JPH10309715A - Alc製造用ピンブリッジ固定装置およびその固定金具 - Google Patents
Alc製造用ピンブリッジ固定装置およびその固定金具Info
- Publication number
- JPH10309715A JPH10309715A JP12110497A JP12110497A JPH10309715A JP H10309715 A JPH10309715 A JP H10309715A JP 12110497 A JP12110497 A JP 12110497A JP 12110497 A JP12110497 A JP 12110497A JP H10309715 A JPH10309715 A JP H10309715A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- positions
- metal pieces
- pin
- pin bridge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 着脱容易で、使用数が少ない、確実に固定で
きるALC製造用ピンブリッジ固定装置およびその固定
金具を提供する。 【解決手段】 ALC製造用型枠長辺の上端側面に配置
された凹凸形金具と、凹凸形金具とピンブリッジとを固
定する固定金具からなる固定装置。凹凸金具と凹凸の凹
部に挿入し固定金具自体の移動を防止する挿入部位と、
ピンブリッジを挟み込むコの字部位と、その部位同士の
位置を調整する手段とを備えた固定金具。
きるALC製造用ピンブリッジ固定装置およびその固定
金具を提供する。 【解決手段】 ALC製造用型枠長辺の上端側面に配置
された凹凸形金具と、凹凸形金具とピンブリッジとを固
定する固定金具からなる固定装置。凹凸金具と凹凸の凹
部に挿入し固定金具自体の移動を防止する挿入部位と、
ピンブリッジを挟み込むコの字部位と、その部位同士の
位置を調整する手段とを備えた固定金具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はALC製造用ピンブ
リッジの移動を防止する固定装置および固定金具に関す
る。
リッジの移動を防止する固定装置および固定金具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ALCには強度を増す目的で、内部に網
状の補強筋が配置されている。この補強筋を、ALC製
造用型枠内に配置するために、図5に示すように、複数
のピンブリッジ10とピン11が用いられる。ピンブリ
ッジ10には、ピン11を挿すための穴が複数開けられ
ている。ピン11をこの穴に挿入し、これにスペーサー
と呼ばれる部品を取り付け、補強筋12を固定する。補
強筋12を固定したピンブリッジ10を型枠13に配置
し、ここに原料を流入する。
状の補強筋が配置されている。この補強筋を、ALC製
造用型枠内に配置するために、図5に示すように、複数
のピンブリッジ10とピン11が用いられる。ピンブリ
ッジ10には、ピン11を挿すための穴が複数開けられ
ている。ピン11をこの穴に挿入し、これにスペーサー
と呼ばれる部品を取り付け、補強筋12を固定する。補
強筋12を固定したピンブリッジ10を型枠13に配置
し、ここに原料を流入する。
【0003】原料は粘性が高いため、流入する際に補強
筋12を押し、それにつられてピンブリッジ10が移動
してしまうことがある。ピンブリッジ10が移動する
と、ALC内での補強筋の位置が変わってしまい、加工
した際にALC表面に露出し、補強筋の腐食の原因とな
る。補強筋の腐食は、ALC強度の著しい低下を引き起
こすことになり、重大な問題であるため、これを防止す
ることは重要な課題である。
筋12を押し、それにつられてピンブリッジ10が移動
してしまうことがある。ピンブリッジ10が移動する
と、ALC内での補強筋の位置が変わってしまい、加工
した際にALC表面に露出し、補強筋の腐食の原因とな
る。補強筋の腐食は、ALC強度の著しい低下を引き起
こすことになり、重大な問題であるため、これを防止す
ることは重要な課題である。
【0004】従来はピンブリッジの移動を防止するため
に、電気配管時に用いられるU字形の金具をピンブリッ
ジの横に固定していたが、この金具を用いる場合、固定
する際ねじ止めが必要であるため手間がかかる、ピンブ
リッジ1つに金具4個が必要である、小さいため型枠内
に落とすことがあるという問題があった。
に、電気配管時に用いられるU字形の金具をピンブリッ
ジの横に固定していたが、この金具を用いる場合、固定
する際ねじ止めが必要であるため手間がかかる、ピンブ
リッジ1つに金具4個が必要である、小さいため型枠内
に落とすことがあるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点を鑑みてなされたものであり、着脱が容易で、使
用数が少なくてすみ、確実に固定できる固定装置および
固定金具を提供することを目的とする。
問題点を鑑みてなされたものであり、着脱が容易で、使
用数が少なくてすみ、確実に固定できる固定装置および
固定金具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、本発明に係わる固定装置および固定金具は、型枠
側面に配置された凹凸形金具と、凹凸の凹部に挿入し固
定金具自体の移動を防止する挿入部位と、ピンブリッジ
を挟み込むためのコの字部位と、この2つの部位の位置
を調整するための手段を備えた固定金具からなることを
特徴とする。
めに、本発明に係わる固定装置および固定金具は、型枠
側面に配置された凹凸形金具と、凹凸の凹部に挿入し固
定金具自体の移動を防止する挿入部位と、ピンブリッジ
を挟み込むためのコの字部位と、この2つの部位の位置
を調整するための手段を備えた固定金具からなることを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係わる凹凸形金具は、図
1に示す形状で、鉄その他の金属でできており、高さ1
0〜50mm、幅10〜100mm、長さはALC製造
用型枠の長辺と同じ長さを持つL形金具1に、たて10
〜100mm、横10〜100mm、高さ10〜50m
mの凸形金具2が10〜100mm間隔で配置されてお
り、この凸形金具2の間に凹部3が形作られている。こ
こで、凸部の高さはL形金具の高さと同じであり、20
〜30mmであることが望ましい。また、凸形金具同士
の間隔は凸形金具の幅と同程度で40〜60mmである
ことが望ましい。凹凸形金具4は型枠の長辺側面に凹凸
を上に向け、凸部の上面が型枠より上に出ないように取
り付けられる。
1に示す形状で、鉄その他の金属でできており、高さ1
0〜50mm、幅10〜100mm、長さはALC製造
用型枠の長辺と同じ長さを持つL形金具1に、たて10
〜100mm、横10〜100mm、高さ10〜50m
mの凸形金具2が10〜100mm間隔で配置されてお
り、この凸形金具2の間に凹部3が形作られている。こ
こで、凸部の高さはL形金具の高さと同じであり、20
〜30mmであることが望ましい。また、凸形金具同士
の間隔は凸形金具の幅と同程度で40〜60mmである
ことが望ましい。凹凸形金具4は型枠の長辺側面に凹凸
を上に向け、凸部の上面が型枠より上に出ないように取
り付けられる。
【0008】固定金具は、図2に示す形状で、鉄その他
の金属でできており、凹凸形金具4の凹部3に挿入する
挿入部位5に関しては、凹凸形金具4の凹部3の幅より
わずかに小さい程度の幅と凹部3の深さと同じ程度の高
さと50〜100mmの奥行きを持つ。この挿入部位5
の内部に、磁石を組み込んでよい。コの字形部位6に関
しては、ピンブリッジ10の幅よりわずかに大きい程度
の幅で挟み込む部分の長さは任意である。
の金属でできており、凹凸形金具4の凹部3に挿入する
挿入部位5に関しては、凹凸形金具4の凹部3の幅より
わずかに小さい程度の幅と凹部3の深さと同じ程度の高
さと50〜100mmの奥行きを持つ。この挿入部位5
の内部に、磁石を組み込んでよい。コの字形部位6に関
しては、ピンブリッジ10の幅よりわずかに大きい程度
の幅で挟み込む部分の長さは任意である。
【0009】この固定金具9は、凹凸形金具4の取り付
けられた型枠13に補強筋12を吊り下げたピンブリッ
ジ10を載せた際、コの字型部位6でピンブリッジ10
を挟み込むことによって、ピンブリッジ10を固定し、
挿入部位5が凹凸形金具4の凹部3に挿入されることに
よって固定金具9自体が固定される。
けられた型枠13に補強筋12を吊り下げたピンブリッ
ジ10を載せた際、コの字型部位6でピンブリッジ10
を挟み込むことによって、ピンブリッジ10を固定し、
挿入部位5が凹凸形金具4の凹部3に挿入されることに
よって固定金具9自体が固定される。
【0010】
【実施例】図3、図4は本発明に係わるピンブリッジの
固定装置および固定金具の一実施例を概略的に示してお
り、図3は型枠に凹凸形金具を取り付け、ピンブリッジ
を載せた図、図4は固定部を拡大した図である。
固定装置および固定金具の一実施例を概略的に示してお
り、図3は型枠に凹凸形金具を取り付け、ピンブリッジ
を載せた図、図4は固定部を拡大した図である。
【0011】図3に示すように凹凸形金具4は、型枠1
3長辺の上端側面に、凹凸を上に向けて固定されてい
る。凹凸の方向は、型枠13の外側を向いていてもよ
い。凸形金具2の寸法は、たて46mm、横52mm、
高さ25mmで、52mm間隔で配置されている。
3長辺の上端側面に、凹凸を上に向けて固定されてい
る。凹凸の方向は、型枠13の外側を向いていてもよ
い。凸形金具2の寸法は、たて46mm、横52mm、
高さ25mmで、52mm間隔で配置されている。
【0012】図2の固定金具9は、凹凸形金具4の凹部
3に挿入する挿入部位5とピンブリッジ10を挟み込む
ためのコの字形部位6からなる。コの字形部位6の挿入
部位5との結合部は長穴7とネジ8を用いたねじ止め式
になっており、位置の調整が可能になっている。挿入部
位5の寸法はたて75mm、よこ50mm、高さ25m
m。コの字部位6の寸法は、幅158mm、ピンブリッ
ジを挟み込む部分の長さは75mm、高さは25mmで
ある。
3に挿入する挿入部位5とピンブリッジ10を挟み込む
ためのコの字形部位6からなる。コの字形部位6の挿入
部位5との結合部は長穴7とネジ8を用いたねじ止め式
になっており、位置の調整が可能になっている。挿入部
位5の寸法はたて75mm、よこ50mm、高さ25m
m。コの字部位6の寸法は、幅158mm、ピンブリッ
ジを挟み込む部分の長さは75mm、高さは25mmで
ある。
【0013】図3に示すように、型枠13に、ピン11
を差し補強筋12を固定したピンブリッジ10を配置
し、図4に示すように、ピンブリッジ10と凹凸形金具
4との隙間にある凹部3に固定金具9の挿入部位5を挿
入し、コの字形部位6の位置を調整し、ピンブリッジ1
0を挟み込み、固定する。この際、コの字形部位6の位
置調整中に固定金具9が脱落しないよう、挿入部位5の
内部には磁石が組み込まれている。
を差し補強筋12を固定したピンブリッジ10を配置
し、図4に示すように、ピンブリッジ10と凹凸形金具
4との隙間にある凹部3に固定金具9の挿入部位5を挿
入し、コの字形部位6の位置を調整し、ピンブリッジ1
0を挟み込み、固定する。この際、コの字形部位6の位
置調整中に固定金具9が脱落しないよう、挿入部位5の
内部には磁石が組み込まれている。
【0014】
【発明の効果】本発明により、ピンブリッジの移動を容
易に防止することができる。
易に防止することができる。
【図1】凹凸形金具を示す。
【図2】固定金具を示す。
【図3】凹凸形金具、ピンブリッジ、ピン、補強筋を配
置したALC製造用型枠を示す。
置したALC製造用型枠を示す。
【図4】固定の実施例の拡大図を示す。
【図5】従来の技術を示す。
1 凹凸形金具のL形金具 2 凹凸形金具の凸形金具 3 凹凸形金具の凹部 4 凹凸形金具全体 5 固定金具の挿入部位 6 固定金具のコの字部位 7 固定金具の位置調整用長穴 8 固定金具の位置調整用ネジ 9 固定金具全体 10 ピンブリッジ 11 ピン 12 補強筋 13 ALC製造用型枠
Claims (2)
- 【請求項1】 ALC製造用型枠長辺の上端側面に配置
された凹凸形金具と、凹凸形金具とピンブリッジとを固
定する固定金具からなるALC製造用ピンブリッジ固定
装置。 - 【請求項2】 上記の凹凸形金具と、凹凸の凹部に挿入
し固定金具自体の移動を防止する挿入部位と、ピンブリ
ッジを挟み込むコの字部位と、その部位同士の位置を調
整する手段とを備えたことを特徴とするALC製造用ピ
ンブリッジ固定金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12110497A JPH10309715A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | Alc製造用ピンブリッジ固定装置およびその固定金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12110497A JPH10309715A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | Alc製造用ピンブリッジ固定装置およびその固定金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10309715A true JPH10309715A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14802989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12110497A Pending JPH10309715A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | Alc製造用ピンブリッジ固定装置およびその固定金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10309715A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000291200A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-10-17 | Kobayashi Kirokushi Co Ltd | 建設資材および構築物、並びにこの建設資材または構築物に記録するデータの読み取り書き込み方法 |
JP2010504865A (ja) * | 2006-09-29 | 2010-02-18 | クセラ・バウシュトッフェ・ゲー・エム・ベー・ハー | 補強された多孔コンクリート躯体または気泡コンクリート躯体を製造するための方法およびそのための補強構造体ならびにこの種の方法に使用するための補強材保持フレーム |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12110497A patent/JPH10309715A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000291200A (ja) * | 1999-04-01 | 2000-10-17 | Kobayashi Kirokushi Co Ltd | 建設資材および構築物、並びにこの建設資材または構築物に記録するデータの読み取り書き込み方法 |
JP2010504865A (ja) * | 2006-09-29 | 2010-02-18 | クセラ・バウシュトッフェ・ゲー・エム・ベー・ハー | 補強された多孔コンクリート躯体または気泡コンクリート躯体を製造するための方法およびそのための補強構造体ならびにこの種の方法に使用するための補強材保持フレーム |
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