JPH10320300A - ソフトウェアによる記憶装置内ライトキャッシュデータ ロスト回避方式および方法およびその方法のためのプロ グラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ソフトウェアによる記憶装置内ライトキャッシュデータ ロスト回避方式および方法およびその方法のためのプロ グラムを記録した記録媒体

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JPH10320300A
JPH10320300A JP9125581A JP12558197A JPH10320300A JP H10320300 A JPH10320300 A JP H10320300A JP 9125581 A JP9125581 A JP 9125581A JP 12558197 A JP12558197 A JP 12558197A JP H10320300 A JPH10320300 A JP H10320300A
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JP
Japan
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storage device
write cache
kernel
software
power
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JP9125581A
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Kosaburo Sato
幸三郎 佐藤
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HOKKAIDO NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
HOKKAIDO NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Software Hokkaido Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶装置へのライト直後のソフトウェア電源
断による記憶装置内のライトキャッシュ上のデータロス
トをソフトウェアで防止する。 【解決手段】 ソフトウェア電源断対応の本体装置11
において、カーネル内のタイマ管理タスクが電源断要求
があったことを検知し(ステップ22)、記憶装置13
を制御する、記憶装置制御ドライバへライトキャッシュ
フラッシュ処理要求を出す(ステップ23)。記憶装置
制御ドライバはステップ23の要求を受けて、記憶装置
13内のライトキャッシュ14をフラッシュするための
処理を記憶装置13に対して行う(ステップ24)。ス
テップ24の処理終了後、記憶装置制御ドライバはステ
ップ24の処理終了通知をカーネルに対して行い(ステ
ップ25)、カーネルはステップ25の通知を受け取っ
た後、電源断処理を本体装置11に対して実行する(ス
テップ26)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置内ライト
キャッシュデータロスト回避方式および方法に関し、特
にソフトウェアによる記憶装置内ライトキャッシュデー
タロスト回避方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の記憶装置ではそのほとんどがライ
トキャッシュ機能を搭載しているが、ソフトウェア電源
断対応(人手により電源断スイッチが押下されると、ソ
フトウェアが介在して電源断を行う)の本体装置(たと
えばCPUを含む処理装置)が記憶装置を使用している
場合、記憶装置へのライト直後にソフトウェア電源断さ
れると、書き込んだはずのデータがライトキャッシュ上
に蓄積されたまま、記憶装置内の記憶媒体(実メディ
ア)上に記憶されずにロスト(消失)してしまう危険性
がある。
【0003】図4を参照して説明すると、ソフトウェア
電源断対応の本体装置11上で動作するオペレーティン
グシステム(以降OSと記す)12より記憶装置13へ
ライト要求16を出すと、記憶装置13では、まず記憶
装置13内のライトキャッシュ14にデータを矢印17
に示すように蓄積し、その後、記憶装置13への特定の
コマンド処理動作や特定時間の経過がトリガーとなり、
そのデータがライトキャッシュ14から記憶装置13内
の記憶媒体15へ矢印18に示すように実際に書き込ま
れる。
【0004】また、「特開平8−077079号公報」
や、「特開昭63−305445号公報」記載の技術で
は、電源切断通知を受けると記憶装置はライトキャッシ
ュのデータを記憶媒体に書き込む処理を行い、終了した
時点で電源制御部へ電源切断許可信号を送出している。
また、ライトキャッシュに未書き込みデータがある場
合、電源切断待機信号を生成し、電源切断指示を無効化
することによりライトキャッシュのデータロストを防い
でいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、図4
