JPH10320479A - トランザクションシステム - Google Patents
トランザクションシステムInfo
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- G07F—COIN-FREED OR LIKE APPARATUS
- G07F19/00—Complete banking systems; Coded card-freed arrangements adapted for dispensing or receiving monies or the like and posting such transactions to existing accounts, e.g. automatic teller machines
- G07F19/20—Automatic teller machines [ATMs]
-
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- G07F19/201—Accessories of ATMs
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Abstract
にトランザクションを実施し得るシステムを得る。 【解決手段】 トランザクションシステム10はカスタ
マーステーション18と、サービスプロバイダステーシ
ョン14とを有し、建物12、又はその他の設備内で操
作される。カスタマーステーションの顧客20とサービ
スプロバイダステーションのサービスプロバイダ16と
の間に音声、及び映像通信を行う。空気管システム22
に通して送られるキャリヤ26を介して顧客とサービス
プロバイダとの間で項目を交換する。映像材料提示装置
50はカスタマーステーションのディスプレイ110に
映像材料を提示する。顧客端末がサービスプロバイダ端
末と通信状態にない時、映像材料を顧客に提示する。他
の目的に利用できる床スペースを最大にするように、カ
スタマーステーションを施設内に容易に設備し、配置す
ることができる。
Description
実施するシステムに関するものであり、また特に本発明
は顧客とサービスプロバイダとの間に銀行業務、ギャン
ブル競技、チケットについてのサービス、金銭の支払
い、調剤、郵便事業、又はその他のサービスに関するト
ランザクションを実施するシステムに関するものであ
る。
トランザクションが同じように行われてきた。顧客はサ
ービスを提供する人、即ちサービスプロバイダとして働
く人によるサービスを受けるべく整列して立っており、
サービスプロバイダは窓口、机、又はカウンタの後に位
置している。このような方法を使用して顧客がサービス
を受ける状態の普通の例は銀行、ギャンブル競技場、郵
便局、調剤薬局、映画館、及びスポーツ競技のチケット
販売に見られる。このような形式でサービスを受ける状
態では、サービスプロバイダが生産的に働かない時は、
非常に長い時間を要することが研究の結果わかった。こ
れは種々の因子に起因する。その1つの因子は顧客が列
の先頭のカウンタ、又は窓口に到達した時に、顧客がト
ランザクションを開始する準備ができていないことであ
る。普通の例は銀行に見られる。顧客は小切手を現金化
するか、又は小切手を預金するために整列して立ってい
ることが多い。多くの顧客は出納係の窓口に到達するま
では小切手に裏書していない。その結果、顧客がその小
切手に裏書きする間、サービスプロバイダである出納係
はその状態で待たなければならない。他の例は競争場に
おけるようなギャンブル競技に見られる。券購入窓口に
到達した顧客が購入する券を決定していないことが多
く、係員は顧客が最終的な選択を行う間、待つことが必
要である。
間の例はサービスプロバイダが操作すべき装置を待つ必
要がある状態で生ずる。例えば銀行で、顧客が小切手を
現金にしたい場合、出納係が出金の承認を受けるのを待
つ必要があることが多い。この目的のためコンピュータ
化されたシステムが使用されることが多いがそれでも時
間の遅延がある。確認が得られた後でも、計算器が顧客
のために金銭を数えている間にも遅延があることが多
い。操作する装置を待つ遅延はチケットの購入のような
場合でも生ずる。顧客がクレジットカードを使用してス
ポーツ競技のチケットのようなチケットを購入する場
合、チケット販売窓口の会計係は顧客のクレジットカー
ドを電子装置で確認している間、待つことが必要であ
る。クレジットカードが確認された後でも、プリント装
置が顧客のチケットをプリントしている間、更に待ち時
間がある。
な時間の他の原因は顧客に提供された内容を確かめるた
め顧客が必要とする時間である。例えば、銀行において
現金を引き出すか、又は小切手を現金化した顧客は出納
係の窓口に立ったまま、金銭を数える。同様に、ギャン
ブル競技場の窓口でも顧客は受け取った券を数える。ク
レジットカードで支払った顧客は伝票にサインし、記載
されている金額が正しいことを間違いなくチェックする
ことが必要である。しかし、顧客がこのような動作を行
っている間、サービスプロバイダは有効な作業を行うわ
けでない。
常の方法に関連する他の欠点は安全性に欠けることであ
る。カウンタや窓口で行う多くの形式のトランザクショ
ンでは多額の現金が取り扱われる。サービスプロバイダ
はサービスを受けるため待っている人の手のとどくとこ
ろにいるから、略奪を受ける可能性が高い。更に、サー
ビスプロバイダが近いところにいるから、強盗がサービ
スプロバイダに肉体的損傷を加える危険もある。若干の
形式のトランザクションを自動化する機械が開発されて
いる。しかし、機械は毎回同一のトランザクションを遂
行するのに適しているに過ぎない。多くのトランザクシ
ョンは多くの変化を有するから、人間のサービスプロバ
イダを必須とする。
式のシステムがドライブスルーで利用できる銀行業務に
主に使用されている。このシステムは銀行の建物の外に
外部の独立したステーションを有し、顧客はこの外部の
ステーションに隣接して車を位置させる。空気圧によっ
て管を通じて移動するキャリヤを使用して銀行内の出納
係と車の中の顧客との間に銀行の書類を送る。銀行内の
出納係と顧客とはマイクロホン・スピーカ形のシステム
を介して通信する。このようなシステムは顧客が車の中
で銀行のサービスを受けられる便宜を提供するが、行う
ことができるトランザクションの数と形式とが制限され
る。更に、顧客は銀行の出納係の窓口でトランザクショ
ンを行うことに関連する全ての通常の行為を遂行すると
共に、顧客自身、及びその車を位置させることに関連す
る付加的な行為をも行うから、このシステムを操作する
出納係は著しい非生産的な時間に遭遇する。従って、サ
ービスプロバイダにとって非生産的な時間を減らし、設
置し、使用するのに安価であり、多くの形式のトランザ
クションを実施するのに使用して適するトランザクショ
ンシステムが待望されている。
サービスプロバイダとの間にトランザクションを実施す
