JP2811886B2 - 空気浄化装置 - Google Patents
空気浄化装置Info
- Publication number
- JP2811886B2 JP2811886B2 JP2076005A JP7600590A JP2811886B2 JP 2811886 B2 JP2811886 B2 JP 2811886B2 JP 2076005 A JP2076005 A JP 2076005A JP 7600590 A JP7600590 A JP 7600590A JP 2811886 B2 JP2811886 B2 JP 2811886B2
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- Japan
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- ozonizer
- diffusion plate
- ozone
- catalyst
- air purification
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空気浄化装置、特に家庭用空気清浄装置,
車載用空気清浄装置などに関すし、脱臭,空気清浄を必
要とする分野において利用するものである。
車載用空気清浄装置などに関すし、脱臭,空気清浄を必
要とする分野において利用するものである。
従来の技術 近年、オゾンと触媒を組み合わせた脱臭装置や器具が
開発されており、家庭や車内における脱臭や空気清浄、
あるいは冷蔵庫内やトイレ内の脱臭等に利用されてい
る。
開発されており、家庭や車内における脱臭や空気清浄、
あるいは冷蔵庫内やトイレ内の脱臭等に利用されてい
る。
発明が解決しようとする課題 家庭用に使用される脱臭器においては、オゾンを発生
するオゾナイザーは、セラミック板の上に極板を印刷し
た形状であり、小形で放電部が小さいため発生したオゾ
ンは簡単には拡散しない。そのためオゾナイザーから発
生したオゾンは、触媒のごく一部に集中する結果とな
り、脱臭が効率よく行われないだけでなく、オゾンが浄
化できず、触媒を通過してしまい脱臭器出口においてオ
ゾン臭を発生する。
するオゾナイザーは、セラミック板の上に極板を印刷し
た形状であり、小形で放電部が小さいため発生したオゾ
ンは簡単には拡散しない。そのためオゾナイザーから発
生したオゾンは、触媒のごく一部に集中する結果とな
り、脱臭が効率よく行われないだけでなく、オゾンが浄
化できず、触媒を通過してしまい脱臭器出口においてオ
ゾン臭を発生する。
本発明は、上記課題を解決するもので、オゾナイザー
から発生したオゾンを均等に分散させ、効率よく脱臭で
きる空気浄化装置を提供するものである。
から発生したオゾンを均等に分散させ、効率よく脱臭で
きる空気浄化装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、オゾナイザ
ー,オゾン分解脱臭触媒,ファンを順に配置した空気浄
化装置において、オゾナイザーと触媒との間に凹型の拡
散板を配置したものである。
ー,オゾン分解脱臭触媒,ファンを順に配置した空気浄
化装置において、オゾナイザーと触媒との間に凹型の拡
散板を配置したものである。
作用 風上側から順にオゾナイザー,凹形の拡散板を配置す
ることにより、オゾナイザーから発生したオゾンが凹型
の拡散板内で生成した空気の乱流に巻き込まれて均一に
分散し、さらに拡散板の外周から流れ出るため、より均
一なオゾン拡散効果が得られ、触媒上に均一に広がるた
め、効率よく脱臭することができる。
ることにより、オゾナイザーから発生したオゾンが凹型
の拡散板内で生成した空気の乱流に巻き込まれて均一に
分散し、さらに拡散板の外周から流れ出るため、より均
一なオゾン拡散効果が得られ、触媒上に均一に広がるた
め、効率よく脱臭することができる。
実施例 以下本発明の実施例について説明する。
実施例1 第1図は、本発明の実施例における空気浄化装置であ
る。1はオゾナイザーであり、セラミック板の上に一対
の電極を取り付けたものである。2はオゾン分解脱臭触
媒であり、風の通過方向に多数の四角い穴が貫通してお
り、オゾンの吸着分類と、臭いのあるガスの脱臭を促進
する役割を持っている。3はファンであり、作り出した
風を矢印の方向へ送る。4が凹型の拡散板である。
る。1はオゾナイザーであり、セラミック板の上に一対
の電極を取り付けたものである。2はオゾン分解脱臭触
媒であり、風の通過方向に多数の四角い穴が貫通してお
り、オゾンの吸着分類と、臭いのあるガスの脱臭を促進
する役割を持っている。3はファンであり、作り出した
風を矢印の方向へ送る。4が凹型の拡散板である。
本実施例で用いたオゾナイザーは、縦横が10×40mmの
もので、オゾンを発生する電極部は長さ15mm,幅1mmであ
る。また、凹型の拡散板は直径が15mmから90mmで、凹部
の深さが10mmのものを用いて触媒前方でのオゾン濃度分
布及び触媒通過後の風速分布からその影響を調べた。結
果を第1表,第2表に示す。
もので、オゾンを発生する電極部は長さ15mm,幅1mmであ
る。また、凹型の拡散板は直径が15mmから90mmで、凹部
の深さが10mmのものを用いて触媒前方でのオゾン濃度分
布及び触媒通過後の風速分布からその影響を調べた。結
果を第1表,第2表に示す。
なお、測定は第2図に示したように装置の内側断面を
9分割し、それぞれの値を調べた。
9分割し、それぞれの値を調べた。
第1表から拡散板はその径が大きい方がオゾンを均一
に分散させる効果があるが、第2表から大きすぎると中
心部のガス量が少なくなり、外周部に偏ることがわか
る。本実施例の場合、ケースの内寸が100mmであること
から、拡散板径が70mm以上で極端な偏りがでているもの
と思われる。
に分散させる効果があるが、第2表から大きすぎると中
心部のガス量が少なくなり、外周部に偏ることがわか
る。本実施例の場合、ケースの内寸が100mmであること
から、拡散板径が70mm以上で極端な偏りがでているもの
と思われる。
本実施例の場合、直径50mm程度の拡散板が適当である
ことがわかる。
