JPH10321203A - 集合電池 - Google Patents
集合電池Info
- Publication number
- JPH10321203A JPH10321203A JP9133306A JP13330697A JPH10321203A JP H10321203 A JPH10321203 A JP H10321203A JP 9133306 A JP9133306 A JP 9133306A JP 13330697 A JP13330697 A JP 13330697A JP H10321203 A JPH10321203 A JP H10321203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer container
- metal
- battery
- unit cells
- metal outer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の素電池を収納する金属製外装容器と、
出力端子を備えた端子板からなる集合電池において、簡
単な構成で、集合電池の出力端子と金属製外装容器との
絶縁性を保ち信頼性の向上した集合電池を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 直列に接続された６個の素電池１が電池
群を構成し、金属製外装容器２に収納されている。金属
製外装容器２の内面には、厚さ１０μのポリ塩化ビニル
樹脂のコーティングによる絶縁層１７を有している。こ
の構成により、素電池を被覆している樹脂製熱収縮チュ
ーブがリード片と素電池端子間の電気スポット溶接時に
発生する溶接ちりの熱等によって破れた場合でも、集合
電池の正極出力端子と金属製外装容器が絶縁された状態
を確実に保つことができる。
出力端子を備えた端子板からなる集合電池において、簡
単な構成で、集合電池の出力端子と金属製外装容器との
絶縁性を保ち信頼性の向上した集合電池を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 直列に接続された６個の素電池１が電池
群を構成し、金属製外装容器２に収納されている。金属
製外装容器２の内面には、厚さ１０μのポリ塩化ビニル
樹脂のコーティングによる絶縁層１７を有している。こ
の構成により、素電池を被覆している樹脂製熱収縮チュ
ーブがリード片と素電池端子間の電気スポット溶接時に
発生する溶接ちりの熱等によって破れた場合でも、集合
電池の正極出力端子と金属製外装容器が絶縁された状態
を確実に保つことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合電池に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の集合電池、例えばアルカ
リ乾電池６ＬＲ６１は図２に示すように、直列に接続さ
れた６個の素電池１が電池群を構成し、金属製外装容器
２に収納され、電池群の正極端子３および負極端子４
が、それぞれ正極リード片５および負極リード片６を介
して、リベット部材７のかしめによって絶縁性の端子板
８に取り付けられた正極出力端子９および負極出力端子
１０と、接続されて構成されている。
リ乾電池６ＬＲ６１は図２に示すように、直列に接続さ
れた６個の素電池１が電池群を構成し、金属製外装容器
２に収納され、電池群の正極端子３および負極端子４
が、それぞれ正極リード片５および負極リード片６を介
して、リベット部材７のかしめによって絶縁性の端子板
８に取り付けられた正極出力端子９および負極出力端子
１０と、接続されて構成されている。
【０００３】６個の素電池１は図３に示すように、リー
ド片１１により絶縁紙１２の孔部を介して直列接続され
ている。なお、素電池１とこれらのリード片は電気スポ
ット溶接される構造が採用されている。
ド片１１により絶縁紙１２の孔部を介して直列接続され
ている。なお、素電池１とこれらのリード片は電気スポ
ット溶接される構造が採用されている。
【０００４】また、素電池１は図４に示すように、正極
ケース１３内に発電要素が収納されて封口されており、
金属製外装容器２との絶縁のために、その両端の正負極
端子面を除いて樹脂製熱収縮チューブ１４により被覆さ
れており、前記端子板８と電池群が一体化された状態
で、紙製絶縁板１５、金属製底板１６とともに金属製外
装容器２内に挿入されて封口されている。
ケース１３内に発電要素が収納されて封口されており、
金属製外装容器２との絶縁のために、その両端の正負極
端子面を除いて樹脂製熱収縮チューブ１４により被覆さ
れており、前記端子板８と電池群が一体化された状態
で、紙製絶縁板１５、金属製底板１６とともに金属製外
装容器２内に挿入されて封口されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、リード片と素電池もしくは電池群の正負
極端子を電気スポット溶接するため、素電池を被覆して
いる樹脂製熱収縮チューブが溶接時に発生する高温の溶
接ちりの付着によって破れる問題が発生する場合があ
る。特に、素電池と金属製外装容器とが接触する部分に
おいて前記樹脂製熱収縮チューブが破れている場合は、