るシステムを得るにある。本発明の他の目的はサービス
プロバイダが所定の時間内に一層多くの顧客にサービス
を行うことができることによって一層有効に顧客とサー
ビスプロバイダとの間でトランザクションを実施するシ
ステムを得るにある。本発明の他の目的はサービス設備
内の床スペースを一層有効に使用することができ、顧客
とサービスプロバイダとの間でトランザクションを実施
するシステムを得るにある。本発明の他の目的は一層安
全に顧客とサービスプロバイダとの間でトランザクショ
ンを実施するシステムを得るにある。本発明の他の目的
はサービス設備内に容易に設置することができ、顧客と
サービスプロバイダとの間でトランザクションを実施す
るシステムを得るにある。
とサービスプロバイダとの間でトランザクションを実施
するシステムを得るにある。本発明の他の目的は顧客が
用意ができれば直ちにトランザクションを開始すること
ができるので顧客の満足度を増大し、顧客とサービスプ
ロバイダとの間でトランザクションを実施するシステム
を得るにある。本発明の他の目的はトランザクション間
の情報を顧客に提供し、顧客とサービスプロバイダとの
間でトランザクションを実施するシステムを得るにあ
る。本発明の他の目的は種々の多くの形式のトランザク
ションを行うために使用することができ、顧客とサービ
スプロバイダとの間でトランザクションを実施するシス
テムを得るにある。本発明の他の目的は顧客にサービス
を提供する適正な指令をサービスプロバイダに示し、顧
客とサービスプロバイダとの間でトランザクションを実
施するシステムを得るにある。本発明のその他の目的は
次の実施例、及び特許請求の範囲において明らかにされ
るであろう。
ロバイダ(SP)ステーションと複数個のカスタマーステー
ションとを有する本発明システムによって達成すること
ができる。このサービスプロバイダステーションは視覚
ディスプレイと閉回路テレビ(CCTV)カメラとを有する。
また、このサービスプロバイダステーションはマイクロ
ホン・スピーカーユニットのような音声信号を送信し、
受信する装置を有する。また、好適にはサービスプロバ
イダは空気管キャリヤ送給受理装置を有する。次にサー
ビスを受けるべきカスタマーステーションをサービスプ
ロバイダに示すキューイングディスプレイをサービスプ
ロバイダステーションに設ける。サービスプロバイダス
テーションのCCTVカメラに選択的に接続し得る視覚ディ
スプレイを各カスタマーステーションに設ける。またサ
ービスプロバイダステーションの視覚ディスプレイに選
択的に接続し得るCCTVカメラをカスタマーステーション
に設ける。更に、サービスプロバイダステーションのサ
ービスプロバイダと顧客が口頭で通信できるようにする
音声送信受信装置をカスタマーステーションに設ける。
最後に圧力、又は負圧によって管を通じて送ることがで
きる空気管キャリヤを送給し、受理する装置をカスタマ
ーステーションに設ける。
を複数個のカスタマーステーションのおのおのに接続す
る。空気キャリヤを送る管をサービスプロバイダステー
ションと各カスタマーステーションとの間に延在させ
る。また、選択されたカスタマーステーションの顧客に
サービスプロバイダを接続してサービスプロバイダが顧
客と通信し得るようにする制御ユニットをサービスプロ
バイダステーションに設ける。このシステムの好適な実
施例では映像プロバイダ材料を提供する映像材料提示装
置を更に設ける。映像切換え装置を介してこの提示装置
をカスタマーステーションに接続する。このシステムを
使用する顧客に対し関心をもたせようとする映像情報を
この映像材料提示装置によって提供する。顧客とサービ
スプロバイダとが通信状態にある時を除き、カスタマー
ステーションのディスプレイに映像材料を提供するよう
この映像切換装置は作動する。
時、顧客はサービスプロバイダに接触することができ
る。この映像切換え装置はサービスプロバイダに応動
し、サービスプロバイダはカスタマーステーションの顧
客と視覚、及び音声通信状態になる。このようにして、
サービスプロバイダは顧客と通信することができ、サー
ビスプロバイダは空気管を通して送られるキャリヤを介
して顧客から書類を受け取る。
ンを行っている顧客がまだそこでの活動に関わっていれ
ば、サービスプロバイダーにとって非生産的な時間とな
るかも知れないが、サービスプロバイダは切り換えて他
の顧客と通信し、顧客のため待っている間に他のトラン
ザクションを進行させることができる。顧客のため待っ
ている間に非生産的な時間を最少にサービスプロバイダ
ができることによってこのシステムを使用する全ての顧
客のためのサービスを向上させることができる。サービ
スプロバイダステーションのキューイングディスプレイ
はサービスを受けるべき次の顧客がいるカスタマーステ
ーションを表示する。本発明システムの好適な実施例で
はトランザクションを行う建物の壁の一体の部分として
新規なカスタマーステーションを設備することができ
る。カスタマーステーションにはトランザクションを行
う顧客のための作業面、及びその他の快適さを提供する
と共に、近くのステーションに対し顧客のプライバシー
を守る。カスタマーステーションは容易に設備し、サー
ビスできるような構造にする。
ンシステム10の一実施例を示す。この図示のシステム
はトランザクションを行う建物、又は施設12内で使用
される。このシステムの実施例は特に銀行業務のトラン
ザクションを行うように適合されている。しかし、本発
明は机、カウンタ、又は窓の後に位置するサービスプロ
バイダにより、顧客がサービスを受けるギャンブル競技
場、チケット購入、調剤、郵便業務、その他のビジネス
を含む種々のトランザクションの状態において使用され
ると理解すべきである。本発明システムはサービスプロ
バイダ(SP)ステーション14を有する。サービスプロバ
イダ16はサービスプロバイダステーションの構成部
分、及び装置を作動させる。図示のシステムの実施例の
場合、このサービスプロバイダは後に説明するように顧
客のためにトランザクションを行う金銭出納係又はその
他の銀行の行員である。
ステーション18を有する。顧客20はカスタマーステ
ーション18を操作し、後に詳細に説明するようにサー
ビスプロバイダ16と共にトランザクションを行う。空
気管型の輸送システム22を通じてカスタマーステーシ
ョン18とサービスプロバイダステーション14とを連
結する。図10に示すように、キャリヤ管30によって
各カスタマーステーション18をサービスプロバイダス
テーションに接続する。カスタマーステーションは負圧
管送給受理装置24を有し、この負圧管送給受理装置2
4はキャリヤ26をサービスプロバイダステーションに
送り、サービスプロバイダステーションからキャリヤを
受理する(図11参照)。またサービスプロバイダステ
ーションは空気圧キャリヤ送給受理装置28を有し、こ
の空気圧キャリヤ送給受理装置28を使用してキャリヤ
26をカスタマーステーションに送り、キャリヤ26を
