JPH10320193A - 情報管理方法及び記録媒体 - Google Patents

情報管理方法及び記録媒体

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JPH10320193A
JPH10320193A JP9264629A JP26462997A JPH10320193A JP H10320193 A JPH10320193 A JP H10320193A JP 9264629 A JP9264629 A JP 9264629A JP 26462997 A JP26462997 A JP 26462997A JP H10320193 A JPH10320193 A JP H10320193A
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software program
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computer system
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Makoto Yoshioka
誠 吉岡
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秀幸 平野
Takehiko Hayashi
武彦 林
Shinichi Yoshimoto
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/00166Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving measures which result in a restriction to authorised contents recorded on or reproduced from a record carrier, e.g. music or software
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーサリングプログラム,コンテンツの管
理、たとえば著作権を保証すること、改竄を防止するこ
と、セキュリィティを維持すること等は従来の紙上に印
字された紙ベースの情報のコピー防止,施錠可能な保管
場所への格納等とは根本的に異なる手法が必要になる。
従来においても、セキュリィティを目的としてコンテン
ツの暗号化処理が行なわれることはあったが、未だ一般
化されてはおらず、また技術的にも普及しているとは言
い難い。 【解決手段】 オーサリングプログラム121 の個々にプ
ログラムID 122を付与し、そのオーサリングプログラム
121 がコンテンツ131 を処理する都度、個々のコンテン
ツ131 にそのオーサリングプログラム121 のプログラム
ID 122コピーすると共に、コンテンツ131 個々に対して
もコンテンツID 132を新規に生成して付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータシステ
ムにより生成される情報及びコンピュータシステムによ
り情報を生成するための情報としてのソフトウェアプロ
グラムを管理するための方法及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータ技術の発達に伴い、
デジタル化された種々の情報が電子的なネットワークを
介して大量に流通するようになっている。従来、コンピ
ュータシステムによる処理対象である情報の単位として
のファイルデータ(以下、コンテンツと言う)を処理す
るソフトウェアプログラム(以下、オーサリングプログ
ラムと言う)はCD-ROM, フレキシブルディスク等の記録
媒体からインストールされるか、またはネットワークを
経由してオンラインでダウンロードされるかにより、コ
ンピュータシステムに取り込まれ、その後にそれらのプ
ログラムにより個々のコンテンツの処理が行なわれてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような状況におい
ては、オーサリングプログラム,コンテンツの管理、た
とえば著作権を保証すること、改竄を防止すること、セ
キュリィティを維持すること等は従来の紙上に印字され
た紙ベースの情報のコピー防止,施錠可能な保管場所へ
の格納等とは根本的に異なる手法が必要になる。従来に
おいても、セキュリィティを目的としてコンテンツの暗
号化処理が行なわれることはあったが、未だ一般化され
てはおらず、また技術的にも普及しているとは言い難
い。
【0004】ところで、上述のようにコンテンツの暗号
化を確実に行ない得るようにすることにより、個々のユ
ーザレベルにおける情報管理はある程度は可能になると
は思われるが、個々のユーザにとっては暗号化の処理及
び解読のための操作が煩雑であり、また社会に広く流通
させるためには暗号化アルゴリズムの普遍性が必要にな
るが、その必要性を満たすためには暗号化アルゴリズム
を公開しなければならず、種々の問題を伴う。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、個々のオーサリングプログラム及びコンテ
ンツにユニークIDを付与することにより、個々のオーサ
リングプログラム,コンテンツを識別し得るようにした
情報管理方法及び記録媒体の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、個々
のオーサリングプログラムにユニークな識別子(ユニー
クID)を付与し、そのオーサリングプログラムを用いて
コンテンツを取り扱う際に個々のコンテンツにそれを処
理したオーサリングプログラムのユニークIDを転写し、
更に個々のコンテンツにもユニークIDを付与することに
よって、社会に流通するオーサリングプログラム及びコ
ンテンツの個々を識別可能にする。このような手法によ
って、情報管理を容易に行ない、また著作権保護, セキ
ュリィティ等、種々の方面への応用を容易に可能にする
ことを目的とする。
【0007】このような本発明では、個々のオーサリン
グプログラム及びコンテンツはユニークIDを有している
ため、もしオーサリングプログラム又はコンテンツがコ
ピーされた場合にはそのユニークIDも当然のことながら
同時にコピーされる。従って、不正にオーサリングプロ
グラム,コンテンツを所持しているか否かの判定は、そ
のオーサリングプログラム,コンテンツのユニークIDを
参照することにより直ちに可能になる。即ち、そのオー
サリングプログラム,コンテンツのユニークIDからはそ
のオーサリングプログラムがインストールされた環境,
そのコンテンツが生成された環境が特定可能であるた
め、その環境と現時点での環境とを比較することによ
り、そのオーサリングプログラム,コンテンツが不正に
入手されたものであるか否かの判定が可能になる。ま
た、コピーによりオーサリングプログラム,コンテンツ
