JPH10323720A - 折曲げ機用上型 - Google Patents

折曲げ機用上型

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Publication number
JPH10323720A
JPH10323720A JP27004297A JP27004297A JPH10323720A JP H10323720 A JPH10323720 A JP H10323720A JP 27004297 A JP27004297 A JP 27004297A JP 27004297 A JP27004297 A JP 27004297A JP H10323720 A JPH10323720 A JP H10323720A
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JP
Japan
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upper die
bending machine
upper mold
slide piece
fall prevention
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Pending
Application number
JP27004297A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Kawano
敏郎 川野
Tadashi Yoneyama
忠志 米山
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Amada Metrecs Co Ltd
Original Assignee
Amada Metrecs Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0236Tool clamping

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上型ホルダから上型を取り外すときに上型の
落下防止の安全性を高めると共に、容易に上型を下方に
引き出しできるようにした折曲げ機用上型を提供するこ
とにある。 【解決手段】 折曲げ機における上部テーブル1の下端
部に設けた上型ホルダ11に、上型クランプ17で着脱
可能に装着される折曲げ機用上型15であって、前記上
型クランプ17の下端部に設けた係合突起29に係脱さ
れる落下防止溝27を上型本体15Aの前側に形成せし
めると共に、前記落下防止溝27とは反対側の上型本体
15Aの後側に上型本体15Aの落下防止安全装置31
を設けてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレスブレーキ
等の折曲げ機に使用される折曲げ機用上型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折曲げ機としての例えばプレスブ
レーキにおける上部テーブルの下端部には上型ホルダが
設けられており、この上型ホルダの下端部には上型の後
側面が当接する当接面が備えられている。前記上型ホル
ダの下端部には上型をクランプ,アンクランプせしめる
上型クランプが設けられており、この上型クランプには
上型の前側面を後方向へ押圧する押圧面が備えられてい
る。
【0003】また、上型の前側上部には落下防止用溝が
形成されていると共に、この落下防止溝に係脱される係
合突起が前記上型クランプにおける下端部の後側に設け
られている。したがって、上型クランプに設けた係合突
起が、上型に設けた落下防止用溝に係合されることによ
り上型の落下を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の構成では、例えば上型クランプの幅より狭い幅の上
型を取外すときに、プレスブレーキの機械本体側より上
型クランプをゆるめて行くと、上型に回転する力が加わ
る場合があり、その場合、従来の上型クランプの係合突
起と上型の落下防止溝による落下防止機能だけではその
役割を果せず、90度又は180度回転したとき、常に
加わっている重力によって上型は落下することがある。
【0005】また、狭い幅を持ち複数の上型が同じ上型
クランプに取り付けられている場合、このうちの1つの
上型を取り外そうとした場合、他の上型が落下すること
がある。
【0006】この発明の目的は、上型ホルダから上型を
取り外すときに上型の落下防止の安全性を高めると共
に、容易に上型を下方に引き出しできるようにした折曲
げ機用上型を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の折曲げ機用上型は、折曲げ
