JPH10315222A - 生コンクリート製造装置 - Google Patents

生コンクリート製造装置

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JPH10315222A
JPH10315222A JP12588797A JP12588797A JPH10315222A JP H10315222 A JPH10315222 A JP H10315222A JP 12588797 A JP12588797 A JP 12588797A JP 12588797 A JP12588797 A JP 12588797A JP H10315222 A JPH10315222 A JP H10315222A
Authority
JP
Japan
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ultrafine powder
tank
suspension
measuring tank
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP12588797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Yamamoto
秀彦 山本
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
Original Assignee
Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Publication date
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Priority to JP12588797A priority Critical patent/JPH10315222A/ja
Publication of JPH10315222A publication Critical patent/JPH10315222A/ja
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 生コンクリート製造時に超微粒粉体の取り扱
いを容易にし、かつ計量槽にも付着しないようにした生
コンクリート製造装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 生コンクリート製造装置に超微粒粉末懸
濁液を貯蔵する超微粒粉体懸濁液貯蔵槽12を備えると
共に、超微粒粉体懸濁液を計量する超微粒粉体懸濁液計
量槽6aを備える。また、混練水を分割計量する一次水
計量槽6、二次水計量槽9を配設し、一次水計量槽6よ
り排出される一次水はミキサ15に直接投入し、二次水
計量槽9より排出される二次水は超微粒粉体懸濁液計量
槽6aを通過させ、超微粒粉体懸濁液計量槽6aに付着
残留する超微粒粉体懸濁液を洗い流してからミキサ15
に投入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生コンクリートを
製造する生コンクリート製造装置に関し、特に、シリカ
フューム等の超微粒粉体をコンクリート材料として混入
できる生コンクリート製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、生コンクリートの流動性や硬化時
の強度といった物理的性状を改善するために、シリカフ
ュームや石灰石の超微粒粉体を他のコンクリート材料と
共に混入した生コンクリートが製造されるようになって
きた。
【0003】この超微粒粉体を混入した生コンクリート
を製造する場合、砂利、砂、セメント、水等のコンクリ
ート材料を重力式ミキサやパン型ミキサあるいは二軸式
ミキサといったミキサにより一括して混練する時に超微
粒粉体を投入する方法が一般的に採用されており、ま
た、複数のミキサを用いるダブルミキシング方法にあっ
ては、セメントと水とより成るセメントペーストを混練
する際に超微粒粉体を混入させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、超微粒粉体を他のコンクリート材料に混入
させるとき、粉体をミキサ内に直接投入したのでは、超
微粒粉体がミキサ内で飛散して他のコンクリート材料に
混入しにくかったり、また、超微粒粉体の強い凝集性か
らコンクリート材料に混入しても容易に分散せず、超微
粒粉体による物理的性状の改善が十分に成されないこと
がある。
【0005】また、超微粒粉体は粒径が微細なため容器
に付着して残り易く、計量槽により計量する場合など取
り扱いが面倒であった。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、生コンクリート
製造時に超微粒粉体の取り扱いを容易にし、かつ計量槽
にも付着しないようにした生コンクリート製造装置を提
供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を達
成するために、計量槽にて計量した各種コンクリート材
料をミキサに投入して混練調整するようにした生コンク
リート製造装置において、コンクリート材料である超微
