JPH10308904A - Tv/モニタ兼用受信機の画面縦横比変換制御装置 - Google Patents

Tv/モニタ兼用受信機の画面縦横比変換制御装置

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JPH10308904A
JPH10308904A JP9056828A JP5682897A JPH10308904A JP H10308904 A JPH10308904 A JP H10308904A JP 9056828 A JP9056828 A JP 9056828A JP 5682897 A JP5682897 A JP 5682897A JP H10308904 A JPH10308904 A JP H10308904A
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JP
Japan
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signal
screen
aspect ratio
phase
monitor
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Withdrawn
Application number
JP9056828A
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Ho Dae Hwang
鎬大 黄
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Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0117Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal
    • H04N7/0122Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving conversion of the spatial resolution of the incoming video signal the input and the output signals having different aspect ratios
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/44Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards
    • H04N5/46Receiver circuitry for the reception of television signals according to analogue transmission standards for receiving on more than one standard at will

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  • Computer Graphics (AREA)
  • Television Systems (AREA)
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構成で一般画面をワイド画面表示する
際の歪みを補正する。 【解決手段】 TV/モニタ兼用のワイド画面対応型受
信機の画面縦横比変換制御装置は,入力されたTV用信
号とモニタ用信号を選択的に切り換える入力信号選択ス
イッチCONT2と,選択信号の利得を調整する利得調
整部202と,その出力信号をクランピングするクラン
プ回路204と,クランピング信号をディジタル信号と
してサンプリングするA/D変換器302と,サンプリ
ング信号の横方向及び縦方向のアスペクト比を変換する
相変換器304と,A/D変換器と相変換器に接続され
て表示画面上の相の歪みを補正するようにサンプリング
クロック速度を調整するPLLシステム400とを備
え,ビデオデータサンプリング時にPLLシステムでサ
ンプリングクロック速度を変化させて,4×3画面を1
6×9画面に表示する際の相の歪曲を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,TV/モニタ兼用
受信機のワイド画面縦横比変換制御装置に係り,さらに
詳しくは,位相同期ループシステムを用いてサンプリン
グクロック速度を調整することにより,横×縦比率(ア
スペクト比)が4×3の通常画面を16×9のワイド画
