JPH10314892A - 高Ti含有鋼の連続鋳造方法 - Google Patents

高Ti含有鋼の連続鋳造方法

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JPH10314892A
JPH10314892A JP12881397A JP12881397A JPH10314892A JP H10314892 A JPH10314892 A JP H10314892A JP 12881397 A JP12881397 A JP 12881397A JP 12881397 A JP12881397 A JP 12881397A JP H10314892 A JPH10314892 A JP H10314892A
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JP
Japan
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mold
immersion nozzle
immersion
steel
nozzle
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JP12881397A
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Toshiaki Ishige
俊朗 石毛
Takashi Itakura
孝 板倉
Hiroki Fujita
浩起 藤田
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高Ti含有鋼の連続鋳造方法において、鋳片
の表面欠陥を防止して無手入れ圧延を可能とする。 【解決手段】 0.1〜1.0wt%のTiを含有する
高Ti含有鋼の連続鋳造方法において、浸漬ノズル1の
吐出孔角度θを上向き2〜8度の範囲内とし、且つ、浸
漬ノズルの浸漬深さHを80〜130mmの範囲内とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浸漬ノズル形状と
浸漬深さとを最適化し、表面欠陥の少ない鋳片を安定し
て製造する高Ti含有鋼の連続鋳造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】析出型耐磨耗鋼を代表として知られるT
iを0.1〜1.0wt%(以下、単に「%」と記す)
含有する高Ti含有鋼は、連続鋳造時の不可避的な酸化
により溶鋼中のTiが酸化してTiO2 が発生する。こ
のTiO2 は、鋳型内溶鋼湯面(以下、「メニスカス」
と記す)上に添加したモールドパウダー中に濃化して高
融点化合物(CaTiO3 )を析出させ、モールドパウ
ダーの粘性や融点等の特性を変化させる。そのため、鋳
型と凝固シェルとの間へのモールドパウダーの流れ込み
量(以下、「パウダー流れ込み量」と記す)が減少して
鋳片表面に縦割れが発生したり、又、高融点化合物が凝
固シェルに巻き込まれ所謂「ノロカミ」が発生して品質
異常となる。そして、最悪の場合には、パウダー流れ込
み量の不足により鋳型と凝固シェルとの焼き付きを起こ
し、ブレークアウトの操業事故を発生させる。そのた
め、高Ti含有鋼を安定して鋳造するために、従来様々
な対策が実施されている。
【0003】例えば、特開平7−32091号公報(以
下、「先行技術1」と記す)には、転炉出鋼時もしくは
出鋼後において取鍋内にCaO系フラックスを添加し、
連続鋳造時にはCaO/SiO2 が0.4〜0.7のモ
ールドパウダーを用いた高Ti含有鋼の製造方法が開示
されている。先行技術1によれば、CaO系フラックス
が溶鋼中のTiO2 やAl2 3 を吸収して、溶鋼の清
浄化が行なわれると共に、モールドパウダーのCaO/
SiO2 を0.4〜0.7とすることで、モールドパウ
ダー中で高融点化合物の生成が防止できるので、清浄な
高Ti含有鋼を操業事故なく、安定して鋳造することが
