JPH10323591A - 手動液体ポンプ式噴霧器 - Google Patents

手動液体ポンプ式噴霧器

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JPH10323591A
JPH10323591A JP10134642A JP13464298A JPH10323591A JP H10323591 A JPH10323591 A JP H10323591A JP 10134642 A JP10134642 A JP 10134642A JP 13464298 A JP13464298 A JP 13464298A JP H10323591 A JPH10323591 A JP H10323591A
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JP
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valve
passage
suction
container
exhaust
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JP10134642A
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English (en)
Inventor
Joseph K Dodd
ジョセフ.ケー.ドッド
John P Mckernan
ジョン.ピー.マッカナン
Hoffman Thomas
トーマス.ホフマン
Ingo Schafer
インゴー.シャーファー
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Original Assignee
Calmar Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 手動液体ポンプ式噴霧器において、ディスペ
ンサーが直立以外の位置にある間、液体が開放ガス抜き
通路を通って漏出することを防ぐ。 【解決手段】 吸込口26をスライダ弁39の通路に備
えた補助吸込通路を配置することにより手動液体ポンプ
式噴霧器が直立ならびに反転両位置で排気口を通る漏出
もなく利用可能となる。排気口は、スライダ弁が噴霧器
の直立位置にある間、吸込口は閉止されているのに、開
放されているが、噴霧器が反転位置にスプレー作業をす
る時、スライダ弁により反対動作が行われる。又、第2
のスライダ弁がポンプ本体内に配置され噴霧器の直立位
置にあってポンプシリンダー18にある排気口を開放
し、また反転位置にあって排気口を開放して漏出を防
ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に直立なら
びに反転の両位置における吸入排出中、スライダ弁の設
置により反転位置で封止閉鎖される容器排気通路を通る
漏れもなく有効に操作できる噴霧器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】このような一般的種類の噴霧器は、逆止
ボール弁がポンプに通ずる一次吸込通路と連通する二次
通路に沿って移動できることを特徴とする米国特許第
5,467,901号に開示されたように公知である。
下向きならびに逆さの位置で、前記ボール弁は前記二次
通路を開放させるため排気通路にある第2の弁座に着座
される。直立位置では、このボール弁は前記二次通路に
ある弁座に着座して前記排気通路を開放する。
【0003】しかしながら、二次吸込通路ならびに前記
両ボール弁座はポンプハウジングと一体に形成され、噴
霧器アセンブリーの一部品もしくは複数の部品の特別の
成形を必要とし、噴霧器の生産ならびにアセンブリーの
費用を増大させるだけである。そのほか、しばしば逆止
ボール弁はそのボール弁座に対し、その弁座から離れた
開放位置までのその移動距離が限定されない限り、ある
いは前記逆止ボール弁がばねで付勢されて閉鎖されない
限りかなり迅速に、あるいはかなり確りとは着座しな
い。
【0004】直立位置にして分配操作中、ポンプ室に繋
がる一次吸込通路にある補助吸込口を閉鎖するスライダ
弁を備えるものとしてのディスペンサーも公知である。
このディスペンサーの反転位置では前記スライダ弁は容
器の上端近くに位置するこの吸込口を塞がないで製品を