面に表示する際に生じる水平歪み現象を補正するための
TV/モニタ兼用受信機のワイド画面縦横比変換制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,TV受像装置とモニタとは構造
が極めて類似しており,TV受像装置から放送局から送
信される電波を受信するアンテナ部と受信した電波を分
離処理するチューナ部とを取り除いたものが実質的にモ
ニタに相当する。
【0003】入力信号の形態に関しては,モニタの場合
は,R,G,B,H,Vの区分方式の信号で伝達され
る。これに対して,TV方式では映像信号に同期信号を
重ねた複合映像信号として伝達される。
【0004】R,G,Bの区分方式では,画面上の水平
周波数及び垂直周波数を自由を選択することができるの
で,高解像度の画像を得るに適している。TV受像装置
では,信号方式の仕様(例えば,NTSC,PAL,S
ECAMなど)に応じて,信号帯域,水平・垂直の偏向
周波数が定められている。また,複合映像信号は,ビデ
オ,水平/垂直の制限を受け,ビデオ帯域,色搬送波,
水平・垂直偏向周波数間に制限があるため,周波数を自
由に選択することができない。
【0005】ここで,解像度とは,細密な映像を表示で
きる程度を示している。解像度を示す方法として,一般
的に,DOT(点)×LINE(線)という単位を使用
する。例えば,解像度が640DOT×480LINE
とは,横に640個の点まで区別できる水平解像度と,
縦に480本の線を区別できる垂直解像度を有している
ことを意味している。
【0006】図1には,現在使用されている典型的な表
示装置の画面の縦横のアスペクト比が示されており,図
1(A)は,横×縦比率が4×3の一般画面を示し,図
1(B)は,横×縦比率が16×9のワイド画面を示し
ている。さらに,図1(C)及び図1(D)は,横×縦
比率が16×9のワイド画面に4×3の一般画面を表示
した場合の画面構成を示している。
【0007】さらに図2は,各画面に円形輪郭が表示さ
れる様子を模式的に示すものであり,図2(A)は横×
縦比率が4×3の一般画面に円形輪郭が表示された様子
を示しており,図2(B)は,横×縦比率が16×9の
ワイド画面に円形輪郭が歪んで表示された様子を示して
おり,さらに,図2(C)は,横×縦比率が16×9の
ワイド画面に横×縦比率が4×3の一般画面を表示し,
その一般画面上に円形輪郭が表示された様子を示してい
る。
【0008】図2に示すように,横×縦比率が4×3の
一般画面(図2(A))を横×縦比率が16×9のワイ
ド画面に表示させる場合,図2(B)に示すように,水
平方向に歪んだ画面が表示される。その理由を次に示
す。
【0009】すなわち,二種類の画面の各縦横寸法に関
して,横長さをそれぞれL1,L2とし,縦長さをそれ
ぞれH1,H2とする際,縦長さを同等にすれば,すな
わちH1=H2とすれば,横長さの比(L1:L2)に
は3:4の比率歪みが生ずる。したがって,相の歪み無
しに図2(C)に示すように表示するためには,図2
(B)の横長さL2を3/4倍ほど補正する必要があ
る。
【0010】ここで,従来のアスペクト比変換(Aspect
Ratio Conversion;以下,ARCと称する。)に対す
る特許としてはTV信号に適用される米国特許第5,1
59,438号があり,この特許には,画面の横×縦比
率が16×9のワイド画面に表示を行う際の画像補正技
術が開示されている。
【0011】ここで,既存のNTSC方式のTV信号は
横×縦比率が4×3であった。上記ARC特許によれ
ば,横×縦比率が4×3の一般画面用の映像を,横×縦
比率が16×9のワイド画面に適用することができる。
【0012】ところで,上記のような従来のARC技術
では,TV信号の輝度信号と色調信号をアナログ/ディ
ジタル変換後に,補間用フィルタを使用したり,メモリ
の読み出し/書き込みクロックの速度差を利用した圧縮
技法を用いた複雑なフィルタを使用しなければならない
という問題点があった。
【0013】また,NTSC信号は,同期信号と周波数
変調された信号が混合された空中波として伝送される。
そして,NTSCを追従するTV信号は,15.75K
Hzの水平周波数を有しており,秒当り30フレームを
有している。従って,従来の技術はNTSC信号のみを
処理できるに過ぎず,ワイド画面表示装備を用いるコン
ピュータの場合はこれを適用できなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,従来の技術
が抱える上記のような問題点に鑑みて成されたものであ
り,その目的は,補間用フィルタを使用する必要がな
