JPH1031888A - 半導体メモリ回路 - Google Patents

半導体メモリ回路

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JPH1031888A
JPH1031888A JP8204329A JP20432996A JPH1031888A JP H1031888 A JPH1031888 A JP H1031888A JP 8204329 A JP8204329 A JP 8204329A JP 20432996 A JP20432996 A JP 20432996A JP H1031888 A JPH1031888 A JP H1031888A
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JP
Japan
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circuit
write
line
signal
data
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JP8204329A
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English (en)
Inventor
Toshiteru Yamanaka
俊輝 山中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は特別なプリチャージ回路を別途設け
ることなく、書込みサイクルが終了する時点で、データ
ラインの充電を行なって、常に、読出しサイクルが継続
的に行われているときと同程度のアクセスタイムを確保
する。 【解決手段】 書込み回路6によって、ライトイネーブ
ル信号WE* を遅延させて得られたライトイネーブル信
号WE* ’で、PチャネルMOSトランジスタ23、2
4をオン/オフさせながら、ライトイネーブル信号WE
* で開閉される2つのノアゲート回路25、29によ
り、各PチャネルMOSトランジスタ26、30、各N
チャネルMOSトランジスタ27、31をオン/オフさ
せて、データ信号DL、DL* を生成させ、書込みサイ
クルの終了時点で、データライン13a、13bをプリ
チャージさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書込み動作を終了
した後プリチャージを行なって書込み後の読出し動作時
におけるアクセスタイムを短くする半導体メモリ回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】各種の電子機器で使用される半導体メモ
リ回路として、従来、図5に示す回路が知られている。
この図に示す半導体メモリ回路101は、各行選択ライ
ン102a〜102n上の行選択信号WL1 〜WLn
“Hi”レベルになったとき、ビットライン103a、
103b上のビット信号BL、BL* を取り込んで記憶
したり、記憶している信号を前記ビットライン103
a、103b上に出力する第1〜第nメモリセル回路1
04a〜104nと、読出し動作が指定されて、ライト
イネーブルライン105上のライトイネーブル信号WE
が“Lo”レベルにされたとき、導通状態になって、前
記各ビットライン103a、103bを電源ライン10
6の電源電圧VDDに対応した値にプリチャージするプル
アップ用のPチャネルMOSトランジスタ107a、1
07bと、書込み動作や読出し動作が指定されて、列選
択ライン108、109上の列選択信号CN、CPによ
り選択されたとき、導通状態になって前記各ビットライ
ン103a、103bと各データライン110a、11
0bとを電気的に接続する2つのアナログゲート111
a、111bとを備えている。
【0003】さらに、この半導体メモリ回路101は、
読出し動作が指定されて、ライトイネーブルライン11
2上のライトイネーブルライン信号WE* が“Hi”レ
ベルにされたとき、前記各データライン110a、11
0b上に出力されているデータ信号DL、DL* を取り
込んで増幅した後、増幅済みの信号を出力ライン113
から出力信号DOUT として出力する読出し回路114
と、書込み動作が指定されて、ライトイネーブルライン
112上のライトイネーブル信号WE* が“Lo”レベ
ルにされたとき、入力ライン115上の入力信号DIN
取り込んで、前記各データライン110a、110b上
に出力し、前記第1〜第nメモリセル回路104a〜1
04nのうち、前記各行選択ライン102a〜102n
上の行選択信号WL1 〜WLn で動作状態にされている
メモリセル回路に記憶させる書込み回路116とを備え
ている。そして、書込み動作が指定されて、アドレスデ
ータが変化したとき、ライトイネーブルライン105上
のライトイネーブル信号WEが“Hi”レベルにされ
て、各PチャネルMOSトランジスタ107a、107
bが非導通状態になり、各ビットライン103a、10
3bがフロー状態にされるとともに、各行選択ライン1
02a〜102n上の行選択信号WL1 〜WLn が選択
的に“Hi”レベルにされて、第1〜第nメモリセル回
路104a〜104nのいずれかが選択され、これが書
込み可能な状態にされる。
【0004】この状態でライトイネーブルライン112
上のライトイネーブル信号WE* が“Lo”レベルにさ
れたとき、書込み回路116によって入力ライン115
を介して入力されている入力信号DINが取り込まれて増
