点からすれば全体として廉価に得られ、し
かも廃棄の際にはその嵩及び重量の少ないゴミとし処理
でき、取り扱いも便利な優れた液体収納容器を提案す
る。 【解決手段】ケース体2内に液体収納容器体3の胴部9
を収納し、ケース体上端に嵌着した肩カバー4により、
口頚部11を突出した状態で容器体をケース体に固定して
なる容器であって、その容器体を構成する壁部を薄肉に
形成し、また、容器体内面に壁部の薄肉を補って容器体
を起立可能にする特殊構成の帯状の肉厚骨部13を突設し
た。
Description
る。
り肩部を介して口頚部を起立した合成樹脂製の容器体
と、口頚部外周に嵌合させた周壁上端縁より口頚部上端
開口を閉塞する頂壁を延設してなる合成樹脂製キャップ
とを備えたものが極一般に使用されている。
液使用後は廃棄されるため、装飾性に凝ったもの、或い
は高価な材質のものを使用しにくい傾向がある。反面、
徹底的に低価格を目指す場合にも、液を収納した状態で
の保形性或いは一応の外観等を要求されるため、限度が
あり、従って、収納液使用の都度廃棄するこの様な容器
は不経済であった。
で、外部に露出するケース体,肩カバーを装飾性に富ん
だ、外観良好なものとするため高価な材質等を使用して
も、廃棄する低コストの多数の容器体を考慮した場合、
長期使用の視野からすれば全体に低コストで得られ、し
かも廃棄の際にはその嵩及び重量の少ないゴミとして処
理でき、また、取り扱いも便利な優れた容器を提案する
ものである。
上記課題を解決するため、上端開口の有底筒状をなすと
ともに、上面に複数の嵌合凹部5を凹設したケース体2
と、該ケース体内に収納した筒状胴部9上端縁より肩部
10を介して口頚部11を起立するとともに、胴部周壁9a外
周上端部より突設した複数の嵌合突部12を上記各嵌合凹
部5内にそれぞれ嵌合させてケース体に着脱自在に装着
させた合成樹脂製の液体収納容器体3と、上記ケース体
2外周上端部に嵌合させた周壁15上端縁より内方へフラ
ンジ状頂壁16を延設してケース体に着脱自在に装着した
肩カバー4とを備え、上記液体収納容器体3を構成する
壁部を薄肉に形成するとともに、各嵌合突部12突設部位
を包含する一対の壁部内側面縦断部分及び各縦断部分下
端相互を連結する壁部内底面横断部分に、帯状の肉厚骨
部13を突設してなることを特徴とする液体収納容器とし
て構成した。
面を参照して説明する。図面に示す如く、本発明の液体
収納容器1は、ケース体2と、液体収納容器体3と、肩
カバー4とを備えている。ケース体2は、液体収納容器
体3を収納装着させるためのもので、上端開口の有底筒
状をなし、上面に複数の嵌合凹部5を凹設している。そ
して、容器体内の収納液が無くなった場合に、容器体の
みを外して交換する如く構成しており、その為、装飾性
の高い,起立安定性の良い,耐久性に優れたものとする
と良い。また、その材質は合成樹脂,金属等を選択する
と良く、或いはそれらを併用すると良い。
円筒状の周壁7上端部を若干縮径した円筒状嵌合部8に
形成し、嵌合部8の外周には周方向複数の間欠的螺条を
突設している。また、嵌合部8上面の左右位置に一対の
嵌合凹部5を凹設している。この嵌合凹部5は、実施例
の如き二ヶ所に限らず三ヶ所以上設けることも可能であ
る。
されたもので、ケース体2内に収納した筒状胴部9上端
縁より肩部10を介して口頚部11を起立するとともに、胴
部周壁9a外周上端部より突設した複数の嵌合突部12を上
記各嵌合凹部5内にそれぞれ嵌合させてケース体に着脱
自在に装着している。
壁部を薄肉に形成するとともに、各嵌合突部12突設部位
を包含する一対の壁部内側面縦断部分及び各縦断部分下
端相互を連結する壁部内底面横断部分に、帯状の肉厚骨
部13を突設している。この肉厚骨部13は、壁部と一体に
形成したものであっても、図4に示す如く、接着,融着
等の方法で壁部に固定したものであっても良く、この肉
厚骨部13を設けることにより、各嵌合突部12の補強を含
めた容器体全体の補強を行い、肉薄の壁部に係わらず起
立可能とすることができ、スペアの容器体としての陳
列,配送等の際に取り扱いが便利となる如く構成してい
る。
えば、内面相対向位置に厚肉骨部を形成するための肉厚
部を備えた管状基材を押出成形等により形成し、この基
材を使用してブロー成形等により所定の形状に形成する
ことができ、容易に製造することが出来る。また、上記
肉厚骨部13を接着,融着等の方法で固定したものの場合
には、例えば、共押出成形等により、内面相対向位置に
肉厚部を備えた管状基材を得た後、同様に形成すること
ができる。
部9をケース体2上方より挿入収納し、口頚部11を上方
に突出させた状態で各嵌合突部12を嵌合凹部5内に嵌合
係止させてケース体2に装着する。尚、容器体3には、
その口頚部11外周に着脱自在に嵌合させた周壁上端縁よ
り口頚部上端開口を閉塞する頂壁を延設してなるキャッ
プ14を着脱自在に装着している。このキャップ14もケー
ス体及び肩カバー共々、容器体交換時に廃棄しない備え
付けとして使用することも出来、その場合にはそれぞれ
と同様の装飾性の高い,耐久性に優れたものとすると良
い。
形成され、また、装着した容器体3を確実に係止させる
ためのもので、口頚部11外周に嵌合させた周壁15上端縁
より内方へフランジ状の頂壁16を延設して構成してい
る。本実施例では、頂壁16下面周縁部により、各嵌合凹
部5内に嵌合させた各嵌合突部12上面を当接係止する如
く構成している。また、周壁内面にケース体2の上記各
螺条が係合する螺旋状の複数の凹溝を設けている。
を外して容器を傾倒させる等により収納液を注出でき
る。また、収納液を使い切った際には、肩カバー4を外
して容器体を取り出し、交換用の容器体を装着した後、
再び肩カバー4を装着固定すれば良い。
は、既述構成としたことにより、特に、上端開口の有底
筒状をなすとともに、上面に複数の嵌合凹部5を凹設し
たケース体2と、該ケース体内に収納した筒状胴部9上
端縁より肩部10を介して口頚部11を起立するとともに、
胴部周壁9a外周上端部より突設した複数の嵌合突部12を
上記各嵌合凹部5内にそれぞれ嵌合させてケース体に着
脱自在に装着させた合成樹脂製の液体収納容器体3と、
上記ケース体2外周上端部に嵌合させた周壁15上端縁よ
り内方へフランジ状頂壁16を延設してケース体に着脱自
在に装着した肩カバー4とを備えているので、収納液を
使い切った際は容器体のみを廃棄し、交換用の容器体を
装着すればよく、従って、容器体以外のケース体等は永
年使用することが出来て、それらを装飾性の高い高価な
ものとしても、ケース体及び肩カバーにより大部分が被
覆される容器体は外観等に全く考慮を払う必要がなく、
極力廉価なものとすることができ、長期的な使用の観点
からすると、全体として廉価となる。
薄肉に形成するとともに、各嵌合突部12突設部位を包含
する一対の壁部内側面縦断部分及び各縦断部分下端相互
を連結する壁部内底面横断部分に、帯状の肉厚骨部13を
突設したので、壁部が極めて薄い肉厚であっても、容器
体を確実に起立させておくことができ、従って、交換用
容器体のみの陳列,保管等に便利である。また、容器体
を押出形成等により形成された管状基材を使用してブロ
ー成形等により形成出来る製造上の便利がある。また、
肉厚骨部13は嵌合突部12の補強も兼ねているため、ケー
ス体2に装着した容器体3がへたる等の不都合もない。
また、廃棄の際には、壁部が薄肉に形成されているた
め、丸めて廃棄することができ、その嵩を少なく廃棄で
き、また、重量も少なくて済む。また容器体3の交換
は、肩カバー4を外して容器体を引き出し、新たな容器
体を装着した後再び肩カバーを装着すれば良く、極めて
容易に行える。
図である。
る。
ある。
る。
部,9…胴部,9a…周壁,10…肩部,11…口頚部,12…
嵌合突部,13…肉厚骨部,15…周壁,16…頂壁,
Claims (1)
- 【請求項1】上端開口の有底筒状をなすとともに、上面
に複数の嵌合凹部5を凹設したケース体2と、該ケース
体内に収納した筒状胴部9上端縁より肩部10を介して口
頚部11を起立するとともに、胴部周壁9a外周上端部より
突設した複数の嵌合突部12を上記各嵌合凹部5内にそれ
ぞれ嵌合させてケース体に着脱自在に装着させた合成樹
脂製の液体収納容器体3と、上記ケース体2外周上端部
に嵌合させた周壁15上端縁より内方へフランジ状頂壁16
を延設してケース体に着脱自在に装着した肩カバー4と
を備え、上記液体収納容器体3を構成する壁部を薄肉に
形成するとともに、各嵌合突部12突設部位を包含する一
対の壁部内側面縦断部分及び各縦断部分下端相互を連結
する壁部内底面横断部分に、帯状の肉厚骨部13を突設し
てなることを特徴とする液体収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15026297A JP3616477B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 液体収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15026297A JP3616477B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 液体収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10324342A true JPH10324342A (ja) | 1998-12-08 |
JP3616477B2 JP3616477B2 (ja) | 2005-02-02 |
Family
ID=15493103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15026297A Expired - Fee Related JP3616477B2 (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 液体収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3616477B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009179356A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 二重容器 |
WO2015099146A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 花王株式会社 | スクイズ容器 |
JP2015143132A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-08-06 | 花王株式会社 | 2重容器用内袋 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP15026297A patent/JP3616477B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009179356A (ja) * | 2008-01-31 | 2009-08-13 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 二重容器 |
WO2015099146A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 花王株式会社 | スクイズ容器 |
JP2015143132A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-08-06 | 花王株式会社 | 2重容器用内袋 |
US9815610B2 (en) | 2013-12-27 | 2017-11-14 | Kao Corporation | Squeeze container |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3616477B2 (ja) | 2005-02-02 |
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