JPH0527960A - データベース構築方法 - Google Patents
データベース構築方法Info
- Publication number
- JPH0527960A JPH0527960A JP3184693A JP18469391A JPH0527960A JP H0527960 A JPH0527960 A JP H0527960A JP 3184693 A JP3184693 A JP 3184693A JP 18469391 A JP18469391 A JP 18469391A JP H0527960 A JPH0527960 A JP H0527960A
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- JP
- Japan
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- data
- database
- design
- items
- data base
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 データベースの自動設計とシステム内のサブ
システム別出力項目とデータベース項目の関連体系図作
成から仮想データベース設計の自動化を実現する。 【構成】 システム仕様に基づきデータの名称を統一1
−2しながらデータの出力フォームを設計しする第1の
過程1−1と、データ階層やキー項目や従属データの分
類等を入力すると共にデータの階層分割1−3と属性デ
ータを分類1−4することによりデータの定義を行なう
第2の過程と、入力されたデータの特性をもとにデータ
をデータテーブル別に正規化2−1し、出力フォーム別
に正規化されたデータを全フォームのデータの整合性を
チェックしながら構造化2−2してデータベースを作成
する第3の過程と、データ構造化のデータを活用3−1
し、画面イメージ毎にデータ関連図を作成3−2し、画
面別の表示項目より各画面のイメージ別に仮想データベ
ースを作成3−3する第4の過程によりデータベースを
構築する。
システム別出力項目とデータベース項目の関連体系図作
成から仮想データベース設計の自動化を実現する。 【構成】 システム仕様に基づきデータの名称を統一1
−2しながらデータの出力フォームを設計しする第1の
過程1−1と、データ階層やキー項目や従属データの分
類等を入力すると共にデータの階層分割1−3と属性デ
ータを分類1−4することによりデータの定義を行なう
第2の過程と、入力されたデータの特性をもとにデータ
をデータテーブル別に正規化2−1し、出力フォーム別
に正規化されたデータを全フォームのデータの整合性を
チェックしながら構造化2−2してデータベースを作成
する第3の過程と、データ構造化のデータを活用3−1
し、画面イメージ毎にデータ関連図を作成3−2し、画
面別の表示項目より各画面のイメージ別に仮想データベ
ースを作成3−3する第4の過程によりデータベースを
構築する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータベース構築方法に
係り、特にコンピュータによる統合生産システム(CI
M=Computer Integrated Man
ufacuring)や製造自動化システム(FA=F
actory Automation)等、複雑化、大
規模化されたシステムを開発する場合、マンマシンイン
ターフェースとしての多種類の出力帳票や表示画面から
システムの標準データベースを設計する設計作業やシス
テム変更作業等の効率化に好適なデータベース構築方法
に関する。
係り、特にコンピュータによる統合生産システム(CI
M=Computer Integrated Man
ufacuring)や製造自動化システム(FA=F
actory Automation)等、複雑化、大
規模化されたシステムを開発する場合、マンマシンイン
ターフェースとしての多種類の出力帳票や表示画面から
システムの標準データベースを設計する設計作業やシス
テム変更作業等の効率化に好適なデータベース構築方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】システム開発計画またはシステム変更計
画により提案されたシステム要求定義からシステムが具
備すべき機能を解析し、情報処理上の各工程における出
力データの帳票イメージおよび画面表示イメージの設計
を行ないシステム運用に必要なデータ項目全てを出力帳
票、出力表示画面毎に設計する。このデータ項目設計に
より、キー項目、キーに対する従属関係、データの型、
桁数等を明確化する。これらをもとにしてデータ項目名
の整理を行ないデータ構造を設計する。
画により提案されたシステム要求定義からシステムが具
備すべき機能を解析し、情報処理上の各工程における出
力データの帳票イメージおよび画面表示イメージの設計
を行ないシステム運用に必要なデータ項目全てを出力帳
票、出力表示画面毎に設計する。このデータ項目設計に
より、キー項目、キーに対する従属関係、データの型、
桁数等を明確化する。これらをもとにしてデータ項目名