を不正に入手した後にユニークIDが変更された場合に
は、そのオーサリングプログラムの使用,そのコンテン
ツへのアクセスが不可能になるため、オーサリングプロ
グラム,コンテンツをコピーする行為そのものが無意味
になる。
【0008】本発明に係る情報管理方法は、ファイルデ
ータを生成及び/又は処理するソフトウェアプログラム
が記録された記録媒体の製造に際して、ソフトウェアプ
ログラムと一体的に読み取られるべくなしたユニークな
識別子を記録媒体に記録することを特徴とする。
【0009】このような本発明に係る情報管理方法で
は、ファイルデータを生成及び/又は処理するソフトウ
ェアプログラムが記録された記録媒体の製造に際して、
ソフトウェアプログラムと一体的に読み取られるべくな
したユニークな識別子が記録媒体に記録されているた
め、それがコンピュータシステムにインストールされた
場合に、個々のソフトウェアプログラムの識別が可能に
なる。
【0010】また、本発明に係る記録媒体は、ファイル
データを生成及び/又は処理するソフトウェアプログラ
ムが記録された記録媒体において、ソフトウェアプログ
ラムと一体的に読み取られるべくなしたユニークな識別
子が記録されていることを特徴とする。
【0011】このような本発明に係る記録媒体では、フ
ァイルデータを生成及び/又は処理するソフトウェアプ
ログラムが記録された記録媒体において、ソフトウェア
プログラムと一体的に読み取られるべくなしたユニーク
な識別子が記録されているため、それがコンピュータシ
ステムにインストールされた場合に、個々のソフトウェ
アプログラムの識別が可能になる。
【0012】また本発明に係る情報管理方法は、オンラ
イン接続された管理機関によりコンピュータシステムへ
のインストールの許可が与えられた場合に当該コンピュ
ータシステムへのインストールが可能であり、ファイル
データを生成及び/又は処理するソフトウェアプログラ
ムのコンピュータシステムへのインストールに際して、
管理機関により生成され、ソフトウェアプログラムと一
体的に読み取られるべくなしたユニークな識別子をコン
ピュータシステムにインストールさせることを特徴とす
る。
【0013】このような本発明の情報管理方法では、オ
ンライン接続された管理機関によりコンピュータシステ
ムへのインストールの許可が与えられた場合に当該コン
ピュータシステムへのインストールが可能であり、ファ
イルデータを生成及び/又は処理するソフトウェアプロ
グラムのコンピュータシステムへのインストールに際し
て、ソフトウェアプログラムと一体的に読み取られるべ
くなしたユニークな識別子が管理機関により生成され、
コンピュータシステムにインストールされるため、ソフ
トウェアプログラムがコンピュータシステムにインスト
ールされた場合に、個々のソフトウェアプログラムの識
別が可能になる。
【0014】また本発明に係る記録媒体は、ファイルデ
ータを生成及び/又は処理するソフトウェアプログラム
がオンライン接続された管理機関によりコンピュータシ
ステムへのインストールの許可が与えられたことにより
当該コンピュータシステムにインストールされることに
より記録された記録媒体において、管理機関により生成
されソフトウェアプログラムと一体的に読み取られるべ
くなしたユニークな識別子が記録されていることを特徴
とする。
【0015】このような本発明の記録媒体では、ファイ
ルデータを生成及び/又は処理するソフトウェアプログ
ラムがオンライン接続された管理機関によりコンピュー
タシステムへのインストールの許可が与えられたことに
より当該コンピュータシステムにインストールされるこ
とにより記録された記録媒体において、管理機関により
生成された、ソフトウェアプログラムと一体的に読み取
られるべくなしたユニークな識別子が記録されているた
め、それがコンピュータシステムにインストールされた
場合に、個々のソフトウェアプログラムの識別が可能に
なる。
【0016】また本発明に係る情報管理方法は、ファイ
ルデータを生成及び/又は処理するソフトウェアプログ
ラムのコンピュータシステムへのインストールに際し
て、ソフトウェアプログラムと一体的に読み取られるべ
くなしたユニークな識別子を当該コンピュータシステム
に固有の情報に基づいて生成し、当該コンピュータシス
テムにインストールすることを特徴とする。
【0017】このような本発明に係る情報管理方法で
は、、ファイルデータを生成及び/又は処理するソフト
ウェアプログラムのコンピュータシステムへのインスト
ールに際して、ソフトウェアプログラムと一体的に読み
取られるべくなしたユニークな識別子が当該コンピュー
タシステムに固有の情報に基づいて生成し、当該コンピ
ュータシステムにインストールされるため、それがコン
ピュータシステムにインストールされた場合に、個々の
ソフトウェアプログラムの識別が可能になる。
【0018】また本発明に係る記録媒体は、ファイルデ
ータを生成及び/又は処理するソフトウェアプログラム
がコンピュータシステムにインストールされることによ
り記録された記録媒体において、ソフトウェアプログラ
ムと一体的に読み取られるべくなしたユニークな識別子
が当該コンピュータシステムに固有の情報に基づいて生
成されて記録されていることを特徴とする。
【0019】このような本発明に係る記録媒体では、フ
ァイルデータを生成及び/又は処理するソフトウェアプ
ログラムがコンピュータシステムにインストールされる
ことにより記録された記録媒体において、ソフトウェア
プログラムと一体的に読み取られるべくなしたユニーク
な識別子が当該コンピュータシステムに固有の情報に基
づいて生成されて記録されているため、それがコンピュ
ータシステムにインストールされた場合に、個々のソフ
トウェアプログラムの識別が可能になる。
【0020】また本発明に係る情報管理方法は、ファイ
ルデータを生成及び/又は処理するソフトウェアプログ
ラムのコンピュータシステムへのインストールに際し
て、任意の情報をソフトウェアプログラムと一体的に読
み取られるべくなしたユニークな識別子として外部から
コンピュータシステムにインストールすることを特徴と
する。
【0021】このような本発明の情報管理方法では、フ
ァイルデータを生成及び/又は処理するソフトウェアプ
ログラムのコンピュータシステムへのインストールに際
して、任意の情報がソフトウェアプログラムと一体的に
読み取られるべくなしたユニークな識別子として外部か
らコンピュータシステムにインストールされるため、そ
れがコンピュータシステムにインストールされた場合
に、々のソフトウェアプログラムの識別が可能になる。
【0022】また上述の識別子は、コンピュータシステ
ムを構成する1または複数のハードウェア(具体的には
CPU及び/又はハードディスク)に予め付与されている
情報に基づいて生成されることを特徴とする。
【0023】このような本発明の情報管理方法では、ま
た上述の識別子がコンピュータシステムを構成する1ま
たは複数のハードウェア(具体的には CPU及び/又はハ
ードディスク)に予め付与されている情報に基づいて生
