JPH10307742A - データ移行システム、データ移行用プログラムを格納 した記録媒体、及びデータ移行方法 - Google Patents

データ移行システム、データ移行用プログラムを格納 した記録媒体、及びデータ移行方法

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JPH10307742A
JPH10307742A JP9116727A JP11672797A JPH10307742A JP H10307742 A JPH10307742 A JP H10307742A JP 9116727 A JP9116727 A JP 9116727A JP 11672797 A JP11672797 A JP 11672797A JP H10307742 A JPH10307742 A JP H10307742A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークデータモデルからリレーショナ
ルデータモデルへの移行を、品質を落とさずに短期間で
行う。 【解決手段】 レコード移行手段1は、ネットワークデ
ータモデル10の移行前レコード11,12と同じ形式
の移行後レコード21,22を、リレーショナルデータ
モデル20用に作成する。主キー追加手段2は、移行後
レコード21,22の全てに対して、各レコード固有の
主キー23,24を追加する。リレーションキー追加手
段3は、移行前レコード11,12に付加されているポ
インタを参照し、子レコードとなる移行後レコード22
に対して、関係する親レコードの主キー23の値をリレ
ーションキー25として追加する。セット順キー追加手
段4は、子レコードとなる移行後レコード22に対し、
移行前レコード11,12の順序性を保証した値をセッ
ト順キー26として追加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ移行システ
ム、データ移行用プログラムを記録した媒体、及びデー
タ移行方法に関し、特にネットワークデータモデルのシ
ステムからリレーショナルデータモデルのシステムにデ
ータを移行するためのデータ移行システム、そのような
データ移行をコンピュータに実行させるためのデータ移
行プログラムを記録した媒体及びネットワークデータモ
デルからリレーショナルデータモデルへのデータ移行方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、システム構築で用いられるデータ
モデルとして、モデルの分かり易さ、データ独立性、デ
ータ操作の非手続性などの面からリレーショナルデータ
モデルが主流となっている。すでにネットワークデータ
モデルで構築されたシステムは、技術者の減少やメンテ
ナンスが容易でないことなど保守や運用面で不安が生じ
ているため、ネットワークデータモデルからリレーショ
ナルデータモデルへの移行が必要とされている。
【0003】ネットワークデータモデルでは、DBMS
(Data Base Management System) がレコード間の関係を
制御するポインタを持っている。これに対し、リレーシ
ョナルデータモデルでは、データを単純な表形式で表現
しており、1つの表の中ではデータに階層的な関係を持
たない。
【0004】ネットワークデータモデルにおけるポイン
タに関する情報はセット情報として各レコードに付加さ
れているが、利用者が意識的に設定するものではない。
しかも、リレーショナルデータモデルは階層的関係を持
たないことが前提であるため、レコード間の階層的関係
を示すセット情報をそのままリレーショナルデータモデ
ルのレコードに付加して利用することはできない。その
ため、ネットワークデータモデルのデータ構造のままリ
レーショナルデータモデルに移行すると、レコード間の
関係を判断することができなくなる。
【0005】したがって、データを移行する際には、リ
レーショナルデータモデルに適用できるようにデータ構
造を見直し、ネットワークデータモデルのデータを加工
してからデータの移行を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、データ構造の
変更は、そのデータを処理対象としているアプリケーシ
ョンプログラム(以後、単に「アプリケーション」と呼
ぶ)の処理機構全体に影響する。ネットワークデータモ
デルからリレーショナルデータモデルへデータを移行し
た場合、既存のアプリケーションをそのまま使用できな
いのは勿論であるが、部分的に変更して使用することも
困難である。そこで、既存アプリケーションを破棄し、
新しいデータ構造を処理するアプリケーションを別に作
成する必要があった。そのため、データを移行した際に
はデータベースシステム全体を作り直すことになり、デ
ータ移行全体にかかる作業時間・作業量・作業費用の負
担が大きかった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ネットワークデータモデルからリレーショナ