く,ビデオデータサンプリング時に位相同期ループシス
テムを用いてサンプリングクロックの速度を変化させる
ことによりアスペクト比の変換を行うことが可能な,新
規かつ改良されたTV/モニタ兼用のワイド画面対応型
受信装置の画面横縦比変換制御装置を提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によれば,映像出力用のTV信号又はモニタ用
信号が入力されて,その映像信号をワイド画面に適応す
るように画面縦横比を変換制御するTV/モニタ兼用の
ワイド画面対応型受信機の画面縦横比変換制御装置が提
供される。そして,このTV/モニタ兼用のワイド画面
対応型受信機の画面縦横比変換制御装置は,請求項1に
記載のように,入力されたTV用信号とモニタ用信号を
選択的に切り換える入力信号選択スイッチと,入力信号
選択スイッチにより選択された信号の利得を調整する利
得調整部と,利得調整部により調整された信号をクラン
ピングするクランプ回路と,クランプ回路によりクラン
ピングされた信号をディジタル信号としてサンプリング
するA/D変換器と,A/D変換器によりサンプリング
されたディジタル信号の横方向及び縦方向のアスペクト
比を変換する相変換器と,A/D変換器と相変換器に接
続されて表示画面上の相の歪みを補正するようにサンプ
リングクロック速度を調整する位相同期ループシステム
とを備えたことを特徴としている。
【0016】さらに,上記位相同期ループシステムは,
請求項2に記載のように,A/D変換サンプリングクロ
ックと画面横縦比変換ポートのメモリ書込みクロックを
供給する第1位相同期ループと,メモリ読出クロックを
供給する第2位相同期ループとから構成することができ
る。
【0017】さらにまた,上記位相同期ループシステム
において,一般画面の横×縦比率をW1×H1(例え
ば,4×3),ワイド画面の横×縦比率をW2×H2
(例えば,16×9)とした場合に,第1位相同期ルー
プのクロック速度は第2位相同期ループのクロック速度
よりH1/W1倍(すなわち,3/4)遅延してサンプ
リングされることを特徴とする,請求項2に記載のTV
/モニタ兼用受信機の画面縦横比変換制御装置。
【0018】以上説明したように,本発明によれば,N
TSC方式のTV信号及びVGAモードのコンピュータ
信号を兼用したワイド画面対応型受信機において,ビデ
オデータサンプリング時に位相同期ループシステムを用
いてサンプリングクロックの速度を変化させることによ
り,横×縦比率が4×3の一般画面を横×縦比率が16
×9のワイド画面に表示させる際に表れる相の歪みを防
止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照しながら本
発明に基づいて構成されたTV/モニタ兼用受信機のワ
イド画面縦横比変換制御装置の好適な実施形態について
詳細に説明する。
【0020】図3は,本発明の実施の一形態にかかるT
V/モニタ兼用受信機のワイド画面縦横比変換制御装置
を示す回路図である。図示のように,本装置は,TV受
信部100とモニタ受信部200から大別して構成され
る。
【0021】まず,TV受信部100は,放送局から送
信される空中波を受信するアンテナ102と,受信され
た空中波を分離処理するチューナ部104とを有してい
る。さらに,TV受信部100は,チューナ部104か
らフィルタ106を介して送られる信号から映像信号を
検出するビデオデコーダ108と,ビデオデコーダ10
8により検出された映像信号の色調信号を検出する色調
変換器110と,ダブルスキャン技法で既存の15.7
3KHzの水平周波数を31.46KHzに変換するダ
ブルスキャナ112を有している。そして,ダブルスキ
ャナ112によりダブルスキャンされた信号は,複合器
114及びローパスフィルタ116を介して,TV信号
とモニタ用信号との選択を行う第2スイッチCONT2
に送られる。なお,インタフェース118は,ユーザが
受信するTV信号のチャネルを選択するためのものであ
る。さらに,TV受信部100には,TV信号に含まれ
る音声信号とモニタ用信号に含まれる音声信号とを選択
する第1スイッチCONT1と,その第1スイッチCO
NT1により選択された音声信号を処理して,スピーカ
122a,122bから出力するオーディオ回路120
が設けられている。なお,本明細書においては,アンテ
ナから受信されたテレビプログラム用の信号をTV信号
と称し,接続されたコンピュータから送られたコンピュ
ータ信号をモニタ用信号と称することにする。
【0022】一方,モニタ受信部200はダブルスキャ
ンしたTV信号とコンピュータから伝達されたモニタ用