幅されるとともに、反転増幅されて2つの信号にされ、
各データライン110a、110b上にデータ信号D
L、DL* が送出される。列選択ライン108、109
上の列選択信号CN、CPにより各アナログゲート回路
111a、111bが導通状態にされて、前記データラ
イン110a、110b上のデータ信号DL、DL*
ビットライン103a、103b上に導かれてビット信
号BL、BL* にされ、書込み可能な状態になっている
メモリセル回路に書き込まれる。また、読出し動作が指
定されてアドレスデータが変化したとき、ライトイネー
ブルライン105上のライトイネーブル信号WEが“L
o”レベルにされて、各PチャネルMOSトランジスタ
107a、107bが導通状態にされ、前記各ビットラ
イン103a、103bが電源ライン106の電源電圧
DDに対応した値にプリチャージされるとともに、各行
選択ライン102a〜102n上の行選択信号WL1
WLn が選択的に“Hi”レベルにされて、第1〜第n
メモリセル回路104a〜104nのいずれかが選択さ
れ、選択されたメモリセル回路に記憶されていた信号が
ビット信号BL、BL* として各ビットライン103
a、103b上に送出される。各列選択ライン108、
109上の列選択信号CN、CPにより各アナログゲー
ト回路111a、111bが導通状態にされて、各ビッ
トライン103a、103b上に送出された各ビット信
号BL、BL* が各データライン110a、110b上
に導かれて、読出し回路114に入力され、ここでこれ
ら各データライン110a、110b上のデータ信号D
L、DL* が“1”か、“0”か判定され、この判定結
果が出力ライン113から出力信号DOUT として出力さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
半導体メモリ回路101においては、次に述べるような
問題があった。すなわち、このような半導体メモリ回路
101に設けられている書込み回路116として、従
来、図6に示す如くライトイネーブルライン112上の
ライトイネーブル信号WE* が“Lo”レベルにされた
とき、2つのアンドゲート回路120が開状態になっ
て、入力ライン115を介して入力された入力信号DIN
やインバータ回路122によって前記入力信号DINを反
転した信号を通過させて、電源ライン123と接地点と
の間に介挿された4つのトランジスタ124〜127の
うち、2つのトランジスタ、例えばトランジスタ12
4、127を導通状態にして残りのトランジスタ12
5、126を非導通状態にし、各データライン110
a、110bのいずれか一方を電源電圧VDDより少し低
い電圧にし、他方を接地電圧にして、第1〜第nメモリ
セル回路104a〜104nのうち、行選択信号WL1
〜WLn で書込み可能状態にされているメモリセル回路
に前記入力信号DINを記憶させるようにしているので、
第1〜第nメモリセル回路104a〜104nに入力信
号DINの内容を書き込むとき、各データライン110
a、110bの一方が電源電圧VDDの近辺までフルスイ
ングさせられるとともに、他方が“0V”までフルスイ
ングさせられてしまう。
【0006】このため、第1〜第nメモリセル回路10
4a〜104nに対する入力信号DINの書き込みが終了
した時点で、図7に示す如く各データライン110a、
110bのいずれか一方の電圧が下がり過ぎてしまい、
読出し回路114内に設けられたセンスアンプ回路が検
知することができる電位状態、すなわち電源電圧VDD
対応した値までプルアップされた状態になるまで、時間
がかかり過ぎて、書込み動作後の読出しサイクルが特別
に遅くなるという問題があった。そこで、このような問
題を解決する方法として、従来、特開昭60−2633
90号公報記載の「半導体メモリ」や特開平7−702
4号公報記載の「同期式スタティックランダムアクセス
メモリ」などが提案されている。この場合、特開昭60
−263390号公報記載の「半導体メモリ」は、図8
に示す如く読出し動作が指定された状態で、アドレスデ
ータが変化したとき、アドレスデータの変化を検知し
て、第1プリチャージ線131上の第1プリチャージ信
号φPAをオン状態にして、プリチャージ回路132のP
チャネルMOSトランジスタ133、134、135を
オン状態にし、電源線143の電源電圧VDDによって各
ビット線136a、136bの電位を上昇させて、同電
位にした後、前記第1プリチャージ線131上の第1プ
リチャージ信号φPAをオフ状態にする。この後、行選択
線137上の行選択信号φW を選択的にオン状態にし
て、メモリセル回路137に記憶されていた信号をビッ
ト信号B、B* として各ビット線136a、136b上
に送出させるとともに、列選択線138、139上の列
選択信号φCN、φCPをオン状態にして、トランスファゲ
ート回路140を開状態にし、前記各ビット線136
a、136b上に送出された前記各ビット信号B、B*
をセンスアンプ回路141に転送させて、入出力線14
2a、142bから入出力信号S、S* として外部に出
力させる。
【0007】また、書込み動作が指定された状態でアド
レスデータが変化したとき、アドレスデータの変化を検
知して、第1プリチャージ線131上の第1プリチャー
ジ信号φPAをオン状態にして、プリチャージ回路132
のPチャネルMOSトランジスタ133〜135をオン
状態にし、各ビット線136a、136bの電位を上昇
させて同電位にした後、前記第1プリチャージ線131
上の第1プリチャージ信号φPAをオフ状態にする。次い
で、行選択線137上の行選択信号φW を選択的にオン