機における上部テーブルの下端部に設けた上型ホルダ
に、上型クランプで着脱可能に装着される折曲げ機用上
型であって、前記上型クランプの下端部に設けた係合突
起に係脱される落下防止溝を上型本体の前側に形成せし
めると共に、前記落下防止溝とは反対側の上型本体の後
側に落下防止安全装置を設けてなることを特徴とするも
のである。
【0008】したがって、上型ホルダから上型を取り外
すときには上型クランプをゆるめると、落下防止安全装
置が働いて上型が上型クランプ側に傾斜して上型クラン
プの係合突起と上型の落下防止溝との係合が強くなり落
下防止の安全性が高められる。
【0009】また、上型を下方に取り外すときには、上
型を上型ホルダ側に押すことにより、落下防止安全装置
が作用して上型が容易に引出される。
【0010】請求項2によるこの発明の折曲げ機用上型
は、請求項1の折曲げ機用上型において、前記落下防止
安全装置は、前記上型本体の後側に前記上型ホルダの前
側に対向して開口部を備えた溝を形成せしめると共に、
この溝内に弾性部材を介して当接部材を常時前記上型ホ
ルダに当接せしめて構成されていることを特徴とするも
のである。
【0011】また、請求項3によるこの発明の折曲げ機
用上型は、請求項2の折曲げ機用上型において、前記弾
性部材がコイルスプリング、前記当接部材が球形の突部
であることを特徴とするものである。
【0012】したがって、上型ホルダから上型を取り外
すときには、上型クランプをゆるめると、弾性部材であ
るコイルスプリングの付勢力により、当接部材である球
形の突部が上型ホルダを押圧し、上記突部の突出量によ
り上型を傾斜させて上型クランプの係合突起の突起上面
に対して上型の落下防止溝の落下方向の直角の長さが増
加されて、上型の落下防止の安全性が高められる。
【0013】また、上型を下方より取り外すときには、
作業者が上型本体を上型ホルダ側に押すことにより、球
形の突部をコイルスプリング側へ挿入しながら上型が容
易に下方へ引出される。
【0014】また、請求項4によるこの発明の折曲げ機
用上型は、請求項1,3の折曲げ機用上型において、前
記落下防止安全装置は、前記上型本体の上部に前後方向
へ形成した貫通穴内に突出量制御ケースを移動自在に設
け、この突出量制御ケース内に弾性部材を介して常時突
出方向へ付勢した当接部材を設け、前記突出量制御ケー
スを前後方向へ移動せしめるべくスライドピースを前記
上型本体の表側に上下動可能に設けてなることを特徴と
するものである。
【0015】したがって、上型ホルダより上型を下方へ
取り出すときには、作業者が上型本体に設けたスライド
ピースを下方向へと移動せしめることにより、突出量制
御ケースは内蔵した弾性部材に押されて移動すると共
に、当接部材は上型ホルダの押圧を解除する。よって、
当接部材による上型ホルダの押圧が解放されるので、上
型クランプとの係合が離れて上型が容易に下方へ引出さ
れる。なお、上型ホルダへ上型を装着するには、スライ
ドピースを上方向へ移動せしめることにより、突出量制
御ケースは押されて移動し当接部材が上型ホルダを押圧
することにより上型クランプの係合突起と係合し上型の
落下防止の安全性を高めることができる。
【0016】また、請求項5によるこの発明の折曲げ機
用上型は、請求項4の折曲げ機用上型において、前記ス
ライドピースは、前記上型本体に形成した長溝内に上下
動自在に装着され、前記スライドピースを上方向へ付勢
する弾性部材を設けると共に、前記スライドピースの上
部に前記突出量制御ケースを押圧あるいは押圧を解除す
る段付け面を設けてなることを特徴とするものである。
【0017】したがって、スライドピースは常時上方向
へ弾性部材により付勢されていて、スライドピースに形
成した段付け面により突出量制御ケースは押圧され上型
は上型ホルダに係合状態にあり、上型を取り出す時のみ
スライドピースを弾性部材の弾撥力に抗して押し下げる
と、上型は上型ホルダより外れる。而して、スライドピ
ースを上型本体内に埋め込み、装置のコンパクト化を図
り、作業性が良く上型の落下防止の安全性が高められ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0019】図1を参照するに、折曲げ機としての例え
ばプレスブレーキにおける上部テーブル1の下面(図1
において下面)には楔部材3が設けられており、この楔
部材3は左右方向(図1において紙面に対し直交する方
向)に対して傾斜下面3Aを備えている。この楔部材3
には中間部材5を長穴7,取付ボルト9を介して左右方
向へ位置調整に設けられている。
【0020】この中間部材5には上型ホルダ11が取付
ボルト13を介して一体的に設けられており、この上型
ホルダ11は楔部材3における傾斜面3Aに対応して傾