の整理を行ないデータ構造を設計する。
【0003】この時、データフォーム定義からデータ構
造の定義を行ないデータ設計するが、データ設計時に
「正規化」作業を行なわないとデータベースは不要デー
タや重複データ等でごみだらけになってしまう。「正規
化」はデータの冗長性を取り除き、データ相互の参照関
係を保ち、関連性を持った複数のデータテーブルに分割
する作業である。
造の定義を行ないデータ設計するが、データ設計時に
「正規化」作業を行なわないとデータベースは不要デー
タや重複データ等でごみだらけになってしまう。「正規
化」はデータの冗長性を取り除き、データ相互の参照関
係を保ち、関連性を持った複数のデータテーブルに分割
する作業である。
【0004】図4は従来のデータベース構築方法におけ
る正規化作業の各ステップの説明図である。同図は講座
別に講師対象者を検索する講師対象者リストの例を示す
ものである。データ構造としては1)が正規化前の状
態、2)が単純な表に変換した状態(第1正規形)、
3)が余分な従属関係をa)講座テーブルとb)従業員
テーブルとc)部課テーブルとd)講師テーブルとそれ
ぞれ別な表に分けた状態(第3正規形)にそれぞれ対応
するものである。
る正規化作業の各ステップの説明図である。同図は講座
別に講師対象者を検索する講師対象者リストの例を示す
ものである。データ構造としては1)が正規化前の状
態、2)が単純な表に変換した状態(第1正規形)、
3)が余分な従属関係をa)講座テーブルとb)従業員
テーブルとc)部課テーブルとd)講師テーブルとそれ
ぞれ別な表に分けた状態(第3正規形)にそれぞれ対応
するものである。
【0005】さて、図4の「1)正規化前」の状態の構
成では、表形式とはなっていない。そして、従業員コー
ド(講師コード)から認定日までのフィールド群は同じ
講座名に対して不定個数発生する。そこで、講師コード
から認定日までのフィールドの全てに講座名を付けるこ
とによって、「2)単純な表に変換する」ための正規化
で2次元の表に変換する。これが、第1正規形である。
しかし、同じデータが繰り返し登場しているデータは領
域が無駄になるし、データ変更が発生した時は複数箇所
変更しなければならず、処理が非常に煩雑になる。
成では、表形式とはなっていない。そして、従業員コー
ド(講師コード)から認定日までのフィールド群は同じ
講座名に対して不定個数発生する。そこで、講師コード
から認定日までのフィールドの全てに講座名を付けるこ
とによって、「2)単純な表に変換する」ための正規化
で2次元の表に変換する。これが、第1正規形である。
しかし、同じデータが繰り返し登場しているデータは領
域が無駄になるし、データ変更が発生した時は複数箇所
変更しなければならず、処理が非常に煩雑になる。
【0006】そのため、第1正規形から更にデータキー
と従属関係にある講座コードと講座名、講師コードと講
師名、部課コードと部課名を取り出し、他のテーブルと
の従属関係を考慮しながら「4)余分な従属関係を別の
表に分ける」作業を行なう。これが第3正規形である。
と従属関係にある講座コードと講座名、講師コードと講
師名、部課コードと部課名を取り出し、他のテーブルと
の従属関係を考慮しながら「4)余分な従属関係を別の
表に分ける」作業を行なう。これが第3正規形である。
【0007】従来は正規化前の複数ある出力のデータフ
ォームから第1正規形、さらに第3正規形へのデータ構
造設計を全てペーパー上で実施していたため、システム
規模が大きくなればなる程、データ設計が複雑になり、
多くの時間を費やし、しかも設計を誤る可能性があり、
その時の変更がまた大変であった。更に、システム変更
に対しても、どの項目をどこのサブシステムで使用して
いるかのデータ項目の関連が分かりにくく、変更作業に
時間がかかり、更に変更誤りが多々発生していた。
ォームから第1正規形、さらに第3正規形へのデータ構
造設計を全てペーパー上で実施していたため、システム
規模が大きくなればなる程、データ設計が複雑になり、
多くの時間を費やし、しかも設計を誤る可能性があり、
その時の変更がまた大変であった。更に、システム変更
に対しても、どの項目をどこのサブシステムで使用して
いるかのデータ項目の関連が分かりにくく、変更作業に
時間がかかり、更に変更誤りが多々発生していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータベース構
築方法は以上のように実施していたので、多種類の出力
フォームのデータからデータの発生源、出力フォームイ
メージ間におけるデータ相互関連、データ間の従属関係
などからデータを分析し、人間系によりペーパ上で正規
化作業を実施していたため、非常に多くの時間を費や
し、また同一項目を重複して持ってしまう等の問題があ
った。
築方法は以上のように実施していたので、多種類の出力
フォームのデータからデータの発生源、出力フォームイ
メージ間におけるデータ相互関連、データ間の従属関係
などからデータを分析し、人間系によりペーパ上で正規
化作業を実施していたため、非常に多くの時間を費や
し、また同一項目を重複して持ってしまう等の問題があ
