JPH10317976A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JPH10317976A
JPH10317976A JP12691197A JP12691197A JPH10317976A JP H10317976 A JPH10317976 A JP H10317976A JP 12691197 A JP12691197 A JP 12691197A JP 12691197 A JP12691197 A JP 12691197A JP H10317976 A JPH10317976 A JP H10317976A
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JP
Japan
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intake
air cleaner
intake chamber
combustion engine
internal combustion
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Application number
JP12691197A
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English (en)
Inventor
Kaoru Hanawa
薫 塙
Takuhei Kusano
拓平 草野
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 混合気出入枝管を必要以上に長くすることな
く吸気チャンバーの取り付けの自由度が大きく車体との
干渉を回避できる内燃機関の吸気装置を供する。 【解決手段】 スロットルバルブの下流の吸気通路22a
に混合気出入枝管22dを分岐し、該枝管22dに吸気チャ
ンバー30を接続してなる内燃機関の吸気装置において、
前記スロットルバルブの上流側に接続されるエアクリー
ナケース26に吸気チャンバー30を設けた内燃機関の吸気
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関における
吸気チャンバーを備える吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スロットルバルブの下流の吸気通路から
分岐した枝管に吸気チャンバーを接続し、吸気通路の圧
力変動を利用して吸気チャンバーへの混合気の導入およ
びチャンバーに導入された混合気を吸入通路内を流れる
混合気に合流させてシリンダ内への排出を行うことで吸
気流を滑らかにして吸気効率を高める吸気装置が従来か
ら知られている。
【0003】ユニットスイング内燃機関を備えた自動二
輪車のスイングユニットに吸気チャンバーを搭載した実
開平3−51162号公報記載の例がある。同例では、
スイングユニットの前部に設けられた2サイクル内燃機
関のクランクケースの気化器側吸気口から吸気管が延出
して気化器に接続されている。
【0004】そして吸気管から上方に混合気出入枝管が
分岐して吸気チャンバーに接続されており、該吸気チャ
ンバーはクランクケースから立設したシリンダを覆った
シュラウドにリベットにより固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】混合気出入枝管は吸気
管から分岐するので、混合気出入枝管に接続される吸気
チャンバーはシュラウドの吸気管が延出する側の側面に
取り付けられることになり、吸気チャンバーの取り付け
の自由度が小さい。なおシュラウドの別の側面に吸気チ
ャンバーを取り付けることは、徒に混合気出入枝管を長
くし、また他の部材との干渉の問題がある。
【0006】ユニットスイング内燃機関は揺動中心の近
くに内燃機関が配設されるので、同内燃機関のシリンダ
を覆うシュラウドは上方の車体との余裕が少なく、した
がって同シュラウドに取り付けられる吸気チャンバーも
あまり容積をとれない。
【0007】吸気チャンバーが排気量以上の容積を確保
しようとなると、吸気管から上方に分岐した混合気出入
枝管の上に該容積の吸気チャンバーが位置し、その最高
位置がシュラウドより高い位置となり、スイングユニッ
トとともに揺動する吸気チャンバーとその上方の車体と
の干渉が問題となる。
【0008】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、混合気出入枝管を必要以上に
長くすることなく吸気チャンバーの取り付けの自由度が
大きく車体との干渉を回避できる内燃機関の吸気装置を
