JPH10307568A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH10307568A
JPH10307568A JP9117765A JP11776597A JPH10307568A JP H10307568 A JPH10307568 A JP H10307568A JP 9117765 A JP9117765 A JP 9117765A JP 11776597 A JP11776597 A JP 11776597A JP H10307568 A JPH10307568 A JP H10307568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
screen
window
interrupt event
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9117765A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3389816B2 (ja
Inventor
Takanori Iwatsuki
孝憲 岩月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP11776597A priority Critical patent/JP3389816B2/ja
Publication of JPH10307568A publication Critical patent/JPH10307568A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3389816B2 publication Critical patent/JP3389816B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ディスプレイを備えた情報処理装置
に関するもので、特に一定時間を超えて入力信号の入力
がない場合に割り込みイベントが発生する情報処理装置
に関するものであり、特別な回路を必要としないで、操
作者の思考を中断させない割り込みイベントの発生を提
供することを目的とする。 【解決手段】入力装置から一定時間信号の入力が無いと
き割り込みイベントが発生する情報処理装置において、
該割り込みイベントを発生させるまでの時間情報とし
て、予め定められた時間長である第1の時間と、該第1
の時間よりも長く設定された時間長である第2の時間と
を記憶した記憶部と、画面に表示された任意領域の位置
情報とカーソルの位置情報から前記第1の時間または第
2の時間のいずれかを有効として前記割り込みイベント
を発生させる処理部とを備えるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイを備
えた情報処理装置に関するもので、特に一定時間を超え
て入力信号の入力がない場合に割り込みイベントが発生
する情報処理装置に関するものである。デスクトップ型
パーソナルコンピュータやノートブック型パーソナルコ
ンピュータをはじめとするディスプレイを備えた情報処
理装置では、キーボードやマウスからの入力信号の有無
を監視し、ディスプレイの焼き付け防止のためにキーボ
ードやマウスからの操作信号が一定時間入力されないと
スクリーンセイバを起動したり、また消費電力低下のた
めに画面を消したり暗くしたりする低消費電力モードに
切り替わる割り込みイベントを有している。
【0002】
【従来の技術】従来、これらスクリーンセイバ機能や低
消費電力モード切替機能等の割り込みイベントの発生
は、キーボードやマウスからの入力信号を監視し、予め
設定した一定時間を超えて操作信号の入力がないときに
行われていた。しかしながら、情報処理装置で文書作成
のアプリケーションを実行している際には、操作者はキ
ーボードやマウスを操作することなくディスプレイに表
示された画面をみながら作成する文章を考えているとい
うような場合も多く、その場合に突然スクリーンセイバ
に切り替わったり、低消費電力モードに切り替わると、
操作に支障を与えてしまうことになる。また、このよう
な切り替えを避けるために操作者が意識的に適当な時間
ごとに無駄なキー操作等を行わなければならず、煩雑さ
を感じさせてしまう。
【0003】このため、平成4年10月20日付けをも
って出願公開された特開平4−295883号に開示さ
れるように、CRT画面の近傍に操作者の存在を検出す
る遠赤外線センサを設けておき、CRT画面の前に操作
者が存在している場合は、キーボード等からの操作信号
の入力が一定時間を超えて検出されなくてもスクリーン
セイバに切り替わることを防止することで、操作者に影
響を与えることなくCRTの長寿命化を図ることができ
ることが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、センサ
によってスクリーンセイバを起動させないようにする技
術ではセンサを必要とし、近年の装置の小型化にそぐわ
ない。また、低消費電力を期待する携帯型情報処理装置
では、センサやセンサを制御するための制御回路自体が
電力を消費してしまい現実的ではなかった。