った。
【0009】本発明は上記のような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、データベースの自動設計
とシステム内のサブシステム別出力項目とデータベース
項目の関連体系図作成から仮想データベース設計の自動
化を実現したデータベース構築方法を提供することを目
的とする。
決するためになされたもので、データベースの自動設計
とシステム内のサブシステム別出力項目とデータベース
項目の関連体系図作成から仮想データベース設計の自動
化を実現したデータベース構築方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、データの名称を統一しながらデータの出
力フォームを設計する第1の過程と、データの階層分割
と属性データを分類することによりデータの定義を行な
う第2の過程と、データの正規化と構造化によりデータ
ベースを作成するデータ構造化の第3の過程と、出力フ
ァイル別にデータの構造化を行ないデータの関連図から
仮想データベースを作成する第4の過程を備えるデータ
ベース構築方法を提供するものである。
に、本発明は、データの名称を統一しながらデータの出
力フォームを設計する第1の過程と、データの階層分割
と属性データを分類することによりデータの定義を行な
う第2の過程と、データの正規化と構造化によりデータ
ベースを作成するデータ構造化の第3の過程と、出力フ
ァイル別にデータの構造化を行ないデータの関連図から
仮想データベースを作成する第4の過程を備えるデータ
ベース構築方法を提供するものである。
【0011】
【作用】上記手段において、第1の過程ではシステム仕
様に基づきデータの名称を統一しながらデータの出力フ
ォームを設計し、第2の過程ではデータ階層やキー項目
や従属データの分類等を入力すると共にデータの階層分
割と属性データを分類することによりデータの定義を行
ない、第3の過程で入力されたデータの特性をもとにデ
ータをデータテーブル別に正規化し、出力フォーム別に
正規化されたデータを全フォームデータの整合性をチェ
ックしながら構造化してデータベースを作成し、次の第
4の過程でデータ構造化のデータを活用し、画面イメー
ジ毎にデータ関連図を作成し、画面別の表示項目より各
画面のイメージ別に仮想データベースを作成する。
様に基づきデータの名称を統一しながらデータの出力フ
ォームを設計し、第2の過程ではデータ階層やキー項目
や従属データの分類等を入力すると共にデータの階層分
割と属性データを分類することによりデータの定義を行
ない、第3の過程で入力されたデータの特性をもとにデ
ータをデータテーブル別に正規化し、出力フォーム別に
正規化されたデータを全フォームデータの整合性をチェ
ックしながら構造化してデータベースを作成し、次の第
4の過程でデータ構造化のデータを活用し、画面イメー
ジ毎にデータ関連図を作成し、画面別の表示項目より各
画面のイメージ別に仮想データベースを作成する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例に係るデータベー
ス構築方法の説明図である。図において、1はデータ定
義装置、2はデータ構造化装置、3は仮想データベース
設計装置をそれぞれ示しており、データ構造化装置2に
はデータベース保存ファイル4が、仮想データベース設
計装置3にはデータベース保存ファイル5がそれぞれ接
続される。以上のような系統において、データ定義装置
1には出力フォーム設計1−1、データ名称統一1−
2、階層分割1−3、従属データ分類1−4の各動作ス
テップが含まれ、データ構造化装置2にはデータ正規化
2−1、データ構造化2−2の各動作ステップが含ま
れ、仮想データベース設計装置3には画面別データ構造
化3−1、画面別データ関連図3−2、仮想データベー
ス作成3−3の各動作ステップが含まれる。そして、出
力フォーム設計1−1からデータ正規化2−1の作業で
は対話型の設計が行なわれ、データ構造化2−2から仮
想データベース作成3−3までは自動設計が行なわれ
る。
ス構築方法の説明図である。図において、1はデータ定
義装置、2はデータ構造化装置、3は仮想データベース
設計装置をそれぞれ示しており、データ構造化装置2に
はデータベース保存ファイル4が、仮想データベース設
計装置3にはデータベース保存ファイル5がそれぞれ接
続される。以上のような系統において、データ定義装置
1には出力フォーム設計1−1、データ名称統一1−
2、階層分割1−3、従属データ分類1−4の各動作ス
テップが含まれ、データ構造化装置2にはデータ正規化
2−1、データ構造化2−2の各動作ステップが含ま
れ、仮想データベース設計装置3には画面別データ構造
化3−1、画面別データ関連図3−2、仮想データベー
ス作成3−3の各動作ステップが含まれる。そして、出
力フォーム設計1−1からデータ正規化2−1の作業で
は対話型の設計が行なわれ、データ構造化2−2から仮
想データベース作成3−3までは自動設計が行なわれ
る。
【0014】以上のような系統構成において、つぎにそ
の作用を説明する。
の作用を説明する。