カスタマーステーションから受けとる。
て送給受理装置24、28を連結する。ブロワ32、3
4によって生ずる空気圧、又は負圧によってキャリヤ管
30に通してキャリヤを推進させる。ブロワを作動させ
て一方のステーションから他方のステーションにキャリ
ヤを動かすのに十分な空気圧の差をキャリヤ管内に生ぜ
しめ、キャリヤの移動を達成する。本発明の好適な実施
例では、ブロワ32、34はキャリヤ管とキャリヤと共
にパックにされたブロワパッケージを使用するが、この
パッケージは Diebold, Incorporatedから市販されてい
る。
安全室36内にサービスプロバイダステーションを位置
させる。このような安全室内にサービスプロバイダステ
ーションを位置させることによって安全性を増大し、サ
ービスプロバイダが略奪を受け、又は肉体的な損傷を受
ける危険を最小にする。更に、好適な実施例では、カス
タマーステーション18を建物の壁38内に組み込む。
建物の壁38が建物12の内側の壁であるのが好適であ
る。後に説明するように、本発明の利点は、カスタマー
ステーションを建物の壁に容易に組み入れることがで
き、周囲の床スペースが最小に済むことである。図8に
はシステム10のサービスプロバイダ(SP)ステーション
14を詳細に示す。このサービスプロバイダステーショ
ンは2個のキャリヤ送給受理端末装置28を有する。こ
のキャリヤ送給受理端末装置28を通じて、キャリヤ2
6をカスタマーステーション18に送り、カスタマース
テーション18から送る。各キャリヤ送給受理端末装置
28は制御盤40を有する。この制御盤40はボタンを
有し、サービスプロバイダがこのボタンを押し、キャリ
ヤ26を動かすブロワ32、34の作動を制御する。
に視覚ディスプレイ42を有する。この視覚ディスプレ
イ42は閉路テレビジョン(CCTV)モニタであるのが好適
である。更に、サービスプロバイダステーション14は
CCTVカメラ44を有する。カメラ44を視覚ディスプレ
イ42に隣接して位置させるのが好適であり、これによ
りサービスプロバイダがカスタマーステーションの顧客
をディスプレイ42上に見る時は、カメラ44がカスタ
マーステーションの視覚ディスプレイ上にサービスプロ
バイダの影像を表示する。この構成の結果、カスタマー
を見ているようにサービスプロバイダが現れる。更に、
サービスプロバイダステーション14は通信選択ユニッ
ト46を有する。通信選択ユニット46はマイクロホン
及びスピーカを含む音声送信受信装置を有する。通信選
択ユニット46は選択ボタン、又はその他の入力手段を
有するのが好適であり、これによりサービスプロバイダ
はサービスプロバイダステーションと選択されたカスタ
マーステーションとの間に映像的接続、及び音声的接続
を生ぜしめるためこれ等ボタンを選択的に操作する。顧
客が特定のカスタマーステーションにいることをサービ
スプロバイダに示すため使用する例えば点灯のような表
示手段を映像、音声通信選択ユニット46が有するのが
好適である。このことは後に説明するように行われる。
せず)に作動可能に接続されている。この通信制御器は
プログラミング可能なマイクロプロセッサをベースとす
る制御器であるのが好適であり、この制御器はサービス
プロバイダがユニット46に入力するのに応動して、サ
ービスプロバイダステーションと特定のカスタマーステ
ーションとの間に選択的に映像的接続、及び音声的接続
を生ずるように作動する。サービスプロバイダステーシ
ョン14もこの通信制御器を通じて図12の映像切換え
装置48に作動可能に接続されている。この映像切換え
装置はDiebold,Incorporated から市販されているビデ
オマトリックススイッチャーであるのが好適である。こ
の映像切換え装置はカメラ44、サービスプロバイダス
テーション14のディスプレイ42、及びカスタマース
テーションにある視覚ディスプレイ、及びカメラに作動
可能に接続されている。
8に作動可能に接続する。本発明の好適な形状では、映
像材料提示装置はデータ記憶装置を有するコンピュータ
である。このデータ記憶装置によって映像材料、及び/
又は音声材料を表すデータを記憶する。好適な実施例で
は、このコンピュータのデータ記憶装置に記憶されてい
る映像材料、及び音声材料はこのシステムを使用する顧
客に関心を持たせようとする広告情報、推奨情報、又は
その他の材料である。代案の実施例では、映像材料提示
装置は VCRのようなプレイバック装置、又はオンライン
ソース、又はブロードキャストソースにすることができ
る。コンピュータ50は通信装置54を通じてデータ送
信ライン52に接続されているのが好適である。この通
信装置54はモデムであるのが好適であり、データ送信
ラインは電話線、又はその他の装置である。その他の装
置とは遠方のデータ源に通信する映像材料提示装置とし
て作用するコンピュータを設置するのに適する装置であ
る。この形態はコンピュータ内に記憶された映像情報、
及び/又は音声情報をローカル、即ち遠方位置からスケ
ジュール基準で、又は非スケジュール基準で変更し、更
新することができることは当業者にとって明らかであ
る。これによりシステムのオペレータによって希望する
流れと正確さで、コンピュータのデータ記憶装置に記憶
された情報を維持することができる。
ータをサービスプロバイダステーション14に密接して
設置してもよいし、遠方に設置し、データ送信線、ラジ
オリンク、又はその他の通信装置により映像切換え装置
48に接続してもよいことは明らかである。サービスプ
ロバイダステーション14もキューイングインディケー
タ47を有する。このキューイングインディケータ47
は LED、又は LCD形のようなディスプレイ49を有す
る。また、キューイングインディケータ47はプロセッ
サ、及びその内部の記憶装置を有し、これによりプログ
ラミングされた機能を遂行すると共に、時限装置として
も作用する。キューイングインディケータ47はサービ
スを受ける次の顧客がいるカスタマーステーションのデ
ィスプレイ49に表示を行う。このキューイングインデ
ィケータは後に説明するように作動し、カスタマーステ
ーションに接近する順序でサービスプロバイダが顧客に
サービスを確実に行えるようにする。
イダステーション14は遂行すべき特定の形式のトラン
ザクションに適合させた他の構成部分を有する。図8に
示すように、このサービスプロバイダステーション14
は作業面56を有し、これによってトランザクションに
関連する材料を検討し、準備する場所をサービスプロバ
イダに提供する。サービスプロバイダステーション14
は更に保管引出し58と、サービスプロバイダがその仕
事を行う間に必要とする細目毎の開放保管位置60とを
有する。この実施例のシステム10を銀行の業務に使用
しようとする場合には通貨計算書分配装置62をサービ
スプロバイダステーション14に更に設ける。この通貨
計算書分配装置62は既知の形式のもので、計算書と必
要な量の貨幣をサービスプロバイダに分配する。これに