ルデータモデルへの移行を、品質を落とさずに短期間で
行うことができるデータ移行システムを提供することを
目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、コンピュータ
によるネットワークデータモデルからリレーショナルデ
ータモデルへの移行を、品質を落とさずに短期間で行う
ためのデータ移行用プログラムを提供することである。
【0009】また、本発明の別の目的は、ネットワーク
データモデルからリレーショナルデータモデルへの移行
を、品質を落とさずに短期間で行うためのデータ移行方
法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ポインタによりレコード間の関連付けが
なされているネットワークデータモデルのデータをリレ
ーショナルデータモデルのデータへ移行するためのデー
タ移行システムにおいて、前記ネットワークデータモデ
ルのデータの移行前レコードと同じ形式の移行後レコー
ドを作成するレコード移行手段と、前記移行後レコード
の全てに対して、各レコード固有の主キーを追加する主
キー追加手段と、前記移行前レコードに付加されている
ポインタを参照し、子レコードとなる前記移行後レコー
ドに対して、関係する親レコードの主キーをリレーショ
ンキーとして追加するリレーションキー追加手段と、前
記移行後レコードに対し、前記移行前レコードの順序性
を保証した値をセット順キーとして追加するセット順キ
ー追加手段と、を有することを特徴とするデータ移行シ
ステムが提供される。
【0011】このデータ移行システムによれば、まず、
レコード移行手段により、移行前レードと同じ形式の移
行後レコードが作成される。そして、移行後レコードの
親レコードには、主キー追加手段により主キーが追加さ
れる。また、移行後レコードの子レコードには、主キー
追加手段により主キーが追加され、リレーションキー追
加手段により親レコードの主キーと同じ値のリレーショ
ンキーが追加され、さらに、セット順キー追加手段によ
り、移行前レコードの順序性を保証したセット順キーと
が追加される。これにより、移行前レコード間の関係
が、主キー、リレーションキー及びセット順キーで表さ
れたリレーショナルデータモデルが生成される。その結
果、既存アプリケーションプログラムの処理構造を変え
ずに、データベースに対する操作命令を変更するだけ
で、移行後レコードを処理するためのアプリケーション
プログラムを作成することができる。
【0012】また、ポインタによりレコード間の関連付
けがなされているネットワークデータモデルからリレー
ショナルデータモデルへ移行するためのデータ移行用プ
ログラムを記録した媒体において、前記ネットワークデ
ータモデルの移行前レコードと同じ形式の移行後レコー
ドを作成するレコード移行機能と、前記移行後レコード
に対して、各レコード固有の主キーを追加する主キー追
加機能と、前記移行前レコードに付加されているポイン
タを参照し、子レコードとなる前記移行後レコードに対
して、親レコードとなる前記移行後レコードの主キーの
値をリレーションキーとして追加するリレーションキー
追加機能と、子レコードとなる前記移行後レコードに対
し、前記移行前レコードの順序性を保証した値をセット
順キーとして追加するセット順キー追加機能と、をコン
ピュータに実現させるためのデータ移行用プログラムを
記録した媒体が提供される。
【0013】このデータ移行用プログラムを記録した媒
体は、記録したデータ移行用プログラムをコンピュータ
で実行させることにより、ネットワークデータモデルの
データの移行前レコードと同じ形式の移行後レコードを
作成するレコード移行手段と、移行後レコードの全てに
対して、各レコード固有の主キーを追加する主キー追加
手段と、移行前レコードに付加されているポインタを参
照し、子レコードとなる移行後レコードに対して、関係
する親レコードの主キーをリレーションキーとして追加
するリレーションキー追加手段と、移行後レコードに対
し、移行前レコードの順序性を保証した値をセット順キ
ーとして追加するセット順キー追加手段と、を有するコ
ンピュータシステムを構築することができる。
【0014】また、ポインタによりレコード間の関連付
けがなされているネットワークデータモデルをリレーシ
ョナルデータモデルへ移行するためのデータ移行方法に
おいて、前記ネットワークデータモデルの移行前レコー
ドと同じ形式の移行後レコードを作成し、前記移行後レ
コードに対して、各レコード固有の主キーを追加し、前
記移行前レコードに付加されているポインタを参照し、
子レコードとなる前記移行後レコードに対して、親レコ
ードとなる前記移行後レコードの主キーの値をリレーシ
ョンキーとして追加し、子レコードとなる前記移行後レ
コードに対し、前記移行前レコードの順序性を保証した
値をセット順キーとして追加する、ことを特徴とするデ
ータ移行方法が提供される。
【0015】このデータ移行方法によれば、親レコード
には各レコード固有の主キーが付加され、子レコードに