状態にしてメモリセル回路137を書込み可能な状態に
するとともに、列選択線138、139上の列選択信号
φCN、φCPをオン状態にして、トランスファゲート回路
140を開状態にした後、センスアンプ回路141によ
って入出力線142a、142bを介して入力された入
出力信号S、S* を増幅して、これらを各ビット線13
6a、136b上に送出させて、書込み可能な状態にな
っているメモリセル回路137に記憶させる。そして、
この動作が終了した時点で、第2プリチャージ線144
上の第2プリチャージ信号φPWをオン状態にして、プリ
チャージ回路145内のPチャネルMOSトランジスタ
146をオン状態にし、前記各ビット線136a、13
6bの電位を平均化させて、電源電圧VDDに対応する値
と、接地電圧との中間電位にする。
【0008】これによって、この半導体メモリ130で
は、書込み動作が終了した時点で、各ビット線136
a、136bの電位をセンスアンプ回路141の読出し
に必要な電位まで自動的に上昇させ、書込み動作後に読
出し動作を行なっても読出し動作ミスが発生しないよう
にしている。また、特開平7−7024号公報記載の
「同期式スタティックランダムアクセスメモリ」では、
図9に示す如く読出し動作が指定された状態でアドレス
データが変化したとき、アドレスデータの変化を検知
し、プリチャージ線151上のプリチャージ信号PCを
オン状態にして、3つのNチャネルMOSトランジスタ
152〜154をオン状態にし、電源線の電源電圧VDD
によって各ビット線155a、155bの電位を上昇さ
せて、同電位にした後、前記プリチャージ信号PCをオ
フ状態にする。この後、各ワード線156a〜156n
上のワード信号WL1 〜WLn を選択的にオン状態にし
て、第1〜第nメモリセル回路157a〜157nのい
ずかを動作状態にし、記憶されていた信号をビット信号
BL、BL*として各ビット線155a、155b上に
送出させ、読出し回路(図示は省略する)でこれを読み
取らせて出力信号を出力させる。
【0009】また、書込み動作が指定された状態でアド
レスデータが変化したとき、アドレスデータの変化を検
知し、プリチャージ線151上のプリチャージ信号PC
をオン状態にして、3つのNチャネルMOSトランジス
タ152〜154をオン状態にし、各ビット線155
a、155bの電位を電源電圧VDDに対応する電位まで
上昇させて同電位にした後、前記プリチャージ信号PC
をオフ状態にする。この後、各ワード線156a〜15
6n上のワード信号WL1 〜WLn を選択的にオン状態
にして、第1〜第nメモリセル回路157a〜157n
を選択的に書込み可能状態にし、書込み回路158(図
10参照)から各ビット線156a、156b上に送出
されたビット信号BL、BL* を書込み可能状態にされ
ているメモリセル回路に記憶させる。この際、書込み回
路158は、図10に示す如く書込み動作の前半で、ク
ロック信号CLKが“1”になる毎に、フリップフロッ
プ回路159によって書込み信号WEをラッチし、2つ
のNチャネルMOSトランジスタ160、161をオン
可能な状態にするとともに、前記クロック信号CLKが
“1”になっている間、2つのナンドゲート回路16
2、163を開状態にして、インバータ回路164で反
転された入力信号WDを反転、再反転させた後、これら
の各信号を2つのバッファゲート回路165、166を
介して各NチャネルMOSトランジスタ160、161
のソースに印加し、各ビット線155a、155b上に
ビット信号BL、BL* を送出し、これらの各ビット信
号BL、BL* を書込み可能状態にされているメモリセ
ル回路に記憶させる。
【0010】書込み動作の後半で、前記クロック信号C
LKが“0”になったとき、フリップフロップ回路15
9によって2つのNチャネルMOSトランジスタ16
0、161をオン可能な状態に保持したまま、2つのナ
ンドゲート回路162、163を閉状態にして、これら
の各ナンドゲート回路162、163から“1”信号を
出力させ、各バッファゲート回路165、166から
“Hi”レベル信号を出力させて、各NチャネルMOS
トランジスタ160、161のソースを“Hi”レベル
にし、各ビット線155a、155bの電位を“Hi”
レベルにプリチャージさせる。これによって、書込み動
作が終了した時点で、各ビット線155a、155bの
電位をセンスアンプ回路(図示は省略する)の読出しに
必要な電位まで自動的に上昇させ、書込み動作後に読出
し動作を行なっても、読出し動作ミスが発生しないよう
にしている。しかしながら、これら特開昭60−263
390号公報記載の「半導体メモリ」や特開平7−70
24号公報記載の「同期式スタティックランダムアクセ
スメモリ」においては、次に述べるような問題があっ
た。
【0011】すなわち、特開昭60−263390号の
「半導体メモリ」で示される半導体メモリ130では、
書込み動作時にオン状態になり、書込み終了時にオフ状
態となるライトイネーブル線上のライトイネーブル信号
WEを利用して第2プリチャージ信号φPWをオン/オフ
するようにしているので、ライトイネーブル信号WEか
ら第2プリチャージ信号φPWを生成するための回路が別
途、必要になるという問題があった。また、特開平7−
7024号公報の「同期式スタティックランダムアクセ
スメモリ」で示される同期式スタティックランダムアク
セスメモリ150では、外部から入力されるクロック信
号CLKに同期させて、書込み回路158で書込み動作
終了後における各ビット線155a、155bのプリチ
