JPH10321319A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH10321319A
JPH10321319A JP9147159A JP14715997A JPH10321319A JP H10321319 A JPH10321319 A JP H10321319A JP 9147159 A JP9147159 A JP 9147159A JP 14715997 A JP14715997 A JP 14715997A JP H10321319 A JPH10321319 A JP H10321319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
contact
block
substrate
fitting groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP9147159A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Saitou
友紀雄 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAI ICHI DENSHI KOGYO KK
DDK Ltd
Original Assignee
DAI ICHI DENSHI KOGYO KK
DDK Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電気コネクタ10自体を変えること
なしに、基板30の厚みの変化に容易に対応でき、コス
トアップもならない構造の電気コネクタ10を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】この目的は、ブロック12の結線側を別部
品のカバー16で形成すると共に、このカバー16に基
板30を挿入する嵌合溝26を設け、かつ、このカバー
16の嵌合溝26内に突起部40を設け、この突起部4
0によってコンタクト14を一方方向に摺動することに
より達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器内に使用
される電気コネクタに関するもので、特に基板厚の違い
に対応できる構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、基板30と一部断面を含む従来
の電気コネクタ10の斜視図である。従来の電気コネク
タ10は、主にコンタクト14とブロック12とシェル
18とから構成されている。前記コンタクト14がブロ
ック12に圧入等によって保持・固定されている。この
コンタクト14は、金属製であり、公知技術のプレス加
工等で製作される。このコンタクト14は、基板30に
接続する接続部24とブロック12に固定される固定部
と相手コネクタ(図示せず)と接触する接触部22の3
部分から構成されている。前記ブロック12は、電気絶
縁性のプラスチックであり、公知の射出成形等で製作さ
れる。このブロック12の結線部側には、基板30が挿
入される嵌合溝26が設けられている。この嵌合溝26
の幅寸法は、基板30の厚さによって決定される。基板
30の厚みとしては、現在一般的に0.8〜3.2mm
程度のものが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように基板30
の厚さは0.8〜3.2mm程度と使用目的によって変
化する。従来のようなコネクタ構造では、基板30の厚
みが変化すると、コンタクト14の接続部24のギャッ
プ寸法が様々な基板30の厚みに対応することが出来な
いといった解決すべき課題があった。また、基板30の
厚みの変化に対応するためには、コンタクト14のギャ
ップ寸法の違う電気コネクタ10にしなければならない
といった解決すべき課題もあった。即ち、いろいろな基
板30の厚みに対応した電気コネクタ10を用意しなけ
ればならなかった。その為、基板30の厚みに対応した
分だけ、電気コネクタ10のブロック12やコンタクト
14等の金型を用意するがあり、かつ、部品や製品を管
理することが大変になり、コストアップに繋がるといっ
た問題点もあった。
【0004】本発明は、電気コネクタ10自体を変える
ことなしに、基板30の厚みの変化に容易に対応でき、
コストアップもならない構造の電気コネクタ10を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、ブロック1
2の結線側を別部品のカバー16で形成すると共に、こ
のカバー16に基板30を挿入する嵌合溝26を設け、
かつ、このカバー16の嵌合溝26内に突起部40を設
け、この突起部40によってコンタクト14を一方方向
に摺動することにより達成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図に基づいて本発明の一実施
例について説明する。図1(A)は、基板30と本発明
の電気コネクタ10の一部断面を含めた斜視図であり、
(B)は、本発明の電気コネクタ10に基板30を挿入
