JPH10305532A - 食品包装用材および食品包装容器 - Google Patents
食品包装用材および食品包装容器Info
- Publication number
- JPH10305532A JPH10305532A JP11700197A JP11700197A JPH10305532A JP H10305532 A JPH10305532 A JP H10305532A JP 11700197 A JP11700197 A JP 11700197A JP 11700197 A JP11700197 A JP 11700197A JP H10305532 A JPH10305532 A JP H10305532A
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- JP
- Japan
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- food packaging
- paperboard
- silver
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- antibacterial
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装される食品の風味を損うことのない抗菌
性食品容器を得ることを課題とする。 【解決手段】 食品を包装する食品包装容器を得るため
の板紙1の表面に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を塗布して
形成された抗菌層2を有することを特徴とする。
性食品容器を得ることを課題とする。 【解決手段】 食品を包装する食品包装容器を得るため
の板紙1の表面に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を塗布して
形成された抗菌層2を有することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を包装して販
売に供する食品包装用材料およびこれを使用した食品包
装容器に関する。
売に供する食品包装用材料およびこれを使用した食品包
装容器に関する。
【0002】
【従来の技術】使い棄ての弁当容器や惣菜類を入れて販
売する食品包装容器では、簡便なものとして板紙製の容
器が多く使用されているが、素材である板紙はそれ自体
耐水性や耐油性がないため、表面にアルミニウム薄膜層
を形成して耐水性、耐油性を持たせるようになされてお
り、また板紙自体では高級感がないため、板紙の表面に
印刷を施して高級感をだすようになされたものが一般に
用いられている。そして上記アルミニウム薄膜層や印刷
を施した場合、これらに食品が直接触れないようにする
ため、表面に樹脂コートを施すようになされている。
売する食品包装容器では、簡便なものとして板紙製の容
器が多く使用されているが、素材である板紙はそれ自体
耐水性や耐油性がないため、表面にアルミニウム薄膜層
を形成して耐水性、耐油性を持たせるようになされてお
り、また板紙自体では高級感がないため、板紙の表面に
印刷を施して高級感をだすようになされたものが一般に
用いられている。そして上記アルミニウム薄膜層や印刷
を施した場合、これらに食品が直接触れないようにする
ため、表面に樹脂コートを施すようになされている。
【0003】一方、最近食品の衛生上の観点から、フィ
ルムや紙片等のシート片にワサビ成分を塗布または含浸
させたものを容器内に貼布するか、あるいは食品の上に
直接置いて雑菌の繁殖を防ぐようにしている。
ルムや紙片等のシート片にワサビ成分を塗布または含浸
させたものを容器内に貼布するか、あるいは食品の上に
直接置いて雑菌の繁殖を防ぐようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして上記のように
ワサビ成分を付与したシート片を容器内に貼布したり食
品上に載せることは、大量に製造される弁当等の食品の
場合などきわめて煩わしい作業が強いられることになる
ばかりでなく、ワサビの刺激臭により食品の風味が損わ
れることがある。
ワサビ成分を付与したシート片を容器内に貼布したり食
品上に載せることは、大量に製造される弁当等の食品の
場合などきわめて煩わしい作業が強いられることになる
ばかりでなく、ワサビの刺激臭により食品の風味が損わ
れることがある。
【0005】またワサビ成分は揮発しやすく、使用し始
めてから開放状態では数時間で抗菌効果が失われてしま
うなど、耐久性に問題があることから、ワサビ成分を付
与したのちのシート片を製造から使用するまでの間、保
香性のある高価な包装材料により包装しておく必要があ
り、したがって著しくコストが嵩むなどの種々の問題点
があった。
めてから開放状態では数時間で抗菌効果が失われてしま
うなど、耐久性に問題があることから、ワサビ成分を付
与したのちのシート片を製造から使用するまでの間、保
香性のある高価な包装材料により包装しておく必要があ
り、したがって著しくコストが嵩むなどの種々の問題点