より顧客に渡す必要がある時、サービスプロバイダが金
銭の量を数える必要がないようにする。更に、サービス
プロバイダステーションは内蔵金庫64を有し、小切
手、貨幣のような貴重品を確実に保管する。本発明の他
の実施例はこのシステムに使用する特定のトランザクシ
ョン状態で必要な種々の、又は付加的装置をサービスプ
ロバイダステーションに設ける。これ等の装置には、例
えば、クレジットカード確認装置、チケットプリンタ、
賭金スリッププリンタ、切手分配器、券分配器、医薬分
配器、又はこのシステムを使用する状況に必要なトラン
ザクションの特定の形式を実施するのに必要な他の項目
である。
ービスプロバイダステーション66を示す。代案のサー
ビスプロバイダステーション66はサービスプロバイダ
ステーション14に類似するが、相違するのは付加的な
キャリヤ送給受理端末装置28を有する点である。ま
た、この代案のサービスプロバイダステーション66は
付加的ディスプレイ42、カメラ44、及び通信選択ユ
ニット46を有する。この代案のサービスプロバイダス
テーション66は2人のサービスプロバイダが単一の通
貨分配装置62を分け合って使用しているシステムに配
置する。代わりに、このシステムに設けた全ての構成部
分を操作している唯1人のサービスプロバイダによって
サービスプロバイダステーション66を使用するように
してもよい。しかし、単一のディスプレイ通信選択ユニ
ットに関連する2個のカスタマーステーション18を有
するようにサービスプロバイダステーション14、66
を示したが、他の実施例では、1人のサービスプロバイ
ダによって単一の選択ユニットからサービスを受ける形
態に、他の数のカスタマー端末を構成してもよい。この
システムを使用するトランザクションの状態にこのシス
テムの形態を適合させることができる。
の好適な実施例を非常に詳細に示す。カスタマーステー
ション18を建物12の壁38上に位置させる。壁38
は実際上、いかなる壁でもよいが、本発明の好適な実施
例の利点は、壁38は、この壁の背後が非常に限定され
た室のファサードである内部の壁であることである。こ
のことは建物の内部の空間を最大に利用可能にするよう
にカスタマーステーションを位置させることを可能にす
る。カスタマーステーション18は図示のようにステー
ションの作動位置で壁38に衝合するカバー68を有す
る。後に説明するように、好適な実施例では、カスタマ
ーステーションの構成部分を操作するため接近できるよ
うにカバー68を移動可能にする。
ス区域70を設け、これを図4に非常に詳細に示す。こ
のカスタマーインタフェース区域70はカバー68に貫
通するキャリヤ開口72を有する。カバー68の作動位
置で開口72を通じて空気管キャリヤ送給受理端末装置
28は接近可能である。キャリヤ送給受理端末装置24
は作動して空気管システム、即ち輸送システム22を通
じてキャリヤ26をサービスプロバイダ端末に送り、キ
ャリヤ26をサービスプロバイダ端末から受理する。キ
ャリヤ送給受理端末装置24はボタンを有する制御盤7
6を具え、従って以前に説明したように顧客がブロワ3
2、34の作動を制御し、キャリヤをカスタマーステー
ションからサービスプロバイダステーションに送る。サ
ービスプロバイダステーションのサービスプロバイダを
呼ぶため顧客が押すことができるボタンを制御盤76に
設けるのが好適である。カバー68のカスタマーインタ
フェース区域70にスクリーンアクセス開口78を更に
設ける。カスタマーステーションの作動状態において、
カバー68のスクリーンアクセス開口78を通じて顧客
は視覚ディスプレイ80を見ることができる。インタフ
ェース区域70は更にカメラ視野開口82を有する。カ
スタマーステーションの作動状態において、カバーの開
口82を通して、CCTVカメラ84(図5参照)により顧
客を見ることができるようにカメラ視野開口82を位置
させる。
区域70に更に付属品開口85を設ける。付属品開口8
5内に音声送信受信装置86を位置させる。本発明の好
適な実施例では、音声送信受信装置86は電話の受話器
である。カスタマーステーション18の顧客はこの受話
器を通じてサービスプロバイダステーションのサービス
プロバイダと通話することができる。これにより一層プ
ライバシーが保たれる。またマイクロホン・スピーカー
を端末装置24に設けるのが好適であり、受話器を使わ
ない時は、マイクロホン、スピーカーを使用して顧客と
通話する。好適な実施例では、受話器を持ち上げた時、
音声通信をマイクロホン・スピーカーから受話器に切り
換え、受話器を戻した時、マイクロホン・スピーカーに
切り換えるように作動するスイッチに受話器を接続す
る。顧客が最初にカスタマーステーションに接近した
時、サービスプロバイダに合図をするため、制御盤76
の「呼びボタン」のようにこの受話器のスイッチを使用
することも好適である。もちろん、代案の実施例では、
受話器を省略し、更に/又は他の型式のマイクロホン・
スピーカー装置を使用してもよい。カスタマーステーシ
ョン18の好適な実施例では、キャリヤ開口72と、付
属品開口85とをカバー68に鏡面影像関係に位置させ
る。これにより、端末装置24と音声送信受信装置68
との位置を図4に示す場合の位置から反転させることが
できる。代案として、これ等の構成部分のうちの一方が
無いカスタマーステーションにおいて、カバーに取り付
けた挿入部材によって、使用しない開口を閉じてもよ
い。
に棚88を設ける。この棚88は、カスタマーステーシ
ョンでトランザクションを行うのを容易にする水平作業
面を顧客のために提供する。棚88は顧客が物品を保持
し、書類にサインし、ノートをするための場所を提供す
る。カスタマーインタフェース区域70内の棚88の下
に複数個の保管位置90を位置させて示す。図示の実施
例では、顧客が銀行でのトランザクションを行うのに顧
客が必要な書類を保持するため保管位置90を使用す
る。これ等には例えば、貯蓄のチケット、又は多数の顧
客が使用する銀行のその他の用紙が含まれる。更に、図
示の本発明の実施例ではカスタマーインタフェース区域
70内のセンサ92を有する。このセンサ92はカスタ
マーステーション18に顧客がいることを検知するよう
に作動する光学センサ、その他のセンサであるのが好適
である。図示の本発明の実施例では、センサ92はサー
ビスプロバイダステーションの通信選択ユニット46の
インディケータに作動可能に接続されている。センサ9
2によってカスタマーステーションに隣接して顧客が検
出された時、選択ユニット46でのインディケータを通
じてサービスプロバイダに表示が与えられる。また、こ
のセンサはキューイングインディケータ47に接続され
ており、このインディケータ47はサービスを受けるべ
き次の顧客がいるカスタマーステーションをサービスプ
ロバイダにそのディスプレイ上に示す。
段を使用してもよい。例えば、音声送信受信装置86を
具える受話器を顧客が取り上げた時、同様に、顧客がカ
スタマーステーション18にあって、トランザクション
を行う準備ができたと言う表示をサービスプロバイダに
与えるようにしてもよい。端末装置24の制御盤76の
「呼びボタン」を押して顧客がサービスプロバイダに知
らせるようにしてもよい。顧客がトランザクションを開
始する準備ができた時、サービスプロバイダに接触する
のに何をなすべきかを顧客に指示するため、書かれた指
示をカスタマーインタフェース区域70に提供してもよ
い。これにはキャリヤ内のサービスプロバイダへの書類
を送ることが含まれる。図示の実施例において、カスタ
マーステーションにはカメラ84、ディスプレイ80、
キャリヤ端末装置24、及び音声送信受信装置86を含
む構成部分を設ける。本発明の他の実施例において、種
々の、又は付加的な構成部分を含むカスタマーステーシ
ョンを使用することができる。
レーム94に支持する。フレーム94は壁38に支持連
結されている。好適な実施例では、フレーム94はその
上に標準の人員ドアを支持するために使用される通常の
ドアフレームである。フレーム94は壁38に開口96
を区画する。フレーム94は第1直立部材98と、第2
直立部材100とを有する。また、フレーム94はこれ
等直立部材間に延在するヘッダ部材102を有する。第
1直立部材98はそれに作動可能に連結されたヒンジ1
04を有する。ドアフレームの通常のヒンジ取付け区域
にフレーム94に取り付いている緊締具によって、ヒン
ジ104は作動可能に連結されている。またヒンジ10
4はカバー68に作動可能に連結されている。ヒンジ1
04はカバー68を閉塞位置から開放位置に動かすこと
ができる。
ー68はフレームが延在する壁38に衝合する関係にあ
る。閉塞位置では、カバー68はフレーム94、開口9
6、及びそれに隣接する壁の部分の上方にある。カバー
68はヒンジ104と共に回転するよう正当な職員によ
って動かすことができる。カバーが開放位置に一旦動く
と、開口96と、この開口を通じてアクセスできるカス
タマーステーションの構成部分とに正当な職員がアクセ
スすることができる。本発明の好適な形状では、線図的
に示すストライカ106を第2直立部材100に設け
る。このストライカはカバー68上のロック機構に選択
的に掛合することができる。このロック機構を使用し
て、正当でない職員がカバーを開くのを防止する。
サブフレーム108を直立部材98、100に取り付け
る。通常の緊締具を使用する好適な実施例でこのように
行う。この構造によってサブフレーム108を壁38に
支持連結されるようにすることができる。サブフレーム
108は調整可能な取付けブラケットを介して、このサ
ブフレームに取り付けられているCCTVカメラ84を支持
する。更に、サブフレーム108は視覚ディスプレイ8
0を支持連結しており、この視覚ディスプレイ80はサ
ブフレームに対して移動可能に位置決めされ得るように
取り付けられている。またサブフレーム108はキャリ
ヤ送給装置24を支持連結する。フレーム94、及びサ
ブフレーム108を介して壁38に支持連結されるカス
タマーステーションのこれ等構成部分はサービスを容易
にするカバー68を開くことによって接近可能にする。
また、カバー68を開くことによって音声送信受信装置
として作用する受話器、及びセンサ92のような構成部
分を作用させるのを可能とする。受話器、及びセンサの
両方はカバー68に支持連結して取り付けられるのが好
適である。
ー68を開くことによってカスタマーステーションの構
成部分の全てにアクセスすることができる。好適な実施
例では、顧客端末に後部からアクセスする必要がない。
その結果、壁38を固定壁のような他の物体に密接させ
ることができ、これによりカスタマー区域における利用
できる床スペースを最大にすることができる。更に、カ
バー68に取付け区域を設けるのが好適であり、この取
付け区域によって、左開きでも右開きでも回動できるよ
うにカバー68を緊締具によって取り付けることができ
る。更に、これにより利用できるスペースを最適にする
ことができる。
テーションをドアフレームの周りに建てることである。
これにより標準のドア開口を有する壁によって設備を造
ることができ、この設備を後に変更してカスタマーステ
ーションにすることができる。オペレータが全てのカス
タマーステーションを最初に設備することを希望しない
場合には、カスタマーステーションを設備する時までフ
レームに通常のドアを嵌着してもよい。更に、好適な実
施例のカスタマーステーションは後部アクセスを必要と
しないため、戸棚、又はその他の保管所として最初に設
けることができる位置にカスタマーステーションを設置
してもよい。これにより、ステーションを含むように他
の形式の設備に容易に変換することができる。建物のコ
ーナーのように後部からのアクセスが生じない他の区域
にカスタマーステーションを設備してもよい。カスタマ
ーステーション18との電気配線接続、及びキャリヤ管
30を頭上、又は床下に任意の方向にカスタマーステー
ションから延ばすことができるから、本発明の好適な実
施例はトランザクションの実施を容易にするよう多数の
位置に容易に設置することができる。
の操作に当たり、ステーションが顧客によって操作され
ていない時、一般に、映像材料を生ずるようカスタマー
ステーション18のディスプレイ80を使用する。映像
材料提供装置50として作用するコンピュータのデータ
記憶装置に映像プログラム材料(及び必要なら音声プロ
グラム材料)を記憶する。コンピュータからの映像材
料、及び/又は音声材料を表す信号を映像切換え装置4
8を通じてカスタマーステーション18のディスプレイ
80に供給する。上述したように、映像材料提示装内の
映像材料、又は音声材料はデータ送信ライン52、及び
通信装置54を使用してローカル、即ち遠方位置から周
期的に、又は周期的でなく更新する。
な形状において、付加的な映像モニタ、及び/又は音声
モニタ110を設け、映像材料提示装置からの材料を表
示する。サービスプロバイダがいる安全室、カスタマー
トランザクション区域、又はその両方のように、このシ
ステムを収容する建物12内にモニタ110を位置させ
る。モニタ110は顧客が情報について質問をしている
場合、提示されている情報をサービスプロバイダが検討
することを可能にする。更に、トランザクションを行う
ことに関心がない顧客、又はトランザクションを既に終
えた顧客が提示されている材料を検討することに関心を
持つことがある。カスタマー区域にモニタ110を設備
することによってカスタマー端末18を占據することな
く顧客がそのことを容易に行うことを可能にする。
ば、顧客がカスタマーステーション18に接近し、この
顧客をセンサ92によって感知する。これはサービスプ
ロバイダの通信選択ユニット46でインディケータをフ
ラッシュさせる。代案として、顧客がカスタマーステー
ションで受話器を取り上げるか、サービスプロバイダに
同様の表示をするため、端末28の「呼びボタン」を押
してもよい。カスタマーステーションからの信号もキュ
