JPH10314715A - 塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法および処理システム - Google Patents

塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法および処理システム

Info

Publication number
JPH10314715A
JPH10314715A JP14102997A JP14102997A JPH10314715A JP H10314715 A JPH10314715 A JP H10314715A JP 14102997 A JP14102997 A JP 14102997A JP 14102997 A JP14102997 A JP 14102997A JP H10314715 A JPH10314715 A JP H10314715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sodium chloride
sodium
temperature
sodium nitrate
concentration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14102997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3710914B2 (ja
Inventor
Yasuhito Kawase
泰人 川瀬
Chizuko Aida
千津子 会田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Refine Co Ltd
Original Assignee
Nippon Refine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Refine Co Ltd filed Critical Nippon Refine Co Ltd
Priority to JP14102997A priority Critical patent/JP3710914B2/ja
Publication of JPH10314715A publication Critical patent/JPH10314715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3710914B2 publication Critical patent/JP3710914B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 硝酸ナトリウムと塩化ナトリウムが共存して
いる排水から、硝酸ナトリウムと塩化ナトリウムを別々
に析出させて回収することにより排水の浄化と硝酸ナト
リウムおよび塩化ナトリウムを高純度で回収して、その
有効利用をはかる処理方法および排水の処理システムの
提供。 【解決手段】 塩化ナトリウムおよび硝酸ナトリウムを
含有する廃水を(1)塩化ナトリウムが析出しない範囲
内で予備濃縮し、(2)ついで、これを90〜110℃
の高温下でさらに濃縮して塩化ナトリウムを析出させ、
塩化ナトリウムを回収後、(3)系の温度を0〜60℃
に冷却して硝酸ナトリウムを析出させて回収することを
特徴とする塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する
廃水の処理方法および排水の処理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩化ナトリウムと
硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法に関する。
【0002】
【従来技術】無機顔料や有機顔料などを製造する場合に
は、しばしば硝酸を使用する。例えば黄鉛やクロムバー
ミリオンを製造するときは、鉛または一酸化鉛を硝酸で
溶解して硝酸鉛などの可溶性塩溶液をつくり、これにク
ロム酸ナトリウム、重クロム酸ナトリウム、モリブデン
酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸などを加えて反応
させ、その際いろいろな理由で塩化ナトリウムを添加す
ることが多い。そのため、これらの工程から生じる廃水
中には、硝酸ナトリウムと塩化ナトリウムが含まれてお
り、黄鉛1tを製造すると、全窒素2310mg/リッ
トル(硝酸ナトリウム換算6.1wt%)を含む廃水を
9m3排出することになる。これに対して、水質汚濁防
止法による規制値は全窒素濃度が120mg/リットル
以下であるため、硝酸塩の大幅な除去が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、硝酸ナトリウムと塩化ナトリウムが共存している廃
水から、硝酸ナトリウムと塩化ナトリウムを別々に析出
させて回収することにより廃水の浄化と硝酸ナトリウム
および塩化ナトリウムを高純度で回収する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第一は、塩化ナ
トリウムおよび硝酸ナトリウムを含有する廃水を(1)
塩化ナトリウムが析出しない範囲内で予備濃縮し、
(2)ついで、これを90〜110℃の高温下でさらに
濃縮して塩化ナトリウムを析出させ、塩化ナトリウムを
回収後、(3)系の温度を0〜60℃に冷却して硝酸ナ
トリウムを析出させて回収することを特徴とする塩化ナ
トリウムと硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法に
関する。
【0005】前記第一発明の好ましい態様は、塩化ナト
リウムおよび硝酸ナトリウムを含有する廃水を(1)塩
化ナトリウムの濃度が下記式
【数2】 y=b÷{1−a(x0/y0)} …………〔I〕 (式中、y :その温度における塩化ナトリウムの析出
開始濃度 x0:排液中の硝酸ナトリウムの濃度(wt%) y0:排液中の塩化ナトリウムの濃度(wt%) aとbは、 y0/x0≧ 0.1 a=−0.40 b= 0.02t + 26 であり、tは系の温度℃である。)で示される濃度
(y)の0.7〜0.9倍の濃度になるまで濃縮し、
(2)90〜110℃の高温下で塩化ナトリウムを充分
析出させて塩化ナトリウムを回収し、ついで、(3)系
の温度を0〜60℃に冷却し、系中の硝酸ナトリウムを
析出させて回収することを特徴とする塩化ナトリウムと
硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法である。
【0006】本発明の第二は、(A)塩化ナトリウムお
よび硝酸ナトリウムを含有する廃水を予備濃縮器におい
て塩化ナトリウムが析出しない範囲内で予備濃縮する工
程、(B)前記工程で得られた濃縮液を高温濃縮晶析器
中で90〜110℃の高温に保ちつつさらに蒸発濃縮し
て塩化ナトリウムを析出させる工程、(C)塩化ナトリ
ウム結晶を分離する工程、(D)塩化ナトリウム結晶を
分離した1次処理液を低温冷却晶析器中で0〜60℃の
低温に保ちつつ硝酸ナトリウムを析出させる工程、
(E)硝酸ナトリウム結晶を分離する工程、(F)硝酸
ナトリウム結晶を分離した2次処理液を予備濃縮器、高
温濃縮晶析器および低温冷却晶析器よりなる群から選ば
れた少なくとも1つに返送する工程、よりなることを特
徴とする塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する廃
水の処理システムに関する。
【0007】前記システムの態様を図1に示す。図1に
示すように処理廃水として排出される成分は、予備濃縮
器から発生した蒸発水および高温濃縮晶析器から発生し
た蒸発水が主体であり、窒素分の多くは硝酸ナトリウム
として除去されるので、排出する水の全窒素量は著しく
低減される。
【0008】予備濃縮器で塩化ナトリウムが析出しない
範囲内で予備濃縮する。濃縮の程度は安定して操作でき
る範囲内でできるだけ塩化ナトリウムの析出点近くの濃
度まで濃縮するのが望ましい。予備濃縮器のタイプに制
限はないが、通常は蒸発濃縮が好ましく、とくに多管式
蒸発器により濃縮すると装置を小型化することができ
る。濃縮条件には格別の制限はないが、高温濃縮晶析器
における温度とほぼ同じ温度あるいはやや高めの温度を
使用することが好ましい。
【0009】予備濃縮器にあっては、必要に応じて多重
効用、蒸気圧縮などの方法により蒸発に必要なエネルギ
ーの節減をはかることができる。
【0010】予備濃縮器で濃縮された濃縮廃水は、ポン
プなどで高温濃縮晶析器に送り、ここで90〜110℃
の温度でさらに蒸発濃縮し、塩化ナトリウムを析出させ
る。塩化ナトリウム結晶を含むスラリーは遠心分離器の
ような分離手段により塩化ナトリウム結晶と硝酸ナトリ
ウム含有1次処理液とを分離し、塩化ナトリウム結晶は
回収する。
【0011】1次処理液はつぎの低温冷却晶析器に送