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器それ自体
に抗菌性を持たせ、従来の煩わしい作業を全廃するとと
もに、包装される食品の風味を害することのない食品包
装用材およびこの包装用材により形成された食品包装容
器を提供することを課題としている。
に抗菌性を持たせ、従来の煩わしい作業を全廃するとと
もに、包装される食品の風味を害することのない食品包
装用材およびこの包装用材により形成された食品包装容
器を提供することを課題としている。
【0007】上記課題を解決する手段として本発明は、
食品を包装する形態、例えば箱形、トレイ形、カップ形
等の食品包装容器の構成素材となる板紙の表面(食品と
接触する面)に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を塗布して抗
菌層を形成したことにある。これにより容器の全部また
は一部を構成する板紙自体が抗菌性を有するので、従来
のように抗菌剤を別途食品包装容器内に貼布したり装入
するような煩わしい作業が不要となり、しかも上記抗菌
剤は無味無臭であるため食品の風味を害することがな
く、さらに上記抗菌剤は揮発性が全くないため長期にわ
たり安定した抗菌効果を持続することができる。
食品を包装する形態、例えば箱形、トレイ形、カップ形
等の食品包装容器の構成素材となる板紙の表面(食品と
接触する面)に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を塗布して抗
菌層を形成したことにある。これにより容器の全部また
は一部を構成する板紙自体が抗菌性を有するので、従来
のように抗菌剤を別途食品包装容器内に貼布したり装入
するような煩わしい作業が不要となり、しかも上記抗菌
剤は無味無臭であるため食品の風味を害することがな
く、さらに上記抗菌剤は揮発性が全くないため長期にわ
たり安定した抗菌効果を持続することができる。
【0008】上記食品包装容器に高級感を与えるととも
に耐水、耐油性を与えたい場合には、板紙の表面にアル
ミニウム薄膜層をラミネートし、このアルミニウム薄膜
層の表面に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を塗布して抗菌層
を形成するようにされている。
に耐水、耐油性を与えたい場合には、板紙の表面にアル
ミニウム薄膜層をラミネートし、このアルミニウム薄膜
層の表面に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を塗布して抗菌層
を形成するようにされている。
【0009】また食品包装容器の表面に各種の模様や絵
柄等を表現したい場合には、板紙の表面に上記模様や絵
柄の印刷を施し、この印刷層の表面に銀系抗菌剤を含む
樹脂溶液を塗布して抗菌層を形成するようにされる。
柄等を表現したい場合には、板紙の表面に上記模様や絵
柄の印刷を施し、この印刷層の表面に銀系抗菌剤を含む
樹脂溶液を塗布して抗菌層を形成するようにされる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を図面を参照して説明する。
態を図面を参照して説明する。
【0011】図1は請求項1に記載の発明による食品包
装用材A1 の一部の拡大断面を示すもので、ボール紙、
コートボール紙、チップボール紙等の坪量200〜35
0g/m2 のものを1層〜2層として形成された板紙1
の表面(食品と接触する面)に銀系抗菌剤を含む樹脂溶
液が塗布されて抗菌層2が形成されている。
装用材A1 の一部の拡大断面を示すもので、ボール紙、
コートボール紙、チップボール紙等の坪量200〜35
0g/m2 のものを1層〜2層として形成された板紙1
の表面(食品と接触する面)に銀系抗菌剤を含む樹脂溶
液が塗布されて抗菌層2が形成されている。
【0012】上記銀系抗菌剤は、無機化合物、例えばゼ
オライト、燐酸塩、ガラス、シリカゲル等に銀を担持さ
せたもので、その平均粒径は1μ以下であることが望ま
しい。
オライト、燐酸塩、ガラス、シリカゲル等に銀を担持さ
せたもので、その平均粒径は1μ以下であることが望ま
しい。
【0013】樹脂溶液としては、耐水、耐油性を有する
樹脂であればよく、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体の有機溶剤溶液を用いることができ、上記銀系抗菌
剤の含有量は0.5〜5%、好ましく1〜3%の範囲が
よい。
樹脂であればよく、例えば塩化ビニル−酢酸ビニル共重
合体の有機溶剤溶液を用いることができ、上記銀系抗菌
剤の含有量は0.5〜5%、好ましく1〜3%の範囲が
よい。
【0014】図2は請求項2に記載の発明による食品包
装用材A2 の一部の拡大断面を示すもので、前述の図1
におけると同じ板紙1の表面に厚さ5〜15μ程度のア
ルミニウム薄膜層3がラミネートされ、このアルミニウ
ム薄膜層3の表面に前記図1におけると同様の抗菌層2
が形成されたものである。
装用材A2 の一部の拡大断面を示すもので、前述の図1
におけると同じ板紙1の表面に厚さ5〜15μ程度のア
ルミニウム薄膜層3がラミネートされ、このアルミニウ