信号を選択してその信号の利得を調整する利得調整部2
02と,利得調整部202により利得調整された信号を
クランピングするクランプ回路204と,クランプ回路
204の後端に相変換(アスペクト比変換)制御回路3
00を備えている。
【0023】ここで,相変換制御回路300は,クラン
プ回路204によりクランピングされた信号をディジタ
ル化するA/D変換器302と,ディジタル化された信
号を位相同期ループ(以下,PLLと称する)システム
400から供給されるサンプリング速度クロックに合わ
せてサンプリングする相変換装置304と,相変換装置
304により相変換された信号をアナログ信号に変換す
るD/A変換器306より構成される。
【0024】さらに,モニタ受信部200は,増幅部2
06を備えており,相変換制御回路300により相変換
された映像信号は,増幅部206により増幅された後,
公的にアスペクト比が変換された映像としてワイド画面
として構成されたCRT500に表示されるように構成
されている。
【0025】次に上記のように構成された本実施の形態
にかかるTV/モニタ兼用受信機のワイド画面縦横比変
換制御装置の動作について説明する。
【0026】まず,第3スイッチCONT3のスイッチ
ングにより,TV信号を受信するか,モニタ用信号を受
信するかを選択する。さらに,第1スイッチCONT1
のスイッチングにより,TV信号中のオーディオ信号を
受信するかコンピュータから伝送されるオーディオ信号
を受信するかを選択する。さらに,第2スイッチCON
T2により,ダブルスキャンしたTV信号またはモニタ
用信号を選択して,利得調整部202により利得調整さ
れた値を得る。さらに,利得調整部202の後端に接続
されたクランプ回路204によりクランピング処理され
た後に,A/D変換器302によりディジタル信号とし
てサンプリングされる。そして,サンプリング後に,相
変換装置304で位相同期ループシステム400から供
給されるクロック速度で相変換され,最終的にCRT5
00上に表示される。
【0027】ここで,相変換制御回路300の構成につ
いてさらに詳細に説明する。
【0028】この相変換制御回路300は,横×縦比率
が4×3の一般画面を横×縦比率が16×9のワイド画
面に表示させる際に生ずる相の歪みを補正するためにP
LLシステム400のサンプリングクロック速度を調整
する。
【0029】すなわち,ARC内のラインメモリ(図5
を参照のこと。)に書き込む際のビデオデータの大きさ
は,PLLシステム400から供給されたクロック速度
に応じてA/D変換サンプリングされる大きさと同等で
ある。従って,A/D変換器302でサンプリングする
クロック速度と,相変換装置(ARC)304内のライ
ンメモリに書き込むクロック速度と,ARC304内の
ラインメモリから読出すクロック速度の全てが同じな
ら,横×縦比率の4×3の画面が16×9画面に水平に
拡大されて表示される。
【0030】しかし,A/D変換サンプリングするクロ
ック速度とARC304内のラインメモリに書き込むク
ロック速度がARC304内のラインメモリから読み出
すクロック速度より3/4倍遅れると,ARC304内
のメモリにA/Dデータを書き込む際にデータは3/4
倍小さくなる。また,メモリ読み出しクロック速度には
変化がないので,全体的にデータは3/4倍圧縮され
る。
【0031】このサンプリングクロック速度調節機能を
果たすPLLシステム400は,本実施の形態によれ
ば,デュアル方式で構成される。
【0032】図4は本実施の形態にかかるPLLシステ
ムを示す回路図である。図示のように,PLLシステム
400はデュアル方式で構成されており,第1PLL4
10及び第2PLL420,さらに第1PLL410と
第2PLL420とに供給される周波数値を切り換える
選択スイッチSW5を備える。さらに各PLL410,
420は,位相検出器412,422とローパスフィル
タ414,414とVCO416,426をそれぞれ備
えており,さらに,選択スイッチSW5により選択され
た周波数が入力されるプログラマブル分配器(ドライ
バ)418,428を備えている。そして,図示のよう
に,第1PLL410の出力ポートからは,A/D変換
サンプリングクロックと画面横縦比変換ポートのメモリ
書込みクロックを供給し,第2PLL420の出力ポー
トからは,メモリ読出クロックを供給するように構成さ
れている。
【0033】PLLシステム400では,入力周波数を
判別して,適合した解像力のデータを供給し,現在の画
面状態を縦×横比率16×9のワイド状態に表示させる
か,ARCを通して縦×横比率4×3の通常状態に表示
させるかの制御信号を,選択スイッチSW5に供給す
る。
【0034】選択スイッチSW5が1番ルーチンを選択
する場合には,第1PLL410のプログラマブルドラ
イバ418と第2PLL420のプログラマブルドライ
バ428には同一の周波数が入力される。この場合に
は,A/Dサンプリング,メモリ書き込み,メモリ読み
出しの各クロック速度値は全て同じ周波数値を有するこ
とになる。
【0035】これに対して,選択スイッチSW5が2番
ルーチンを選択する場合には,第2PLL420には第
1PLL410に入力される周波数の3/4の値が入力
される。従って,A/Dサンプリングクロックとメモリ
書き込みクロックは,メモリ読み出しクロックより3/
4倍ほど低い周波数に設定される。
【0036】次に,相変換装置(ARC)304の動作
について図5を参照しながら説明する。なお,図5は本
実施の形態にかかる相変換装置(ARC)304を詳細
に示すブロック図である。図示のように,相変換装置
(ARC)304は,PLLシステム400から供給さ
れるメモリ書き込みクロックとメモリ読み出しクロック
を用いて,各ラインメモリに水平同期HーSYNC周期
にわたり書き込み動作と読み出し動作をを繰り返すよう
に構成されている。
【0037】次に,以上説明したPLLシステム400
のクロック速度調整による相変換装置(ARC)304
の動作関係を,図6に示す信号波形図を参照しながらさ
らに説明する。
【0038】まず,第1信号に示すように,A/Dクロ
ックとメモリ書き込みクロックとメモリ読み出しクロッ
クの全てが同じ速度の場合は,図6(A)に示す通りで
ある。すなわち,A/Dサンプリングしたデータの大き
さとメモリから読み出したデータ大きさが同じなので相
の変化がない。すなわち,a,b,c,dのA/Dサン
プリンングデータを同じ速度のメモリ読み出しクロック
1,r2,r3,r4で読み取るので,メモリから読み
出したデータは,図6(A)に示すように,a’,
b’,c’,d’を有する。
【0039】これに対して,第2信号のように,A/D
クロックとメモリ書き込みクロックの速度がメモリ読み
出しクロックの3/4倍ほど遅れる場合のメモリ読み出
したデータは,図6(B)に示すように,a1’,b
1',c1’のようになる。これは同じビデオ信号を3/
4倍ほど遅れた速度で読み取るので,該当区間のサンプ
リングデータの数が減るからである。すなわち,サンプ
リングクロックをメモリ読み出しクロックの3/4倍に
ダウンさせてサンプリングを行うので,サンプリングデ
ータが3/4倍に減少する。
【0040】このようにして減少したデータを早いメモ
リ読み出しクロックで読み取れば,同じ領域のデータは
a1',b 1’,c1'が3/4倍に圧縮され,図6(B)
に示すように,a1’,b1’,c1',a2’に減少す
る。従って,全体のビデオ領域が3/4倍に圧縮され相
変換された正常画面が表示されることになる。
【0041】一方,モニタの場合はTVのように一つの
周波数が入力されることはないので,多様な入力周波数
について多様な解像度の信号が入力される。従って,モ
ニターとして使われる場合は,ビデオデータのA/Dサ
ンプリング時の入力信号の解像度を認識してサンプリン
グ周波数を調節する必要がある。
【0042】これはサンプリング数(DOT数)を固定
させる場合,ビデオデータの復元時に相の歪曲が生ずる
ことを防止するための手段である。そして,PLLシス
テム400に供給される入力周波数と,その入力周波数
に応じて行われるPLLサンプリング数の関係は次の表
の通りである。
【0043】
【表1】
【0044】すなわち,表1に示すように,横×縦比率
が4×3の通常画面を横×縦比率が16×9のワイド画
面の全体に表示させる際のサンプリング数と相変換サン
プリング数を認識し,入力解像度に適合するようにサン
プリングが行われる。
【0045】以上,添付図面を参照しながら本発明の好
適な実施形態について説明したが,本発明はかかる例に
限定されないことは言うまでもない。当業者であれば,
特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内におい
て各種の変更例や修正例に想到しうることは明らかであ
り,それらについても当然に本発明の技術的範囲に属す
るものと了解される。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
複雑な構成のフィルタ装置などを用いずに簡単な装置構
成で,NTSC方式のTV信号及びVGAモードのコン
ピュータ信号を兼用したワイド画面対応型受信機におい
て,ビデオデータサンプリング時に位相同期ループシス
テムを用いてサンプリングクロックの速度を変化させる
ことにより,横×縦比率が4×3の一般画面を横×縦比
率が16×9のワイド画面に表示させる際に表れる相の
歪みを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】現在使用されている典型的な表示装置の画面の
縦横のアスペクト比を示す説明図であり,図1(A)
は,横×縦比率が4×3の一般画面を示し,図1(B)
は,横×縦比率が16×9のワイド画面を示している。
さらに,図1(C)及び図1(D)は,横×縦比率が1
6×9のワイド画面に4×3の一般画面を表示した場合
の画面構成を示している。
【図2】各画面に円形輪郭が表示される様子を模式的に
示す説明図であり,図2(A)は横×縦比率が4×3の
一般画面に円形輪郭が表示された様子を示しており,図
2(B)は,横×縦比率が16×9のワイド画面に円形
輪郭が歪んで表示された様子を示しており,さらに,図
2(C)は,横×縦比率が16×9のワイド画面に横×
縦比率が4×3の一般画面を表示し,その一般画面上に
円形輪郭が表示された様子を示している。
【図3】本発明にかかるTV/モニタ兼用受信機の画面
縦横比変換制御装置の実施の一形態にかかる回路図であ
る。
【図4】図3に示すTV/モニタ兼用受信機の画面縦横
比変換制御装置の位相同期ループシステムの実施の一形
態を示す回路図である。
【図5】図3に示すTV/モニタ兼用受信機の画面縦横
比変換制御装置の相変換装置の実施の一形態を示すブロ
ック図である。
【図6】図3に示すTV/モニタ兼用受信機の画面縦横
比変換制御装置に表れる波形を示す説明図である。
【符号の説明】
100 TV受信部 102 アンテナ 108 ビデオデコーダ 112 ダブルスキャナ 200 モニター受信部 202 利得調整部 204 クランプ回路 206 増幅部 300 相変換制御回路 302 A/D変換器 304 相変換装置(ARC) 306 D/A変換器 400 位相同期ループシステム 410 第1PLL 420 第2PLL 500 CRT
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/66 H04N 5/66 B 7/01 7/01 J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像出力用のTV信号又はモニタ用信号
    が入力されて,その映像信号をワイド画面に適応するよ
    うに画面縦横比を変換制御するTV/モニタ兼用のワイ
    ド画面対応型受信機の画面縦横比変換制御装置におい
    て,入力されたTV用信号とモニタ用信号を選択的に切
    り換える入力信号選択スイッチと,前記入力信号選択ス
    イッチにより選択された信号の利得を調整する利得調整
    部と,前記利得調整部により調整された信号をクランピ
    ングするクランプ回路と,前記クランプ回路によりクラ
    ンピングされた信号をディジタル信号としてサンプリン
    グするA/D変換器と,前記A/D変換器によりサンプ
    リングされたディジタル信号の横方向及び縦方向のアス
    ペクト比を変換する相変換器と,前記A/D変換器と相
    変換器に接続されて,表示画面上の相の歪みを補正する
    ようにサンプリングクロック速度を調整する位相同期ル
    ープシステムと,を備えたことを特徴とする,TV/モ
    ニタ兼用受信機の画面縦横比変換制御装置。
  2. 【請求項2】 前記位相同期ループシステムは,A/D
    変換サンプリングクロックと画面横縦比変換ポートのメ
    モリ書込みクロックを供給する第1位相同期ループと,
    メモリ読出クロックを供給する第2位相同期ループとか
    ら構成されることを特徴とする,請求項1に記載のTV
    /モニタ兼用受信機の画面縦横比変換制御装置。
  3. 【請求項3】 一般画面の横×縦比率をW1×H1,ワ
    イド画面の横×縦比率をW2×H2とした場合に,前記
    第1位相同期ループのクロック速度は第2位相同期ルー
    プのクロック速度よりH1/W1倍遅延してサンプリン
    グされることを特徴とする,請求項2に記載のTV/モ
    ニタ兼用幅受信機の画面縦横比変換制御装置。
JP9056828A 1996-02-24 1997-02-24 Tv/モニタ兼用受信機の画面縦横比変換制御装置 Withdrawn JPH10308904A (ja)

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