ーイング装置47で受信される。顧客が到着した相対時
間、又は実時間を書き留め、キューイング装置47内の
プロセッサに接続された記憶装置にこの情報を記憶する
プロセッサのような時限装置をキューイング装置に設け
るのが好適である。顧客がカスタマーステーションに到
着した時間の順序に基づいて顧客にサービスを提供する
指令をキューイング装置が発生するのが好適である。こ
のプロセッサが作動して、次に到着した顧客がいるステ
ーションを表すデータを含む指令に基づいて、サービス
を受けるべき次のカスタマーステーションの表示をディ
スプレイ49上に発生する。これによりどちらの顧客が
次にサービスを受けるべきかをサービスプロバイダに告
げる。
し、顧客がいるカスタマーステーションを選択する。こ
の入力に応動して通信制御器が作動し、顧客がいるステ
ーションとの間に映像、及び音声の両方向通信を成立さ
せる。サービスプロバイダが映像、及び音声の両方向通
信を成立させた時、映像切換え装置48が作動してカス
タマーステーションのディスプレイ、及び音声出力装置
を映像提示装置50から切り離す。選択ユニット46に
作動するように接続されているキューイング装置47は
サービスプロバイダステーションとカスタマーステーシ
ョンとを通信状態にする入力に応動して、指令のデータ
を消滅させ、又は変更する。この指令のデータの変更の
結果、サービスプロバイダがここで選択したカスタマー
ステーションの番号、又はその他の表示を、も早、示さ
ず、他の顧客がいれば、次のこの顧客が待っているカス
タマーステーションの指定者を表示する。サービスプロ
バイダステーションがカスタマーステーションと通信状
態にある間は、カスタマーステーションを再び上記指令
下に置かないように、キューイングステーションが作動
している。
プロバイダは顧客の質問に答えることができ、トランザ
クションを行う顧客を手伝うことができる。顧客が進行
する用意ができていない場合には、サービスプロバイダ
はサービスプロバイダステーション14の通信選択ユニ
ット46を操作して特定のカスタマーステーションとの
映像、及び音声通信を断ち、他のカスタマーステーショ
ンとの通信を確立することによって他の顧客のトランザ
クションを進行させることができる。第1ステーション
での顧客がキャリヤ26内に書類を挿入し、カスタマー
ステーションでキャリヤ送給受理端末装置24を使用す
るサービスプロバイダにキャリヤを送ることを指示され
ることもある。その結果、顧客がキャリヤ内に挿入する
書類を用意し、キャリヤ内の書類を送っている間、サー
ビスプロバイダは他の顧客のために他のトランザクショ
ンを行ってもよい。キャリヤがサービスプロバイダのキ
ャリヤ送給受理端末装置28に到着した時、サービスプ
ロバイダはカスタマーステーションの顧客が進行する準
備ができたことを知る。
による等の選択ユニットへの入力を通じてカスタマース
テーションとサービスプロバイダステーションとの間の
音声及び視覚通信を切断する。サービスプロバイダの選
択ユニット46からの信号を通信制御器に送信し、この
通信制御器は映像切換え装置48を作動させる。映像切
換え装置48はカスタマーステーションのディスプレイ
80を映像材料提示装置50に作動可能に再接続する。
その結果、それに記憶された推奨の材料、又はその他の
材料をトランザクションの継続中の顧客に提示する。
作用するコンピュータ、又はその他の装置は単一の出力
モードで連続的に作動し、同一の情報を同時に全てのカ
スタマーステーションに送る。しかし、代案の実施例で
は、多数の出力通信路を設け、従って顧客がトランザク
ションを行っている間、特定の材料を提示する。これ等
の特定の材料の提示は顧客が関心を持つと期待される内
容に特に合致させられる。コンピュータをプログラミン
グし、通信制御器を通じて制御される多数の出力通信路
を生ぜしめ、従ってサービスプロバイダステーションと
カスタマーステーションとの間に音声、及び視覚リンク
を接続するサービスプロバイダによって提示が中断され
た点で顧客への提示が回復する。これにより顧客が全体
の提示を見る可能性を増大する。もちろん、他の実施例
では、サービスプロバイダからの応答を顧客が待ってい
る間、カスタマー端末に「トランザクション進行中」の
スクリーンを提供するような他の構成を使用することが
でき、又はトランザクションが進行中である間、カスタ
マーステーションのカメラ84からの信号をこの同一の
ステーションのディスプレイ80に接続し、従って顧客
が自分自身を(また多分顧客の背後の区域の一部を)見
ることができる他の構成を使用することができる。これ
等、及びその他の任意の要旨は映像切換え装置48、及
び映像材料提示装置50のプログラミングを通じて、こ
こに開示されたものに基づいて当業者であれば実現する
ことができる。
移送は、各キャリヤ管の端部に連結されたブロワ32、
34によって生ずる空気圧の差によって達成される。こ
れ等ブロワは制御盤76、40のボタンをそれぞれ操作
することによってカスタマー端末における顧客、及びサ
ービスプロバイダ端末におけるサービスプロバイダによ
って制御される。これ等の制御盤はブロワ制御器112
に接続され、カスタマー端末とサービスプロバイダ端末
との間にキャリヤを動かすため、このブロワ制御器によ
って希望するようにブロワを作動させる。
ランザクションにはキャリヤ26を使用して顧客とサー
ビスプロバイダとの間に書類、又はその他の要素を移送
することが含まれる。また、トランザクションには顧客
とサービスプロバイダとの間の情報の交換が含まれる。
これにより、サービスプロバイダは他の装置をどのよう
に操作するか、又はセルフサービスの場合に必要なもの
をどのようにして得るかを顧客に指示することができ
る。更に、顧客とサービスプロバイダとの間に利用でき
る直接のコミュニケーションによってサービスプロバイ
ダは顧客を直接見ることによって顧客の情報、又は顧客
の確認を行うことができる。このシステムは手助けや、
その他の情報を必要としている能力のない個々の人にサ
ービスを提供するのに特に有用である。
スピーカを含むカスタマーステーション18の好適な実
施例における音声通信の方法によれば顧客とサービスプ
ロバイダとの間で交わされる音声通信を非常に確実なも
のにする。好適な実施例のカスタマーインタフェース区
域70を半円形の形態にすることによって、端末で行わ
れている作用が近くの顧客に見えないように制約する。
これにより好適な実施例の顧客端末の間隔を密接させる
ことができると共に、機密情報を傍受される懸念を最少
にすることができる。
を再調査したり、又は取りかたづけるため、しばらくの
間、顧客はカスタマーステーションに留まっていてもよ
い。カスタマーステーションに新たな顧客が存在してい
ることを表すデータを再び指令に入れる前に、既に検知
した顧客をクリアし、も早、その顧客を検知せず、次に
新たな他の顧客を検知するよう、カスタマーステーショ