ャージを行なうようにしているので、クロック信号CL
Kが無い非同期式のスタティックランダムアクセスメモ
リなどで、このような対策をとれないという問題があっ
た。
【0012】本発明は上記の事情に鑑み、請求項1で
は、特別なプリチャージ回路を別途、設けることなく、
書込みサイクルが終了する時点で、データラインの充電
を行ない、これによってデータラインの負荷容量を増や
すことなく、かつライトイネーブル信号WEが変化した
ことを示すWE変化検出信号などを生成することなく、
書込みサイクル直後の読出しサイクルにおいても、読出
しサイクルが継続的に行われているときと同程度のアク
セスタイムでデータの読出しを行なうことができる半導
体メモリ回路を提供することを目的としている。また、
請求項2では、書込み回路に対して、遅延回路と、2つ
のトランジスタを付加するだけで、請求項1に示す効果
を得ることができ、これによってコストアップを抑制し
ながら、最大の効果を得ることができる半導体メモリ回
路を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1では、書込みサイクルが指定されたと
き、行選択ライン、列選択ラインによって読出し、書込
み対象となるメモリセル回路をデータラインに電気的に
接続しながら、書込み回路によって前記データラインに
電気的に接続されているメモリセル回路に対し、データ
を書き込みを行ない、また読出しサイクルが指定された
とき、行選択ライン、列選択ラインによって読出し、書
込み対象となるメモリセル回路をデータラインに電気的
に接続し、読出し回路によって前記メモリセル回路から
データライン上に送出されたデータを読み出す半導体メ
モリ回路において、書込み制御信号が書込み状態から読
出し状態に変化する際、前記書込み回路によってこれを
検知して、一定期間、前記データラインを充電すること
を特徴としている。
【0014】また、請求項2では、請求項1に記載の半
導体メモリ回路において、前記書込み回路は、書込み可
能な状態にされているとき、前記書込み制御信号ととも
に入力される入力信号に応じて電源ラインまたは接地点
のいずれかを前記データラインに接続してメモリセル回
路に前記入力信号の内容を書き込む書込み用スイッチン
グ素子と、入力された書込み制御信号を遅延させる遅延
回路と、この遅延回路によって遅延されていない書込み
制御信号と前記遅延回路から出力される遅延済み書込み
制御信号とに基づき、書込みサイクル期間中に、前記書
込み用スイッチング素子を書込み可能な状態にし、書込
みサイクルの終了時点で、前記書込み用スイッチング素
子を書込み不能な状態にして、前記データラインを充電
させる書込み制御用スイッチング素子とを備え、書込み
サイクルの終了時に、前記データラインを一定期間、充
電した後、書込み回路を前記データラインから切り離す
ことを特徴としている。
【0015】上記の構成により、請求項1では、書込み
サイクルが指定されたとき、行選択ライン、列選択ライ
ンによって読出し、書込み対象となるメモリセル回路を
データラインに電気的に接続しながら、書込み回路によ
って前記データラインに電気的に接続されているメモリ
セル回路に対し、データを書き込みを行ない、また読出
しサイクルが指定されたとき、行選択ライン、列選択ラ
インによって読出し、書込み対象となるメモリセル回路
をデータラインに電気的に接続し、読出し回路によって
前記メモリセル回路からデータライン上に送出されたデ
ータを読み出す半導体メモリ回路において、書込み制御
信号が書込み状態から読出し状態に変化する際、前記書
込み回路によってこれを検知して、一定期間、前記デー
タラインを充電することにより、特別なプリチャージ回
路を別途、設けることなく、書込みサイクルが終了する
時点で、データラインの充電を行ない、これによってデ
ータラインの負荷容量を増やすことなく、かつライトイ
ネーブル信号WEが変化したことを示すWE変化検出信
号などを生成することなく、書込みサイクル直後の読出
しサイクルにおいても、読出しサイクルが継続的に行わ
れているときと同程度のアクセスタイムでデータの読出
しを行なう。
【0016】また、請求項2では、請求項1に記載の半
導体メモリ回路において、前記書込み回路の書込み用ス
イッチング素子によって前記書込み制御信号とともに入
力される入力信号に応じて電源ラインまたは接地点のい
ずれかを前記データラインに接続して、書込み可能にさ
れているメモリセル回路に前記入力信号の内容を書き込
む際、遅延回路によって書込み制御信号を遅延させると
ともに、この遅延回路から出力される遅延済みの書込み
制御信号と、遅延されていない書込み制御信号とに基づ
き、書込み制御用スイッチング素子を制御して、書込み
サイクル期間中に、前記書込み用スイッチング素子を書
込み可能な状態にし、書込みサイクルの終了時点で、前
記書込み用スイッチング素子を書込み不能な状態にし
て、一定期間、前記データラインを充電させることによ
り、書込み回路に対して、遅延回路と、2つのトランジ
スタを付加するだけで、請求項1に示す効果を得るよう
にし、これによってコストアップを抑制しながら、最大
の効果を得る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。 《形態例の構成》図1は本発明による半導体メモリ回路
の一形態例を示すブロック図である。この図に示す半導
体メモリ回路1は、プリチャージ回路2と、第1〜第n
メモリセル回路3a〜3nと、列選択回路4と、読出し
回路5と、書込み回路6とを備えており、読出し時に
