JPH10314413A - パチンコ機の中継基板 - Google Patents

パチンコ機の中継基板

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JPH10314413A
JPH10314413A JP12856297A JP12856297A JPH10314413A JP H10314413 A JPH10314413 A JP H10314413A JP 12856297 A JP12856297 A JP 12856297A JP 12856297 A JP12856297 A JP 12856297A JP H10314413 A JPH10314413 A JP H10314413A
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JP
Japan
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relay board
pachinko machine
board
substrate
relay
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Application number
JP12856297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Watanabe
浩則 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10314413A publication Critical patent/JPH10314413A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機の組立時において、表裏が正しい
基板を間違って180度回転させて遊技盤裏面に取り付
ける間違いを防ぎ、パチンコ機の組立を迅速且つ正確に
行い、生産性を向上させるパチンコ機の中継基板を提供
する。 【解決手段】 表側に電子部品2,2・・が取り付けら
れた中継基板1の右上にはボス孔4が係合部として固定
孔3の横に穿設され、このボス孔4に嵌合する突起部材
は図示しない遊技盤裏面又は構造物に設けられているこ
とより、中継基板1を遊技盤裏面又は構造物に固定する
ために、中継基板1を手にした基板取付をする者は、中
継基板1に穿設されたボス孔4の目印部材の位置を右上
と視覚で最初に確認し、上方向が適切でなければ持ち替
えた後で、突起部材がボス孔4に嵌合することを手の感
触で確かめて中継基板1を仮設した後、遊技盤裏面等に
固着できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の遊技
盤裏面に又はその遊技盤裏面に設置された構造物、例え
ば役物や裏といに、取り付けられるパチンコ機の中継基
板に関するものであって、特に、取付作業者が中継基板
の上下を取り違えて取り付けることがないパチンコ機の
中継基板である。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の中継基板は、パチン
コ機の遊技盤裏面に直接に取り付けられたり、又はその
遊技盤裏面に設置された構造物、例えば役物や裏といを
介して、遊技盤裏面に取り付けられ、片面に電子部品を
任意に配列した中継基板は該構造物に電気的に接続され
その作動を制御するものである。一般に、中継基板の外
形状は長方形であり、その四隅の対称位置にネジ穴が形
成されている。作業者がこの中継基板をパチンコ機の遊
技盤裏面等に取り付けるためには、片手で基板を持ち、
基板の四隅に穿設されたネジ穴に挿通した止めネジを遊
技盤裏面等に螺着しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この中
継基板は長方形であるため、パチンコ機の組立時におい
て、上下を逆にしたとしても同一形状となり何ら違和感
がない。また、ネジ位置も対称であるため、上下、ある
いは左右を取り違えたとしても固定することが可能であ
る。一方、電子部品を固着する半田の有無に違いがある
ため、表裏を取り違えて取り付けることはあり得ない。
従って、上下あるいは左右のみを間違えて裏面に取り付
けることはないが、上下位置及び左右位置を間違って1
80度回転させて持った状態で遊技盤裏面に取り付ける
ミスが起こりうるという問題点があった。
【0004】このようなミスが発生すると、その中継基
板から延び、正しく取り付けられることを前提にして構
成されたコネクタやコード等が他の接点に届かなくなっ
たり、あるいは、他の部品を付けるスペースを浸食し