ム薄膜層3の表面に前記図1におけると同様の抗菌層2
が形成されたものである。
【0015】上記のアルミニウム薄膜層3を設けること
により、図4に一例を示すような食品包装容器4とした
とき、その容器4に高級感を持たせることができるとと
もに、板紙1に耐水性、耐油性を与えることができ、包
装すべき食品の種類に応じて対応することができる。な
お図4において6は蓋を示し、この蓋6も同じ材料製と
することができ、そうすることにより抗菌効果を高める
ことができる。
により、図4に一例を示すような食品包装容器4とした
とき、その容器4に高級感を持たせることができるとと
もに、板紙1に耐水性、耐油性を与えることができ、包
装すべき食品の種類に応じて対応することができる。な
お図4において6は蓋を示し、この蓋6も同じ材料製と
することができ、そうすることにより抗菌効果を高める
ことができる。
【0016】図3は請求項3に記載の発明による食品包
装用材A3 の一部の拡大断面を示すもので、食品の安全
衛生管理上、ご飯や惣菜を入れた食品容器ごと金属探知
機に通して異物の検知を行う場合に、図2のようにアル
ミニウム薄膜層3を施したものでは金属探知ができない
ことがあるので、それに代って前述の板紙1の表面に各
種模様(パターン)や絵柄等を印刷して、食品包装容器
としたのちの差別化、高級化を図るようにしたものであ
る。そしてこの印刷層5(インキ層)の表面に前述と同
様の抗菌層2が形成されている。
装用材A3 の一部の拡大断面を示すもので、食品の安全
衛生管理上、ご飯や惣菜を入れた食品容器ごと金属探知
機に通して異物の検知を行う場合に、図2のようにアル
ミニウム薄膜層3を施したものでは金属探知ができない
ことがあるので、それに代って前述の板紙1の表面に各
種模様(パターン)や絵柄等を印刷して、食品包装容器
としたのちの差別化、高級化を図るようにしたものであ
る。そしてこの印刷層5(インキ層)の表面に前述と同
様の抗菌層2が形成されている。
【0017】なお前記食品包装容器4に関しては、その
全体を前記食品包装用材A1 〜A3により構成するほ
か、図5(A),(B)に示すように食品包装容器の一
部に前記食品包装用材を用いることができる。すなわち
図5(A)のように容器4は通常の板紙(あるいはプラ
スチック)により形成し、食品が載る底部に前記食品包
装用材A1 〜A3 を中敷状に装入して容器の一部とし、
その上に食品を装入するようにしてもよく、また図5
(B)のように、蓋6の内面に前記食品包装用材A1 〜
A3 を嵌込むようにして設け、この蓋を被せることによ
り抗菌効果を発揮させるようにしてもよい。前記中敷形
態として用いるときは、アルミニウム薄膜層3あるいは
印刷により各種模様その他を施すことが好ましく、した
がって前記食品包装用材A2 あるいはA3 を用いるのが
よい。
全体を前記食品包装用材A1 〜A3により構成するほ
か、図5(A),(B)に示すように食品包装容器の一
部に前記食品包装用材を用いることができる。すなわち
図5(A)のように容器4は通常の板紙(あるいはプラ
スチック)により形成し、食品が載る底部に前記食品包
装用材A1 〜A3 を中敷状に装入して容器の一部とし、
その上に食品を装入するようにしてもよく、また図5
(B)のように、蓋6の内面に前記食品包装用材A1 〜
A3 を嵌込むようにして設け、この蓋を被せることによ
り抗菌効果を発揮させるようにしてもよい。前記中敷形
態として用いるときは、アルミニウム薄膜層3あるいは
印刷により各種模様その他を施すことが好ましく、した
がって前記食品包装用材A2 あるいはA3 を用いるのが
よい。
【0018】次に具体的な実施例およびその評価を示
す。〔実施例1〕樹脂溶液として、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体をトルエン/酢酸エチル/アセトンの混合
溶剤に溶解させ、この樹脂溶液(樹脂分5%)に銀系抗
菌剤として銀を燐酸ジルコニウムに担持させたもの(東
亜合成株式会社製、平均粒径0.5μの粉末を樹脂分に
対し0.5%添加)を充分に混合した溶液に分散させ
た。
す。〔実施例1〕樹脂溶液として、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体をトルエン/酢酸エチル/アセトンの混合
溶剤に溶解させ、この樹脂溶液(樹脂分5%)に銀系抗
菌剤として銀を燐酸ジルコニウムに担持させたもの(東
亜合成株式会社製、平均粒径0.5μの粉末を樹脂分に
対し0.5%添加)を充分に混合した溶液に分散させ
た。
【0019】板紙1として、坪量300g/m2 のボー
ル紙にアルミニウム箔(厚さ7μ)をラミネートしたも
のを用い、このアルミニウム箔をラミネートして得たア
ルミニウム薄膜層3の表面に前記の樹脂溶液を塗布(厚
さ0.4g/m2 )して乾燥させ、銀系抗菌剤を含む抗
菌層2を有する食品包装用材とした。
ル紙にアルミニウム箔(厚さ7μ)をラミネートしたも
のを用い、このアルミニウム箔をラミネートして得たア
ルミニウム薄膜層3の表面に前記の樹脂溶液を塗布(厚
さ0.4g/m2 )して乾燥させ、銀系抗菌剤を含む抗
菌層2を有する食品包装用材とした。
