JPH10305636A - プリンタおよびその制御方法 - Google Patents

プリンタおよびその制御方法

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JPH10305636A
JPH10305636A JP9118508A JP11850897A JPH10305636A JP H10305636 A JPH10305636 A JP H10305636A JP 9118508 A JP9118508 A JP 9118508A JP 11850897 A JP11850897 A JP 11850897A JP H10305636 A JPH10305636 A JP H10305636A
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雅彦 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紙粉等により、プリンタのエラーの発生を防
ぎ、自動復帰可能なプリンタ、つまり使い勝手を飛躍的
に向上し、メンテナンスフリーを実現した高信頼性プリ
ンタを市場に供給する。 【解決手段】検出器37の検出部37bの直下を紙粉除
去部材43の押し出し面43aが通過するように設け
る。単票紙Vの印字動作の一部であるプラテンユニット
16の開閉動作により紙粉除去部材43の先端が検出器
37の検出部37bの直下を通過し紙粉を除去する事が
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Poin
t−of−Sales)システム等に用いられる電子キ
ャッシュレジスタのプリンタに関し、特にバリデーショ
ン紙、スリップ紙等の単票紙に対して印字可能なプリン
タに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より単票紙である記録紙を印字する
プリンタにおいては、記録紙の存否等を検出するため
に、検出器を設けられ、特に、光学式の検出器が多く用
いられている。ところがプリンタは、記録紙より紙粉が
発生し、この紙粉が光学式の検出器に溜まり、検出器の
誤検出の原因となっていた。
【0003】また近年の傾向として、高信頼性の要求や
環境への対応等から、高寿命でしかも再生紙の対応が求
められる。その結果、プリンタにはに多量の紙粉が発生
する。
【0004】更に、POSシステム等の発達により、1
つの端末機において多機能の処理を行うものが増えてお
り、代表的なものとして連続紙と単票紙更にはバリデー
ション紙の記録紙に印字可能のように少なくとも2種類
以上の記録紙に対応可能な紙送り機構を有するものが多
く、この場合更に多量の紙粉を発生させるので、紙粉に
よる誤認識は多い。
【0005】そして、誤認識のエラーによりサービスコ
ールとなったり、使用者が自らプリンタや検出器の清掃
を行わなくてはならないという問題を有するものであっ
た。
【0006】また長い時間プリンタが使用できなかった
りするという問題があった。
【0007】またプリンタによっては使用者が自らプリ
ンタや検出器の清掃を行わなくてはならないため煩わし
いという課題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するためになされたものであり、使用者は煩わ
しい作業を一切行う必要が無い使い勝手の良いプリンタ
を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のプリンタは、発光素子が配置された腕部
と受光素子が配置された腕部とが略U溝を形成して連結
され、発光素子から発せられる光を被検出物が遮断する
ことにより被検出物の存否を検出する検出器を備えたプ
リンタにおいて、発行素子及び受光素子による検出位置
の直下とU溝の底部との間を通過可能な押し出し面を備
え、前記押し出し面が前記検出器を通過するように移動
する紙粉除去部材を有することを特徴とする。
【0010】また、プリンタは、印字手段若しくは印字
手段と対向するプラテンのどちらか一方を移動して単票
紙を検出器に検出される位置まで挿入可能な搬送路開閉
手段とを更に有し、紙紛除去手段は、搬送路開閉手段と
連動して駆動されることを特徴とする。
【0011】更に、紙粉除去部材の押し出し面は、搬送
路開閉手段が搬送路を開く場合に検出器から退避し、搬