できるとしている。
【0004】又、特開平7−251251号公報(以
下、「先行技術2」と記す)には、鋳片引抜き速度を
0.8〜1.2m/minの範囲としてサイン曲線で鋳
型を振動させる際に、鋳型振動ストロークSを2〜5m
mの範囲内とし、鋳型振動数fを120サイクル/mi
n以上とし、且つ、鋳型振動数f×鋳型振動ストローク
S≦600を満たす振動条件にて高Ti含有鋼を連続鋳
造する方法が開示されている。先行技術2によれば、振
動条件を低ストローク且つ高振動数とするので、普通鋼
の鋳造に一般的に使用されているモールドパウダーの使
用でも、オシレーションマークを浅くし、且つ、ノロカ
ミ等の表面欠陥を防止することができるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】連続鋳造鋳片は、歩留
り向上及び省エネルギーのために、無手入れで次工程の
熱間圧延工程に供給されることが望ましい。しかし、無
手入れで供給するためには、縦割れやノロカミ等の表面
欠陥の全てを防止する必要がある。
【0006】本発明者等は、高Ti含有鋼を無手入れ化
するための連続鋳造方法を検討した結果、上記の従来技
術には以下の問題点があることが判明した。即ち、先行
技術1では、モールドパウダー中の高融点化合物の生成
が防止されて、ブレークアウト等の操業異常を防止する
には効果があるが、鋳造条件によっては縦割れ又はノロ
カミが発生し、安定して無手入れとすることはできな
い。又、先行技術2では、オシレーションマーク深さは
浅くなるが、鋳型振動条件を低ストローク且つ高振動数
とするので、パウダー流れ込み量が減少して鋳片表面に
縦割れが発生することがあり、安定して無手入れとする
ことはできない。
【0007】このように従来の方法は、高Ti含有鋼を
無手入れとするための鋳片表面欠陥の防止に効果を十分
に発揮しているとは言い難く、改善の余地が大きいのが
現状である。
【0008】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
その目的とするところは鋳片の表面欠陥を防止し、無手
入れで圧延することができる高Ti含有鋼の連続鋳造方
法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による高Ti含有
鋼の連続鋳造方法は、0.1〜1.0wt%のTiを含
有する高Ti含有鋼の連続鋳造方法において、浸漬ノズ
ルの吐出孔角度θを上向き2〜8度の範囲内とし、且
つ、浸漬ノズルの浸漬深さHを80〜130mmの範囲
内とすることを特徴とするものである。
【0010】本発明者等の調査結果から、高Ti含有鋼
の無手入れ化を阻害する表面欠陥はノロカミと縦割れと
に代表され、そして、これら表面欠陥の発生は、浸漬ノ
ズルからの吐出流によるメニスカスの溶鋼流動に左右さ
れることが分かった。
【0011】高Ti含有鋼の場合、モールドパウダーは
溶鋼中から浮上するTiO2 を吸収するので、モールド
パウダーの融点が上昇する。融点が上昇したモールドパ
ウダーは粘性も増大する。浮上するTiO2 を順次吸収
してノロカミを防止し、且つ縦割れを防止するために
は、この融点及び粘性が上昇したモールドパウダーを均
一に溶融し、且つ、鋳型と凝固シェル間に均一に流入さ
せる必要がある。そのためには、メニスカスにおける溶
鋼は常時更新され、モールドパウダーの融解熱となる熱
を常に供給しなければならない。従って高Ti含有鋼の
連続鋳造においては、浸漬ノズルからの吐出流を、通常
の炭素鋼の場合に比較して、メニスカスに多く供給する
ことが必要となる。しかし、供給量を多くし過ぎてメニ
スカスの溶鋼流速を速くすると、メニスカスに渦や湯暴
れ等が発生して未溶融のモールドパウダーが巻き込ま
れ、モールドパウダー性のノロカミが発生する。
【0012】発明者等は、浸漬ノズルの吐出孔角度θと
浸漬ノズルの浸漬深さHとを適正に制御することで、メ