て、他の部品の取付が不可能になったりする。従って、
正しい上下左右位置に取り付け直す必要があり、作業に
手間と時間がかかっていた。
【0005】本発明は前記従来における問題点を解消す
るためになされたものであり、中継基板を間違って18
0度回転させた場合、遊技盤裏面に取り付けることが不
可能となり、パチンコ機の組立を迅速且つ正確に行い、
生産性を向上させることが可能なパチンコ機の中継基板
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係るパチンコ機の中継基板は、パチンコ機の
遊技盤裏面に又はその遊技盤裏面に設置された構造物に
取り付けられ、その片面に電子部品を任意に配置した中
継基板であって、その平面に目印部材を設けることによ
り、該中継基板の上下を取り違えた取り付けが不可能と
したことを特徴とする。請求項1のパチンコ機の中継基
板では、目印部材は、中継基板上に印刷、刻設、成形又
は貼布された目印、例えば中継基板の上側又は左右一方
側を表示する矢印という単一部材であっても、中継基板
を遊技盤裏面等に取り付ける固着部材を兼用する部材で
あってもどちらでもよい。また、中継基板の四隅に設け
た固着部材と同一形状の固着部材を追加する中継基板で
あってもよい。そしてこれらにより簡単な部材を中継基
板に取り付けることでその中継基板の取付方向が取付作
業者に容易に認識され、180度回転した状態で取り付
けることがない。さらに、汎用的で安価な長方形状の中
継基板を利用できる。
【0007】更に、請求項2に係るパチンコ機の中継基
板は、前記目印部材は、前記中継基板又は前記遊技盤裏
面若しくは前記構造物上に形成した係合部と、該係合部
に嵌合し前記遊技盤裏面若しくは前記構造物又は前記中
継基板に設けられた突起部材とを備えることより、該中
継基板を固定する際に、該係合部を該突起部材に保持す
る位置にのみ該中継基板を固定できる。請求項2のパチ
ンコ機の中継基板では、目印部材として突起部材を備え
ているので、間違って中継基板の上下及び左右を逆に取
り付けようとしても、突起部材が中継基板又は遊技盤裏
面若しくは構造物に接触し、正規な取付位置のボス孔又
は切り欠き等の係合部からズレるために、取付が不可能
となる。従って、例えば従来は上記の目印部材を見逃
し、中継基板を上下及び左右逆の状態のまま仮設してい
った場合、固着部材を全部取り付けられないことが判る
まで仮設していた固着部材を全て取り外してやり直す必
要があったが、これらの無駄な作業を防止することがで
きる。
【0008】ここで、平板状であり外周が長方形の中継
基板では、平面において非対称に結合部又は突起部材を
設けるには、上下あるいは左右の対称軸のうち少なくと
も1つの対称軸上以外の位置に結合部等を配置する必要
がある。なぜなら、2つの対称軸の交点に結合部等を設
けた場合、間違って中継基板の上下を逆にしても取り付
けることが可能であり、向きの間違いを判断できないか
らである。従って、多角形の基板では、少なくとも1つ
の対称軸上以外の平面上の任意の位置に結合部等を配置
することが必要となり、対称軸の無い不等形な多角形で
は平面上のどこに結合部等を設けても良い。また、結合
部として切り欠きを形成するための中継基板の製造方法
としては、個々に切り離す前の縦横に中継基板を連結し
た状態で、連結部所に規則正しく対称的に切り欠きを穿
設していくことにより、材料の端材が少なく有効に部材
取りをすることができる。
【0009】また、請求項3に係るパチンコ機の中継基
板は、パチンコ機の遊技盤裏面に又はその遊技盤裏面に
設置された構造物に取り付けられ、その片面に電子部品
を任意に配置した中継基板であって、その外周形状が、
上下あるいは左右の中心線に対して非対称に形成される
ことにより該中継基板の上下を取り違えた取り付けが不
可能とした構成を有する。請求項3のパチンコ機の中継
基板では、外周形状を上下あるいは左右の中心線に対し
非対称に形成したので、上下を逆に取り付けようとした
とき即座に間違いに気づくことができる。また、上下あ
るいは左右の中心線に対し非対称にするとは、従来は矩
形に形成された中継基板の外周を射出、延設又は切断し
て不等形に形成した基板であって少なくとも中央縦線及
び中央横線の一方を非対称軸として有する基板を形成す
るものである。これにより、作業者が上下を取り違えて
取り付けることがない。
【0010】また、請求項4に係るパチンコ機の中継基
板は、パチンコ機の遊技盤裏面に又はその遊技盤裏面に
設置された構造物に取り付けられ、その片面に電子部品
を任意に配置した中継基板であって、前記遊技盤裏面若
しくは前記構造物に前記中継基板を固定するためのネジ