送路を閉じる場合に通過することを特徴とする。
【0012】また更に、発光素子が配置された腕部と受
光素子が配置された腕部とが略U溝を形成して連結さ
れ、発光素子から発せられる光を被検出物が遮断するこ
とにより被検出物の存否を検出する検出器を備えたプリ
ンタにおいて、発行素子及び受光素子による検出位置の
直下とU溝の底部との間を通過する押し出し面を備えた
紙粉除去部材と、検出器からのデータを受信し、設定さ
れたデータとの比較により異常を判断する異常検出手段
とを有し、異常検出手段が異常と判断した場合、紙紛除
去部材を少なくとも1回以上移動されることを特徴とす
る請求項1記載の発明によれば、紙粉除去部材が移動す
ると押し出し面が検出位置直下とU溝の底部との間を通
過するので、検出器には検出されずに溝内のものを排除
できる。
【0013】また、請求項2記載よれば、紙紛除去手段
が単票紙の搬送経路を開閉する搬送路開閉手段と連動し
て駆動されるので、検出器の信号を使用する直前にその
溝内のものを排除するので、検出の信頼性向上する。
【0014】更に、請求項3記載のように構成すればよ
り効果的である。
【0015】また請求項4記載の発明によれば、本来記
録紙が無い状態、たとえばイニシャライズ動作により記
録紙の排出を行った後などに、記録紙の紙経路内や、検
出器回りに溜まった紙粉が何らかの原因で移動したり落
下したり、また紙片等の異物がプリンタ内に入り、検出
器を覆い、紙有り状態になった場合、プラテンを移動す
る移動手段を動作させ紙粉除去部材を移動することによ
り、検出器の検出器にある紙粉や紙片等の異物を押し出
すことができる。つまりプリンタは記録紙の位置検出器
のエラーを自己診断し、異常がある場合は紙粉除去部材
を動作させ、自己復帰させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリンタの一
実施形態を図1〜図7を用いて詳細に説明する。
【0017】図1は、本実施の形態の全体構成を示す斜
視図であり、本体カバー、ケースを外した状態のメカニ
ズムユニットを示すもの、図2は、プラテンユニットを
外した状態のメカニズムユニットを後方側から示す斜視
図、図3はプラテンユニットの構成を示す斜視図、図4
は、本実施の形態の概略構成を示す側面図で、プラテン
ユニットを閉じた状態を示すもの、図5は、本実施の形
態の概略構成を示す側面図で、プラテンユニットを開い
た状態を示すもの、図6は、本発明の要部を示す概略構
成図で、図4の対応したプラテンユニットを閉じた状態
を示すもの、図7は、本発明の要部を示す概略構成図
で、図5の対応したプラテンユニットを閉じた状態を示
すものである。
【0018】本実施の形態のプリンタは、カセット状の
インクリボンを用いて印字を行うもので、概略、印字機
構部、紙送り機構部、リボン送り機構部及び検出機構部
などからプリンタメカニズムユニット1が構成される。
【0019】プリンタメカニズムユニット1は、例えば
軟鋼板等の金属板を折曲加工したベースフレーム2、紙
送りフレーム3及びリボンフレーム4から本体フレーム
が構成され、この本体フレームに、印字ヘッド6等が設
けられて構成される。この場合、プリンタメカニズムユ
ニット1の前部に、ベースフレーム2上にリボンカセッ
ト5を装着するためにリボンフレーム4が設けられ、図
2の示すようにリボンカセット5が装着される。
【0020】また、リボンフレーム4の裏側には、後述
する印字ユニット19が設けられる。
【0021】一方、プリンタメカニズムユニット1の後
部には、紙送りフレーム3が設けられ、この紙送りフレ
ーム3の近傍にロール紙Sが配置される。
【0022】図1に示すように、紙送りフレーム3の一
方の側面には、ロール紙S及び単票紙Vを搬送するため
の紙送りモータ7が取り付けられている。この紙送りモ
ータ7の回転力は、歯車8、9、10、11、12を介
して、紙送りフレーム3の上部でリボンフレーム4の近
傍に設けた紙送りローラ13、14のローラ軸15に伝
達される。これらの紙送りローラ13、14は、単票紙
Vを搬送するためのもので、例えば、ゴム等の弾性材料
から構成される。
【0023】また、紙送りモータ7の回転力は、もう一
つの輪列である歯車32、35、36を介して、紙送り
フレーム3に設けられた紙送りローラ24のローラ軸3
1に伝達される。紙送りローラ24は、ロ−ル紙Sを搬
送するためのものである。