素電池と金属製外装容器が導通し、集合電池の出力端子
と金属製外装容器との絶縁性がなくなり、例えば使用機
器の電池収納ボックス内で、何らかの原因で集合電池の
出力端子（マイナス端子側）と金属製外装容器が導通し
た場合に集合電池がショートして発熱や漏液するのを防
ぐ必要がある。
来の構成では、リード片と素電池もしくは電池群の正負
極端子を電気スポット溶接するため、素電池を被覆して
いる樹脂製熱収縮チューブが溶接時に発生する高温の溶
接ちりの付着によって破れる問題が発生する場合があ
る。特に、素電池と金属製外装容器とが接触する部分に
おいて前記樹脂製熱収縮チューブが破れている場合は、
素電池と金属製外装容器が導通し、集合電池の出力端子
と金属製外装容器との絶縁性がなくなり、例えば使用機
器の電池収納ボックス内で、何らかの原因で集合電池の
出力端子（マイナス端子側）と金属製外装容器が導通し
た場合に集合電池がショートして発熱や漏液するのを防
ぐ必要がある。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、集合電池の出力端子と金属製外装容器との絶縁性を
保ち信頼性の向上した集合電池を提供することを目的と
する。
で、集合電池の出力端子と金属製外装容器との絶縁性を
保ち信頼性の向上した集合電池を提供することを目的と
する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の集合電池は、素電池がリード片を介して直列
あるいは並列に溶接接続されて電池群を構成し、電池群
の端子と集合電池の出力端子はリード片を介して溶接接
続してなる構造であって、金属製外装容器の内面に絶縁
層を有する構成としている。
に本発明の集合電池は、素電池がリード片を介して直列
あるいは並列に溶接接続されて電池群を構成し、電池群
の端子と集合電池の出力端子はリード片を介して溶接接
続してなる構造であって、金属製外装容器の内面に絶縁
層を有する構成としている。
【０００８】この構成によって、金属製外装容器の内面
に樹脂コーティングのような絶縁層を有する構成によ
り、素電池を被覆している樹脂製熱収縮チューブが破れ
た場合でも、金属製外装容器の内面に絶縁性を有する樹
脂コーティングが介在することで素電池と金属製外装容
器を絶縁することができる。
に樹脂コーティングのような絶縁層を有する構成によ
り、素電池を被覆している樹脂製熱収縮チューブが破れ
た場合でも、金属製外装容器の内面に絶縁性を有する樹
脂コーティングが介在することで素電池と金属製外装容
器を絶縁することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【００１０】図１は本発明によるアルカリ乾電池６ＬＲ
６１を示している。図１において、直列に接続された６
個の素電池１が電池群を構成し、金属製外装容器２に収
納されている。金属製外装容器２の内面には、厚さ１０
μのポリ塩化ビニル樹脂のコーティングによる絶縁層１
７を有している。なお、樹脂材料として本実施例で用い
たポリ塩化ビニル以外にナイロン系、ポリエチレン系、
ポリエチレンテレフタレート系樹脂等でもよく、コーテ
ィングの厚さは素電池と金属製外装容器との絶縁が保て
る任意の厚さでよい。
６１を示している。図１において、直列に接続された６
個の素電池１が電池群を構成し、金属製外装容器２に収
納されている。金属製外装容器２の内面には、厚さ１０
μのポリ塩化ビニル樹脂のコーティングによる絶縁層１
７を有している。なお、樹脂材料として本実施例で用い
たポリ塩化ビニル以外にナイロン系、ポリエチレン系、
ポリエチレンテレフタレート系樹脂等でもよく、コーテ
ィングの厚さは素電池と金属製外装容器との絶縁が保て
る任意の厚さでよい。
【００１１】電池群の正極端子３および負極端子４が、
それぞれ正極リード片５および負極リード片６を介し
て、リベット部材７のかしめによって絶縁性の端子板８
に取り付けられた正極出力端子９および負極出力端子１
０と、接続されて構成されている。
それぞれ正極リード片５および負極リード片６を介し
て、リベット部材７のかしめによって絶縁性の端子板８
に取り付けられた正極出力端子９および負極出力端子１
０と、接続されて構成されている。
【００１２】６個の素電池１は従来の構成と同様に、リ
ード片により絶縁紙１２の孔部を介して直列接続されて
いる。
ード片により絶縁紙１２の孔部を介して直列接続されて
いる。
【００１３】なお、素電池１とこれらのリード片は電気
スポット溶接される構造が採用されている。また、素電
池１は正極ケース１３内に発電要素が収納されて封口さ
れており、その両端の正負極端子面を除いて樹脂製熱収
縮チューブにより被覆されており、前記端子板８と電池
群が一体化された状態で、紙製絶縁板１５、金属製底板
１６とともに金属製外装容器２内に挿入されて封口され
ている。
スポット溶接される構造が採用されている。また、素電
池１は正極ケース１３内に発電要素が収納されて封口さ
れており、その両端の正負極端子面を除いて樹脂製熱収
縮チューブにより被覆されており、前記端子板８と電池
群が一体化された状態で、紙製絶縁板１５、金属製底板
１６とともに金属製外装容器２内に挿入されて封口され
ている。