一次吸込通路に吸込んで反転したまま分配を行う。
【0005】ボール弁よりはむしろ、オーストラリア国
特許第208,597号は、ディスペンサーが反転して
いて、浸漬チューブにある補助吸込口を塞がない時、重
力の力がかかって軸方向に移動させるスリーブ弁を提供
している。
【0006】米国特許第2,792,974号は中心吸
込管と、同様に別の浸漬チューブも備えて、直立ならび
に反転両位置に使用できる液体ポンプ式ディスペンサー
を開示する。この浸漬チューブはスリーブの上に取付け
られ、重力がかかって中心管の上を軸方向に移動して、
代りの吸込口を塞がない。直立状態にある時、このスリ
ーブは前記中心管の截頭円錐下部に着座する。
【0007】米国特許第4,019,661号は総体的
に上述したようなディスペンサーのスライダ弁を開示す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、公知の
スライダ弁は補助吸込口をディスペンサーが直立ならび
に反転位置にあって、塞いだり開放したりの機能を果す
ことしかない。従って、吸込排出中の凹みならびに油圧
鎖錠の発生防止のための配設された容器排気通路を備え
るこのようなディスペンサーにとっては、このディスペ
ンサーが事実上直立以外の位置にある間、製品は分配作
業中、前記開放排気通路を通って漏出することになる。
【0009】従って、本発明の目的は直立ならびに反転
の両位置にあっても、また重力がかかっていて、噴霧器
の反転位置でも移動して排気通路を閉鎖し、それによる
製品排気路を通る漏出の発生を防止するスライダ弁の設
置により操作可能な手動液体ポンプを提供することであ
る。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る手動液体ポンプ式噴霧器は直立位置にあっ
ても反転位置にあっても吸入排出作業中の吹付けが可能
であって、分配されるべき液体の容器に取付ける手段
と、ポンプ室と、該ポンプ室に伸びる一次液体吸込通路
を形成する手段と、前記ポンプ室から伸びる液体排出通
路を形成する手段とを備えたポンプ本体からなり、直立
位置でスプレー作業中、容器の内部と大気の間を連通す
る排気口を備える容器排気通路と、前記容器の上端の内
側と前記一次通路の間に伸びる吸込口を備える補助液体
吸込通路とを備える手動液体ポンプ式噴霧器において、
前記一次吸込通路手段がその上に取り付けられたスライ
ダ弁手段を備え、直立位置にあって吸込口を閉鎖させ、
また反転位置にあって排気口を閉鎖させる滑動移動を行
うことを特徴とするものである。そして本発明で排気の
開閉を調節する移動スライダ弁は、一実施例によれば、
補助吸込口の同様開閉を行う単一スライダ弁である。も
う別の実施例によれば、別の複数のスライダ弁が配設さ
れて、補助吸込口ならびに排気の調節を行う。
【0010】排気口を備える容器排気通路が移動スライ
ダ弁路に位置して、噴霧器の反転ならびに直立位置で開
放ならびに閉鎖できる。
【0011】前記排気口が、容器の中に延長する浸漬チ
ューブを垂下するポンプ本体のチューブリテイナーに配
置されても差支えないし、あるいはこの排気口が前記ポ
ンプ本体と容器頸部の間に配設されても差支えない。こ
れらの両変形実施態様では、単一スライダ弁が配設さ
れ、直立位置にある吸込口を閉鎖するが、この弁は反転
位置にある排気口を塞ぐフランジを備える。この弁は別
の方法で、内側ならびに外側スリーブを備え、吸込口と
排気口を直立ならびに反転位置にあってもそれぞれ閉鎖
することができる。
【0012】別の方法で、第1と第2のスライダ弁が配
設されても差支えなく、第1の弁が前記一次入口通路に
繋る補助液体入口通路の吸込口を直立ばね位置で閉鎖さ
せ、かつその吸込口を反転位置で開放して、噴霧器の位
置に関係なくスプレーを可能にする。第2のスライダも
しくはシャットル弁がポンプ本体内に配置されて、排気
口を噴霧器の反転位置にあっても閉鎖して、事実上直立
以外の位置でスプレーする時、排気通路に沿い、またそ
の吸込口を通る漏出の発生を防止できる。
【0013】第2のスライダ弁がポンプ本体の排気通路
内をその中心軸の回りを回転することなく案内されて、
排気口が各々の反転スプレー中に有効かつ迅速に確実に
閉鎖させる。前記排気通路は対向する2つの平坦壁部を
備え、また第2のスライダ弁は相補的に形成されてい
る。このようなガイドを備える排気通路は本発明による
改良ポンプ式噴霧器の修正も改善も必要としない既存の
構造である。
【0014】本発明のその他の目的、利点ならびに新規
な特徴が添付図面と共に採用される時、本発明の次の詳
細な説明からさらに明白になるのであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】同様の図面参照番号がいくつかの
図全体に亘る同様ならびに対応部材を引用する図面にこ
こで戻り、本発明の一実施例が、総体的に参照番号10
で示されるトリガー作動型噴霧器に組立てられて図1に
示され、前記噴霧器を、スプレーされる液体の容器13
の頸部に取付けるクロージャー12を有するポンプ本体
11を備える。チューブリテイナー14が参照番号15
の位置で前記ポンプ本体に取付けられ、そのフランジ1
6が前記容器頸部の縁部17の上にかぶさっている。ガ
スケットシール(図示せず)がフランジ16の下にあ
る。
【0016】前記ポンプ本体はポンプシリンダー18を
備え、中でポンプピストンがすべり封止係合になって往
復運動させられ、それにより可変容積ポンプ室21が形
成される。このピストンはフランジ23と、このフラン
ジ23と前記ポンプ本体の対向する上部との間に伸びる
ピストン戻しばね24とを備える細長いステム22の上
端に取付けて、ピストンをそのシリンダーから弾力的に
偏位させることができる。
【0017】トリガー作動器25がポンプ本体にまった
く普通の方法でピボット式に取付けられ、前記フランジ
23の下側面に係合する股状アーム26を備える
【0018】前記ポンプ本体は製品がノズルキャップ2
8に配置された排出オリフィス(図示せず)から排出さ
れるポンプ室から伸びる排出通路27を備える。入口通
路29がステム22に形成され、参照番号31の箇所で
バルブ調節され、製品を前記ディスペンサーの各々の吸
込行程中ポンプ室に弁で調節する。弁31はピストンと
一体に形成された連接脚部を備えるスパイダー弁の形を
とることができるが、フラップ弁または同種の他の弁も
本発明から逸脱することなく他の仕方で配設できる。
【0019】前記ステムは垂下容器排気弁32を備え、
チューブリテイナーのカップ部材33の壁体とすべり封
止係合する山形シールとしばしばいわれる下方方向に拡
がる円錐形リップシールの形をとっても差支えない。前
記カップ部材の内壁に1つ以上の長手方向の排気溝34
もしくは同等の長手方向の排気リブが形成され、また前
記カップ部材の底壁がその中に形成された2つ以上の排
気口35を備える。
【0020】前記チューブリテイナーは、この技術で公
知の容器中に延長し、常態では前記液体容器の底壁に接
してカールする浸漬チューブ37を垂下するリテイナー
スリーブ36を備える。一次流体通路が前記浸漬チュー
ブを通り、前記チューブリテイナーを長手方向に通り、
そして通路29を通って前記ポンプ室に入るよう確立さ
れる。
【0021】本発明の一実施例によれば、補助液体入口
通路が前記容器内部の上端でスリーブ36に配置できる
吸込口38を設置することで確立される。スリーブ36
を取囲む単純なスリーブの形をとり、また片端で横方向
に伸びるフランジ41を備えるスライダ弁39は前記チ
ューブリテイナーの底壁と、スリーブ36上に形成され
外側フランジの形をとることができるストリップ43と
の間を滑動できる。
【0022】操作中、図1の噴霧器の直立位置にあるス
ライダ弁39はストップ43を支承し、二次吸込口38
を、トリガーの作動で吸入排出作業中製品がポンプ室か
ら排出通路を通って排出されるような方法で塞ぐ。各々
の圧力行程中、排気山形弁32は排気溝34に対し並置
され、それにより大気から排気口35を介する容器の内
部に入る開放排気路を確立する。このようにして、吸入
排出作業中の容器から排出された製品は空気と入替えら
れて容器内が部分的に真空条件になることを防止し、そ
れにより吸入排出作業中の凹みとオイルロックの防止が
できる。各々の吸込行程の終りで、排気弁32は図1に
示された位置に事実上戻り、そのうえで、それがチュー
ブリテイナーのカップ部材33の内壁で封止されて、排
気通路を輸送と貯蔵の状態中製品が排気を通って漏出し
ないように封止密閉する。
【0023】図2に示されたような噴霧器の反転位置に
あって、弁39は重力がかかって移動して、壁42と支
承係合に入って、吸込口38を開放する。前記吸込口が