【0024】紙送りローラ13、14の近傍には、紙送
りローラ13、14と当接する従動ローラ28等を有す
るプラテンユニット16が設けられる。
【0025】図2は、プラテンユニット16を外した状
態のプリンタメカニズムユニット1の外観を後方側から
示すものである。
【0026】図2に示すように、紙送りローラ13、1
4のローラ軸15は、紙送りフレーム3の上部に回転自
在に取り付けられる。
【0027】一方、紙送りローラ13、14の下方に
は、ロール紙S及び単票紙Vに印字を行うための印字ユ
ニット19が設けられる。この印字ユニット19は、イ
ンクリボン20をロ−ル紙S及び単票紙Vに押圧するた
めに印字ヘッド6を有し、図示しない搬送機構によっ
て、リボンカセット5から引き出されたインクリボン2
0の長手方向に移動するように構成される。
【0028】また紙送りフレーム3には、ロ−ル紙Sを
導入するための受け台23が設けられ、その上部に紙送
りローラ24の形状に対応したガイド面23aが形成さ
れている。そして、ガイド面23aには、紙送りローラ
24と当接する従動ローラ25が設けられている。
【0029】なお、紙送りフレーム3の側部には、プラ
テンユニット16のレバー部材26を駆動するためのア
クチュエータ27が取り付けられている。
【0030】図3は、プラテンユニット16の構成を示
すものである。図3に示すように、プラテンユニット1
6には、例えば樹脂からなるベース部材29を有し、紙
送りフレーム3に取り付けられた際に上部に位置する部
分に、回転自在の従動ローラ28が取り付けられる。こ
の従動ローラ28は紙送りローラ13、14と当接す
る。また、従動ローラ28の上部にマニュアルカッタ3
0が設けられている。ロ−ル紙Sは、ベース部材29に
案内され、ベース部材29とマニュアルカッタ30の間
から排出される。
【0031】また印字ヘッド6と対向する位置にはプラ
テン33が設けられる。
【0032】一方、図4に示すように、ベース部材29
の下部側には、ロ−ル紙Sを送るための紙送りローラ2
4がローラ軸31を中心に回転自在に取り付けられてい
る。このローラ軸31の一方の端部には、紙送りローラ
24を駆動するための歯車32が取り付けられる。
【0033】また、ローラ軸31の他方には、上記アク
チュエータ27によって駆動されるレバー部材26が回
転自在に取り付けられる。このレバー部材は、その突起
部26aとベース部材29に設けられた切り欠き部29
aと係合している。
【0034】更に図4に示すように、受け台23には単
票紙Vの紙経路の当接部となるガイド面23bが形成さ
れその一部に単票紙Vを検出する検出器37が配置され
る。
【0035】単票紙Vが受け台23のガイド面23bま
で挿入され検出器37の検出位置37aを遮ると紙有り
を検出できる。
【0036】そして、図6に示すように、レバー部材2
6とバネ44により当接し、支点軸42を軸に回動する
レバー41が設けられ、更にレバー41は紙分除去部材
43と係合している。そして、紙分除去部材43の一端
は単票紙Vを検出する検出器37の検出部37bの直下
まで達している。
【0037】また図4で示すように、紙分除去部材43
は受け台23のガイド面23bの裏面にガイドされ摺動
可能に保持されている。
【0038】次に、本実施の形態においてロール紙S及
び単票紙Vに印字を行う場合を説明する。
【0039】まず、ロール紙Sに印字する場合は、図4
に示すように、アクチュエータ27を駆動して、レバー
26を介してプラテンユニット16の従動ローラ28と
紙送りローラ13、14を当接させる。単票紙Vの印字
を行わない時は、常に従動ローラ28と紙送りローラ1
3、14を当接した状態を維持している。ロール紙Sは
プラテンユニット16のベース材29と受け台23の上
面によって形成される紙経路を通り、印字ヘッド6とプ
ラテン33の間で印字を行い、ベース材29とマニュア
ルカッタ30の間を通り抜けて排出される。
【0040】この時、図6に示すように、アクチュエー
タ27は、矢印X方向に保持されている。そしてレバー
41が紙点軸41を軸にバネ44により矢印Y方向に回
転しレバー部材26に当接している。これにより、レバ
ー41に係合している紙分除去部材43は、矢印Z方向
に移動して押し出し面43aは検出器37を通過した位
置に保持されている。
【0041】ロール紙Sを印字している場合、検出器
は、機能させないので、紙粉や紙片等は関係なく、紙粉
が発生しても問題にはならないので、紙分除去部材43
は、動作する必要がないがロール紙Sを印字して発生し
た紙粉は、紙経路内や検出器37の上に堆積している。
【0042】次に単票紙Vを印字する場合を説明する。
【0043】図5に示すように、アクチュエータ27を
矢印L方向に開放して、レバー26を介してプラテンユ
ニット16を開いた状態にして単票紙Vの紙経路を形成
し単票紙Vの挿入を待つ。この時、図7に示すように、
アクチュエータ27の矢印L方向の動作により、レバー
41が支点軸42を軸に矢印M方向に回転し、これによ
りレバー41に係合している紙分除去部材43は、矢印
N方向に移動して押し出し面43aは検出器37から退
避した位置に保持される。
【0044】そして、紙送りローラ13、14の上方か
ら単票紙Vを落とし込む。図5に示すように、本実施の
形態では、単票紙Vの紙経路がほぼ鉛直となるように形
成されているので、きわめて容易に単票紙Vをセットす
ることができる。挿入された単票紙Vは受け台23のガ
イド面23bまで挿入され検出器37の検出部37bを
遮る。
【0045】しかしこの挿入する動作により単票紙Vの
先端は紙経路内に溜まった紙粉を検出器37の検出部3
7bまで挿入することがあり、紙分除去部材43の押し
出し面43aが矢印N方向に移動して退避した検出器3
7の検出部37bの直下に紙粉が堆積する。
【0046】検出器が紙有りを検出すると、次にアクチ
ュエータ27を矢印X方向に駆動して、レバー26を介
してプラテンユニット16の従動ローラ28と紙送りロ
ーラ13、14を当接させ単票紙Vをはさみ込み図4の
状態に戻る。そして図6に示すように、このアクチュエ
ータ27の矢印X方向の駆動により、レバー41が紙点
軸41を軸に矢印Y方向に回転し、これによりレバー4
1に係合している紙分除去部材43は、矢印Z方向に移
動して押し出し面43aは検出器37を通過し検出器3
7の検出部37bの直下に堆積する紙粉を押し出すこと
かできる。
【0047】そして、図1に示すような紙送りモータ7
が回転し、歯車8、9、10、11、12を介して、紙
送りフレーム3の上部設けた紙送りローラ13、14の
ローラ軸15に伝達され、紙送りローラ13、14の回
転により、単票紙Vを送る。この時、印字ヘッド6とプ
ラテン33の間を通過する部分に印字を行う。
【0048】この動作により単票紙Vを印字する度に紙
分除去部材43の押し出し面43aが検出器37を通過
し検出器37の検出部37bの直下に堆積する紙粉を押
し出すことかできるのでどんなに紙粉が発生しても検出
器37の誤検出は発生しない。
【0049】またプラテンユニット16の開く動作にあ
わせ紙分除去部材43の押し出し面43aが検出器37
から退避し、閉じることで検出器37を通過する組み合
わせにより、自然に検出器37に堆積した紙粉だけでな
く、単票紙Vが挿入する時に検出器37まで押し込んだ
紙経路内の紙粉を、単票紙Vセット直後のプラテンユニ
ット16の閉動作で押し出せるため、より確実に紙粉除
去を行うことができ、検出器37の誤検出は発生しな
い。
【0050】更に、本来単票紙Vを検出器37が検出す
るはずの無い状態、たとえば電源投入時のイニシャライ
ズ動作(単票紙V排出動作)の直後や、単票紙Vを印字
紙排出動作をした後において定期的、または常時単票紙
Vの有無をチェックし、紙ありを検出した時(検出部3
7bに紙粉、紙片等の異物が有る)は、アクチュエータ
27を駆動してプラテンユニット16の開閉動作を数回
行う。この動作により紙分除去部材43は検出部37b
に有る紙粉、紙片等の異物を排除する事ができ、プリン
タのエラーの発生を防ぎ自動復帰可能なプリンタとする
事ができる。
【0051】尚、本発明は上記の実施形態に限られるこ
となく種々の変更を行う事ができる。例えば、紙粉除去
部材43を駆動する動力源をプラテンユニット16を駆
動するアクチュエータ27としたが、別動力でもかまわ
ない。またプリンタ形態をロール紙と単票紙を印字でき
る複合プリンタとしたが、単票紙のみのプリンタでもか
まわない。ただし、複合プリンタに適用した場合、より
紙粉の発生が多いため、最も効果的である。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、紙粉
除去部材が移動して検出器に溜まった紙紛等を除去する
ため、プリンタがエラーで止まることも無く、またサー
ビスコールも無くすことができる。
【0053】また、請求項2、3記載によれば、紙紛除
去手段が単票紙の搬送経路を開閉する搬送路開閉手段と
連動して駆動されるので、検出器の信号を使用する直前
にその溝内のものを排除するので、検出の信頼性向上す
る。
【0054】更に、請求項4記載によれば、本来単票紙
が無い時に紙粉だけでなく紙片等の異物が検出器に入っ
ても、それを検出し、紙粉除去部材を数回動作させるこ
とにより、異物を除去できる。
【0055】以上の事により、紙粉等によるプリンタの
エラーの発生を防ぎ、自動復帰可能なプリンタを供給す
る事ができる。つまり使い勝手を飛躍的に向上し、メン
テナンスフリーを実現した高信頼性プリンタを市場に供
給する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の全体構成を示す斜視
図。
【図2】同実施形態におけるプラテンユニットを外した
状態のプリンタメカニズムユニットの外観を後方から示
す斜視図。
【図3】同実施形態におけるプラテンユニットの構成を
示す斜視図。
【図4】同実施形態における側面概略構成図で、プラテ
ンユニットを閉じた状態を示す。
【図5】同実施形態における側面概略構成図で、プラテ
ンユニットを開いた状態を示す。
【図6】同実施形態の要部を示す概略構成斜視図で、プ
ラテンユニットを閉じた状態を示す。
【図7】同実施形態の要部を示す概略構成斜視図で、プ
ラテンユニットを開いた状態を示す。
【符号の説明】
1 フレームベースメカユニット 2 ベースフレーム 3 紙送りフレーム 4 リボンフレーム 5 リボンカセット 6 印字ヘッド 7 紙送りモータ 13、14 紙送りローラ 16 プラテンユニット 19 印字ユニット 20 インクリボン 23 受け台 24 紙送りローラ 26 レバー部材 27 アクチュエータ 28 従動ローラ 29 ベース部材 31 ローラ軸 33 プラテン 37 検出器 37a 検出位置 37b 検出部 41 支点軸 42 レバー 43 紙分除去部材 44 バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子が配置された腕部と受光素子が
    配置された腕部とが略U溝を形成して連結され、前記発
    光素子から発せられる光を被検出物が遮断することによ
    り前記被検出物の存否を検出する検出器を備えたプリン
    タにおいて、 前記発行素子及び前記受光素子による検出位置の直下と
    前記U溝の底部との間を通過可能な押し出し面を備え、
    前記押し出し面が前記検出器を通過するように移動する
    紙粉除去部材を有することを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記プリンタは、印字手段若しくは前記
    印字手段と対向するプラテンのどちらか一方を移動して
    単票紙を前記検出器に検出される位置まで挿入可能な搬
    送路開閉手段とを更に有し、前記紙紛除去手段は、前記
    搬送路開閉手段と連動して駆動されることを特徴とする
    請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記紙粉除去部材の前記押し出し面は、
    前記搬送路開閉手段が前記搬送路を開く場合に前記検出
    器から退避し、前記搬送路を閉じる場合に通過すること
    を特徴とする請求項1、記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 発光素子が配置された腕部と受光素子が
    配置された腕部とが略U溝を形成して連結され、前記発
    光素子から発せられる光を被検出物が遮断することによ
    り前記被検出物の存否を検出する検出器を備えたプリン
    タにおいて、 前記発行素子及び前記受光素子による検出位置の直下と
    前記U溝の底部との間を通過する押し出し面を備えた紙
    粉除去部材と、 前記検出器からのデータを受信し、設定されたデータと
    の比較により異常を判断する異常検出手段とを有し、 前記異常検出手段が異常と判断した場合、前記紙紛除去
    部材が少なくとも1回以上移動されることを特徴とする
    プリンタの制御方法。
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