JPH10314474A - 縫製システム及び縫製端末 - Google Patents

縫製システム及び縫製端末

Info

Publication number
JPH10314474A
JPH10314474A JP13329497A JP13329497A JPH10314474A JP H10314474 A JPH10314474 A JP H10314474A JP 13329497 A JP13329497 A JP 13329497A JP 13329497 A JP13329497 A JP 13329497A JP H10314474 A JPH10314474 A JP H10314474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
mail
terminal
supply terminal
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13329497A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Mizuno
雅裕 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP13329497A priority Critical patent/JPH10314474A/ja
Publication of JPH10314474A publication Critical patent/JPH10314474A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールを用いることにより、専用の制御
ソフトウェアを用いることなく、ネットワークを介して
相互に接続された縫製データ供給端末と縫製端末との間
のデータの授受を行うことができる縫製システム、及び
その縫製システムにおいて稼動する縫製端末を提供する
ことである。 【解決手段】 縫製データ供給端末においては、縫製端
末に送信するための電子メールを作成して、その電子メ
ールを縫製端末に送信する(S31)。一方、縫製端末
においては、縫製データ供給端末から送信された電子メ
ールを受信して、その内容を解釈し(S32)、解釈し
た電子メールの内容に基づいて、縫製動作の制御を行う
(S37)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用して、縫製に関するデータの授受を、電子メールで行
う縫製システム及び縫製端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の縫製端末としてのミシン
と、それら複数のミシンを一括で管理し、リモート操作
で各ミシンの設定を行ったり、縫製データを配信したり
するコンピュータ等が、ネットワークを介して接続され
た形態をなす縫製システムが特開平7−194880号
公報等に開示され、一般の縫製工場等で採用されてい
る。この公報に開示されている縫製システムにおいて
は、その縫製システム専用の制御ソフトウェアをパーソ
ナルコンピュータで起動し、その制御プログラムの動作
に従って、縫製システムを稼動させている。
【0003】また、近年、ネットワークを介したデータ
交換として、電子メールが普及している。この電子メー
ルを送受信するためのソフトウェアは、コンピュータの
オペレーティングシステムの違い等によりいろいろな種
類のものが存在している。しかし、電子メールの送受信
方法は一般に共通であり、各種の電子メールソフトウェ
ア間で電子メールのやり取りを行うことができるように
なっている。現在、電子メールを送受信するためのソフ
トウェアは、オペレーティングシステムに標準的な機能
になっていたり、容易に入手できるため、一般にどのよ
うなコンピュータからでも電子メールの送受信を行うこ
とができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平7−194880号公報等に開示される縫製システ
ムにおいては、上述のように縫製システム専用の制御ソ
フトウェアを必要とし、その制御ソフトウェアを、各コ
ンピュータにインストールしておくか、または、フロッ
ピーディスク等の携帯記憶媒体に記憶させて、コンピュ
ータまで持ち運ぶ必要があった。各コンピュータにイン
ストールする場合には、そのコンピュータにおける固定
記憶手段の記憶領域を消費する問題がある。また、携帯
記憶媒体で持ち運ぶ場合には、コンピュータで携帯記憶
媒体からその制御ソフトウェアを起動するために、その
携帯記憶媒体に対応する入力手段がコンピュータに必要
となる。
【0005】また、コンピュータには各種のオペレーテ
ィングシステムがあり、前記縫製システム専用の制御ソ
フトウェアも各種のオペレーティングシステムに対応す
るものを用意する必要があるため、制御ソフトウェアの
開発コストがかかるという問題がある。そうでなけれ
ば、制御ソフトウェアが対応しているオペレーティング
システムで稼働しているコンピュータからしか制御ソフ
トウェアを起動できないという問題がある。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、電子メールを用いることによ
り、専用の制御ソフトウェアを用いることなく、ネット
ワークを介して相互に接続された縫製データ供給端末と
縫製端末との間のデータの授受を行う事ができる縫製シ
ステム、及びその縫製システムにおいて稼動する縫製端
末を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の縫製システムは、ネット
ワークを介して相互に接続された縫製データ供給端末と
縫製端末とからなり、特に、前記縫製データ供給端末
は、前記縫製端末に送信する電子メールを作成するため
の供給端末側電子メール作成手段と、前記供給端末側電
子メール作成手段で作成した電子メールを前記縫製端末
に送信するための供給端末側電子メール送信手段とを備
え、一方、前記縫製端末は、前記縫製データ供給端末か
ら送信された電子メールを受信するための縫製端末側電
子メール受信手段と、前記縫製端末側電子メール受信手
段で受信した電子メールの内容を解釈するための縫製端
末側解釈手段と、前記縫製端末側解釈手段が解釈した電
子メールの内容に基づいて、縫製動作の制御を行う縫製
制御手段とを備えている。
【0008】従って、従来の縫製システムにおいて必要
であった専用の制御ソフトウェアを用いることなく、縫
製データ供給端末と縫製端末との間のデータの授受を行
うことができる。つまり、縫製データ供給端末は縫製端
末に対してデータを送信し、縫製端末は受信したデータ
に基づいて縫製を行うことができるのである。また縫製
データ供給端末は、電子メールの送信先を複数指定する
ことにより、複数の縫製端末に対して同時に同じデータ
を送信することができる。
【0009】また、請求項2に記載の縫製システムは、
前記縫製端末が、前記縫製データ供給端末に送信する電
子メールを作成するための縫製端末側電子メール作成手
段と、前記縫製端末側電子メール作成手段で作成した電
子メールを前記縫製データ供給端末に送信するための縫
製端末側電子メール送信手段とを備え、一方、前記縫製
データ供給端末は、前記縫製端末から送信された電子メ
ールを受信するための供給端末側電子メール受信手段
と、前記供給端末側電子メール受信手段で受信した電子
メールの内容を解釈するための供給端末側解釈手段とを
備えている。
【0010】従って、縫製端末は、その縫製端末側電子
メール作成手段によって作成した電子メールを縫製デー
タ供給端末に対して送信し、縫製データ供給端末は、前
記送信された電子メールを受信し、その供給端末側解釈
手段によって前記電子メールの内容を解釈することがで
きる。
【0011】また、請求項3に記載の縫製システムは、
前記供給端末側電子メール作成手段が、前記縫製端末に
縫製を行うよう要求するための縫製要求電子メールを作
成するように構成され、前記縫製端末側解釈手段が、前
記縫製データ供給端末から送信された前記縫製要求電子