供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は、スロットルバルブの下流
の吸気通路に混合気出入枝管を分岐し、該枝管に吸気チ
ャンバーを接続してなる内燃機関の吸気装置において、
前記スロットルバルブの上流側に接続されるエアクリー
ナケースに前記吸気チャンバーを設けた内燃機関の吸気
装置とした。
【0010】混合気出入枝管は、スロットルバルブの下
流の吸気通路から分岐し、スロットルバルブの上流側の
エアクリーナケースに設けられた吸気チャンバーに接続
されるので、スロットルバルブを迂回すれば管長を短く
設定することができ、かつエアクリーナケースに配設可
能な場所は多く取り付けの自由度は大きい。
【0011】またユニットスイング内燃機関に適用した
場合でもエアクリーナケースは揺動中心より離れた位置
に配設されるので、車体との間に余裕があり、同エアク
リーナケースに設けられる吸気チャンバーの車体との干
渉を容易に回避できる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の内
燃機関の吸気装置において、前記吸気チャンバーを、前
記エアクリーナケースと側面視で重なるように設けたこ
とを特徴とする。
【0013】吸気チャンバーをエアクリーナケースより
上方へ突出させることなく設けることができ、益々車体
との干渉を回避することができる。また吸気チャンバー
をエアクリーナケースで隠すことができ、外観の向上を
図ることがきる。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の内
燃機関の吸気装置において、前記吸気チャンバーを、前
記エアクリーナケースの上部に設けたことを特徴とす
る。吸気チャンバーのエアクリーナケースへの取り付け
の自由度は大きく、混合気出入枝管を短く設定して、か
つ車体との干渉を回避しながらエアクリーナケースの上
部に設けることもできる。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1から請求
項3のいずれかの項記載の内燃機関の吸気装置におい
て、前記吸気チャンバーを、前記エアクリーナケースと
別体に成形することを特徴とする。吸気チャンバーは剛
性の高いエアクーナに設けられるので、確実に固定され
る。吸気チャンバーのみのメンテナンスが容易で交換が
可能である。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1から請求
項3のいずれかの項記載の内燃機関の吸気装置におい
て、前記吸気チャンバーを、前記エアクリーナケースと
一体に成形することを特徴とする。部品点数を少なく
し、組付作業を容易にする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1から請求
項5のいずれかの項記載の内燃機関の吸気装置におい
て、前記内燃機関がユニットスイング内燃機関であり、
スイングユニットの上部に前記エアクリーナが配設され
たことを特徴とする。ユニットスイング内燃機関におい
て、吸気チャンバーをエアクリーナに設けることが可能
である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図15に図示し説明する。本実施の形
態はユニットスイング内燃機関を備えた自動二輪車1に
適用したものであり、図1に同自動二輪車1の全体側面
図を示す。
【0019】車体前部2と車体後部3とが低いステップ
部4を介して連結されており、車体の骨格をなす車体フ
レーム5は、車体前部を下降する前部フレーム5aと同
前部フレーム5aの下端で2本に分岐してステップ部4
の下方を後方へ延びる左右一対の水平フレーム5b,5
bと同水平フレーム5b,5bの各後部から立ち上がり
斜め後方へ延びる左右一対の後部フレーム5c,5cと
からなる。
【0020】車体後部3の後部フレーム5cの上方にシ
ート6が設けられ、シート6の下側に収納ボックス7が
配設されている。車体前部2には、上部にハンドル8を
備えたステアリングヘッド9が設けられ、下側はフロン
トフォーク10を介して前輪11が懸架され、ハンドル8に
よって操向される。
【0021】水平フレーム5bの後部の屈曲部にリンク
部材12を介してスイングユニット15の前端が連結されて
いる。スイングユニット15は、リンク部材12により車体
フレーム5に連結されて、上下に揺動自在であり、スイ
ングユニット15の後部とその上方の後部フレーム5c間
にはリアクッション13が介装されている。
【0022】スイングユニット15は、前後に長尺のベル
