JPH10311639A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10311639A
JPH10311639A JP9140900A JP14090097A JPH10311639A JP H10311639 A JPH10311639 A JP H10311639A JP 9140900 A JP9140900 A JP 9140900A JP 14090097 A JP14090097 A JP 14090097A JP H10311639 A JPH10311639 A JP H10311639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
obstacle
exhaust port
sensor
image forming
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP9140900A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyunji Inamochi
俊二 稲持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10311639A publication Critical patent/JPH10311639A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内部の空気を外部に排出する排風口、排
風手段を備えた機器に於て、排風口から比較的近い位置
に壁等の障害物が存する場合に、排風抵抗が増大するこ
とにより、機器内部の冷却能力が低下する等の不具合の
発生を防止することができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 装置内冷却用の排風ファン3を排風口2
内に設けた画像形成装置に於いて、排風口近傍に設けた
障害物6の有無を検知可能なセンサ5と、該センサから
の検知信号を受けて排風ファンの回転数を制御する制御
部7と、を備え、制御部は、センサが排風口から一定距
離内に障害物の存在を検知した時に、排風ファンの回転
数を、障害物を検知していない場合よりも多くなる様に
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置等の電
子機器の改良に関し、特に装置内部の空気を外部に排出
する排風口、排風手段を備えた機器に於て、排風口から
比較的近い位置に壁等の障害物が存する場合に、排風抵
抗が増大することにより、機器内部の冷却能力が低下す
る等の不具合の発生を防止する様にした画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、
印刷機等の画像形成装置等の電子機器、電気機器、機械
装置等に於いては、内部の発熱部品、発熱ユニット等か
らの発熱を機外に放出して内部を冷却する為に、機器筐
体外面に排風口を設けると共に、排風口内には排風ファ
ン等の排風手段を配置している。しかし、機械の設置条
件によって、排風口から放出される排風の移動経路上の
比較的近い位置に壁等の障害物が存在すると、排風抵抗
が増大することにより、装置内部の冷却能力が低下す
る。冷却能力の低下により、装置内部が許容限度を越え
て昇温すると、各部品、ユニットの作動異常、耐久性低
下等の支障が生じる。また、複写動作時の排風ファンの
回転数を待機時の排風ファンの回転数よりも多くするこ
とにより、発熱の多くなるコピー時の冷却効率を高める
とともに、待機時の騒音を低減するようにした排気装置
があるが、この従来例によって、排風口の近傍に障害物
が存する場合に発生する排風障害という上記問題点を解
決することはできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、装置内部の空気を外部に排出する
排風口、排風手段を備えた機器に於て、排風口から比較
的近い位置に壁等の障害物が存する場合に、排風抵抗が
増大することにより、機器内部の冷却能力が低下する等
の不具合の発生を防止することができる画像形成装置を
提供することを目的としている。また、排風抵抗の増大
による冷却能力の低下防止を、低騒音で実現することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為、請
求項1の発明は、装置内冷却用の排風ファンを排風口内
に設けた画像形成装置に於いて、上記排風口近傍に設け
た障害物の有無を検知可能なセンサと、該センサからの
検知信号を受けて上記排風ファンの回転数を制御する制
御部と、を備え、上記制御部は、上記センサが排風口か
ら一定距離内に障害物の存在を検知した時に、上記排風
ファンの回転数を、障害物を検知していない場合よりも
多くなる様に制御することを特徴とする。請求項2の発
明は、装置内冷却用の排風ファンを排風口内に設けた画
像形成装置に於いて、上記排風口近傍に設けた障害物の
有無を検知可能なセンサと、排風口の開口面積を調整す
る開口面積調整手段と、該センサからの検知信号を受け
て上記開口面積調整手段を制御して排風口の開口面積を
調整する制御部と、を設け、上記制御部は、上記センサ
が排風口から一定距離内に障害物の存在を検知した時
に、開口面積調整手段を作動させて、上記排風口の開口
面積を、障害物を検知していない場合よりも大きくする
