JPH10314287A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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Publication number
JPH10314287A
JPH10314287A JP9147224A JP14722497A JPH10314287A JP H10314287 A JPH10314287 A JP H10314287A JP 9147224 A JP9147224 A JP 9147224A JP 14722497 A JP14722497 A JP 14722497A JP H10314287 A JPH10314287 A JP H10314287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
mixing
deodorizing
gas
undeodorized
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9147224A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuma Murokita
幾磨 室北
Takashi Aoki
青木  隆
Takeshi Kinoshita
毅 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 未脱臭気体を反応部に均等に流入させて、コ
ンパクトで効率の良い脱臭装置を提供する。 【解決手段】 一方端に流入口11を他方端に排出口1
2を有する中空状の脱臭ケース1内の流入口11側から
順に、流通ファン2、オゾン発生部3、混合部4および
反応部5を備えた脱臭装置において、混合部4にオゾン
発生部3側の端面の直径が大きく、反応部5側の端面の
直径は小さくなるように形成された円錐面状の整流板6
を設けてあるものである。したがって、流通ファン2に
よる遠心力の作用で外側に片寄って混合部4に流入した
オゾンを含む未脱臭気体は、中心部側に寄せられるよう
に整流され、反応部5に均等な速度で流入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱臭ケースの流入
側に脱臭気体を流通させる流通ファンを備え、脱臭ケー
ス内にオゾン発生部と、混合部と、反応部とを備えた脱
臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オゾンによって臭気を除去する脱
臭装置は、例えば図4に示すように、中空状の脱臭ケー
ス1の流入口11側に脱臭気体を流通させるための軸流
ファンからなる流通ファン2を備えている。脱臭ケース
1の中には流通ファン2に隣接して放電電極によってオ
ゾンを発生させるオゾン発生部3と、さらに臭気成分を
含む気体である未脱臭気体とオゾンとをミキシングする
混合部4と、活性炭、ゼオライトや触媒などを備えた反
応部5とを配置してある。このような構成により、未脱
臭気体を流通ファン2によって脱臭ケース1の流入口1
1から排出口12に向かって流通させる。その途中で未
脱臭気体にオゾン発生部3で発生したオゾンを吸着さ
せ、流通ファン5によって与えられた回転力を利用して
混合部2で充分ミキシングした後、反応部5で脱臭する
(例えば、特開平7−275334号公報)。なお、未
脱臭気体とオゾンとのミキシング時間を長くし、未脱臭
気体を反応部に均一に流入させるために、混合部2に流
通方向に向かって長い空間を備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、流通ファン2の回転力によって未脱臭気体とオ
ゾンとのミキシングが行われるとき、遠心力も加わるた
め、混合部4では中心部と外側では速度分布に大きな差
が生じ、未脱臭気体を反応部5に均一に流入させること
が難しかった。また、未脱臭気体を反応部5に均一に流
入させるために混合部4の長さを長くすると、脱臭装置
全体が大きくなるという問題があった。本発明は、未脱
臭気体を反応部に均等に流入させて、コンパクトで効率
の良い脱臭装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、一方端に流入口を他方端に排出口を有す
る中空状の脱臭ケース内の前記流入口側から順に、流通
ファン、オゾン発生部、混合部および反応部を備えた脱
臭装置において、前記混合部に前記オゾン発生部側の端
面の直径が大きく、前記反応部側の端面の直径が小さく
なるように形成された円錐状の整流板を設けたものであ
る。また、前記整流板は、軸方向の中間部にスリットを
設けたものである。また、前記混合部は、入口付近に、
前記混合部の断面が小さくなるようにした絞り部を前記
脱臭ケースの内側に設けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示す構成
図である。図において、1は中空状の脱臭ケースで、一
方端に流入口11を、他方端に排出口12を備えてい
る。2は脱臭ケース1内の流入口11側に設けられた軸
流ファンからなる流通ファン、3は流通ファン2の排出
口12側に設けられたオゾン発生部、4はオゾン発生部