容器の内側の上端附近に配置されているので、製品はピ
ストンの各々の吸込行程中入口38を通して一次吸込通
路に吸出されて、あたかも浸漬チューブの自由端(図示
せず)が図2の位置で容器内の液体にもはや浸漬されな
い場合のように、空気をポンプ室に吸込むこともなく吸
入排出させる。
【0024】さらに、図2の反転位置にあって、排気口
35はスライダ弁により塞がれて、噴霧器が完全に、あ
るいはある程度反転された状態で作動されている間、排
気通路を通る製品の吸入排出作業中の漏出を防ぐ。
【0025】トリガーが図1にあるように再度直立させ
られると、スライダ弁は垂力の力がかかって単純に戻っ
てフランジ43との支承係合にするっと入り、吸込口3
8を再閉鎖し、そして排気口35を再開放する。
【0026】図4に総体的に参照番号44で示されたト
リガー式噴霧器はその中に組込まれた本発明の別の実施
例を合併させてある。このトリガー式噴霧器の細部は米
国特許第4,747,523号ならびに第5,507,
418号に開示され、その開示の全部が本明細書で参考
として特に組込まれている。
【0027】トリガー式噴霧器44は介在ガスケットシ
ール48を備える容器クロージャー47を配設すること
で容器46上に取付けられるポンプ本体45を備える。
【0028】チューブリテイナー49がポンプ本体に固
定され、チューブ取付器51を懸吊し、それが順番に容
器46の内部にこの技術で公知の方法で、また公知の目
的のために延長する浸漬チューブ52を垂下する。
【0029】チューブリテイナー49は前記ガスケット
シールをその中心開口部で支える外側フランジ53を備
え、それは前記米国特許第5,507,418号に開示
されたものとは異なり円形であって、前記チューブリテ
イナーの周囲部分に接して確りと封止する。
【0030】トリガー作動器55はポンプ本体にそれこ
そ公知の方法で軸ピン式に取付けられて、ポンプピスト
ン56をそのシリンダー中腔57内で往復運動して液体
をポンプ室から排出通路を通り、またノズルキャップに
配置された排出オリフィスを通して分配する。前記ポン
プシリンダ−はその壁部に形成された排気口58を備
え、容器の内部に本発明によれば前記ガスケットシール
に配置された別の排気口59を介して入る排気通路を確
立する。この排気通路は吸入排出作業中、ピストン上の
排気シール61が各々の圧力行程中、それが前記米国特
許第4,747,623号にさらに詳細に述べられてい
るように、前記シリンダー中腔の内壁上に配置された1
つ以上の長手方向の排気リブ62と並置されているの
で、変形されるに従って大気中に開放される。
【0031】本発明の第2の実施例によれば補助吸込通
路が、チューブ取付器51の截頭円錐部分64に、また
容器の内部の上端の近辺に配置しても差支えない吸込口
63の配置により確立される。
【0032】スライダ弁65は截頭円錐部分を備え、そ
れが前記截頭円錐部分64と一致する内側スリーブ66
と外側スリーブ67を備える。この外側スリーブは排気
口59と整合するような直径のもので、図3の開放排気
状態にあるように、それから離間させてある。
【0033】操作中、スライダ弁65は、噴霧器がその
図3の直立位置で操作されている間、吸込口63を塞い
でいる。液体は噴霧器からトリガーが絞られるたびに噴
出されて、各々のピストン吸込行程中、液体が浸漬チュ
ーブ、チューブ取付器ならびにチューブリテイナーによ
り確立された吸込通路を通って流れるに従い、ポンプ室
に吸込まれる。そして浸漬チューブが静止しているの
で、スライダ弁65は排気口59から離間したまま残
り、各々の圧力行程中排気通路は開放されて、この開放
排気通路を通る大気からの容器の内部の排気を確立す
る。
【0034】トリガー式噴霧器の反転位置にある間の吸
入排出作業中、スライダ弁はその外側スリーブ67がガ
スケットシールの下側面に接して支承するまで重力がか
かって移動する。排気口59が前記外側スリーブと整合
しているので、排気通路はそれにより閉鎖され、また吸
込口63はそれに対応して開放される。従って吸入排出
作業中、液体はポンプ室に補助吸込通路を介し容器の内
部の上端の近辺に配置される開放吸込口63を通して吸
込まれる。同時に排気通路を通る製品の僅かな漏出も、
ここで口59を塞いでいるスライダ弁の外側スリーブに
より防止される。
【0035】図4は事実上図3に示されたものと、図4
が本発明のさらなる実施例を取入れている点を除き同一
のトリガー式噴霧器を開示する。図4に示された同様の
部材は図3に示されたものと同一の図面参照番号を用い
て示される。
【0036】図3のそれとは違った図4の実施例のガス
ケットシール68は米国特許第5,507,418号に
開示されたものと同様の長方形の中心開口部69を備え
る。従ってこの開口部69がチューブリテイナー15の
下端の円形部分を取囲む時、4つの口(図示せず)が前
記長方形中心開口部の4つの隅部に形成される。
【0037】ポンプシリンダー71はポンプ本体(図5
も参照)の中空部分73を通って伸び、また容器の内部
と前述の前記4つの隅部でガスケットシールに確立され
た口を介して通路する排気通路72の一部分として前記
シリンダーの壁部に形成された排気口58を備える。前
記排気通路は吸入排出作業中は、ピストン上の排気シー
ル61が各々の排気行程中、それが前記米国特許第4,
545,523号により詳細に述べられているように、
前記シリンダー中腔の内壁上に配置された1つ以上の長
手方向のリブ62(または長手方向の溝)を通って並置
されているので、変形されるに従って大気に対し開放さ
れる。
【0038】図3の実施例にあるように、補助液体通路
がチューブ取付器51のその截頭円錐部分64で配置さ
れ、また容器の内部の上端の近辺に配置された吸込口6
2の配設により確立される。
【0039】図4のトリガー式アセンブリーに組込まれ
た本発明によれば、第1のスライダ弁74が部分64の
截頭円錐と合い、またチューブ取付器51を取囲み図4
と図6の位置の間のそれに沿う滑動移動をする截頭円錐
部分を備えるスリーブの形にして配設される。図4の直
立位置にあって、スライダ弁74の下部は截頭円錐部分
64と確りと係合して吸込口63を塞ぎ各々の吸込行程
中製品が共に一次液体吸込通路からなる浸漬チューブを
介し、またチューブ取付器を通ってポンプ室に吸込むよ
うになる。
【0040】第2のスライダ弁75は図4のトリガー式
噴霧器のポンプ本体内に配設される。詳述すれば、スラ
イダもしくはシャットル弁75が取付けられてポンプ本
体(図5も参照)の中空部分73により範囲が設定され
る排気通路72内の滑動移動のため取付けられる。弁7
5の上端76は凹型であって、シリンダー71のそれと
合うように傾斜をつけてある。そしてチューブリテイナ
ー49の外側フランジ78の端部77(図6)が弁75
の通路に配置され、リミットストップとして機能して弁
をその図4の位置に維持する。
【0041】図5に示されているように、弁75は部分
73の対向する両平坦側壁に面する対向する両平坦側面
を備え、弁の滑動移動中、その中心軸の回りの僅かな回
転の発生を防止する。そして前記弁は一端に長手方向の
切欠81を備え、開口排気通路を通って図4の位置にあ
る容器に流入する空気の流れを中断させぬよう維持す
る。
【0042】トリガー式噴霧器の反転位置にある間の吸
入排出作業中、第2のスライダ弁75は重力がかかって
その凹形の傾斜をもった端部76がポンプシリンダーの
前記対向凸形で合致傾斜面に接して支承するまで移動す
る。吸込口が弁75の中実部分と整合しているので、前
記排気通路は、弁74が重力がかかって図6の排気口開
放状態になるまで移動するに従って吸込口63が開放さ
れている間、図6に示されているように閉鎖される。
【0043】前述から、直立ならびに反転位置にスプレ
ーを容易にする単純かつ有効しかも高能率の弁装置が単
一スライダ弁もしくは一対の独立するスライダ弁の配設
により考案された。この単一スライダ弁の実施例では、
弁は前記ディスペンサーが直立している間、排気口の閉
鎖と補助吸込口の開放を同時に行い、また噴霧器の反転
位置でのスプレー中、排気口の閉鎖と前記補助吸込口の
開放を同時に行う。前記排気および吸込口は単一スライ
ダ弁の路に配置されるので、噴霧器の成形の変形実施態
様は限定され、最少数の部品が本発明を実施する時、必
要とされる。
【0044】独立した2つのスライダ弁に関する限りは
その片方は直立と反転スプレー中の吸込口の開放と閉鎖
それぞれのために配設され、また他方は直立ならびに反
転スプレー中の排気口の開放と閉鎖それぞれのために配
設される。ポンプ本体は変形して第2のスライダ弁75
を適応させる必要がないし、またガスケットシールが先
行技術にあるのと同一であるため、図4の公知のトリガ
ー式噴霧器を適応させるに要する費用は最小ですむ。
【0045】
【発明の効果】以上述べた通り本発明によれば直立なら
びに反転の両位置にあっても、また重力がかかってい
て、噴霧器の反転位置でも移動して排気通路を閉鎖し、
それによる製品排気路を通る漏出の発生を防止するスラ
イダ弁の設置により操作可能な手動液体ポンプを提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を組込んだトリガー式噴霧器の一実施例
の大部分を断面にした側面図である。
【図2】排気口を閉鎖するスライダ弁を備え、反転位置
にして示された図1のトリガー式噴霧器の部分図であ
る。
【図3】本発明の別の実施例を組入れたトリガー式噴霧
器の別の実施例の大部分を断面にした側面図である。
【図4】本発明によるさらに別の実施例を組入れた同様
のトリガー式噴霧器の図3と同様の図である。
【図5】図4の5−5線上の断面図である。
【図6】反転位置にあって、閉鎖された排気口を備えた
トリガー式噴霧器の図4と同様の図である。
【符号の説明】
10 トリガー作動噴霧器 11 ポンプ本体 12 クロージャー 13 容器 14 チューブリテイナー 15 14の取付位置 16 フランジ 17 縁部 18 ポンプシリンダー 19 ポンプピストン 21 可変容積ポンプ室 22 ステム 23 フランジ 24 ピストン戻しばね 25 トリガー作動器 26 股状アーム 27 排出通路 28 ノズルキャップ 29 吸込通路 31 弁 32 垂下容器排気弁 33 カップ部材 34 排気溝 35 吸込口 36 リテイナースリーブ 37 浸漬チューブ 38 吸込口 39 スライダ弁 41 フランジ 42 底壁 43 ストップ(フランジ) 44 トリガー式噴霧器 45 ポンプ本体 46 容器 47 容器クロージャー 48 ガスケットシール 49 チューブリテイナー 51 チューブ取付器 52 浸漬チューブ 53 外側フランジ 54 中心開口部 55 トリガー作動器 56 ポンプピストン 57 シリンダー中腔 58 排気口 59 排気口 61 排気シール 62 排気リブ 63 吸込口 64 截頭円錐部分 65 スライダ弁 66 内側スリーブ 67 外側スリーブ 68 ガスケットシール 69 中心開口部 71 ポンプシリンダー 72 排気通路 73 中空部分 74 第1のスライダ弁 75 第2のスライダ弁 76 上端 77 端部 78 外側フランジ 79 側壁 81 切欠
フロントページの続き (72)発明者 ジョン.ピー.マッカナン アメリカ合衆国.66224.カンザス州.リ ーウッド.ウエスト.ワン.ハンドレッ ド.フィフティース.ストリート.4205 (72)発明者 トーマス.ホフマン ドイツ連邦共和国.58675.ヘルメール. アム.ヴァーンシャゲン.10 (72)発明者 インゴー.シャーファー ドイツ連邦共和国.58509.ルデンシェイ ド.アン.デル.シャナップ.8

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直立位置にあっても反転位置にあっても
    吸入排出作業中の吹付けが可能であって、分配されるべ
    き液体の容器に取付ける手段と、ポンプ室と、該ポンプ
    室に伸びる一次液体吸込通路を形成する手段と、前記ポ
    ンプ室から伸びる液体排出通路を形成する手段とを備え
    たポンプ本体からなり、直立位置でスプレー作業中、容
    器の内部と大気の間を連通する排気口を備える容器排気
    通路と、前記容器の上端の内側と前記一次通路の間に伸
    びる吸込口を備える補助液体吸込通路とを備える手動液
    体ポンプ式噴霧器において、前記一次吸込通路手段がそ
    の上に取り付けられたスライダ弁手段を備え、直立位置
    にあって吸込口を閉鎖させ、また反転位置にあって排気
    口を閉鎖させる滑動移動を行うことを特徴とする手動液
    体ポンプ式噴霧器。
  2. 【請求項2】 前記一次吸込通路手段が容器内に延長す
    る浸漬チューブを垂下するリテイナーからなり、さらに
    前記吸込口が前記弁手段の通路にある前記リテイナーに
    配置されることを特徴とする請求項1記載の噴霧器。
  3. 【請求項3】 前記排気口が前記ポンプ室を形成するポ
    ンプシリンダー壁部に配置され、前記一次吸込通路手段
