JPH10309182A - 寒天及びその製造方法 - Google Patents
寒天及びその製造方法Info
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Abstract
し、優れた粘性と保水力を併せもつ寒天とその製造方法
を提供する。 【解決手段】 硫酸根含量が1〜10%の原料海藻を、
アルカリ処理を行うことなく、或いは硫酸根含量に応じ
たアルカリ処理を行った後、中性の熱水で寒天成分を抽
出し、1.5%寒天濃度のゲルにおけるゼリー強度が6
00g/cm2以下であり、かつ1.5%寒天濃度のゾ
ルにおける粘度が85℃において15cp以上である寒
天を得る。
Description
方法に係り、特にゼリー強度が低く且つ保水力と粘性に
優れた寒天とその製造方法に関する。
紅藻類の海藻から熱水により抽出され、濾過,ゲル化,
脱水及び乾燥工程を経て乾物化される。寒天の主成分
は、アガロースとアガロペクチンであり、これらのうち
ゲル化力(ゲル形成能及びゼリー強度を含む概念)の主
役をなすのはアガロースである。即ち、アガロースとア
ガロペクチンの比率がゲル化力を決定する一つの要因で
ある。従って大きなゲル化力を得たい場合には、アガロ
ペクチンを除去すればよいことが、従来より知られてい
る。通常、ゲル化力の大きい寒天を作るには、熱水によ
る抽出工程に先だって、原料海藻をアルカリ処理するこ
とが行われる。このアルカリ処理により、図1に示すよ
うに脱エステル化が起こり、硫酸基が外れて、3.6−
アンヒドロ−L−ガラクトースが形成される。この結果
アガロース成分の比率が高くなり、これがゲル化力を高
めることになる。
は、分子量である。寒天の製造にあっては、所望とする
ゲル化力の寒天を得るために抽出し易くする目的を含め
て、一般に酸添加により分子を切断して製造している。
更に食品その他の用途において、よりゼリー強度の低い
寒天(以下、低強度寒天という)を得たい場合には、熱
水抽出時或いはその後適当な段階においてかなりの酸処
理を行って寒天分子を切断することが有効であること
は、既に本出願人が提案している(特願平4−1488
55号)。また、酸処理を行わず、分子切断せずに抽出
すると、高強度で高融点になることが知られている(特
許第2560027号)。
藻の段階でアルカリ処理を行い、酸添加により熱水抽出
される一般的な寒天、更に熱水抽出時或いはその後に酸
処理を行って分子を切断して得られる低強度寒天は、分
子量が小さいために、用途によっては粘性が不十分であ
り、脆く、また保水力も大きくない。そこでこの発明
は、分子を切断することなく低ゼリー強度を実現し、優
れた粘性と保水力を併せもつ寒天とその製造方法を提供
することを目的とする。この発明はまた、原料海藻自身
の特性を活かして、分子を切断することなく、所望とす
るゲル化力の寒天を得ることを可能とした寒天の製造方
法を提供することを目的とする。
硫酸根含量が1〜10%の原料海藻から中性の熱水で抽
出された寒天成分により作られて、1.5%寒天濃度の
ゲルにおけるゼリー強度が600g/cm2以下(より
好ましくは、400g/cm2以下)であり、かつ、
(a)1.5%寒天濃度のゾルにおける粘度が85℃に
おいて15cp以上であること、あるいは(b)平均分
子量が40万〜200万の範囲にあること、の少なくと
も一方を満たすことを特徴としている。但し実用上、
1.5%寒天濃度のゲルにおいてゼリー強度は10g/
cm2以上、また1.5%寒天濃度のゾルにおける85
℃での粘度は200cp以下であることが好ましい。こ
の発明に係る寒天の製造方法は、原料海藻をその硫酸根
含量に応じて度合いが調整されたアルカリ処理を行った
後、水洗により十分にアルカリを除去し、より中性付近
の熱水で寒天成分を抽出濾過し、ゲル化した後脱水及び
乾燥することを特徴としている。この発明はまた、1.
5%寒天濃度のゲルにおけるゼリー強度が600g/c
m2以下(より好ましくは、400g/cm2以下)であ
り、かつ1.5%寒天濃度のゾルにおける粘度が85℃
において15cp以上である寒天を製造する方法であっ
て、硫酸根含量が1〜10%の原料海藻を中性の熱水で
処理して寒天成分を抽出濾過し、酸処理を行うことな
く、ゲル化した後脱水及び乾燥することを特徴としてい
る。更にこの発明において、前記アルカリ処理は、苛性
ソーダ,苛性カリ,消石灰,生石灰及び水酸化アンモニ
ウムから選ばれた処理液により、処理液濃度0.1〜1
0.0%,処理温度0〜100℃及び処理時間1〜18
0分の範囲で処理度合いを調整することを特徴とする。
含量及び原料海藻のアルカリ処理の度合いと、ゲル化力
の間に一定の相関関係があるという、本発明者等の知見
に基づいている。図2は、その相関関係を概念的に示し
ている。即ち、原料海藻は種類により硫酸根の含量が異
なるが、その含量が少なくなれば(即ち、アガロース含
量が高まれば)、ゲル化力は増し、また分子量が大きく
なればゲル化力は増す。更にこの二つの因子が合わさる
と、図2に示すようにより大きなゲル化力が得られる。
一方、硫酸根はアルカリ処理により、図1に示すように
脱硫酸されるため、硫酸根含量は、図3に示すように、
アルカリ処理の度合いと反比例することになる。従って
アルカリ処理の度合いが強い場合には、ゲル化力が増す
ことになる。
果、硫酸根含量が1〜10%の原料海藻の場合、原料海
藻のアルカリ処理を行うことなく、また抽出後の酸処理
を行うことなく、中性の熱水による抽出により、1.5
%寒天濃度のゲルにおけるゼリー強度が600g/cm
2以下であり、かつ1.5%寒天濃度のゾルにおける粘
度が85℃において15cp以上である寒天、即ち高強
度にならずしかも粘性に富んだ寒天を得ることができる
ことが明らかになった。アルカリ処理や酸処理を行う
と、アルカリ処理による脱硫酸、酸処理による分子切断
の結果、寒天ゲルは白濁して透明度が低くなるが、アル
カリ処理も酸処理も行わないと、透明なゲルが得られ
る。
に、原料海藻をその硫酸根含量に応じて度合いが調整さ
れたアルカリ処理を行った後、より中性付近の熱水で寒
天成分を抽出して濾過すれば、原料海藻の種類に依らず
一定のゲル化力の寒天を得ることができる。
の実施例を説明する。図4は、この発明の一実施例によ
る寒天製造工程である。図示のように原料海藻を、先ず
必要に応じてアルカリ処理する。アルカリ処理の度合い
は、原料海藻の硫酸根含量により決定するが、その詳細
は後述する。その後、中性の熱水による抽出を行い、以
下通常の工程に従って、濾過,ゲル化,冷凍脱水及び乾
燥工程を経て、寒天乾物を作る。
水溶液の種類と濃度、処理温度及び処理時間により調整
される。具体的に、図5は、処理温度を50℃一定と
し、処理時間をファクターとして、アルカリ処理の度合
いを変えたときの海藻(オゴノリCと天草C)の硫酸根
含量の変化を示したものである。図6は、処理時間を6
0分一定とし、処理温度をファクターとしてアルカリ処
理の度合いを変えたときの同様のデータである。原料の
硫酸根含量が4以下の場合には、海藻のアルカリ処理を
しないでも、ゼリー強度が200g/cm2以上で、か
つゾル粘度が15cp以上のものを得ることができる。
カ産)、天草B(チリ産)、オゴノリA(アルゼンチン
産)、オゴノリB(チリ産)について、図4のフローに
従い、アルカリ処理を行わない場合、及びアルカリ処理
(40℃,1時間及び80℃,1時間)を行った場合に
得られた寒天の物性を下記表1に示す。
処理及び40℃処理で、オゴノリAは無処理及び40℃
処理で、オゴノリBは40℃処理でそれぞれ目標とする
物性が得られる。実施例の場合、それぞれの条件で物性
が変化し、目標とする物性を得るには海藻の硫酸根の含
量によりアルカリ処理の度合いを変えること、更に中性
付近で抽出することにより分子を切断することなく分子
量を大きくする事により可能となる。結果として、1.