は、プリチャージ回路2によって各ビットライン7a、
7bを電源電圧VDDに対応した値にしながら、各行選択
ライン8a〜8n上の各行選択信号WL1 〜WLn と、
列選択ライン9、10上の列選択信号CN、CPとによ
って第1〜第nメモリセル回路3a〜3nのいずれかに
記憶されている信号をビット信号BL、BL* として各
ビットライン7a、7b上に出力させながら、これを読
出し回路5に導いて出力ライン11から出力信号DOUT
を出力させ、また書込み時には、各行選択ライン8a〜
8n上の各行選択信号WL1 〜WLn と、列選択ライン
9、10上の列選択信号CN、CPとによって第1〜第
nメモリセル回路3a〜3nのいずれかを書込み可能状
態にしながら、書込み回路6によって入力ライン12を
介して入力された入力信号DINに対応するデータ信号D
L、DL* を生成して、これを書込み可能状態になって
いるメモリセル回路に記憶させた後、書込み回路6によ
って前記各ビットライン7a、7bをプリチャージす
る。
【0018】この場合、前記プリチャージ回路2は、読
出し動作が指定されてライトイネーブルライン14上の
ライトイネーブル信号WEが“Lo”レベルにされたと
き、導通状態になって、前記各ビットライン7a、7b
を電源ライン15の電源電圧VDDに対応した値にプリチ
ャージするプルアップ用のPチャネルMOSトランジス
タ16、17を備えており、読出し動作が指定され、ア
ドレスデータが変化し、ライトイネーブルライン14上
のライトイネーブル信号WEが“Lo”レベルにされた
とき、各PチャネルMOSトランジスタ16、17を導
通状態にして、各ビットライン7a、7bを電源電圧V
DDに対応した値にプリチャージする。また、第1〜第n
メモリセル回路3a〜3nは、各行選択ライン8a〜8
n上の各行選択信号WL1 〜WLn のうち、対応する行
選択信号が“Hi”レベルになったとき、読出し可能な
状態や書込み可能な状態になる回路であり、読出し可能
状態になっているとき、記憶している信号をビット信号
BL、BL* として各ビットライン7a、7b上に出力
し、また書込み可能状態になっているとき、ビットライ
ン7a、7b上のビット信号BL、BL* を取り込んで
記憶する。
【0019】また、列選択回路4は、書込み動作や読出
し動作が指定されて、列選択ライン9、10上の列選択
信号CN、CPにより選択されたとき、導通状態になっ
て前記各ビットライン7a、7bと、各データライン1
3a、13bとを電気的に接続する2つのアナログゲー
ト回路18、19を備えており、読出し動作や書込み動
作が指定され、アドレスデータが変化して列選択ライン
9、10上の列選択信号CN、CPがオン状態にされた
とき、各アナログゲート回路18、19を導通状態にし
て、各ビットライン7a、7bと、データライン13
a、13bとを電気的に接続する。また、読出し回路5
は、読出し動作が指定されて前記データライン13a、
13b上のデータ信号DL、DL* を取り込んで、これ
をセンス増幅するセンスアンプ回路などを備えており、
読出し動作が指定されてライトイネーブルライン20上
のライトイネーブル信号WE* が“Hi”レベルにされ
たとき、前記データライン13a、13b上に送出され
ているデータ信号DL、DL* を取り込んでセンス増幅
するとともに、このセンス増幅動作で得られた出力信号
OUT を出力ライン11から出力する。
【0020】また、書込み回路6は、図2に示す如くカ
スケードに接続された複数のインバータ回路21によっ
て構成され、ライトイネーブルライン20を介して入力
されたライトイネーブル信号WE* を遅延してライトイ
ネーブル信号WE* ’を出力する遅延回路22と、この
遅延回路22から出力されるライトイネーブル信号WE
* ’が“Lo”レベルになっている間、導通する2つの
PチャネルMOSトランジスタ23、24と、入力ライ
ン12を介して入力された入力信号DINと前記ライトイ
ネーブルライン20を介して入力されたライトイネーブ
ル信号WE* との論理和をとるノアゲート回路25と、
前記PチャネルMOSトランジスタ23が導通している
状態で、前記ノアゲート回路25から“Lo”レベル信
号が出力されたとき導通して、前記データライン13a
を電源ライン32の電源電圧VDDに対応する値にするP
チャネルMOSトランジスタ26と、前記ノアゲート回
路25から“Hi”レベル信号が出力されたとき導通し
て、前記データライン13aを接地電位にするNチャネ
ルMOSトランジスタ27とを備えている。
【0021】さらに、書込み回路6は、前記入力ライン
12を介して入力された入力信号DINを反転させて入力
信号DIN * を生成するインバータ回路28と、このイン
バータ回路28から出力される入力信号DIN * とライト
イネーブルライン20を介して入力されたライトイネー
ブル信号WE* との論理和をとるノアゲート回路29
と、前記PチャネルMOSトランジスタ24が導通して
いる状態でノアゲート回路29から“Lo”レベル信号
が出力されたとき、導通して、前記データライン13b
を電源ライン32の電源電圧VDDに対応する値にするP
チャネルMOSトランジスタ30と、ノアゲート回路2
9から“Hi”レベル信号が出力されたとき、導通し
て、データライン13bを接地電位にするNチャネルM
OSトランジスタ31とを備えている。読出し動作が指
定されて、ライトイネーブルライン20上のライトイネ
ーブル信号WE* が“Lo”レベルにされたとき、Pチ
ャネルMOSトランジスタ23、24を導通状態にする