    が容器に延長する浸漬チューブを垂下するリテイナーか
    らなり、さらに前記弁手段が独立して滑動できる第1と
    第2のスライダ弁からなり、前記吸込口が反転位置にあ
    ってそれによって開放されるべき前記第1の弁の通路に
    ある前記リテイナー内に配置され、かつ前記排気口が直
    立位置にあって、それによって開放されるべき第2の弁
    の通路に配置されることを特徴とする請求項1記載の噴
    霧器。
  4. 【請求項4】 前記排気通路手段がその滑動移動中前記
    第2の弁を案内する手段を備えることを特徴とする請求
    項3記載の噴霧器。
  5. 【請求項5】 前記案内手段が対向する平坦壁部を備え
    る前記ポンプ本体の中空部分からなり、前記第2の弁が
    前記平坦壁部に平行の対向側面を備えることを特徴とす
    る請求項4記載の噴霧器。
  6. 【請求項6】 前記弁手段が前記直立位置にあって前記
    吸込口を閉鎖するスライダ弁からなり、前記弁が前記反
    転位置にあって前記排気口を閉鎖するフランジを備える
    ことを特徴とする請求項2記載の噴霧器。
  7. 【請求項7】 前記弁手段が前記直立位置にあって前記
    吸込口を閉鎖する内側スリーブを備えるスライダ弁から
    なり、前記弁が前記反転位置にあって前記排気口を閉鎖
    する外側スリーブを備えることを特徴とする請求項2記
    載の噴霧器。
  8. 【請求項8】 前記リテイナーが前記吸込口を閉鎖した
    時、前記スライダ弁を位置決めするストップを備えるこ
    とを特徴とする請求項6または7記載の噴霧器。
  9. 【請求項9】 前記ストップが前記リテイナー上の外部
    フランジからなることを特徴とする請求項8記載の噴霧
    器。
  10. 【請求項10】 前記リテイナーが前記ストップを形成
    する円錐部分を備え、前記弁の円錐部分が前記直立位置
    にあって前記ストップに接して支承することを特徴とす
    る請求項8記載の噴霧器。
  11. 【請求項11】 前記一次吸込通路手段が容器内に延長
    する浸漬チューブを垂下するリテイナーからなり、また
    ガスケットシールが前記ポンプ本体と前記容器の間に配
    設され、さらに前記吸込口が前記リテイナーに配置さ
    れ、また前記排気口が前記弁手段の通路にある前記ガス
    ケットに配置されることを特徴とする請求項1記載の噴
    霧器。
  12. 【請求項12】 前記弁手段が前記直立位置にあって前
    記吸込口を閉鎖する内側スリーブを備え、また前記反転
    位置にあって前記排気口を閉鎖する外側スリーブを備え
    ることを特徴とする請求項11記載の噴霧器。
JP10134642A 1997-04-28 1998-04-28 手動液体ポンプ式噴霧器 Pending JPH10323591A (ja)

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US08/848030 1997-04-28
US08/848,030 US5738252A (en) 1997-04-28 1997-04-28 Upright/inverted sprayer
US08/861,624 US5775548A (en) 1997-04-28 1997-05-22 Upright/inverted sprayer
US08/861624 1997-05-22

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CN (1) CN1197894A (ja)
AU (1) AU724771B2 (ja)
BR (1) BR9801460A (ja)
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AU5949798A (en) 1998-10-29
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CA2234193A1 (en) 1998-10-28
CN1197894A (zh) 1998-11-04

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