の従来技術では、電源断時に記憶装置内ライトキャッシ
ュ上のデータがロストしてしまう危険性があることであ
る。その理由は、記憶装置13からOS12への矢印1
9に示すような書き込み終了通知は、ライトキャッシュ
14へのデータ蓄積動作が終了した時点で行われるた
め、ライトキャッシュ14から記憶媒体への書き込み動
作が実行される前にソフトウェア電源断された場合、ラ
イトキャッシュ14上の蓄積データがロストしてしまう
からである。
【0006】第2の問題点は、「特開平8−07707
9号公報」、「特開昭63−305445号公報」の技
術では、記憶装置のコストが増大することである。その
理由は、記憶装置にライトキャッシュのデータのロスト
を防ぐハードウェアを追加する必要があるからである。
【0007】本発明の目的は、ハードウェアを増大せず
に、記憶装置へのライト直後のソフトウェア電源断によ
る記憶装置内ライトキャッシュ上のデータロストをソフ
トウェアにて防止することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のソフトウ
ェアによる記憶装置内ライトキャッシュデータロスト回
避方式は、記憶装置へのライト直後のソフトウェア電源
断による、前記記憶装置内のライトキャッシュ上のデー
タロストをソフトウェアにより防止する。
【0009】本発明の第2のソフトウェアによる記憶装
置内ライトキャッシュデータロスト回避方式は、ソフト
ウェア電源断対応の本体装置と、前記本体装置上で動作
するオペレーティングシステムと、前記本体装置に接続
されたライトキャッシュおよび記憶媒体を有する記憶装
置とから構成され、前記オペレーティングシステムより
前記記憶装置へライト要求すると、前記記憶装置内で
は、前記ライトキャッシュにデータを蓄積し、その時点
で前記記憶装置より前記オペレーティングシステムへ書
き込み処理終了通知が行われ、その後前記記憶装置への
特定のコマンド処理動作あるいは特定時間の経過がトリ
ガーとなり、前記ライトキャッシュから前記記憶媒体へ
前記ライトキャッシュに蓄積されたデータの書き込み動
作が行われる。
【0010】本発明の第1のソフトウェアによる記憶装
置内ライトキャッシュデータロスト回避方法は、ソフト
ウェア電源断対応の本体装置の電源断スイッチが押下さ
れると、前記本体装置上で動作するオペレーティングシ
ステムのカーネル内のタイマ管理タスクが前記電源断ス
イッチが押下されたことを検知する第1のステップと、
前記カーネルが、前記本体装置に接続された記憶装置を
制御する前記オペレーティングシステムの記憶装置制御
ドライバへ前記記憶装置内のライトキャッシュをフラッ
シュするフラッシュ処理要求を出す第2のステップと、
前記記憶装置制御ドライバが、前記フラッシュ処理要求
を受け取り、前記ライトキャッシュをフラッシュするた
めの処理を前記記憶装置に対して行う第3のステップ
と、前記第3のステップの処理終了後、前記記憶装置制
御ドライバが、前記第3のステップの処理の終了通知を
前記カーネルに対して行う第4のステップと、前記カー
ネルが、前記第4のステップの通知を受け取った後、電
源断の処理を前記本体装置に対して実行する第5のステ
ップと、を有する。
【0011】本発明の第2のソフトウェアによる記憶装
置内ライトキャッシュデータロスト回避方法は、ソフト
ウェア電源断対応の本体装置の電源断スイッチが押下さ
れ、前記本体装置上で動作するオペレーティングシステ
ムのカーネルが、前記電源断スイッチが押下されたこと
を検知すると、前記本体装置に接続された記憶装置を制
御する前記オペレーティングシステムの記憶装置制御ド
ライバへ前記記憶装置内のライトキャッシュのフラッシ
ュ処理を要求する第6のステップと、前記第6のステッ
プの要求を受けて前記記憶装置制御ドライバが、前記ラ
イトキャッシュをフラッシュさせるためのソフトウェア
リセットを前記記憶装置に対し発行する第7のステップ
と、前記ソフトウェアリセットにより前記ライトキャッ
シュ上のデータが記憶媒体に書き込まれ、前記記憶装置
内にて前記ソフトウェアリセット処理が全て完了すると
前記記憶装置制御ドライバが前記記憶装置より処理終了
の通知を受ける第8のステップと、前記記憶装置制御ド
ライバが前記第8のステップの通知を受けて前記カーネ
ルへ前記ライトキャッシュのフラッシュ処理の終了の通
知を行う第9のステップと、を有する。
【0012】本発明の第1の記録媒体は、ソフトウェア
電源断対応の本体装置の電源断スイッチが押下される
と、前記本体装置上で動作するオペレーティングシステ
ムのカーネル内のタイマ管理タスクが前記電源断スイッ
チが押下されたことを検知する第1のステップと、前記
カーネルが、前記本体装置に接続された記憶装置を制御
する前記オペレーティングシステムの記憶装置制御ドラ
イバへ前記記憶装置内のライトキャッシュをフラッシュ
するフラッシュ処理要求を出す第2のステップと、前記
記憶装置制御ドライバが、前記フラッシュ要求を受け取
り、前記ライトキャッシュをフラッシュするための処理
を前記記憶装置に対して行う第3のステップと、前記第
3のステップの処理終了後、前記記憶装置制御ドライバ