ニスカスに渦や湯暴れを発生することなく溶鋼を更新で
き、その結果、高Ti含有鋼の表面欠陥を防止できるこ
とを見出した。尚、浸漬ノズルの吐出孔角度θとは、吐
出孔の向きと水平線とのなす角度で表して吐出孔の向き
が水平より上側の場合を上向き、水平より下側の場合を
下向きと定義し、又、浸漬ノズルの浸漬深さHとは、浸
漬ノズル吐出孔の上端位置とメニスカスとの距離で定義
する。
【0013】即ち、吐出孔角度θが上向き8度を超える
と、吐出孔からメニスカスに向かって流れる吐出流が多
くなり、メニスカスにおいて渦、湯暴れ等が発生して湯
面変動が激しくなる。この湯面変動により、未溶融のモ
ールドパウダーが強制的に溶鋼中に巻き込まれ、凝固シ
ェルに捕捉されてノロカミとなる。又、浸漬深さHを増
大して深くすると、メニスカスの湯面変動は抑えられノ
ロカミは減少するが、溶鋼の更新が不足してモールドパ
ウダーの溶融化が妨げられ、パウダー流れ込み量が減少
して縦割れが増加する。このように、吐出孔角度θが上
向き8度を超えると浸漬ノズルの浸漬深さを変更して
も、ノロカミと縦割れとを同時に防止することができな
い。この表面欠陥の発生状況と浸漬深さHとの関係を、
吐出孔角度θが上向き10度の場合を例として図5に示
す(詳細は後述)。尚、浸漬深さが浅い場合には、湯面
変動が激しくなり、パウダー流れ込み量が鋳型幅方向で
不均一となって縦割れが併発する。
【0014】又、吐出孔角度θが上向き2度未満では水
平方向に流れる吐出流が多くなり、メニスカスにおける
吐出流による溶鋼の更新が少なくなる。そのため、メニ
スカスの溶鋼温度が低下して、モールドパウダーの溶融
化が阻害され、パウダー流れ込み量が減少して縦割れが
発生する。又、浸漬深さHを浅くして、メニスカスにお
ける溶鋼の更新を図ると縦割れは減少するが、メニスカ
スの湯面変動が激しくなりモールドパウダーが巻き込ま
れてノロカミが増加する。このように、吐出孔角度θが
上向き2度未満では、浸漬ノズルの浸漬深さHを変更し
ても、ノロカミと縦割れとを同時に防止することができ
ない。この表面欠陥の発生状況と浸漬深さHとの関係
を、吐出孔角度θが0度(水平)の場合を例として図6
に示す(詳細は後述)。
【0015】そして、吐出孔角度θが上向き2〜8度の
範囲で、且つ浸漬深さHが80〜130mmの範囲で
は、メニスカスにおける湯面変動が無く又溶鋼の更新も
順調に行なわれるので、ノロカミと縦割れとを同時に防
止することができる。但し、浸漬ノズルの浸漬深さHが
80mm未満では、浸漬深さHが浅過ぎるためメニスカ
スに湯面変動が現れノロカミが発生し、又、逆に浸漬ノ
ズルの浸漬深さHが130mmを超えると、浸漬深さH
が深過ぎるためメニスカスにおける溶鋼の更新が阻害さ
れ、縦割れが発生する。尚、メニスカスの湯面変動が激
しい場合には、パウダー流れ込み量が不均一となって縦
割れも併発し、又、溶鋼の更新が阻害されるとモールド
パウダーの溶融化が不十分となりTiO2 の吸収能が低
下して、浮上するTiO2 が凝固シェルに捕捉されてノ
ロカミも併発する。この表面欠陥の発生状況と浸漬深さ
Hとの関係を、吐出孔角度θが上向き5度の場合を例と
して図3に示す(詳細は後述)。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を図面に基づき説明する。
図1は本発明を適用した鋳片断面が矩形型の連続鋳造機
の鋳型部の正面断面の概要図を示す。
【0017】図1において、相対する鋳型長辺4と、鋳
型長辺4内に内装された相対する鋳型短辺5とから構成
された鋳型3の上方に、タンディッシュ11が配置され
ている。タンディッシュ11の底部には上部ノズル12
が配置され、そして、上部ノズル12の下面側には固定
盤13と摺動盤14とから成るスライディングノズルが
配置され、更に摺動盤14の下面側には整流ノズル15
と浸漬ノズル1とが順に配置されて、タンディッシュ1
1から鋳型3への溶鋼の流出孔16が形成される。図示