メールの内容を解釈するように構成されている。
【0012】従って、縫製データ供給端末は、縫製端末
に対して縫製を要求し、縫製端末は、その要求に従って
縫製を行うことができる。
【0013】また、請求項4に記載の縫製システムは、
前記縫製要求電子メールが、前記縫製端末で縫製を行う
ための縫製データを含んでいる。従って、縫製端末は、
縫製するべきデータを保持していなくても、縫製データ
供給端末に要求された縫製を行うことができる。
【0014】また、請求項5に記載の縫製システムは、
前記縫製端末側電子メール作成手段が、縫製の結果を前
記縫製データ供給端末に報告するための縫製結果報告電
子メールを作成するように構成され、前記供給端末側解
釈手段が、前記縫製端末から送信された縫製結果報告電
子メールの内容を解釈するように構成されている。従っ
て、縫製データ供給端末は、縫製端末の縫製結果に基づ
いた処理を行うことができる。
【0015】また、本発明の請求項6に記載の縫製シス
テムは、前記供給端末側電子メール作成手段が、前記縫
製端末の縫製能力を問い合わせるための縫製能力確認電
子メールを作成するように構成され、前記縫製端末側解
釈手段が、前記縫製データ供給端末から送信された前記
縫製能力確認電子メールの内容を解釈するように構成さ
れ、前記縫製端末側電子メール作成手段が、前記縫製端
末側解釈手段が前記縫製能力確認電子メールの内容を解
釈した場合には、前記縫製端末の縫製能力を記載した縫
製能力報告電子メールを作成するように構成され、前記
供給端末側解釈手段が、前記縫製端末から送信された前
記縫製能力報告電子メールの内容を解釈するように構成
されている。従って、縫製データ供給端末は、予め縫製
端末の縫製能力等を記憶していなくても、適切な縫製デ
ータを縫製端末に送出することができる。
【0016】また、請求項7に記載の縫製システムは、
前記縫製端末側電子メール作成手段が、前記縫製データ
供給端末に縫製データの送信を要求するための縫製デー
タ送信要求電子メールを作成するように構成され、前記
供給端末側解釈手段が、前記縫製端末から送信された前
記縫製データ送信要求電子メールの内容を解釈するよう
に構成され、前記供給端末側電子メール作成手段が、前
記供給端末側解釈手段が前記縫製データ送信要求電子メ
ールの内容を解釈した場合には、その縫製データ送信要
求電子メールに記載された要求内容に基づいて、前記縫
製要求電子メールを作成するように構成されている。従
って、縫製端末は、縫製するための縫製データを保持し
ていなくても、縫製を希望する時に、所望の縫製を行う
ことができる。
【0017】また、請求項8に記載の縫製端末は、ネッ
トワークを介して縫製を行うためのデータを受信するも
のであって、電子メールを受信する電子メール受信手段
と、前記電子メール受信手段で受信した電子メールの内
容を解釈する解釈手段と、前記解釈手段が解釈した電子
メールの内容に基づいて、縫製動作を行う縫製制御手段
とを備えている。従って、この縫製端末は、受信したデ
ータに基づいて縫製を行うことができる。
【0018】さらに、請求項9に記載の縫製端末は、前
記電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記電
子メール作成手段で作成した電子メールを送信する電子
メール送信手段とを備えている。従って、その縫製端末
は、ネットワークを介して接続されている縫製データ供
給端末に対して、縫製データの送信を要求したり、縫製
結果を報告したりすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0020】図1は本実施の形態における縫製システム
の構成を示すブロック図である。同図に示す本実施の形
態における縫製システムにおいては、縫製データ供給端
末としてのコンピュータ10と、縫製端末としての複数
のミシン20a、20b、20c、20dとがネットワ
ーク30を介して相互に接続されている。
【0021】コンピュータ10においては、オペレーテ
ィングシステム等のプログラムや電子メールを作成、送
信、受信、解釈するためのプログラム、そして、縫製端
末に供給するための縫製データ等を記憶するハードディ
スク(HDD)14と、コンピュータの動作に必要なプ
ログラムを記憶するROM12と、各種プログラム動作
時の一時的なデータを記憶するRAM13と、各種プロ
グラムを実行するCPU11と、電子メールをネットワ
ーク30との間で送信または受信するためのネットワー
クインターフェース16とがバス18を介して相互に接
続され、そのバス18に、図示しない入出力インターフ
ェースを介して、オペレータが各種プログラムを起動さ
せたり、命令(コマンド)を入力したりするためのキー
ボード17と、各種プログラムの実行画面や各種メッセ
ージを表示するためのディスプレイ(CRT)15とが
接続されている。
【0022】また、ミシン20(20a〜20d)にお
いては、ミシンの動作に必要なプログラムや電子メール
を作成、送信、受信、解釈するためのプログラムを記憶
するROM22と、各種プログラム動作時の一時的なデ
ータを記憶するRAM23と、各種プログラムを実行す
るCPU21と、電子メールをネットワーク30との間
で送信または受信するためのネットワークインターフェ
ース24と、ミシンの縫製駆動回路27の動作を制御す
る制御ドライバ25とが、バス26を介して相互に接続
されている。
【0023】このように、構成された縫製システム及び
縫製端末の動作について、以下に説明する。
【0024】まず、縫製データ供給端末としてのコンピ
ュータ10が行う処理について、図10及び図11を参
照して説明する。ここで、図10は、コンピュータ10
が、能動的に、ミシン20に対する電子メールを作成
し、その電子メールをミシン20に送信することによ
り、縫製を行わせる際の処理を示している。
【0025】HDD14内に記憶している電子メール作
成、送信、受信、解釈のためのプログラムを起動する
と、ステップS101において、縫製端末の縫製能力を
問い合わせるための縫製能力確認電子メールや、縫製を
要求するための縫製要求電子メールを作成する。尚、作
成する電子メールの種類及び作成方法については後述す
る。
【0026】そして、ステップS102において、作成
した電子メールを、ネットワークインターフェース16
及びネットワーク30を介して、縫製端末であるミシン
20に送信するのである。
【0027】また、図11は、コンピュータ10が、ミ
シン20から送信された電子メールを受信し、解釈し、
その解釈に基づく電子メールを作成し、その電子メール
を再びミシン20に送信する処理を示している。
【0028】ステップS111において、ミシン20か
らの電子メールを受信すると、ステップS112におい
て、受信した電子メールが、ミシン20での縫製の結果
を報告するための縫製結果報告電子メールであるか否か
を判定する。この電子メールの種別の判定方法は、後に
詳述するが、受信した電子メールのサブジェクト(タイ
トル)を判定すればよい。ここで、受信した電子メール
が縫製結果報告電子メールであると判定したならば、ス
テップS115の処理に進む。
【0029】ステップS115では、縫製結果報告電子
メールの内容を解釈し、縫製が成功であったか否かを判
定する。縫製が成功であったならば、ステップS116
に進み、ミシン20に対して次の縫製を要求するための
縫製要求電子メールを作成する。そして、ステップS1
20において、作成した縫製要求電子メールを、ミシン
20に送信する。
【0030】ステップS115において、縫製が失敗で
あったと判定した場合には、ステップS117に進み、
他の縫製端末であるミシン20に対して縫製を要求する
ための縫製要求電子メールを作成する。そして、ステッ
プS120において、作成した縫製要求電子メールを、
他のミシン20に送信する。
【0031】ステップS112において、受信した電子
メールが、縫製結果報告電子メールではないと判定した
場合には、ステップS113に進み、ステップS111
