JPH10305028A - 多列検出器のデータ処理方法およびx線ct装置 - Google Patents

多列検出器のデータ処理方法およびx線ct装置

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JPH10305028A
JPH10305028A JP9119561A JP11956197A JPH10305028A JP H10305028 A JPH10305028 A JP H10305028A JP 9119561 A JP9119561 A JP 9119561A JP 11956197 A JP11956197 A JP 11956197A JP H10305028 A JPH10305028 A JP H10305028A
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誠 郷野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の処理量を従来より減少させる。 【解決手段】 2列検出器において、「検出器の特性に
依存しない補正」は第1列検出器に関してのみ実行し
(S31)、第2列検出器に対しては「検出器の特性に
依存しない補正」を実行しない。その代替処理として、
前記補正の実行後データdata1 (2)(i,j) の実行前データ
data1 (1)(i,j) に対する比率を求めておき、その比率を
第2列のデータdata2 (1)(i,j) に乗算し、前記「検出器
の特性に依存しない補正」を実行したデータと等価なデ
ータdata2 (2)(i,j) を求める。 【効果】 データの近似性を利用して「検出器の特性に
依存しない補正」を簡単化できるため、全体の処理量を
従来より減少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多列検出器のデー
タ処理方法およびX線CT(Computed Tomography)
装置に関し、さらに詳しくは、2列以上のX線検出器で
求めたデータの処理量を減少させることができる多列検
出器のデータ処理方法およびそのデータ処理方法を好適
に実施しうるX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、多列検出器の模式図である。X
線管30から出射されたX線は、m(m≧2)列検出器
5mの第1列検出器det1〜第m列検出器detmで
同時に検出される。そして、データ収集部6mの第1列
データ収集器DAS1〜第m列データ収集器DASm
は、前記第1列検出器det1〜第m列検出器detm
に対応した第1列データdata1(i,j)〜第m列データdata
m(i,j)をそれぞれ出力する。ここで、iは検出器チャネ
ル番号であり、jはビュー番号である。
【0003】図9は、多列検出器でデータを収集し、各
列のX線検出器に対応した画像をそれぞれ再構成する処
理の従来例のフロー図である。ステップS11では、第
1列検出器det1および第1列データ収集器DAS1
から第1列データdata1(i,j)を収集する。ステップS2
1では、第1列検出器det1の特性に応じた補正を第
1列データdata1(i,j)に施し、第1列検出器特性補正デ
ータdata1 (1)(i,j) を得る。
【0004】ステップS31では、「検出器の特性に依
存しない補正」を第1列検出器特性補正データdata1 (1)
(i,j) に対して実行し、第1列実行後データdata
1 (2)(i,j)を得る。なお、「検出器の特性に依存しない
補正」とは、X線管のボケ回復補正,ガントリ回転振れ
補正,散乱線補正,ビームハードニング補正,低カウン
トのノイズ低減補正などを言う。
【0005】ステップS41では、対数処理を第1列実
行後データdata1 (2)(i,j) に施し、第1列プロジェクシ
ョンデータProj1(i,j)を得る。ステップS51では、第
1列プロジェクションデータProj1(i,j)に対して再構成
演算を施し、第1列画像I1を得る。ステップS1k〜
S5kは、第k列(m>k>1)に関する処理ステップ
であり、上記ステップS11〜S51と同様である。ス
テップS1m〜S5mは、第m列に関する処理ステップ
であり、上記ステップS11〜S51と同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は、図9に示すよ
うに、多列検出器の各列に関して同じデータ処理が行わ
れていたため、全体の処理量が列の数に比例して増える
問題点があった。そこで、本発明の目的は、全体の処理
量を従来より減少させることができる多列検出器のデー
タ処理方法およびそのデータ処理方法を好適に実施しう