トコントロールケース20の前部がクランクケースを兼ね
内燃機関16が一体に設けられており、後部はミッション
ケースを兼ねて後輪18が軸支され、内燃機関16の動力は
自動変速機能付きのベルト伝達機構であるベルトコント
ロール装置17により後輪18に伝達される。なおベルトコ
ントロールケース20の前端に前記リンク部材12に連結さ
れるハンガーブラケット20aが突設され、左側の開口は
伝動ケースカバー28で覆われる。
【0023】内燃機関16は、2サイクル内燃機関であ
り、シュラウド19に覆われたシリンダ16aが若干後傾気
味に立設し、シリンダ16aの左方クランクケースの上面
に吸気口21が形成され、吸気口21の下流側吸気ポートに
はリードバルブが嵌装されている。
【0024】吸気口21には吸気管部材22が取り付けら
れ、吸気管部材22の吸気管22bが左方へ延出した後、後
方へ屈曲して気化器23に接続され、気化器23は連結管24
を介してベルトコントロールケース20の後半部上側に配
設されたエアクリーナ25に接続されている。
【0025】シリンダ16aを覆うシュラウド19は、図4
および図5に図示するように、矩形筒状の側壁19aと上
壁19bから概ね構成され、側壁19aの左後の角部から後
方へ延設部19cが延出している。上壁19bにはシリンダ
の軸心位置に円開口19dが形成されている。
【0026】そして左側壁19aの下部には略矩形の欠損
部19eが形成され、欠損部19eの上方は、左方へ膨出し
た膨出部19fが形成され、膨出部19fの上部に排風口19
gが後方および左方に開口して設けられている。
【0027】同シュラウド19がシリンダ16aに被せられ
ると、クランクケースの上面の吸気口21および同吸気口
21に取り付けられる吸気管部材22の右半部はシュラウド
19内に位置することになり、吸気管部材22の左半部がシ
ュラウド19の欠損部19eから突出する。
【0028】吸気管部材22は、図6ないし図8に図示す
るように、吸気口22に取り付ける略矩形の連結基台22a
の中央から吸気管22bが左方斜め上向きに延出し、先端
部が後方へ屈曲して連結部22cが形成されている。
【0029】そして吸気管22bの連結基台22aから延出
した部分に上方へ分岐した吸気チャンバー用の連結枝管
22dが一体に形成されている。また吸気管22bの連結部
22cより手前部分にオートコック用の連結枝管22eが突
設されている。
【0030】吸気管22bの上流側である連結部22cには
気化器23の混合気出口連結部23bが結合される。この吸
気管部材22に接続される気化器23は、オートバイスター
タ23aを備えており、前方に向いた混合気出口連結部23
bが吸気管22bの上流側である連結部22cに結合され、
後方に向いた空気吸入連結部23cは連結管24を介してエ
アクリーナ25に接続される。
【0031】エアクリーナ25は、エアクリーナケース26
とその左側開口を塞ぐケースカバー27とからなる。エア
クリーナケース26は、図9ないし図11に図示するよう
に、左側の開口周縁部26aから右側に膨出した凹部は、
後方寄りに鉛直に仕切る壁26bにより前側の長方形凹部
26cと後側の外気吸入凹部26dからなり、前側の長方形
凹部26cの前半部はさらに右側へ凹出した台形凹部26e
が形成されている。
【0032】後側の外気吸入凹部26dには、斜め上下方
向に指向した角筒部26fが形成され、同角筒部26fは上
端を内部に連通し下端を外部に開放している。長方形凹
部26cの前半部の台形凹部26eは、上壁の右側部が凹ん
で段部26gが形成されており、段部26gの水平壁の一部
が矩形に凹んで凹部26hが形成され、同凹部26hの鉛直
壁にねじ穴26iが刻設されている。
【0033】なお台形凹部26eの前壁に連結管24に連通
する円孔26jが形成されている。また長方形凹部26cお
よび台形凹部26dの下壁からは前記ベルトコントロール
ケース20に取り付けるためのブラケット26k,26lが突
出している。
【0034】ケースカバー27は、このエアクリーナケー
ス26の開口を塞ぐように左側を覆うとともに、エアクリ
ーナケース26よりさらに前方へ延出して気化器23の左方
も覆っている(図3参照)。
【0035】前記エアクリーナケース26の段部26gには
吸気チャンバー30が取り付けられる。吸気チャンバー30
は、図12ないし図14に図示するように前後に長い筒
状をしており、前壁の下部から前方へ連結管30aが突出
している。吸気チャンバー30の底壁からは下方へ取付片
30bが突出しており、突片30bの中央に取付孔30cが穿
設されている。
【0036】この吸気チャンバー30を前記エアクリーナ
ケース26の段部26gに所定位置関係に嵌合すると、図1
