JPH10304591A - 密閉形鉛蓄電池の充電方法 - Google Patents
密閉形鉛蓄電池の充電方法Info
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- JPH10304591A JPH10304591A JP9110746A JP11074697A JPH10304591A JP H10304591 A JPH10304591 A JP H10304591A JP 9110746 A JP9110746 A JP 9110746A JP 11074697 A JP11074697 A JP 11074697A JP H10304591 A JPH10304591 A JP H10304591A
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- Japan
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- charging
- voltage
- battery
- constant
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、サイクル使用される密閉形鉛蓄電
池の充電方法に関するものであり、充電受入れ能力によ
らず、高効率かつ短時間で高充電量を確保する充電方法
を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 ２０サイクル程度サイクル経過して放電
容量が安定した公称電圧１２Ｖ、定格容量６０Ａｈ（３
ＨＲ）の密閉型鉛蓄電池において、２５℃雰囲気下、１
／３Ｃ定電流で放電深度８０％まで放電させた後、通電
時間１．０秒、停止時間１．０秒、１５．０Ｖ制御、定
電圧４時間でパルス電流による定電圧充電を行なった。
なお、充電効率および安全を考慮してパルス電流の最大
値を３．０Ｃとした。
池の充電方法に関するものであり、充電受入れ能力によ
らず、高効率かつ短時間で高充電量を確保する充電方法
を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 ２０サイクル程度サイクル経過して放電
容量が安定した公称電圧１２Ｖ、定格容量６０Ａｈ（３
ＨＲ）の密閉型鉛蓄電池において、２５℃雰囲気下、１
／３Ｃ定電流で放電深度８０％まで放電させた後、通電
時間１．０秒、停止時間１．０秒、１５．０Ｖ制御、定
電圧４時間でパルス電流による定電圧充電を行なった。
なお、充電効率および安全を考慮してパルス電流の最大
値を３．０Ｃとした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイクル使用され
る密閉形鉛蓄電池の充電方法に関するものである。
る密閉形鉛蓄電池の充電方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】密閉形鉛蓄電池の充電においては、定電
流−定電圧充電、準定電圧充電などの定電圧充電方式が
一般的であるが、これらの充電方式は一般に密閉形鉛蓄
電池のガス発生電圧にはならない範囲で充電が行われる
ので、密閉形鉛蓄電池を完全充電する場合には長時間が
必要になる。なぜなら、一般の定電圧充電方式は制御電
圧に到達するまで定電流で充電を行ない、制御電圧に達
してからは時間制御で定電圧充電を行なう。この場合、
定電流は０．２Ｃ程度の比較的小さな電流で充電を行な
う。
流−定電圧充電、準定電圧充電などの定電圧充電方式が
一般的であるが、これらの充電方式は一般に密閉形鉛蓄
電池のガス発生電圧にはならない範囲で充電が行われる
ので、密閉形鉛蓄電池を完全充電する場合には長時間が
必要になる。なぜなら、一般の定電圧充電方式は制御電
圧に到達するまで定電流で充電を行ない、制御電圧に達
してからは時間制御で定電圧充電を行なう。この場合、
定電流は０．２Ｃ程度の比較的小さな電流で充電を行な
う。
【０００３】一方、比較的大きな定電流での急速充電で
は、電圧曲線の傾きが大きく早期に制御電圧に達してし
まう。近年、短時間で充電を行なう方法として、このよ
うな比較的大きな定電流による急速充電が行われている
が、この充電方式では電流密度が大きくなるため、電圧
が早期にガス発生電圧以上となり充電効率が悪くなると
ともに電解液量が減少するためにサイクル寿命も短くな
ってしまう。
は、電圧曲線の傾きが大きく早期に制御電圧に達してし
まう。近年、短時間で充電を行なう方法として、このよ
うな比較的大きな定電流による急速充電が行われている
が、この充電方式では電流密度が大きくなるため、電圧
が早期にガス発生電圧以上となり充電効率が悪くなると
ともに電解液量が減少するためにサイクル寿命も短くな
ってしまう。
【０００４】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、上記従来の充
電方法では、電池電圧をガス発生電圧以下に制御するた
め、比較的小さな電流で充電するため、完全充電を行な
うためには長時間を必要とする。また、比較的大きな定
電流による急速充電方式では、比較的早期にガス発生が
起こり、密閉形鉛蓄電池に充分な電気量を充電すること