した際の断面図である。図2は、図1の本発明の電気コ
ネクタ10に使用するカバー16のいくつかの相違例を
示したものである。図3は、カバー16をブロック12
に挿入する際の説明図である。
【0007】本発明の電気コネクタ10は、主にコンタ
クト14とブロック12とシェル18とカバー16とか
ら構成されている。電気コネクタ10の大きさは大小様
々あるが、本実施例では、長さが50mm、幅が20m
m、高さが15mm程度である。長さは、コンタクトピ
ッチ寸法と芯数によって変化する。本実施例では、コン
タクトピッチが1.6mmで、芯数が80芯である。コ
ンタクトピッチとしては0.5〜2.54mm等が考え
られ、芯数としては10〜120芯等が考えられ、機能
等によって適宜設計する。本発明の電気コネクタ10に
は、図1(A)のように基板30が挿入される側と反対
側に相手コネクタが嵌合される嵌合口20が設けられて
いる。
【0008】本発明の電気コネクタ10のそれぞれ構成
部品の構造について説明する。まず、本発明のポイント
部分であるカバー16について説明する。このカバー1
6は、従来同様に公知の射出成形等で製作される。この
カバー16の材質としては、従来同様機械的強度性や耐
熱性が考慮されるので、PBT・PET・PA・PPS
・LCP等が使用されている。加工性及び経済性を考慮
すると、PAがよい。このカバー16には、前記コンタ
クト14が挿入される所要数の挿入溝34が設けられて
いる。この挿入孔はコンタクト14より0.01〜0.
2mm程度大きくしてある。また、前記挿入溝34に
は、コンタクト14を内側方向に押し付けるための突起
部40が設けられている。この突起部40間の寸法は基
板30の厚みによって適宜設計される。なお、このカバ
ー16はシェル18に圧入や引っかけなどによって固定
されている。
【0009】このカバー16には、基板30が挿入され
る嵌合溝26が幅方向のほぼ中央に設けられている。こ
の嵌合溝26の大きさは、基板30の厚みより0.1〜
0.5mm程度大きくしてある。図2に基づいてカバー
16の具体例について説明する。(A)は図1に用いた
タイプのものであり、長手方向全てに嵌合溝26を設け
たタイプのものである。この嵌合溝26の反対側にカバ
ー16の強度を持たせるための凸部36が設けられてい
る。なお、嵌合溝26の幅方向両側には、コンタクト1
4が挿入される挿入溝34が設けられている。(B)は
カバー16の中央部をくり貫いて嵌合溝26を形成した
ものである。嵌合溝26の幅方向両側には、コンタクト
14が挿入される挿入溝34が設けられている。(C)
はカバー16を2体ものに分割したタイプである。幅方
向の一端に挿入溝34が設けられている。2体にしカバ
ー16をシェル18に固定した際に2体のカバー16に
よって形成される間で1体ものの嵌合溝26を形成する
ものである。長手方向両側にはシェル18に固定するた
めの係止部42が設けられている。上述のような3つの
タイプのカバー16を説明したが、カバー16は仕様や
要求等によって適宜設計する。
【0010】次に、コンタクト14について説明する。
このコンタクト14は図1(B)のように略S字形状を
した基板30挟み込みタイプのものである。このコンタ
クト14は、相手コネクタ(図示せず)と接触する接触
部22と前記ブロック12に固定される固定部38と基
板30に接続する接続部24との3部分から構成されて
いる。このコンタクト14は、前記ブロック12に保持
・固定され、従来同様に公知のプレス加工等で製作され
ている。このコンタクト14の材質としては、バネ性の
良いベリリウム銅やリン青銅が使用されている。加工性
や経済性を考慮すると、リン青銅がよい。
【0011】コンタクト14の固定部38は、前記ブロ
ック12に圧入やインサート成形などによって固定され
ている。加工性や経済性等を考慮すると、圧入による固
定方法がよい。コンタクト14の接続部24は、基板3
0のランド32を傷つけないように湾曲させると同時に
バネ性を持たせている。本実施例では、コンタクト14
を雄形タイプを図示したが、雌形タイプでもかまわな
い。
【0012】次に、ブロック12について説明する。こ
のブロック12も、従来同様に公知の射出成形等で製作
される。このブロック12の材質としては、従来同様機
械的強度性や耐熱性が考慮されるので、PBT・PET
・PA・PPS・LCP等が使用されている。加工性及
び経済性を考慮すると、PAがよい。このブロック12
には、前記コンタクト14が挿入される所要数の挿入孔
(図示せず)が設けられている。この挿入孔はコンタク
ト14より0.01〜0.1mm程度小さくしてある。
なお、このブロック12はシェル18に圧入や引っかけ
やカシメなどによって固定されている。
【0013】次に、前記シェル18について説明する。
このシェル18は、従来同様に公知の鋳造等によって製
作されている。このシェル18には、相手コネクタが挿
入される嵌合口20が設けられている。なお、嵌合口2
0と反対側の長手方向両側に基板等に取付るためのフラ
ンジ部28が設けられている。このフランジ部28に
は、基板に取付るためのネジ止め孔やロックピン挿入孔
等の固定手段が設けられている。また、フランジ部28
には基板30がガイドされる溝部が設けられている。こ
の溝部の大きさは基板30の厚みより0.1〜0.5m
m大きくなっている。
【0014】図3に基づいてカバー16の役割について
説明する。図3(A)のようにカバー16を矢印「イ」
方向にブロック12側に挿入する。するとカバー16に
設けられた突起部40によってコンタクト14を内側方
向に押し付けることになる。即ち、カバー16のA寸法
によってコンタクト14の接続部24のギャップ寸法が
決まることになる。A寸法の違うカバー16を用意して
おけば、厚さの違う基板30にも対応可能になる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記に詳細に説明した構成に
より、下記のような顕著な効果を奏する。 ・ブロック12の結線部側をカバー16で対応するよう
にしたので、基板30の厚みの変化によって、電気コネ
クタ10自体交換する必要がなくなった。 ・カバー16を交換するだけで、容易に基板30の厚み
の変化に対応することができる。 ・基板30の厚みの変化に対して、カバー16のみの交
換だけですむので、コストアップにもならない。 ・カバー16の嵌合溝26内部に設けられた突起部40
によって、コンタクト14の接続部24を一方方向に摺
動させているので、コンタクト1本毎に安定したギャッ
プ寸法を得ることができ、また、安定した基板30との
接触を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)基板と本発明の電気コネクタの一部断面
を含めた斜視図である。 (B)本発明の電気コネクタに基板を挿入した際の断面
図である。
【図2】本発明の電気コネクタに使用するカバーの3の
相違例を示したものである。
【図3】カバーをブロックに挿入する際の説明図であ
る。
【図4】基板と従来の電気コネクタの一部断面を含めた
斜視図である。
【符号の説明】
10 電気コネクタ 12 ブロック 14 コンタクト 16 カバー 18 シェル 20 嵌合口 22 接触部 24 接続部 26 嵌合溝 28 フランジ部 30 基板 32 ランド 34 挿入溝 36 凸部 38 固定部 40 突起部 42 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトと、複数本のコンタクトを保
    持・固定するブロックとからなる電気コネクタにおい
    て、 ブロックの結線側を別部品のカバーで形成すると共に、
    このカバーに基板を挿入する嵌合溝を設け、かつ、この
    カバーの嵌合溝内に突起部を設け、この突起部によって
    コンタクトを一方方向に摺動するようにしたことを特徴
    とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カバーを容易に交換できるようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
JP9147159A 1997-05-21 1997-05-21 電気コネクタ Pending JPH10321319A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9147159A JPH10321319A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 電気コネクタ

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JP9147159A JPH10321319A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 電気コネクタ

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JPH10321319A true JPH10321319A (ja) 1998-12-04

Family

ID=15423929

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JP9147159A Pending JPH10321319A (ja) 1997-05-21 1997-05-21 電気コネクタ

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JP (1) JPH10321319A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287607A (ja) * 2006-04-20 2007-11-01 Smk Corp コネクタの製造方法及びコネクタ
JP2011014253A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Advantest Corp エッジコネクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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