【0005】このため本発明では、特別な回路を必要と
しないで、操作者の思考を中断させない割り込みイベン
トの発生を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力装置から
一定時間信号の入力が無いとき割り込みイベントが発生
する情報処理装置において、該割り込みイベントを発生
させるまでの時間情報として、予め定められた時間長で
ある第1の時間と、該第1の時間よりも長く設定された
時間長である第2の時間とを記憶した記憶部と、画面に
表示された任意領域の位置情報とカーソルの位置情報か
ら前記第1の時間または第2の時間のいずれかを有効と
して前記割り込みイベントを発生させる処理部とを備え
たことを特徴とする情報処理装置である。
【0007】つまり、時間経過のみを要因として割り込
みイベントを発生させるのではなく、表示画面上の任意
領域に対してどこにカーソルが位置しているかの位置情
報も割り込みイベント発生のための要因とすることによ
り、情報処理装置の操作者が意識的にカーソルの位置を
操作することによって、割り込みイベント発生までの表
示タイミングを変えることができる。
【0008】また、本発明では、アプリケーション実行
に伴い画面上に表示されるウインドウ内に前記カーソル
が位置しているときに、前記第2の時間に基づいて前記
割り込みイベントが発生されることを特徴とする請求項
1記載の情報処理装置である。これは、任意のアプリケ
ーションを実行してウインドウを開いた状態で操作者が
思考中に陥るときはカーソルがそのウインドウ内に位置
したままであることが多いことに着目して、カーソルが
そのウインドウ内にあるときは第1の時間よりも長く設
定された第2の時間を有効とすることで、割り込みイベ
ントの発生を遅らせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1は情報処理装置のハード構
成図を示す図であり、そして、デスクトップ型パーソナ
ルコンピュータやノートブック型パーソナルコンピュー
タやワードプロセッサをはじめとするディスプレイを備
えた各種オペレーション装置を総称して本発明では情報
処理装置と定義する。
【0010】図1中符号2はキーボードである。符号3
はマウスである。符号8はディスプレイである。また、
符号9はプリンタである。符号10は補助記憶装置であ
る。符号1はCPUであり、アプリケーションの実質的
な処理を行う他、記憶装置への読み出し、或いは書き込
みの制御を行い、またディスプレイ8やプリンタ9への
出力制御を行うものでもある。符号5は入力部であり、
キーボード2やマウス3からの入力信号を検出してCP
U4に対して信号の入力の有無を伝えるのに経由される
ものである。
【0011】符号6はRAMであり、例として図2の情
報が格納された読み出し,書き込み可能な記憶部であ
る。図2で示されるRAM6は内部領域が幾つかの領域
6−1〜6−nに分割されており、本発明の実施の形態
では、少なくとも第1の領域6−1にはディスプレイに
表示されるウインドウの位置情報(X1,Y1),(X
2,Y2)が、第2の領域6−2には同じくディスプレ
イに表示されるマウスカーソルの位置情報(Xn,Y
n)が格納されている。また、第3の領域6−3には時
間情報として予め所定の長さの時間を割り込みイベント
を発生させるまでの第1の時間として設定された設定1
(領域6−3(1))と、その設定1の時間よりも長い
時間長を割り込みイベントを発生させるまでの第2の時
間として設定された設定2(領域6−3(2))とが格
納されている。この設定1および設定2に基づく時間は
情報処理装置の操作者が任意に時間設定できるものであ
る。
【0012】この設定1または設定2で設定した時間を
超過してキーボードやマウスからの操作信号が入力され
ないと、スクリーンセイバが起動したり、低消費電力モ
ードへ切り替わったりする割り込みイベントが発生す
る。また、符号7はROMであり、例として図3で示さ
れる各種プログラムが格納された読み出し専用の記憶部
である。図3で示されるROM7は内部が幾つかの領域
7−1〜7−nに分割されており、本発明の実施の形態
では、少なくとも第1の領域7−1にはアプリケーショ
ン実行プログラムが、第2の領域7−2にはスクリーン
セイバ実行プログラムが、そして第3の領域7−3には
低消費電力モード切替プログラムがそれぞれ格納され、
これらプログラムはCPU4からの制御により読みださ
れ、それぞれのプログラムが実行されるものである。
【0013】符号1は本体処理部であり、CPU4,入
力部5,RAM6,ROM7および内部バスによって構
成されるものである。次に第1の実施の形態として、ス
クリーンセイバ機能を有する情報処理装置の例を図4と
図5を用いて説明する。図4に示すように、CPU4が
ROM7から読みだしたアプリケーション実行プログラ
ムを実行することで、情報処理装置のディスプレイは、
ステップS100として操作者の作業中の画面を表示す
る。これは図5の画面Aに示されるように、任意のアプ
リケーションを実行することでディスプレイ80上に表
示されるウインドウ81と、マウスカーソル82を表示
した状態である。
【0014】ステップS101は、ディスプレイ80上