ことを特徴とする。請求項3の発明は、装置内冷却用の
排風ファンを排風口内に設けた画像形成装置に於いて、
上記排風口近傍に設けた障害物の有無を検知可能なセン
サと、排風口の開口面積を調整するルーバーと、ルーバ
ーの角度を変化させるルーバー角度可変手段と、該セン
サからの検知信号を受けてルーバー角度可変手段を制御
してルーバーの角度を調整する制御部と、を設け、上記
制御部は、上記センサが排風口から一定距離内に障害物
の存在を検知した時に、ルーバー角度可変手段を作動さ
せて、センサが障害物を検知していない場合よりも排風
口の排風抵抗を小さくなるようにしたことを特徴とす
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例により詳細に説明する。図1は本発明の一形態例の排
風量調整手段の構成を示す要部断面図であり、符号1は
画像形成装置本体の外装カバーに開口形成した開口(排
風口)2と連通するダクト、3はファン、4は外装カバ
ー、4aは外装カバーに形成された格子或はメッシュ状
の通気孔、5はセンサ、6は障害物(壁など)、7は制
御部(CPU、ROM、RAM、I/Oポート等)、L
は排風口と障害物との距離、矢印は排気の流れる方向を
示す。ダクト1は装置内の空気を装置外へ導くための通
路であり、このダクト1内には装置内を冷却するための
ファン3が配設されている。そして、装置内の熱い空気
はファン3の回転により、外装カバー4の通気孔4aを
通り装置外へ排出される。
【0006】又、排風口2の近傍には排風口2からある
一定距離L内にある障害物6を検知することができるセ
ンサ5が取り付けられている。センサ5としては、例え
ば反射型のフォトセンサ、超音波センサ等を使用するこ
とができる。センサ5が一定距離L内に障害物が存在す
ることを検知した検知信号は、制御部7に出力され、制
御部がこの検知信号に基づいてファン3のモータの駆動
を制御する。センサ5が障害物6を検知する距離Lは、
例えば0〜300mmの範囲とし、その距離は調節可能
に構成する。この形態例では、制御部7は、センサ5が
障害物6を検知した時にはファン3の回転数を障害物6
を検知していない時よりも多くなるように制御してい
る。このため、排風抵抗が存在する場合の排風量が増大
し、機器内部の蓄熱を有効に解消して、冷却させること
ができる。また、排風口からある一定距離内に障害物が
ない場合には、ファンの回転数を低くするので、適正な
機械設置条件(排風口からある一定距離内に障害物がな
い状態)での低騒音化を図ることができる 図2は本発明の他の形態例の排風量調整手段の要部構成
を示す断面図であり、ダクト1、ファン3、センサ5、
障害物6等は図示を省略してある。この形態例の排風量
調整手段は、外装カバー4の内側に、格子状の通気孔4
aとほぼ同サイズの孔10aを有した調整板10を外装
カバーと平行に進退可能に配置すると共に、スプリング
11により一方に付勢した調整板10を機器に固定した
ソレノイド12によって逆方向へ移動させ得るようにし
た構成を有する。調整板10は、ソレノイド12のON
・OFF動作と、スプリング11の付勢力とのバランス
により、図中矢印方向にスライド可能に取り付けられて
いる。ソレノイドのON、OFF制御は、上記センサ5
から障害物の存在についての検知信号を受けた制御部7
が実行する。調整板10、スプリング11、ソレノイド
12は、開口面積調整手段を構成する。
【0007】即ち、この形態例では、センサ5が障害物
6を検知した時には調整板10の開口部10aが外装カ
バー4の通気孔4aと一致する位置(排風口の開口面積
最大)に調整板10を移動して停止させ、センサ5が障
害物6を検知していない時には調整板10の開口部10
aが外装カバー4の通気孔4aと少しずれた位置(排風
口の開口面積小)になるように、調整板10の位置をソ
レノイド12のON・OFF動作により制御している。
このため、排風抵抗が存在する場合の排風量が増大し、
機器内部の蓄熱を有効に解消して、冷却させることがで
きる。しかも、この場合にはファンのモータの回転数が
増大するわけではないので、騒音が増大することがな
い。また、排風口からある一定距離内に障害物がない場
合には、ルーバーの角度(位置)を変化させて音洩れを
小さくするようにしているので、適正な機械設置条件
(排風口からある一定距離内に障害物がない状態)での
低騒音化を図ることができる。
【0008】図3(a) 及び(b) は本発明の他の形態例の
排風量調整手段の構成及び動作を示す断面図であり、ダ
クト1、ファン3、センサ5、障害物6等は図示を省略
してある。この排風量調整手段は、外装カバー4の開口
2内に配置され軸21によって上下方向に回動自在に枢
支された複数の板状部材から成るルーバー20と、ルー
バー20の内側端部に止着されるとともに上端部をスプ
リング22に係止されて上方に付勢されるワイヤ23
と、ワイヤ23の下端部を下方に引き下げることができ
るソレノイド24とを有する。ルーバー20は装置本体
(又は外装カバー4)に固定された支持軸21により回
動可能に支持されると共に、一端がワイヤ23につなが
れている。又、ワイヤ23は一端を装置本体に固定され
たソレノイド24に、他端は同じく装置本体に固定され
たスプリング22につながれており、ソレノイド24の
ON・OFF動作とスプリング22の付勢力とのバラン
スにより、ルーバー20の角度(位置)を変化させるこ