とともに、入力ライン12上の入力信号DINを取り込ん
で、PチャネルMOSトランジスタ26、NチャネルM
OSトランジスタ31、またはPチャネルMOSトラン
ジスタ30、NチャネルMOSトランジスタ27のいず
れかのペアを導通状態にしてデータ信号DL、DL*
生成し、これを前記データライン13a、13b上に出
力し、前記第1〜第nメモリセル回路3a〜3nのう
ち、前記各行選択ライン8a〜8n上の行選択信号WL
1 〜WLn でによって動作状態にされているメモリセル
回路に記憶させた後、前記各ビットライン7a、7bを
プリチャージして、これら各ビットライン7a、7bの
電位を元の電位に戻す。
【0022】《形態例の動作》次に、図3に示すタイミ
ングチャートを参照しながら、この形態例の読出し動
作、書込み動作を順次、説明する。 <読出し動作>まず、読出し動作が指定されて図3
(a)に示す如くアドレスデータが変化したとき、ライ
トイネーブルライン14上のライトイネーブル信号WE
が“Lo”レベルにされて、各PチャネルMOSトラン
ジスタ16、17が導通状態にされ、各ビットライン7
a、7bが電源ライン15の電源電圧VDDに対応した値
にプリチャージされるとともに、行選択ライン8a〜8
n上の行選択信号WL1 〜WLn が選択的に“Hi”レ
ベルにされて、第1〜第nメモリセル回路3a〜3nの
いずれかが選択され、選択されたメモリセル回路に記憶
されていた信号がビット信号BL、BL* として各ビッ
トライン7a、7b上に送出される。また、この動作と
並行して列選択ライン9、10上の列選択信号CN、C
Pによって列選択回路4の各アナログゲート回路18、
19が導通状態にされて、ビットライン7a、7b上に
送出された各ビット信号BL、BL* が各データライン
13a、13b上に導かれて、読出し回路5に入力さ
れ、ここでこれらデータライン13a、13b上のデー
タ信号DL、DL* が“1”か、“0”か判定され、こ
の判定結果が出力信号DOUT として出力ライン11から
外部に出力される。
【0023】<書込み動作>また、書込み動作が指定さ
れて図3(a)に示す如くアドレスデータが変化したと
き、ライトイネーブルライン14上のライトイネーブル
信号WEが“Hi”レベルにされて、各PチャネルMO
Sトランジスタ16、17が非導通状態にされ、各ビッ
トライン7a、7bがフロー状態にされるとともに、行
選択ライン8a〜8n上の行選択信号WL1 〜WLn
選択的に“Hi”レベルにされて、第1〜第nメモリセ
ル回路3a〜3nのいずれかが書込み可能な状態にされ
る。また、この動作と並行して、図3(b)に示す如く
ライトイネーブルライン20上のライトイネーブル信号
WE* が“Lo”レベルにされたとき、書込み回路6の
ノアゲート回路25によって入力ライン12を介して入
力された入力信号DINが取り込まれて、この入力信号D
INを反転した信号がPチャネルMOSトランジスタ26
のゲートと、NチャネルMOSトランジスタ27のゲー
トとに供給されるとともに、インバータ回路28によっ
て前記入力信号DINが反転されて入力信号DIN * にされ
た後ノアゲート回路29によってこれが取り込まれて、
PチャネルMOSトランジスタ30のゲートと、Nチャ
ネルMOSトランジスタ31のゲートとに供給される。
【0024】これによって、入力ライン12を介して供
給された入力信号DINが“Hi”レベル信号であれば、
一方のノアゲート回路29から“Hi”レベルな信号が
出力されて、NチャネルMOSトランジスタ31が導通
状態にされ、これによって一方のデータライン13bが
接地電位にされてデータ信号DL* が生成されるととも
に、他方のノアゲート回路25から“Lo”レベルな信
号が出力されてPチャネルMOSトランジスタ26が導
通状態にされる。この後、遅延回路22によって前記ラ
イトイネーブルライン20を介して供給されたライトイ
ネーブル信号WE* が遅延されて、図3(c)に示す如
くライトイネーブル信号WE* ’が“Lo”レベルにな
ったとき、各PチャネルMOSトランジスタ23、24
が導通状態にされて、一方のPチャネルMOSトランジ
スタ23およびPチャネルMOSトランジスタ26によ
って他方のデータライン13aが電源ライン32の電源
電圧VDDに対応した値までプルアップされてデータ信号
DLが生成される。
【0025】列選択ライン9、10上の列選択信号C
N、CPにより各アナログゲート回路18、19が導通
状態にされて、前記データライン13a、13b上のデ
ータ信号DL、DL* が各ビットライン8a、8b上に
導かれてビット信号BL、BL* にされ、書込み可能な
状態になっているメモリセル回路に書き込まれる。
【0026】次いで、この書込み処理が終了してライト
イネーブルライン20を介して供給されていたライトイ
ネーブル信号WE* が“Hi”レベルになったとき、書
込み回路6の遅延回路22から出力されているライトイ
ネーブル信号WE* ’が“Lo”レベルな状態に保持さ
れ、各PチャネルMOSトランジスタ23、24が導通
状態に保持されたまま、各ノアゲート回路25、29か
ら出力される信号が“Lo”レベルにされて、各Nチャ
ネルMOSトランジスタ27、31が非導通状態にされ
るとともに、PチャネルMOSトランジスタ26、30
が導通状態にされる。
【0027】これにより、図3(d)に示す如く各Pチ
ャネルMOSトランジスタ23、26によって一方のデ
ータライン13aが電源電圧VDDに応じた値までプルア
ップされるとともに、各PチャネルMOSトランジスタ