に表示されているウインドウ81に関する位置情報をR
AM6から取り出すステップである。これはRAM6の
第1の領域6−1に格納されている、ディスプレイ80
の左上角を原点(0,0)とするウインドウ81の左上
座標(X1,Y1)と、右下座標(X2,Y2)の位置
情報である。
【0015】ステップS102は、ディスプレイ80上
に表示されているマウスカーソル82に関する位置情報
をRAM6から取り出すステップである。これはRAM
6の第2の領域6−2に格納されているディスプレイ8
0の左上角を原点(0,0)とするマウスカーソルの位
置情報(X3,Y3)である。ステップS103は、マ
ウスカーソル82がウインドウ81内に位置しているか
ウインドウ81外に位置しているかを判断するステップ
である。つまり、ウインドウ81の位置情報とマウスカ
ーソルの位置情報との関係が(X1≦X3≦X2)で且
つ(Y1≦Y3≦Y2)と成り立てば、図5の画面Aに
示されるようなマウスカーソル82がウインドウ81内
にあると判断される。また、上記関係が成り立たなけれ
ば、図5の画面Dに示されるようなマウスカーソル82
がウインドウ81内にないと判断される。
【0016】なお、図5の画面Dにおけるマウスカーソ
ル82の位置情報はX4,Y4であることから、ウイン
ドウの位置情報とマウスカーソルとの位置情報との関係
である(X1≦X3≦X2)で且つ(Y1≦Y3≦Y
2)の中のX3とY3の部分をX4とY4とに置き換え
て位置関係の判断がなされる。ウインドウ81の中にマ
ウスカーソル82が位置していないことがステップS1
03で判断されると、設定1で設定された予め定められ
た時間を超えてキーボードやマウスを操作することで生
ずる操作信号の入力があるかないかの判断がステップS
104で行われる。入力がなければROM7から読みだ
したスクリーンセイバ実行プログラムをCPU4が実行
してスクリーンセイバが起動される(ステップS10
6)。なお、設定1の時間内に操作信号の入力があると
ステップS101の前段へと戻る。そして再びウインド
ウとマウスカーソルとの位置関係が判断される。
【0017】スクリーンセイバが実行されると図5の画
面Eに示す画面に切り替わり(ステップS107)、キ
ーボードまたはマウスを操作することにより生ずる操作
信号の入力があるかないかの判断が行われる(ステップ
S108)。操作信号の入力がなければ継続してステッ
プS108の判断が続行され、入力があるとスクリーン
セイバ実行プログラムが解除され(ステップS10
9)、図5の画面Dが元画面として表示される(ステッ
プS110)。ステップS110のあとは再びステップ
S101の前段へと戻る。
【0018】ウインドウ81の中にマウスカーソル82
が位置していることがステップS103で判断される
と、設定1より長い時間として設定された設定2の時間
を超えてマウスを操作することで生ずる操作信号の入力
があるかないかの判断が行われる(ステップS10
5)。なお、設定1にて設定された時間を超過して操作
信号の入力がなくても設定2にて設定した時間に達する
までは、図5の画面Bで示すように元画面(図5の画面
A)のまま表示される。
【0019】設定2の時間を超えても操作信号の入力が
なければROM7から読みだしたスクリーンセイバ実行
プログラムをCPU4が実行してスクリーンセイバが起
動される(ステップS106)。なお、設定2の時間内
に操作信号の入力があるとステップS101の前段へと
戻る。そして、再びウインドウとマウスカーソルとの位
置関係が判断される。
【0020】スクリーンセイバが実行されると図5の画
面Cに示す状態となり(ステップS107)、キーボー
ドまたはマウスを操作することにより生ずる操作信号の
入力があるかないかの判断が行われる(ステップS10
8)。操作信号の入力がなければ継続してステップS1
08の判断が続行され、入力があるとスクリーンセイバ
実行プログラムが解除され(ステップS109)、図5
の画面Aが元画面として表示される(ステップS11
0)。ステップS110のあとは再びステップS101
の前段へと戻る。
【0021】次に第2の実施の形態として、低消費電力
モードの切替機能を有する情報処理装置の例を図6と図
7を用いて説明する。図6に示すように、CPU4がR
OM7から読みだしたアプリケーション実行プログラム
を実行することで、情報処理装置のディスプレイは、ス
テップS200として操作者の作業中の画面を表示す
る。これは図7の画面Oに示されるように、任意のアプ
リケーションを実行することでディスプレイ80上に表
示されるウインドウ81と、マウスカーソル82を表示
した状態である。
【0022】ステップS201は、ディスプレイ80上
に表示されているウインドウ81に関する位置情報をR
AM6から取り出すステップである。これはRAM6の
第1の領域6−1に格納されているディスプレイ80の
左上角を原点(0,0)とするウインドウ81の左上座
標(X1,Y1)と、右下座標(X2,Y2)の位置情
報である。
【0023】ステップS202は、ディスプレイ80上
に表示されているマウスカーソル82に関する位置情報
をRAM6から取り出すステップである。これはRAM
6の第2の領域6−2に格納されているディスプレイ8