とができる。スプリング22と、ワイヤ23と、ソレノ
イド24は、ルーバー角度可変手段を構成している。
【0009】この形態例では、図示しないセンサ5が障
害物6を検知した時には、制御部7はルーバー20を水
平(図3(a) の姿勢)にして風量を増大(排風抵抗を減
少)し、センサ5が障害物6を検知していない時にはル
ーバー20を斜め(図3(b)の姿勢)にして風量を減少
(排風抵抗を増大)させるように、ソレノイド24のO
N・OFF動作を制御している。このため、排風抵抗が
存在する場合の排風量が増大し、機器内部の蓄熱を有効
に解消して、冷却させることができる。また、排風抵抗
が存在しない場合には、ルーバーを斜めの姿勢にして低
騒音化を図ることができる。なお、本発明は、複写機、
ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置の排気装置
のみならず、各種電子機器、電気機器、機械装置の排気
装置に適用することができる。
【0010】
【発明の効果】本発明の装置によれば、排風口からある
一定距離内に障害物(壁など)がある場合には、1.フ
ァンの回転数を高くする、2.排風口の開口面積を大き
くする、3.ルーバーの角度(位置)を変化させ排風抵
抗を小さくする、ようにしているので、不適正な機械設
置条件(排風口からある一定距離内に障害物がある状
態)であっても、機内冷却能力を低下させないことがで
きる。又、排風口からある一定距離内に障害物がない場
合には、1.ファンの回転数を低くする、2.排風口の
開口面積を小さくする、3.ルーバーの角度(位置)を
変化させ音洩れを小さくする、ようにしているので、適
正な機械設置条件(排風口からある一定距離内に障害物
がない状態)での低騒音化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例の排風量調整手段の構成を示
す断面図。
【図2】本発明の他の形態例の排風量調整手段の構成を
示す断面図。
【図3】(a) 及び(b) は本発明の他の形態例の排風量調
整手段の構成及び動作を示す断面図。
【符号の説明】
1 ダクト、2 開口(排風口)、3 ファン、4 外
装カバー、4a 通気孔、5 センサ、6 障害物(壁
など)、7 制御部(CPU、ROM、RAM、I/O
ポート等)、10 調整板、10a 孔、11 スプリ
ング、12 ソレノイド、20 ルーバー、21 軸、
22 スプリング、23 ワイヤ、24ソレノイド。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置内冷却用の排風ファンを排風口内に
    設けた画像形成装置に於いて、 上記排風口近傍に設けた障害物の有無を検知可能なセン
    サと、該センサからの検知信号を受けて上記排風ファン
    の回転数を制御する制御部と、を備え、 上記制御部は、上記センサが排風口から一定距離内に障
    害物の存在を検知した時に、上記排風ファンの回転数
    を、障害物を検知していない場合よりも多くなる様に制
    御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 装置内冷却用の排風ファンを排風口内に
    設けた画像形成装置に於いて、 上記排風口近傍に設けた障害物の有無を検知可能なセン
    サと、排風口の開口面積を調整する開口面積調整手段
    と、該センサからの検知信号を受けて上記開口面積調整
    手段を制御して排風口の開口面積を調整する制御部と、
    を設け、 上記制御部は、上記センサが排風口から一定距離内に障
    害物の存在を検知した時に、開口面積調整手段を作動さ
    せて、上記排風口の開口面積を、障害物を検知していな
    い場合よりも大きくすることを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 装置内冷却用の排風ファンを排風口内に
    設けた画像形成装置に於いて、 上記排風口近傍に設けた障害物の有無を検知可能なセン
    サと、排風口の開口面積を調整するルーバーと、ルーバ
    ーの角度を変化させるルーバー角度可変手段と、該セン
    サからの検知信号を受けてルーバー角度可変手段を制御
    してルーバーの角度を調整する制御部と、を設け、 上記制御部は、上記センサが排風口から一定距離内に障
    害物の存在を検知した時に、ルーバー角度可変手段を作
    動させて、センサが障害物を検知していない場合よりも
    排風口の排風抵抗を小さくなるようにしたことを特徴と
    する画像形成装置。
JP9140900A 1997-05-15 1997-05-15 画像形成装置 Pending JPH10311639A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009198058A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Hoshizaki Electric Co Ltd 貯蔵庫の排気案内カバー
CN115113464A (zh) * 2022-08-29 2022-09-27 深圳市橙子数字科技有限公司 一种投影仪风扇转速控制方法及装置

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