において受信した電子メールが、ミシン20の縫製能力
を報告するための縫製能力報告電子メールであるか否か
を判定する。ここで、受信した電子メールが、縫製能力
報告電子メールであると判定したならば、ステップS1
18に進み、ミシン20の縫製能力に基づいた縫製を要
求するための縫製要求電子メールを作成する。そして、
ステップS120において、作成した縫製要求電子メー
ルを、ミシン20に送信する。
【0032】ステップS113において、受信した電子
メールが、縫製能力報告電子メールではないと判定した
場合には、ステップS114に進み、ステップS111
において受信した電子メールが、ミシン20からの縫製
データの送信を要求するための縫製データ送信要求電子
メールであるか否かを判定する。ここで、受信した電子
メールが、縫製データ送信要求電子メールであると判定
したならば、ステップS119に進み、要求内容に基づ
いた縫製要求電子メールを作成する。そして、ステップ
S120において、作成した縫製要求電子メールを、ミ
シン20に送信する。
【0033】ステップS114において、受信した電子
メールが、縫製データ送信要求電子メールではないと判
定した場合には、処理は何も行わない。
【0034】次に、縫製端末としてのミシン20が行う
処理について、図12、図13を参照して説明する。
尚、ミシン20においては、電源投入時に、ROM22
に記憶している、ミシンの動作に必要なプログラムや電
子メール作成、送信、受信、解釈のためのプログラムが
起動されるものとする。
【0035】図12は、ミシン20が、能動的に、コン
ピュータ10に対する電子メールを作成し、その電子メ
ールを縫製データ供給端末であるコンピュータ10に送
信することにより、自ら能動的に縫製を行おうとする際
の処理を示している。
【0036】ステップS201において、縫製データ供
給端末であるコンピュータ10に対して、縫製データの
送信を要求するための縫製データ送信要求電子メールを
作成する。尚、作成する電子メールの種類及び作成方法
については後述する。
【0037】そして、ステップS202において、作成
した電子メールを、ネットワークインターフェース24
及びネットワーク30を介して、縫製データ供給端末で
あるコンピュータ10に送信するのである。
【0038】また、図13は、ミシン20が、コンピュ
ータ10から送信された電子メールを受信し、解釈し、
その解釈に基づいて縫製を行なった後に電子メールを作
成して、或いは解釈に基づいて電子メールを作成して、
その電子メールを再びコンピュータ10に送信する処理
を示している。
【0039】ステップS211において、コンピュータ
10からの電子メールを受信すると、ステップS212
において、受信した電子メールが、コンピュータ10か
らの縫製要求電子メールであるか否かを判定する。ここ
で、受信した電子メールが縫製要求電子メールであると
判定したならば、ステップS214の処理に進み、縫製
要求内容に基づいた縫製を行う。
【0040】縫製が終了すると、ステップS215にお
いて、縫製結果をコンピュータ10に報告するための縫
製結果報告電子メールを作成し、ステップS217にお
いて、作成した電子メールを、コンピュータ10に送信
する。
【0041】ステップS212において、受信した電子
メールが、縫製要求電子メールではないと判定した場合
は、ステップS213の処理に進み、受信した電子メー
ルが、縫製能力確認電子メールであるか否かを判定す
る。ここで、縫製能力確認電子メールであると判定した
ならば、ステップS216に進み、自身の縫製能力を記
載した縫製能力報告電子メールを作成する。そしてステ
ップS217において、作成した電子メールを、コンピ
ュータ10に送信する。
【0042】ステップS213において、受信した電子
メールが、縫製能力確認電子メールではないと判定した
場合には、処理は何も行わない。
【0043】ここで、上述のように動作する縫製データ
供給端末としてのコンピュータ10と、縫製端末として
のミシン20(20a〜20d)とから構成される縫製
システムの動作について、以下に説明する。尚、本実施
の形態の縫製システムには、2つの運用形態がある。1
つの形態はコンピュータ10が、ミシン20に対して縫
製を行わせる形態であり、もう1つの形態は、ミシン2
0が、コンピュータ10に対して縫製データの送信を要
求することにより、自ら能動的に縫製を行う形態であ
る。
【0044】尚、本実施の形態の縫製システムにおける
コンピュータ10、ミシン20(20a〜20d)に
は、電子メールの授受を行うための、それぞれ固有の電
子メールアドレスが設定されており、コンピュータ10
にはhost1@jp、ミシン20aにはsm_a@u
s、ミシン20bにはsm_b@jp、ミシン20cに
はsm_c@uk、ミシン20dにはsm_d@gmが
それぞれの電子メールアドレスとして設定されているも
のとする。
【0045】図2は、コンピュータ10が、ミシン20
に縫製を行わせる場合の縫製システムの動作の流れを示
すフローチャートである。
【0046】先ず、ステップS31では、コンピュータ
10において、縫製端末の縫製能力を確認するための縫
製能力確認電子メールを作成する。ここで、コンピュー
タ10は、上述のミシン20a、ミシン20b、ミシン
20c、ミシン20dのそれぞれに対して、縫製能力の
確認を行うものとする。ここで作成される縫製能力確認
電子メールを図4に示す。この電子メールの1行目に
は、To:の後に、送信先であるミシン20a〜20d
の電子メールアドレスを記述する。2行目には、Fro
m:の後に、送信元であるコンピュータ10の電子メー
ルアドレスを記述する。そして3行目には、電子メール
の種類を示すサブジェクト(タイトル)をSubjec
t:の後に記述する。ここでは、縫製能力確認電子メー
ルであることを示すAbility Checkと記述
するものとする。
【0047】続いて、具体的な問い合わせ項目を記述す
る。例えば、ミシン20a〜20dが、文字を縫製する
ための縫製データを、各々のROM22あるいはRAM
23内に記憶しているか否かを問い合わせるために、C
haracter=?を記述したり、ミシン20a〜2
0dが受け付ける縫製データの形式(具体的には、1針
毎の針落ち座標値の形式や刺繍ブロックの形式等)を問
い合わせるために、Data Type=?を記述する
のである。尚、ここでの縫製能力確認電子メールの作成
処理は、上述のテップS101において行われるもので
ある。
【0048】そして、このように作成した縫製能力確認
電子メールを送信する。この送信処理は上述のステップ
S102の処理において行われるものである。ここで送
信された電子メールは、広く一般に用いられているSM
TP(Simple Mail Transfer P
rotocol)等のプロトコルを用いることにより、
送信先として指定されたミシン20a〜20dに送信さ
れる。
【0049】ステップS32では、ミシン20a〜20
dのそれぞれにおいて、縫製能力確認電子メールが受信
される。この受信処理は、上述のステップS211の処
理において行われるものである。ここで受信された電子
メールは、Subject:の記述がAbility
Checkであるため、上述のステップS213の処理
において、縫製能力確認電子メールであると判定され、
ステップS33に進み、上述のステップS216の処理
において、縫製能力の問い合わせに対応するための縫製
能力報告電子メールが作成される。図5(a)に、ミシ
ン20aが作成する縫製能力報告電子メールを示す。1
行目のTo:の後には、送信先のコンピュータ10の電
子メールアドレスを記述し、2行目のFrom:の後に
は、送信元であるミシン20aの電子メールアドレスを
記述する。そして、3行目のSubject:の後に
は、縫製能力報告電子メールであることを示すAbil
ity Reportを記述する。そして、縫製能力確
認電子メール内に記載されていた問い合わせ項目に対す
る回答を記述する。
【0050】ここで、ミシン20aは、文字を縫製する
ための縫製データをROM22aに記憶しており、ま