斜した傾斜上面11Aを備えている。また、上型ホルダ
11は複数の分割上型15における上型本体15Aの上
部後側面15Bが当接可能な当接面11Bおよび前記上
型本体15Aの段差面15Cに突当て可能な突当て面1
1Cを備えている。
【0021】前記上型ホルダ11の下端面には上型クラ
ンプ17が一対の固定ボルト19を介して設けられてお
り、一対の固定ボルト19は上型クランプ17の左右両
端にそれぞれ左右方向(図1において紙面に対して直交
する方向)に離隔して設けられている。この上型クラン
プ17は、複数の分割金型15の各上型本体15Aの上
部前側面を後方向(図1において右方向)へ押圧する押
圧部材20を備えており、この上型クランプ17はクラ
ンプ,アンクランプ方向(図1において時計回り方向)
へわずかな量だけ揺動可能に構成されている。
【0022】前記クランプ17をクランプ,アンクラン
プ方向へ揺動されるため、上型クランプ17における前
記固定ボルト19の上部には、上型ホルダ11に当接し
た当接ねじ21が螺合されていると共に、この当接ねじ
21にはクランプレバー23が設けられている。なお、
固定ボルト19における上型クランプ17と上型ホルダ
11の間には上型クランプ17を前方向(固定ボルト1
9の頭部側)へ付勢可能なスプリング25が設けられて
いる。
【0023】前記上型ホルダ11の押圧面11Bによる
押圧状態を解除したときに、複数の分割上型15の各上
型本体15Aが落下しないようにするため、各上型本体
15Aの上部前側面には左右方向へ延伸された落下防止
溝27が設けられていると共に、上型クランプ17の押
圧面には前記落下防止溝27に係脱可能な係合突起29
が設けられている。この係合突起29よりわずか上部に
は上型本体15Aの上部の傾斜面に当接して上型本体1
5Aを上型ホルダ11へ押圧する前記押圧部材20が設
けられている。
【0024】前記各上型本体15Aの上部における上部
後側面側には、落下防止安全装置31が設けられてい
る。より詳細には、図2も併せて参照するに、前記各上
型本体15Aの上部後側面には、前記上型ホルダ11の
当接面11Bに対向して開口部33を備えた溝35が形
成されていると共に、この溝35には突出量制御ケース
37が設けられている。この突出量制御ケース37内に
は常時図2において右方向へ付勢された弾性部材として
の例えばコイルスプリング39が設けられ、さらに当接
部材としての例えば球形の突部41が前記突出量制御ケ
ース35内に設けられ、この球形の突部41が常時スプ
リング39の付勢力で図2において右方向へ付勢されて
いる。
【0025】上記構成により、上型ホルダ11から上型
15の上型本体15Aを取り外すときには、クランプレ
バー23でもって上型クランプ17をゆるめると、コイ
ルスプリング39の付勢力により、球形の突部41が突
出量Tから上型ホルダ11を押圧し、上型本体15Aが
傾斜角αだけ図3において反時計方向廻りに傾斜し、2
点鎖線で示した状態となって上型クランプ17の係合突
起29の突起上面29Uに対して上型本体15Aの落下
防止用溝27の落下方向の直角の長さが増加されて、上
型本体15Aの落下防止の安全性を従来よりも高めるこ
とができる。
【0026】したがって、上型クランプ17をゆるめる
と、上型本体15Aが図3の2点鎖線の状態で保持でき
るから、上型本体15Aを下方へ取り出すときは、この
状態において、作業者が上型本体15Aを上型ホルダ1
1側へ押すと、球形の突部41がコイルスプリング39
の付勢力に抗して図3に示したごとく左方向へ摺動して
落下防止溝27の上部先端部27Aが上型クランプ17
の係合突起29の上部先端部29Aから外れるから、上
型本体15Aを容易に下方へ引出することができる。
【0027】上型本体15Aを上型ホルダ11に上型ク
ランプ17でクランプせしめる場合には、上述した動作
の逆の動作を行えばよいものである。
【0028】図4および図5には他の実施の形態が示さ
れていて、この実施の形態は落下防止安全装置を強制的
に押圧、解除するものであり、前述した実施の形態と同
一部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0029】上型本体15Aの上部に前後方向へ貫通し
た貫通穴43が形成され、この貫通穴43内に落下防止
安全装置31が前後方向へ移動自在に装着されている。
【0030】より詳細には、前記貫通穴43には突出量
制御ケース45が前後方向へ移動自在に装着されてい
て、この突出量制御ケース45には底部45Aが形成さ
れ、突出量制御ケース45内には前述した実施の形態で
説明した部材と同一の部材である図4において右方向へ
付勢された弾性部材として例えばコイルスプリング39
が設けられている。さらに、当接部材としての例えば球
形の突部41が前記突出量制御ケース45内に設けら
れ、この球状の突部41が常時コイルスプリング39の
付勢力で図4において右方向へ付勢されている。
【0031】前記落下防止安全装置31を移動せしめる
ために上型本体15Aの表側にはスライドピース47が
上下動可能に設けられている。
【0032】より詳細には、上型本体15Aの表側(図
4において左側)に上下方向へ延伸した長溝49が形成
され、この長溝49内に上下方向へ移動自在な前記スラ
イドピース47が装着されている。このスライドピース
47の裏側(図4において右側)には、前記突出量制御
ケース45の底部45Aを押圧する押圧面47Aと、突
出量制御ケース45をフリー状態となす解放面47Bが
段状に形成されている。
【0033】また、前記スライドピース47を上型本体
15Aへ軽い力で接触せしめるため、スライドピース4
7に上下方向へ延伸した長穴51が形成され、この長穴
51内に弱い弾撥力よりなりコイルスプリング53を介
して締結ボルト55が設けられ、この締結ボルト55に
よりスライドピース47は上型本体15に弱い力で保持
されているものである。
【0034】更に、前記スライドピース47を上方向へ
付勢する弾性部材として例えばコイルスプリング57
が、前記長溝49の下端とスライドピース47との間に
設けられ、常時スライドピース47を上方向へ付勢して
いる。なお、上型クランプ17の係合突起29には、ス
ライドピース47の上下動に支障がないよう逃げ溝59
が形成されている。
【0035】上記構成により、その作用としては、図6
および図7を併せて参照するに、上型ホルダ11から上
型15の上型本体15Aを取り外すときには、クランク
レバー23(図示省略)でもって上型クランプ17をゆ
るめると、図4に示されているごとく、スライドピース
47はコイルスプリング57の弾撥力により上方向へ常
時付勢されている。このため、スライドピース47に形
成された押圧面47Aにて突出量制御ケース45を押圧
し、コイルスプリング39の付勢力により球形の突部4
1は上型ホルダ11を押圧し、上型ホルダ11の当接面
11Bより上型本体15Aの上部後側面15Bは離れ
る。
【0036】したがって、上型クランプ17に設けた係
合突起29の突起上面29Uに上型本体15Aに設けた
落下防止用溝27が係合し、上型本体15Aの落下防止
の安全性を高めることができる。
【0037】上型本体15Aを下方へ取り出すときは、
図6および図7に示されているごとく、スライドピース
47を作業者がコイルスプリング57の弾撥力に抗して
押し下げると、スライドピース47に形成した解放面4
7Bにより突出量制御ケース45は移動しフリー状態と
なる。
【0038】したがって、上型クランプ17の係合突起
29と上型本体15Aの落下防止用溝27とは離隔して
上型15を容易に下方へ取り出すことができる。
【0039】上型本体15Aを上型ホルダ11に上型ク
ランプ17でクランプせしめる場合には、上述した動作
の逆の動作を行えばよいものである。
【0040】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。弾性部材と
してコイルスプリング39,57を例にとって説明した
が、弾性ゴムやコイルスプリング39,57以外のスプ
リングであっても構わない。また、当接部材として球形
の突部41を例にとって説明したが、球形以外の突部で
あっても構わない。
【0041】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態より理解
されるように、請求項1の発明によれば、上型ホルダか
ら上型を取り外すときには上型クランプをゆるめると、
落下防止安全装置が働いて上型が上型クランプ側に傾斜
して上型クランプの係合突起と上型の落下防止溝との係
合が強くなり落下防止の安全性を高めることができる。
【0042】また、上型を下方に取り外すときには、上
型を上型ホルダ側に押すことにより、落下防止安全装置
が作用して上型を容易に引出すことができる。
【0043】請求項2および3の発明によれば、上型ホ
ルダから上型を取り外すときには、上型クランプをゆる
めると、弾性部材であるコイルスプリングの付勢力によ
り、当接部材である球形の突起が上型ホルダを押圧し、
上記突起の突出量により上型を傾斜させて上型クランプ
の係合突起の突起上面に対して上型の落下防止溝の落下
方向の直角の長さが増加されて、上型の落下防止の安全
性が高めることができる。
【0044】また、上型を下方より取り外すときには、
作業者が上型本体を上型ホルダ側に押すことにより、球
形の突部をコイルスプリング側へ挿入しながら上型が容
易に下方へ引出すことができる。
【0045】請求項4の発明によれば、上型ホルダより
上型を下方へ取り出すときには、作業者が上型本体に設
けたスライドピースを下方向へと移動せしめることによ
り、突出量制御ケースは内蔵した弾性部材に押されて移
動すると共に、当接部材は上型ホルダの押圧を解除す
る。よって、当接部材による上型ホルダの押圧が解放さ
れるので上型クランプとの係合が離れて上型が容易に下
方へ引出される。なお、上型ホルダへ上型を装着するに
は、スライドピースを上方向へ移動せしめることによ
り、突出量制御ケースは押されて移動し当接部材が上型
ホルダを押圧することにより上型クランプの係合突起と
係合し上型の落下防止の安全性を高めることができる。
【0046】請求項5の発明によれば、スライドピース
は常時上方向へ弾性部材により付勢されていて、スライ
ドピースに形成した段付け面により突出量制御ケースは
押圧され上型は上型ホルダに係合状態にあり、上型を取
り出す時のみスライドピースを弾性部材の弾撥力に抗し
て押し下げると、上型は上型ホルダより外れる。而し
て、スライドピースを上型本体内に埋め込み、装置のコ
ンパクト化を図り、作業性が良く上型の落下防止の安全
性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の折曲げ機用上型を上型ホルダに上型
クランプでクランプした状態の側面図である。
【図2】上型ホルダから上型を取り外すときの動作を説
明する説明図である。
【図3】上型ホルダから上型を取り外すときの動作を説
明する説明図である。
【図4】この発明の他の実施の形態を示し、上型を上型
ホルダに装着した状態の側面図である。
【図5】図4における左側より見た正面図である。
【図6】上記ホルダから上型を取り出すときの動作を説
明する説明図である。
【図7】図6における左側より見た正面図である。
【符号の説明】
1 上部テーブル 11 上型ホルダ 15 上型 15A 上型本体 17 上型クランプ 27 落下防止用溝 29 係合突起 31 落下防止安全装置 33 開口部 35 溝 37 突出量制御ケース 39 コイルスプリング(弾性部材) 41 突部(当接部材) 45 突出量制御ケース 47 スライドピース 47A 押圧面(段付面) 47B 解放面(段付面) 49 長溝 57 コイルスプリング(弾性部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲げ機における上部テーブルの下端部
    に設けた上型ホルダに、上型クランプで着脱可能に装着
    される折曲げ機用上型であって、前記上型クランプの下
    端部に設けた係合突起に係脱される落下防止溝を上型本
    体の前側に形成せしめると共に、前記落下防止溝とは反
    対側の上型本体の後側に落下防止安全装置を設けてなる
    ことを特徴とする折曲げ機用上型。
  2. 【請求項2】 前記落下防止安全装置は、前記上型本体
    の後側に前記上型ホルダの前側に対向して開口部を備え
    た溝を形成せしめると共に、この溝内に弾性部材を介し
    て当接部材を常時前記上型ホルダに当接せしめて構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の折曲げ機用上
    型。
  3. 【請求項3】 前記弾性部材がコイルスプリング、前記
    当接部材が球形の突部であることを特徴とする請求項2
    記載の折曲げ機用上型。
  4. 【請求項4】 前記落下防止安全装置は、前記上型本体
    の上部に前後方向へ形成した貫通穴内に突出量制御ケー
    スを移動自在に設け、この突出量制御ケース内に弾性部
    材を介して常時突出方向へ付勢した当接部材を設け、前
    記突出量制御ケースを前後方向へ移動せしめるべくスラ
    イドピースを前記上型本体の表側に上下動可能に設けて
    なることを特徴とする請求項1,3記載の折曲げ機用上
    型。
  5. 【請求項5】 前記スライドピースは、前記上型本体に
    形成した長溝内に上下動自在に装着され、前記スライド
    ピースを上方向へ付勢する弾性部材を設けると共に、前
    記スライドピースの上部に前記突出量制御ケースを押圧
    あるいは押圧を解除する段付け面を設けてなることを特
    徴とする請求項4記載の折曲げ機用上型。
JP27004297A 1997-03-24 1997-10-02 折曲げ機用上型 Pending JPH10323720A (ja)

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JP9-69662 1997-03-24
JP6966297 1997-03-24
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