り、ここで0〜60℃に冷却して硝酸ナトリウムを析出
させる。硝酸ナトリウム結晶を含むスラリーは遠心分離
器のような分離手段により硝酸ナトリウム結晶と残液で
ある2次処理液に分離する。
【0012】予備濃縮器、高温濃縮晶析器および低温冷
却晶析器は、ジャケットを設けるとともに内部に二重の
コイルを設けて伝熱面積を大きくすることが好ましい。
コイルはモーターなどにより回転して内部の液を撹拌す
ることもできる。
【0013】2次処理液は、全部または一部を必要に応
じて予備濃縮器、濃縮晶析器、冷却晶析器のいずれかの
任意のところにフィードバックすることにより、濃縮原
液の濃度を調節したり、晶析しなかった塩化ナトリウム
や硝酸ナトリウムをこの形で回収する。
【0014】これらの処理の実施にあたっては、それぞ
れの工程を回分または連続のいずれでも操作することが
できる。また、スムーズに操作するための受槽を設ける
ことがある。その一例は、予備凝縮を連続で実施し、蒸
発濃縮による塩化ナトリウムの析出を回分または半回分
で実施するときに、濃縮廃水の受槽を設けることであ
る。
【0015】本発明は、硝酸ナトリウムと塩化ナトリウ
ムの共存する液においては表1のように、高温領域で
は、硝酸ナトリウムの溶解度が増大することにより、塩
化ナトリウムの溶解度は低下するという事実を利用して
塩化ナトリウムの析出を行い、一方、低温領域では硝酸
ナトリウムの溶解度が低下するため塩化ナトリウムの溶
解度がかえって増大するという事実を利用して塩化ナト
リウムの析出を防いで硝酸ナトリウムのみを析出するこ
とにより塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムを廃水から別
々に分離し、廃水中の全窒素を削減するものである。
【0016】
【表1】
【0017】
【実施例】本発明を実施例を挙げて説明するが、本発明
はこれにより何ら限定されるものではない。
【0018】実施例1 黄鉛顔料の製造において発生した塩化ナトリウム2wt
%、硝酸ナトリウム5wt%を含有する廃水(以下原廃
水という)を図2に示された廃水処理システムにより廃
水処理を行った。予備濃縮器としては多管式蒸発器を用
いた。蒸発器の下部から供給された原廃水は蒸発器内で
加熱、濃縮されながら蒸発器上部から噴出して気液分離
器に移る。このときの原廃水中の塩化ナトリウム濃度
は、前記式〔I〕で示されるyの値の0.7〜0.9倍
の濃度になるよう調節されている。調節の手段は原廃水
の流量および/または加熱スチームの量による。
【0019】気液分離器の下部に留った濃縮原廃水は、
つぎの濃縮晶析器に送られる。一方、上部の水蒸気は気
液分離器の上方からつぎのコンデンサーに送られ、ここ
で冷却されて水となり、排出あるいは工場用水として再
利用される。なお、下部に留った濃縮原廃水の濃度が低
すぎるときは、予備濃縮器に戻すこともできる。
【0020】この実施例で使用する濃縮晶析器の構造
は、ジャケットとコイルの2つの手段で加熱を行うもの
である。また、このコイルは、それ自体がモーターによ
り回転(30回/分)し、器内の濃縮原廃水を撹拌す
る。系内の温度は常圧の沸点とした。器内には、60リ
ットルの濃縮原廃水が導入されており、晶析に用いる時
間は、約1時間とした。一方、濃縮晶析器で発生した水
蒸気はこれもコンデンサーに送られ、ここで冷却されて
水となり、排出あるいは工場用水として再利用される。
【0021】濃縮晶析工程を終了した処理液は、遠心分
離器に送られ、ここで塩化ナトリウム結晶と水溶液に分
離し、水溶液側は1次処理液としてつぎの冷却晶析器に
送り、一方回収された塩化ナトリウム結晶は必要に応じ
て再結晶するなどして任意の用途に再利用を計る。
【0022】前記1次処理液を受け入れる冷却晶析器の
構造は、基本的には濃縮晶析器と同じである。ただし、
濃縮晶析器における加熱ジャケットおよびコイルは冷却
ジャケットおよびコイルとして使用する。本実施例にお
いては冷却晶析器内の処理水の最終温度は30℃とし
た。1回の処理液の容積は30リットル、コイル回転数
30回/分、処理時間は約2時間であった。
【0023】冷却晶析工程を終了した処理液は、つぎの
遠心分離器に送られ、ここで硝酸ナトリウム結晶を分離
し、残液は2次処理水として、一部を濃縮晶析器に、他
の一部をスラリー濃度調節のため冷却晶析器にフィード
バックした。硝酸ナトリウム結晶は必要に応じて再結晶
などして、任意の用途に再利用する。
【0024】
【効果】
(1)本発明により、廃水中の窒素分の多くは硝酸ナト