た、縫製形状を規定する輪郭線と縫製に伴う属性値とか
ら、縫製データを作成する能力があるものとすると、報
告内容としては、Character=Yesと、Da
ta Type=Outlineとを記述することにな
る。
【0051】また、ミシン20bは、文字を縫製するた
めの縫製データを保持しておらず、縫製には1針毎の針
落ち座標値の形式の縫製データを受け取る必要があるも
のとすると、報告内容として、Character=N
oと、Data Type=Needleとを記述する
ことになる。このミシン20bが作成する縫製能力報告
電子メールを図5(b)に示す。
【0052】そして、ミシン20cは、文字を縫製する
ための縫製データを保持しておらず、縫製には刺繍ブロ
ックの形式の縫製データを受け取る必要があるものとす
ると、報告内容として、Character=Noと、
Data Type=Blockとを記述することにな
る。このミシン20cが作成する縫製能力報告電子メー
ルを図5(c)に示す。
【0053】さらに、ミシン20dは、文字を縫製する
ための縫製データを保持しておらず、縫製形状を規定す
る輪郭線と縫製に伴う属性値とから、縫製データを作成
する能力があるものとすると、報告内容として、Cha
racter=Noと、Data Type=Outl
ineとを記述することになる。このミシン20dが作
成する縫製能力報告電子メールを図5(d)に示す。
【0054】このようにして作成された縫製能力報告電
子メールは、上述のステップS217の処理において、
コンピュータ10に送信される。
【0055】ステップS34では、コンピュータ10に
おいて、縫製能力報告電子メールが受信される。尚、こ
こで、コンピュータ10は、ミシン20a〜20dの各
々から、個別に縫製能力報告電子メールを受け取ること
になる。この受信処理は、上述のステップS111の処
理において行われるものである。ここで受信した電子メ
ールは、Subject:の記述がAbility R
eportであるため、上述のステップS113の処理
において、縫製能力報告電子メールであると判定され、
ステップS35に進み、上述のステップS118の処理
において、縫製能力報告電子メールに記載された各ミシ
ンの縫製能力に基づいた縫製要求電子メールが作成され
る。この時、コンピュータ10は、ミシン20a〜20
cに対する縫製要求電子メールを作成し、ミシン20d
に対しては、縫製要求を行わないものとする。ここで、
ミシン20aに対する縫製要求電子メールを図6(a)
に示す。Subject:の後には、縫製要求電子メー
ルであることを示すSewing Requireme
ntを記述する。
【0056】ここで、先に受信したミシン20aからの
縫製能力報告電子メールの内容から、ミシン20aは、
文字の縫製データを保持していることが分かっているの
で、例えば、Times Romanの書体の、120
ポイントの大きさで、“brother”という文字列
を縫製するように要求するものとすると、FontTy
pe=Times Roman、Font Size=
120、String=“brother”という記述
を行うことになる。
【0057】同様の縫製要求をミシン20bに対して行
う場合に、コンピュータ10が作成する縫製要求電子メ
ールを図6(b)に示す。ここで、先に受信したミシン
20bからの縫製能力報告電子メールの内容から、ミシ
ン20bは、文字の縫製データを保持しておらず、縫製
には1針毎の針落ち座標値の形式の縫製データを受け取
る必要があることが分かっているので、コンピュータ1
0は、縫製させたいTimes Romanの書体の1
20ポイントの“brother”という文字列の1針
毎の針落ち座標値の形式の縫製データを記載した縫製要
求電子メールを作成することになる。従って、Data
Type=Needleと記述し、その後に各文字毎
の1針毎の針落ち座標値データを記述するのである。
【0058】また、同様の縫製要求をミシン20cに対
して行う場合に、コンピュータ10が作成する縫製要求
電子メールを図7(a)に示す。ここで、先に受信した
ミシン20cからの縫製能力報告電子メールの内容か
ら、ミシン20cは、文字の縫製データを保持しておら
ず、縫製には刺繍ブロックの形式の縫製データを受け取
る必要があることが分かっているので、コンピュータ1
0は、縫製させたいTimes Romanの書体の1
20ポイントの“brother”という文字列の刺繍
ブロックの形式の縫製データを記載した縫製要求電子メ
ールを作成することになる。従って、Data Typ
e=Blockと記述し、刺繍ブロック内部の糸密度
(例えば1ミリメートル当たり4.5本)を指定するた
めにDensity=4.5、その後に各文字毎の刺繍
ブロックの座標値データを記述するのである。
【0059】このようにして作成された縫製要求電子メ
ールは、上述のステップS120の処理において、ミシ
ン20a〜20cに送信される。
【0060】ステップS36では、ミシン20a〜20
cのそれぞれにおいて、縫製要求電子メールが受信され
る。この受信処理は、上述のステップS211の処理に
おいて行われるものである。ここで受信した電子メール
は、Subject:の記述がSewing Requ
irementであるため、上述のステップS212の
処理において、縫製要求電子メールであると判定され、
ステップS37に進み、上述のステップS214の処理
において縫製が行われる。
【0061】そしてステップS38に進み、上述のステ
ップS215の処理において、縫製結果報告電子メール
が作成される。ここでは、ミシン20a、20bが縫製
に成功し、ミシン20cが縫製に失敗したものとする。
そしてこの時、ミシン20aが作成する縫製結果報告電
子メールを図8(a)に示す。Subject:の後に
は、縫製結果報告電子メールであることを示すSewi
ng Reportを記述する。そして縫製結果が成功
であった旨をResult=OKとして記述する。ミシ
ン20bにおいても、同様に、図8(b)に示す縫製結
果報告電子メールを作成する。ミシン20cについて
は、縫製結果が失敗であった旨をResult=NGと
して記述する。この時、ミシン20cが作成する縫製結
果報告電子メールを図8(c)に示す。
【0062】このようにして作成された縫製結果報告電
子メールは、上述のステップS217の処理において、
コンピュータ10に送信される。
【0063】ステップS39では、コンピュータ10に
おいて、縫製結果報告電子メールが受信される。尚、こ
こでコンピュータ10は、ミシン20a〜20cの各々
から、個別に縫製結果報告電子メールを受け取ることに
なる。この受信処理は、上述のステップS111の処理
において行われるものである。ここで受信した電子メー
ルは、Subject:の記述がSewing Rep
ortであるため、上述のステップS112の処理にお
いて、縫製結果報告電子メールであると判定され、ステ
ップS40に進む。ここで、受信した縫製結果報告電子
メールの内容から、ミシン20a及びミシン20bにお
いては、上述のステップS115の処理において、先の
ステップS35において要求した縫製については成功し
たことが判定されるので、例えば、引き続いて、他の縫
製を要求するために、上述のステップS116の処理に
おいて、新たな縫製要求電子メールを作成してもよい。
または、新たな縫製の要求を行わず、縫製システムの動
作を終了させてもよい。
【0064】また、受信した縫製結果報告電子メールの
内容から、ミシン20cにおいては、上述のステップS
115の処理において、先のステップS35において要
求した縫製については失敗したことが判定されるので、
上述のステップS117の処理において、ここでは、例
えば、ミシン20dをミシン20cの代理として、縫製
を要求するための縫製要求電子メールを作成するものと
する。
【0065】コンピュータ10には、上記ステップS3
4において受信した縫製能力報告電子メールの内容か
ら、ミシン20dは、文字を縫製するための縫製データ