【0020】上記の食品包装用材で図4に例示するよう
な形態の弁当容器を製作したところ、無味無臭で耐久性
に優れた抗菌性が発揮された。この抗菌性の評価を表1
に示す。
な形態の弁当容器を製作したところ、無味無臭で耐久性
に優れた抗菌性が発揮された。この抗菌性の評価を表1
に示す。
【0021】 〔実施例2〕樹脂溶液は実施例1と同じものを用い、板
紙1として坪量300g/m2 のボール紙にグラビア印
刷を行い、この印刷による印刷層5(インキ層)の表面
に前述の実施例1と同様の樹脂溶液を塗布(厚さ5g/
m2 )して乾燥させ、銀系抗菌剤を含む抗菌層2を有す
る食品包装用材とした。 〔比較例〕銀系抗菌剤を含まない以外は上記実施例と同
様な樹脂溶液を塗布した板紙を用いた。
紙1として坪量300g/m2 のボール紙にグラビア印
刷を行い、この印刷による印刷層5(インキ層)の表面
に前述の実施例1と同様の樹脂溶液を塗布(厚さ5g/
m2 )して乾燥させ、銀系抗菌剤を含む抗菌層2を有す
る食品包装用材とした。 〔比較例〕銀系抗菌剤を含まない以外は上記実施例と同
様な樹脂溶液を塗布した板紙を用いた。
【0022】ここにおける抗菌性試験法としては、サン
プルとして板紙の表面の所定の範囲(3×3cm)に大
腸菌液を接種したのちラップして27℃の水の入ったデ
シケータ中で24時間保存後の生菌数を測定した。
プルとして板紙の表面の所定の範囲(3×3cm)に大
腸菌液を接種したのちラップして27℃の水の入ったデ
シケータ中で24時間保存後の生菌数を測定した。
【0023】また使用した菌の正常性を判断するため、
サンプルを用いずに同様の操作を行って対照とした。
サンプルを用いずに同様の操作を行って対照とした。
【0024】以上により前記表1にみられるように実施
例1,2とも顕著な抗菌効果を有していることが判明し
た。
例1,2とも顕著な抗菌効果を有していることが判明し
た。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、食
品包装容器を構成する食品包装用材自体が抗菌性を有す
るので、他の抗菌剤を食品包装容器内に挿入したり貼布
するような煩わしい作業が不要となり、食品包装に要す
る手数を大幅に軽減することができる。
品包装容器を構成する食品包装用材自体が抗菌性を有す
るので、他の抗菌剤を食品包装容器内に挿入したり貼布
するような煩わしい作業が不要となり、食品包装に要す
る手数を大幅に軽減することができる。
【0026】また抗菌剤に銀系抗菌剤を用い、これを樹
脂溶液に含有せしめて塗布乾燥することにより抗菌層を
形成しているので、無味無臭であり、包装食品の風味を
損うような悪影響を与えることがなく、かつ長期にわた
り抗菌性を持続させることができる。
脂溶液に含有せしめて塗布乾燥することにより抗菌層を
形成しているので、無味無臭であり、包装食品の風味を
損うような悪影響を与えることがなく、かつ長期にわた
り抗菌性を持続させることができる。
【0027】請求項2,5のようにアルミニウム薄膜層
を板紙と抗菌層との間に設ければ、水分や油分の多い食
品であっても板紙が保護され、水や油の滲出しを防ぐこ
とができるとともに高級感を与えることができる。
を板紙と抗菌層との間に設ければ、水分や油分の多い食
品であっても板紙が保護され、水や油の滲出しを防ぐこ
とができるとともに高級感を与えることができる。
【0028】また請求項3,6のように板紙に印刷を施
せば、金属探知機による異物検知を支障なく行えながら
高級感を出すことができ、印刷層による防水、防油作用
も加わって各種の食品包装用として使用することができ
る。
せば、金属探知機による異物検知を支障なく行えながら
高級感を出すことができ、印刷層による防水、防油作用
も加わって各種の食品包装用として使用することができ
る。
【図1】請求項1記載の本発明による食品包装用材の一
例の一部の拡大断面図。
例の一部の拡大断面図。
【図2】請求項2記載の発明による食品包装用材の一例
の一部の拡大断面図。
の一部の拡大断面図。
【図3】請求項3記載の発明による食品包装用材の一例
の一部の拡大断面図。
の一部の拡大断面図。
【図4】食品包装容器の一実施形態を示す一部切欠斜視
図。
図。
【図5】(A),(B)は食品包装容器の他の例を示す
容器と蓋の断面図。
容器と蓋の断面図。
A1 〜A3 食品包装用材 1 板紙 2 抗菌層 3 アルミニウム薄膜層 4 食品包装容器 5 印刷層(インキ層) 6 食品包装容器の蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B32B 27/12 B32B 27/12 33/00 33/00 B65D 65/42 B65D 65/42 A (72)発明者 三 宅 正 則 愛媛県伊予三島市村松町190番地 福助工 業株式会社内 (72)発明者 新 井 勘 一 愛媛県西宇和郡保内町川之石1番耕地136 番地の1 新井産業株式会社内 (72)発明者 笹 田 丈 夫 愛媛県西宇和郡保内町川之石1番耕地136 番地の1 新井産業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】板紙の表面に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を