リウムとして除去されるので排出する水の全窒素量は著
しく低減される。 (2)本発明の蒸発により得られた処理廃水は、水質が
よいので工場用水として再利用することができる。 (3)本発明で得られた塩化ナトリウムや硝酸ナトリウ
ムは結晶として得られるから、それ自体でも純度が高
く、有用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃水処理システムの一例を示す概念図
である。
【図2】本発明の実施例に用いた廃水処理システムを示
す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ナトリウムおよび硝酸ナトリウムを
    含有する廃水を(1)塩化ナトリウムが析出しない範囲
    内で予備濃縮し、(2)ついで、これを90〜110℃
    の高温下でさらに濃縮して塩化ナトリウムを析出させ、
    塩化ナトリウムを回収後、(3)系の温度を0〜60℃
    に冷却して硝酸ナトリウムを析出させて回収することを
    特徴とする塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する
    廃水の処理方法。
  2. 【請求項2】 塩化ナトリウムおよび硝酸ナトリウムを
    含有する廃水を(1)塩化ナトリウムの濃度が下記式 【数1】 y=b÷{1−a(x0/y0)} …………〔I〕 (式中、y :その温度における塩化ナトリウムの析出
    開始濃度 x0:排液中の硝酸ナトリウムの濃度(wt%) y0:排液中の塩化ナトリウムの濃度(wt%) aとbは、 y0/x0≧ 0.1 a=−0.40 b= 0.02t + 26 であり、tは系の温度℃である。)で示される濃度
    (y)の0.7〜0.9倍の濃度になるまで濃縮し、
    (2)90〜110℃の高温下で塩化ナトリウムを充分
    析出させて塩化ナトリウムを回収し、ついで、(3)系
    の温度を0〜60℃に冷却し、系中の硝酸ナトリウムを
    析出させて回収することを特徴とする塩化ナトリウムと
    硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法。
  3. 【請求項3】(A)塩化ナトリウムおよび硝酸ナトリウ
    ムを含有する廃水を予備濃縮器において塩化ナトリウム
    が析出しない範囲内で予備濃縮する工程、 (B)前記工程で得られた濃縮液を高温濃縮晶析器中で
    90〜110℃の高温に保ちつつさらに蒸発濃縮して塩
    化ナトリウムを析出させる工程、 (C)塩化ナトリウム結晶を分離する工程、 (D)塩化ナトリウム結晶を分離した1次処理液を低温
    冷却晶析器中で0〜60℃の低温に保ちつつ硝酸ナトリ
    ウムを析出させる工程、 (E)硝酸ナトリウム結晶を分離する工程、 (F)硝酸ナトリウム結晶を分離した2次処理液を予備
    濃縮器、高温濃縮晶析器および低温冷却晶析器よりなる
    群から選ばれた少なくとも1つに返送する工程、 よりなることを特徴とする塩化ナトリウムと硝酸ナトリ
    ウムが共存する廃水の処理システム。
JP14102997A 1997-05-15 1997-05-15 塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法および処理システム Expired - Fee Related JP3710914B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14102997A JP3710914B2 (ja) 1997-05-15 1997-05-15 塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法および処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14102997A JP3710914B2 (ja) 1997-05-15 1997-05-15 塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法および処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10314715A true JPH10314715A (ja) 1998-12-02
JP3710914B2 JP3710914B2 (ja) 2005-10-26