粒粉体の懸濁液を貯留する超微粒粉体貯蔵槽と、該超微
粒粉体貯蔵槽から供給する超微粒粉体を計量する超微粒
粉体懸濁液計量槽とを配設すると共に、混練水を分割計
量する一次水計量槽、二次水計量槽を配設し、一次水計
量槽より排出される一次水はミキサに直接投入し、二次
水計量槽より排出される二次水は超微粒粉体懸濁液計量
槽を通過させてからミキサに投入するように構成したこ
とを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の生コンクリート製造装置
によれば、生コンクリート製造時に超微粒粉体をコンク
リート材料として混入させようとする場合、予め超微粒
粉体懸濁液貯蔵槽に超微粒粉体を懸濁液として貯蔵して
おき、混入時に、超微粒粉体懸濁液貯蔵槽から取り出し
た超微粒粉体の懸濁液を超微粒粉体懸濁液計量槽によっ
て所定量計量する。また、投入する混練水を一次水計量
槽、二次水計量槽にて分割計量する。このとき、二次水
計量槽にて計量する水量は超微粒粉体懸濁液計量槽に残
留する懸濁液を洗い流すことができる程度の量で良い。
【0009】各種材料の計量が完了すれば、砂利、砂、
セメント、一次水、超微粒粉体懸濁液をミキサに投入す
る。このとき、超微粒粉体懸濁液計量槽の壁面や排出弁
のところに超微粒粉体の一部が残る。そこで、二次水計
量槽より二次水を払い出し、この二次水を超微粒粉体懸
濁液計量槽を通過させ、その内部を洗い流しながら下位
のミキサへと投入する。このように、超微粒粉体を懸濁
液として取り扱うことによってミキサ内に効果的に分散
され、また、超微粒粉体懸濁液計量槽も二次水にて洗い
流すので超微粒粉体懸濁液計量槽内に超微粒粉体が残る
ことはない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は本発明の生コンクリート製造装置の
概要を示すもので、1は骨材ヤード(図示せず)より引
き出した砂利を貯蔵する砂利貯蔵ビンであり、2は砂を
貯蔵する砂貯蔵ビンである。これらの貯蔵ビンの下位に
は砂利貯蔵ビン1より払い出す砂利を計量する砂利計量
槽3及び砂貯蔵ビン2より払い出す砂を計量する砂計量
槽4をそれぞれ配設している。
【0012】砂利及び砂の計量槽の近傍には、セメント
サイロ(図示せず)より切り出されるセメントを計量す
るセメント計量槽5を配設すると共に混練水を計量する
一次水計量槽6を配設している。
【0013】前記一次水計量槽6の内部は仕切り板7に
より二室に区画し、左側の一室を超微粒粉体の懸濁液を
計量する超微粒粉体懸濁液計量槽6aとして使用できる
ようにしている。そして、この左側の区画室を超微粒粉
体懸濁液計量槽6aとして使用しない場合は左右の二室
を一次水計量槽6として使用できるように混練水が右側
の区画室から仕切り板7の上方をオーバーフローして左
側の超微粒粉体懸濁液計量槽6aに流入できるように仕
切り板7の高さを少し低くしている。なお、一次水計量
槽6を仕切って超微粒粉体懸濁液計量槽6aを形成する
ことによって装置の低コスト化が図れ、また超微粒粉体
懸濁液を使用しない時には槽全体を水計量槽として有効
に利用できて好ましいが、それぞれ独立した別個の計量
槽を備えるようにしても良い。
【0014】前記一次水計量槽6の上位には混和剤計量
槽8を配設すると共に、超微粒粉体懸濁液計量槽6a内
の洗浄に用いる混練水の一部を計量する二次水計量槽9
を配設し、一次水計量槽6及び二次水計量槽9には清水
タンク10よりポンプ11にて所定量の混練水を供給す
るようにしている。
【0015】前記超微粒粉体の懸濁液は、シリカフュー
ムや石灰石などの超微粒粉体を水に懸濁させたものであ
って、超微粒粉体懸濁液貯蔵槽12に貯蔵するようにし
ている。該超微粒粉体懸濁液貯蔵槽12には懸濁液の濃
度が均一になるように撹拌機13を配設すると共に、懸
濁液を超微粒粉体懸濁液計量槽6aに送り込む供給ポン
プ14を備えている。
【0016】前記計量槽の下位には各計量槽により計量
した各種コンクリート材料を混練するミキサ15を配設
している。
【0017】しかして、生コンクリート製造時に超微粒
粉体を混入させようとする場合、予め超微粒粉体懸濁液
貯蔵槽12に超微粒粉体懸濁液を貯蔵する。この超微粒
粉体懸濁液は別の工場で製造した懸濁液をタンクローリ
車により運搬して超微粒粉体懸濁液貯蔵槽12に供給し
ても良いし、超微粒粉体懸濁液貯蔵槽12の近傍に懸濁
装置を配設し、その懸濁装置により懸濁液を供給しても
良く、生コンクリート製造装置の立地条件に合わせて所
望の懸濁液供給方法を適宜選択すれば良い。
【0018】そして、生コンクリートの出荷要請がある
と、出荷する生コンクリートの配合に応じて砂利、砂、
セメントを砂利計量槽3、砂計量槽4、セメント計量槽
5によりそれぞれ計量すると共に、混練水を一次水計量
槽6及び二次水計量槽9により計量する。この時、二次
水計量槽9にて計量する水量は超微粒粉体懸濁液計量槽
に残留する懸濁液を洗い流すことができる程度の適宜量
とする。また混和剤は混和剤計量槽8で計量した後に下
位の一次水計量槽6に落とし込んで混練水に混ぜ合せて
おく。超微粒粉体懸濁液は超微粒粉体懸濁液貯蔵槽12
より供給ポンプ14にて取り出し、超微粒粉体懸濁液計
量槽6aにて所定量計量する。
【0019】計量した各コンクリート材料を各計量槽よ
りミキサ15に順次払い出し、所定時間混練して生コン
クリートを製造する。
【0020】この材料払い出しの過程で、超微粒粉体懸
濁液中の粉体は沈降しようとする性質を有するため、超
微粒粉体懸濁液計量槽6aで粉体が沈降することがあ
り、また沈降しなくても計量槽の壁面に付着し易いた
め、超微粒粉体懸濁液を超微粒粉体懸濁液計量槽6aよ
り払い出した後、超微粒粉体懸濁液計量槽6a下部の払
い出し弁(図示せず)を開放しておき、二次水計量槽9
にて計量した混練水の一部を洗浄水として超微粒粉体懸
濁液計量槽6a内に投入し、超微粒粉体懸濁液計量槽6
aの壁面や払い出し経路を洗浄して下位のミキサ15に
流下させる。
【0021】このように、超微粒粉体を懸濁液にするこ
とによりその取り扱いが容易となり、また、予め懸濁液
として水に分散させているために混入時にコンクリート
材料間に容易に分散させることができて生コンクリート
や硬化時の物理的性状を安定して改善することができ
る。また、超微粒粉体懸濁液計量槽6aを混練水により
洗浄することで超微粒粉体懸濁液計量槽6a内や払い出
し経路に超微粒粉体を残留させず、容易に超微粒粉体を
取り扱うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の生コンクリート製
造装置にあっては、コンクリート材料である超微粒粉体
の懸濁液を貯留する超微粒粉体貯蔵槽と、該超微粒粉体
貯蔵槽から供給する超微粒粉体を計量する超微粒粉体懸
濁液計量槽とを配設すると共に、混練水を分割計量する
一次水計量槽、二次水計量槽を配設し、一次水計量槽よ
り排出される一次水はミキサに直接投入し、二次水計量
槽より排出される二次水は超微粒粉体懸濁液計量槽を通
過させてからミキサに投入するように構成したので、超
微粒粉体を懸濁液として容易に取り扱うことができるう
え、混入時にコンクリート材料間に容易に分散させるこ
とができて生コンクリートや硬化時の物理的性状を安定
して改善することができる。また、超微粒粉体懸濁液計
量槽内や懸濁液の払い出し経路に超微粒粉体が堆積残留
することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生コンクリート製造装置の概要を示す
説明図である。
【符合の説明】
3…砂利計量槽 4…砂計量槽 5…セメント計量槽 6…一次水計量
槽 6a…超微粒粉体懸濁液計量槽 9…二次水計
量槽 12…超微粒粉末懸濁液貯蔵槽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計量槽にて計量した各種コンクリート材料
    をミキサに投入して混練調整するようにした生コンクリ
    ート製造装置において、コンクリート材料である超微粒
    粉体の懸濁液を貯留する超微粒粉体貯蔵槽と、該超微粒
    粉体貯蔵槽から供給する超微粒粉体を計量する超微粒粉
    体懸濁液計量槽とを配設すると共に、混練水を分割計量
    する一次水計量槽、二次水計量槽を配設し、一次水計量
    槽より排出される一次水はミキサに直接投入し、二次水
    計量槽より排出される二次水は超微粒粉体懸濁液計量槽
    を通過させてからミキサに投入するように構成したこと
    を特徴とする生コンクリート製造装置。
JP12588797A 1997-05-15 1997-05-15 生コンクリート製造装置 Pending JPH10315222A (ja)

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JP12588797A JPH10315222A (ja) 1997-05-15 1997-05-15 生コンクリート製造装置

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ID=14921389

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007161531A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd シリカフュームスラリー
CN109397537A (zh) * 2018-12-19 2019-03-01 中国水利水电科学研究院 胶凝砂砾石或混凝土的连续式制备设备及其使用方法
CN109435071A (zh) * 2018-12-24 2019-03-08 中国水利水电科学研究院 向拌和主机连续精确输浆的设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007161531A (ja) * 2005-12-14 2007-06-28 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd シリカフュームスラリー
CN109397537A (zh) * 2018-12-19 2019-03-01 中国水利水电科学研究院 胶凝砂砾石或混凝土的连续式制备设备及其使用方法
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