成されるため、ソフトウェアプログラムがインストール
されたコンピュータシステムの特定が可能になる。
【0024】また本発明に係る記録媒体は、ファイルデ
ータを生成及び/又は処理するソフトウェアプログラム
がコンピュータシステムにインストールされることによ
り記録された記録媒体において、外部からコンピュータ
システムに入力された任意の情報がソフトウェアプログ
ラムと一体的に読み取られるべくなしたユニークな識別
子として記録されていることを特徴とする。
【0025】このような本発明の記録媒体では、ファイ
ルデータを生成及び/又は処理するソフトウェアプログ
ラムがコンピュータシステムにインストールされること
により記録された記録媒体において、外部からコンピュ
ータシステムに入力された任意の情報がソフトウェアプ
ログラムと一体的に読み取られるべくなしたユニークな
識別子として記録されているため、それがコンピュータ
システムにインストールされた場合に、個々のソフトウ
ェアプログラムの識別が可能になる。
【0026】また上述の識別子は、コンピュータシステ
ムを構成する1または複数のハードウェア(具体的には
CPU及び/又はハードディスク)に予め付与されている
情報に基づいて生成されることを特徴とする。
【0027】このような本発明の情報管理方法では、上
述の識別子がコンピュータシステムを構成する1または
複数のハードウェア(具体的には CPU及び/又はハード
ディスク)に予め付与されている情報に基づいて生成さ
れるため、ソフトウェアプログラムがインストールされ
たコンピュータシステムの特定が可能になる。
【0028】また本発明に係る情報管理方法及び記録媒
体は、上述のユニークな識別子には所定のアルゴリズム
に従った検査情報が付属し、更に当該ソフトウェアプロ
グラム中に、またはそれに付随して、当該ソフトウェア
プログラムに付与されているユニークな識別子と検査情
報との同一性を検査する検査用プログラムが付属するこ
とを特徴とする。
【0029】このような本発明の情報管理方法及び記録
媒体では、ソフトウェアプログラムに付与される上述の
ユニークな識別子と、検査情報との同一性が検査用プロ
グラムにより検査されるため、ソフトウェアプログラム
の識別子が改竄されたか否かが自動的に検査される。
【0030】更に本発明に係る情報管理方法は、ソフト
ウェアプログラムによりファイルデータが作成された場
合、または既存のファイルデータが処理された場合に、
ソフトウェアプログラムに付与されているユニークな識
別子が当該ファイルデータにコピーされることを特徴と
する。
【0031】このような本発明の情報管理方法では、フ
ァイルデータが生成された場合、または既存のファイル
データが処理された場合に、そのファイルデータを扱っ
たソフトウェアプログラムの識別が可能になる。
【0032】また本発明に係る情報管理方法は、ソフト
ウェアプログラムによりファイルデータが生成された場
合に、ソフトウェアプログラムに付与されているユニー
クな識別子が当該ファイルデータにコピーされると共
に、新たに生成されたユニークな識別子が当該ファイル
データに付与されることを特徴とする。
【0033】このような本発明の情報管理方法では、既
存のファイルデータが処理された場合にそのファイルデ
ータを扱ったソフトウェアプログラムの識別が可能にな
ると共に、個々のファイルデータを識別することが可能
になる。
【0034】また本発明に係る情報管理方法は、ソフト
ウェアプログラムによりファイルデータに付与されるユ
ニークな識別子に、当該ソフトウェアプログラムの種類
及び/又は名称を含むことを特徴とする。
【0035】このような本発明の情報管理方法では、フ
ァイルデータを生成したソフトウェアプログラムの種類
及び/又は名称が容易に判明する。
【0036】また本発明に係る情報管理方法は、ファイ
ルデータに付与されるユニークな識別子には所定のアル
ゴリズムに従った検査情報が付属し、更に当該ファイル
データを生成及び/又は処理したソフトウェアプログラ
ム中に、またはそれに付随して、ファイルデータに付与
されるユニークな識別子と検査情報との同一性を検査す
る検査用プログラムが付属することを特徴とする。
【0037】このような本発明の情報管理方法では、フ
ァイルデータに付与される上述のユニークな識別子と、
検査情報との同一性が検査用プログラムにより検査され
るため、ファイルデータの識別子が改竄されたか否かが
自動的に検査される。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。
【0039】図1は本発明の情報管理方法及び記録媒体
の第1の実施の形態を説明するための模式図である。
【0040】製造業者によってオーサリングプログラム
にユニークIDを付与する場合を示す模式図である。製造
業者がオーサリングプログラムを記録した記録媒体 (CD
-ROM, フレキシブルディスク,ROMカートリッジ等) を作
成する際に、電子的に読み取り可能なユニークID(以
下、プログラムIDと言う) をその記録媒体に記録してお
く。たとえば、図1の模式図に示されているように、製
造業者において記録媒体としてのCD-ROM1にオーサリン
グプログラム101 を電子的に読み取り可能に記録する際
に、同時に、プログラムID 102をも同様に電子的に読み
取り可能に記録する。
【0041】なお、参照符号100 は検査プログラムであ
り、詳細は後述する。また、図1では省略してあるが、
図2の模式図に示されているように、オーサリングプロ
グラムのユニークIDであるプログラムID 102には検査情
報1020が付属している。このような検査情報1020は、そ
の生成アルゴリズムがそのオーサリングプログラム121
の製造業者またはオーサリングプログラム121 自身に保
持されており、従って部外者には不明である。
【0042】このようにして製造されたCD-ROM1をユー
ザが入手して図1に示されているように、自身が使用す
るコンピュータシステム、たとえばパーソナルコンピュ
ータPCのCD-ROMドライブCDD に装入し(OP11)、オーサリ
ングプログラム101 をパーソナルコンピュータPCにイン
ストールする操作を行なうと、CD-ROM1に記録されてい
るオーサリングプログラム101 が電子的に読み出されて
パーソナルコンピュータPCにインストールされる(OP12)
ことは勿論であるが、プログラムID 102も同時にCD-ROM
1から電子的に読み取られてパーソナルコンピュータPC
にインストールされる(OP13)。
【0043】具体的には、CD-ROM1に記録されていたオ
ーサリングプログラム101 はパーソナルコンピュータPC
に内蔵されているかまたは外部に接続されている記録媒
体としてのハードディスク12に新たにオーサリングプロ
グラム121 として、CD-ROM1に記録されていたプログラ
ムID 102はハードディスク12に新たにプログラムID 122
としてそれぞれコピーされて書き込まれ、記録される。
【0044】なお、CD-ROM1に記録されているプログラ