は、各レコード固有の主キー、親レコードの主キーと同
じ値のリレーションキー、及び移行前レコードの順序が
示されたセット順キーが付加された移行後レコードが得
られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の原理構成図であ
る。この図では、ネットワークデータモデル10には、
レコードタイプが「レコードA」である移行前レコード
11と、レコードタイプが「レコードB」である移行前
レコード12とがある。移行前レコード11と移行前レ
コード12とは親子関係にある。
【0017】レコード移行手段1は、ネットワークデー
タモデル10の移行前レコード11,12と同じ形式の
移行後レコード21,22を、リレーショナルデータモ
デル20用に作成する。主キー追加手段2は、移行後レ
コード21,22の全てに対して、各レコード固有の主
キー23,24を追加する。リレーションキー追加手段
3は、移行前レコード11,12に付加されているポイ
ンタを参照し、子レコードとなる移行後レコード22に
対して、関係する親レコードの主キー23の値をリレー
ションキー25として追加する。
【0018】セット順キー追加手段4は、子レコードと
なる移行後レコード22に対し、移行前レコード11,
12の順序性を保証した値をセット順キー26として追
加する。ここで、移行前レコードの順序性を保証すると
は、ある親レコードに対して複数の子レコードがあった
場合、親レコードから順に呼び出されるレコードの順番
を崩さないことである。すなわち、移行後レコード22
のセット順キー26を比較すれば、親レコードから順検
索をした場合のレコードが呼び出される順番が判別でき
る。
【0019】このようなデータ移行システムによれば、
まず、レコード移行手段1により、ネットワークデータ
モデルと同一形式のレコード21,22が作成される。
これにより、既存のアプリケーションへの影響範囲が、
データベースに対する操作命令(データの定義命令も含
む)に限定される。作成されたリレーショナルデータモ
デル20の各レコード21,22には、主キー追加手段
2により主キー23,24が追加される。また、子レコ
ードとなるレコード22には、さらにリレーションキー
追加手段3とセット順キー追加手段4とにより、リレー
ションキー25とセット順キー26とが追加される。リ
レーションキー25によってレコード間の親子関係が特
定できる。また、セット順キー26によって、親子関係
が1対nの場合の子レコードの順序性が保証される。
【0020】従って、移行後のリレーショナルデータモ
デル20のデータに対しても、レコード間の親子関係や
子レコードの順序性に基づいたアクセスを行うことが可
能となる。この結果、ネットワークデータモデル10に
用いられていたアプリケーションの構造を変えずに、リ
レーショナルデータモデル20用のアプリケーションを
生成することができる。この際、アプリケーションの構
造を変えずにすむため、リレーショナルデータモデル1
0用のアプリケーションにおけるアクセス命令の命令文
を、1文ずつリレーショナルデータモデル20用のアク
セス命令の命令文へ変換することができる。したがっ
て、既存のアプリケーションのアクセス命令を機械的に
変換していけば、リレーショナルデータモデル20用の
アプリケーションを生成でき、作業が極めて容易であ
る。すなわち、データ移行作業を、少ない作業量で、迅
速にかつ安価に行うことができる。
【0021】なお、移行後レコード21,22に追加さ
れる主キー23,24の値には、対応するレコードの一
意性を保証するために、主キー23,24の追加処理ご
とにカウントアップされるカウンタの値を用いることが
できる。同様に、セット順キー26の順序性を保証する
ためにも、セット順キー26が設定される度にカウント
アップされるカウンタの値を用いることができる。ま
た、主キー23,24やセット順キー26を設定する日
時(タイムスタンプ)を、それらのキーの値として利用
してもよい。タイムスタンプを用いれば、常にそのキー
を設定した順番が保たれるとともに、別途カウンタを設
定する必要もない。ただし、セット順キー26の値にカ
ウンタやタイムスタンプを用いる場合、複数の子レコー
ド間の順序性を保つ必要があるため、データ移行時のセ
ット順キー26の追加処理を常に上位のレコードから順
に行わなければならない。
【0022】以上のような本発明のデータ移行システム
は、所定のプログラムをコンピュータで実行させること
により実現できる。また、データ移行のみならず、アプ
リケーションの変更をコンピュータで行うこともでき
る。そこで、コンピュータを用いてデータ移行とアプリ
ケーションの変更とを行う実施の形態を、以下に説明す
る。なお、本発明の処理を記述したプログラムは、コン
ピュータに付属する各種記録媒体に格納されている。
【0023】図2は、本発明の実施の形態を示す図であ
る。コンピュータ30は、既存のアプリケーション41
を、リレーショナルデータモデル60に適用可能なアプ
リケーション42へ変換するデータ操作命令変換プログ
ラム31を有している。また、ネットワークデータモデ
ル50をリレーショナルデータモデル60へ変換するプ
ログラムは、レコードA用データ移行プログラム32と
レコードB用データ移行プログラム33とに別れてい
る。レコードA用データ移行プログラム32は、図1の
中のレコード移行手段1と主キー追加手段2との処理機
能を実行するための命令が記述されている。レコードB
用データ移行プログラム33は、図1の中の全ての処理
機能を実行するための命令が記述されている。
【0024】図3は、本実施の形態によるデータ移行状
況を示す図である。ネットワークデータモデル50に
は、親レコードとなる「レコードA」に属する2つのレ
コード51,52がある。ここで、レコード51の内容
を「A1」とし、レコード52の内容を「A2」とす
る。レコード51の子レコードには、「レコードB」に
属するレコード53がある。レコード52の子レコード
には、「レコードB」に属する2つのレコード54,5
5がある。ここで、レコード53の内容を「B1」、レ
コード54の内容を「B2」、レコード55の内容を
「B3」とする。 レコードA用データ移行プログラム
32は、レコード51,52の形式を変えずに、そのま
まリレーショナルデータモデル60のレコード61,6
2とする。同様に、レコードB用データ移行プログラム
33は、レコード53〜55の形式を変えずに、そのま
まリレーショナルデータモデル60のレコード63,6
4,65とする。
【0025】次に、レコードA用データ移行プログラム
32は、2つのレコード61,62の主キー項目に主キ
ー61a,62aを追加する。同様に、レコードB用デ
ータ移行プログラム33は、レコード63〜65に対し
て主キー63a,64a,65aを追加する。これらの
主キー61a,62a,63a,64a,65aは、対
応するレコード毎に個別の値が設定される。この例で
は、それぞれの主キーとして「ta1」、「ta2」、
「tb1」、「tb2」、「tb3」が設定されてい
る。
【0026】レコードB用データ移行プログラム33
は、子レコードとなるレコード63〜65のリレーショ
ンキー項目に、各レコードの親レコードに追加されてい
る主キーの値をリレーションキー63b,64b,65
bとして追加する。この結果、レコード63には、レコ
ード61の主キー61aの値、すなわち「ta1」がリ
レーションキー63bとして追加される。残りの2つの
レコード64,65は、共にレコード62を親レコード
としているため、レコード62の主キー62aの値、す
なわち「ta2」がリレーションキー64b,65bと
して追加される。なお、レコードの関連性は、ネットワ
ークデータモデル50の各レコードに付加されたポイン
タ(図中、各レコード間の矢印で示している)を参照す
ることにより判別できる。
【0027】最後に、レコードB用データ移行プログラ
ム33は、子レコードとなるレコード63〜65のセッ
ト順キー項目に、ネットワークデータモデル50の順序
性を保証したセット順キー63c,64c,65cを追
加する。順序性を崩さないためには、ネットワークデー
タモデル50の親レコードとなるレコード51,52か
ら、ポインタが指し示すレコードを順番に追っていく。
そして、ポインタで示されたレコードから順に番号を振
っていく。この例では、セット順キー63c,64c,
65cの値には、タイムスタンプを用いるものとする。
これにより、まずレコード63には「tbn1」のセッ
ト順キー63cが設定される。そして、ポインタの順番
通りに、レコード64には「tbn2」のセット順キー
64cが設定され、レコード65には「tbn3」のセ
ット順キー65cが設定される。
【0028】このようにして、リレーショナルデータモ
デル60のデータが作成される。なお、レコードB用デ
ータ移行プログラム33は、ポインタがそのレコードの
親レコードを指していることを確認することにより、そ
のレコードが最後であることを認識する。
【0029】データの移行を行った後、アプリケーショ
ンを変更する。この際、変更するのは、既存のアプリケ
ーションの中のデータ操作命令のみである。以下、アプ
リケーションの例と、そのアプリケーションによるデー
タアクセスの流れとを、レコードの検索時と更新時とに
分けて説明する。
【0030】図4は、レコードの検索時のデータアクセ
ス状況を示す図である。図中、左側にネットワークデー
タモデル50におけるレコードの検索例を示しており、
右側にリレーショナルデータモデル60におけるレコー
ドの検索例を示している。
【0031】この例では、既存アプリケーションに、 (a1) 「MOVE ’A2’ TO エントリキー項目」 「GET ANY レコードA」 (b1) 「GET NEXT ’レコードB’ WITHIN
’A−B’」 (c1) 「GET NEXT ’レコードB’ WITHIN
’A−B’」 というデータ操作命令が含まれていた場合を考える。
(a1)は「レコードA」の検索処理(エントリキー項
目によるレコードの直接検索)である。この例では、
「エントリキー項目」に「A2」を設定し、「レコード
A」の中から「A2」のレコード52を取得する。(b
1)は、子レコードの順検索である。「レコードB」に
属するレコードの中から、(a1)で検索したレコード
52の子レコードを検索する。これによりレコード54
が取得できる。(c1)は、(b1)の処理と同様に子
レコード順検索であり、この検索により「B3」のレコ
ード55が取得できる。
【0032】このような命令を、データ操作命令変更プ
ログラム31により変更すると、以下のようになる。 (a2) 「MOVE ’A2’ TO エントリキー項目」 「READ レコードA KEY IS エントリキー
項目」 (b2) 「MOVE 主キー項目.レコードA TO リレーシ
ョンキー退避」 「MOVE MIN値 TO セット順キー退避」 「START レコードB KEY > リレーション
キー退避 セット順キー退避」 「READ レコードB NEXT」 (c2) 「MOVE セット順キー項目.レコードB TO セ
ット順キー退避」 「START レコードB KEY > リレーション
キー退避 セット順キー退避」 「READ レコードB NEXT」 (a2)は、レコードAの検索処理であり、(a1)の
命令をリレーショナルデータベース制御用の命令に変換
したものである。レコードの形式は変更されていないた
め、検索前の各種キー項目への設定値は既存の処理機構
を利用でき、「A2」のレコード62の直接検索が行え
る。
【0033】(b2)は、レコードBの検索処理であ
り、(b1)の命令をリレーショナルデータベース制御
用の命令に変換したものである。この命令では、リレー
ション退避領域66とセット順退避領域67との2つの
レコード退避領域を使用している。これらの退避領域
は、レコードB検索用のアプリケーションプログラムの
作業領域に定義されている。
【0034】(b2)の1行目では、(a2)で検索し
たレコード62の主キー61bの値を、リレーション退
避領域66に設定している。2行目では、セット順キー
退避領域67に下限値(MIN値)を設定している。通
常「0」を下限値とする。3行目では、「レコードB」
の「ta2」がリレーションキーとして追加されている
レコードの中で、セット順キーが最も小さい値のレコー
ドの位置が指定される。この例では、「B2」のレコー
ド64のセット順キー64cが最も小さいため、レコー
ド64の位置が指定される。4行目では、指定された位
置の次のレコード、すなわち「B2」のレコード64を
取得する。
【0035】(c2)は、レコードBの検索処理であ
り、(c1)の命令をリレーショナルデータベース制御
用の命令に変換したものである。1行目では、(b2)
で取得したレコード64のセット順キー64cの値をセ
ット順キー退避領域67に設定する。なお、リレーショ
ンキー退避領域66の値はそのままである。2行目、3
行目は、(b2)の3行目、4行目と同じである。すな
わち、2行目の命令によりセット順キーが「tbn2」
の次ぎの値「tbn3」であるレコード65の位置が指
定され、3行目の命令によりレコード65を取得する。
【0036】図5は、レコードの更新時のデータアクセ
ス状況を示す図である。図中、左側にネットワークデー
タモデル50におけるレコードの更新例を示しており、
右側にリレーショナルデータモデル60におけるレコー
ドの更新例を示している。
【0037】この例では、既存アプリケーションに、 (d1) 「MOVE ’A1’ TO エントリキー項目」 「GET ANY レコードA」 (e1) 「STORE ’レコードB’ WITHIN ’A−
B’」 というデータ操作命令が含まれていた場合を考える。
(d1)では、レコードAの検索(エントリキー項目に
よるレコードの直接検索)を行う。すなわち、子レコー
ドの追加を行うために、まず親レコードを直接検索す
る。(e1)では、レコードBの更新(子レコードの追
加)を行う。この命令により、「A1」のレコード51
の子レコードとして、「B4」のレコード56が追加さ
れる。
【0038】このような命令を、データ操作命令変更プ
ログラム31により変更すると、以下のようになる。 (d2) 「MOVE ’A1’ TO エントリキー項目」 「READ レコードA KEY IS エントリキー
項目」 (e2) 「MOVE 主キー項目. レコードA TO リレー
ションキー退避」 「MOVE タイムスタンプ TO セット順キー退
避」 「WRITE レコードB FROM レコードB出力
用の退避領域」 ここで、(d2)の命令は、検索時の(a2)の命令と
同様の処理である。(e2)は、レコードBの更新処理
(子レコードの追加)であり、(e1)の命令をリレー
ショナルデータベース制御用の命令に変換したものであ
る。1行目では、リレーションキー退避領域66に、
(d1)で検索した親レコードの主キー値を設定する。
2行目では、セット順キー退避領域67にタイムスタン
プ(tbn4)を設定する。3行目では、レコードB出
力用の退避領域のレコードを、レコードBのレコード6
8として追加する。このとき、このレコード68の主キ
ー68a、リレーションキー68b、セット順キー68
cが追加される。リレーションキー68bにはリレーシ
ョンキー退避領域66の値が設定され、セット順キー6
8cにはセット順キー退避領域67のタイムスタンプが
設定される。
【0039】以下に、具体的なデータを用いて、データ
移行例を示す。図6は、ネットワークデータモデルと移
行後のリレーショナルデータモデルとのデータ構造の例
を示す図である。
【0040】ネットワークデータモデル50には、従業
員レコード50aと家族レコード50bとが格納されて
いる。従業員レコード50aには「名前」と「役職」と
の項目がある。家族レコード50bには、「名前」と
「続柄」との項目がある。これらのレコードはポインタ
t1〜t6により関連付けられている。そして、各レコ
ードには、セット情報50cが付加されている。セット
情報50cには、「前」と「後」との項目がある。
「前」は、そのレコードの直前のレコードを示すポイン
タが示されている。「後」は、そのレコードの次の順番
のレコードへのポインタが示されている。なお、このセ
ット情報50cは、利用者が意識して設定するものでは
ない。
【0041】図の例では、「Y田Y夫」には、「Y田1
美」という妻と二人の子供がおり、長男の名前が「Y田
1朗」、次男の名前が「Y田2朗」である。また、「Y
田Y志」には、「Y田1子」という妻がいる。
【0042】このようなデータをリレーショナルデータ
モデル60に移行すると、従業員レコード60aと家族
レコード60bとがそのままの形式で移行される。セッ
ト情報50cは移行されないが、セット情報50cの代
りに、従業員レコード60aには主キー60cが追加さ
れ、家族レコード60bには主キー60d、リレーショ
ンキー60e及びセット順キー60fが追加される。こ
れにより、レコード間の関係を示す情報が保持される。
【0043】以上のようなデータ移行を行うことによ
り、各レコードタイプ(「従業員レコード」、「家族レ
コード」などの別)毎にデータを移行でき、データ移行
作業が容易となる。その結果、データ移行プログラムの
標準化が可能となっている。
【0044】また、ネットワークデータモデルにおいて
使用されていた既存のアプリケーションのデータ操作命
令を1文ずつ置き換えていくことにより、リレーショナ
ルデータモデルのアプリケーションとして利用でき、し
かも、変更個所がデータ操作命令に限られるので、変更
プログラムの作成が容易である。なお、データ操作命令
の変更は簡単であるため、データ命令変更プログラムを
使わずに利用者が編集プログラム(エディタ)などを用
いて手操作で命令を書き換えることも可能である。
【0045】以上の理由により、データの移行を行った
際にシステム全体を変更する必要がなく、ネットワーク
データモデルからリレーショナルデータモデルへの移行
を安価で、短期間、高品質に行うことが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデータ移行
システムでは、レコード形式を変えずにレコードを移行
する手段と、移行したレコードに主キー、リレーション
キー及びセット順キーを追加する各手段とを備えたた
め、移行後もレコードの形式に変更がなく、かつレコー
ド間の親子関係および子レコードの順序性を保持したま
まリレーショナルデータモデルへ移行することができ
る。その結果、既存のアプリケーションプログラムの流
用が可能となり、データの移行が安価で、短期間、高品
質に行うことができる。
【0047】また、本発明のデータ移行用プログラムを
記録した媒体によれば、記録したデータ移行用プログラ
ムをコンピュータで実行させることにより、上記のデー
タ移行システムをコンピュータによって実現することが
可能となる。
【0048】また、本発明のデータ移行方法によれば、
レコード形式を変えずにレコードを移行し、移行したレ
コードに主キー、リレーションキー及びセット順キーを
追加するようにしたため、レコードタイプごとに移行で
き、データの移行が容易とな。しかも、移行後のレコー
ドは、移行前のレコードと同じ形式であり、かつレコー
ド間の親子関係および子レコードの順序性が保持されて
いるため、既存のアプリケーションプログラムの流用が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図である。
【図3】本実施の形態によるデータ移行状況を示す図で
ある。
【図4】レコードの検索時のデータアクセス状況を示す
図である。
【図5】レコードの更新時のデータアクセス状況を示す
図である。
【図6】ネットワークデータモデルと移行後のリレーシ
ョナルデータモデルとのデータ構造の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 レコード移行手段 2 主キー追加手段 3 リレーションキー追加手段 4 セット順キー追加手段 10 ネットワークデータモデル 11,12 移行前レコード 20 リレーショナルデータモデル 21,22 移行後レコード 23,24 主キー 25 リレーションキー 26 セット順キー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】このような命令を、データ操作命令変換