位置が、上下あるいは左右の中心線に対して非対称の位
置に形成されることにより、該中継基板の上下を取り違
えた取り付けが不可能としたことを特徴とする。請求項
4のパチンコ機の中継基板では、ネジ位置が上下あるい
は左右の中心線に対し非対称に形成されるため、上下を
逆に固定しようとすると、ネジ位置が合致しない。従っ
て、作業者が上下を取り違えて取り付けることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ機の
中継基板について、本発明を具体化した実施形態に基づ
き図面を参照しつつ詳細に説明する。図1から図12の
各図面は、パチンコ機の中継基板の正面を示したもので
あり、板厚は周知の厚みである。
【0012】図1、図2、図3、図5、図7、図9、図
10、図11、図12において、中継基板1は表側に各
種の電子部品2,2・・が取り付けられ、図示しない裏
側はそれら電子部品2,2・・の足を固定した半田跡が
残っている。基板の四隅には、表側から止めねじを挿通
し遊技盤裏面等に固定する固定孔3がそれぞれ穿設され
ている。ボス孔4は固定孔3より大きく形成され、ボス
孔4に嵌合する突起部材は中継基板1が固定されるべき
図示しない遊技盤裏面又は構造物に設けられている。ま
た、11、12はそれぞれ中継基板1の中央縦線及び中
央横線を示す。なお、中継基板の他の取り付け方とし
て、遊技盤裏面等に突設された止め軸に固定孔を挿通
し、中継基板の表側でナットを螺着し取り付ける方法で
も良い。
【0013】図1に示す中継基板1の右上にはボス孔4
が係合部として固定孔3の横に穿設され、このボス孔4
に嵌合する突起部材は図示しない遊技盤裏面又は構造物
に設けられている。これにより、中継基板1を遊技盤裏
面又は構造物に固定するために中継基板を手にした基板
取付をする作業者は、中継基板1に穿設されたボス孔4
の目印部材の位置を右上と視覚で最初に確認し、上方向
が適切でなければ持ち替えた後で、突起部材がボス孔4
に嵌合することを手の感触で確かめて中継基板1を仮設
し、最後に四隅の固定孔3、3・・に止めねじを挿通し
遊技盤裏面等に固着する。また、このボス孔4の位置
は、中央縦線11及び中央横線12を非対称軸となるよ
うに配置されており、中継基板1の平面における上下半
分及び左右半分は非対称に形成されている。
【0014】上記図1の実施の形態では、四隅の固定孔
3に対し横にボス孔4を形成しているが、図2のように
3箇所の固定孔3に対し残る右上四隅の固定孔に代わり
ボス孔4を形成することも可能である。これにより、中
継基板1に固定孔3を穿設したり、ねじ止めする手間が
ねじの1個分省くことができる。また、上記図1のもの
では、中継基板1にボス孔4を穿設し、遊技盤裏面等に
突起部材を形成しているが、中継基板1の裏面に突起部
を突出させ、遊技盤裏面等に係合部としてボス孔4を穿
設することも可能である。
【0015】また、上記図1・図2に記載した実施の形
態では、中継基板1の平面内に結合部としてボス孔4を
穿設しているが、図3に示すように中継基板1の外周端
縁である上辺13の中央に、半円形の切り欠き21を設
ける一方、この切り欠き21に嵌合するガイド部材21
aを点線で示すように遊技盤裏面又は構造物に突設する
こともできる。この切り欠き21の位置は、中央縦線1
1を対称軸とし、中央横線12は非対称軸とする配置に
なっており、中継基板1の平面における上下半分は非対
称に形成されている。
【0016】上記の図3の中継基板1を形成するには、
図4に示すように上辺13及び隣の中継基板の上辺13
同士、右辺及び隣の中継基板の左辺を連設した中継基板
1,1において、上辺13,13同士の中央に、切り欠
き21,21・・を円形に穿設した後で、連設箇所で個
々に切り離すことにより、2枚の中継基板1,1の切り
欠き21,21を一回の操作で形成できる上、材料の端
材が小さくなり部品取りの時間・費用の無駄が省ける。
また、上記では、目印部材の係合部が中継基板1に、一
方突起部材は遊技盤裏面又は構造物上に形成されてお
り、中継基板1を手にした場合、中継基板1のボス孔4
や切り欠き21は見やすいが、中継基板1の素材を透過
性にしたり突起部を取り付けた基板の反対側に目印を設
けたりすることで、突起部を中継基板1に取り付けるこ
ともできる。
【0017】上記図3の実施の形態にあっては切り欠き
21を上辺13に設けていたが、この位置に限定される
ものではなく、図5に示すように中継基板1の右辺14
の中央に、また図7に示すように中継基板1の上辺13
の左右両端に、それぞれ切り欠き22,23・・を設け
る一方、それらに対応して嵌合するガイド部材を22
a,23a・・を遊技盤裏面等に突設するといったよう
に、中継基板1における外周端縁であればよい。
【0018】また、図5の切り欠き22の位置は、中央
縦線11を非対称軸とし、中央横線12は対称軸となる
ように配置されており、中継基板1の左右半分は非対称
に形成されている。但し、偶数個の切り欠きを点対称に
配置する場合は、180度間違えて取り付けても目印と
して機能できないので適当ではない。上記図5の中継基
板1を形成するには、図6に示すように上辺13及び隣
の中継基板の下辺15、右辺及び隣の中継基板の右辺を
連設した中継基板1,1の右辺14同士の中央に、円形
状に切り欠き22,22を穿設することにより、2枚の
中継基板の切り欠きを一回の操作で形成できる。
【0019】同様に、図7に示す切り欠き23,23の
位置は、中央縦線11を対称軸とし、中央横線12は非
対称軸となるように配置されており、中継基板1の上下
半分は非対称に形成されている。上記図7の中継基板1
を形成するには、図8に示すように上辺13,13同士
を、右辺及び隣の中継基板の左辺を連設した中継基板
1,1において上辺13の左右両端に、円形に切り欠き
23,23・・を穿設することにより、4枚の中継基板
1,1・・の片端の切り欠き23,23・・を一回の操
作で形成することができる。
【0020】図3,5,7に示す中継基板1には円弧状
の切り欠きであったが、切り欠きの形状は任意の形状で
あってよく、例えば角形状であってもよい。図9の中継
基板1は、その上辺13と右辺14との交点に、角形状
の切り欠き24を設けたものであり、この切り欠き24
の位置は、中央縦線11及び中央横線12の上に設けら
れず、両線を非対称軸となるように配置されており、中
継基板1の上下半分及び左右半分は非対称に形成され
る。そして、切り欠き24に嵌合するガイド部材24a
を遊技盤裏面又は構造物上に突設するとともに、中継基
板1の他の3端縁は保持部材24bにより保持できるよ
うにする。
【0021】図1〜9に示す中継基板1は、目印部材と
して突起部材を備え、間違って中継基板の上下及び左右
を逆に取り付けようとしても、突起部材が中継基板又は
遊技盤裏面若しくは構造物に接触し正規な取付位置のボ
ス孔又は切り欠き等の係合部からズレるために、従来の
ように、目印部材を見逃し中継基板を上下逆の状態のま
ま仮設していき、固着部材を全部取り付けられないこと
が判ってそれまで仮設した固着部材を取り外すという無
駄な作業が防止できる。
【0022】また、図10に示すように目印部材として
固定孔3aを、従来の四隅に配置された4箇所に追加し
て中継基板1の上辺13の中央に取り付けることによ
り、または、同様に図11に示すように中継基板1の上
方向を示す矢印25と「上」字表示26とを、目印部材
として中継基板1の右上に取り付けることにより、基板
取付者の注意を引き、遊技盤裏面等に中継基板の上下を
取り違えずに取り付け可能とすることもできる。5個目
の固定孔3aの取付位置は、上辺13の中央の位置は基
板取付者に中継基板の上下を確認させるには視線が届き
やすいが、それ以外の外周の位置であってもよいし、ま
た矢印以外の図案形状であっても目印部材として利用で
きる形状であれば良い。なお、固定孔又は矢印を複数個
設けた場合、それらを非対称に形成することは、180
度回転させて保持したことを基板取付者に気付かせるた
めに必要であり、それらの目印部材を中継基板1の中心
に対し点対称となる位置に配置することは適当でない。
【0023】これ以外に、図12に示すように、中継基
板1の外周自体を、従来の矩形状外周に対し三角部分1
7を目印部分として延設し下辺15を上辺13より短く
することで、平面において中央横線12に対し上下半分
で非対称に中継基板1が形成されている。これにより、
中継基板1の外周形状が基板取付者の注意を引き、該遊
技盤裏面又は該構造物に中継基板1の上下を取り違えず
に取り付け可能とした。なお、非対称に形成すること
は、180度回転させて保持したことを基板取付者に気
付かせるためであり、中継基板の外周が中継基板1の中
心に対し点対称となる形状は適当でない。
【0024】なお、本発明の中継基板および目印部材、
突起部材、結合部の形状や構造等に関する発明の構成
は、上記実施形態の態様に何ら限定されず、上記で別に
説明した実施態様を複数実施するなど適宜変更すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1のパチンコ
機の中継基板では、中継基板の平面に目印部材を設ける
ことにより、基板取付者の注意を引き、遊技盤裏面又は
構造物に中継基板を取り付ける際、中継基板の上下を取
り違えずに取り付け可能としたから、従来のようにねじ
止めしてから気付いてねじを外すという無駄な作業をな
くすことができる。さらに、汎用的で安価な矩形状の中
継基板を利用できる。
【0026】また請求項2のパチンコ機の中継基板で
は、目印部材として突起部材を備えているので、間違っ
て中継基板の上下及び左右を逆に取り付けようとして
も、突起部材が中継基板又は遊技盤裏面若しくは構造物
に接触し、正規な取付位置のボス孔又は切り欠き等の係
合部からズレるために、取付が不可能となる。従って、
例えば従来は上記の目印部材を見逃し、中継基板を上下
及び左右逆の状態のまま仮設していった場合、固着部材
を全部取り付けられないことが判るまで仮設していた固
着部材を全て取り外してやり直す必要があったが、これ
らの無駄な作業を防止することができる。
【0027】更に、請求項3のパチンコ機の中継基板で
は、外周形状を上下あるいは左右の中心線に対し非対称
に形成したので、上下を逆に取り付けようとしたとき即
座に間違いに気づくことができる。また、上下あるいは
左右の中心線に対し非対称にするとは、従来は矩形に形
成された中継基板の外周を射出、延設又は切断して不等
形に形成した基板であって少なくとも中央縦線及び中央
横線の一方を非対称軸として有する基板を形成するもの
である。これにより、作業者が上下を取り違えて取り付
けることがない。
【0028】更に、請求項4のパチンコ機の中継基板で
は、ネジ位置が上下あるいは左右の中心線に対し非対称
に形成されるため、上下を逆に固定しようとすると、ネ
ジ位置が合致しない。従って、作業者が上下を取り違え
て取り付けることがない。
【0029】以上の通り本発明は、パチンコ機の中継基
板に、目印部材を設けたり、外形を非対称に形成したの
で、中継基板を取り付ける際、作業者に中継基板の上下
を認識させやすく、更に、もし上下を取り違えて取り付
けようとしても取り付けることのできないパチンコ機の
中継基板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中継基板にボス孔を設けた説明図である。
【図2】中継基板の固定孔に代えボス孔を設けた説明図
である。
【図3】中継基板の上辺中央に切り欠きを設けた説明図
である。
【図4】図3の中継基板を連設した説明図である。
【図5】中継基板の右辺に切り欠きを設けた説明図であ
る。
【図6】図5の中継基板を連設した説明図である。
【図7】中継基板の上辺左右端に切り欠きを設けた説明
図である。
【図8】図7の中継基板を連設した説明図である。
【図9】中継基板に矩形状切り欠きを設けた説明図であ
る。
【図10】中継基板の上辺中央に固定孔を設けた説明図
である。
【図11】中継基板に矢印を設けた説明図である。
【図12】中継基板に三角部を延設し外周端縁を不等形
にした説明図である。
【符号の説明】
1 中継基板 2 電子部品 3,3a 固定孔 4 ボス孔 11 中央縦線 12 中央横線 13 上辺 14 右辺 15 下辺 16 左辺 17 三角部分 21,22,23,24 切り欠き 21a,22a,23a,24a ガイド部材 24b 保持部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の遊技盤裏面に又はその遊技
    盤裏面に設置された構造物に取り付けられ、その片面に
    電子部品を任意に配置した中継基板であって、その平面
    に目印部材を設けたことを特徴とするパチンコ機の中継
    基板。
  2. 【請求項2】 前記目印部材は、前記中継基板又は前記
    遊技盤裏面若しくは前記構造物上に形成した係合部と、
    該係合部に嵌合し前記遊技盤裏面若しくは前記構造物又
    は前記中継基板に設けられた突起部材とを備えたことを
    特徴とする請求項1記載のパチンコ機の中継基板。
  3. 【請求項3】 パチンコ機の遊技盤裏面に又はその遊技
    盤裏面に設置された構造物に取り付けられ、その片面に
    電子部品を任意に配置した中継基板であって、その外周
    形状が、上下あるいは左右の中心線に対して非対称に形
    成されたことを特徴とするパチンコ機の中継基板。
  4. 【請求項4】 パチンコ機の遊技盤裏面に又はその遊技
    盤裏面に設置された構造物に取り付けられ、その片面に
    電子部品を任意に配置した中継基板であって、前記遊技
    盤裏面若しくは前記構造物に前記中継基板を固定するた
    めのネジ位置が、上下あるいは左右の中心線に対して非
    対称の位置に形成されたことを特徴とするパチンコ機の
    中継基板。
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