ムID 102がハードディスク12にコピーされる際には、プ
ログラムID 102に付属する検査情報1020も同時にハード
ディスク12に記録されるが、図1では省略してある。ま
た、CD-ROM1に記録されている検査プログラム100 も同
時にCD-ROM1から電子的に読み取られて検査プログラム
150 としてハードディスク12に記録される。
【0045】従って、オーサリングプログラム121 には
その製造時点で付与されたプログラムID 102と同一のユ
ニークIDがプログラムID 122として付与されているた
め、ハードディスク12からこのオーサリングプログラム
121 が他のコンピュータシステムへコピーされた場合に
はプログラムID 122も同時にコピーされる。このため、
そのプログラムID 122を調べる (読み取る) ことによ
り、オーサリングプログラム121 が不正にコピーされた
か否かを判断することが可能になる。
【0046】また、パーソナルコンピュータPCに既にイ
ンストールされている、換言すればハードディスク12に
既に記録されているオーサリングプログラム121 のプロ
グラムID 122が改竄された場合には、検査情報1020が改
竄後のプログラムID 122には対応しないことになるた
め、ハードディスク12に記録されている検査プログラム
150 により、検査情報1020がプログラムID 122と対応し
ていないことが検出される。この場合には、検査プログ
ラム150 により、オーサリングプログラム121 の動作を
強制的に中断するか、ユーザに対して警告を発するか、
更にはオーサリングプログラム121 の機能を制限して使
用を許可するか、等のいずれかの処理を採るようにする
ことが可能である。
【0047】なお、従来のCD-ROMの製造に際しては一般
的には音楽用のCDと同様に、マザー(原盤) からスタン
プ (型) を作成し、このスタンプにより製品としてのCD
-ROMを大量複製している。しかし、本発明ではユニーク
IDを個々のCD-ROMに電子的に読み取り可能に記録する必
要性から、上述のような従来の手法は採用出来ないた
め、書き込み可能ないわゆるCD-R(Rewritable CD-ROM)
と称されるCD-ROMを利用してオーサリングプログラムと
そのユニークID (プログラムID) とを電子的に読み取り
可能に記録する。
【0048】但し、全てのオーサリングプログラムにユ
ニークなIDを付与するのではなく、たとえば所謂ロット
ナンバ、あるいはバージョンナンバで代用するような場
合には、従来同様の製造方法である程度まとまった数に
同一のプログラムIDを付与してもよい。
【0049】図3は本発明の情報管理方法及び記録媒体
の第2の実施の形態を説明するための模式図であり、ネ
ットワークを通じてプログラムIDを付与する場合が示さ
れている。また、図4はその場合の手順を示すフローチ
ャートである。
【0050】このような従来同様のCD-ROM1をユーザが
まず自身のパーソナルコンピュータPCのCD-ROMドライブ
CDD に装入し (ステップS11, OP21)、その後にネットワ
ークNWを介して管理機構MCに対してインストール要求を
行なう (ステップS12, OP22)。これに対して管理機構MC
からはネットワークNWを介してパーソナルコンピュータ
PCに対して当該オーサリングプログラム101 のインスト
ールを許可するキーと共にユニークIDが送信される (ス
テップS13, OP23)。
【0051】パーソナルコンピュータPCでは、この管理
機構MCから与えられたキーとCD-ROM1に記録されている
キーとを対照し (ステップS14)、インストール許可が与
えられたと判断した場合には (ステップS14 で”YES
”) 、CD-ROM1からオーサリングプログラム101 がパ
ーソナルコンピュータPCにインストールされる (ステッ
プS15, OP24)。従来であればこれでオーサリングプログ
ラム101 のインストール操作は終了するが、本発明では
更に、管理機構MCがネットワークNWを介して送付された
ユニークIDもパーソナルコンピュータPCにプログラムID
122としてインストールされる (ステップS15, OP25)。
【0052】具体的には、CD-ROM1に記録されていたオ
ーサリングプログラム101 はパーソナルコンピュータPC
に内蔵されているかまたは外部に接続されている記録媒
体としてのハードディスク12にオーサリングプログラム
121 としてコピーされて書き込まれ、記録される。一
方、管理機構MCからネットワークNWを介して送られてき
たユニークIDはハードディスク12にユニークID 122とし
て書き込まれて記録される。
【0053】なおこの際、CD-ROM1に記録されている検
査プログラム100 もハードディスク12に検査プログラム
150 として記録されること、またプログラムID 122には
図2に示されているように検査情報1020が付属している
ことも第1の実施の形態と同様である。
【0054】従って、オーサリングプログラム121 には
管理機構MCから付与されたプログラムID 102がコピーさ
れたプログラムID 122が付与されることになるため、ハ
ードディスク12からこのオーサリングプログラム121 が
他の記録媒体へコピーされた場合にはプログラムID 122
も同時にコピーされる。このため、そのプログラムID12
2を検出することにより、オーサリングプログラム121
が本来は誰のものであるか、より具体的には誰にインス
トールが許可されたものであるかが判明するので、従っ
て不正にコピーされたか否かを判断することが可能にな
る。
【0055】また、パーソナルコンピュータPCに既にイ
ンストールされているオーサリングプログラム121 のプ
ログラムID 122が改竄された場合にも、第1の実施の形
態と同様の処理を検査プログラム150 が採ることが可能
である。
【0056】図5は本発明の情報管理方法及び記録媒体
の第3の実施の形態を説明するための模式図であり、そ
れぞれのオーサリングプログラムがインストールされる
ハードウェア、即ちパーソナルコンピュータPC等に固有
のユニークID (プログラムID) を付与する場合が示され
ている。また、図6はその場合の手順を示すフローチャ
ートである。
【0057】この場合には、CD-ROM1には通常のそれと
同様にオーサリングプログラム101のみが記録されてお
り、プログラムIDは記録されていない。このようなCD-R
OM1をユーザが入手して自身が使用しているパーソナル
コンピュータPCにインストールする際には、ユーザがそ
れをCD-ROMドライブCDD に装入すると (ステップS21,OP
31)、従来同様にCD-ROM1に電子的に読み取り可能に記
録されているオーサリングプログラム101 がCD-ROMドラ
イブCDD により読み取られてハードディスク12にオーサ
リングプログラム121 としてコピーされて書き込まれ、
記録される (ステップS31, OP32)。但し、この際同時