【００１４】なお、本実施例では素電池はその両端の正
負極端子面を除いて樹脂製熱収縮チューブで被覆してい
るが、本発明によれば、素電池を樹脂製熱収縮チューブ
で被覆しない構成とすることもできる。
負極端子面を除いて樹脂製熱収縮チューブで被覆してい
るが、本発明によれば、素電池を樹脂製熱収縮チューブ
で被覆しない構成とすることもできる。
【００１５】以上のように本実施例によれば、金属製外
装容器の内面に樹脂コーティングのような絶縁層を有す
る構成により、素電池を被覆している樹脂製熱収縮チュ
ーブがリード片と素電池端子間の電気スポット溶接時に
発生する溶接ちりの熱等によって破れた場合でも、集合
電池の正極出力端子と金属製外装容器が絶縁された状態
を確実に保つことができる。
装容器の内面に樹脂コーティングのような絶縁層を有す
る構成により、素電池を被覆している樹脂製熱収縮チュ
ーブがリード片と素電池端子間の電気スポット溶接時に
発生する溶接ちりの熱等によって破れた場合でも、集合
電池の正極出力端子と金属製外装容器が絶縁された状態
を確実に保つことができる。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明の構成により、簡単
な構成で、集合電池の出力端子と金属製外装容器との絶
縁性を保ち信頼性の向上した集合電池を提供することが
できる。
な構成で、集合電池の出力端子と金属製外装容器との絶
縁性を保ち信頼性の向上した集合電池を提供することが
できる。
【図１】本発明の一実施例による集合電池の部分断面図
【図２】従来の集合電池の部分断面図
【図３】集合電池の素電池の接続状態を示す図
【図４】集合電池の素電池の部分断面図
１ 素電池 ２ 金属製外装容器 ３ 正極端子 ４ 負極端子 ５ 正極リード片 ６ 負極リード片 ７ リベット部材 ８ 端子板 ９ 正極出力端子 １０ 負極出力端子 １１ リード片 １２ 絶縁紙 １３ 正極ケース １４ 樹脂製熱収縮チューブ １５ 紙製絶縁板 １６ 金属製底板 １７ 絶縁層
Claims (1)
- 【請求項１】 複数の素電池を収納する金属製外装容器
と、出力端子を備えた端子板からなる集合電池におい
て、前記素電池はリード片を介して、直列あるいは並列
に溶接接続されて電池群を構成し、電池群の端子と集合
電池の出力端子はリード片を介して溶接接続してなる構
造であって、前記金属製外装容器の内面に絶縁層を有す
ることを特徴とする集合電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9133306A JPH10321203A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 集合電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9133306A JPH10321203A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 集合電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10321203A true JPH10321203A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15101593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9133306A Pending JPH10321203A (ja) | 1997-05-23 | 1997-05-23 | 集合電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10321203A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6444358B1 (en) * | 1997-04-11 | 2002-09-03 | Minrad Inc. | Battery for powering a medical device having low magnetic susceptibility |
| JP2013120694A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Ihi Corp | 蓄電システム用絶縁装置 |
-
1997
- 1997-05-23 JP JP9133306A patent/JPH10321203A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6444358B1 (en) * | 1997-04-11 | 2002-09-03 | Minrad Inc. | Battery for powering a medical device having low magnetic susceptibility |
| JP2013120694A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Ihi Corp | 蓄電システム用絶縁装置 |
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