24、30によって他方のデータライン13bが電源電
圧VDDに応じた値までプルアップされて、列選択回路4
によってこれらデータライン13a、13bと電気的に
接続されている各ビットライン7a、7bが電源電圧V
DDに応じた値までプリチャージされる。この際、遅延回
路22での遅延時間が短ければデータライン電位の回復
が不十分になり、長過ぎれば次の読出しサイクルに影響
が出てしまうことから、遅延回路22での遅延時間の設
定値として、“0V”になっているデータライン13
a、13bの電位を読出し回路5のセンスアンプ回路が
反応する最適電位まで上昇させるのに必要な時間が設定
されるとともに、ライトイネーブル信号WE* の立ち上
がりと、アドレスデータの変化とが同時に起こる場合を
考慮して、各行選択ライン8a〜8n上の行選択信号W
1 〜WLn の値が確定するまでに、データライン電位
を最適電位まで引き上げることができるように、各Pチ
ャネルMOSトランジスタ23、26、24、30のサ
イズなどが決定されている。
【0028】《形態例の効果》このようにこの形態例で
は書込み回路6に設けた遅延回路22によって、書込み
サイクル時に“Lo”レベルになり、この書込みサイク
ルが終了する時点で、“Hi”レベルに戻されるライト
イネーブル信号WE* を遅延させて、電源ライン32と
各データライン13a、13bとの間に各々、介挿され
たPチャネルMOSトランジスタ23、24を導通させ
ながらライトイネーブル信号WE* によって書込み回路
6に設けた2つのノアゲート回路25、29から出力さ
れる信号を“Lo”レベルにして、接地点と各データラ
イン13a、13bとの間に各々介挿されたNチャネル
MOSトランジスタ27、31を非導通状態にするとと
もに、各PチャネルMOSトランジスタ23、24と前
記電源ライン32との間に各々、介挿された各Pチャネ
ルMOSトランジスタ26、30を導通状態にして、こ
れら各PチャネルMOSトランジスタ23、26により
データライン13aの電位を電源電圧VDDに対応する値
まで上昇させるとともに、各PチャネルMOSトランジ
スタ24、30によりデータライン13bの電位を電源
電圧VDDに対応する値まで上昇させるようにしているの
で、書込み終了時点で、各データライン13a、13b
および各ビットライン7a、7bの電位をプリチャージ
して、書込み終了時点で各データライン13a、13b
および各ビットライン7a、7bの電位を読出し回路5
のセンスアンプ回路が反応可能な最適電位まで戻すこと
ができる。書込みサイクル終了時に、書込み回路6に設
けた遅延回路22の遅延時間を最適に設定して、データ
ライン13a、13bを充電し、読出し回路5のセンス
アンプ回路が反応可能な電位までデータライン電位をい
ち早く引き上げているので、書込みサイクルの終了時点
で動作するプリチャージ回路などを別途、付加すること
なく、次の読出し状態への復帰を速くして、高速読出し
を可能にすることができる。
【0029】《他の形態例》また、上述した形態例にお
いては、アドレスセットアップタイムtASが“0n
S”を越えていることを前提として、書込み回路6を構
成しているが、アドレスセットアップタイムtASのス
ペックとして、“tAS<0nS”が必要なときには、
図4に示す如く遅延回路22から出力されるライトイネ
ーブル信号WE* ’を各ノアゲート回路25、29に入
力することにより、行選択ライン8a〜8n上の行選択
信号WL1 〜WLn の値が確定するまで、遅延回路22
によって、書込み開始時期を遅らせて、誤書込みを防止
するようにしても良い。この際、ライトイネーブル信号
WE* が“Hi”レベルから“Lo”レベルに変化する
時における遅延回路22の遅延時間と、ライトイネーブ
ル信号WE* が“Lo”レベルから“Hi”レベルに変
化する時における遅延回路22の遅延時間とを別々に設
定することにより、アドレスセットアップタイムtAS
に対して要求されるスペックと、書込み終了時に行われ
るデータライン13a、13bに対する充電時間のスペ
ックとを同時に満たすようにすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1では、特別なプリチャージ回路を別途設けること
なく、書込みサイクルが終了する時点で、データライン
の充電を行ない、これによってデータラインの負荷容量
を増やすことなく、かつライトイネーブル信号WEが変
化したことを示すWE変化検出信号などを生成すること
なく、書込みサイクル直後の読出しサイクルにおいて
も、読出しサイクルが継続的に行われているときと同程
度のアクセスタイムでデータの読出しを行なうことがで
きる。また、請求項2では、書込み回路に対して、遅延
回路と、2つのトランジスタを付加するだけで、請求項
1に示す効果を得ることができ、これによってコストア
ップを抑制しながら、最大の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体メモリ回路の一形態例を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す書込み回路の詳細な構成例を示す回
路図である。
【図3】(a)乃至(d)は図1に示す半導体メモリ回
路の動作例を示すタイミングチャート図である。
【図4】本発明による半導体メモリ回路の他の形態例で
使用される書込み回路例を示す回路図である。
【図5】従来から知られている半導体メモリ回路の一例
を示すブロック図である。
【図6】図5に示す書込み回路の一例を示す回路図であ
る。
【図7】(a)乃至(c)は図5に示す半導体メモリ回
路の動作例を示すタイミングチャート図である。
【図8】従来から知られている特開昭60−26339
0号に示す「半導体メモリ」の概要を説明するためのブ
ロック図である。
【図9】従来から知られている特開平7−7024号に
示す「同期式スタティックランダムアクセスメモリ」の
概要を説明するためのブロック図である。
【図10】従来から知られている特開平7−7024号
に示す「同期式スタティックランダムアクセスメモリ」
で使用される書込み回路の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1…半導体メモリ回路、2…プリチャージ回路、3a〜
3n…第1〜第nメモリセル回路、4…列選択回路、5
…読出し回路、6…書込み回路、7a、7b…ビットラ
イン、8a〜8n…行選択ライン、9…列選択ライン、
10…列選択ライン、11…出力ライン、12…入力ラ
イン、14…ライトイネーブルライン、15…電源ライ
ン、16…PチャネルMOSトランジスタ、17…Pチ
ャネルMOSトランジスタ、18…アナログゲート回
路、19…アナログゲート回路、20…ライトイネーブ
ルライン、21…インバータ回路、22…遅延回路、2
3…PチャネルMOSトランジスタ(書込み制御用スイ
ッチング素子)、24…PチャネルMOSトランジスタ
(書込み制御用スイッチング素子)、25…ノアゲート
回路、26…PチャネルMOSトランジスタ(書込み用
スイッチング素子)、27…NチャネルMOSトランジ
スタ(書込み用スイッチング素子)、28…インバータ
回路、29…ノアゲート回路、30…PチャネルMOS
トランジスタ(書込み用スイッチング素子)、31…N
チャネルMOSトランジスタ(書込み用スイッチング素
子)、32…電源ライン、BL…ビット信号、BL*
ビット信号、CN…列選択信号、CP…列選択信号、D
IN…入力信号、DIN * …入力信号、DL…データ信号、
DL* …データ信号、DOUT …出力信号、VDD…電源電
圧、WE…ライトイネーブル信号、WE* …ライトイネ
ーブル信号(書込み制御信号)、WE* ’…ライトイネ
ーブル信号(遅延済み書込み制御信号)、WL1 〜WL
n …行選択信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込みサイクルが指定されたとき、行選
    択ライン、列選択ラインによって読出し、書込み対象と
    なるメモリセル回路をデータラインに電気的に接続しな
    がら、書込み回路によって前記データラインに電気的に
    接続されているメモリセル回路に対し、データを書き込
    みを行ない、また読出しサイクルが指定されたとき、行
    選択ライン、列選択ラインによって読出し、書込み対象
    となるメモリセル回路をデータラインに電気的に接続
    し、読出し回路によって前記メモリセル回路からデータ
    ライン上に送出されたデータを読み出す半導体メモリ回
    路において、 書込み制御信号が書込み状態から読出し状態に変化する
    際、前記書込み回路によってこれを検知して、一定期
    間、前記データラインを充電することを特徴とする半導
    体メモリ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体メモリ回路にお
    いて、 前記書込み回路は、書込み可能な状態にされていると
    き、前記書込み制御信号とともに入力される入力信号に
    応じて電源ラインまたは接地点のいずれかを前記データ
    ラインに接続してメモリセル回路に前記入力信号の内容
    を書き込む書込み用スイッチング素子と、入力された書
    込み制御信号を遅延させる遅延回路と、この遅延回路に
    よって遅延されていない書込み制御信号と前記遅延回路
    から出力される遅延済み書込み制御信号とに基づき、書
    込みサイクル期間中に、前記書込み用スイッチング素子
    を書込み可能な状態にし、書込みサイクルの終了時点
    で、前記書込み用スイッチング素子を書込み不能な状態
    にして、前記データラインを充電させる書込み制御用ス
    イッチング素子とを備え、 書込みサイクルの終了時に、前記データラインを一定期
    間、充電した後、書込み回路を前記データラインから切
    り離すことを特徴とする半導体メモリ回路。
JP8204329A 1996-07-15 1996-07-15 半導体メモリ回路 Pending JPH1031888A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005293751A (ja) * 2004-04-01 2005-10-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 半導体メモリ
JP2007066509A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Sony Computer Entertainment Inc Sramのメモリシステムおよびその制御方法
EP2192452A2 (en) 2008-11-28 2010-06-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of executing correction processes

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