せぬ取鍋からタンディッシュ11内に注入された溶鋼6
は、流出孔16を経由して、浸漬ノズル1の下部に設け
られ、且つ鋳型3内の溶鋼6に浸漬された吐出孔2よ
り、吐出流9を鋳型短辺5に向けて鋳型3内に注入され
る。そして、溶鋼6は鋳型3内で冷却されて凝固シェル
10を形成し、鋳型3の下方に連続的に引き抜かれ鋳片
となる。尚、図1では吐出流9を片側のみ表示してい
る。
【0018】上部ノズル12には図示せぬArガス導入
管が接続され、上部ノズル12内の微細気孔を通じてA
rガスが、浸漬ノズル1内壁へのTiO2 及びAl2
3 の付着防止のために、流出孔16内に吹き込まれる。
鋳型3内のメニスカス7上には、モールドパウダー8が
添加されている。
【0019】浸漬ノズル1は外形を円形又は楕円形と
し、浸漬ノズル1の内面底部には凹状の湯溜まり部が形
成されている。吐出孔2は浸漬ノズル1の中心を対称と
して左右に各1つ設けられており、吐出孔2の断面形状
は円形又は楕円形とすればよい。そして、浸漬ノズル1
の吐出孔角度θを上向き2度から上向き8度の範囲内の
任意の値に設定する。但し、鋳片表面性状の安定性から
浸漬ノズル1の吐出孔角度θは限定範囲の中央値である
上向き5度前後(4〜6度)とすることが好ましい。
【0020】そして、浸漬深さHを80mmから130
mmの範囲の任意の値に設定して鋳造を実施する。尚、
浸漬深さHを限定範囲の境界値である80mmや130
mmに設定すると鋳造中の外乱によりメニスカス7位置
が変化して、浸漬深さHが限定範囲外になることもある
ので、この浸漬深さHも100mmから110mmの限
定範囲の中央値側に設定することが、安定して表面欠陥
を防止するうえで好ましい。
【0021】鋳片引抜き速度は0.7〜1.8m/mi
n、そして、鋳片厚みが150〜250mm、鋳片幅が
650〜2300mmであるスラブ形状の鋳片が対象と
なる。又、浸漬ノズル1の肉厚は10mm〜50mmの
寸法でよく、吐出孔2の断面積は20〜120cm2
すればよい。
【0022】又、モールドパウダー8は、高Ti含有鋼
用のものでも、通常の炭素鋼用のものでも何方でもよい
が、表面欠陥を安定して防止するうえで、高Ti含有鋼
用モールドパウダーが好ましい。
【0023】
【実施例】図1に示す構成の連続鋳造機を用いた本発明
の実施例を以下に説明する。
【0024】鋳片断面寸法が厚み250mm、幅150
0mmであるスラブ連続鋳造機にて、Ti含有量が0.
4%の高Ti含有鋼を鋳片引抜き速度0.8m/min
で鋳造した。使用した浸漬ノズルは、内径が80mm、
肉厚が30mm、吐出孔断面積が50cm2 で、底部に
深さ15mmの凹状湯溜まり部が設けられており、吐出
孔角度θは上向き8度、上向き5度、及び上向き2度の
3水準とした。そして、浸漬深さHを100mmと12
5mmの2水準として、高Ti含有鋼用のモールドパウ
ダーを用いて、Arガスを9Nl/min浸漬ノズル内
に吹き込んだ。尚、比較例として浸漬深さHが本発明の
限定範囲外である、50mm、60mm、75mm、1
40mm及び150mmの場合も併せて鋳造した。
【0025】又、比較例として、浸漬ノズルの吐出孔角
度θが上向き10度、0度(水平)、及び下向き5度の
3種類の形状の浸漬ノズルにおいても、浸漬深さHを5
0mm〜175mmまでの範囲とし、その他の条件を上
記実施例と同一として鋳造した。
【0026】得られた鋳片の表面を浸透探傷試験法によ
り調査して縦割れの長さと個数分布を測定し、又、鋳片
表面を2mmスカーフした後にスカーフ面を浸透探傷試
験法により調査してノロカミの大きさと個数分布を測定
した。そして、縦割れの長さと個数分布、及びノロカミ
の大きさと個数分布とを指数関数近似で統計的に処理し
て、縦割れ評点及びノロカミ評点を定めて表面状況を評
価した。尚、ノロカミ及び縦割れ評点とも、欠陥の発生
率が少ない程評点が小さく、評点0は欠陥が発生してい
ないことを表している。
【0027】図2、図3、図4、図5、図6、及び図7