が、前記第3のステップの処理の終了通知を前記カーネ
ルに対して行う第4のステップと、前記カーネルが、前
記第4のステップの通知を受け取った後、電源断の処理
を前記本体装置に対して実行する第5のステップと、を
前記本体装置に実行させるためのプログラムを記録す
る。
【0013】本発明の第2の記録媒体は、ソフトウェア
電源断対応の本体装置の電源断スイッチが押下され、前
記本体装置上で動作するオペレーティングシステムのカ
ーネルが、前記電源断スイッチが押下されたことを検知
すると、前記本体装置に接続された記憶装置を制御する
前記オペレーティングシステムの記憶装置制御ドライバ
へ前記記憶装置内のライトキャッシュのフラッシュ処理
を要求する第6のステップと、前記第6のステップの要
求を受けて前記記憶装置制御ドライバが、前記ライトキ
ャッシュをフラッシュさせるためのソフトウェアリセッ
トを前記記憶装置装置に対し発行する第7のステップ
と、前記ソフトウェアリセットにより前記ライトキャッ
シュ上のデータが記憶媒体に書き込まれ、前記記憶装置
内にて前記ソフトウェアリセット処理が全て完了すると
前記記憶装置制御ドライバが前記記憶装置より処理終了
の通知を受ける第8のステップと、前記記憶装置制御ド
ライバが前記第8のステップの通知を受けて前記カーネ
ルへ前記ライトキャッシュのフラッシュ処理の終了の通
知を行う第9のステップと、を本体装置に実行させるた
めのプログラムを記録する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、ソフ
トウェア電源断対応の本体装置11と、本体装置11上
で動作するOS12と、本体装置11に接続された記憶
装置13と、記憶装置13内のライトキャッシュ14お
よび記憶媒体15とから構成される。また、アプリケー
ションソフトウェア、あるいは、OS12が記録される
記録媒体(たとえば、CD−ROMやハードディスク)
を動作させるハードウェアドライブ20が本体装置11
に内蔵されている。
【0015】OS12が記憶装置13へライト要求16
を出すと、記憶装置13内では、ライトキャッシュ14
にデータを蓄積(矢印17)し、その時点で記憶装置1
3よりOS12へ書き込み処理終了通知19が出され
る。その後、記憶装置13への特定のコマンド処理動作
や特定時間の経過がトリガーとなり、ライトキャッシュ
14から記憶媒体15へ実際に書き込み動作18が行わ
れる。また、OS12は、制御の中核であるカーネル
と、記憶装置13を制御する記憶装置制御ドライバとを
含んでいる。
【0016】図2は、本発明の第1の実施の形態の処理
を示すフローチャートである。図2を参照すると、この
処理は、オペレータによる電源スイッチ押下のステップ
21、カーネル内タイマ管理タスクによる電源断検知処
理のステップ22、カーネルから記憶装置制御ドライバ
へのライトキャッシュフラッシュ要求のステップ23、
記憶装置制御ドライバによるライトキャッシュフラッシ
ュ処理のステップ24、記憶装置制御ドライバからカー
ネルへのライトキャッシュフラッシュ処理終了通知のス
テップ25、カーネルによる電源断処理のステップ26
とを含んでいる。
【0017】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて図1、2を参照して詳細に説明する。
【0018】ソフトウェア電源断対応の本体装置11に
おいてオペレータが電源断スイッチ押下時(ステップ2
1)、カーネル(OS12の中核)内のタイマ管理タス
クにて電源断要求があったことを検知し(ステップ2
2)、カーネルが記憶装置13を制御する記憶装置制御
ドライバへライトキャッシュフラッシュ処理要求を出す
(ステップ23)。記憶装置制御ドライバはステップ2
3の要求を受けて、記憶装置13内のライトキャッシュ
14をフラッシュする(ライトキャッシュ14上のデー
タを記憶装置13内の記憶媒体15上に矢印18に示す
ように書き込ませる)ための処理を記憶装置13に対し
て行う(ステップ24)。ステップ24の処理終了後、
記憶装置制御ドライバはステップ24の処理終了通知を
カーネルに対して行い(ステップ25)、カーネルはス
テップ25の通知を受け取った後、電源断処理を本体装
置11に対して実行する(ステップ26)。
【0019】次に、記憶装置13がインテグレイテッド
・デバイス・エレクトロニクス(以降、IDEと記す)
方式のハードディスク場合の例について図3を参照して
詳細に説明する。図3は、図2のステップ22からステ
ップ25の処理を詳細に示したフローチャートである。
図3を参照すると、この処理は、カーネルがIDEハー
ドディスク制御ドライバへライトキャッシュフラッシュ
処理要求するステップ31、IDEハードディスク制御
ドライバがIDEハードディスクに対しソフトウェアリ
セットを発行するステップ32、IDEハードディスク
装置内でライトキャッシュ14上のデータが記憶媒体に
書き込まれるステップ33、IDEハードディスク制御
ドライバがIDEハードディスクよりソフトウェアリセ
ット処理終了通知を受け取るステップ34、IDEハー
ドディスク制御ドライバがカーネルへライトキャッシュ