を保持しておらず、縫製形状を規定する輪郭線と縫製に
伴う属性値とから、縫製データを作成する能力があるこ
とが分かっているので、先にミシン20cに対して行な
ったものと同様の縫製要求をするために、縫製させたい
Times Romanの書体の120ポイントの“b
rother”という文字列の輪郭線と、縫い目方向、
及び糸密度を記載した縫製要求電子メールを作成するこ
とになる。この時作成される縫製要求電子メールを図7
(b)に示す。即ち、Data Type=Outli
neと記述し、縫い目方向(例えば60度)を指定する
ためにDirection=60を、糸密度(例えば1
ミリメートル当たり4.5本)を指定するためにDen
sity=4.5を、その後に各文字毎の輪郭線の座標
値データを記述するのである。
【0066】このようにして作成された縫製要求電子メ
ールは、上述のステップS120の処理において、ミシ
ン20dに送信される。この後、この縫製要求電子メー
ルを受信したミシン20dは、上述の20a〜20cと
同様の処理を行う。
【0067】次に、本実施の形態の縫製システムにおけ
るミシン20が、コンピュータ10に対して縫製データ
の送信を要求することにより、自ら能動的に縫製を行う
運用形態について、図3を参照して説明する。尚、ここ
では、上記ミシン20bについて説明するものとする。
【0068】ステップS51において、ミシン20b
は、上述のステップS201の処理において、図9に示
す縫製データ送信要求電子メールを作成する。Subj
ect:の後には、縫製データ送信要求電子メールであ
ることを示すData Requirementを記述
する。そして、前記と同様に、Times Roman
の書体の120ポイントの大きさで、“brothe
r”という文字列を縫製するべく、Font Type
=Times Roman、Font Size=12
0、String=“brother”を記述する。そ
して、自身が処理できる縫製データの形式が1針毎の針
落ち座標値の形式の縫製データであるため、Data
Type=Needleを記述するのである。
【0069】このようにして作成された縫製データ送信
要求電子メールは、上述のステップS202の処理にお
いて、コンピュータ10に送信される。
【0070】ステップS52では、コンピュータ10に
おいて、縫製データ送信要求電子メールが受信される。
この受信処理は、上述のステップS111の処理におい
て行われるものである。ここで、受信した電子メール
は、Subject:の記述がData Requir
ementであるため、上述のステップS114の処理
において、縫製データ送信要求電子メールであると判定
され、次のステップS53に進み、上述のステップS1
19の処理において、縫製データ送信要求電子メールに
記載された要求内容に基づいた縫製要求電子メールが作
成される。この時、作成される製要求電子メールの内容
は、前記図7(b)に示したものと同一である。
【0071】このようにして作成された縫製要求電子メ
ールは、上述のステップS120の処理において、ミシ
ン20bに送信される。
【0072】ステップS54では、ミシン20bにおい
て、縫製要求電子メールが受信される。この受信処理
は、上述のステップS211の処理において行われるも
のである。ここで受信した電子メールは、Subjec
t:の記述がSewing Requirementで
あるため、上述のステップS212の処理において、縫
製要求電子メールであると判定され、ステップS55に
進み、上述のステップS214の処理において縫製が行
われる。
【0073】そして、ステップS56に進み、上述のス
テップS215の処理において、縫製結果報告電子メー
ルが作成される。ここでは、ミシン20bは縫製に成功
したものとする。そして、この時、ミシン20bが作成
する縫製結果報告電子メールは、上記図8(b)に示す
ものと同一である。
【0074】このようにして作成された縫製結果報告電
子メールは、上述のステップS217の処理において、
コンピュータ10に送信される。
【0075】ステップS57では、コンピュータ10に
おいて、縫製結果報告電子メールが受信される。この受
信処理は、上述のステップS111の処理において行わ
れるものである。ここで受信した電子メールは、Sub
ject:の記述がSewing Reportである
ため、上述のステップS112の処理において、縫製結
果報告電子メールであると判定され、ステップS58に
進む。ここで、受信した縫製結果報告電子メールの内容
から、ミシン20bにおいては、上述のステップS11
5の処理において、先のステップS53において要求し
た縫製については成功したことが判定される。そして、
例えば、引き続いて、ミシン20bに対して縫製を要求
するために、上述のステップS116の処理において、
新たな縫製要求電子メールを作成することもできるが、
ここでは、縫製システムの動作を終了させるものとす
る。
【0076】以上説明したことから明らかなように、本
実施の形態に記載の縫製システムによれば、縫製データ
供給端末であるコンピュータ10と、縫製端末であるミ
シン20との間のデータの授受を、ネットワーク30を
介した電子メールを用いて行うので、従来の縫製システ
ムにおいて必要であった専用の制御ソフトウェアを用い
る必要が無い。
【0077】そして、コンピュータ10が、ステップS
101の処理において、ミシン20に送信する電子メー
ルを作成し、作成した電子メールを、ステップS102
の処理において、ミシン20に送信し、さらには、ミシ
ン20が、ステップS211の処理において、コンピュ
ータ10から送信された電子メールを受信し、ステップ
S212乃至ステップS213の各処理において、受信
した電子メールの内容を解釈し、解釈した電子メールの
内容に基づいて、ミシン20における制御ドライバ25
が縫製動作の制御を行い、ステップS214の処理にお
いて、縫製を行うので、コンピュータ10はミシン20
に対してデータを送信し、ミシン20は受信したデータ
に基づいて縫製を行うことができると共に、コンピュー
タ10は、電子メールの送信先を複数指定することによ
り、複数のミシン20に対して同時に同じデータを送信
することができるのである。
【0078】また、ミシン20が、ステップS201の
処理において、コンピュータ10に送信する電子メール
を作成し、作成した電子メールを、ステップS202の
処理において、コンピュータ10に送信し、さらには、
コンピュータ10が、ステップS111の処理におい
て、ミシン20から送信された電子メールを受信し、こ
の受信した電子メールの内容を、ステップS112乃至
ステップS115の各処理において解釈するので、ミシ
ン20はコンピュータ10に対してデータを送信し、コ
ンピュータ10は受信したデータに基づいた処理を行う
ことができるのである。
【0079】さらに、コンピュータ10が、ステップS
101、ステップS116乃至ステップS118の各処
理において、ミシン20に縫製を行うように要求するた
めの縫製要求電子メールを作成し、ミシン20が、ステ
ップS212の処理において、コンピュータ10から送
信された縫製要求電子メールの内容を解釈するので、コ
ンピュータ10はミシン20に対して縫製を要求し、ミ
シン20はその要求に従って縫製を行うことができるの
である。
【0080】そして、コンピュータ10が行うステップ
S101、ステップS116乃至ステップS119の各
処理において作成する縫製要求電子メールには、ミシン
20で縫製を行うための縫製データが含まれているの
で、ミシン20は、縫製するべきデータを保持していな
くても、コンピュータ10に要求された縫製を行うこと
ができるのである。
【0081】また、ミシン20が、ステップS215の
処理において、縫製の結果をコンピュータ10に報告す
るための縫製結果報告電子メールを作成し、コンピュー
タ10が、ステップS112及びステップS115の各
処理において、ミシン20から送信された縫製結果報告
電子メールの内容を解釈するので、コンピュータ10