は、それぞれ浸漬ノズルの吐出孔角度θが、上向き8
度、上向き5度、上向き2度、上向き10度、0度(水
平)、及び、下向き5度の場合における調査結果から、
ノロカミ評点と縦割れ評点とを浸漬深さHごとに区分し
て示したものである。
【0028】図2、図3、及び図4に示すように、吐出
孔角度θが本発明の範囲内にあり、且つ、浸漬深さHが
80〜130mmの範囲においては、ノロカミも縦割れ
も発生せず、表面欠陥のない鋳片を得ることができた。
しかし、吐出孔角度θが本発明の範囲内の場合でも、浸
漬深さHが80mm未満では主にノロカミが発生し、
又、浸漬深さHが130mmを超えると主に縦割れが発
生した。
【0029】又、図5、図6、及び図7に示すように、
吐出孔角度θが本発明の範囲外の場合には、浸漬深さH
を深くすると縦割れが発生し、又、浸漬深さHを浅くす
るとノロカミが発生して、如何なる浸漬深さHとしても
ノロカミと縦割れとを同時に防止することはできなかっ
た。
【0030】
【発明の効果】本発明では、浸漬ノズルの吐出孔角度θ
と浸漬深さHとを最適な範囲に限定して高Ti含有鋼を
連続鋳造するので、ノロカミも又縦割れもない健全な鋳
片が得られ、無手入れで圧延することができる。そのた
め歩留りが向上すると共に省エネルギーが達成されるの
で、工業的効果は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した鋳片断面が矩形型の連続鋳造
機の鋳型部の正面断面の概要図である。
【図2】吐出孔角度θが上向き8度におけるノロカミ評
点と縦割れ評点とを、浸漬深さHごとに区分して示した
図である。
【図3】吐出孔角度θが上向き5度におけるノロカミ評
点と縦割れ評点とを、浸漬深さHごとに区分して示した
図である。
【図4】吐出孔角度θが上向き2度におけるノロカミ評
点と縦割れ評点とを、浸漬深さHごとに区分して示した
図である。
【図5】吐出孔角度θが上向き10度におけるノロカミ
評点と縦割れ評点とを、浸漬深さHごとに区分して示し
た図である。
【図6】吐出孔角度θが0度(水平)におけるノロカミ
評点と縦割れ評点とを、浸漬深さHごとに区分して示し
た図である。
【図7】吐出孔角度θが下向き5度におけるノロカミ評
点と縦割れ評点とを、浸漬深さHごとに区分して示した
図である。
【符号の説明】 1 浸漬ノズル 2 吐出孔 3 鋳型 4 鋳型長辺 5 鋳型短辺 6 溶鋼 7 メニスカス 8 モールドパウダー 9 吐出流 10 凝固シェル 11 タンディッシュ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.1〜1.0wt%のTiを含有する
    高Ti含有鋼の連続鋳造方法において、浸漬ノズルの吐
    出孔角度θを上向き2〜8度の範囲内とし、且つ、浸漬
    ノズルの浸漬深さHを80〜130mmの範囲内とする
    ことを特徴とする高Ti含有鋼の連続鋳造方法。
JP12881397A 1997-05-19 1997-05-19 高Ti含有鋼の連続鋳造方法 Pending JPH10314892A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006281218A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Jfe Steel Kk 鋼の連続鋳造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281218A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Jfe Steel Kk 鋼の連続鋳造方法
JP4591156B2 (ja) * 2005-03-31 2010-12-01 Jfeスチール株式会社 鋼の連続鋳造方法

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