JPH10318099A - 内燃機関のための燃料噴射弁 - Google Patents

内燃機関のための燃料噴射弁

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JPH10318099A
JPH10318099A JP12341298A JP12341298A JPH10318099A JP H10318099 A JPH10318099 A JP H10318099A JP 12341298 A JP12341298 A JP 12341298A JP 12341298 A JP12341298 A JP 12341298A JP H10318099 A JPH10318099 A JP H10318099A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
pressing body
spring
fuel injection
stopper
Prior art date
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Pending
Application number
JP12341298A
Other languages
English (en)
Inventor
Karl Hofmann
ホフマン カール
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
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Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/20Closing valves mechanically, e.g. arrangements of springs or weights or permanent magnets; Damping of valve lift

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 技術的に手間のかからない、ひいてはコスト
のかからない製造が可能なだけではなく、極めてコンパ
クトな構成形状を有するような燃料噴射弁を提供する。 【解決手段】 内燃機関のための燃料噴射弁であって、
弁本体内で軸方向摺動可能な弁部材を有しており、該弁
部材が、噴射横断面を制御するために定置の弁座と協働
する弁シール面と、少なくとも1つの弁ばねとを有して
おり、該弁ばねが、定置のストッパに支持されていて、
前記弁部材に、弁座に向かう力を加える形式のものにお
いて、弁ばねが、皿ばねとして形成された押圧体10で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のための
燃料噴射弁であって、弁本体内で軸方向摺動可能な弁部
材を有しており、該弁部材が、噴射横断面を制御するた
めに定置の弁座と協働する弁シール面と、少なくとも1
つの弁ばねとを有しており、該弁ばねが、一方では定置
のストッパに、他方では前記弁部材に支持されていて、
該弁部材に、弁座の方向で力を加える形式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような形式の燃料噴射弁は例えば未
公開のドイツ連邦共和国特許出願第19547102.
4号明細書から出発している。このような燃料噴射弁で
は、弁ばねがコイルばねであって、このコイルばねは、
燃料噴射弁の弁ホルダ体に配置されている定置のストッ
パに支持されていて、弁部材に弁座方向の力を加える。
【0003】弁ばねのばね力は、その噴射弁における、
開放方向で弁部材に加えられる燃料高圧によって形成さ
れる開放圧を規定する。
【0004】十分に高いばね力を生ぜしめ、しかも燃料
噴射弁の長い耐用期間を保証するためには、先行技術で
公知のコイルばねは、多数のばね巻き条を設けるために
かなりの長さを有しているだけではなく、十分に厚いば
ね線材をも必要とする。このようなばね線材は、例えば
上述のドイツ連邦共和国特許出願19547102.4
号明細書に記載されているように、手間のかかる方法で
コイルばねを形成するように巻き上げなくてはならず、
場合によってはコイルばねの製造後にさらに処理しなけ
ればならない。
【0005】このような燃料噴射弁における問題点は、
コイルばねに起因する、燃料噴射弁全体の長い構成長さ
だけではなく、手間のかかる、ひいてはコストのかかる
コイルばねの製造及び燃料噴射弁への組付けでもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭で述べた形式の燃料噴射弁を改良して、技術的
に手間のかからない、ひいてはコストのかからない製造
が可能なだけではなく、極めてコンパクトな構成形状を
有するような燃料噴射弁を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、弁ばねが、皿ばねとして形成され
た押圧体であるようにした。
【0008】
【発明の効果】このような皿ばねとして形成された押圧
体によって、コイルばねは完全に不要となる。これによ
り燃料噴射弁全体の構成サイズの極めて有利な著しい縮