ンのセンサ92に要求するように、キューイングインデ
ィケータ47のプロセッサをプログラミングするのが好
適である。カスタマーステーションが新たな顧客を検知
した後、キューイング装置によって生ずるサービス指令
にこのカスタマーステーションを再び加える前に、或る
時間にわたり検出状態が存在するようにキューイング装
置内のプロセッサのプログラミングが要求するのが好適
である。これによりキューイング装置の信頼性を増大す
る。
ための融通性を提供することの他に、本発明システムは
サービスプロバイダの安全性を高めることができる。サ
ービスプロバイダは建物の安全区域にいるので、サービ
スプロバイダは強奪の被害、又は肉体的損傷に対し一層
守られている。このことは、ギャンブル競技場、又は銀
行のように大量の現金に関するトランザクションを行う
場合には非常に重要である。映像、及び/又は音声提示
装置50を有するシステムの実施例は顧客に対し推奨の
資料を提示することができる。付加的な情報を提供すれ
ば顧客を一層満足させることがあり、トランザクション
の数を増大し得ることもある。このようなシステムは更
に、カスタマーステーションをどのように利用するかの
指針、又はこの施設で行える他の活用法を顧客に提供す
る。代案として、装置50が他の発生源から実時間信号
を送信するようにしてもよい。
的に情報にアクセスできる要旨を含む。例えば、カスタ
マー区域内のディスプレイ110に、タッチスクリーン
インタフェースのような顧客入力装置を設けてもよい。
このようなインタフェースは材料提示装置50と共に操
作され、顧客に関心がある特定の情報に顧客がアクセス
するのを可能にする。顧客はタッチスクリーンに提示さ
れた情報の項目を選択することによりこのことを行うこ
とができる。代案として、又は追加として、顧客がこの
ように情報にアクセスできることが望ましいならば、カ
スタマーステーション18にタッチスクリーンインタフ
ェースを設けてもよい。しかし、トランザクションの高
速処理が望ましいシステムでは、顧客の問合わせが他の
トランザクションの実施を妨害しない別個の端末ステー
ションに顧客の問合わせを限定するのが有利であること
が多い。
システムは上述の目的を達成し、従来の装置やシステム
を使用する際に遭遇する困難を解消し、問題点を解決
し、ここに記載した望ましい結果を達成する。上述の記
載においては、用語は簡単、明瞭、及び理解し易さのた
め使用されているが、これ等の用語は記述の目的に使用
されており、広い意味に解すべきものであり、本発明を
限定するものでない。更に、ここに記載し、図示したも
のは単なる例示であり、図示し、又は説明した詳細な要
旨に本発明は限定されない。特許請求の範囲において記
載された要旨は本発明の機能を遂行するための手段であ
って、この機能を遂行し得るいかなる手段をも包含する
ものと解すべきであり、上述の説明において本発明の機
能を遂行させるために示した特定の手段、又は均等手段
に本発明を限定すべきでない。本発明を詳細に説明した
が、本発明は特許請求の範囲の請求項に記載したとおり
である。
テーションの正面図である。
び構成部分の側面図である。
の上から見た断面図である。
ーインタフェースの右側前面から見た斜視図である。
び構成部分の右側前面から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
から見た斜視図である。
テーションの第1実施例の正面図である。
テーションの第2実施例の正面図である。
ムに使用するサービスプロバイダステーション、及びカ
スタマーステーションの上方から見た線図である。
る。
的、及び空気的接続を示す線図である。
端末装置 30 キャリヤ管 32、34 ブロワ 36 安全室 38 建物の壁 40 制御盤 42 視覚ディスプレイ 44 CCTVカメラ 46 通信選択ユニット 47 キューイングインディケータ 48 映像切換え装置 49 ディスプレイ 50 映像材料提示装置、コンピュータ 52 データ送信ライン 54 通信装置 62 通貨計算書分配装置 64 内蔵金庫 86 音声送信受信装置 92 センサ 110 映像、及び/又は音声モニタ、ディスプレイ 112 ブロワ制御器
Claims (27)
- 【請求項1】 サービスプロバイダステーションと、少
なくとも1個のカスタマーステーションとを具え、 前記サービスプロバイダステーションは、 サービスプロバイダ視覚ディスプレイと、 サービスプロバイダCCTVカメラと、 サービスプロバイダ音声送信装置とサービスプロバイダ
音声受信装置と、 サービスプロバイダ空気管キャリヤ送給受理装置とを具
え、 前記少なくとも1個のカスタマーステーションは、 前記サービスプロバイダCCTVカメラに作動可能に接続さ
れたカスタマー視覚ディスプレイと、 前記サービスプロバイダ視覚ディスプレイに作動可能に
接続されたカスタマーCCTVカメラと、 それぞれ前記サービスプロバイダ音声受信装置と前記サ
ービスプロバイダ音声送信装置とに作動可能に接続され
たカスタマー音声送信装置とカスタマー音声受信装置
と、 前記カスタマーステーションとサービスプロバイダステ
ーションとの間にキャリヤを選択的に動かし得るように
前記サービスプロバイダ空気管キャリヤ送給受理装置に
作動可能に接続されたカスタマー空気管キャリヤ送給受
理装置とを具えたことを特徴とするトランザクションシ
ステム。 - 【請求項2】 壁を有し前記サービスプロバイダステー
ションを内部に収容する建物を具え、前記カスタマース
テーションの前記カスタマー視覚ディスプレイ、カスタ
マーCCTVカメラ、カスタマー音声送信装置、カスタマー
音声受信装置、及びカスタマーキャリヤ装置のうちの少
なくとも1個の構成部分が前記壁に支持連結されている
請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】 前記建物の壁が内部の壁である請求項2
に記載のシステム。 - 【請求項4】 前記カスタマー端末がフレームを具え、
前記壁が開口を具え、前記フレームが前記壁に対し支持
連結され前記開口内に延び、前記カスタマー視覚ディス
プレイ、カスタマーCCTVカメラ、カスタマー音声送信装
置、カスタマー音声受信装置、又はカスタマーキャリヤ
装置の少なくとも1個が前記フレームに支持連結されて
いる請求項2に記載のシステム。 - 【請求項5】 前記カスタマー端末が更にカバーを具
え、このカバーを前記フレームに移動可能に取り付ける
と共に、前記開口に接近し得るようこのカバーを移動可
能に構成した請求項4に記載のシステム。 - 【請求項6】 前記カスタマー端末が更にカバーを具
え、このカバーは前記壁に支持連結されて移動可能に取
り付けられており、第1位置において前記カバーはカス
タマー視覚ディスプレイ、カスタマーCCTVカメラ、又は
カスタマーキャリヤ装置のうちの少なくとも1個の構成
部分の上に位置しており、前記カバーが少なくとも1個
の開口を有し、前記カバーの第1位置において前記1個
の構成部分を顧客が手動で操作でき作動させることがで
き、前記カバーの第2位置において前記カバーは前記1
個の構成部分から離して配置され、この構成部分はサー
ビスのために操作され得るよう構成した請求項2に記載
のシステム。 - 【請求項7】 前記フレームがドアフレームから成る請
求項4に記載のシステム。 - 【請求項8】 前記ドアフレームに作動可能に連結され
た少なくとも1個のヒンジを具え、このヒンジを介して
前記フレームに対し移動可能に前記カバーを取り付けた
請求項7に記載のシステム。 - 【請求項9】 前記フレームは前記開口を区画してお
り、更に前記フレームに支持するように連結され前記開
口内に延びるサブフレームを具え、前記カスタマー視覚
ディスプレイ、前記カスタマーCCTVカメラ、又は前記カ
スタマーキャリヤ装置のうちの少なくとも1個が前記サ
ブフレームに支持連結されている請求項4に記載のシス
テム。 - 【請求項10】 前記カバーがほぼ水平に延びる棚を具
え、これにより顧客がこの棚の上で記述、その他の活動
が可能である請求項6に記載のシステム。 - 【請求項11】 前記カバーが少なくとも1個の保管位
置を具え、この保管位置内に物品を保管し得る請求項6
に記載のシステム。 - 【請求項12】 前記システムが複数個のカスタマース
テーションを具え、前記サービスプロバイダステーショ
ンが通信選択装置に作動可能に接続されており、前記通
信選択装置への入力に応動して前記サービスプロバイダ
ステーションと前記カスタマーステーションの1個との
間を映像、及び音声接続されるよう構成した請求項1に
記載のシステム。 - 【請求項13】 少なくとも1個のカスタマーステーシ
ョンがこのカスタマーステーションに隣接して位置する
人を検知するように作動するセンサを具え、カスタマー
端末に隣接する人の存在の表示を前記サービスプロバイ
ダステーションに与えるよう前記センサに作動可能に接
続されたインディケータを前記サービスプロバイダステ
ーションに設けた請求項12に記載のシステム。 - 【請求項14】 前記カスタマーステーションの前記カ
スタマー映像ディスプレイと前記サービスプロバイダCC
TVカメラとの間に映像接続を選択的に発生させるよう作
用し、前記サービスプロバイダステーションに作動的に
接続された映像切換え装置を更に具える請求項1に記載
のシステム。 - 【請求項15】 映像信号を発生するように作動する映
像材料提示装置を前記システムに更に設け、前記映像材
料提示装置を前記カスタマー視覚ディスプレイに選択的
に接続するように前記映像切換え装置が作用するようこ
の映像切換え装置を前記映像材料提示装置に作動可能に
接続した請求項14に記載のシステム。 - 【請求項16】 前記カスタマー視覚ディスプレイを前
記映像材料提示装置、又は前記サービスプロバイダCCTV
カメラに選択的に接続するように前記映像切換え装置を
作動させる請求項15に記載のシステム。 - 【請求項17】 前記映像材料提示装置は映像材料を表
すデータを有するデータ記憶装置に作動可能に接続され
たコンピュータを具え、このコンピュータはデータ送信
ラインに作動可能に接続されており、このデータ通信ラ
インを通じて映像材料が変化可能である請求項16に記
載のシステム。 - 【請求項18】 前記建物は前記サービスプロバイダス
テーションを収容する安全室を具え、前記カスタマース
テーションをこの安全室の外側に配置した請求項3に記
載のシステム。 - 【請求項19】 前記システムは更に前記サービスプロ
バイダステーションに作動可能にそれぞれ接続された複
数個のカスタマーステーションを前記建物内に具える請
求項18に記載のシステム。 - 【請求項20】 前記壁に開口を形成し、 前記壁に支持連結された状態に前記開口内にフレームを
位置させ、 前記フレームに支持連結された状態に前記少なくとも1
個の構成部分を位置させる工程から成る方法により前記
カスタマーステーションを製造した請求項2に記載のシ
ステム。 - 【請求項21】 前記カスタマーステーションは更にカ
バーを具え、前記カスタマーステーションを製造する方
法は前記開口の上にある第1位置と、前記開口から離間
して配置される第2位置との間に前記カバーが動き得る
よう前記壁に支持連結された関係に前記カバーを取り付
ける工程を更に有する請求項20に記載のシステム。 - 【請求項22】 前記カバーを移動可能に取り付ける工
程はヒンジを介して前記カバーを前記フレームに作動可
能に連結することから成る請求項21に記載のシステ
ム。 - 【請求項23】 前記カバーは前記第1位置において、
前記壁に対し衝合する関係にあり、前記フレームをほぼ
包囲する関係に延在している請求項21に記載のシステ
ム。 - 【請求項24】 前記システムは前記サービスプロバイ
ダステーションに作動可能に接続された複数個のカスタ
マーステーションを具え、各カスタマーステーションは
カスタマーステーションで顧客によって操作し得る顧客
操作装置を有し、前記システムは各前記顧客操作装置に
作動可能に接続されたキューイング装置を前記サービス
プロバイダステーションに更に具え、前記キューイング
装置はカスタマーステーションにおける顧客操作装置が
操作された時間順序を表すデータを有する指令を発生す
るよう作動すると共に、前記キューイング装置は前記指
令を表すデータを表示するように作動する請求項1に記
載のシステム。 - 【請求項25】 前記サービスプロバイダステーション
は更に通信選択ユニットを有し、前記システムはこの通
信選択ユニットへの入力に応動して前記サービスプロバ
イダステーションを前記カスタマーステーションの1個
に対し映像、及び音声通信関係に選択的に設置するよう
構成され、前記通信選択ユニットは前記キューイング装
置に作動可能に接続されると共に、前記カスタマーステ
ーションの1個とサービスプロバイダステーションとを
通信状態に置くよう作動する前記通信選択ユニットに応
動して前記カスタマーステーションの1個を表すデータ
を前記指令から除去するように前記通信選択ユニットを
作動させる請求項24に記載のシステム。 - 【請求項26】 前記顧客操作装置は顧客存在センサを
具え、前記サービスプロバイダステーションと前記カス
タマーステーションの1個とが映像、及び音声通信状態
にある間は、前記カスタマーステーションの1個を表す
データを前記指令内に置くのを遅らせるよう前記キュー
イング装置を作動させる請求項25に記載のシステム。 - 【請求項27】 1個のカスタマーステーションとサー
ビスプロバイダステーションとが通信状態になった結
果、前記顧客存在センサが1個のカスタマーステーショ
ンに隣接する顧客を検知するのを中止し、その後再び別
の顧客を検知した後、この1個のカスタマーステーショ
ンを表すデータを前記指令内に再び置くよう前記キュー
イング装置を作動させる請求項26に記載のシステム。
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