は、ミシン20の縫製結果に基づいた処理を行うことが
できるのである。
【0082】さらに、コンピュータ10が、ステップS
101の処理において、ミシン20の縫製能力を問い合
わせるための縫製能力確認電子メールを作成し、ミシン
20が、ステップS213の処理において、コンピュー
タ10から送信された縫製能力確認電子メールの内容を
解釈し、ミシン20が、ステップS216の処理におい
て、ミシン20の縫製能力を記載した縫製能力報告電子
メールを作成し、コンピュータ10が、ステップS11
3の処理において、ミシン20から送信された縫製能力
報告電子メールの内容を解釈し、コンピュータ10が、
ステップS118の処理において、縫製能力報告電子メ
ールに記載されたミシン20の縫製能力に基づいて、縫
製要求電子メールを作成するので、コンピュータ10
は、予めミシン20の縫製能力等を記憶していなくて
も、適切な縫製データをミシン20に送出することがで
きるのである。
【0083】そして、ミシン20が、ステップS201
の処理において、コンピュータ10に縫製データの送信
を要求するための縫製データ送信要求電子メールを作成
し、コンピュータ10が、ステップS114の処理にお
いて、ミシン20から送信された縫製データ送信要求電
子メールの内容を解釈し、コンピュータ10が、ステッ
プS119の処理において、縫製データ送信要求電子メ
ールに記載された要求内容に基づいて縫製要求電子メー
ルを作成するので、ミシン20は、縫製するための縫製
データを保持していなくても、縫製を希望する時に、所
望の縫製を行うことができるのである。
【0084】また、ミシン20が、ステップS211の
処理において、電子メールを受信し、ステップS212
乃至ステップS213の各処理において、受信した電子
メールの内容を解釈し、解釈した電子メールの内容に基
づいて、制御ドライバ25が縫製動作の制御を行い、ス
テップS214の処理において縫製を行うので、受信し
た電子メールに記載された内容に基づいて縫製を行うこ
とができる。
【0085】さらに、ミシン20が、ステップS201
の処理において、電子メールを作成し、ステップS20
2の処理において、作成した電子メールを送信するの
で、ネットワークを介して接続されているコンピュータ
10に対して、縫製データの送信を要求したり、縫製結
果を報告したりすることができるのである。
【0086】尚、前記実施の形態においては、図2にお
けるステップS31乃至ステップS34の各処理におい
て、コンピュータ10が、ミシン20に対して縫製を要
求するのに先立ち、ミシン20の縫製能力を問い合わせ
て、縫製能力の情報を取得するように構成したが、コン
ピュータ10が、予めミシン20の縫製能力についての
情報を保持している場合には、上記ステップS31乃至
ステップS34の各処理を行う必要はない。
【0087】同様に、前記実施の形態においては、図9
に示す縫製データ送信要求電子メール中に、縫製端末が
処理可能なデータの形式を記述するように構成したが、
コンピュータ10が、予めミシン20の縫製能力につい
ての情報を保持している場合には、上記縫製データ送信
要求電子メール中に、自身が処理可能なデータの形式を
記述する必要はない。
【0088】また、前記実施の形態においては、ミシン
20a〜20dの縫製能力が各々異なるため、ミシン2
0a〜20dのそれぞれに対して、個別の縫製要求電子
メール作成し、送信していたが、縫製能力が同じである
複数のミシンに対しては、1つの縫製要求電子メールの
送信先を複数個指定することにより、一括して複数のミ
シンに対して、同一の縫製を要求することができる。
【0089】また、前記実施の形態においては、図4に
示す縫製能力確認電子メールにおいて問い合わせる縫製
能力を、文字の縫製データの有無と、処理可能なデータ
の形式としたが、必要であれば、縫製端末の、縫製可能
最大面積、縫製可能最大針数、縫製速度等を問い合わせ
ることができるように構成することも可能である。
【0090】尚、前記実施の形態においては、ステップ
S101、ステップS116乃至ステップS119の各
処理が、縫製データ供給端末における供給端末側電子メ
ール作成手段として機能し、ステップS102、ステッ
プS120の各処理及びネットワークインターフェース
16が、縫製データ供給端末における供給端末側電子メ
ール送信手段として機能する。また、ステップS211
の処理及びネットワークインターフェース24が、縫製
端末における縫製端末側電子メール受信手段として機能
し、ステップS212乃至ステップS213の各処理
が、縫製端末における縫製端末側解釈手段として機能
し、制御ドライバ25が、縫製制御手段に相当する。そ
して、ステップS201、ステップS215乃至ステッ
プS216の各処理が、縫製端末における縫製端末側電
子メール作成手段として機能し、ステップS202、ス
テップS217の各処理及びネットワークインターフェ
ース24が、縫製端末における縫製端末側電子メール送
信手段として機能する。
【0091】さらに、ステップS111の処理及びネッ
トワークインターフェース16が、縫製データ供給端末
における供給端末側電子メール受信手段として機能し、
ステップS112乃至ステップS115の各処理が、縫
製データ供給端末における供給端末側解釈手段として機
能するものである。
【0092】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の縫製システムによれば、ネッ
トワークを介して相互に接続された縫製データ供給端末
と縫製端末とから構成されていて、特に、前記縫製デー
タ供給端末は、前記縫製端末に送信する電子メールを作
成するための供給端末側電子メール作成手段と、前記供
給端末側電子メール作成手段で作成した電子メールを前
記縫製端末に送信するための供給端末側電子メール送信
手段とを備え、一方、前記縫製端末は、前記縫製データ
供給端末から送信された電子メールを受信するための縫
製端末側電子メール受信手段と、前記縫製端末側電子メ
ール受信手段で受信した電子メールの内容を解釈するた
めの縫製端末側解釈手段と、前記縫製端末側解釈手段が
解釈した電子メールの内容に基づいて、縫製動作の制御
を行うための縫製制御手段とを備えている。
【0093】従って、従来の縫製システムにおいて必要
であった専用の制御ソフトウェアを用いることなく、縫
製データ供給端末と縫製端末との間のデータの授受を行
うことができる。つまり、縫製データ供給端末は縫製端
末に対してデータを送信し、縫製端末は受信したデータ
に基づいて縫製を行うことができるのである。また縫製
データ供給端末は、電子メールの送信先を複数指定する
ことにより、複数の縫製端末に対して同時に同じデータ
を送信することができる。
【0094】また、請求項2に記載の縫製システムによ
れば、前記縫製端末が、前記縫製データ供給端末に送信
する電子メールを作成するための縫製端末側電子メール
作成手段と、前記縫製端末側電子メール作成手段で作成
した電子メールを前記縫製データ供給端末に送信するた
めの縫製端末側電子メール送信手段とを備え、一方、前
記縫製データ供給端末は、前記縫製端末から送信された
電子メールを受信するための供給端末側電子メール受信
手段と、前記供給端末側電子メール受信手段で受信した
電子メールの内容を解釈するための供給端末側解釈手段
とを備えているので、縫製端末は、その縫製端末側電子
メール作成手段によって作成した電子メールを縫製デー
タ供給端末に対して送信することができ、縫製データ供
給端末は、前記送信された電子メールを受信して、その
供給端末側解釈手段によって前記電子メールの内容を解
釈することができる。
【0095】また、請求項3に記載の縫製システムによ
れば、前記供給端末側電子メール作成手段が、前記縫製
端末に縫製を行うよう要求するための縫製要求電子メー
ルを作成するように構成され、前記縫製端末側解釈手段
が、前記縫製データ供給端末から送信された前記縫製要
求電子メールの内容を解釈するように構成されているの
で、縫製データ供給端末は、縫製端末に対して縫製を要
求することができ、縫製端末は、その要求に従って縫製
を行うことができる。
【0096】また、請求項4に記載の縫製システムによ
れば、前記縫製要求電子メールが、前記縫製端末で縫製
を行うための縫製データを含んでいるので、縫製端末
は、縫製するべきデータを保持していなくても、縫製デ
ータ供給端末に要求された縫製を行うことができる。
【0097】また、請求項5に記載の縫製システムによ
れば、前記縫製端末側電子メール作成手段が、縫製の結
果を前記縫製データ供給端末に報告するための縫製結果
報告電子メールを作成するように構成され、前記供給端
末側解釈手段が、前記縫製端末から送信された前記縫製
結果報告電子メールの内容を解釈するように構成されて
いるので、縫製データ供給端末は、縫製端末の縫製結果
に基づいた処理を行うことができる。
【0098】また、請求項6に記載の縫製システムによ
れば、前記供給端末側電子メール作成手段が、前記縫製
端末の縫製能力を問い合わせるための縫製能力確認電子
メールを作成するように構成され、前記縫製端末側解釈
手段が、前記縫製データ供給端末から送信された前記縫
製能力確認電子メールの内容を解釈するように構成さ
れ、前記縫製端末側電子メール作成手段が、前記縫製端
末側解釈手段が前記縫製能力確認電子メールの内容を解
釈した場合には、前記縫製端末の縫製能力を記載した縫
製能力報告電子メールを作成するように構成され、前記
供給端末側解釈手段が、前記縫製端末から送信された前
記縫製能力報告電子メールの内容を解釈するように構成
されているので、縫製データ供給端末は、予め縫製端末
の縫製能力等を記憶していなくても、適切な縫製データ
を縫製端末に対して送出することができる。
【0099】また、請求項7に記載の縫製システムによ
れば、前記縫製端末側電子メール作成手段が、前記縫製
データ供給端末に縫製データの送信を要求するための縫
製データ送信要求電子メールを作成するように構成さ
れ、前記供給端末側解釈手段が、前記縫製端末から送信
された前記縫製データ送信要求電子メールの内容を解釈
するように構成され、前記供給端末側電子メール作成手
段が、前記供給端末側解釈手段が前記縫製データ送信要
求電子メールの内容を解釈した場合には、その縫製デー
タ送信要求電子メールに記載された要求内容に基づい
て、前記縫製要求電子メールを作成するように構成され
ているので、縫製端末は、縫製するための縫製データを
保持していなくても、縫製を希望する時に、所望の縫製
を行うことができる。
【0100】また、請求項8に記載の縫製端末によれ
ば、ネットワークを介して縫製を行うためのデータを受
信するものであって、電子メールを受信する電子メール
受信手段と、前記電子メール受信手段で受信した電子メ
ールの内容を解釈する解釈手段と、前記解釈手段が解釈
した電子メールの内容に基づいて、縫製動作を行う縫製
制御手段とを備えているので、この縫製端末は、受信し
たデータに基づいて縫製を行うことができる。
【0101】さらに、請求項9に記載の縫製端末によれ
ば、前記電子メールを作成する電子メール作成手段と、
前記電子メール作成手段で作成した電子メールを送信す
る電子メール送信手段とを備えているので、その縫製端
末は、ネットワークを介して接続されている縫製データ
供給端末に対して、縫製データの送信を要求したり、縫
製結果を報告したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における縫製システムの構
成を示すブロック図である。
【図2】縫製データ供給端末を能動端末とし、縫製端末
を受動端末とする時の、縫製システム全体の処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図3】縫製端末を能動端末とし、縫製データ供給端末
を受動端末とする時の、縫製システム全体の処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図4】縫製データ供給端末において作成する縫製能力
確認電子メールの一例を示す図である。
【図5】縫製端末において作成する縫製能力報告電子メ
ールの一例を示す図である。
【図6】縫製データ供給端末において作成する縫製要求
電子メールの一例を示す図である。
【図7】縫製データ供給端末において作成する縫製要求
電子メールの一例を示す図である。
【図8】縫製端末において作成する縫製結果報告電子メ
ールの一例を示す図である。
【図9】縫製端末において作成する縫製データ送信要求
電子メールの一例を示す図である。
【図10】能動端末として機能する時の縫製データ供給
端末が行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図11】電子メールを受信した時の縫製データ供給端
末が行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】能動端末として機能する時の縫製端末が行う
処理の流れを示すフローチャートである。
【図13】電子メールを受信した時の縫製端末が行う処
理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 コンピュータ 20 ミシン 25 制御ドライバ 27 縫製駆動回路 30 ネットワーク

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して相互に接続された
    縫製データ供給端末と縫製端末とからなる縫製システム
    において、 前記縫製データ供給端末は、 前記縫製端末に送信する電子メールを作成するための供
    給端末側電子メール作成手段と、 前記供給端末側電子メール作成手段で作成した電子メー
    ルを前記縫製端末に送信するための供給端末側電子メー
    ル送信手段とを備え、 前記縫製端末は、 前記縫製データ供給端末から送信された電子メールを受
    信するための縫製端末側電子メール受信手段と、 前記縫製端末側電子メール受信手段で受信した電子メー
    ルの内容を解釈するための縫製端末側解釈手段と、 前記縫製端末側解釈手段が解釈した電子メールの内容に
    基づいて、縫製動作の制御を行う縫製制御手段とを備え
    たことを特徴とする縫製システム。
  2. 【請求項2】 前記縫製端末は、 前記縫製データ供給端末に送信する電子メールを作成す
    るための縫製端末側電子メール作成手段と、 前記縫製端末側電子メール作成手段で作成した電子メー
    ルを前記縫製データ供給端末に送信するための縫製端末
    側電子メール送信手段とを備え、 前記縫製データ供給端末は、 前記縫製端末から送信された電子メールを受信するため
    の供給端末側電子メール受信手段と、 前記供給端末側電子メール受信手段で受信した電子メー
    ルの内容を解釈するための供給端末側解釈手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の縫製システム。
  3. 【請求項3】 前記供給端末側電子メール作成手段は、
    前記縫製端末に縫製を行うよう要求するための縫製要求
    電子メールを作成するように構成され、 前記縫製端末側解釈手段は、前記縫製データ供給端末か
    ら送信された前記縫製要求電子メールの内容を解釈する
    ように構成されていることを特徴とする請求項1または
    2に記載の縫製システム。
  4. 【請求項4】 前記縫製要求電子メールは、前記縫製端
    末で縫製を行うための縫製データを含むことを特徴とす
    る請求項3に記載の縫製システム。
  5. 【請求項5】 前記縫製端末側電子メール作成手段は、
    縫製の結果を前記縫製データ供給端末に報告するための
    縫製結果報告電子メールを作成するように構成され、 前記供給端末側解釈手段は、前記縫製端末から送信され
    た前記縫製結果報告電子メールの内容を解釈するように
    構成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいず
    れかに記載の縫製システム。
  6. 【請求項6】 前記供給端末側電子メール作成手段は、
    前記縫製端末の縫製能力を問い合わせるための縫製能力
    確認電子メールを作成するように構成され、前記縫製端
    末側解釈手段は、前記縫製データ供給端末から送信され
    た前記縫製能力確認電子メールの内容を解釈するように
    構成され、 前記縫製端末側電子メール作成手段は、前記縫製端末側
    解釈手段が前記縫製能力確認電子メールの内容を解釈し
    た場合には、前記縫製端末の縫製能力を記載した縫製能
    力報告電子メールを作成するように構成され、 前記供給端末側解釈手段は、前記縫製端末から送信され
    た前記縫製能力報告電子メールの内容を解釈するように
    構成され、 前記供給端末側電子メール作成手段は、前記供給端末側
    解釈手段が前記縫製能力報告電子メールの内容を解釈し
    た場合には、その縫製能力報告電子メールに記載された
    前記縫製端末の縫製能力に基づいて、前記縫製要求電子
    メールを作成するように構成されたことを特徴とする請
    求項2乃至5のいずれかに記載の縫製システム。
  7. 【請求項7】 前記縫製端末側電子メール作成手段は、
    前記縫製データ供給端末に縫製データの送信を要求する
    ための縫製データ送信要求電子メールを作成するように
    構成され、 前記供給端末側解釈手段は、前記縫製端末から送信され
    た前記縫製データ送信要求電子メールの内容を解釈する
    ように構成され、 前記供給端末側電子メール作成手段は、前記供給端末側
    解釈手段が前記縫製データ送信要求電子メールの内容を
    解釈した場合には、その縫製データ送信要求電子メール
    に記載された要求内容に基づいて、前記縫製要求電子メ
    ールを作成するように構成されたことを特徴とする請求
    項2乃至6のいずれかに記載の縫製システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して縫製を行うための
    データを受信する縫製端末において、 電子メールを受信する電子メール受信手段と、 前記電子メール受信手段で受信した電子メールの内容を
    解釈する解釈手段と、 前記解釈手段が解釈した電子メールの内容に基づいて、
    縫製動作の制御を行う縫製制御手段とを備えたことを特
    徴とする縫製端末。
  9. 【請求項9】 前記電子メールを作成する電子メール作
    成手段と、 前記電子メール作成手段で作成した電子メールを送信す
    る電子メール送信手段とを備えたことを特徴とする請求
    項8に記載の縫製端末。
JP13329497A 1997-05-23 1997-05-23 縫製システム及び縫製端末 Pending JPH10314474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13329497A JPH10314474A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 縫製システム及び縫製端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13329497A JPH10314474A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 縫製システム及び縫製端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10314474A true JPH10314474A (ja) 1998-12-02

Family

ID=15101298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13329497A Pending JPH10314474A (ja) 1997-05-23 1997-05-23 縫製システム及び縫製端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10314474A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100817372B1 (ko) * 2000-12-14 2008-03-27 쥬키 가부시키가이샤 봉제 지원 방법, 봉제 지원 시스템 및 봉제 지원 프로그램을 저장한 기록 매체

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100817372B1 (ko) * 2000-12-14 2008-03-27 쥬키 가부시키가이샤 봉제 지원 방법, 봉제 지원 시스템 및 봉제 지원 프로그램을 저장한 기록 매체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7321440B2 (en) Print job managing apparatus and print job control method
US20030084132A1 (en) Network system, information processing apparatus, information processing method, and control program
JPH0511943A (ja) 印字システム
JP2001353386A (ja) 改良刺繍システムおよび刺繍機械を制御する方法
JPH11203122A (ja) プログラム書換装置、プログラム出力装置、通信システム、及び記憶媒体
US5689730A (en) Network interface apparatus adaptable to multifunction peripheral apparatus
JPH10314474A (ja) 縫製システム及び縫製端末
CN109764483B (zh) 一种空调器集中控制方法、装置及客户端
JP2000339247A (ja) パラメータ設定システム
JP3450982B2 (ja) プリントシステム及びプリントシステム制御方法
JPH06161919A (ja) メッセージ制御方式
US20030184573A1 (en) Network terminal apparatus and method of presenting display thereon
US8214744B1 (en) Integrated device interface using multiple web servers
CN117812026B (zh) 聚合链路配置方法、装置、系统、交换机设备及存储介质
JP2000148420A (ja) 印刷処理プログラムが記憶された記憶媒体
JPH08335149A (ja) 情報処理装置並びに印刷装置並びに印刷システムおよび印刷システムの印刷データ転送方法
JP2002055795A (ja) プリント管理装置及びその制御方法及び記憶媒体
JP2727847B2 (ja) デバッグ装置
CN106534607A (zh) 一种图像扫描方法和装置
JP2002342041A (ja) 印刷装置、ネットワークi/f装置、ネットワーク設定方法、およびそのプログラム
JP4526721B2 (ja) 縫いデータ作成システム及び縫製装置
JPH1185649A (ja) ネットワーク上の計算機管理システム
JP3593267B2 (ja) ネットワークファクシミリ通信システムの制御方法および情報装置
JP2845793B2 (ja) プリンタインタフエース制御装置
JPH10289070A (ja) ネットワークプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040326

A977 Report on retrieval

Effective date: 20050617

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060425