に、そのパーソナルコンピュータPC固有のハードウェア
情報から新たにユニークIDが生成されてプログラムID 1
22としてハードディスク12に書き込まれて記録される
(ステップS32, OP33)。
【0058】なおこの際、CD-ROM1に記録されている検
査プログラム100 もハードディスク12に検査プログラム
150 として記録されることは第1の実施の形態と同様で
ある。また、またプログラムID 122には図2に示されて
いるように検査情報1020が付属しているが、これはプロ
グラムID 122が新たに生成される際に、オーサリングプ
ログラム121 が保持しているアルゴリズムにより新たに
生成される。
【0059】この場合のプログラムID 122は、 CPUのユ
ニークIDのみでもよいし、ハードディスク12のシリアル
ナンバのみでもよいし、あるいは両者をマージした値を
用いてもよい。要は、パーソナルコンピュータPCを構成
するハードウェアに固有の情報であって、CD-ROM1から
オーサリングプログラムをハードディスク12に記録する
際に CPUが電子的に読み取ることとハードディスク12に
電子的に書き込むことが可能であればよい。
【0060】具体的には、ハードディスク12にはその製
造時点において、電子的に読み取り可能にシリアルナン
バ S/Nが記録されている。また、CPU 15にはその製造時
点において、電子的に読み取り可能なユニークID 151が
記録されている。このようなハードディスク12のシリア
ルナンバ S/N及び/又はCPU 15のユニークID 151は電子
的に読み取り可能であるので、それらを単独で、または
併用して新たなユニークID (プログラムID 122) を生成
することが可能である。
【0061】従って、オーサリングプログラム121 には
インストール時点でそのパーソナルコンピュータPCに固
有の情報に基づいてプログラムID 122が付与されている
ため、ハードディスク12からこのオーサリングプログラ
ム121 が他のコンピュータシステムへコピーされた場合
にはプログラムID 122も同時にコピーされる。このた
め、そのプログラムID 122を検出することにより、オー
サリングプログラム121が不正にコピーされたか否かを
判断することが可能になる。
【0062】また、パーソナルコンピュータPCに既にイ
ンストールされているオーサリングプログラム121 のプ
ログラムID 122が改竄された場合にも、第1の実施の形
態と同様の処理を検査プログラム150 が採ることが可能
である。
【0063】図7は本発明の情報管理方法及び記録媒体
の第4の実施の形態を説明するための模式図であり、オ
ーサリングプログラムがパーソナルコンピュータPC等の
コンピュータシステムにインストールされる際に、何ら
かの手法によって人為的にユニークID (プログラムID)
を付与する場合が示されている。また、図8はその際の
手順を示すフローチャートである。
【0064】この場合には、CD-ROM1には通常のそれと
同様にオーサリングプログラム101のみが記録されてお
り、プログラムIDは記録されていない。このようなCD-R
OM1をユーザが入手して自身のパーソナルコンピュータ
PCにインストールする際には、ユーザがそれをCD-ROMド
ライブCDD に装入すると (ステップS31, OP41)、従来同
様にCD-ROM1に電子的に読み取り可能に記録されている
オーサリングプログラム101 がCD-ROMドライブCDD によ
り読み取られてハードディスク12にオーサリングプログ
ラム121 としてコピーされて書き込まれ、記録される
(ステップS32, OP42 。但し、この際同時に、そのパー
ソナルコンピュータPCのユーザに対してプログラムIDの
設定が要求される。これに従ってユーザは何らかの手法
により、たとえばキーボードKBからのキー入力により任
意の情報 (ユニークID) をパーソナルコンピュータPCに
入力する (ステップS33, OP43)。このようにしてパーソ
ナルコンピュータPCに入力されたユニークIDはプログラ
ムID 122としてハードディスク12に書き込まれて記録さ
れる (ステップS34, OP44)。
【0065】なおこの際、CD-ROM1に記録されている検
査プログラム100 もハードディスク12に検査プログラム
150 として記録されることは第1の実施の形態と同様で
ある。また、またプログラムID 122には図2に示されて
いるように検査情報1020が付属しているが、これはプロ
グラムID 122が新たに生成される際に、オーサリングプ
ログラム121 が保持しているアルゴリズムにより新たに
生成される。
【0066】この場合のプログラムIDは、ユーザによっ
て全く任意に設定可能であってもよいし、そのオーサリ
ングプログラムのたとえばマニュアル等において特定の
情報が指示されていてもよい。また、プログラムIDの入
力は上述のようなキーボードKBからの入力のみならず、
モニタの画面上に表示された数字, アルファベットをマ
ウスで指示することにより入力するようにしてもよい
し、更にたとえば音声認識技術を利用してユーザが音声
入力するようにしてもよい。
【0067】従って、オーサリングプログラム121 には
インストール時点においてユーザによりプログラムID 1
22が付与されるため、ハードディスク12からこのオーサ
リングプログラム121 が他のコンピュータシステムへコ
ピーされた場合にはプログラムID 122も同時にコピーさ
れる。このため、そのプログラムID 122を検出すること
により、オーサリングプログラム121 が不正にコピーさ
れたか否かを判断することが可能になる。
【0068】以上に示されているように、オーサリング
プログラムにユニークなプログラムIDを付与する4種類
の手法について説明したが、これらはそれぞれ単独で使
用することも勿論可能であるが、任意に組み合わせて使
用することも可能であることは言うまでもない。
【0069】なお、上述の各実施の形態では記録媒体と
してのハードディスク12にオーサリングプログラム121
及びプログラムID 122を記録するようにしているが、コ
ンピュータシステムがオーサリングプログラム121 を起
動して所定の処理を行ない得るのであればハードディス
ク12に限らず、たとえばフレキシブルディスク, RAM,フ
ラッシュメモリ,EEPROM,書き換え可能な光磁気ディスク
等であってもよいし、またそれらの記録媒体がパーソナ
ルコンピュータPC内に固定的に内蔵されている状態であ
っても、外部に固定的に接続されている状態であって
も、更に容易に脱着可能な形態であってもよい。
【0070】また、パーソナルコンピュータPCに既にイ
ンストールされているオーサリングプログラム121 のプ
ログラムID 122が改竄された場合にも、第1の実施の形
態と同様の処理を検査プログラム150 が採ることが可能
である。
【0071】ところで、上述のようなオーサリングプロ
グラムにより生成及び/又は処理され、次に処理される
まで保存されるべき対象であるファイルデータ(以下、
コンテンツと言う)に関しても上述のオーサリングプロ
グラムの場合と同様にユニークIDを付与することが可能
であり、また著作権の保証,改竄の防止等の面からもあ
る意味ではオーサリングプログラムよりも重要である。
以下、コンテンツにユニークIDを付与する方法について
説明する。
【0072】図9は本発明の情報管理方法及び記録媒体
の第5の実施の形態を説明するための模式図であり、コ
ンピュータシステムであるパーソナルコンピュータPCに
おいてオーサリングプログラムによりコンテンツを処理
する際に、個々のコンテンツにもユニークIDを付与する
場合が示されている。
【0073】ハードディスク12には前述の本発明方法の
いずれかによりオーサリングプログラム121 とそれに付
与されたプログラムID 122とがそれぞれ記録されてい
る。このような状態のパーソナルコンピュータPCにおい
てオーサリングプログラム121を使用して新たなコンテ
ンツ131 を生成してハードディスク12に記録した場合、
またはハードディスク12に既に記録されている既存のコ
ンテンツ131 に対して何らかの処理を行なう都度、その
新たに生成された、または処理されたコンテンツ131 内
にはそれを新たに生成した、または処理したオーサリン
グプログラム121に付与されているプログラムID 122が
コピーされ、コンテンツID 132として保持される(OP5
1)。
【0074】なお、図9では省略してあるが、図10の模
式図に示されているように、コンテンツ131 のユニーク
IDである各コンテンツID 132には検査情報1320が付属し
ている。このような検査情報1320は、その生成アルゴリ
ズムがそのオーサリングプログラム121 の製造業者また
はオーサリングプログラム121 自身に保持されており、
従って部外者には不明である。
【0075】従って、コンテンツ131 にはそれを処理し
たオーサリングプログラム121 のプログラムID 122と同
一のコンテンツID 132が必ず含まれていることになり、
他のオーサリングプログラムがそのコンテンツ131 を処
理しようとした場合にそれに含まれるコンテンツID 132
を認識することが可能になる。このことにより、オーサ
リングプログラム121 と同種のオーサリングプログラム
の全てが個々のプログラムIDを含んでいるコンテンツの
みを処理するようにプログラムされていれば、コンテン
ツ131 はそのコンテンツID 132と同一のプログラムID 1
22を有するオーサリングプログラム121 のみによって処
理可能になる。
【0076】また、パーソナルコンピュータPCのハード
ディスク12に既に記録されているコンテンツ131 のコン
テンツID 132が改竄された場合には、コンテンツID 132
に付属する検査情報1320が改竄後のコンテンツID 132に
は対応しないことになるため、ハードディスク12に記録
されている検査プログラム150 により、検査情報1320が
コンテンツID 132と対応していないことが検出される。
この場合には、検査プログラム150 により、オーサリン
グプログラム121 の動作を強制的に中断するか、ユーザ
に対して警告を発するか、更にはオーサリングプログラ
ム121 の機能を制限して使用を許可するか、等のいずれ
かの処理を採るようにすることが可能である。
【0077】図11は本発明の情報管理方法及び記録媒体
の第6の実施の形態を説明するための模式図であり、コ
ンピュータシステムであるパーソナルコンピュータPCに
おいてオーサリングプログラムによりコンテンツを処理
する際に、個々のコンテンツにもユニークIDを付与する
他の場合が示されている。
【0078】ハードディスク12には前述の本発明方法の
いずれかによりオーサリングプログラム121 とそれに付
与されたプログラムID 122とがそれぞれ記録されてい
る。このような状態のパーソナルコンピュータPCにおい
てオーサリングプログラム121を使用して新たなコンテ
ンツ131 を生成してハードディスク12に記録した場合
に、その新たに生成されたコンテンツ131 内にそれを新
たに生成したオーサリングプログラム121 に付与されて
いるプログラムID 122がコピーされてコンテンツID132
として保持されることは上述の第5の実施の形態と同様
であるが、それと共にオーサリングプログラム121 が個
々のコンテンツ131 専用の新たなコンテンツID 133を生
成してコンテンツ131 内に保持させる(OP61)。
【0079】この場合にオーサリングプログラム121 が
個々のコンテンツ131 に対して付与するコンテンツID 1
33を生成する際には、日付,時刻,乱数発生等、種々の
情報が利用可能である。
【0080】このようなコンテンツ131 にはそれを処理
したオーサリングプログラム121 のプログラムID 122と
同一のコンテンツID 132と共に個々のコンテンツ131 を
も特定するコンテンツID 133が必ず含まれていることに
なり、他のオーサリングプログラムがそのコンテンツ13
1 を処理しようとした場合にそれを認識することが可能
になることは図10に示されている第5の実施の形態と同
様であるが、更にコンテンツ131 自体を特定することも
可能になる。このことにより、図10に示されている第5
の実施の形態と同様に、オーサリングプログラム121 と
同種のオーサリングプログラムの全てが個々のプログラ
ムIDを含んでいるコンテンツのみを処理するようにプロ
グラムされていれば、コンテンツ131 はそのコンテンツ
ID 132と同一のプログラムID 122を有するオーサリング
プログラム121 のみによって処理可能になると共に、た
とえばオーサリングプログラム121 が自身が新たに生成
したコンテンツの全てに付与したコンテンツIDを記憶し
ていれば、たとえオーサリングプログラム121 がコピー
されてそのコピーされたオーサリングプログラム121 で
生成されたコンテンツ131 であっても識別可能になる。
【0081】また、パーソナルコンピュータPCのハード
ディスク12に既に記録されているコンテンツ131 のコン
テンツID 132が改竄された場合にも、第5の実施の形態
と同様の処理を検査プログラム150 が採ることが可能で
ある。
【0082】図12は本発明の情報管理方法及び記録媒体
の第7の実施の形態を説明するための模式図であり、コ
ンピュータシステムであるパーソナルコンピュータPCに
おいてオーサリングプログラムによりコンテンツを処理
する際に、個々のコンテンツにもユニークID (コンテン
ツID) を付与する更に他の場合が示されている。
【0083】ハードディスク12にはオーサリングプログ
ラム121 とそれに付与されたプログラムID 122とがそれ
ぞれ記録されている。このような状態のパーソナルコン
ピュータPCにおいてオーサリングプログラム121 を使用
して新たなコンテンツ131 を生成してハードディスク12
に記録した場合に、その新たに生成されたコンテンツ13