0の左上角を原点(0,0)とするマウスカーソルの位
置情報(X5,Y5)である。ステップS203は、マ
ウスカーソル82がウインドウ81内に位置しているか
ウインドウ81外に位置しているかを判断するステップ
である。つまり、ウインドウ81の位置情報とマウスカ
ーソルの位置情報との関係が(X1≦X5≦X2)で且
つ(Y1≦Y5≦Y2)と成り立てば、図7の画面Oに
示されるようなマウスカーソル82がウインドウ81内
にあると判断される。また、上記関係が成り立たなけれ
ば、図7の画面Rに示されるようなマウスカーソル82
がウインドウ81内にないと判断される。
【0024】なお、図7の画面Rにおけるマウスカーソ
ル82の位置情報はX6,Y6であることから、ウイン
ドウの位置情報とマウスカーソルとの位置情報との関係
である(X1≦X5≦X2)で且つ(Y1≦Y5≦Y
2)の中のX5とY5の部分をX6とY6とに置き換え
て位置関係の判断がなされる。ウインドウ81の中にマ
ウスカーソル82が位置していないことがステップS1
03で判断されると、設定1で設定された予め定められ
た時間を超えてキーボードやマウスを操作することで生
ずる操作信号の入力があるかないかの判断がステップS
204で行われる。入力がなければROM7から読みだ
した低消費電力モード切替プログラムをCPU4が実行
して低消費電力モードへの切替が起動される(ステップ
S206)。なお、設定1の時間内に操作信号の入力が
あるとステップS101の前段へと戻る。そして再びウ
インドウとマウスカーソルとの位置関係が判断される。
【0025】低消費電力モードの切替が実行されると図
7の画面Sに示す画面に切り替わり(ステップS20
7)、キーボードまたはマウスを操作することにより生
ずる操作信号の入力があるかないかの判断が行われる
(ステップS208)。操作信号の入力がなければ継続
してステップS208の判断が続行され、入力があると
低消費電力モード切替プログラムが解除され(ステップ
S209)、図7の画面Rが元画面として表示される
(ステップS210)。ステップS210のあとは再び
ステップS201の前段へと戻る。
【0026】低消費電力モード時の表示画面は、画面を
暗くする、或いは表示画面の内容を抹消する等が考えら
れるが、表示画面に対する変化の他、情報処理装置の処
理スピードを低下させる、ディスプレイやハードディス
クなど各部の電源を切る等の処理にしてもよい。ウイン
ドウ81の中にマウスカーソル82が位置していること
がステップS203で判断されると、設定1より長い時
間として設定された設定2の時間を超えてマウスを操作
することで生ずる操作信号の入力があるかないかの判断
が行われる(ステップS205)。なお、設定1にて設
定された時間を超過して操作信号の入力がなくても設定
2にて設定した時間に達するまでは、図7の画面Pで示
すように元画面(図7の画面O)のまま表示される。
【0027】設定2の時間を超えても操作信号の入力が
なければROM7から読みだした低消費電力モード切替
プログラムをCPU4が実行して低消費電力モードへの
切替が起動される(ステップS206)。なお、設定2
の時間内に操作信号の入力があるとステップS201の
前段へと戻る。そして、再びウインドウとマウスカーソ
ルとの位置関係が判断される。
【0028】低消費電力モードの切替が実行されると図
7の画面Qに示す画面に切り替わり(ステップS20
7)、キーボードまたはマウスを操作することにより生
ずる操作信号の入力があるかないかの判断が行われる
(ステップS208)。操作信号の入力がなければ継続
してステップS208の判断が続行され、入力があると
低消費電力モード切替プログラムが解除され(ステップ
S209)、図7の画面Oが元画面として表示される
(ステップS210)。ステップS210のあとは再び
ステップS201の前段へと戻る。
【0029】第1および第2の実施の形態では、文書作
成等のアプリケーションを実行してウインドウを開いた
状態で操作者が思考中に陥るときはマウスカーソルがそ
のウインドウ内に位置したままであることが多いことに
着目して、マウスカーソルがウインドウ内にあるときに
はスクリーンセイバや低消費電力モードへの切替等の割
り込みイベントの起動時間を遅らせるとして説明した。
【0030】逆のケースとしてウインドウの外にマウス
カーソルがあるときにスクリーンセイバや低消費電力モ
ードへの切替等の割り込みイベントの起動時間を遅らせ
るとしてもよい。この場合は操作者が思考中に陥る前に
意識的にマウスを操作してマウスカーソルを移動させる
必要があるが、設定1に基づく短い時間を超えないよう
に適当な時間間隔で操作者がその都度キーボードやマウ
スからの操作信号を入力する必要がなくなるので、文書
思考中の突然のスクリーンセイバや低消費電力モードへ
の切替等の割り込みイベントの起動を防止することがで
きる。
【0031】その他の実施の形態として、図8に示すよ
うに、ウインドウ81の表示領域とは関係無く、ディス
プレイ80上の特定の表示領域83にマウスカーソル8
2が位置しているときには、設定2に基づいたスクリー
ンセイバや低消費電力モードへの切替等の割り込みイベ
ントの起動を遅らせるようにし、この特定の表示領域8
3外にマウスカーソル82が位置しているときは設定1
に基づいたスクリーンセイバや低消費電力モードへの切
替等の割り込みイベントの起動を実行させるようにして
もよい。
【0032】なお、図4や図6の処理フローにおけるス
テップ中のウインドウ位置情報(X1,Y1),(X
2,Y2)の部分を、特定の表示領域の位置情報(X
7,Y7),(X8,Y8)としてそのまま置き換えれ
ば図4または図6の処理フローに基づいて処理を行わせ
ることができる。表示位置がアプリケーション毎に流動
的なウインドウとマウスカーソルとの位置関係による判
断ではウインドウが開かれる度に装置がウインドウの位
置を認識してそのウインドウの位置情報をRAMに格納
する必要があり、また別のアプリケーションを実行して
ウインドウが開かれた場合は前のウインドウに関する位
置情報をクリアして新しいウインドウに関する位置情報
を格納する必要がある。しかし、図8の実施の形態のよ
うに、特定の表示領域とマウスカーソルとの位置関係に
よる判断では、一度RAMに特定表示領域の位置情報を
格納しておけば、繰り返し同じ位置情報を読みだすだけ
で済む。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、センサ等の
ハード構成を情報処理装置に実装するのではなく、画面
上に表示された任意領域とカーソルの位置情報とにより
操作者の作業状態を推測し、割り込みイベントの発生タ
イミングに変化をもたせるようにしたので、近年の情報
処理装置の小型化に対処可能である。また、センサやそ
のセンサを制御する回路を有していないので、特に低消
費電力を期待する形態型情報処理装置では、装置の連続
操作時間の延長が期待できる。
【0034】本発明の請求項3によれば、アプリケーシ
ョンを起動する際に開かれるウインドウ内にカーソルが
位置しているときに放置される状態は操作者が思考して
いる状態が多く、この状態を装置で自動的に識別するこ
とにより、操作者は割り込みイベントの不容易な発生を
防止するために特別な操作等を必要とせずに、割り込み
イベントの発生タイミングに変化をもたせることがで
き、情報処理装置の操作性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置のハード構成図を示す図である。
【図2】RAMの格納情報内容を示す図である。
【図3】ROMの格納プログラム内容を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の処理フローを示す
図である。
【図5】第1の実施の形態の画面表示例を示す図であ
る。
【図6】本発明の第2の実施の形態の処理フローを示す
図である。
【図7】第2の実施の形態の画面表示例を示す図であ
る。
【図8】実施の形態の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 本体処理部 2 キーボード 3 マウス 4 CPU 5 入力部 6 RAM 7 ROM 8 ディスプレイ 9 プリンタ 10 補助記憶装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置から一定時間信号の入力が無い
    とき割り込みイベントが発生する情報処理装置におい
    て、 該割り込みイベントを発生させるまでの第1の時間と、
    該第1の時間よりも長く設定された第2の時間とを記憶
    した記憶部と、 画面に表示された任意領域の位置情報とカーソルの位置
    情報から前記第1の時間または第2の時間のいずれかを
    有効として前記割り込みイベントを発生させる処理部と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記割り込みイベントは、スクリーンセ
    イバ表示起動処理あるいは、低消費電力モードへの移行
    処理であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項3】 アプリケーション実行に伴い画面上に表
    示されるウインドウ内に前記カーソルが位置していると
    きに、前記第2の時間に基づいて前記割り込みイベント
    が発生されることを特徴とする請求項1記載の情報処理
    装置。
JP11776597A 1997-05-08 1997-05-08 情報処理装置 Expired - Fee Related JP3389816B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11776597A JP3389816B2 (ja) 1997-05-08 1997-05-08 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11776597A JP3389816B2 (ja) 1997-05-08 1997-05-08 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10307568A true JPH10307568A (ja) 1998-11-17
JP3389816B2 JP3389816B2 (ja) 2003-03-24