【0015】データ定義装置1はイメージ設計されたデ
ータフォームから対話形式で出力フォーム設計1−1の
ソフトウェアにより出力フォームを画面上で設計し、各
データ項目に対する名称を入力する。入力した名称のう
ち、新名称は名称テーブルに登録し、システム内での同
一項目重複名称をデータ名称統一1−2でチェックす
る。
ータフォームから対話形式で出力フォーム設計1−1の
ソフトウェアにより出力フォームを画面上で設計し、各
データ項目に対する名称を入力する。入力した名称のう
ち、新名称は名称テーブルに登録し、システム内での同
一項目重複名称をデータ名称統一1−2でチェックす
る。
【0016】システム内で使用する出力フォームのフォ
ーム設計および項目名称の入力が全て終了したら、各画
面毎にデータ項目名を全て取り出し、階層分割1−3の
階層分割部で繰り返し発生する項目を階層別に分類す
る。
ーム設計および項目名称の入力が全て終了したら、各画
面毎にデータ項目名を全て取り出し、階層分割1−3の
階層分割部で繰り返し発生する項目を階層別に分類す
る。
【0017】次に、分類した階層別にキー項目を設定す
る。更に、同一階層内で従属関係にあるデータ項目に対
してキー項目を指定し、従属データ分類1−4で従属関
係毎にグループ分けする。
る。更に、同一階層内で従属関係にあるデータ項目に対
してキー項目を指定し、従属データ分類1−4で従属関
係毎にグループ分けする。
【0018】以上のような動作を通じて、データ定義装
置1では出力フォーム別に入力されたデータ項目に対し
て、1)階層レベル区分、2)階層キー項目、3)従属
区分、4)従属キー項目を分類して指定し、それぞれ区
分記号を設定する。
置1では出力フォーム別に入力されたデータ項目に対し
て、1)階層レベル区分、2)階層キー項目、3)従属
区分、4)従属キー項目を分類して指定し、それぞれ区
分記号を設定する。
【0019】なお、以上の処理はコンピュータ画面との
対話形式で実行するが、一例を図2に「1)データ定義
表」として示す。
対話形式で実行するが、一例を図2に「1)データ定義
表」として示す。
【0020】次に、データ構造化装置2によりデータの
構造化を行なうが、事前にデータは正規化されている必
要がある。データ正規化2−1では図2の「2)データ
正規化」の関連図に例示するように、データ定義により
設定した区分記号を用いて、(1)第1正規化への分類
から、(2)第2正規化への分類を経て、(3)第3正
規化までの分類をソフトウェアにより自動的に実行す
る。これは、階層レベル別に従属キーに対する従属項目
を別々のテーブルに分割し、データテーブル名を設定す
ることにより実行される。更に、それぞれのテーブルに
対する上位階層または下位従属区分との接続キーが設定
されていない場合は接続キー項目を設定する。
構造化を行なうが、事前にデータは正規化されている必
要がある。データ正規化2−1では図2の「2)データ
正規化」の関連図に例示するように、データ定義により
設定した区分記号を用いて、(1)第1正規化への分類
から、(2)第2正規化への分類を経て、(3)第3正
規化までの分類をソフトウェアにより自動的に実行す
る。これは、階層レベル別に従属キーに対する従属項目
を別々のテーブルに分割し、データテーブル名を設定す
ることにより実行される。更に、それぞれのテーブルに
対する上位階層または下位従属区分との接続キーが設定
されていない場合は接続キー項目を設定する。
【0021】以上のような過程を経てここに分割された
データテーブルに対して、それぞれのデータテーブル名
を対話形式で設定する。データの構造化にはこのテーブ
ル名が重要なキーとなるため、十分に注意して設定する
ことが必要である。
データテーブルに対して、それぞれのデータテーブル名
を対話形式で設定する。データの構造化にはこのテーブ
ル名が重要なキーとなるため、十分に注意して設定する
ことが必要である。
【0022】そして、全てのデータに対して同じ方法で
出力フォーム別に正規化作業を行なう。正規化作業が終
了したら、次に、データ構造化2−2でデータ構造作成
作業を行う。これは、データテーブル名毎にデータを整
理してゆくことになるが、システム内データの整合性を
チェックしながら作成する。そして、データテーブル名
別に整理、統合されたデータ構造によりデータベース保
存ファイル4を構築する。
出力フォーム別に正規化作業を行なう。正規化作業が終
了したら、次に、データ構造化2−2でデータ構造作成
作業を行う。これは、データテーブル名毎にデータを整
理してゆくことになるが、システム内データの整合性を
チェックしながら作成する。そして、データテーブル名
別に整理、統合されたデータ構造によりデータベース保
存ファイル4を構築する。
【0023】次に、出力フォーム別の正規化データ項目
と、データ構造化したデータ項目により、画面イメージ
別のデータ構造を作成する。このデータ構造からここの
画面イメージで使用している項目を選定することによ
り、どのデータ項目がどこの画面イメージで使用してい
るかが明白となる画面イメージ別データ関連図が作成で
きる。そして、これはデータ項目に絡むシステム変更時