塗布して形成された抗菌層を有することを特徴とする食
品包装用材。 - 【請求項2】板紙の表面にアルミニウム薄膜層がラミネ
ートされ、このアルミニウム薄膜層の表面に銀系抗菌剤
を含む樹脂溶液を塗布して形成された抗菌層を有するこ
とを特徴とする食品包装用材。 - 【請求項3】板紙の表面に印刷が施され、この印刷層の
表面に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を塗布して形成された
抗菌層を有することを特徴とする食品包装用材。 - 【請求項4】板紙の表面に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を
塗布して形成された抗菌層を有する食品包装用材により
食品包装形態の一部または全部が形成されていることを
特徴とする食品包装容器。 - 【請求項5】板紙の表面にアルミニウム薄膜層がラミネ
ートされ、このアルミニウム薄膜層の表面に銀系抗菌剤
を含む樹脂溶液を塗布して形成された抗菌層を有する食
品包装用材により食品包装形態の一部または全部が形成
されていることを特徴とする食品包装容器。 - 【請求項6】板紙の表面に印刷が施され、この印刷層の
表面に銀系抗菌剤を含む樹脂溶液を塗布して形成された
抗菌層を有する食品包装用材により食品包装形態の一部
または全部が形成されていることを特徴とする食品包装
容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11700197A JPH10305532A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 食品包装用材および食品包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11700197A JPH10305532A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 食品包装用材および食品包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10305532A true JPH10305532A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14701014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11700197A Withdrawn JPH10305532A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | 食品包装用材および食品包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10305532A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100623179B1 (ko) | 2004-05-10 | 2006-09-19 | 화성시 | 개봉이 용이한 항균 과수보호봉지 |
US20110091672A1 (en) * | 2009-10-21 | 2011-04-21 | SAI Technologies, Inc. | Biodegradable material and container for fluids |
JP5698336B1 (ja) * | 2013-12-13 | 2015-04-08 | 井上 直史 | 抗菌性部材 |
JP2017137481A (ja) * | 2016-01-11 | 2017-08-10 | 東京インキ株式会社 | 抗菌コーティング剤、抗菌性積層体、抗菌性積層体の製造方法、および抗菌性積層体を用いたフィルムまたはシート、包装容器、包装袋、蓋材 |
US11111057B2 (en) | 2016-03-04 | 2021-09-07 | Amisha Patel | Bioplastic collapsible dispensing tube |
CN115595784A (zh) * | 2022-09-27 | 2023-01-13 | 中国海洋大学(Cn) | 一种复合壳聚糖保鲜膜及其制备方法 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP11700197A patent/JPH10305532A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5698336B1 (ja) * | 2013-12-13 | 2015-04-08 | 井上 直史 | 抗菌性部材 |
WO2015087860A1 (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-18 | 井上直史 | 抗菌性部材 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |