JPH10307187A - 降雨センサー - Google Patents
降雨センサーInfo
- Publication number
- JPH10307187A JPH10307187A JP13432097A JP13432097A JPH10307187A JP H10307187 A JPH10307187 A JP H10307187A JP 13432097 A JP13432097 A JP 13432097A JP 13432097 A JP13432097 A JP 13432097A JP H10307187 A JPH10307187 A JP H10307187A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rainfall
- time
- rainwater
- sensor
- resistance value
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 状況に応じて適切な感度が得られ、確実に所
望の制御ができる降雨センサーを提供する。 【解決手段】 降雨センサー１は、雨水の抵抗値を検知
する検知部２と、検知部２の出力信号を読み取り降雨を
判別し、この判別に基づき機器４に制御信号を出力する
制御装置３とで構成される。制御装置３は降雨継続時間
を計時するタイマーと、このタイマーで計時した降雨時
間により降雨の判断を行う基準値を段階的に低くするよ
う制御する制御部とを具備する。
望の制御ができる降雨センサーを提供する。 【解決手段】 降雨センサー１は、雨水の抵抗値を検知
する検知部２と、検知部２の出力信号を読み取り降雨を
判別し、この判別に基づき機器４に制御信号を出力する
制御装置３とで構成される。制御装置３は降雨継続時間
を計時するタイマーと、このタイマーで計時した降雨時
間により降雨の判断を行う基準値を段階的に低くするよ
う制御する制御部とを具備する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、降雨を検知して機
器を制御する降雨センサーの改良に関する。
器を制御する降雨センサーの改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、降雨センサーは、図４に示すよう
なものであった。即ち、降雨センサー２１は、抵抗値を
検知する検知部２２と、基準電圧を設定する基準電圧設
定部２３と、検知部２２の出力信号の電圧値と基準電圧
設定部２３で設定した基準電圧とを比較する電圧比較回
路２４と、電圧比較回路２４の出力信号により装置を制
御する制御部２５とで構成されていた。降雨によって検
知部２２が雨水に濡れて抵抗値が小さくなると、基準電
圧設定部２３で設定した電圧値より検知部２２の出力が
大きくなり、電圧比較回路２４から制御部２５に信号が
出力され、降雨を判別していた。
なものであった。即ち、降雨センサー２１は、抵抗値を
検知する検知部２２と、基準電圧を設定する基準電圧設
定部２３と、検知部２２の出力信号の電圧値と基準電圧
設定部２３で設定した基準電圧とを比較する電圧比較回
路２４と、電圧比較回路２４の出力信号により装置を制
御する制御部２５とで構成されていた。降雨によって検
知部２２が雨水に濡れて抵抗値が小さくなると、基準電
圧設定部２３で設定した電圧値より検知部２２の出力が
大きくなり、電圧比較回路２４から制御部２５に信号が
出力され、降雨を判別していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】雨は降り始めの段階で
は空気中の塵埃のために雨水の抵抗値が低い。しかし降
雨が継続すると空気中の塵埃は減少し雨水の抵抗値が大
きくなる。このため雨の降り始めの抵抗値で降雨センサ
ーが作動するよう設定しておくと、降雨が継続して雨水
の抵抗値が大きくなると降雨が検知できなくなるという
欠点がある。また、断続的に降雨があった場合、次第に
雨水の抵抗値が大きくなるため、降雨が検知できなくな
るという欠点があった。
は空気中の塵埃のために雨水の抵抗値が低い。しかし降
雨が継続すると空気中の塵埃は減少し雨水の抵抗値が大
きくなる。このため雨の降り始めの抵抗値で降雨センサ
ーが作動するよう設定しておくと、降雨が継続して雨水
の抵抗値が大きくなると降雨が検知できなくなるという
欠点がある。また、断続的に降雨があった場合、次第に
雨水の抵抗値が大きくなるため、降雨が検知できなくな
るという欠点があった。
【０００４】例えば、降雨センサー２１で窓を降雨時に
閉め、それ以外には開けるという制御を行うと、雨の降
り始めの段階で降雨を検知し、自動的に窓を閉める。し
かし降雨が継続すると雨水の抵抗値が大きくなり、雨が
止んだものと判断し、降雨状態にもかかわらず自動的に
窓を開けてしまう。また、降雨が断続的にあった場合、
何度目かの雨の降り始めには雨水の抵抗値が大きくなっ
ているため、降雨と判断されず窓が開いたままになるこ
とがある。
閉め、それ以外には開けるという制御を行うと、雨の降
り始めの段階で降雨を検知し、自動的に窓を閉める。し
かし降雨が継続すると雨水の抵抗値が大きくなり、雨が
止んだものと判断し、降雨状態にもかかわらず自動的に
窓を開けてしまう。また、降雨が断続的にあった場合、
何度目かの雨の降り始めには雨水の抵抗値が大きくなっ
ているため、降雨と判断されず窓が開いたままになるこ
とがある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記従来の電圧制御装置
の問題点に鑑み、本発明の目的は、状況に応じて適切な
感度が得られ、確実に所望の制御ができる降雨センサー
を提供するもので、降雨を検知して機器を制御する降雨
センサーにおいて、雨水の抵抗値を検知する検知部と、
該検知部の出力信号を読み取り降雨を判別し、該判別に
基づき機器に制御信号を出力する制御装置とで構成さ
れ、該制御装置は降雨時間又は非降雨時間を計時するタ
イマーと、予め設定した時間経過後に降雨の判断の感度
を段階的に変化させるよう制御する制御部とを具備した
ことである。
の問題点に鑑み、本発明の目的は、状況に応じて適切な
感度が得られ、確実に所望の制御ができる降雨センサー
を提供するもので、降雨を検知して機器を制御する降雨
センサーにおいて、雨水の抵抗値を検知する検知部と、
該検知部の出力信号を読み取り降雨を判別し、該判別に
基づき機器に制御信号を出力する制御装置とで構成さ
れ、該制御装置は降雨時間又は非降雨時間を計時するタ
イマーと、予め設定した時間経過後に降雨の判断の感度
を段階的に変化させるよう制御する制御部とを具備した
ことである。
【０００６】
【発明の実施の形態】降雨があると雨水が検知部に触
れ、雨水の抵抗値を検知する。検知された抵抗値は制御
装置に入力され、この信号を読み取り降雨を判別し、こ
の判別に基づき機器に制御信号を出力する。降雨が検知
されると一定時間経過後、降雨の判断を行う基準値であ
る感度が最高レベルであるか判断し、最高レベルに達し
ていなければ感度レベルを一段階上げる処理を行い、継
続して降雨が検知されれば一定時間経過後、同様の処理
を感度レベルが最高レベルに達するまで繰り返す。この
ため、降雨が継続して雨水の抵抗値が大きくなるに従っ
て感度レベルが上がるので、降雨は確実に検知される。
また、降雨が断続的で雨の降り始めの雨水の抵抗値が大
きくても感度レベルは高いので、降雨は確実に検知され
る。一方、降雨が検知されれば一定時間経過後、降雨の
判断を行う基準値である感度が最低レベルであるか判断
し、最低レベルに達していなければ感度レベルを一段階
下げる処理を行い、継続して降雨が検知されなければ一
定時間経過後、同様の処理を感度レベルが最低レベルに
達するまで繰り返すので、状況に応じて適切な感度が得
られる。
れ、雨水の抵抗値を検知する。検知された抵抗値は制御
装置に入力され、この信号を読み取り降雨を判別し、こ
の判別に基づき機器に制御信号を出力する。降雨が検知
されると一定時間経過後、降雨の判断を行う基準値であ
る感度が最高レベルであるか判断し、最高レベルに達し
ていなければ感度レベルを一段階上げる処理を行い、継
続して降雨が検知されれば一定時間経過後、同様の処理
を感度レベルが最高レベルに達するまで繰り返す。この
ため、降雨が継続して雨水の抵抗値が大きくなるに従っ
て感度レベルが上がるので、降雨は確実に検知される。
また、降雨が断続的で雨の降り始めの雨水の抵抗値が大
きくても感度レベルは高いので、降雨は確実に検知され
る。一方、降雨が検知されれば一定時間経過後、降雨の
判断を行う基準値である感度が最低レベルであるか判断
し、最低レベルに達していなければ感度レベルを一段階
下げる処理を行い、継続して降雨が検知されなければ一
定時間経過後、同様の処理を感度レベルが最低レベルに
達するまで繰り返すので、状況に応じて適切な感度が得
られる。
【０００７】
【実施例】本発明に係る降雨センサーの第１実施例を図
１及び図２に示す。以下これらの図面に基づいて本発明
を説明する。
１及び図２に示す。以下これらの図面に基づいて本発明
を説明する。
【０００８】降雨センサー１は、雨水の抵抗値を検知す
る検知部２と、検知部２の出力信号を読み取り降雨を判
別し、この判別に基づき機器４に制御信号を出力する制
御装置３とで構成される。制御装置３は降雨継続時間を
計時するタイマー（図示せず）と、このタイマーで計時
した降雨時間により降雨の判断を行う基準値を段階的に
低くするよう制御する制御部（図示せず）とを具備す
る。
る検知部２と、検知部２の出力信号を読み取り降雨を判
別し、この判別に基づき機器４に制御信号を出力する制
御装置３とで構成される。制御装置３は降雨継続時間を
計時するタイマー（図示せず）と、このタイマーで計時
した降雨時間により降雨の判断を行う基準値を段階的に
低くするよう制御する制御部（図示せず）とを具備す
る。
【０００９】降雨があると雨水が検知部２に触れ、雨水
の抵抗値を検知する。検知された抵抗値は制御装置３に
入力され、この信号を読み取り降雨を判別し、この判別
に基づき機器４に制御信号を出力する。降雨が検知され
ると一定時間経過後、降雨の判断を行う基準値である感
度が最高レベルであるか判断し、最高レベルに達してい
なければ感度レベルを一段階上げる処理を行い、継続し
て降雨が検知されれば一定時間経過後、同様の処理を感
度レベルが最高レベルに達するまで繰り返す。このた
め、降雨が継続して雨水の抵抗値が大きくなるに従って
感度レベルが上がるので、降雨は確実に検知される。ま
た、降雨が断続的で雨の降り始めの雨水の抵抗値が大き
くても感度レベルは高いので、降雨は確実に検知され
る。一方、降雨が検知されれば一定時間経過後、降雨の
判断を行う基準値である感度が最低レベルであるか判断
し、最低レベルに達していなければ感度レベルを一段階
下げる処理を行い、継続して降雨が検知されなければ一
定時間経過後、同様の処理を感度レベルが最低レベルに
達するまで繰り返すので、状況に応じて適切な感度が得
られる。
の抵抗値を検知する。検知された抵抗値は制御装置３に
入力され、この信号を読み取り降雨を判別し、この判別
に基づき機器４に制御信号を出力する。降雨が検知され
ると一定時間経過後、降雨の判断を行う基準値である感
度が最高レベルであるか判断し、最高レベルに達してい
なければ感度レベルを一段階上げる処理を行い、継続し
て降雨が検知されれば一定時間経過後、同様の処理を感
度レベルが最高レベルに達するまで繰り返す。このた
め、降雨が継続して雨水の抵抗値が大きくなるに従って
感度レベルが上がるので、降雨は確実に検知される。ま
た、降雨が断続的で雨の降り始めの雨水の抵抗値が大き
くても感度レベルは高いので、降雨は確実に検知され
る。一方、降雨が検知されれば一定時間経過後、降雨の
判断を行う基準値である感度が最低レベルであるか判断
し、最低レベルに達していなければ感度レベルを一段階
下げる処理を行い、継続して降雨が検知されなければ一
定時間経過後、同様の処理を感度レベルが最低レベルに
達するまで繰り返すので、状況に応じて適切な感度が得
られる。
【００１０】また、図３に示すように、制御装置のＤ／
Ａコンバータ出力によりアッテネータ１２をコントロー
ルし、アンプの利得を変化させることにより、降雨セン
サー１１の感度を自動調整しても良い。
Ａコンバータ出力によりアッテネータ１２をコントロー
ルし、アンプの利得を変化させることにより、降雨セン
サー１１の感度を自動調整しても良い。
【００１１】
【発明の効果】以上のように本発明に係る降雨センサー
は、降雨を検知して機器を制御する降雨センサーにおい
て、雨水の抵抗値を検知する検知部と、該検知部の出力
信号を読み取り降雨を判別し、該判別に基づき機器に制
御信号を出力する制御装置とで構成され、該制御装置は
降雨時間又は非降雨時間を計時するタイマーと、予め設
定した時間経過後に降雨の判断の感度を段階的に変化さ
せるよう制御する制御部とを具備したことによって、状
況に応じて適切な感度が得られ、確実に所望の制御がで
きるという効果がある。
は、降雨を検知して機器を制御する降雨センサーにおい
て、雨水の抵抗値を検知する検知部と、該検知部の出力
信号を読み取り降雨を判別し、該判別に基づき機器に制
御信号を出力する制御装置とで構成され、該制御装置は
降雨時間又は非降雨時間を計時するタイマーと、予め設
定した時間経過後に降雨の判断の感度を段階的に変化さ
せるよう制御する制御部とを具備したことによって、状
況に応じて適切な感度が得られ、確実に所望の制御がで
きるという効果がある。
【図１】本発明に係る降雨センサーの第１実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】本発明に係る降雨センサーの第１実施例のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図３】本発明に係る降雨センサーの第２実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図４】従来の降雨センサーのブロック図である。
１・・・降雨センサー、２・・・検知部、３・・・制御
装置、４・・・機器。
装置、４・・・機器。
Claims (1)
- 【請求項１】 降雨を検知して機器を制御する降雨セン
サーにおいて、雨水の抵抗値を検知する検知部と、該検
知部の出力信号を読み取り降雨を判別し、該判別に基づ
き機器に制御信号を出力する制御装置とで構成され、該
制御装置は降雨時間又は非降雨時間を計時するタイマー
と、予め設定した時間経過後に降雨の判断の感度を段階
的に変化させるよう制御する制御部とを具備したことを
特徴とする降雨センサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13432097A JPH10307187A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 降雨センサー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13432097A JPH10307187A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 降雨センサー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10307187A true JPH10307187A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15125561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13432097A Pending JPH10307187A (ja) | 1997-05-08 | 1997-05-08 | 降雨センサー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10307187A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106525516A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-03-22 | 广东工业大学 | 一种采集大气源中微塑料的自动采集仪 |
| JP2019000080A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | 井関農機株式会社 | 作業車両およびこの作業車両としてのコンバイン |
-
1997
- 1997-05-08 JP JP13432097A patent/JPH10307187A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106525516A (zh) * | 2016-12-20 | 2017-03-22 | 广东工业大学 | 一种采集大气源中微塑料的自动采集仪 |
| CN106525516B (zh) * | 2016-12-20 | 2023-12-29 | 广东工业大学 | 一种采集大气源中微塑料的自动采集仪 |
| JP2019000080A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | 井関農機株式会社 | 作業車両およびこの作業車両としてのコンバイン |
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