1 内にそれを新たに生成したオーサリングプログラム12
1 に付与されているプログラムID 122がコピーされてコ
ンテンツID 132として保持される(OP51)と共に、オーサ
リングプログラム121 により個々のコンテンツ131 専用
の新たなコンテンツID 133が生成されてコンテンツ131
内に保持される(OP61)ことも上述の図11に示されている
第6の実施の形態と同様であるが、同時に、オーサリン
グプログラム121 のツール名123 も新たにコンテンツID
134としてコンテンツ131 内に保持される(OP71)。
【0084】この場合にオーサリングプログラム121 が
個々のコンテンツ131 に対して付与するコンテンツID 1
33 を生成する手法は上述の図11に示されている第6の
実施の形態と同様であり、また、コンテンツ131 に保持
されるコンテンツ131 のツール名123 としては、たとえ
ば「ワードプロセッサ」, 「スプレッドシート」等のよ
うなコンテンツ131 の種類を表すコード、またはたとえ
ば「オアシス」, 「ワード」等のようなコンテンツ131
の具体的な名称 (商品名) を表すコードが使用される。
【0085】従って、コンテンツ131 にはそれを処理し
たオーサリングプログラム121 のプログラムID 122と同
一のコンテンツID 132と共に個々のコンテンツ131 をも
特定するコンテンツID 133と更にオーサリングプログラ
ム121 の具体的なツール名とが必ず含まれていることに
なり、前述の図11に示されている第6の実施の形態と同
様に他のオーサリングプログラムがそのコンテンツ131
を処理しようとした場合にそれを認識することが可能に
なることは図11に示されている第6の実施の形態と同様
であるが、更にコンテンツ131 を処理したオーサリング
プログラムの種類, 名称をも容易に特定することも可能
になる。
【0086】また、パーソナルコンピュータPCのハード
ディスク12に既に記録されているコンテンツ131 のコン
テンツID 132が改竄された場合にも、第5の実施の形態
と同様の処理を検査プログラム150 が採ることが可能で
ある。
【0087】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の情報管理
方法および記録媒体によれば、個々のオーサリングプロ
グラム及びコンテンツはユニークな識別子(ユニークI
D)を有しているため、もしオーサリングプログラム又
はコンテンツがコピーされた場合にはそのユニークIDも
当然のことながら同時にコピーされる。従って、不正に
オーサリングプログラム,コンテンツを所持しているか
否かの判定は、そのオーサリングプログラム,コンテン
ツのユニークIDを参照することにより直ちに可能にな
る。即ち、そのオーサリングプログラム,コンテンツの
ユニークIDからはそのオーサリングプログラムがインス
トールされた環境,そのコンテンツが生成された環境が
特定可能であるため、その環境と現時点での環境とを比
較することにより、そのオーサリングプログラム,コン
テンツが不正に入手されたものであるか否かの判定が可
能になる。また、コピーによりオーサリングプログラ
ム,コンテンツを不正に入手した後にユニークIDが変更
された場合には、そのオーサリングプログラムの使用,
そのコンテンツへのアクセスが不可能になるため、オー
サリングプログラム,コンテンツをコピーする行為その
ものが無意味になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報管理方法及び記録媒体の第1の実
施の形態を説明するための模式図である。
【図2】オーサリングプログラムのプログラムIDに付属
する検査情報の模式図である。
【図3】本発明の情報管理方法及び記録媒体の第2の実
施の形態を説明するための模式図である。
【図4】本発明の情報管理方法の手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】本発明の情報管理方法及び記録媒体の第3の実
施の形態を説明するための模式図である。
【図6】本発明の情報管理方法の手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の情報管理方法及び記録媒体の第4の実
施の形態を説明するための模式図である。
【図8】本発明の情報管理方法の手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】本発明の情報管理方法及び記録媒体の第5の実
施の形態を説明するための模式図である。
【図10】各コンテンツIDに付属する検査情報の模式図
である。
【図11】本発明の情報管理方法及び記録媒体の第6の
実施の形態を説明するための模式図である。
【図12】本発明の情報管理方法及び記録媒体の第7の
実施の形態を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 CD-ROM 12 ハードディスク 15 CPU 100 検査プログラム 101 オーサリングプログラム 102 プログラムID 121 オーサリングプログラム 122 プログラムID 131 コンテンツ 132 コンテンツID 133 コンテンツID (ハードウェアのユニークID) 134 コンテンツID (ツール名) 150 検査プログラム 151 (CPUの) ユニークID 123 ツール名 1020 検査情報 1320 検査情報 MC 管理機構 NE ネットワーク S/N (ハードディスク12の)シリアルナンバ KB キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 敬一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 平野 秀幸 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 林 武彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 吉本 真一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルデータを生成及び/又は処理す
    るソフトウェアプログラムが記録された記録媒体の製造
    に際して、ソフトウェアプログラムと一体的に読み取ら
    れるべくなしたユニークな識別子を前記記録媒体に記録
    することを特徴とする情報管理方法。
  2. 【請求項2】 ファイルデータを生成及び/又は処理す
    るソフトウェアプログラムが記録された記録媒体におい
    て、前記ソフトウェアプログラムと一体的に読み取られ
    るべくなしたユニークな識別子が記録されていることを
    特徴とする記録媒体。
  3. 【請求項3】 オンライン接続された管理機関によりコ
    ンピュータシステムへの許可が与えられた場合に当該コ
    ンピュータシステムへのインストールが可能であり、フ
    ァイルデータを生成及び/又は処理するソフトウェアプ
    ログラムのコンピュータシステムへのインストールに際
    して、前記管理機関により生成され、前記ソフトウェア
    プログラムと一体的に読み取られるべくなしたユニーク
    な識別子を前記コンピュータシステムにインストールさ
    せることを特徴とする情報管理方法。
  4. 【請求項4】 ファイルデータを生成及び/又は処理す
    るソフトウェアプログラムがオンライン接続された管理
    機関によりコンピュータシステムへの許可が与えられた
    ことにより当該コンピュータシステムにインストールさ
    れることにより記録された記録媒体において、前記管理
    機関により生成され前記ソフトウェアプログラムと一体
    的に読み取られるべくなしたユニークな識別子が記録さ
    れていることを特徴とする記録媒体。
  5. 【請求項5】 ファイルデータを生成及び/又は処理す
    るソフトウェアプログラムのコンピュータシステムへの
    インストールに際して、ソフトウェアプログラムと一体
    的に読み取られるべくなしたユニークな識別子を当該コ
    ンピュータシステムに固有の情報に基づいて生成し、前
    記コンピュータシステムにインストールすることを特徴
    とする情報管理方法。
  6. 【請求項6】 ファイルデータを生成及び/又は処理す
    るソフトウェアプログラムがコンピュータシステムにイ
    ンストールされることにより記録された記録媒体におい
    て、前記ソフトウェアプログラムと一体的に読み取られ
    るべくなしたユニークな識別子が当該コンピュータシス
    テムに固有の情報に基づいて生成されて記録されている
    ことを特徴とする記録媒体。
  7. 【請求項7】 ファイルデータを生成及び/又は処理す
    るソフトウェアプログラムのコンピュータシステムへの
    インストールに際して、任意の情報をソフトウェアプロ
    グラムと一体的に読み取られるべくなしたユニークな識
    別子として外部から前記コンピュータシステムにインス
    トールすることを特徴とする情報管理方法。
  8. 【請求項8】 前記識別子は、前記コンピュータシステ
    ムを構成する1または複数のハードウェアに予め付与さ
    れている情報に基づいて生成されることを特徴とする請
    求項7に記載の情報管理方法。
  9. 【請求項9】 前記ハードウェアは、 CPU及び/又はハ
    ードディスクであることを特徴とする請求項8に記載の
    情報管理方法。
  10. 【請求項10】 ファイルデータを生成及び/又は処理
    するソフトウェアプログラムがコンピュータシステムに
    インストールされることにより記録された記録媒体にお
    いて、外部から前記コンピュータシステムに入力された
    任意の情報がソフトウェアプログラムと一体的に読み取
    られるべくなしたユニークな識別子として記録されてい
    ることを特徴とする記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記識別子は、前記コンピュータシス
    テムを構成する1または複数のハードウェアに予め付与
    されている情報に基づいて生成されることを特徴とする
    請求項10に記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記ハードウェアは、 CPU及び/又は
    ハードディスクであることを特徴とする請求項11に記
    載の記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記ユニークな識別子には所定のアル
    ゴリズムに従った検査情報が付属し、更に当該ソフトウ
    ェアプログラム中に、またはそれに付随して、当該ソフ
    トウェアプログラムに付与されているユニークな識別子
    と前記検査情報との同一性を検査する検査用プログラム
    が付属することを特徴とする請求項1,3,5又は7に
    記載の情報管理方法。
  14. 【請求項14】 前記ユニークな識別子には所定のアル
    ゴリズムに従った検査情報が付属し、更に当該ソフトウ
    ェアプログラム中に、またはそれに付随して、当該ソフ
    トウェアプログラムに付与されているユニークな識別子
    と前記検査情報との同一性を検査する検査用プログラム
    が付属することを特徴とする請求項1,3,5又は7に
    記載の記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記ソフトウェアプログラムによりフ
    ァイルデータが生成された場合、または既存のファイル
    データが処理された場合に、前記ソフトウェアプログラ
    ムに付与されているユニークな識別子が当該ファイルデ
    ータにコピーされることを特徴とする請求項1,3,5
    又は7に記載の情報管理方法。
  16. 【請求項16】 前記ソフトウェアプログラムによりフ
    ァイルデータが生成された場合に、前記ソフトウェアプ
    ログラムに付与されているユニークな識別子が当該ファ
    イルデータにコピーされると共に、新たに生成されたユ
    ニークな識別子が当該ファイルデータに付与されること
    を特徴とする請求項1,3,5又は7に記載の情報管理
    方法。
  17. 【請求項17】 前記ソフトウェアプログラムによりフ
    ァイルデータに付与されるユニークな識別子は、当該ソ
    フトウェアプログラムの種類及び/又は名称を含むこと
    を特徴とする請求項16に記載の情報管理方法。
  18. 【請求項18】 前記ファイルデータに付与されるユニ
    ークな識別子には所定のアルゴリズムに従った検査情報
    が付属し、更に当該ファイルデータを生成及び/又は処
    理したソフトウェアプログラム中に、またはそれに付随
    して、前記ファイルデータに付与されるユニークな識別
    子と前記検査情報との同一性を検査する検査用プログラ
    ムが付属することを特徴とする請求項15又は16に記
    載の情報管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002189801A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Sony Corp サービス提供システム、管理サーバ、サービスプロバイダ、端末装置、記録媒体発行装置、サービス提供方法、記録媒体
JP2009031838A (ja) * 2007-07-24 2009-02-12 Nec Soft Ltd ファイル装置、ファイル制御プログラム、およびファイル制御方法

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