5を参照して突片30bが凹部26hに嵌装され、突片30b
の取付孔30cにねじ32を貫通しねじ穴26iに螺合して緊
締することで吸気チャンバー30をエアクリーナケース26
に固定することができる。
【0037】図15に示すようにエアクリーナケース26に
取り付けられた吸気チャンバー30は、その最高部がエア
クリーナケース26の最高部と略同じ高さにあり、したが
って外部からはエアクリーナ25に隠されて吸気チャンバ
ー30は見えず外観の向上が図れる。
【0038】このようにエアクリーナケース26に取り付
けられた吸気チャンバー30は、図3に示すように前記吸
気管部材22の吸気管22bから上方へ分岐した連結枝管22
dの後方に位置し、吸気チャンバー30の連結管30aは連
結枝管22dに向かって突出しており、互いに近い位置に
ある連結枝管22dと連結管30aを混合気出入枝管である
吸気ホース31が連結する。
【0039】内燃機関16のシリンダ16aをシュラウド19
が覆うと、シュラウド19の左方へ膨出した膨出部19fが
吸気管22bから上方へ分岐した連結枝管22dを覆い、膨
出部19fの上部の排風口19gは、後方と左方に開口して
気化器23および吸気チャンバー30に向いている。
【0040】したがって排風口19gから出た温風は気化
器23に当たり気化器23を温めることができアイシングを
防止することができる。特に図3に示すように気化器23
の右側はシュラウド19の延設部19cが壁を作り左外側は
ケースカバー27の延出部が覆っているので、排風が気化
器23に効果的に作用してアイシング防止効果が大きい。
【0041】また吸気チャンバー30の連結管30aに後端
を結合した吸気ホース31は、前方へ延出してシュラウド
19の後方へ開口した排風口19gから内部に入り、吸気管
22bから上方へ分岐した連結枝管22dに前端を結合して
吸気管22bと吸気チャンバー30とを連通する。シュラウ
ド19の排風口19gを利用して吸気ホース31を通している
ので、特別シュラウド19に吸気ホース31用の開口を設け
る必要はない。
【0042】以上のように吸気ホース31は、気化器23内
のスロットルバルブの下流側の吸気管22bから上方へ分
岐した連結枝管22dとスロットルバルブの上流側のエア
クリーナケース26の段部26gに取り付けられた吸気チャ
ンバー30の前方へ突出した連結管30aとを連結してお
り、気化器23の右側にあって互いに近い位置にある連結
枝管22dと連結管30aと連結しているので、吸気ホース
31の長さは短く、充填性能上およびレイアウト上不都合
はない。
【0043】吸気チャンバー30が取り付けられるエアク
リーナケース26は、スイングユニット15の揺動中心であ
るリンク部材12から離れた位置にあり、上方の車体との
間に余裕があるとともに、エアクリーナケース26の段部
26gに取り付けられる吸気チャンバー30は、エアクリー
ナ25より上方に突出しておらず、スイングユニット15と
一体に揺動しても吸気チャンバー30が車体と干渉するこ
とはない。
【0044】こうして取り付けられた吸気チャンバー30
は、吸気ホース31を介して吸気管22bの分岐部に連通し
ており、分岐部は上流のスロットルバルブと下流のリー
ドバルブの中間に位置する。
【0045】したがって流動中の混合気をリードバルブ
閉鎖時に吸気チャンバー30に導入し、リードバルブ開放
時に該混合気を吸気管22b内を流れる混合気に合流させ
て吸入し、吸気の充填効率を高めることができる。
【0046】吸気チャンバー30は、段部26gに限らずエ
アクリーナケース26の他の場所に取り付けることは吸気
ホース31をそれ程長くせずに可能であり、取り付けの自
由度が大きい。次に示す別の実施の形態は、図16およ
び図17に図示するように吸気チャンバー50をエアクリ
ーナケース61の上に取り付けたものである。
【0047】吸気チャンバー50は、図18および図19
に示すように前記吸気チャンバー30より前後長が短く、
前壁の下部から前方へ連結管50aが突出しており、底壁
下面からは取付片50bが突出している。取付片50bは前
後に長く、後部に取付孔50cが穿設され、前端は係止爪
50dが突出している。
【0048】一方エアクリーナケース61は上面の前寄り
左側位置にねじ穴ボス部61aが突設され、その前方に係
止凹部61bが形成されている。吸気チャンバー50は、エ
アクリーナケース61の上面所定位置において係止爪50d
を係止凹部61bに挿入係止し、取付片50bをねじ穴ボス
部61aに右側から当接してねじ62を取付孔に貫通しねじ
穴ボス部61aに螺合して緊締し、吸気チャンバー50をエ
アクリーナケース61の上に固定する。
【0049】こうしてエアクリーナケース61の上に取り
付けられた吸気チャンバー50の前方へ突出した連結管50
aに吸気ホース51の一端が結合され、該吸気ホース51は
連結管50aから前方へ延び気化器63の左側から前側へ湾
曲して気化器63の下流側の吸気管64に分岐して突設され
た連結枝管64aに他端が結合され、吸気ホース51はそれ
程長くはない。
【0050】本実施の形態では、吸気チャンバー50をエ
アクリーナ60の上部に取り付けたが、スイングユニット
の揺動中心より離れた位置にあって上方の車体との間に
余裕があり、吸気チャンバー50が車体と干渉することは
ない。吸気チャンバー50は外側に露出して配設されてい
るので、吸気チャンバー50のみのメンテナンスや交換が
容易である。
【0051】以上の実施の形態では、吸気チャンバーは
エアクリーナと別体でねじにより取り付けるものであっ
たが、予めエアクリーナと一体に吸気チャンバーを形成
してもよい。部品点数を少なくし、組付作業を容易にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の全体
側面図である。
【図2】スイングユニットの一部欠截した側面図であ
る。
【図3】同平面図である。
【図4】シュラウドの側面図である。
【図5】同平面図である。
【図6】吸気管部材の側面図である。
【図7】同平面図である。
【図8】同後面図である。
【図9】エアクリーナケースの左側面図である。
【図10】同平面図である。
【図11】図9においてXI−XI線に沿って截断した
断面図である。
【図12】吸気チャンバーの側面図である。
【図13】同平面図である。
【図14】図正面図である。
【図15】図3においてXV−XV線に沿って截断した
断面図である。
【図16】別の実施の形態に係るスイングユニットの一
部欠截した側面図である。
【図17】同平面図である。
【図18】吸気チャンバーの側面図である。
【図19】同下面図である。
【符号の説明】
1…自動二輪車、2…車体前部、3…車体後部、4…ス
テップ部、5…車体フレーム、6…シート、7…収納ボ
ックス、8…ハンドル、9…ステアリングヘッド、10…
フロントフォーク、12…リンク部材、13…リアクッショ
ン、15…スイングユニット、16…内燃機関、17…ベルト
コントロール装置、18…後輪、19…シュラウド、20…ベ
ルトコントロールケース、21…吸気口、22…吸気管、23
…気化器、24…連結管、25…エアクリーナ、26…エアク
リーナケース、27…ケースカバー、28…伝動ケースカバ
ー、30…吸気チャンバー、31…吸気ホース、32…ねじ、
50…吸気チャンバー、51吸気ホース、60…エアクリー
ナ、61…エアクリーナケース、62…ねじ、63…気化器、
64…吸気管。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルバルブの下流の吸気通路に混
    合気出入枝管を分岐し、該枝管に吸気チャンバーを接続
    してなる内燃機関の吸気装置において、 前記スロットルバルブの上流側に接続されるエアクリー
    ナケースに前記吸気チャンバーを設けたことを特徴とす
    る内燃機関の吸気装置。
  2. 【請求項2】 前記吸気チャンバーを、前記エアクリー
    ナケースと側面視で重なるように設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の内燃機関の吸気装置。
  3. 【請求項3】 前記吸気チャンバーを、前記エアクリー
    ナケースの上部に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の内燃機関の吸気装置。
  4. 【請求項4】 前記吸気チャンバーを、前記エアクリー
    ナケースと別体に成形することを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかの項記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 【請求項5】 前記吸気チャンバーを、前記エアクリー
    ナケースと一体に成形することを特徴とする請求項1か
    ら請求項3のいずれかの項記載の内燃機関の吸気装置。
  6. 【請求項6】 前記内燃機関は、ユニットスイング内燃
    機関であり、スイングユニットの上部に前記エアクリー
    ナが配設されたことを特徴とする請求項1から請求項5
    のいずれかの項記載の内燃機関の吸気装置。
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