小が可能である。何故ならば、皿ばねとして形成された
押圧体は、コイルばねに比べてコイルばねの構成長さの
僅かな部分を成す構成長さしか有していないからであ
る。さらにこのような形式の皿ばねとして形成された押
圧体は、技術的にも特に簡単に、ひいては安価に製造す
ることができる。さらにこれは、簡単かつ安価に組付け
ることができる。
【0009】皿ばねとして形成された押圧体に弁部材に
よって軸方向で圧力が加えられた場合に、この押圧体の
特に半径方向で、ストッパと、前記押圧体を半径方向で
取り囲む周面とから成る弁ホルダ体内で、押圧体のため
の切欠において容易に変形できることを保証するため
に、有利には皿ばねとして形成された押圧体の、ストッ
パに面した面に少なくとも1つの支持面が設けられてい
る。この支持面は、皿ばねとして形成された押圧体の外
周面から半径方向で所定の間隔をおいて配置されてい
る。
【0010】原則的には種々異なる支持面が設けられて
よい。従って複数の支持面が、互いに等しい角度をおい
て、同じ形状で、皿ばねとして形成された押圧体の、ス
トッパに面した面に配置されていてよい。
【0011】製造に関して特に有利な構成では、支持面
が、皿ばねとして形成された押圧体の軸線に対して同心
的な環状のリング面である。
【0012】特に簡単な組付けのために、しかも、皿ば
ねとして形成された押圧体が弁ケーシング内で支持され
ているところのストッパにおける押圧体の滑動特性を改
善するために、ストッパに、皿ばねとして形成された押
圧体が支持される支持板が配置されている。
【0013】特に有利な滑動特性を得るために、有利に
はこの支持板の、皿状の押圧体に面した面が研磨され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を詳しく説明する。
【0015】図4に示した公知の内燃機関のための燃料
噴射弁は、ピストン状の弁部材41を有している。この
弁部材41は弁本体43の孔42内に軸方向摺動可能に
案内されている。弁部材41は、内燃機関の燃焼室に面
した端部で円錐形の弁シール面44を有している。弁部
材41はこの弁シール面44で、孔42の、内方に向か
って突出して閉じている端部に設けられた弁座45と協
働する。この場合、弁本体43は燃焼室から遠い方の端
部で緊定ナット46によって、軸方向で弁ホルダ体47
に向かって緊定されている。この場合、弁本体43の端
面と弁ホルダ体47の端面との間に、中央開口部が設け
られた中間プレート48が挟まれている。
【0016】弁部材41は、弁座45とは反対側の端部
で、中間プレート48に突入する押圧部材49を介し
て、コイルばね50として形成された弁ばねによって所
定の力で負荷されている。この弁ばねは、弁ホルダ体4
7に配置された定置のストッパ51に支持されていて、
弁部材41に、弁座45に向かう力を加える。弁シール
面44と弁座45との間の、弁本体43の壁に、内燃機
関の燃焼室に開口する噴射開口53が設けられている。
【0017】燃料高圧供給は公知のように、弁部材41
のシャンクと、孔42の壁との間に形成された環状通路
54を介して行われる。この環状通路54は圧力室55
内に拡径していて、この圧力室55には、噴射ポンプ
(図示せず)から導出された圧力導管56が開口してい
る。
【0018】本発明の実施例は図1、図2、図3で示し
た。
【0019】上述の部材と同じ部材は同じ符号で示して
あり、その部材の説明に関しては上述の構成が内容的に
は完全に参照される。
【0020】図1、図2、図3に示した実施例では、従
来の技術により公知の、弁ばねとして働くコイルばね5
0が、皿ばねとして形成された押圧体10によって換え
られる。この押圧体10は、弁ホルダ体47内に形成さ
れたストッパ11に当接する。図1からわかるように、
ストッパ11には支持板12が配置されていて、この支
持板12には、皿ばねとして形成された押圧体10が載
置されている。
【0021】支持板12は有利には、皿ばねとして形成
された押圧体10と、支持面との間の滑動特性を改善す
るために、皿ばねとして形成された押圧体10に面した
面が研磨されている。このことは、皿ばねとして形成さ
れた押圧体10に対して、この押圧体10に設けられた
環状の切欠14にその上端部が係合する弁部材41(図
1には図示せず)によって、支持板12の方向で軸方向
に作用する力F(図1参照)が加えられる場合には必ず
必要なことである。このような場合、押圧体10は力の
方向に変形し、その皿状の縁部13が、外方に向かって
僅かに変形され、支持板12上を滑る。
【0022】皿ばねとして形成された押圧体10の実施
例が図2及び図3に示されている。図2からわかるよう
に、皿状の縁部13には多数の切り込み部15が設けら
れている。これらの切り込み部15は、外周面16か
ら、押圧体10の対称軸線に向かって内方に延びてい
て、これにより押圧体10のばね作用を可能にしてい
る。押圧体の形状を有している皿ばねの別の各構成も可
能であることがわかる。例えば切り込み部15は、押圧
体10の中央部から半径方向外方に延びていてもよく、
このような場合は外周面16は中断部を有さない。
【0023】図3からわかるように、皿ばねとして形成
された押圧体10は、ストッパ11に面した面で、軸方
向に張り出している支持面17を有している。この支持
面17は、半径方向で外周面16から間隔dをおいて配
置されている。この支持面17は、切り込み部15の部
分を除いて、軸線に対して同心的な環状のリング面とし
て形成されている。力Fの方向(図1参照)での押圧体
の変形時には、このリング面17は僅かに軸方向で外方
に向かって移動し、この場合皿状の縁部13は変形す
る。
【0024】皿状の押圧体10は有利にはばね鋼から成
っている。そのばね行程は比較的小さくて、慣用の自動
車噴射弁では約0.4mm程度である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による燃料噴射弁の部分断面図である。
【図2】本発明による燃料噴射弁の、皿ばねとして形成
された押圧体の平面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】先行技術により公知の燃料噴射弁の部分断面図
である。
【符号の説明】
10 押圧体、 11 ストッパ、 12 支持板、
13 縁部、 14切欠、 15 切り込み部、 16
外周面、 17 支持面、 41 弁部材、 42
孔、 43 弁本体、 44 弁シール面、 45 弁
座、 46緊定ナット、 47 弁ホルダ体、 48
中間プレート、 49 押圧部材、50 コイルばね、
51 ストッパ、 53 噴射開口、 54 環状通
路、 55 圧力室、 56 圧力導管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関のための燃料噴射弁であって、
    弁本体内で軸方向摺動可能な弁部材を有しており、該弁
    部材が、噴射横断面を制御するために定置の弁座と協働
    する弁シール面と、少なくとも1つの弁ばねとを有して
    おり、該弁ばねが、定置のストッパに支持されていて、
    前記弁部材に、弁座に向かう力を加える形式のものにお
    いて、 弁ばねが、皿ばねとして形成された押圧体(10)であ
    ることを特徴とする、内燃機関のための燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 皿ばねとして形成された押圧体(10)
    が、ストッパ(11)に面した面に、軸方向で張り出す
    少なくとも1つの支持面(17)を有しており、該支持
    面(17)は、押圧体(10)の外周面(16)から半
    径方向で間隔(d)をおいて配置されている、請求項1
    記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 支持面(17)が、軸線に対して同心的
    に配置されたリング面である、請求項2記載の燃料噴射
    弁。
  4. 【請求項4】 ストッパ(11)に支持板(12)が配
    置されていて、該支持板(12)には、皿ばねとして形
    成された押圧体(10)が支持されている、請求項1か
    ら3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。
  5. 【請求項5】 支持板(12)の、皿ばねとして形成さ
    れた押圧体(10)に面した面が研磨されている、請求
    項4記載の燃料噴射弁。
JP12341298A 1997-05-07 1998-05-06 内燃機関のための燃料噴射弁 Pending JPH10318099A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE1997119295 DE19719295A1 (de) 1997-05-07 1997-05-07 Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen
DE19719295.5 1997-05-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10318099A true JPH10318099A (ja) 1998-12-02

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ID=7828891

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12341298A Pending JPH10318099A (ja) 1997-05-07 1998-05-06 内燃機関のための燃料噴射弁

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2168712A5 (ja) * 1972-01-21 1973-08-31 Breting Olivier
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Publication number Publication date
FR2763101B1 (fr) 2004-02-27
FR2763101A1 (fr) 1998-11-13
DE19719295A1 (de) 1998-11-12

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