Family

ID=15282567

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14102997A Expired - Fee Related JP3710914B2 (ja) 1997-05-15 1997-05-15 塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法および処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3710914B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103145150A (zh) * 2013-03-17 2013-06-12 上虞市佳和化工有限公司 一种从离子交换法生产硅溶胶的废水中回收氯化钠的工艺及装置
JP2015029931A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 三菱重工業株式会社 淡水化装置及び淡水化方法、並びに淡水の製造方法、淡水、塩及び有価物の併産方法
JP2015029932A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 三菱重工業株式会社 淡水化装置及び淡水化方法、並びに淡水、塩及び有価物の併産方法
CN105036222A (zh) * 2015-08-19 2015-11-11 石家庄工大化工设备有限公司 一种高盐废水的回收处理方法
CN106810000A (zh) * 2017-03-30 2017-06-09 高频美特利环境科技(北京)有限公司 一种含盐废水蒸发结晶母液的处理方法及其系统
CN110203984A (zh) * 2019-07-10 2019-09-06 吴红平 一种纳垢净水机及净水方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2678027C1 (ru) * 2018-02-05 2019-01-22 Федеральное государственное унитарное предприятие "Горно-химический комбинат" (ФГУП "ГХК") Способ извлечения хлорид-иона из азотнокислых технологических растворов радиохимического производства

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103145150A (zh) * 2013-03-17 2013-06-12 上虞市佳和化工有限公司 一种从离子交换法生产硅溶胶的废水中回收氯化钠的工艺及装置
JP2015029931A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 三菱重工業株式会社 淡水化装置及び淡水化方法、並びに淡水の製造方法、淡水、塩及び有価物の併産方法
JP2015029932A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 三菱重工業株式会社 淡水化装置及び淡水化方法、並びに淡水、塩及び有価物の併産方法
CN105036222A (zh) * 2015-08-19 2015-11-11 石家庄工大化工设备有限公司 一种高盐废水的回收处理方法
CN106810000A (zh) * 2017-03-30 2017-06-09 高频美特利环境科技(北京)有限公司 一种含盐废水蒸发结晶母液的处理方法及其系统
CN106810000B (zh) * 2017-03-30 2023-11-24 高频(北京)科技股份有限公司 一种含盐废水蒸发结晶母液的处理方法及其系统
CN110203984A (zh) * 2019-07-10 2019-09-06 吴红平 一种纳垢净水机及净水方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3710914B2 (ja) 2005-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0558610B2 (ja)
JP3710914B2 (ja) 塩化ナトリウムと硝酸ナトリウムが共存する廃水の処理方法および処理システム
CN109516631A (zh) 一种含氟氨氮废水的处理方法
FI67409B (fi) Foerfarande foer regenerering av betningssyror
JP2020132950A (ja) コバルト回収方法
CN205473144U (zh) 一种能够同时处理高盐含钨含重金属氨氮废水以及含氨废气的资源化综合处理系统
JP3013995B2 (ja) 発酵媒体からの2―ケト―l―グロン酸の分離方法
US4778597A (en) Process for the separation and recovery of boron compounds from a geothermal brine
CN110040761A (zh) 一种用酸性蚀刻废液生产硫酸铜的方法
JPH0624739A (ja) 硫酸塩の分離方法
CA1100283A (en) Removal of undesirable metal ions in the concentration of dilute sulfuric acid solutions containing iron (ii) sulfate
JP2775550B2 (ja) 含アルミニウム廃硝酸の処理方法
CN211733872U (zh) 可溶性锰盐溶液的除杂装置
US4155984A (en) Recovery of H2 SO4 acid
JPH10273326A (ja) 第一鉄化合物を含有する廃塩酸より高純度の硫酸第一鉄又はポリ硫酸鉄を製造する方法
US3451766A (en) Process for concentrating sodium dichromate solutions
JPH11507871A (ja) 液状媒体の抽出による精製方法
CN208279454U (zh) 钒矿生产废水再利用装置
CN111186863A (zh) 可溶性锰盐溶液的除杂装置及除杂方法
JP4116700B2 (ja) 副生した硝酸アルミニウムから固液分離性に優れた硫酸アルミニウムを製造する方法
JP3251526B2 (ja) 第一鉄化合物を含む塩酸廃液の処理方法
ZA200100727B (en) Process for the concentration of dilute sulphuric acid solutions.
CN109368859A (zh) 甾体类药物生产中的上氟废水零排放处理工艺
CN218357927U (zh) 一种联二脲生产、回收系统
CN213803327U (zh) 一种含重金属的硫酸铵废水的综合利用装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050811

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110819

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees