JPH10309410A - 吸水材圧縮脱水処理機 - Google Patents
吸水材圧縮脱水処理機Info
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- JPH10309410A JPH10309410A JP9119897A JP11989797A JPH10309410A JP H10309410 A JPH10309410 A JP H10309410A JP 9119897 A JP9119897 A JP 9119897A JP 11989797 A JP11989797 A JP 11989797A JP H10309410 A JPH10309410 A JP H10309410A
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Abstract
圧縮片と、水とに分別処理できる画期的な吸水材圧縮脱
水処理機を提供すること。 【解決手段】 機体1に水分を含んだ吸水材aを移送す
る移送装置2を対設し、この対設する移送装置2を移送
装置2の移送方向側程対向間隔が狭まるように形成して
この移送装置2間を前記水分を含んだ吸水材aが圧縮脱
水処理されながら移送されるように構成し、この移送装
置2の排出端部2Aの近傍にこの排出端部2Aより圧縮
脱水処理されて排出された圧縮片a'を移送装置2の排
出端部2Aより分離若しくは排出端部2Aより離れる方
向に誘導せしめる分離体3を設け、前記水分を含んだ吸
水材aを圧縮脱水処理することによりこの分離体3の内
側面及び外側面を伝り落ちる水を集水する集水部4をこ
の分離体3及び移送装置2の下方に設けた吸水材圧縮脱
水処理機。
Description
際に飾る花材を差し込み固定する発泡体などの吸水材
を、使用後に簡単に圧縮脱水処理することができる吸水
材圧縮脱水処理機に関するものである。
ら、例えば、冠婚葬祭の際には、図4に示すように発泡
材などにより構成された吸水材aに菊などの花材20を差
し込み固定し、この吸水材aに水を吸い込ませた上で花
器21に載置して飾っている。
前の脱水処理機として、単に吸水材aを捨て易いように
小さく圧縮して脱水処理する装置はあるが、脱水した水
と吸水材aの圧縮片とを分別処理できる圧縮脱水処理機
はなかった。
圧縮脱水処理された圧縮片と、水とに分別処理できる画
期的な吸水材圧縮脱水処理機を提供するものである。
明の要旨を説明する。
移送装置2を対設し、この対設する移送装置2を移送装
置2の移送方向側程対向間隔が狭まるように形成してこ
の移送装置2間を前記水分を含んだ吸水材aが圧縮脱水
処理されながら移送されるように構成し、この移送装置
2の排出端部2Aの近傍にこの排出端部2Aより圧縮脱
水処理されて排出された圧縮片a'を移送装置2の排出
端部2Aより分離若しくは排出端部2Aより離れる方向
に誘導せしめる分離体3を設け、前記水分を含んだ吸水
材aを圧縮脱水処理することによりこの分離体3の内側
面及び外側面を伝り落ちる水を集水する集水部4をこの
分離体3及び移送装置2の下方に設けたことを特徴とす
る吸水材圧縮脱水処理機に係るものである。
の容体状の集水部4の内側面に近接状態に前記分離体3
を設け、この分離体3の外側面と,この分離体3に近接
する前記集水部4の内側面との間の間隙bを、この分離
体3の外側面を伝わり落ちる水は侵入可能であって、且
つ前記移送装置2により圧縮脱水処理されて排出される
圧縮片a'の移送方向長さよりも短く,圧縮片a'が降下
侵入しにくい小間隙bに設定したことを特徴とする請求
項1記載の吸水材圧縮脱水処理機に係るものである。
成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に
記載の吸水圧縮脱水処理機に係るものである。
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
すると、移送装置2の移送方向側程対向間隔が狭まるよ
うに対設しているこの移送装置2間で吸水材aが圧縮脱
水処理されながら移送され、小さく捨て易い圧縮片a'
となって排出端部2Aより移送装置2外へ排出される。
a'は、排出端部2Aの近傍に設けた分離体3によって
排出端部2より分離若しくは離れる方向へ誘導されて機
体1外へ排出され、水分を含んだ吸水材aを圧縮脱水処
理することにより分離体3の内側面及び外側面を伝わり
落ちる水は移送装置2の下方に設けた集水部4に集水さ
れる。
処理して小さく捨て易い圧縮片a'にすることができる
上、この圧縮片a'は分離体3によって脱水処理により
生じる水とは別個に機体1外へ排出されるため、圧縮片
a'と水とを略確実に分別処理できることとなる。
体状の集水部4の内側面と分離体3の外側面との間隙b
をこの分離体3の外側面を伝わり落ちる水は侵入可能で
あって、且つ前記移送装置2により圧縮脱水処理されて
排出される圧縮片a'の移送方向長さよりも短く,圧縮
片a'が降下侵入しにくい小間隙bに設定しているか
ら、分離体3の外側面を伝わり落ちる水は間隙bより確
実に集水部4内へ流れ込む構成でありながら、圧縮片
a'は間隙bに降下侵入しにくく略確実に機体1外へ排
出されることとなる。
記分離体3に通水孔5を複数形成しているから、圧縮片
a'が分離体3の外側面を滑り落ちる際にこの圧縮片a'
に残った水が通水孔5から流れ出し易くなり、よって圧
縮片a'が一層良好に脱水されることとなる。
いて説明する。
移送装置2を対設し、この対設する移送装置2を移送装
置2の移送方向側程対向間隔が狭まるように設けてい
る。
bを巻回して成るローラベルトコンベアを採用して構成
している。また、図示していないが、このベルトコンベ
ア装置2のローラ2aの軸受けには、ローラ2aがスム
ーズに回転するようにベアリングを設けている。
ンベア装置2を上下に対設した場合を示している。ま
た、上方のベルトコンベア装置2の長さを短くし、これ
によって下方のベルトコンベア装置2上に形成される空
間部を吸水材aの投入部6とした場合を示している。
分を含んだ吸水材aを投入すると、吸水材aがベルトコ
ンベア装置2間を圧縮脱水処理されながら移送されて排
出端部2Aから圧縮片a'となって排出される。
ンベア装置2を採用しているから、吸水材a圧縮時の摩
擦抵抗が上がりにくく、吸水材aをスムーズに移送でき
ることとなる。
いる。
水部4の最も下方に位置する部位に排水管部4Aを垂設
している。
の上周縁部に立設壁部7を連設し、この立設壁部7の内
側面に、排出端部2Aより圧縮脱水処理されて排出され
た圧縮片a'をこの排出端部2Aより分離若しくは排出
端部2Aより離れる方向に誘導せしめる分離体3を設け
ている。
送装置2の排出端部2A方向へ向かって傾斜折曲する側
断面く字状の板材により構成し、この分離体3の折曲部
及びこの折曲部より上部に通水孔5を複数並設形成して
いる。
は、分離体3の下側板部の適所と立設壁部7の適所とに
ネジ通し孔8・9を設け、この各ネジ通し孔8・9間に
筒状のスペーサー10を配した上でネジ11を挿通してナッ
ト12止めする構成としている。符号15は座金である。従
って、スペーサー10の筒長を変更することで、簡単に分
離体3の外側面と立設壁部7の内側面との間隔bを設定
変更できる構成としている。
面との間隔bは、分離体3の外側面を伝わり落ちる水は
侵入可能であって、且つ前記移送装置2により圧縮脱水
処理されて排出される圧縮片a'の移送方向長さよりも
短く、圧縮片a'が降下侵入しにくい小間隙bに設定し
ている。
の上縁が下方に位置するように前記ネジ通し孔8・9の
形成位置を設定し、この分離体3の傾斜外側面に沿って
滑り落ちる圧縮片a'が立設板部7の上縁に引っ掛から
ずにスムーズに滑り落ちるように構成している。
部と排出端部2Aとの間の間隙cをこの分離体3によっ
て排出端部2Aから良好な圧縮片a'の分離作用が得ら
れる小間隙cに設定している。
り圧縮脱水処理されて排出された圧縮片a'は、分離体
3によって排出端部2Aから離れる方向に誘導され、こ
の分離体3の傾斜外側面上を滑って、機体1外へ排出落
下する。
側へ向かって傾斜するように折曲形成しているから、圧
縮片a'の排出端部2Aに対する良好な分離作用が得ら
れることとなる。
側面との間隔bを、分離体3の外側面を伝わり落ちる水
は侵入可能であって、且つ前記移送装置2により圧縮脱
水処理されて排出される圧縮片a'の移送方向長さより
も短く、圧縮片a'が降下侵入しにくい小間隙bに設定
しているから、圧縮片a'が移送装置2の移送作動によ
る移動慣性力によって常に押し出される方向へ付勢され
ていることと相俟ってこの圧縮片a'が集水部4内に降
下しにくく、集水部4へは圧縮脱水時の水だけが流れ落
ちることとなって、圧縮片a'は略確実に機体1外へ落
下排出することとなる。
り上部に通水孔5を複数並設形成したことにより、圧縮
片a'が分離体3の傾斜外側面を滑り落ちる際に図3中
の矢印のようにこの圧縮片a'に残った水分が通水孔5
から排出されることとなるから、これによって圧縮片
a'は分離体3に張り付きにくくなって分離体3からも
良好に分離し、圧縮片a'の前記間隙bへ降下侵入防止
効果が高まることとなる。
から排出される水を受け収納する水受体、14は前記排出
端部2Aから機体1外へ排出される圧縮片a'を受け収
納する収納体である。
分を含んだ吸水材を圧縮脱水処理して小さく捨て易い圧
縮片にすることができる上、この圧縮片は分離体によっ
て脱水処理により生じる水とは別個に機体外へ排出され
るため、圧縮片と水とを略確実に分別処理できることと
なる極めて実用性に秀れた吸水材圧縮脱水処理機とな
る。
体状の集水部の内側面と分離体の外側面との間隙をこの
分離体の外側面を伝わり落ちる水は侵入可能であって、
且つ前記移送装置により圧縮脱水処理されて排出される
圧縮片の移送方向長さよりも短く,圧縮片が降下侵入し
にくい小間隙に設定しているから、分離体の外側面を伝
わり落ちる水は間隙より確実に集水部内へ流れ込む構成
でありながら、圧縮片は間隙に降下侵入しにくく略確実
に機体外へ排出されることとなる一層分別性能に秀れた
構成の吸水材圧縮脱水処理機となる。
記分離体に通水孔を複数形成しているから、圧縮片が分
離体の外側面を滑り落ちる際にこの圧縮片に残った水が
通水孔から流れ出し易くなり、よって圧縮片が一層良好
に脱水されることとなる秀れた構成の吸水材圧縮脱水処
理機となる。
る。
た状態を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 機体に水分を含んだ吸水材を移送する移
送装置を対設し、この対設する移送装置を移送装置の移
送方向側程対向間隔が狭まるように形成してこの移送装
置間を前記水分を含んだ吸水材が圧縮脱水処理されなが
ら移送されるように構成し、この移送装置の排出端部の
近傍にこの排出端部より圧縮脱水処理されて排出された
圧縮片を移送装置の排出端部より分離若しくは排出端部
より離れる方向に誘導せしめる分離体を設け、前記水分
を含んだ吸水材を圧縮脱水処理することによりこの分離
体の内側面及び外側面を伝り落ちる水を集水する集水部
をこの分離体及び移送装置の下方に設けたことを特徴と
する吸水材圧縮脱水処理機。 - 【請求項2】 前記集水部を容体状に形成し、この容体
状の集水部の内側面に近接状態に前記分離体を設け、こ
の分離体の外側面と,この分離体に近接する前記集水部
の内側面との間の間隙を、この分離体の外側面を伝わり
落ちる水は侵入可能であって、且つ前記移送装置により
圧縮脱水処理されて排出される圧縮片の移送方向長さよ
りも短く,圧縮片が降下侵入しにくい小間隙に設定した
ことを特徴とする請求項1記載の吸水材圧縮脱水処理
機。 - 【請求項3】 前記分離体に、通水孔を複数形成したこ
とを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の吸
水圧縮脱水処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09119897A JP3088969B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 吸水材圧縮脱水処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09119897A JP3088969B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 吸水材圧縮脱水処理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10309410A true JPH10309410A (ja) | 1998-11-24 |
JP3088969B2 JP3088969B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=14772937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09119897A Expired - Lifetime JP3088969B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 吸水材圧縮脱水処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088969B2 (ja) |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP09119897A patent/JP3088969B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3088969B2 (ja) | 2000-09-18 |
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