ができない。
電方法では、電池電圧をガス発生電圧以下に制御するた
め、比較的小さな電流で充電するため、完全充電を行な
うためには長時間を必要とする。また、比較的大きな定
電流による急速充電方式では、比較的早期にガス発生が
起こり、密閉形鉛蓄電池に充分な電気量を充電すること
ができない。
【０００５】本発明は上記課題を解決するものであり、
密閉形鉛蓄電池の充電受入れ能力によらず、高効率かつ
短時間で高充電量を確保する充電方法を提供することを
目的とするものである。
密閉形鉛蓄電池の充電受入れ能力によらず、高効率かつ
短時間で高充電量を確保する充電方法を提供することを
目的とするものである。
【０００６】
【発明を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、定電圧充電において、パルス波形をなす電
流を用いて充電を行なう構成とすることによって、電池
電圧の上昇を、抑え、効率よく短時間で大きな電気量を
充電することが可能となる。
するために、定電圧充電において、パルス波形をなす電
流を用いて充電を行なう構成とすることによって、電池
電圧の上昇を、抑え、効率よく短時間で大きな電気量を
充電することが可能となる。
【０００７】また、制御電圧に達してから、比較的小さ
い定電流で充電を行なうことにより、適正な充電量とす
ることもできる。
い定電流で充電を行なうことにより、適正な充電量とす
ることもできる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は、電圧制御においてパル
ス波形をなす電流で充電を行なうものであり、従来の定
電流による急速充電方式と等しい平均電流のパルス波形
をなす電流で充電すると、従来の定電圧充電と比較して
電圧曲線の傾きが小さく長時間充電することが可能とな
るため、１回の充電でより多くの電気量を充電すること
ができる。
ス波形をなす電流で充電を行なうものであり、従来の定
電流による急速充電方式と等しい平均電流のパルス波形
をなす電流で充電すると、従来の定電圧充電と比較して
電圧曲線の傾きが小さく長時間充電することが可能とな
るため、１回の充電でより多くの電気量を充電すること
ができる。
【０００９】さらに、パルス波形をなす電流による充電
で制御電圧に達した後、比較的小さな０．０５Ｃ程度定
電流で充電を行なうと、１回の充電でほぼ同一の充電時
間で通常の定電圧充電と比較してより多くの電気量を充
電することが可能となる。この充電方法は、密閉形鉛蓄
電池を複数直列に接続する場合、特に電気自動車用のよ
うに２個以上の電池を直列接続する場合に、充電量を一
定にして電池間での容量差を少なくすることが可能とな
る。
で制御電圧に達した後、比較的小さな０．０５Ｃ程度定
電流で充電を行なうと、１回の充電でほぼ同一の充電時
間で通常の定電圧充電と比較してより多くの電気量を充
電することが可能となる。この充電方法は、密閉形鉛蓄
電池を複数直列に接続する場合、特に電気自動車用のよ
うに２個以上の電池を直列接続する場合に、充電量を一
定にして電池間での容量差を少なくすることが可能とな
る。
【００１０】
（実施例１）２０サイクル程度サイクル経過して放電容
量が安定した公称電圧１２Ｖ、定格容量６０Ａｈ（３Ｈ
Ｒ）の密閉型鉛蓄電池において、２５℃雰囲気下、１／
３Ｃ定電流で放電深度８０％まで放電させた後、通電時
間１．０秒、停止時間１．０秒、１５．０Ｖ制御、定電
圧４時間でパルス電流による定電圧充電を行なった。な
お、充電効率および安全を考慮してパルス電流の最大値
を３．０Ｃとした。
量が安定した公称電圧１２Ｖ、定格容量６０Ａｈ（３Ｈ
Ｒ）の密閉型鉛蓄電池において、２５℃雰囲気下、１／
３Ｃ定電流で放電深度８０％まで放電させた後、通電時
間１．０秒、停止時間１．０秒、１５．０Ｖ制御、定電
圧４時間でパルス電流による定電圧充電を行なった。な
お、充電効率および安全を考慮してパルス電流の最大値
を３．０Ｃとした。
【００１１】（実施例２）次に、実施例と同一の公称容
量の密閉形鉛蓄電池を同一条件で放電させ、通電時間
１．０秒、停止時間１．０秒、１５．０Ｖカットまでパ
ルス充電した後、２段目を０．０５Ｃ、４時間の定電流
充電を行なった。この場合でも、充電効率および安全性
を考慮して、パルス電流の最大値を３Ｃとした。
量の密閉形鉛蓄電池を同一条件で放電させ、通電時間
１．０秒、停止時間１．０秒、１５．０Ｖカットまでパ
ルス充電した後、２段目を０．０５Ｃ、４時間の定電流
充電を行なった。この場合でも、充電効率および安全性
を考慮して、パルス電流の最大値を３Ｃとした。
【００１２】（比較例）比較例として、実施例と同一の
公称容量の密閉形鉛蓄電池を同一条件で放電させ、１．
５Ｃの定電流で連続通電して１５．０Ｖ制御、定電圧４
時間で定電圧充電を行なった。
公称容量の密閉形鉛蓄電池を同一条件で放電させ、１．
５Ｃの定電流で連続通電して１５．０Ｖ制御、定電圧４
時間で定電圧充電を行なった。
【００１３】これらの密閉形鉛蓄電池の充電時間と電流
との関係を図１、充電時間と充電量の関係を図２に示
す。これらの図から明らかなように、実施例は１回の定
電圧充電で比較例よりも大きな電気量を充電することが
できる。また、電圧を１５Ｖで制御していることからガ
ス発生を抑制することが可能である。
との関係を図１、充電時間と充電量の関係を図２に示
す。これらの図から明らかなように、実施例は１回の定
電圧充電で比較例よりも大きな電気量を充電することが
できる。また、電圧を１５Ｖで制御していることからガ
ス発生を抑制することが可能である。
【００１４】また、２段目を定電流充電すると，定電流
−定電圧充電と比較して、１回の充電でより大きな電気
量を充電することができた。
−定電圧充電と比較して、１回の充電でより大きな電気
量を充電することができた。
【００１５】以上のように、本発明は電圧制御によるパ
ルス充電であるが、この他に電力量による制御のパルス
充電、電池温度および内圧を検知して通電条件の制御を
行なうことも可能である。
ルス充電であるが、この他に電力量による制御のパルス
充電、電池温度および内圧を検知して通電条件の制御を
行なうことも可能である。
【００１６】前述のパルス巾、制御電圧、パルス電流、
充電時間については、電池のサイズ、電池構成、履歴、
環境温度によって適宜増減されるが、一般に密閉形鉛蓄
電池では制御電圧は１５Ｖ程度、パルス電流は３Ｃ以下
が望ましい。
充電時間については、電池のサイズ、電池構成、履歴、
環境温度によって適宜増減されるが、一般に密閉形鉛蓄
電池では制御電圧は１５Ｖ程度、パルス電流は３Ｃ以下
が望ましい。
【００１７】
【発明の効果】電圧制御を行なう充電において、比較的
大きな電流を通電と停止を繰り返すパルス波形をなす連
続通電による充電方法により、電圧制御によるガス発生
を抑止しながら１回の定電圧充電で従来の定電圧充電よ
り多く充電することが可能となり、実用上極めて有効で
ある。
大きな電流を通電と停止を繰り返すパルス波形をなす連
続通電による充電方法により、電圧制御によるガス発生
を抑止しながら１回の定電圧充電で従来の定電圧充電よ
り多く充電することが可能となり、実用上極めて有効で
ある。
【図１】本発明の実施例と比較例の通電時間と電流の関
係を示す図
係を示す図
【図２】本発明の実施例と比較例の時間と充電量の関係
を示す図
を示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 康之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 一定の電圧に制御され、パルス波形をな
す電流を用いて充電を行なうことを特徴とする密閉形鉛
蓄電池の充電方法。 - 【請求項２】 電池電圧が制御電圧に達した後、定電圧
充電を行なうことを特徴とする請求項１記載の密閉形鉛
蓄電池の充電方法。 - 【請求項３】 電池電圧が制御電圧に達した後、０．０
１〜０．１Ｃの定電流で充電を行なうことを特徴とする
請求項１に記載の密閉形鉛蓄電池の充電方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9110746A JPH10304591A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 密閉形鉛蓄電池の充電方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9110746A JPH10304591A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 密閉形鉛蓄電池の充電方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10304591A true JPH10304591A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14543502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9110746A Pending JPH10304591A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | 密閉形鉛蓄電池の充電方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10304591A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007012546A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Gs Yuasa Corporation:Kk | 鉛蓄電池の充電方法および鉛蓄電池用充電器 |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP9110746A patent/JPH10304591A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007012546A (ja) * | 2005-07-04 | 2007-01-18 | Gs Yuasa Corporation:Kk | 鉛蓄電池の充電方法および鉛蓄電池用充電器 |
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