Family

ID=14719777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11776597A Expired - Fee Related JP3389816B2 (ja) 1997-05-08 1997-05-08 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3389816B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433461B1 (ko) * 2000-10-16 2004-06-02 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 화면보호기능이 이루어질 때 연산회로를 필요치 않는화상표시장치 및 그 구동방법
US7239310B2 (en) * 1998-02-13 2007-07-03 Fujitsu Limited Display apparatus including screen saver function
JP2016071516A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 シャープ株式会社 端末装置およびその省電力制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239310B2 (en) * 1998-02-13 2007-07-03 Fujitsu Limited Display apparatus including screen saver function
KR100433461B1 (ko) * 2000-10-16 2004-06-02 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 화면보호기능이 이루어질 때 연산회로를 필요치 않는화상표시장치 및 그 구동방법
JP2016071516A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 シャープ株式会社 端末装置およびその省電力制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3389816B2 (ja) 2003-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4550175B2 (ja) 電子機器、バックライト制御方法、及び記録媒体
US7154453B2 (en) Information processing apparatus with pointer indicator function
JP4653561B2 (ja) 情報処理装置および表示制御方法
JP2001312336A (ja) 無線通信機能を備えた情報処理装置及び周辺機器の省電力方法
JP2002312079A (ja) コンピュータシステム、コンピュータ装置、コンピュータ装置における給電制御方法
JP2003271265A (ja) 組込装置及びその初期化方法
US5486846A (en) Intelligent keypad overlay for portable personal computers
US20030223182A1 (en) Information processing apparatus and window size control method used in the same unit
KR100345876B1 (ko) 전원관리모드를갖는컴퓨터시스템및그제어방법
JP4300703B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びにプログラム格納媒体
JP2005182463A (ja) 情報処理装置および表示制御方法
JPH0784686A (ja) 携帯型ペン入力コンピュータ装置
CN107621899B (zh) 信息处理装置、误操作抑制方法以及计算机可读存储介质
JP2005108036A (ja) 情報処理装置およびタッチパッド
JP2010231626A (ja) 情報処理装置
JP3389816B2 (ja) 情報処理装置
US20070057973A1 (en) Information processing apparatus and display control method
JP2007072518A (ja) 制御装置のヒューマン・マシン・インタフェース装置
US20050114775A1 (en) User assisting program product, method, and information processing apparatus
JP4751016B2 (ja) 電子機器および電源制御方法
JP2002123366A (ja) タッチスクリーン入力制御システム
JP2002287951A (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
JPH0968897A (ja) 複写機
JP2001306291A (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の表示制御方法並びに表示制御プログラムを記録した記録媒体
JP2001265478A (ja) データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20021217

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080117

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090117

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100117

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110117

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120117

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130117

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130117

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140117

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees