JPH10311196A - 推進機における押送体装置 - Google Patents
推進機における押送体装置Info
- Publication number
- JPH10311196A JPH10311196A JP12044597A JP12044597A JPH10311196A JP H10311196 A JPH10311196 A JP H10311196A JP 12044597 A JP12044597 A JP 12044597A JP 12044597 A JP12044597 A JP 12044597A JP H10311196 A JPH10311196 A JP H10311196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- feeding body
- pressing feeding
- compressed air
- pushing body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 推進機の基盤に横設したレール上を進退動す
る押送体の荷重による前記レールの損耗の解決。 【解決手段】 推進機の基盤に横設したレール上を進退
動する押送体の前記レール上面との接面部に、機外の圧
縮空気供給源に連絡し、しかも前記レール上面方向を開
口した凹部を設ける。
る押送体の荷重による前記レールの損耗の解決。 【解決手段】 推進機の基盤に横設したレール上を進退
動する押送体の前記レール上面との接面部に、機外の圧
縮空気供給源に連絡し、しかも前記レール上面方向を開
口した凹部を設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は下水道管などを非開
削で埋設する推進機における押送体装置に関するもので
ある。
削で埋設する推進機における押送体装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】パイロットヘッド、パイロット管、掘削
ヘッド、排土用スクリュー等の回転手段や、注水手段等
を備えた押送体を基盤に横設したレール上に摺動可能に
配設すると共に、該押送体を進退動する油圧シリンダー
を備え、前記押送体の進退動により埋設管を土中に押送
して下水道管等を布設する推進機。
ヘッド、排土用スクリュー等の回転手段や、注水手段等
を備えた押送体を基盤に横設したレール上に摺動可能に
配設すると共に、該押送体を進退動する油圧シリンダー
を備え、前記押送体の進退動により埋設管を土中に押送
して下水道管等を布設する推進機。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】下水道管などを非開削
で埋設する推進機は、発進立坑の底に設置されることか
ら機械の大きさ（長さ）が立坑径により制約を受けるう
えに、上記従来技術のごとく埋設管を土中に押送するた
めの埋設管長に適合する押送体の進退動ストロークが必
要であることから、該押送体の長さが短く構成される。
で埋設する推進機は、発進立坑の底に設置されることか
ら機械の大きさ（長さ）が立坑径により制約を受けるう
えに、上記従来技術のごとく埋設管を土中に押送するた
めの埋設管長に適合する押送体の進退動ストロークが必
要であることから、該押送体の長さが短く構成される。
【０００４】これによると回転手段等を備えた押送体の
全重量がレール長上の狭い範囲に集中することとなり多
大な負荷となることから、押送体の進退動によるレール
の損耗が激しく、延しては埋設管の布設推進方向に影響
を与える。
全重量がレール長上の狭い範囲に集中することとなり多
大な負荷となることから、押送体の進退動によるレール
の損耗が激しく、延しては埋設管の布設推進方向に影響
を与える。
【０００５】本発明の目的は、押送体の進退動を円滑に
する手段を提供することにより前記課題を解決すること
にある。
する手段を提供することにより前記課題を解決すること
にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する推進
機は、基盤に横設したレール上を進退動する押送体の前
記レール上面との接面部に、機外の圧縮空気供給源に連
絡し、しかも前記レール上面方向を開口した凹部を設け
てなるものである。
機は、基盤に横設したレール上を進退動する押送体の前
記レール上面との接面部に、機外の圧縮空気供給源に連
絡し、しかも前記レール上面方向を開口した凹部を設け
てなるものである。
【０００７】
【発明の効果】本発明は推進機の基盤に横設したレール
上を進退動する押送体の前記レール上面との接面部に、
機外の圧縮空気供給源に連絡し、しかも前記レール上面
方向を開口した凹部を設けてなるもので、前記圧縮空気
により押送体を浮揚させると共に、凹部から洩れて噴出
する空気により、押送体の進退動によるレールの損耗を
防ぐと共に、排出土により覆われたレール上の土を排除
するので、推進作業が円滑に進行し、作業性が良好であ
る。
上を進退動する押送体の前記レール上面との接面部に、
機外の圧縮空気供給源に連絡し、しかも前記レール上面
方向を開口した凹部を設けてなるもので、前記圧縮空気
により押送体を浮揚させると共に、凹部から洩れて噴出
する空気により、押送体の進退動によるレールの損耗を
防ぐと共に、排出土により覆われたレール上の土を排除
するので、推進作業が円滑に進行し、作業性が良好であ
る。
【０００８】
【実施例】図は本発明に係る推進機における押送体装置
の一実施例を示し、図１は推進機の正面図、図２は同右
側側面図、図３は図２の一部拡大断面図で、以下各図に
基づき説明する。
の一実施例を示し、図１は推進機の正面図、図２は同右
側側面図、図３は図２の一部拡大断面図で、以下各図に
基づき説明する。
【０００９】図中符号１は基盤２と押送体３を備えた推
進機の一例を示し、該推進機１の基盤２には両側にレー
ル４、４を横設して前記押送体３を摺動可能に配設し、
押送体３には下向きにモータ５を固設してモータ軸にベ
ベルギア６を止着し、該ベベルギア６と、該押送体３に
横設した回転軸７のベベルギア８を噛合させると共に、
該回転軸７側に突設した埋設管Ｂの当板９と、前記レー
ル４、４上を進退動させるための一対の油圧シリンダー
１０、１０を配設するほか、推進工法によっては前記回
転軸７の中空部への注水手段を設け、しかも該押送体３
には前記基盤２に横設したレール４、４の上面との接面
部３ａ、３ａに、機外の圧縮空気供給源に連絡し、レー
ル４、４の上面方向を開口した凹部３ｂ、３ｂを設けて
なるもので、該実施例においては、押送体３の重量が１
２００ｋｇで、接面部３ａに設けた凹部３ｂの大きさは
６０ｍｍ×２００ｍｍとし、両凹部３ｂ、３ｂに各々５
ｋｇ／ｃｍ2 の圧縮空気を供給するが、該凹部３ｂのよ
うな空気溜りに限らず小凹部を多数設けて圧縮空気をレ
ール４上面に吹出す手段も考えられる。
進機の一例を示し、該推進機１の基盤２には両側にレー
ル４、４を横設して前記押送体３を摺動可能に配設し、
押送体３には下向きにモータ５を固設してモータ軸にベ
ベルギア６を止着し、該ベベルギア６と、該押送体３に
横設した回転軸７のベベルギア８を噛合させると共に、
該回転軸７側に突設した埋設管Ｂの当板９と、前記レー
ル４、４上を進退動させるための一対の油圧シリンダー
１０、１０を配設するほか、推進工法によっては前記回
転軸７の中空部への注水手段を設け、しかも該押送体３
には前記基盤２に横設したレール４、４の上面との接面
部３ａ、３ａに、機外の圧縮空気供給源に連絡し、レー
ル４、４の上面方向を開口した凹部３ｂ、３ｂを設けて
なるもので、該実施例においては、押送体３の重量が１
２００ｋｇで、接面部３ａに設けた凹部３ｂの大きさは
６０ｍｍ×２００ｍｍとし、両凹部３ｂ、３ｂに各々５
ｋｇ／ｃｍ2 の圧縮空気を供給するが、該凹部３ｂのよ
うな空気溜りに限らず小凹部を多数設けて圧縮空気をレ
ール４上面に吹出す手段も考えられる。
【００１０】前記実施例における推進機１は、押送体３
の進退動方向前方を埋設管Ｂの推進計画線方向に向けて
発進立坑Ｃの底に配設され、推進工事にあっては押送体
３の回転軸７にパイロットカッターと方向修正手段を備
えたパイロットヘッド１１を継合して油圧シリンダー１
０、１０によりレール４、４上を前進させて土中に押送
し、次いでパイロットヘッド１１の継合を解除し押送体
３を後退させてパイロット管の前端をパイロットヘッド
１１の後端に、パイロット管の後端を回転軸７にそれぞ
れ継合して再度押送体３の前進により土中に押送する手
順を順次繰返して推進計画線に則して到達立坑まで完推
させた後、最後位のパイロット管の後端に掘削カッター
を備えた掘削ヘッドを連結し、掘削カッター軸には排土
用スクリューのスクリュー軸を連結し、スクリュー軸の
後端を回転軸７に連結すると共に、該排土用スクリュー
を包囲するケーシング筒と、ケーシング筒を被せた埋設
管Ｂを後続させて、押送体３に突設した当板にケーシン
グ筒及び埋設管Ｂの後端を当て、該押送体３の油圧シリ
ンダー１０による推力とモータ５によりベベルギア６、
８を介して回転する回転軸７の回転力による掘進と当該
排土用スクリュー、ケーシング筒、埋設管Ｂの継合手順
を繰返して、前記完推したパイロット管を案内として到
達立抗まで掘進し、次いで掘削ヘッド、排土用スクリュ
ー、ケーシング筒を回収することにより埋設管Ｂを布設
するもので、当該押送体３の進退動の過程において、機
外より凹部３ｂ、３ｂに圧縮空気を供給して該押送体３
をレール４、４上面より僅かに浮揚させると共に、該凹
部３ｂ、３ｂから洩れて噴出する空気により、排土用ス
クリューの排出作用によってレール上を覆った土を排除
する。
の進退動方向前方を埋設管Ｂの推進計画線方向に向けて
発進立坑Ｃの底に配設され、推進工事にあっては押送体
３の回転軸７にパイロットカッターと方向修正手段を備
えたパイロットヘッド１１を継合して油圧シリンダー１
０、１０によりレール４、４上を前進させて土中に押送
し、次いでパイロットヘッド１１の継合を解除し押送体
３を後退させてパイロット管の前端をパイロットヘッド
１１の後端に、パイロット管の後端を回転軸７にそれぞ
れ継合して再度押送体３の前進により土中に押送する手
順を順次繰返して推進計画線に則して到達立坑まで完推
させた後、最後位のパイロット管の後端に掘削カッター
を備えた掘削ヘッドを連結し、掘削カッター軸には排土
用スクリューのスクリュー軸を連結し、スクリュー軸の
後端を回転軸７に連結すると共に、該排土用スクリュー
を包囲するケーシング筒と、ケーシング筒を被せた埋設
管Ｂを後続させて、押送体３に突設した当板にケーシン
グ筒及び埋設管Ｂの後端を当て、該押送体３の油圧シリ
ンダー１０による推力とモータ５によりベベルギア６、
８を介して回転する回転軸７の回転力による掘進と当該
排土用スクリュー、ケーシング筒、埋設管Ｂの継合手順
を繰返して、前記完推したパイロット管を案内として到
達立抗まで掘進し、次いで掘削ヘッド、排土用スクリュ
ー、ケーシング筒を回収することにより埋設管Ｂを布設
するもので、当該押送体３の進退動の過程において、機
外より凹部３ｂ、３ｂに圧縮空気を供給して該押送体３
をレール４、４上面より僅かに浮揚させると共に、該凹
部３ｂ、３ｂから洩れて噴出する空気により、排土用ス
クリューの排出作用によってレール上を覆った土を排除
する。
【００１１】実施例における推進機の押送体装置は前記
構成、作用であるから、押送体の進退動によるレールの
損耗を防ぐと共に、レール上を覆う排土を排除するの
で、推進作業が円滑に進行し、作業性が良好である。
構成、作用であるから、押送体の進退動によるレールの
損耗を防ぐと共に、レール上を覆う排土を排除するの
で、推進作業が円滑に進行し、作業性が良好である。
【図１】推進機の正面図。
【図２】図１の右側面図。
【図３】図２の一部拡大断面図。
１ 推進機 ２ 基盤 ３ 押送体 ３ａ 接面部 ３ｂ 凹部 ４ レール ５ モータ ６ ベベルギア ７ 回転軸 ８ ベベルギア ９ 当板 １０ 油圧シリンダー １１ パイロットヘッド Ｂ 埋設管 Ｃ 発進立坑
Claims (1)
- 【請求項１】 基盤に横設したレール上を進退動する押
送体の前記レール上面との接面部に、機外の圧縮空気供
給源に連絡し、しかも前記レール上面方向を開口した凹
部を設けてなる推進機における押送体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12044597A JPH10311196A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 推進機における押送体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12044597A JPH10311196A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 推進機における押送体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10311196A true JPH10311196A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14786391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12044597A Pending JPH10311196A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 推進機における押送体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10311196A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0997370A2 (en) | 1998-10-30 | 2000-05-03 | Fujikiko Kabushiki Kaisha | Steering column holding structure |
| CN108128603A (zh) * | 2018-01-19 | 2018-06-08 | 武汉大坦智能装备科技有限公司 | 球状爆珠高速植料机 |
| CN108128641A (zh) * | 2018-01-19 | 2018-06-08 | 武汉大坦智能装备科技有限公司 | 颗粒物高速植入装置 |
| CN111319947A (zh) * | 2018-12-17 | 2020-06-23 | 国际烟草机械波兰私人控股有限责任公司 | 珠状物进给方法和珠状物进给单元 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12044597A patent/JPH10311196A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0997370A2 (en) | 1998-10-30 | 2000-05-03 | Fujikiko Kabushiki Kaisha | Steering column holding structure |
| CN108128603A (zh) * | 2018-01-19 | 2018-06-08 | 武汉大坦智能装备科技有限公司 | 球状爆珠高速植料机 |
| CN108128641A (zh) * | 2018-01-19 | 2018-06-08 | 武汉大坦智能装备科技有限公司 | 颗粒物高速植入装置 |
| CN108128603B (zh) * | 2018-01-19 | 2023-07-28 | 武汉大坦智能装备科技有限公司 | 球状爆珠高速植料机 |
| CN108128641B (zh) * | 2018-01-19 | 2023-07-28 | 武汉大坦智能装备科技有限公司 | 颗粒物高速植入装置 |
| CN111319947A (zh) * | 2018-12-17 | 2020-06-23 | 国际烟草机械波兰私人控股有限责任公司 | 珠状物进给方法和珠状物进给单元 |
| CN111319947B (zh) * | 2018-12-17 | 2023-09-05 | 国际烟草机械波兰私人控股有限责任公司 | 珠状物进给方法和珠状物进给单元 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4247997A (en) | Trench excavating and shoring apparatus | |
| JPH10311196A (ja) | 推進機における押送体装置 | |
| CN204312080U (zh) | 多功能操作臂及地下隧道挖掘设备 | |
| US3998493A (en) | Combined milling and impact apparatus for tunneling | |
| CN212452846U (zh) | 集成式沟槽开挖机 | |
| JPS6131275B2 (ja) | ||
| CN214174058U (zh) | 高压水射流、刀具顺序作业的联合破岩试验装置 | |
| EP0080802A1 (en) | A machine for cutting a trench in rock | |
| CN112504897B (zh) | 高压水射流+刀具顺序作业的联合破岩试验装置及应用 | |
| GB1578898A (en) | Machine for cutting a preliminary groove or kerf around the working face of a tunnel | |
| CN209697594U (zh) | 盾构机刀盘清洗装置 | |
| JP4290311B2 (ja) | 既設トンネルの埋め戻し用シールド掘削機 | |
| JPH0718980A (ja) | トンネルボーリングマシン | |
| JP3821450B2 (ja) | トンネル掘進装置 | |
| JP4423182B2 (ja) | パイプルーフの施工装置 | |
| JP2983488B2 (ja) | パイプ推進機のアタッチメント | |
| CN212452847U (zh) | 集成式沟槽开挖机 | |
| CN214062950U (zh) | 一种用于井下煤矿的水力冲孔装置 | |
| JP2791261B2 (ja) | 多機能掘削機 | |
| CN114109430B (zh) | 一种硬岩切割截割两用掘进机 | |
| JP2010024798A (ja) | 縁切装置 | |
| JPS6344919B2 (ja) | ||
| JP2563975Y2 (ja) | 小口径管推進機械の推進装置 | |
| JPH01190891A (ja) | 鉄筋コンクリート構造物のはつり方法 | |
| JP3210596B2 (ja) | 矩形断面トンネル掘削機 |