るX線CT装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、m(m≧2)列のX線検出器のうちの1列のX線検
出器で取得したデータに対しては検出器の特性に依存し
ない補正を実行し、その補正の実行後データの実行前デ
ータに対する比率を求め、他の列のX線検出器で取得し
たデータに対しては前記補正を実行しないで前記比率を
当該データに乗算して前記補正の実行後データと等価な
データを求めることを特徴とする多列検出器のデータ処
理方法を提供する。上記第1の観点による多列検出器の
データ処理方法では、多列検出器の1列に関してのみ
「検出器の特性に依存しない補正」を実行する。そし
て、他の各列に関しては「検出器の特性に依存しない補
正」を実行しないで、その代りに、前記補正の実行後デ
ータの実行前データに対する比率を求めておき、その比
率を他の各列のデータに乗算し、得られたデータを前記
補正の実行後データと等価なデータとする。これによ
り、「検出器の特性に依存しない補正」を多列検出器の
各列に関して実行する場合よりも処理量を減少させるこ
とが出来る。なお、上記のようにしても「検出器の特性
に依存しない補正」を実行した場合と同等の画像が得ら
れた。これは、多列検出器の各列は隣接しているため、
データの近似性があるからと考えられる。
【0008】第2の観点では、本発明は、第1列検出器
から第m(m≧3)列検出器までのm列のX線検出器の
うちのn(m>n≧2)列のX線検出器で取得した各デ
ータに対しては検出器の特性に依存しない補正を実行
し、その補正の実行後データの実行前データに対する平
均比率を求め、他の列の検出器で取得したデータに対し
ては前記補正を実行しないで前記平均比率を当該データ
に乗算して前記補正の実行後データと等価なデータを求
めることを特徴とする多列検出器のデータ処理方法を提
供する。上記第2の観点による多列検出器のデータ処理
方法では、多列検出器のn(m>n≧2)列に関しての
み「検出器の特性に依存しない補正」を実行する。そし
て、他の各列に関しては「検出器の特性に依存しない補
正」を実行しないで、その代りに、前記補正の実行後デ
ータの実行前データに対する平均比率を求めておき、そ
の平均比率を他の各列のデータに乗算し、得られたデー
タを前記補正の実行後データと等価なデータとする。こ
れにより、「検出器の特性に依存しない補正」を多列検
出器の各列に関して実行するよりも処理量を減少させる
ことが出来る。なお、上記のようにしても「検出器の特
性に依存しない補正」を実行した場合と同等の画像が得
られた。これは、多列検出器の各列は隣接しているた
め、データの近似性があるからと考えられる。
【0009】第3の観点では、本発明は、第1列検出器
から第m(m≧3)列検出器までのm列のX線検出器の
うちのn(m>n≧2)列のX線検出器で取得したデー
タに対しては検出器の特性に依存しない補正を実行し、
他の列の検出器で取得したデータに対しては前記補正を
実行しないで前記補正の実行後データが実行前データに
対して連続的に変化するものとして当該データから前記
補正の実行後データと等価なデータを求めることを特徴
とする多列検出器のデータ処理方法を提供する。上記第
3の観点による多列検出器のデータ処理方法では、多列
検出器のn列に関してのみ「検出器の特性に依存しない
補正」を実行する。そして、他の各列に関しては「検出
器の特性に依存しない補正」を実行しないで、その代り
に、前記補正の実行後データが実行前データに対して連
続的に(直線的に又は曲線的に)変化するものとして当
該データから前記補正の実行後データと等価なデータを
求める。これにより、「検出器の特性に依存しない補
正」を多列検出器の各列に関して実行するよりも処理量
を減少させることが出来る。なお、上記のようにしても
「検出器の特性に依存しない補正」を実行した場合と同
等の画像が得られた。これは、多列検出器の各列は隣接
しているため、データの近似性があるからと考えられ
る。
【0010】第4の観点では、本発明は、m(m≧2)
列のX線検出器で同時にデータを収集するデータ収集手
段と、前記m列のX線検出器のうちの1列のX線検出器
で取得したデータに対しては検出器の特性に依存しない
補正を実行する補正処理手段と、前記補正の実行後デー
タの実行前データに対する比率を求めると共に他の列の
X線検出器で取得したデータに対しては前記補正を実行
しないで前記比率を当該データに乗算して前記補正の実
行後データと等価なデータを求める補正処理代替手段と
を具備したことを特徴とするX線CT装置を提供する。
上記第4の観点によるX線CT装置では、上記第1の観
点によるデータ処理方法を好適に実施できる。
【0011】第5の観点では、本発明は、m(m≧3)
列のX線検出器で同時にデータを収集するデータ収集手
段と、前記m列のX線検出器のうちのn(m>n≧2)
列のX線検出器で取得した各データに対しては検出器の
特性に依存しない補正を実行する補正処理手段と、前記
補正の実行後データの実行前データに対する平均比率を
求めると共に他の列のX線検出器で取得したデータに対
しては前記補正を実行しないで前記平均比率を当該デー
タに乗算して前記補正の実行後データと等価なデータを
求める補正処理代替手段とを具備したことを特徴とする
X線CT装置を提供する。上記第5の観点によるX線C
T装置では、上記第2の観点によるデータ処理方法を好
適に実施できる。
【0012】第6の観点では、本発明は、m(m≧3)
列のX線検出器で同時にデータを収集するデータ収集手
段と、前記m列のX線検出器のうちのn(m>n≧2)
列のX線検出器で取得したデータに対しては検出器の特
性に依存しない補正を実行する補正処理手段と、他の列
のX線検出器で取得したデータに対しては前記補正を実
行しないで前記補正の実行後データが実行前データに対
して連続的に変化するものとして当該データから前記補
正の実行後データと等価なデータを求める補正処理代替
手段とを具備したことを特徴とするX線CT装置を提供
する。上記第6の観点によるX線CT装置では、上記第
3の観点によるデータ処理方法を好適に実施できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図に示す本発明の実施形態
に基づいて本発明をさらに詳しく説明する。なお、これ
により本発明が限定されるものではない。
【0014】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかるX線CT装置
を示すブロック図である。このX線CT装置100は、
操作コンソール1と、撮影テーブル10と、走査ガント
リ20とを具備している。前記操作コンソール1は、操
作者の指示や情報などを受け付ける入力装置2と、スキ
ャン処理や画像再構成処理などを実行する中央処理装置
3と、制御信号などを撮影テーブル10や走査ガントリ
20へ出力する制御インタフェース4と、走査ガントリ
20で取得したデータを収集するデータ収集バッファ5
と、画像などを表示するCRT6と、各種のデータやプ
ログラムを記憶する記憶装置7とを具備している。前記
撮影テーブル10は、被検体を乗せて体軸方向に移動さ
せる。前記走査ガントリ20は、X線管30と、コリメ
ータ40と、2列検出器52と、X線照射のタイミング
や強度を調整するX線コントローラ21と、前記コリメ
ータ40のX線透過スリットの幅や位置を調整するコリ
メータコントローラ22と、データ収集部62と、被検
体の体軸の回りにX線管30や2列検出器52などを回
転させる回転コントローラ24とを具備している。
【0015】図2は、前記2列検出器52およびデータ
収集部62を示す模式的斜視図である。この2列検出器
52は、第1列検出器det1および第2列検出器de
t2を一体化したものである。第1列検出器det1
は、多数のチャネルのX線検出器det1(i)を円弧状
に配列したものである。同様に、第2列検出器det2
は、多数のチャネルのX線検出器det2(i)を円弧状
に配列したものである。ここで、iは検出器チャネル番
号である。データ収集部62は、第1列データ収集器D
AS1および第2列データ収集器DAS2からなる。第
1列データ収集器DAS1は、第1列検出器det1に
対応した第1列データdata1(i,j)を出力する。同様に、
第2列データ収集器DAS2は、第2列検出器det2
に対応した第2列データdata2(i,j)を出力する。ここ
で、iは検出器チャネル番号であり、jはビュー番号で
ある。
【0016】図3は、2列検出器52でデータを収集
し、各列のX線検出器に対応した画像をそれぞれ再構成
する処理のフロー図である。ステップS11では、第1
列検出器det1および第1列データ収集器DAS1か
ら第1列データdata1(i,j)を収集する。ステップS21
では、第1列検出器det1の特性に応じた補正を第1
列データdata1(i,j)に施し、第1列検出器特性補正デー
タdata1 (1)(i,j) を得る。
【0017】ステップS31では、「検出器の特性に依
存しない補正」を第1列検出器特性補正データdata1 (1)
(i,j) に対して実行し、第1列実行後データdata
1 (2)(i,j)を得る。ステップS41では、対数処理を第
1列実行後データdata1 (2)(i,j) に施し、第1列プロジ
ェクションデータProj1(i,j)を得る。ステップS51で
は、第1列プロジェクションデータProj1(i,j)に対して
再構成演算を施し、第1列画像I1を得る。
【0018】ステップS12では、第2列検出器det
2および第1列データ収集器DAS2から第2列データ
data2(i,j)を収集する。ステップS22では、第2列検
出器det2の特性に応じた補正を第2列データdata
2(i,j)に施し、第2列検出器特性補正データdata
2 (1)(i,j) を得る。
【0019】ステップP32では、第1列実行後データ
data1 (2)(i,j) の第1列検出器特性補正データdata1 (1)
(i,j) に対する比率data1 (2)(i,j)/data1 (1)(i,j)を求
め、その比率を第2列のデータdata2 (1)(i,j) に乗算
し、前記補正の実行後データと等価なデータdata
2 (2)(i,j) を求める。
【0020】ステップS42では、対数処理を第2列実
行後データdata2 (2)(i,j) に施し、第2列プロジェクシ
ョンデータProj2(i,j)を得る。ステップS52では、第
2列プロジェクションデータProj2(i,j)に対して再構成
演算を施し、第2列画像I2を得る。
【0021】以上により、「検出器の特性に依存しない
補正」を第1列および第2列に関して実行するよりも処
理量を減少させることが出来る。そして、上記のように
しても「検出器の特性に依存しない補正」を実行した場
合と同等の第2列画像I2が得られた。
【0022】なお、3列以上の場合に上記第1の実施形
態のデータ処理方法を適用してもよい。また、4列以上
の場合に、列配置の近いX線検出器を1グループとして
多列を2以上のグループに分割し、各グループ毎に上記
第1の実施形態のデータ処理方法を適用してもよい。
【0023】−第2の実施形態− 第2の実施形態のX線CT装置は、図1のブロック図と
同様であるが、2列検出器52の代りに図8のm列検出
器5mを用い、データ収集部62の代りに図8のデータ
収集部6mを用いる。但し、m≧3である。
【0024】図4は、m列列検出器5mでデータを収集
し、各列のX線検出器に対応した画像をそれぞれ再構成
する処理のフロー図である。ステップS11〜S51
は、図3の対応ステップと同一である。ステップS1m
〜S5mは、ステップS11〜S51と同様である。
【0025】ステップS1k(m>k≧2)では、第k
列検出器detkおよび第k列データ収集器DASkか
ら第k列データdatak(i,j)を収集する。ステップS2k
では、第k列検出器detkの特性に応じた補正を第k
列データdatak(i,j)に施し、第k列検出器特性補正デー
タdatak (1)(i,j) を得る。
【0026】ステップQ3kでは、図5および図6に示
すように、列配置に沿った第1列検出器特性補正データ
data1 (1)(i,j) から第m列検出器特性補正データdatam
(1)(i,j) までの変化に対し第1列実行後データdata1
(2)(i,j) から第m列実行後データdatam (2)(i,j) まで
が線形に変化するものとして、前記補正の実行後データ
と等価なデータdatak (2)(i,j) を求める。
【0027】ステップS4kでは、対数処理を第k列実
行後データdatak (2)(i,j) に施し、第k列プロジェクシ
ョンデータProjk(i,j)を得る。ステップS5kでは、第
k列プロジェクションデータProjk(i,j)に対して再構成
演算を施し、第k列画像Ikを得る。
【0028】以上により、「検出器の特性に依存しない
補正」を第1列〜第m列に関して実行するよりも処理量
を減少させることが出来る。そして、上記のようにして
も「検出器の特性に依存しない補正」を実行した場合と
同等の第k列画像Ikが得られた。
【0029】なお、例えば3列に関して「検出器の特性
に依存しない補正」を実行し、列配置に沿った3列の検
出器特性補正データの変化に対し実行後データが曲線的
(例えばベジェ曲線)に変化するものとして、前記補正
の実行後データと等価なデータを求めてもよい。
【0030】−第3の実施形態− 上記第2の実施形態の図5のステップQ3kの代りに、
図7のステップQ3k’を図4のフロー図中に用いても
よい。この場合、上記第2の実施形態より誤差に対する
安定度が増す。
【0031】
【発明の効果】本発明の多列検出器のデータ補正方法お
よびX線CT装置によれば、データの近似性を利用して
「検出器の特性に依存しない補正」を簡単化できるた
め、全体の処理量を従来より減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるX線CT装置のブ
ロック図である。
【図2】2列検出器およびデータ収集部の模式図であ
る。
【図3】第1の実施形態にかかるデータ処理のフロー図
である。
【図4】第2の実施形態にかかるデータ処理のフロー図
である。
【図5】図4のステップQ3kの詳細図である。
【図6】実行後データと実行前データの線形関係の説明
図である。
【図7】図4のステップQ3kを代替するステップQ3
k’の詳細図である。
【図8】多列検出器およびデータ収集部の模式図であ
る。
【図9】従来のデータ処理のフロー図である。
【符号の説明】
100 X線CT装置 1 操作コンソール 3 中央処理装置 20 走査ガントリ 30 X線管 52 2列検出器 5m m列検出器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m(m≧2)列のX線検出器のうちの1
    列のX線検出器で取得したデータに対しては検出器の特
    性に依存しない補正を実行し、その補正の実行後データ
    の実行前データに対する比率を求め、他の列のX線検出
    器で取得したデータに対しては前記補正を実行しないで
    前記比率を当該データに乗算して前記補正の実行後デー
    タと等価なデータを求めることを特徴とする多列検出器
    のデータ処理方法。
  2. 【請求項2】 第1列検出器から第m(m≧3)列検出
    器までのm列のX線検出器のうちのn(m>n≧2)列
    のX線検出器で取得した各データに対しては検出器の特
    性に依存しない補正を実行し、その補正の実行後データ
    の実行前データに対する平均比率を求め、他の列の検出
    器で取得したデータに対しては前記補正を実行しないで
    前記平均比率を当該データに乗算して前記補正の実行後
    データと等価なデータを求めることを特徴とする多列検
    出器のデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 第1列検出器から第m(m≧3)列検出
    器までのm列のX線検出器のうちのn(m>n≧2)列
    のX線検出器で取得したデータに対しては検出器の特性
    に依存しない補正を実行し、他の列の検出器で取得した
    データに対しては前記補正を実行しないで前記補正の実
    行後データが実行前データに対して連続的に変化するも
    のとして当該データから前記補正の実行後データと等価
    なデータを求めることを特徴とする多列検出器のデータ
    処理方法。
  4. 【請求項4】 m(m≧2)列のX線検出器で同時にデ
    ータを収集するデータ収集手段と、前記m列のX線検出
    器のうちの1列のX線検出器で取得したデータに対して
    は検出器の特性に依存しない補正を実行する補正処理手
    段と、前記補正の実行後データの実行前データに対する
    比率を求めると共に他の列のX線検出器で取得したデー
    タに対しては前記補正を実行しないで前記比率を当該デ
    ータに乗算して前記補正の実行後データと等価なデータ
    を求める補正処理代替手段とを具備したことを特徴とす
    るX線CT装置。
  5. 【請求項5】 m(m≧3)列のX線検出器で同時にデ
    ータを収集するデータ収集手段と、前記m列のX線検出
    器のうちのn(m>n≧2)列のX線検出器で取得した
    各データに対しては検出器の特性に依存しない補正を実
    行する補正処理手段と、前記補正の実行後データの実行
    前データに対する平均比率を求めると共に他の列のX線
    検出器で取得したデータに対しては前記補正を実行しな
    いで前記平均比率を当該データに乗算して前記補正の実
    行後データと等価なデータを求める補正処理代替手段と
    を具備したことを特徴とするX線CT装置。
  6. 【請求項6】 m(m≧3)列のX線検出器で同時にデ
    ータを収集するデータ収集手段と、前記m列のX線検出
    器のうちのn(m>n≧2)列のX線検出器で取得した
    データに対しては検出器の特性に依存しない補正を実行
    する補正処理手段と、他の列のX線検出器で取得したデ
    ータに対しては前記補正を実行しないで前記補正の実行
    後データが実行前データに対して連続的に変化するもの
    として当該データから前記補正の実行後データと等価な
    データを求める補正処理代替手段とを具備したことを特
    徴とするX線CT装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004097429A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 信号補正装置およびx線ct装置

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