等に活用できる。そして、画面イメージ別データ関連図
のデータ項目から仮想データベース作成3−3を自動作
成する。つまり、仮想データベース設計装置3は画面イ
メージ別にデータテーブルを指定し、そのデータテーブ
ルで使用する項目を選び出し、仮想データベースを画面
イメージ毎に自動設定し、ファイルに登録する機能を有
している。
と、データ構造化したデータ項目により、画面イメージ
別のデータ構造を作成する。このデータ構造からここの
画面イメージで使用している項目を選定することによ
り、どのデータ項目がどこの画面イメージで使用してい
るかが明白となる画面イメージ別データ関連図が作成で
きる。そして、これはデータ項目に絡むシステム変更時
等に活用できる。そして、画面イメージ別データ関連図
のデータ項目から仮想データベース作成3−3を自動作
成する。つまり、仮想データベース設計装置3は画面イ
メージ別にデータテーブルを指定し、そのデータテーブ
ルで使用する項目を選び出し、仮想データベースを画面
イメージ毎に自動設定し、ファイルに登録する機能を有
している。
【0024】以上のようなデータの構造化から、仮想デ
ータベース設計までの仕組みの例を図3に示す。つま
り、「(1)データ構造」ではデータテーブル名別に画
面イメージ全データからデータを統合するが、これはデ
ータの整合性をチェックし、作成することになる。次
に、「(2)画面イメージ別データ関連図作成」で画面
イメージ毎に構造化データテーブルを設定し画面表示す
るデータ項目を選定する。なお、図中網掛けで示す項目
が各画面での表示項目に対応する。そして、データテー
ブルとデータ項目によりデータベース操作言語による
「(3)仮想データベース」を作成し、データベース保
存ファイル5に格納する。
ータベース設計までの仕組みの例を図3に示す。つま
り、「(1)データ構造」ではデータテーブル名別に画
面イメージ全データからデータを統合するが、これはデ
ータの整合性をチェックし、作成することになる。次
に、「(2)画面イメージ別データ関連図作成」で画面
イメージ毎に構造化データテーブルを設定し画面表示す
るデータ項目を選定する。なお、図中網掛けで示す項目
が各画面での表示項目に対応する。そして、データテー
ブルとデータ項目によりデータベース操作言語による
「(3)仮想データベース」を作成し、データベース保
存ファイル5に格納する。
【0025】上記実施例によれば、データフォームをイ
メージ設計した画面データにより、データ項目を抜き出
し、このデータ項目の構成および特性を設定することに
より、データを正規化しデータベースのデータ構造を作
成することができる。データ入力、データ分類、キー項
目やデータ階層などは、設計者が対話形式で判断して入
力しなければならないが、データの正規化およびデータ
の構造の作成は、階層、階層キー、従属区分、従属キー
を用いて、ソフトウェアにより自動的に作成できる。さ
らに、画面イメージ別データ項目とデータ構造により、
システム全体のデータ関連図が作成でき、同じデータ項
目がどの画面イメージで使われているかをチェックで
き、データ項目変更に対する影響度が明確になる。そし
て、画面イメージ別データ構造から、データベース操作
言語を自動作成し、画面イメージ別仮想データベースと
して保存ファイルに登録することができる。
メージ設計した画面データにより、データ項目を抜き出
し、このデータ項目の構成および特性を設定することに
より、データを正規化しデータベースのデータ構造を作
成することができる。データ入力、データ分類、キー項
目やデータ階層などは、設計者が対話形式で判断して入
力しなければならないが、データの正規化およびデータ
の構造の作成は、階層、階層キー、従属区分、従属キー
を用いて、ソフトウェアにより自動的に作成できる。さ
らに、画面イメージ別データ項目とデータ構造により、
システム全体のデータ関連図が作成でき、同じデータ項
目がどの画面イメージで使われているかをチェックで
き、データ項目変更に対する影響度が明確になる。そし
て、画面イメージ別データ構造から、データベース操作
言語を自動作成し、画面イメージ別仮想データベースと
して保存ファイルに登録することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るデータベー
ス構築方法によれば、データ定義装置ではイメージ設計
したそのままを画面上で設計するため、実画面でシステ
ム要求者に説明できたり、設計書へのコピー転用ができ
るため、非常に理解が得やすいという効果がある。一
方、データ定義装置で入力されたデータ項目の全てに対
して、対話形式でデータの正規化を行うことにより、デ
ータ構造が自動作成され、データベースが自動設計で
き、設計時間が短縮される。また、画面イメージ別デー
タ関連図の作成により、システム変更時の各サブシステ
ムへの影響部分を容易に把握でき、もれのない変更作業
ができると共にデータ関連図作成データより画面別の仮
想データベースがデータベース操作言語で自動的に作成
され、検索プログラム作成が容易になる。そして、大規
模システムにおけるデータベース設計でも正規化された
データによるデータベース設計が可能であり、データベ
ースの操作を容易にできるという効果がある。
ス構築方法によれば、データ定義装置ではイメージ設計
したそのままを画面上で設計するため、実画面でシステ
ム要求者に説明できたり、設計書へのコピー転用ができ
るため、非常に理解が得やすいという効果がある。一
方、データ定義装置で入力されたデータ項目の全てに対
して、対話形式でデータの正規化を行うことにより、デ
ータ構造が自動作成され、データベースが自動設計で
き、設計時間が短縮される。また、画面イメージ別デー
タ関連図の作成により、システム変更時の各サブシステ
ムへの影響部分を容易に把握でき、もれのない変更作業
ができると共にデータ関連図作成データより画面別の仮
想データベースがデータベース操作言語で自動的に作成
され、検索プログラム作成が容易になる。そして、大規
模システムにおけるデータベース設計でも正規化された
データによるデータベース設計が可能であり、データベ
ースの操作を容易にできるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係るデータベース構築方法
の説明図。
の説明図。
【図2】データ定義からデータ正規化の各ステップの例
を示す説明図。
を示す説明図。
【図3】データの構造化から仮想データベース設計まで
の仕組みの例を示す説明図。
の仕組みの例を示す説明図。
【図4】従来のデータベース構築方法における正規化作
業の各ステップの説明図。
業の各ステップの説明図。
1 データ定義装置 1−1 出力フォーム設計 1−2 データ名称統一 1−3 階層分割 1−4 従属データ分類 2 データ構造化装置 2−1 データ正規化 2−2 データ構造化 3 仮想データベース設計装置 3−1 画面別データ構造化 3−2 画面別データ関連図 3−3 仮想データベース作成 4 データベース保存ファイル 5 データベース保存ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 矢 正 英 東京都府中市東芝町1 株式会社東芝府中 工場内
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】データの名称を統一しながらデータの出力
フォームを設計する第1の過程と、データの階層分割と
属性データを分類することによりデータの定義を行なう
第2の過程と、データの正規化と構造化によりデータベ
ースを作成するデータ構造化の第3の過程と、出力ファ
イル別にデータの構造化を行ないデータの関連図から仮
想データベースを作成する第4の過程とを備えたことを
特徴とするデータベース構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184693A JPH0527960A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | データベース構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3184693A JPH0527960A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | データベース構築方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527960A true JPH0527960A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16157726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3184693A Pending JPH0527960A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | データベース構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527960A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0895766A (ja) * | 1994-09-21 | 1996-04-12 | Nec Corp | 正規化データベース更新プログラム製造装置 |
JP2014186488A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | データベースにおいて外部キーを推定する方法、装置およびプログラム |
JP2016081526A (ja) * | 2014-10-10 | 2016-05-16 | 富士通株式会社 | テーブル再構成装置と方法 |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP3184693A patent/JPH0527960A/ja active Pending
Cited By (3)
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