JPH10305106A - 腰部用磁気快癒器 - Google Patents

腰部用磁気快癒器

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JPH10305106A
JPH10305106A JP9119719A JP11971997A JPH10305106A JP H10305106 A JPH10305106 A JP H10305106A JP 9119719 A JP9119719 A JP 9119719A JP 11971997 A JP11971997 A JP 11971997A JP H10305106 A JPH10305106 A JP H10305106A
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JP
Japan
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magnetic
belt
magnet
air
magnets
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Pending
Application number
JP9119719A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kimura
村 宏 木
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HISHIKO KK
Original Assignee
HISHIKO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マグネットからの磁束を専ら人体に向けて作
用させるように、かつ装着時に不快感を与えないように
構成された腰部用磁気快癒器を提供すること。 【解決手段】 腰部に固定されるベルト10と、このベ
ルトの内周に突出し、相互間に凹部を形成する複数の空
気室と、この空気室の空気量を加減する空気調節手段1
3,16,17と、前記凹部に嵌まるように前記ベルト
に固定されるマグネット22と、磁性材により構成さ
れ、前記マグネットの発生磁束を案内する前記ベルト面
に沿った磁路を形成する磁路部材21と、をそなえた腰
部用磁気快癒器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腰部に装着してマグネ
ットによる磁界を作用させ疲労回復を図る腰部用磁気快
癒器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体各部に永久磁石などのマグネ
ットによる磁気を作用させる磁気快癒器もしくは治療器
が多く出回っている。これは、例えばベルト状の支持部
材に、板状のマグネットを適宜数固定したものや、ボタ
ン状のマグネットをマトリクス状に配列したものを人体
腰部に巻き付けて装着し、マグネットから出る磁束を人
体内部に作用させるものである。
【0003】そして、マグネットからの磁束が人体に作
用して疲労を回復させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この場合、マグネット
から出る磁束は、人体に向かうものの外に、反人体側へ
出て行くものがあり、これが周囲の時計などの電子機器
に悪影響を与えることが屡々あった。
【0005】また、マグネットはベルトに取り付けられ
ており、ときにマグネットの凹凸が人体に影響して不快
感を与えることがあった。
【0006】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、マグネットからの磁束を専ら人体に向けて作用させ
るように、かつ装着時に不快感を与えないように構成さ
れた腰部用磁気快癒器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題解決のための手段】上記目的達成のため、本発明
では、請求項1記載の、腰部に固定されるベルトと、こ
のベルトの内周に突出し、相互間に凹部を形成する複数
の空気室と、この空気室の空気量を加減する空気調節手
段と、前記凹部に嵌まるように前記ベルトに固定される
マグネットと、磁性材により構成され、前記マグネット
の発生磁束を案内する前記ベルト面に沿った磁路を形成
する磁路部材と、をそなえた腰部用磁気快癒器、請求項
2記載の、請求項1記載の腰部用磁気快癒器における前
記マグネットは、相互に所定の間隔をおいて配され、複
数の磁石により前記磁路部材を通る共通の磁気回路を形
成する腰部用磁気快癒器、および請求項3記載の、請求
項1記載の腰部用磁気快癒器における前記空気室は排気
弁付きの空気ポンプによって空気調節が行われる腰部用
磁気快癒器、を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】腰部用磁気快癒器は、マグネット
の発生磁束を人体腰部に作用させて快癒効果を挙げるも
のである。そこで、マグネットを人体の近傍に配置すべ
く、人体腰部にマグネットを保持してマグネットの発生
磁束を人体内部に向かわせる。この場合、マグネットが
人体に直接接触して不快感を招くことのないように、マ
グネットを人体から浮かせて保持すべく、ベルトに凹部
を形成してこの凹部に嵌まるようにマグネットを保持す
る。
【0009】そして、マグネットの背後つまり反人体側
には、マグネットの発生磁束を案内する磁路部材を設け
て、マグネットの背後に磁束があまり漏れ出ないように
する。他方、人体内部へ作用する磁束量を十分にするた
めに、所定間隔を空けて配置された複数のマグネットに
より共通の磁気回路を形成している。そして、磁気快癒
器の人体腰部への固定状態を調節するために、マグネッ
トが設けられる凹部を挟んで設けられた空気室の空気を
排気弁付き空気ポンプによって調節する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の構造を、一部を
破砕断面として示した説明図である。
【0011】この図1において、10はベルトであり、
人体腰部に巻き付け得る長さを有し、両端に設けられた
ファスナ11によってベルトを人体腰部に固定する。こ
のベルト10には、長手方向の中央部に長手方向と直角
方向に延びる空気室12が適宜間隔を空けて複数個設け
られており、この間隔部分のとくに内周側には縦に延び
る細長い凹部が形成されている。
【0012】ベルト10の内周面にはメッシュ14が張
られており、その内部にはクッション材15が充填され
ており、人体に対するベルト10の当たりが良くなるよ
うにされている。
【0013】そして、空気室12は、ベルト10の適当
な位置に設けられた排気弁付き空気ポンプ13に連通し
ており、空気ポンプ13の操作により空気が満たされ、
排気弁の操作により排気が行われてベルト10が人体腰
部に適当な保持力で接触するように調節することができ
る。
【0014】空気室12相互間の凹部には、マグネット
および磁性金属たとえばステンレススティール(SUS
430)製のマグネットホルダが挿入される袋状部(図
示せず)が設けられている。この袋状部には、磁路部材
として細長い平板状のマグネットホルダ21が挿入され
る。マグネットホルダ21には、装着時に上下方向にな
るように2つのマグネット22a,22bが取り付けら
れる。図示の場合、ボタン型のネオジウム系マグネット
が用いられている。そして、これら2つのマグネット2
2a,22bは、互いに異なる磁極がマグネットホルダ
21に当接するように取り付けられる。
【0015】図2は、マグネットホルダ21と2つのマ
グネット22a,22bとにより形成される磁気回路を
示したものである。この場合、2つのマグネット22
a,22bは、例えば上側マグネット22aのN極と下
側マグネット22bのS極がマグネットホルダ22に当
接する。そして、上側マグネット22aのS極および下
側マグネット22bのN極は人体腰部に対向した状態と
なる。
【0016】この結果、2つのマグネットは、マグネッ
トホルダ21をヨークとする1つの磁石と同様の構成に
なり、図示の如く人体内部に向かう円弧状の磁束を生じ
る。そして、この磁束により人体腰部の疲労除去作用が
効果的になされる。
【0017】図3は、図1の実施例を展開して外周側を
示したものである。すなわち、全体形状はベルト10で
あり、両端にファスナ11が形成されており、中央部に
空気室12が適宜間隔を空けて設けられている。そし
て、ファスナ11寄りの部分の一端には空気ポンプ13
が設けられている。
【0018】図4および図5は、図3における円で囲っ
たA部およびB部の詳細構造を示したものである。まず
図4は、図3A部に設けられた排気弁付き空気ポンプ1
3を示しており、流入口16に連なった丸いポンプ部と
排気口17に連なった排気弁とが設けられている。排気
弁には、スプリング18が設けられており、押圧時のみ
排気を行うようになっている。また、図5には、図3B
部に設けられたベルト10の内周側に設けられたメッシ
ュ14およびクッション15が重ね合わされた状態が示
されている。
【0019】図6(a)および(b)は、マグネットホ
ルダ21の正面図および側面図である。このマグネット
ホルダ21は、ステンレススティール(SUS430)
製で、図1に示したように、2つのボタン型マグネット
22a、22bを保持するための2つの凹部21a,2
1bを持っており、この凹部21a,21bの底部にマ
グネット22a,22bが接着されてその保持を行う。
【0020】このマグネットホルダ21は、弾性を有す
るからマグネット22を確実に保持するとともに、ベル
ト10によって保持されることにより人体腰部に対して
も適正な姿勢を保つことができる。そして、マグネット
ホルダ21は、その弾性および長さによって仙骨を含ん
だ背骨に対するコルセット機能を果たすことができる。
【0021】上記実施例では、縦に長いマグネットホル
ダを縦に配して2つのマグネットを取り付けているが、
マグネットホルダの端部に1つのマグネットを取り付け
て他の端部を磁極として利用すれば、1つのマグネット
をマグネットホルダと組み合わせることにより本発明の
磁気快癒器を構成することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したため、
次のような効果を奏する。
【0023】まず請求項1記載の構成によれば、磁路部
材であるマグネットホルダとマグネットとの組み合わせ
により磁気回路を構成しているため、従来の磁気快癒器
と異なりマグネットホルダが形成する磁路によって磁束
が案内され、マグネットから生じた磁束が四方に向かっ
て発散するのを防止できる。したがって、磁気快癒器を
装着している人から外部に向かって磁束が及ぶことが少
ない。また、空気室を持ったベルトの空気室相互間に形
成された凹部にマグネットを配するため、空気室の空気
を調節してマグネットが人体に当接しないようにするこ
とができ、磁気快癒器を快適に装着することができる。
【0024】また、請求項2記載の構成によれば、マグ
ネットは、相互に所定の間隔をおいて配され、複数の磁
石および磁路部材により共通の磁気回路を形成するた
め、磁束がより人体内部に向かうようになり、磁気効率
が高くしかも周囲に悪影響を及ぼさない磁気快癒器を提
供することができる。
【0025】さらに、請求項3記載の構成によれば、空
気室は排気弁付きの空気ポンプによって空気調節が行わ
れるため、ベルトの装着具合を容易に最適にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す一部破砕断面図。
【図2】図1の実施例による人体腰部への磁気作用の説
明図。
【図3】図1の実施例の展開説明図。
【図4】図3におけるA部の詳細説明図。
【図5】図3におけるB部の詳細説明図。
【図6】図1の実施例に用いるマグネットホルダの構造
を示しており、図6(a)は正面図、図6(b)は側面
図。
【符号の説明】
10 ベルト 11 ファスナ 12 空気室 13 空気ポンプ 14 メッシュ 15 クッション材 16 流入口 17 排気口 18 スプリング 21 マグネットホルダ 22a マグネット 22b マグネット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】腰部に固定されるベルトと、 このベルトの内周に突出し、相互間に凹部を形成する複
    数の空気室と、 この空気室の空気量を加減する空気調節手段と、 前記凹部に嵌まるように前記ベルトに固定されるマグネ
    ットと、 磁性材により構成され、前記マグネットの発生磁束を案
    内する前記ベルト面に沿った磁路を形成する磁路部材
    と、 をそなえた腰部用磁気快癒器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の腰部用磁気快癒器におい
    て、 前記マグネットは、相互に所定の間隔をおいて配され、
    複数の磁石により前記磁路部材を通る共通の磁気回路を
    形成する腰部用磁気快癒器。
  3. 【請求項3】請求項1記載の腰部用磁気快癒器におい
    て、 前記空気調節手段は、排気弁付きの空気ポンプである腰
    部用磁気快癒器。
JP9119719A 1997-05-09 1997-05-09 腰部用磁気快癒器 Pending JPH10305106A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006026827A3 (en) * 2004-09-10 2006-12-21 Gt & Mj Holdings Pty Ltd Device for magnetic treatment
KR100813201B1 (ko) 2006-07-21 2008-03-13 (주)엠큐어 물리치료 기능을 구비한 허리견인용 에어 벨트

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