フラッシュ処理終了通知を行うステップ35を含んでい
る。
【0020】次に、この例の動作について、図3を参照
して説明する。カーネルが電源断を検知すると、記憶装
置13としてIDEハードディスクが存在するので、I
DEハードディスク制御ドライバへライトキャッシュフ
ラッシュ処理を要求する(ステップ31)。ステップ3
1の要求を受けてIDEハードディスク制御ドライバ
は、IDEハードディスク装置内ライトキャッシュ14
をフラッシュさせることができる、ソフトウェアリセッ
トをIDEハードディスクに対し発行する(ステップ3
2)。現存のIDEハードディスクではソフトウェアリ
セットによりライトキャッシュ14上のデータが記憶媒
体に書き込まれる(ステップ33)。IDEハードディ
スク内にてソフトウェアリセット処理が全て完了する
と、IDEハードディスク制御ドライバはIDEハード
ディスクより処理終了の通知を受ける(ステップ3
4)。IDEハードディスク制御ドライバは、ステップ
34の通知を受けてカーネルへライトキャッシュフラッ
シュ処理終了の通知を行う(ステップ35)。
【0021】次に、本発明の第2の実施の形態について
詳細に説明する。記憶装置13がスモール・コンピュー
タ・システム・インタフェース(以降、SCSIと記
す)方式のハードディスク、IDE方式またはSCSI
方式のCD−R、DVD−RあるいはMO等でライトキ
ャッシュ14を有する場合も同様に、記憶装置制御ドラ
イバを対応させることにより第1の実施の形態と同様に
処理できる。
【0022】
【発明の効果】第1の効果は、本発明により、電源断時
において、記憶装置に書き込んだデータが記憶装置内ラ
イトキャッシュ上に蓄積されたまま、記憶装置内記憶媒
体(実メディア)上に書き込まれず消失してしまう危険
性をハードウェアを変更せずに回避できることである。
その理由は、本発明により電源断時には必ずライトキャ
ッシュ上のデータがOSにより記憶媒体上に書き込まれ
ているからである。
【0023】本発明の第2の効果は、ソフトウェアによ
り記憶装置内のライトキャッシュデータから記憶装置内
記憶媒体への書き込みを保障しているので、オペレータ
は電源断時、データロストや記憶装置への書き込み終了
を意識する必要がなくなることである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の処理を示すフロー
チャートである。
【図3】図2を詳細に示したフローチャートである。
【図4】従来の技術を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 本体装置 12 OS 13 記憶装置 14 ライトキャッシュ 15 記憶媒体 20 ハードウェアドライブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶装置へのライト直後のソフトウェア
    電源断による、前記記憶装置内のライトキャッシュ上の
    データロストをソフトウェアにより防止することを特徴
    とするソフトウェアによる記憶装置内ライトキャッシュ
    データロスト回避方式。
  2. 【請求項2】 ソフトウェア電源断対応の本体装置と、
    前記本体装置上で動作するオペレーティングシステム
    と、前記本体装置に接続されたライトキャッシュおよび
    記憶媒体を有する記憶装置とから構成され、前記オペレ
    ーティングシステムより前記記憶装置へライト要求する
    と、前記記憶装置内では、前記ライトキャッシュにデー
    タを蓄積し、その時点で前記記憶装置より前記オペレー
    ティングシステムへ書き込み処理終了通知が行われ、そ
    の後前記記憶装置への特定のコマンド処理動作あるいは
    特定時間の経過がトリガーとなり、前記ライトキャッシ
    ュから前記記憶媒体へ前記ライトキャッシュに蓄積され
    たデータの書き込み動作が行われることを特徴とするソ
    フトウェアによる記憶装置内ライトキャッシュデータロ
    スト回避方式。
  3. 【請求項3】 ソフトウェア電源断対応の本体装置の電
    源断スイッチが押下されると、前記本体装置上で動作す
    るオペレーティングシステムのカーネル内のタイマ管理
    タスクが前記電源断スイッチが押下されたことを検知す
    る第1のステップと、前記カーネルが、前記本体装置に
    接続された記憶装置を制御する前記オペレーティングシ
    ステムの記憶装置制御ドライバへ前記記憶装置内のライ
    トキャッシュをフラッシュするフラッシュ処理要求を出
    す第2のステップと、前記記憶装置制御ドライバが、前
    記フラッシュ処理要求を受け取り、前記ライトキャッシ
    ュをフラッシュするための処理を前記記憶装置に対して
    行う第3のステップと、前記第3のステップの処理終了
    後、前記記憶装置制御ドライバが、前記第3のステップ
    の処理の終了通知を前記カーネルに対して行う第4のス
    テップと、前記カーネルが、前記第4のステップの通知
    を受け取った後、電源断の処理を前記本体装置に対して
    実行する第5のステップと、を有することを特徴とする
    ソフトウェアによる記憶装置内ライトキャッシュデータ
    ロスト回避方法。
  4. 【請求項4】 ソフトウェア電源断対応の本体装置の電
    源断スイッチが押下され、前記本体装置上で動作するオ
    ペレーティングシステムのカーネルが、前記電源断スイ
    ッチが押下されたことを検知すると、前記本体装置に接
    続された記憶装置を制御する前記オペレーティングシス
    テムの記憶装置制御ドライバへ前記記憶装置内のライト
    キャッシュのフラッシュ処理を要求する第6のステップ
    と、前記第6のステップの要求を受けて前記記憶装置制
    御ドライバが、前記ライトキャッシュをフラッシュさせ
    るためのソフトウェアリセットを前記記憶装置に対し発
    行する第7のステップと、前記ソフトウェアリセットに
    より前記ライトキャッシュ上のデータが記憶媒体に書き
    込まれ、前記記憶装置内にて前記ソフトウェアリセット
    処理が全て完了すると前記記憶装置制御ドライバが前記
    記憶装置より処理終了の通知を受ける第8のステップ
    と、前記記憶装置制御ドライバが前記第8のステップの
    通知を受けて前記カーネルへ前記ライトキャッシュのフ
    ラッシュ処理の終了の通知を行う第9のステップと、を
    有することを特徴とするソフトウェアによる記憶装置内
    ライトキャッシュデータロスト回避方法。
  5. 【請求項5】 ソフトウェア電源断対応の本体装置の電
    源断スイッチが押下されると、前記本体装置上で動作す
    るオペレーティングシステムのカーネル内のタイマ管理
    タスクが前記電源断スイッチが押下されたことを検知す
    る第1のステップと、前記カーネルが、前記本体装置に
    接続された記憶装置を制御する前記オペレーティングシ
    ステムの記憶装置制御ドライバへ前記記憶装置内のライ
    トキャッシュをフラッシュするフラッシュ処理要求を出
    す第2のステップと、前記記憶装置制御ドライバが、前
    記フラッシュ要求を受け取り、前記ライトキャッシュを
    フラッシュするための処理を前記記憶装置に対して行う
    第3のステップと、前記第3のステップの処理終了後、
    前記記憶装置制御ドライバが、前記第3のステップの処
    理の終了通知を前記カーネルに対して行う第4のステッ
    プと、前記カーネルが、前記第4のステップの通知を受
    け取った後、電源断の処理を前記本体装置に対して実行
    する第5のステップと、を前記本体装置に実行させるた
    めのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  6. 【請求項6】 ソフトウェア電源断対応の本体装置の電
    源断スイッチが押下され、前記本体装置上で動作するオ
    ペレーティングシステムのカーネルが、前記電源断スイ
    ッチが押下されたことを検知すると、前記本体装置に接
    続された記憶装置を制御する前記オペレーティングシス
    テムの記憶装置制御ドライバへ前記記憶装置内のライト
    キャッシュのフラッシュ処理を要求する第6のステップ
    と、前記第6のステップの要求を受けて前記記憶装置制
    御ドライバが、前記ライトキャッシュをフラッシュさせ
    るためのソフトウェアリセットを前記記憶装置装置に対
    し発行する第7のステップと、前記ソフトウェアリセッ
    トにより前記ライトキャッシュ上のデータが記憶媒体に
    書き込まれ、前記記憶装置内にて前記ソフトウェアリセ
    ット処理が全て完了すると前記記憶装置制御ドライバが
    前記記憶装置より処理終了の通知を受ける第8のステッ
    プと、前記記憶装置制御ドライバが前記第8のステップ
    の通知を受けて前記カーネルへ前記ライトキャッシュの
    フラッシュ処理の終了の通知を行う第9のステップと、
    を前記本体装置に実行させるためのプログラムを記録し
    たことを特徴とする記録媒体。
JP9125581A 1997-05-15 1997-05-15 ソフトウェアによる記憶装置内ライトキャッシュデータ ロスト回避方式および方法およびその方法のためのプロ グラムを記録した記録媒体 Pending JPH10320300A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7263580B2 (en) 2004-04-28 2007-08-28 Hitachi, Ltd. Cache flush based on checkpoint timer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7263580B2 (en) 2004-04-28 2007-08-28 Hitachi, Ltd. Cache flush based on checkpoint timer

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