ログラム31により変更すると、以下のようになる。 (a2) 「MOVE ’A2’ TO エントリキー項目」 「READ レコードA KEY IS エントリキー
項目」 (b2) 「MOVE 主キー項目.レコードA TO リレーシ
ョンキー退避領域」 「MOVE MIN値 TO セット順キー退避領域」 「START レコードB KEY > リレーション
キー退避領域 セット順キー退避領域」 「READ レコードB NEXT」 (c2) 「MOVE セット順キー項目.レコードB TO セ
ット順キー退避領域」 「START レコードB KEY > リレーション
キー退避領域 セット順キー退避領域」 「READ レコードB NEXT」 (a2)は、レコードAの検索処理であり、(a1)の
命令をリレーショナルデータベース制御用の命令に変換
したものである。レコードの形式は変更されていないた
め、検索前の各種キー項目への設定値は既存の処理機構
を利用でき、「A2」のレコード62の直接検索が行え
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】(b2)は、レコードBの検索処理であ
り、(b1)の命令をリレーショナルデータベース制御
用の命令に変換したものである。この命令では、リレー
ションキー退避領域66とセット順キー退避領域67と
の2つのレコード退避領域を使用している。これらの退
避領域は、レコードB検索用のアプリケーションプログ
ラムの作業領域に定義されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】(b2)の1行目では、(a2)で検索し
たレコード62の主キー62aの値を、リレーション退
避領域66に設定している。2行目では、セット順キー
退避領域67に下限値(MIN値)を設定している。通
常「0」を下限値とする。3行目では、「レコードB」
の「ta2」がリレーションキーとして追加されている
レコードの中で、セット順キーが最も小さい値のレコー
ドの位置が指定される。この例では、「B2」のレコー
ド64のセット順キー64cが最も小さいため、レコー
ド64の位置が指定される。4行目では、指定された位
置のレコード、すなわち「B2」のレコード64を取得
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】このような命令を、データ操作命令変換
ログラム31により変更すると、以下のようになる。 (d2) 「MOVE ’A1’ TO エントリキー項目」 「READ レコードA KEY IS エントリキー
項目」 (e2) 「MOVE 主キー項目. レコードA TO リレー
ションキー退避領域」 「MOVE タイムスタンプ TO セット順キー退避
領域」 「WRITE レコードB FROM レコードB出力
用の退避領域」 ここで、(d2)の命令は、検索時の(a2)の命令と
同様の処理である。(e2)は、レコードBの更新処理
(子レコードの追加)であり、(e1)の命令をリレー
ショナルデータベース制御用の命令に変換したものであ
る。1行目では、リレーションキー退避領域66に、
d2)で検索した親レコードの主キー値を設定する。
2行目では、セット順キー退避領域67にタイムスタン
プ(tbn4)を設定する。3行目では、レコードB出
力用の退避領域のレコードを、レコードBのレコード6
8として追加する。このとき、このレコード68の主キ
ー68a、リレーションキー68b、セット順キー68
cが追加される。リレーションキー68bにはリレーシ
ョンキー退避領域66の値が設定され、セット順キー6
8cにはセット順キー退避領域67のタイムスタンプが
設定される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】また、ネットワークデータモデルにおいて
使用されていた既存のアプリケーションのデータ操作命
令を1文ずつ置き換えていくことにより、リレーショナ
ルデータモデルのアプリケーションとして利用でき、し
かも、変更個所がデータ操作命令に限られるので、変更
プログラムの作成が容易である。なお、データ操作命令
の変更は簡単であるため、データ操作命令変換プログラ
ムを使わずに利用者が編集プログラム(エディタ)など
を用いて手操作で命令を書き換えることも可能である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】また、本発明のデータ移行方法によれば、
レコード形式を変えずにレコードを移行し、移行したレ
コードに主キー、リレーションキー及びセット順キーを
追加するようにしたため、レコードタイプごとに移行で
き、データの移行が容易とな。しかも、移行後のレコ
ードは、移行前のレコードと同じ形式であり、かつレコ