3で発生したオゾンと流入口11から流入した未脱臭気
体とをミキシングする混合部で、脱臭ケース1内で空洞
に形成されている。5は混合部4に隣接して設けられた
反応部で、活性炭、ゼオライトや触媒などからなり、多
孔フィルタで構成されている。6は混合部4の中に設け
られた円錐状の整流板で、オゾン発生部3側の端面の直
径が大きく、反応部5側の端面の直径は小さくなるよう
に形成されている。
【0006】このような構成により、流通ファン2の回
転によって流入口11から脱臭ケース1内に吸い込まれ
た未脱臭気体は、オゾン発生部3を通過し、オゾン発生
部3で発生したオゾンとともに、流通ファン2の回転に
伴う遠心力の影響を受けて、流れが外側に片寄って混合
部4に流入する。混合部4では、矢印で示すように、未
脱臭気体が整流板6に沿って外側から混合部4の中心部
側に寄せられて、未脱臭気体とオゾンがミキシングさ
れ、反応部5に流入する。このとき、未脱臭気体の流れ
は、外側に片寄った状態からから中心部側に寄せられる
ように整流されるので、流速が均等な分布状態で反応部
5の全面に流入する。反応部5では未脱臭気体から臭気
成分が除去され、排出口12から既脱臭気体として排出
される。
【0007】図2は本発明の第2の実施例を示す構成図
である。この場合、第1の実施例で示した整流板6の軸
方向の中間部にスリット61を設けたものである。これ
により、流通ファン2の回転によって外側に片寄った未
脱臭気体の流れの一部がスリット61から整流板6の外
側に流れ、中心部側に寄せる度合いを弱め、整流の微調
整をすることができる。なお、このスリット61を軸方
向に多段階に設けることにより、より均等な流速を得る
ことができる。図3は本発明の第3の実施例を示す構成
図である。この場合、第1の実施例および第2の実施例
で示した混合部4の入口付近に、断面が小さくなるよう
脱臭ケース1の内側に絞り部41を設けたものである。
これにより、流通ファン2の遠心力による未脱臭気体の
外側への流れが極端に大きい場合、混合部4の中心部側
への整流が効率よくできる。
【0008】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、脱
臭ケース内のオゾン発生部と反応部との間の混合部に、
円錐状の整流板を設け、あるいは混合部の入口付近に絞
り部を設けてあるので、流通ファンによる遠心力の作用
で外側に片寄って混合部に流入したオゾンを含む未脱臭
気体は、中心部側に寄せられるように整流され、反応部
に均等な速度で流入する。したがって、脱臭効果が増大
すると共に、反応部の寿命を長く保つことができ、混合
部の長さを長くすることなく、コンパクトで効率の良い
脱臭装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】 本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図3】 本発明の第3の実施例を示す構成図である。
【図4】 従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1:脱臭ケース、11:流入口、12:排出口、2:流
通ファン、3:オゾン発生部、4:混合部、41:絞り
部、5:反応部、6:整流板、61:スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方端に流入口を他方端に排出口を有す
    る中空状の脱臭ケース内の前記流入口側から順に、流通
    ファン、オゾン発生部、混合部および反応部を備えた脱
    臭装置において、 前記混合部に前記オゾン発生部側の端面の直径が大き
    く、前記反応部側の端面の直径が小さくなるように形成
    された円錐状の整流板を設けたことを特徴とする脱臭装
    置。
  2. 【請求項2】 前記整流板は、軸方向の中間部にスリッ
    トを設けたことを特徴とする請求項1記載の脱臭装置。
  3. 【請求項3】 前記混合部は、入口付近に、前記混合部
    の断面が小さくなるようにした絞り部を前記脱臭ケース
    の内側に設けたことを特徴とする請求項1または2記載
    の脱臭装置。
JP9147224A 1997-05-20 1997-05-20 脱臭装置 Pending JPH10314287A (ja)

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JP9147224A JPH10314287A (ja) 1997-05-20 1997-05-20 脱臭装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109924A (ja) * 2004-10-12 2006-04-27 Shunsuke Hosokawa 殺菌脱臭方法ならびに装置
JP2007175305A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Sanyo Electric Co Ltd 床置き式空気除菌装置
KR100887772B1 (ko) * 2007-04-12 2009-03-09 이원우 분사식 공기정화기

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