5%寒天濃度でゼリー強度600g/cm2以下であ
り、かつゾルにおける粘度が85℃で15cp以上であ
る物性が得られる。
産)とオゴノリC(ブラジル産)について、無処理と、
40℃,1時間のアルカリ処理を行った後、中性の熱水
で抽出した実施例のものと、従来よりある市販の寒天の
条件でアルカリ処理し抽出したもの、及び同程度のゼリ
ー強度になるように抽出pHを下げた寒天について、分
子量とゾル粘度を比較したものである。
寒天は、従来のものと同程度のゼリー強度にも拘わら
ず、分子量が大きくゾル粘度が高いことが分かる。また
表1に示すように、この発明による寒天は、離水量の点
でも、600g/cm2以上のゼリー強度のものに比べ
て低く、保水力が優れていることが確認された。図7
は、更に多くの海藻より抽出された種々の寒天について
得られたゼリー強度と分子量の関係をまとめたものであ
る。図7から、低ゼリー強度でしかも、優れた粘性と保
水性を示すこの発明に係る寒天の特異性が理解できる。
酸根含量が1〜10%の原料海藻を、アルカリ処理を行
うことなく、中性の熱水で処理して寒天成分を抽出して
濾過し、酸処理を行うことなく、ゲル化,脱水及び乾燥
工程を経て乾物化することにより、ゼリー強度が低くし
かも、粘性と保水力に優れた寒天を得ることができる。
また、原料海藻の硫酸根含量に応じて度合いが調整され
たアルカリ処理を行うことにより、一定のゼリー強度を
もつ寒天を得ることができる。
す図である。
す図である。
示す図である。
データである。
データである。
す。
Claims (5)
- 【請求項1】 硫酸根含量が1〜10%の原料海藻から
中性の熱水で抽出された寒天成分により作られて、1.
5%寒天濃度のゲルにおけるゼリー強度が600g/c
m2以下であり、かつ1.5%寒天濃度のゾルにおける
粘度が85℃において15cp以上であることを特徴と
する寒天。 - 【請求項2】 硫酸根含量が1〜10%の原料海藻から
中性の熱水で抽出された寒天成分により作られて、1.
5%寒天濃度のゲルにおけるゼリー強度が600g/c
m2以下であり、かつ寒天成分の平均分子量が40万〜
200万の範囲にあることを特徴とする寒天。 - 【請求項3】 原料海藻をその硫酸根含量に応じて度合
いが調整されたアルカリ処理を行った後、中性の熱水で
寒天成分を抽出濾過し、ゲル化した後脱水及び乾燥する
ことを特徴とする寒天の製造方法。 - 【請求項4】 1.5%寒天濃度のゲルにおけるゼリー
強度が600g/cm2以下であり、かつ1.5%寒天
濃度のゾルにおける粘度が85℃において15cp以上
である寒天を製造する方法であって、 硫酸根含量が1〜10%の原料海藻を中性の熱水で処理
して寒天成分を抽出濾過し、酸処理を行うことなく、ゲ
ル化した後脱水及び乾燥することを特徴とする寒天の製
造方法。 - 【請求項5】 前記アルカリ処理は、苛性ソーダ,苛性
カリ,消石灰,生石灰及び水酸化アンモニウムから選ば
れた処理液により、処理液濃度0.1〜10.0%,処
理温度0〜100℃及び処理時間1〜180分の範囲で
処理度合いを調整することを特徴とする請求項3記載の
寒天の製造方法。
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1997
- 1997-10-20 JP JP28635197A patent/JP3758834B2/ja not_active Expired - Fee Related
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