ード間の親子関係および子レコードの順序性が保持され
ているため、既存のアプリケーションプログラムの流用
が可能である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細谷 隆志 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 鈴木 洋 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 原口 忠博 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 笹川 義信 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 圓佛 久幸 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインタによりレコード間の関連付けが
    なされているネットワークデータモデルからリレーショ
    ナルデータモデルへ移行するためのデータ移行システム
    において、 前記ネットワークデータモデルの移行前レコードと同じ
    形式の移行後レコードを作成するレコード移行手段と、 前記移行後レコードに対して、各レコード固有の主キー
    を追加する主キー追加手段と、 前記移行前レコードに付加されているポインタを参照
    し、子レコードとなる前記移行後レコードに対して、親
    レコードとなる前記移行後レコードの主キーの値をリレ
    ーションキーとして追加するリレーションキー追加手段
    と、 子レコードとなる前記移行後レコードに対し、前記移行
    前レコードの順序性を保証した値をセット順キーとして
    追加するセット順キー追加手段と、 を有することを特徴とするデータ移行システム。
  2. 【請求項2】 前記セット順キー追加手段は、セット順
    キーの追加処理を行う日時を、セット順キーの値とする
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ移行システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークデータモデル用に作成され
    たアプリケーションプログラムのデータ操作命令を、前
    記主キー、前記リレーションキー、及び前記セット順キ
    ーを用いて前記移行後レコードを操作する命令に変更す
    るデータ操作命令変更手段をさらに有することを特徴と
    する請求項1記載のデータ移行システム。
  4. 【請求項4】 前記データ操作命令変更手段は、前記ア
    プリケーションプログラム中に子レコードの順検索命令
    があると、親レコードの前記主キーと同じ値の前記リレ
    ーションキーを持った子レコードの前記セット順キーを
    参照して子レコードの順検索を行うような命令に変更す
    ることを特徴とする請求項3記載のデータ移行システ
    ム。
  5. 【請求項5】 ポインタによりレコード間の関連付けが
    なされているネットワークデータモデルからリレーショ
    ナルデータモデルへ移行するためのデータ移行用プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記ネットワークデータモデルの移行前レコードと同じ
    形式の移行後レコードを作成するレコード移行機能と、 前記移行後レコードに対して、各レコード固有の主キー
    を追加する主キー追加機能と、 前記移行前レコードに付加されているポインタを参照
    し、子レコードとなる前記移行後レコードに対して、親
    レコードとなる前記移行後レコードの主キーの値をリレ
    ーションキーとして追加するリレーションキー追加機能
    と、 子レコードとなる前記移行後レコードに対し、前記移行
    前レコードの順序性を保証した値をセット順キーとして
    追加するセット順キー追加機能と、 をコンピュータに実現させるためのデータ移行用プログ
    ラムを記録した媒体。
  6. 【請求項6】 ポインタによりレコード間の関連付けが
    なされているネットワークデータモデルをリレーショナ
    ルデータモデルへ移行するためのデータ移行方法におい
    て、 前記ネットワークデータモデルの移行前レコードと同じ
    形式の移行後レコードを作成し、 前記移行後レコードに対して、各レコード固有の主キー
    を追加し、 前記移行前レコードに付加されているポインタを参照
    し、子レコードとなる前記移行後レコードに対して、親
    レコードとなる前記移行後レコードの主キーの値をリレ
    ーションキーとして追加し、 子レコードとなる前記移行後レコードに対し、前記移行
    前レコードの順序性を保証した値をセット順キーとして
    追加する、 ことを特徴とするデータ移行方法。
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