ことがわかる。
実施例2 本実施例において拡散板の凹部の深さを変化させた場
合の結果を第3表に示した。
合の結果を第3表に示した。
拡散板の深さについては、本実施例の場合2mmからそ
の効果が表れている。10mm程度で十分であり、無理に深
くする必要はない。このようなことから、拡散板の深さ
については、その直径の1/30〜1/2程度で十分であると
考えられる。第1表から第3表において拡散効果が十分
でない場合、オゾナイザーが測定点の2,5,8と平行に設
置されていることから測定点2,5,8のオゾン濃度が上が
る傾向にある。したがって拡散板をより小さくしたい場
合、2,5,8方向に長軸を有する楕円板や長方形板を拡散
板にするとよい。
の効果が表れている。10mm程度で十分であり、無理に深
くする必要はない。このようなことから、拡散板の深さ
については、その直径の1/30〜1/2程度で十分であると
考えられる。第1表から第3表において拡散効果が十分
でない場合、オゾナイザーが測定点の2,5,8と平行に設
置されていることから測定点2,5,8のオゾン濃度が上が
る傾向にある。したがって拡散板をより小さくしたい場
合、2,5,8方向に長軸を有する楕円板や長方形板を拡散
板にするとよい。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、オ
ゾナイザーと触媒,ファンよりなるオゾン脱臭器におい
て、オゾナイザーと触媒との間に凹状の拡散板を配置す
ることにより均一で効率のよい脱臭をすることが可能で
ある。
ゾナイザーと触媒,ファンよりなるオゾン脱臭器におい
て、オゾナイザーと触媒との間に凹状の拡散板を配置す
ることにより均一で効率のよい脱臭をすることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例における空気浄化装置の断面
略図、第2図はオゾン濃度の測定点を示す図である。 1……オゾナイザー、2……触媒、3……ファン、4…
…凹型の拡散板。
略図、第2図はオゾン濃度の測定点を示す図である。 1……オゾナイザー、2……触媒、3……ファン、4…
…凹型の拡散板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F24F 7/00 (56)参考文献 特開 昭62−221426(JP,A) 実開 昭62−9440(JP,U) 実開 昭61−51831(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61L 9/015 B01D 53/00 - 53/34 F24F 7/00
Claims (2)
- 【請求項1】風上側から順にオゾナイザー,オゾン分解
脱臭触媒,ファンを配置して構成されるオゾン脱臭器に
おいて、凹状の拡散板をオゾナイザーとオゾン分解脱臭
触媒との間に、凹部を風上側に向けて配置したことを特
徴とする空気浄化装置。 - 【請求項2】請求項1において、拡散板の凹部の深さが
拡散板の長軸の1/30〜1/2である空気浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2076005A JP2811886B2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 空気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2076005A JP2811886B2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 空気浄化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03275065A JPH03275065A (ja) | 1991-12-05 |
JP2811886B2 true JP2811886B2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=13592695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2076005A Expired - Fee Related JP2811886B2 (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 空気浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2811886B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002301330A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-10-15 | Hisayoshi Suzuki | 環境浄化部材 |
JP5659944B2 (ja) * | 2011-04-28 | 2015-01-28 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6151831U (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-08 | ||
JPS629440U (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-21 | ||
JPS62221425A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-29 | Babcock Hitachi Kk | 脱硝装置 |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP2076005A patent/JP2811886B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03275065A (ja) | 1991-12-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |